【日 付】2019年3月2日(土)
【山 域】越美国境 金草岳周辺
【天 候】晴れ
【コース】芋ヶ平先駐車地7:45---10:12高倉峠10:42---11:30権現山11:50---13:20金草岳14:35---
15:00ガンドウ尾根基部---16:18 Ca920mピーク---17:45駐車地
初め良ければとか終わり良ければとかはよく言う話だが、どっちも最悪で真ん中だけが天国というのはどう
表現すればいいのか。
今年の雪なら蓮如上人の遺跡がある芋ヶ平までは入れると見ていたが、その先の林道にもまったく雪はなか
った。調子よく進んで行くと、急にハンドルを取られるようになり直進するのが困難になってしまった。車を
降りてタイヤを見てみたら、なんと左の前輪がぺっちゃんこだ。わちゃー、登山開始前に最悪の事態である。
タイヤ交換自体は慣れっこなので、20分ほどでスペアタイヤに交換。元のタイヤはサイドウォールがスパッと
切れて完全なバーストである。最近の車はパンク修理剤だけでスペアタイヤを装備していないらしいが、スペ
アがなければ完全にアウトだ。携帯も繋がらない山中で途方に暮れるしかないだろう。さすがにもう前進する
気もなくなり、そこに駐車して歩き出した。
当初は13年前に歩いた尾根を上がろうと思っていたのだが、どうも体調でイマイチで急な尾根を登る気がし
ない。途中からスノーシューを装着して林道を適当な尾根を探りながら進むもヤブに捕まるのが嫌で、次々現
われる尾根を見送るうちにとうとう高倉峠まで来てしまつた。ここまで2時間20分。結局8キロの林道歩きとい
う想定外のスタートだ。出発時間が遅れたこともあり、せめて権現山だけでも登ってのんびりするかとハード
ルを下げてしまう。
13年振りの高倉峠。広々として峠らしい風情には欠けるが、雪に閉ざされたこの時期は安心できる場所だ。
長大な越美国境稜線の中で、車で越えられる峠はここ以外に冠山峠、温見峠のふたつしかない。(油坂峠はトン
ネルだ)
天気は最高で崩れる心配はない。雪は少なく潅木が頭を出しているのがやや鬱陶しいが、歩くのに邪魔とい
うほどでもない。
1143.4mの権現山に立つと大パノラマが展開した。あきらめかけていた金草岳も遠く感じない。
ついさっきまではここでのんびりランチタイムを決め込んで、北尾根から林道へ下りようと思っていた。
手招きするように聳える金草岳の姿に迷うことなく越美国境稜線へ踏み出す。
前にここを歩いた時は夕方の5時になろうかという時間で、まわりの景色を楽しむ余裕もなかった。
背後の笹ヶ峰が特に立派で、派生する尾根の先には未踏の不動山・千回沢山が横たわる。進行方向に目をやれ
ば金草岳の先に黒々とした南壁を抱いた冠山と能郷白山が大きい。今日は白山も一望だ。
細かいアップダウンはあるものの、快適な雪尾根歩きが楽しめる。のびやかな雪原歩きやなかなかのブナ林も
あり、単調にならないのがいい。
金草岳の頂稜への最後の登りは雪が消えてササを踏んで歩くところもあった。
急登を終えて広大な山頂台地に出ると、意外なことに山頂に人影が見えた。
これはまったく予想もしていなかったことである。山頂で合流した登山者は越前大野の人だった。単独で雪の
金草岳に登るぐらいだからこの辺の山にかなり通っているのかと思ったら、意外なことに地元の山はあまり登
っていないらしい。冬はアルプス方面に目が向いてしまうそうだ。
私からすれば大野に住んでいるのにもったいないことである。
河内の方へ下山する彼を見送ってランチタイムとする。2時半には下山開始したいのであまりのんびりできな
いが、この360度のパノラマを肴に祝杯を挙げるとしよう。
雪の金草岳は4度目だが、内2回はホワイトアウト。もう1回は好天だったもののここには立っていないので、こ
の場所からこの景色を眺めるのは初めてなのである。
下山は勝手知ったるガンドウ尾根を選択した。往路と比べると距離は格段に短く時間も読める。(と思ってい
た。)
頂稜からガンドウ尾根に乗り替える部分の急斜面は壁状になっており、チェーンスパイクに履き替えストックを
ピッケルに持ち替えたが、チェーンスパイクでは心許ない。ここはアイゼンの方が良かった。バックステップを
交えながらなんとか基部まで下降。尾根に乗ってしまえば楽勝かと思われたが、雪が中途半端で尾根芯のヒノキ
のヤブと踏み抜きで苦労させられペースが上がらない。何度かチェーンスパイクとスノーシューを履き替えなが
らノロノロと前進する。
核心部は幅2~30センチの岩稜に雪がトッピングされたスリリングなヤセ尾根だ。一歩一歩慎重に足場を固め
て通過する。ふうっ。
2年前にヤマネと戯れたCa920mピークまで来ればメドが付く・・・はずだった。しかし今年の寡雪のヤブ尾根
はそう甘くはなかった。雪はボソボソ、雪のないところは濃密なヤブで、右往左往しながら進む。
スノーシューを履いているとヤブに足を取られるので脱がざるをえない。すると股まで潜りこんでしまうところ
もある。ところどころ獣道のような踏み跡があるのが救いだ。
やがて現役とおぼしき植林が現われて、明瞭な杣道を歩くようになった。地獄から天国である。
その杣道は尾根の左の方へ向かっているようで、一瞬心惹かれたながら駐車地へ向けて直進したがまたもやヤブ
に捕まってしまう。下りだからなんとでもなるが、これが登りなら心が折れてしまうだろう。
林道への着地点が心配されるところだが、出発時の観察でたいしたガケはないことがわかっていた。
最後は右手の谷へ回り込んでソフトランディング成功。
山頂から2時間半あれば十分と踏んでいたのだが、結局3時間半近くかかってしまった。
越美国境稜線を堪能して無事に下山できたのだから、終わり良ければすべて良しと言うべきなのだろうか。
山日和
【越美国境】高倉峠から金草岳へ 天国と地獄の往来
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【越美国境】高倉峠から金草岳へ 天国と地獄の往来
山日和さん、こんばんは
タイヤ交換自体は慣れっこなので、20分ほどでスペアタイヤに交換。元のタイヤはサイドウォールがスパッと
切れて完全なバーストである。最近の車はパンク修理剤だけでスペアタイヤを装備していないらしいが、スペ
アがなければ完全にアウトだ。携帯も繋がらない山中で途方に暮れるしかないだろう。さすがにもう前進する
気もなくなり、そこに駐車して歩き出した。
そうなんですよ。山でパンクしたことはないですが、万一のことを考えてスペアータイヤの準備は必要ですね。
山の中では電話がつながらないとJAFも呼べませんから
当初は13年前に歩いた尾根を上がろうと思っていたのだが、どうも体調でイマイチで急な尾根を登る気がし
ない。途中からスノーシューを装着して林道を適当な尾根を探りながら進むもヤブに捕まるのが嫌で、次々現
われる尾根を見送るうちにとうとう高倉峠まで来てしまつた。ここまで2時間20分。結局8キロの林道歩きとい
う想定外のスタートだ。
林道歩き2時間20分はいかにも長過ぎです。恐らく私なら辛抱できずに途中から尾根に取り付きます。
出発時間が遅れたこともあり、せめて権現山だけでも登ってのんびりするかとハード
ルを下げてしまう。
13年振りの高倉峠。広々として峠らしい風情には欠けるが、雪に閉ざされたこの時期は安心できる場所だ。
長大な越美国境稜線の中で、車で越えられる峠はここ以外に冠山峠、温見峠のふたつしかない。
無雪期なら車で簡単に来られるのによくぞ歩かれました。
1143.4mの権現山に立つと大パノラマが展開した。あきらめかけていた金草岳も遠く感じない。
ついさっきまではここでのんびりランチタイムを決め込んで、北尾根から林道へ下りようと思っていた。
手招きするように聳える金草岳の姿に迷うことなく越美国境稜線へ踏み出す。
この山容を見たら行きたくなりますね~
前にここを歩いた時は夕方の5時になろうかという時間で、まわりの景色を楽しむ余裕もなかった。
背後の笹ヶ峰が特に立派で、派生する尾根の先には未踏の不動山・千回沢山が横たわる。進行方向に目をやれ
ば金草岳の先に黒々とした南壁を抱いた冠山と能郷白山が大きい。今日は白山も一望だ。
細かいアップダウンはあるものの、快適な雪尾根歩きが楽しめる。のびやかな雪原歩きやなかなかのブナ林も
あり、単調にならないのがいい。
気持ち良さそうです。
金草岳の頂稜への最後の登りは雪が消えてササを踏んで歩くところもあった。
急登を終えて広大な山頂台地に出ると、意外なことに山頂に人影が見えた。
これはまったく予想もしていなかったことである。山頂で合流した登山者は越前大野の人だった。単独で雪の
金草岳に登るぐらいだからこの辺の山にかなり通っているのかと思ったら、意外なことに地元の山はあまり登
っていないらしい。冬はアルプス方面に目が向いてしまうそうだ。
こんな山奥で人に出会ったらビックリです。私も高丸の先で人影を見た時は驚きました。
頂稜からガンドウ尾根に乗り替える部分の急斜面は壁状になっており、チェーンスパイクに履き替えストックを
ピッケルに持ち替えたが、チェーンスパイクでは心許ない。ここはアイゼンの方が良かった。バックステップを
交えながらなんとか基部まで下降。尾根に乗ってしまえば楽勝かと思われたが、雪が中途半端で尾根芯のヒノキ
のヤブと踏み抜きで苦労させられペースが上がらない。何度かチェーンスパイクとスノーシューを履き替えなが
らノロノロと前進する。
下山でピッケルを使うほど厳しいと緊張しますね
核心部は幅2~30センチの岩稜に雪がトッピングされたスリリングなヤセ尾根だ。一歩一歩慎重に足場を固めて通過する。ふうっ。
一難去ってまた一難(>_<)
2年前にヤマネと戯れたCa920mピークまで来ればメドが付く・・・はずだった。しかし今年の寡雪のヤブ尾根はそう甘くはなかった。雪はボソボソ、雪のないところは濃密なヤブで、右往左往しながら進む。
スノーシューを履いているとヤブに足を取られるので脱がざるをえない。すると股まで潜りこんでしまうところ
もある。ところどころ獣道のような踏み跡があるのが救いだ。
いやぁ~大変そうです。雪の状態によって厳しくなりますね。
やがて現役とおぼしき植林が現われて、明瞭な杣道を歩くようになった。地獄から天国である。
その杣道は尾根の左の方へ向かっているようで、一瞬心惹かれたながら駐車地へ向けて直進したがまたもやヤブ
に捕まってしまう。下りだからなんとでもなるが、これが登りなら心が折れてしまうだろう。
杣道が出てくればしめたものと思いきやまたもや嵌められましたね
林道への着地点が心配されるところだが、出発時の観察でたいしたガケはないことがわかっていた。
最後は右手の谷へ回り込んでソフトランディング成功。
山頂から2時間半あれば十分と踏んでいたのだが、結局3時間半近くかかってしまった。
越美国境稜線を堪能して無事に下山できたのだから、終わり良ければすべて良しと言うべきなのだろうか。
お疲れさまでした。私にはとても真似できません。
宮指路
タイヤ交換自体は慣れっこなので、20分ほどでスペアタイヤに交換。元のタイヤはサイドウォールがスパッと
切れて完全なバーストである。最近の車はパンク修理剤だけでスペアタイヤを装備していないらしいが、スペ
アがなければ完全にアウトだ。携帯も繋がらない山中で途方に暮れるしかないだろう。さすがにもう前進する
気もなくなり、そこに駐車して歩き出した。
そうなんですよ。山でパンクしたことはないですが、万一のことを考えてスペアータイヤの準備は必要ですね。
山の中では電話がつながらないとJAFも呼べませんから
当初は13年前に歩いた尾根を上がろうと思っていたのだが、どうも体調でイマイチで急な尾根を登る気がし
ない。途中からスノーシューを装着して林道を適当な尾根を探りながら進むもヤブに捕まるのが嫌で、次々現
われる尾根を見送るうちにとうとう高倉峠まで来てしまつた。ここまで2時間20分。結局8キロの林道歩きとい
う想定外のスタートだ。
林道歩き2時間20分はいかにも長過ぎです。恐らく私なら辛抱できずに途中から尾根に取り付きます。
出発時間が遅れたこともあり、せめて権現山だけでも登ってのんびりするかとハード
ルを下げてしまう。
13年振りの高倉峠。広々として峠らしい風情には欠けるが、雪に閉ざされたこの時期は安心できる場所だ。
長大な越美国境稜線の中で、車で越えられる峠はここ以外に冠山峠、温見峠のふたつしかない。
無雪期なら車で簡単に来られるのによくぞ歩かれました。
1143.4mの権現山に立つと大パノラマが展開した。あきらめかけていた金草岳も遠く感じない。
ついさっきまではここでのんびりランチタイムを決め込んで、北尾根から林道へ下りようと思っていた。
手招きするように聳える金草岳の姿に迷うことなく越美国境稜線へ踏み出す。
この山容を見たら行きたくなりますね~
前にここを歩いた時は夕方の5時になろうかという時間で、まわりの景色を楽しむ余裕もなかった。
背後の笹ヶ峰が特に立派で、派生する尾根の先には未踏の不動山・千回沢山が横たわる。進行方向に目をやれ
ば金草岳の先に黒々とした南壁を抱いた冠山と能郷白山が大きい。今日は白山も一望だ。
細かいアップダウンはあるものの、快適な雪尾根歩きが楽しめる。のびやかな雪原歩きやなかなかのブナ林も
あり、単調にならないのがいい。
気持ち良さそうです。
金草岳の頂稜への最後の登りは雪が消えてササを踏んで歩くところもあった。
急登を終えて広大な山頂台地に出ると、意外なことに山頂に人影が見えた。
これはまったく予想もしていなかったことである。山頂で合流した登山者は越前大野の人だった。単独で雪の
金草岳に登るぐらいだからこの辺の山にかなり通っているのかと思ったら、意外なことに地元の山はあまり登
っていないらしい。冬はアルプス方面に目が向いてしまうそうだ。
こんな山奥で人に出会ったらビックリです。私も高丸の先で人影を見た時は驚きました。
頂稜からガンドウ尾根に乗り替える部分の急斜面は壁状になっており、チェーンスパイクに履き替えストックを
ピッケルに持ち替えたが、チェーンスパイクでは心許ない。ここはアイゼンの方が良かった。バックステップを
交えながらなんとか基部まで下降。尾根に乗ってしまえば楽勝かと思われたが、雪が中途半端で尾根芯のヒノキ
のヤブと踏み抜きで苦労させられペースが上がらない。何度かチェーンスパイクとスノーシューを履き替えなが
らノロノロと前進する。
下山でピッケルを使うほど厳しいと緊張しますね
核心部は幅2~30センチの岩稜に雪がトッピングされたスリリングなヤセ尾根だ。一歩一歩慎重に足場を固めて通過する。ふうっ。
一難去ってまた一難(>_<)
2年前にヤマネと戯れたCa920mピークまで来ればメドが付く・・・はずだった。しかし今年の寡雪のヤブ尾根はそう甘くはなかった。雪はボソボソ、雪のないところは濃密なヤブで、右往左往しながら進む。
スノーシューを履いているとヤブに足を取られるので脱がざるをえない。すると股まで潜りこんでしまうところ
もある。ところどころ獣道のような踏み跡があるのが救いだ。
いやぁ~大変そうです。雪の状態によって厳しくなりますね。
やがて現役とおぼしき植林が現われて、明瞭な杣道を歩くようになった。地獄から天国である。
その杣道は尾根の左の方へ向かっているようで、一瞬心惹かれたながら駐車地へ向けて直進したがまたもやヤブ
に捕まってしまう。下りだからなんとでもなるが、これが登りなら心が折れてしまうだろう。
杣道が出てくればしめたものと思いきやまたもや嵌められましたね
林道への着地点が心配されるところだが、出発時の観察でたいしたガケはないことがわかっていた。
最後は右手の谷へ回り込んでソフトランディング成功。
山頂から2時間半あれば十分と踏んでいたのだが、結局3時間半近くかかってしまった。
越美国境稜線を堪能して無事に下山できたのだから、終わり良ければすべて良しと言うべきなのだろうか。
お疲れさまでした。私にはとても真似できません。
宮指路
Re: 【越美国境】高倉峠から金草岳へ 天国と地獄の往来
山日和さん こんばんは。
【日 付】2019年3月2日(土)
【山 域】越美国境 金草岳周辺
【天 候】晴れ
【コース】芋ヶ平先駐車地7:45---10:12高倉峠10:42---11:30権現山11:50---13:20金草岳14:35---
15:00ガンドウ尾根基部---16:18 Ca920mピーク---17:45駐車地
なるほど、結局 丸く周遊したのですね。
調子よく進んで行くと、急にハンドルを取られるようになり直進するのが困難になってしまった。車を
降りてタイヤを見てみたら、なんと左の前輪がぺっちゃんこだ。わちゃー、登山開始前に最悪の事態である。
タイヤ交換自体は慣れっこなので、20分ほどでスペアタイヤに交換。元のタイヤはサイドウォールがスパッと
切れて完全なバーストである。最近の車はパンク修理剤だけでスペアタイヤを装備していないらしいが、スペ
アがなければ完全にアウトだ。携帯も繋がらない山中で途方に暮れるしかないだろう。さすがにもう前進する
気もなくなり、そこに駐車して歩き出した。
不肖Sの車もそうであり、気になっていますが何の手立てもしていないのが現状です。
要対策 ですね。
当初は13年前に歩いた尾根を上がろうと思っていたのだが、どうも体調でイマイチで急な尾根を登る気がし
ない。途中からスノーシューを装着して林道を適当な尾根を探りながら進むもヤブに捕まるのが嫌で、次々現
われる尾根を見送るうちにとうとう高倉峠まで来てしまつた。ここまで2時間20分。結局8キロの林道歩きとい
う想定外のスタートだ。出発時間が遅れたこともあり、せめて権現山だけでも登ってのんびりするかとハード
ルを下げてしまう。
林道とは言え、スノーシューで雪の上を歩いたんですよね。
それもよかろうですが、ちと長いですね。
13年振りの高倉峠。広々として峠らしい風情には欠けるが、雪に閉ざされたこの時期は安心できる場所だ。
長大な越美国境稜線の中で、車で越えられる峠はここ以外に冠山峠、温見峠のふたつしかない。(油坂峠はトン
ネルだ)
そうなんですね。いいことを教えて頂きました。
1143.4mの権現山に立つと大パノラマが展開した。あきらめかけていた金草岳も遠く感じない。
ついさっきまではここでのんびりランチタイムを決め込んで、北尾根から林道へ下りようと思っていた。
手招きするように聳える金草岳の姿に迷うことなく越美国境稜線へ踏み出す。
雪山展望応援団に背中を押されましたか!
背後の笹ヶ峰が特に立派で、派生する尾根の先には未踏の不動山・千回沢山が横たわる。進行方向に目をやれ
ば金草岳の先に黒々とした南壁を抱いた冠山と能郷白山が大きい。今日は白山も一望だ。
細かいアップダウンはあるものの、快適な雪尾根歩きが楽しめる。のびやかな雪原歩きやなかなかのブナ林も
あり、単調にならないのがいい。
もう、本調子 環境が人を変える お手本ですね。
この360度のパノラマを肴に祝杯を挙げるとしよう。
雪の金草岳は4度目だが、内2回はホワイトアウト。もう1回は好天だったもののここには立っていないので、こ
の場所からこの景色を眺めるのは初めてなのである。
いいですねぇ~
核心部は幅2~30センチの岩稜に雪がトッピングされたスリリングなヤセ尾根だ。一歩一歩慎重に足場を固め
て通過する。ふうっ。
2年前にヤマネと戯れたCa920mピークまで来ればメドが付く・・・はずだった。しかし今年の寡雪のヤブ尾根
はそう甘くはなかった。雪はボソボソ、雪のないところは濃密なヤブで、右往左往しながら進む。
スノーシューを履いているとヤブに足を取られるので脱がざるをえない。すると股まで潜りこんでしまうところ
もある。
こういう状況と言うことは、もうこの尾根、3月初めにして賞味期限切れ なんでしょうか?
やがて現役とおぼしき植林が現われて、明瞭な杣道を歩くようになった。地獄から天国である。
その杣道は尾根の左の方へ向かっているようで、一瞬心惹かれたながら駐車地へ向けて直進したがまたもやヤブ
に捕まってしまう。下りだからなんとでもなるが、これが登りなら心が折れてしまうだろう。
林道への着地点が心配されるところだが、出発時の観察でたいしたガケはないことがわかっていた。
最後は右手の谷へ回り込んでソフトランディング成功。
山頂から2時間半あれば十分と踏んでいたのだが、結局3時間半近くかかってしまった。
不肖Sの雪山リストの奥の方にありまして、このREP次第では今シーズンの後追いも・・
と思いましたが、全く無理なこと よ~く分かりました。
越美国境稜線を堪能して無事に下山できたのだから、終わり良ければすべて良しと言うべきなのだろうか。
苦しみはあっても楽しみもあり、無事帰ってきたなら 全てよし ですね。
しっかり読ませて頂きました。
SHIGEKI
【日 付】2019年3月2日(土)
【山 域】越美国境 金草岳周辺
【天 候】晴れ
【コース】芋ヶ平先駐車地7:45---10:12高倉峠10:42---11:30権現山11:50---13:20金草岳14:35---
15:00ガンドウ尾根基部---16:18 Ca920mピーク---17:45駐車地
なるほど、結局 丸く周遊したのですね。
調子よく進んで行くと、急にハンドルを取られるようになり直進するのが困難になってしまった。車を
降りてタイヤを見てみたら、なんと左の前輪がぺっちゃんこだ。わちゃー、登山開始前に最悪の事態である。
タイヤ交換自体は慣れっこなので、20分ほどでスペアタイヤに交換。元のタイヤはサイドウォールがスパッと
切れて完全なバーストである。最近の車はパンク修理剤だけでスペアタイヤを装備していないらしいが、スペ
アがなければ完全にアウトだ。携帯も繋がらない山中で途方に暮れるしかないだろう。さすがにもう前進する
気もなくなり、そこに駐車して歩き出した。
不肖Sの車もそうであり、気になっていますが何の手立てもしていないのが現状です。
要対策 ですね。
当初は13年前に歩いた尾根を上がろうと思っていたのだが、どうも体調でイマイチで急な尾根を登る気がし
ない。途中からスノーシューを装着して林道を適当な尾根を探りながら進むもヤブに捕まるのが嫌で、次々現
われる尾根を見送るうちにとうとう高倉峠まで来てしまつた。ここまで2時間20分。結局8キロの林道歩きとい
う想定外のスタートだ。出発時間が遅れたこともあり、せめて権現山だけでも登ってのんびりするかとハード
ルを下げてしまう。
林道とは言え、スノーシューで雪の上を歩いたんですよね。
それもよかろうですが、ちと長いですね。
13年振りの高倉峠。広々として峠らしい風情には欠けるが、雪に閉ざされたこの時期は安心できる場所だ。
長大な越美国境稜線の中で、車で越えられる峠はここ以外に冠山峠、温見峠のふたつしかない。(油坂峠はトン
ネルだ)
そうなんですね。いいことを教えて頂きました。
1143.4mの権現山に立つと大パノラマが展開した。あきらめかけていた金草岳も遠く感じない。
ついさっきまではここでのんびりランチタイムを決め込んで、北尾根から林道へ下りようと思っていた。
手招きするように聳える金草岳の姿に迷うことなく越美国境稜線へ踏み出す。
雪山展望応援団に背中を押されましたか!
背後の笹ヶ峰が特に立派で、派生する尾根の先には未踏の不動山・千回沢山が横たわる。進行方向に目をやれ
ば金草岳の先に黒々とした南壁を抱いた冠山と能郷白山が大きい。今日は白山も一望だ。
細かいアップダウンはあるものの、快適な雪尾根歩きが楽しめる。のびやかな雪原歩きやなかなかのブナ林も
あり、単調にならないのがいい。
もう、本調子 環境が人を変える お手本ですね。
この360度のパノラマを肴に祝杯を挙げるとしよう。
雪の金草岳は4度目だが、内2回はホワイトアウト。もう1回は好天だったもののここには立っていないので、こ
の場所からこの景色を眺めるのは初めてなのである。
いいですねぇ~
核心部は幅2~30センチの岩稜に雪がトッピングされたスリリングなヤセ尾根だ。一歩一歩慎重に足場を固め
て通過する。ふうっ。
2年前にヤマネと戯れたCa920mピークまで来ればメドが付く・・・はずだった。しかし今年の寡雪のヤブ尾根
はそう甘くはなかった。雪はボソボソ、雪のないところは濃密なヤブで、右往左往しながら進む。
スノーシューを履いているとヤブに足を取られるので脱がざるをえない。すると股まで潜りこんでしまうところ
もある。
こういう状況と言うことは、もうこの尾根、3月初めにして賞味期限切れ なんでしょうか?
やがて現役とおぼしき植林が現われて、明瞭な杣道を歩くようになった。地獄から天国である。
その杣道は尾根の左の方へ向かっているようで、一瞬心惹かれたながら駐車地へ向けて直進したがまたもやヤブ
に捕まってしまう。下りだからなんとでもなるが、これが登りなら心が折れてしまうだろう。
林道への着地点が心配されるところだが、出発時の観察でたいしたガケはないことがわかっていた。
最後は右手の谷へ回り込んでソフトランディング成功。
山頂から2時間半あれば十分と踏んでいたのだが、結局3時間半近くかかってしまった。
不肖Sの雪山リストの奥の方にありまして、このREP次第では今シーズンの後追いも・・
と思いましたが、全く無理なこと よ~く分かりました。
越美国境稜線を堪能して無事に下山できたのだから、終わり良ければすべて良しと言うべきなのだろうか。
苦しみはあっても楽しみもあり、無事帰ってきたなら 全てよし ですね。
しっかり読ませて頂きました。
SHIGEKI
Re: 【越美国境】高倉峠から金草岳へ 天国と地獄の往来
山日和さん こんばんは
初め良ければとか終わり良ければとかはよく言う話だが、
どっちも最悪で真ん中だけが天国というのはどう表現すればいいのか。
「キセル登山」なんかどうでしょう。
調子よく進んで行くと、
急にハンドルを取られるようになり直進するのが困難になってしまった。
車を降りてタイヤを見てみたら、なんと左の前輪がぺっちゃんこだ。
わちゃー、登山開始前に最悪の事態である。
タイヤ交換自体は慣れっこなので、20分ほどでスペアタイヤに交換。
元のタイヤはサイドウォールがスパッと切れて完全なバーストである。
最近の車はパンク修理剤だけでスペアタイヤを装備していないらしいが、
スペアがなければ完全にアウトだ。
携帯も繋がらない山中で途方に暮れるしかないだろう。
さすがにもう前進する気もなくなり、そこに駐車して歩き出した。
やっちゃいましたね。
山中でのタイヤトラブルは、やわなパンクではなくて、ほとんどが修理不能のバースト状態ですね。
スペアタイヤを積まないクルマでは致命的です。
しかし、登山開始前のタイヤ交換はモチベーションが下がりますね。
ワシは山から降りたあとの、夜の帳が降りようとする林道でバーストしたときが最悪でした。
最後の残照を頼りに、かろうじて作業灯を使わずに終わりましたが。
そういえば昔、湖北の尾羽梨林道で2輪同時にバーストして、スペア1本では足りず、
せっかく山登りに行ったのに、
長浜でタイヤ買って、昼メシ食っただけで帰ってきたことがありましたね。
当初は13年前に歩いた尾根を上がろうと思っていたのだが、
どうも体調もイマイチで急な尾根を登る気がしない。
途中からスノーシューを装着して林道を適当な尾根を探りながら進むもヤブに捕まるのが嫌で、
次々現われる尾根を見送るうちにとうとう高倉峠まで来てしまつた。
ここまで2時間20分。結局8キロの林道歩きという想定外のスタートだ。
最初の計画は、昔、林道闇下になったときの登りの尾根の予定だったんですね。
それで納得できました。
山日和さんが、よく高倉峠まで林道を歩くような計画をしたものだと思ったものだから。
1143.4mの権現山に立つと大パノラマが展開した。
あきらめかけていた金草岳も遠く感じない。
ついさっきまではここでのんびりランチタイムを決め込んで、
北尾根から林道へ下りようと思っていた。
手招きするように聳える金草岳の姿に迷うことなく越美国境稜線へ踏み出す。
体調を取り戻したようですね。
急登を終えて広大な山頂台地に出ると、意外なことに山頂に人影が見えた。
これはまったく予想もしていなかったことである。
山頂で合流した登山者は越前大野の人だった。
河内の方へ下山する彼を見送ってランチタイムとする。
びっくりですね。
河内から登ってきたということは、楢俣川の林道に雪がなくて車が入れたんでしょうかね。
下山は勝手知ったるガンドウ尾根を選択した。
核心部は幅2~30センチの岩稜に雪がトッピングされたスリリングなヤセ尾根だ。
一歩一歩慎重に足場を固めて通過する。ふうっ。
よう行きますなあ。
まあ何度も通ってよく知ってるから、不安はないんでしょうけど。
ワシはここ怖いよ。
2年前にヤマネと戯れたCa920mピークまで来ればメドが付く・・・はずだった。
しかし今年の寡雪のヤブ尾根はそう甘くはなかった。
雪はボソボソ、雪のないところは濃密なヤブで、右往左往しながら進む。
スノーシューを履いているとヤブに足を取られるので脱がざるをえない。
すると股まで潜りこんでしまうところもある。
難儀してますね。
林道への着地点が心配されるところだが、
出発時の観察でたいしたガケはないことがわかっていた。
なんか、最初、林道から梯子を登って山腹に上がったような記憶があるけど、
この山じゃなかったかな。
越美国境稜線を堪能して無事に下山できたのだから、
終わり良ければすべて良しと言うべきなのだろうか。
それは、本人の気持ちの持ちよう次第ってことで。
帰りは、杣山トンネルで近道からの花はす温泉ですね。
お疲れさまでした。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
初め良ければとか終わり良ければとかはよく言う話だが、
どっちも最悪で真ん中だけが天国というのはどう表現すればいいのか。
「キセル登山」なんかどうでしょう。
調子よく進んで行くと、
急にハンドルを取られるようになり直進するのが困難になってしまった。
車を降りてタイヤを見てみたら、なんと左の前輪がぺっちゃんこだ。
わちゃー、登山開始前に最悪の事態である。
タイヤ交換自体は慣れっこなので、20分ほどでスペアタイヤに交換。
元のタイヤはサイドウォールがスパッと切れて完全なバーストである。
最近の車はパンク修理剤だけでスペアタイヤを装備していないらしいが、
スペアがなければ完全にアウトだ。
携帯も繋がらない山中で途方に暮れるしかないだろう。
さすがにもう前進する気もなくなり、そこに駐車して歩き出した。
やっちゃいましたね。
山中でのタイヤトラブルは、やわなパンクではなくて、ほとんどが修理不能のバースト状態ですね。
スペアタイヤを積まないクルマでは致命的です。
しかし、登山開始前のタイヤ交換はモチベーションが下がりますね。
ワシは山から降りたあとの、夜の帳が降りようとする林道でバーストしたときが最悪でした。
最後の残照を頼りに、かろうじて作業灯を使わずに終わりましたが。
そういえば昔、湖北の尾羽梨林道で2輪同時にバーストして、スペア1本では足りず、
せっかく山登りに行ったのに、
長浜でタイヤ買って、昼メシ食っただけで帰ってきたことがありましたね。
当初は13年前に歩いた尾根を上がろうと思っていたのだが、
どうも体調もイマイチで急な尾根を登る気がしない。
途中からスノーシューを装着して林道を適当な尾根を探りながら進むもヤブに捕まるのが嫌で、
次々現われる尾根を見送るうちにとうとう高倉峠まで来てしまつた。
ここまで2時間20分。結局8キロの林道歩きという想定外のスタートだ。
最初の計画は、昔、林道闇下になったときの登りの尾根の予定だったんですね。
それで納得できました。
山日和さんが、よく高倉峠まで林道を歩くような計画をしたものだと思ったものだから。
1143.4mの権現山に立つと大パノラマが展開した。
あきらめかけていた金草岳も遠く感じない。
ついさっきまではここでのんびりランチタイムを決め込んで、
北尾根から林道へ下りようと思っていた。
手招きするように聳える金草岳の姿に迷うことなく越美国境稜線へ踏み出す。
体調を取り戻したようですね。
急登を終えて広大な山頂台地に出ると、意外なことに山頂に人影が見えた。
これはまったく予想もしていなかったことである。
山頂で合流した登山者は越前大野の人だった。
河内の方へ下山する彼を見送ってランチタイムとする。
びっくりですね。
河内から登ってきたということは、楢俣川の林道に雪がなくて車が入れたんでしょうかね。
下山は勝手知ったるガンドウ尾根を選択した。
核心部は幅2~30センチの岩稜に雪がトッピングされたスリリングなヤセ尾根だ。
一歩一歩慎重に足場を固めて通過する。ふうっ。
よう行きますなあ。
まあ何度も通ってよく知ってるから、不安はないんでしょうけど。
ワシはここ怖いよ。
2年前にヤマネと戯れたCa920mピークまで来ればメドが付く・・・はずだった。
しかし今年の寡雪のヤブ尾根はそう甘くはなかった。
雪はボソボソ、雪のないところは濃密なヤブで、右往左往しながら進む。
スノーシューを履いているとヤブに足を取られるので脱がざるをえない。
すると股まで潜りこんでしまうところもある。
難儀してますね。
林道への着地点が心配されるところだが、
出発時の観察でたいしたガケはないことがわかっていた。
なんか、最初、林道から梯子を登って山腹に上がったような記憶があるけど、
この山じゃなかったかな。
越美国境稜線を堪能して無事に下山できたのだから、
終わり良ければすべて良しと言うべきなのだろうか。
それは、本人の気持ちの持ちよう次第ってことで。
帰りは、杣山トンネルで近道からの花はす温泉ですね。
お疲れさまでした。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【越美国境】高倉峠から金草岳へ 天国と地獄の往来
山日和さん、今晩は。
またなんという、ホント標題通りの山行だったんですね~。(^^ゞ
大阪の住人なのにタイヤ交換も手慣れたものですね。
山日和さんの、数多い山登りスキルのひとつでしかないのでしょうが。
ワタシの生涯初のパンクは蝿帽子嶺への林道でした。
私も雪国の住人なのでチャチャっと交換しようとしたら、なんとなぜかジャッキが無い! はああ?
普段人が入ってくるはずの無い林道にたまたまナメコ採りの人が来て、結局は事なきを得ましたが・・・あれはホントヤバかった。
で、高倉峠まで林道を歩いちゃったんですね。
高倉谷の林道はかなり上まで車が入れますので、パンクは分かりませんが初めから峠を目指したなら時間はもっと節約できたかもです。私の経験からは古道尾根の道型は影を潜めているようですが、沢登りスタイルで登った高倉谷は水量も少なく全く滝らしい滝もなかったですね。
天国部分については過去最高の越美国境を満喫されたようで、ここまでの苦労も報われた形ですね。
ああ~、私もまた行きたくなってきました。
しかしあのガンドウ尾根を「勝手知ったる」と言い切る山日和さんには脱帽です。
へ~、あのナイフリッジも雪の覆いが無くなるとこんな感じなんですか。
にしても、雪が少なくてもそれはそれなりに際どい歩きを強いられるんですね。
そして最後まで雪不足のヤブ尾根にしてやられましたか。
天国部分よりよほど地獄部分が多かったみたいですが、確かに終わり良ければ・・・ですね。
今年は既に二月から残雪期状態、さて「雪山」へはあとどれくらい行けるのでしょうか。
またなんという、ホント標題通りの山行だったんですね~。(^^ゞ
大阪の住人なのにタイヤ交換も手慣れたものですね。
山日和さんの、数多い山登りスキルのひとつでしかないのでしょうが。
ワタシの生涯初のパンクは蝿帽子嶺への林道でした。
私も雪国の住人なのでチャチャっと交換しようとしたら、なんとなぜかジャッキが無い! はああ?
普段人が入ってくるはずの無い林道にたまたまナメコ採りの人が来て、結局は事なきを得ましたが・・・あれはホントヤバかった。
で、高倉峠まで林道を歩いちゃったんですね。
高倉谷の林道はかなり上まで車が入れますので、パンクは分かりませんが初めから峠を目指したなら時間はもっと節約できたかもです。私の経験からは古道尾根の道型は影を潜めているようですが、沢登りスタイルで登った高倉谷は水量も少なく全く滝らしい滝もなかったですね。
天国部分については過去最高の越美国境を満喫されたようで、ここまでの苦労も報われた形ですね。
ああ~、私もまた行きたくなってきました。
しかしあのガンドウ尾根を「勝手知ったる」と言い切る山日和さんには脱帽です。
へ~、あのナイフリッジも雪の覆いが無くなるとこんな感じなんですか。
にしても、雪が少なくてもそれはそれなりに際どい歩きを強いられるんですね。
そして最後まで雪不足のヤブ尾根にしてやられましたか。
天国部分よりよほど地獄部分が多かったみたいですが、確かに終わり良ければ・・・ですね。
今年は既に二月から残雪期状態、さて「雪山」へはあとどれくらい行けるのでしょうか。
越前
Re: 【越美国境】高倉峠から金草岳へ 天国と地獄の往来
宮指路さん、どうもです。
そうなんですよ。山でパンクしたことはないですが、万一のことを考えてスペアータイヤの準備は必要ですね。
山の中では電話がつながらないとJAFも呼べませんから
昔、林道で2本パンクして悲惨な目に遭ったことがあります。その時は3人だったので心強かったですが。
林道歩き2時間20分はいかにも長過ぎです。恐らく私なら辛抱できずに途中から尾根に取り付きます。
途中で取り付いてたら、たぶんヤブに辛抱できずに敗退していたと思います。
無雪期なら車で簡単に来られるのによくぞ歩かれました。
まあ、単なるアホですね。
>手招きするように聳える金草岳の姿に迷うことなく越美国境稜線へ踏み出す。
この山容を見たら行きたくなりますね~
この天気で行かない選択肢はないですよね。
こんな山奥で人に出会ったらビックリです。私も高丸の先で人影を見た時は驚きました。
私は高丸で初めて梨丸さんに会いましたよ。
積雪期の金草岳の方が登る人は少ないのでは?
下山でピッケルを使うほど厳しいと緊張しますね
ストックではいざという時立て直せませんからね。
>核心部は幅2~30センチの岩稜に雪がトッピングされたスリリングなヤセ尾根だ。一歩一歩慎重に足場を固めて通過する。ふうっ。
一難去ってまた一難(>_<)
ここを通るのも3回目(往復を入れたら5回目)なので、わかってる安心感はあります。
今回が一番岩が露出してました。
>スノーシューを履いているとヤブに足を取られるので脱がざるをえない。すると股まで潜りこんでしまうところ
もある。ところどころ獣道のような踏み跡があるのが救いだ。
いやぁ~大変そうです。雪の状態によって厳しくなりますね。
こういうのが一番鬱陶しいですね。イライラしてきます。
杣道が出てくればしめたものと思いきやまたもや嵌められましたね
まあ、かなり楽させてもらえたので良しです。
山日和
そうなんですよ。山でパンクしたことはないですが、万一のことを考えてスペアータイヤの準備は必要ですね。
山の中では電話がつながらないとJAFも呼べませんから
昔、林道で2本パンクして悲惨な目に遭ったことがあります。その時は3人だったので心強かったですが。
林道歩き2時間20分はいかにも長過ぎです。恐らく私なら辛抱できずに途中から尾根に取り付きます。
途中で取り付いてたら、たぶんヤブに辛抱できずに敗退していたと思います。
無雪期なら車で簡単に来られるのによくぞ歩かれました。
まあ、単なるアホですね。
>手招きするように聳える金草岳の姿に迷うことなく越美国境稜線へ踏み出す。
この山容を見たら行きたくなりますね~
この天気で行かない選択肢はないですよね。
こんな山奥で人に出会ったらビックリです。私も高丸の先で人影を見た時は驚きました。
私は高丸で初めて梨丸さんに会いましたよ。
積雪期の金草岳の方が登る人は少ないのでは?
下山でピッケルを使うほど厳しいと緊張しますね
ストックではいざという時立て直せませんからね。
>核心部は幅2~30センチの岩稜に雪がトッピングされたスリリングなヤセ尾根だ。一歩一歩慎重に足場を固めて通過する。ふうっ。
一難去ってまた一難(>_<)
ここを通るのも3回目(往復を入れたら5回目)なので、わかってる安心感はあります。
今回が一番岩が露出してました。
>スノーシューを履いているとヤブに足を取られるので脱がざるをえない。すると股まで潜りこんでしまうところ
もある。ところどころ獣道のような踏み跡があるのが救いだ。
いやぁ~大変そうです。雪の状態によって厳しくなりますね。
こういうのが一番鬱陶しいですね。イライラしてきます。
杣道が出てくればしめたものと思いきやまたもや嵌められましたね
まあ、かなり楽させてもらえたので良しです。
山日和
Re: 【越美国境】高倉峠から金草岳へ 天国と地獄の往来
SHIGEKIさん、どうもです。
なるほど、結局 丸く周遊したのですね。
無理クリですね。
>最近の車はパンク修理剤だけでスペアタイヤを装備していないらしいが、スペアがなければ完全にアウトだ。
携帯も繋がらない山中で途方に暮れるしかないだろう。さすがにもう前進する
不肖Sの車もそうであり、気になっていますが何の手立てもしていないのが現状です。
要対策 ですね。
これは山ヤに取っては重要な問題ですね。怖くて林道を走れません。
今回の場合は落石が多いなと思いながらも道路工事をサボったのが一番の原因ですが。
林道とは言え、スノーシューで雪の上を歩いたんですよね。
それもよかろうですが、ちと長いですね。
最初の3割ぐらいは舗装が出てたので履いてませんでした。
しかし歩けども歩けどもと言う感じで・・・
13年前の暗夜行路よりはマシでしたが。
>長大な越美国境稜線の中で、車で越えられる峠はここ以外に冠山峠、温見峠のふたつしかない。(油坂峠はトン
ネルだ)
そうなんですね。いいことを教えて頂きました。
越美トリビア、豆知識ですね。
>手招きするように聳える金草岳の姿に迷うことなく越美国境稜線へ踏み出す。
雪山展望応援団に背中を押されましたか!
ここで行かなかったら死ぬまで後悔しそうです。
もう、本調子 環境が人を変える お手本ですね。
この稜線はアップダウンの少ないのがいいところです。気持ちのアップダウンは多いんですが。
こういう状況と言うことは、もうこの尾根、3月初めにして賞味期限切れ なんでしょうか?
今年に限ればそうですね。
一昨年は3月の末近くでもタップリ積もってましたが。
不肖Sの雪山リストの奥の方にありまして、このREP次第では今シーズンの後追いも・・
と思いましたが、全く無理なこと よ~く分かりました。
山頂で会った人のように、池田町の河内からなら登山道を使えるのでマシでしょう。
ただ林道が車で入れるかどうかですが。
苦しみはあっても楽しみもあり、無事帰ってきたなら 全てよし ですね。
御意!!
山日和
なるほど、結局 丸く周遊したのですね。
無理クリですね。
>最近の車はパンク修理剤だけでスペアタイヤを装備していないらしいが、スペアがなければ完全にアウトだ。
携帯も繋がらない山中で途方に暮れるしかないだろう。さすがにもう前進する
不肖Sの車もそうであり、気になっていますが何の手立てもしていないのが現状です。
要対策 ですね。
これは山ヤに取っては重要な問題ですね。怖くて林道を走れません。
今回の場合は落石が多いなと思いながらも道路工事をサボったのが一番の原因ですが。
林道とは言え、スノーシューで雪の上を歩いたんですよね。
それもよかろうですが、ちと長いですね。
最初の3割ぐらいは舗装が出てたので履いてませんでした。
しかし歩けども歩けどもと言う感じで・・・
13年前の暗夜行路よりはマシでしたが。
>長大な越美国境稜線の中で、車で越えられる峠はここ以外に冠山峠、温見峠のふたつしかない。(油坂峠はトン
ネルだ)
そうなんですね。いいことを教えて頂きました。
越美トリビア、豆知識ですね。
>手招きするように聳える金草岳の姿に迷うことなく越美国境稜線へ踏み出す。
雪山展望応援団に背中を押されましたか!
ここで行かなかったら死ぬまで後悔しそうです。
もう、本調子 環境が人を変える お手本ですね。
この稜線はアップダウンの少ないのがいいところです。気持ちのアップダウンは多いんですが。
こういう状況と言うことは、もうこの尾根、3月初めにして賞味期限切れ なんでしょうか?
今年に限ればそうですね。
一昨年は3月の末近くでもタップリ積もってましたが。
不肖Sの雪山リストの奥の方にありまして、このREP次第では今シーズンの後追いも・・
と思いましたが、全く無理なこと よ~く分かりました。
山頂で会った人のように、池田町の河内からなら登山道を使えるのでマシでしょう。
ただ林道が車で入れるかどうかですが。
苦しみはあっても楽しみもあり、無事帰ってきたなら 全てよし ですね。
御意!!
山日和
Re: 【越美国境】高倉峠から金草岳へ 天国と地獄の往来
洞吹さん、どうもです。
「キセル登山」なんかどうでしょう。
実際苦しんでる分、ちょっと違うような・・・
やっちゃいましたね。
山中でのタイヤトラブルは、やわなパンクではなくて、ほとんどが修理不能のバースト状態ですね。
スペアタイヤを積まないクルマでは致命的です。
しかし、登山開始前のタイヤ交換はモチベーションが下がりますね。
ここはとにかく交換するしかないですね。慣れてるのが幸いです。
雪道スタックで2時間浪費するよりはるかにマシでした。
そういえば昔、湖北の尾羽梨林道で2輪同時にバーストして、スペア1本では足りず、
せっかく山登りに行ったのに、
長浜でタイヤ買って、昼メシ食っただけで帰ってきたことがありましたね。
それがいつも頭の中にあります。木之本の工場の人に電話して迎えに来てもらいましたね。
あれも今ではいい思い出です。
最初の計画は、昔、林道闇下になったときの登りの尾根の予定だったんですね。
それで納得できました。
山日和さんが、よく高倉峠まで林道を歩くような計画をしたものだと思ったものだから。
最初の計画は前に洞吹さんととっちゃんと3人で登った尾根でした。
取付きで見たら急だし(そんなんわかってるやろという話ですが)、次に上の尾根を上がるつもりでサーベイしましたが、
なんかヤブっぽいし。ということで結局高倉峠まで来てしまいました。
びっくりですね。
河内から登ってきたということは、楢俣川の林道に雪がなくて車が入れたんでしょうかね。
あの林道はなかなか厳しいと思いますが。河内から歩いたのかもしれません。
よう行きますなあ。
まあ何度も通ってよく知ってるから、不安はないんでしょうけど。
ワシはここ怖いよ。
恐いのは恐いけど慣れですね。
>雪はボソボソ、雪のないところは濃密なヤブで、右往左往しながら進む。
スノーシューを履いているとヤブに足を取られるので脱がざるをえない。
すると股まで潜りこんでしまうところもある。
難儀してますね。
精神衛生上、非常によろしくないです。
なんか、最初、林道から梯子を登って山腹に上がったような記憶があるけど、
この山じゃなかったかな。
初めて行った時ですね。それはもう少し手前の建物がある場所です。
それは、本人の気持ちの持ちよう次第ってことで。
帰りは、杣山トンネルで近道からの花はす温泉ですね。
ところがそうじゃないんです。そまやまへ行くとレストランのラストオーダーに間に合いそうもない感じだったので、
結局木の芽トンネルを抜けて敦賀のリラポートでした。
山日和
「キセル登山」なんかどうでしょう。
実際苦しんでる分、ちょっと違うような・・・
やっちゃいましたね。
山中でのタイヤトラブルは、やわなパンクではなくて、ほとんどが修理不能のバースト状態ですね。
スペアタイヤを積まないクルマでは致命的です。
しかし、登山開始前のタイヤ交換はモチベーションが下がりますね。
ここはとにかく交換するしかないですね。慣れてるのが幸いです。
雪道スタックで2時間浪費するよりはるかにマシでした。
そういえば昔、湖北の尾羽梨林道で2輪同時にバーストして、スペア1本では足りず、
せっかく山登りに行ったのに、
長浜でタイヤ買って、昼メシ食っただけで帰ってきたことがありましたね。
それがいつも頭の中にあります。木之本の工場の人に電話して迎えに来てもらいましたね。
あれも今ではいい思い出です。
最初の計画は、昔、林道闇下になったときの登りの尾根の予定だったんですね。
それで納得できました。
山日和さんが、よく高倉峠まで林道を歩くような計画をしたものだと思ったものだから。
最初の計画は前に洞吹さんととっちゃんと3人で登った尾根でした。
取付きで見たら急だし(そんなんわかってるやろという話ですが)、次に上の尾根を上がるつもりでサーベイしましたが、
なんかヤブっぽいし。ということで結局高倉峠まで来てしまいました。
びっくりですね。
河内から登ってきたということは、楢俣川の林道に雪がなくて車が入れたんでしょうかね。
あの林道はなかなか厳しいと思いますが。河内から歩いたのかもしれません。
よう行きますなあ。
まあ何度も通ってよく知ってるから、不安はないんでしょうけど。
ワシはここ怖いよ。
恐いのは恐いけど慣れですね。
>雪はボソボソ、雪のないところは濃密なヤブで、右往左往しながら進む。
スノーシューを履いているとヤブに足を取られるので脱がざるをえない。
すると股まで潜りこんでしまうところもある。
難儀してますね。
精神衛生上、非常によろしくないです。
なんか、最初、林道から梯子を登って山腹に上がったような記憶があるけど、
この山じゃなかったかな。
初めて行った時ですね。それはもう少し手前の建物がある場所です。
それは、本人の気持ちの持ちよう次第ってことで。
帰りは、杣山トンネルで近道からの花はす温泉ですね。
ところがそうじゃないんです。そまやまへ行くとレストランのラストオーダーに間に合いそうもない感じだったので、
結局木の芽トンネルを抜けて敦賀のリラポートでした。
山日和
Re: 【越美国境】高倉峠から金草岳へ 天国と地獄の往来
越前さん、どうもです。
大阪の住人なのにタイヤ交換も手慣れたものですね。
山日和さんの、数多い山登りスキルのひとつでしかないのでしょうが。
「大阪の住人なのに」っていうフレーズがどう結びつくのか・・・
あっ、夏タイヤと冬タイヤの交換慣れっていう意味なのかな?
ワタシ、昔オートバックスでバイトしてたんですよ。タイヤ交換もオイル交換もやってました。
ワタシの生涯初のパンクは蝿帽子嶺への林道でした。
私も雪国の住人なのでチャチャっと交換しようとしたら、なんとなぜかジャッキが無い! はああ?
普段人が入ってくるはずの無い林道にたまたまナメコ採りの人が来て、結局は事なきを得ましたが・・・あれはホントヤバかった。
ジャッキが無い・・・・それはなんとも論評のしようがありません・・・
で、高倉峠まで林道を歩いちゃったんですね。
高倉谷の林道はかなり上まで車が入れますので、パンクは分かりませんが初めから峠を目指したなら時間はもっと節約できたかもです。私の経験からは古道尾根の道型は影を潜めているようですが、沢登りスタイルで登った高倉谷は水量も少なく全く滝らしい滝もなかったですね。
瀬戸の伊藤氏庭園から歩く人が多いようです。今年は車で入れるのかな?
高倉峠へ行く気はなかった、というよりガンドウ尾根を使わずに逆回りするつもりだったんで。
天国部分については過去最高の越美国境を満喫されたようで、ここまでの苦労も報われた形ですね。
ああ~、私もまた行きたくなってきました。
「過去最高」ということはないですね。やはり最高には霧氷のオマケが必要です。
しかしあのガンドウ尾根を「勝手知ったる」と言い切る山日和さんには脱帽です。
へ~、あのナイフリッジも雪の覆いが無くなるとこんな感じなんですか。
にしても、雪が少なくてもそれはそれなりに際どい歩きを強いられるんですね。
岩がボロボロじゃないんで歩きにくくはないです。
ヘタに雪が積もってるより無い方がいいかも。
そして最後まで雪不足のヤブ尾根にしてやられましたか。
天国部分よりよほど地獄部分が多かったみたいですが、確かに終わり良ければ・・・ですね。
ある程度の想定はしてたんですが、あんなに上の方から捕まるとは・・・
たまに出てくる獣道がありがたかったですわ。
山日和
大阪の住人なのにタイヤ交換も手慣れたものですね。
山日和さんの、数多い山登りスキルのひとつでしかないのでしょうが。
「大阪の住人なのに」っていうフレーズがどう結びつくのか・・・
あっ、夏タイヤと冬タイヤの交換慣れっていう意味なのかな?
ワタシ、昔オートバックスでバイトしてたんですよ。タイヤ交換もオイル交換もやってました。
ワタシの生涯初のパンクは蝿帽子嶺への林道でした。
私も雪国の住人なのでチャチャっと交換しようとしたら、なんとなぜかジャッキが無い! はああ?
普段人が入ってくるはずの無い林道にたまたまナメコ採りの人が来て、結局は事なきを得ましたが・・・あれはホントヤバかった。
ジャッキが無い・・・・それはなんとも論評のしようがありません・・・
で、高倉峠まで林道を歩いちゃったんですね。
高倉谷の林道はかなり上まで車が入れますので、パンクは分かりませんが初めから峠を目指したなら時間はもっと節約できたかもです。私の経験からは古道尾根の道型は影を潜めているようですが、沢登りスタイルで登った高倉谷は水量も少なく全く滝らしい滝もなかったですね。
瀬戸の伊藤氏庭園から歩く人が多いようです。今年は車で入れるのかな?
高倉峠へ行く気はなかった、というよりガンドウ尾根を使わずに逆回りするつもりだったんで。
天国部分については過去最高の越美国境を満喫されたようで、ここまでの苦労も報われた形ですね。
ああ~、私もまた行きたくなってきました。
「過去最高」ということはないですね。やはり最高には霧氷のオマケが必要です。
しかしあのガンドウ尾根を「勝手知ったる」と言い切る山日和さんには脱帽です。
へ~、あのナイフリッジも雪の覆いが無くなるとこんな感じなんですか。
にしても、雪が少なくてもそれはそれなりに際どい歩きを強いられるんですね。
岩がボロボロじゃないんで歩きにくくはないです。
ヘタに雪が積もってるより無い方がいいかも。
そして最後まで雪不足のヤブ尾根にしてやられましたか。
天国部分よりよほど地獄部分が多かったみたいですが、確かに終わり良ければ・・・ですね。
ある程度の想定はしてたんですが、あんなに上の方から捕まるとは・・・
たまに出てくる獣道がありがたかったですわ。
山日和