【台高】キミがボクを知ってる♫(by キヨシロー)ハカノ谷の大ブナと再会

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雨子庵
記事: 433
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
住所: 名古屋(ときどき青田(飯高))

【台高】キミがボクを知ってる♫(by キヨシロー)ハカノ谷の大ブナと再会

投稿記事 by 雨子庵 » 2019年2月26日(火) 19:00

尾鷲の気温が20度。感じる風の中に温かさがある。春が来ちゃいましたね。季節の変わり目、快晴にはならないものの上々の天気予報。
『ハカノ谷の大ブナ』に会いに行こう。

【日付】2019年2月21日(木)
【山域】台高・木屋谷源流
【メンバー】あめちゃん(単独)
【天候】高曇り
【ルート】菅谷出合駐車場(9:10)~道子碑(10:40)~千秋社やぐら(11:40)~大ブナ(11:50)~ハート池(赤ゾレ池)(12:50ランチ)~道子碑(15:25)~駐車場(16:30)

前夜は青田のジロニィと小宴。そのまま雨子庵。
ここでは、目を覚ますと『ここはドコ?』くらい意識が飛ぶ爆睡になる。布団があるせいかな・・・家ではペラペラの上掛け布団しかないので朝起きると体が冷えていることが多い。
ただ、きのうの暖かさはどこへやら。上空はビッシリと雲に覆われ、風も冷たい。・・・なんだよなぁ、天気予報・・・シブシブ準備する。

いつもより遅い出だしでスタート。林道を道子碑まで。周りに雪は一切なく、雪が降る前の晩秋の雰囲気だ(晴れてれば早春なんだけど)。見上げる千秋方面は霧氷で純白。
『あっちは寒そう・・・』と歩いていると、ヤマドリが唐突に飛んだ。まあこいつはいつも唐突、特に足元からボボボボッと低音で空気を切り裂くように震わせながら飛び出し、『ヒィェッ』とさせられる。・・・今回は少し離れたところなんで冷静に見ることができた。オス、こんなにデカいんだ。頭から尾羽の先までゆうに1mはある。体全体が赤味を帯びてるが、特に頭部は真紅。それが体を一直線にし、翼だけ動かし体はぶれることなくまっすぐ飛んでいく、まるでミサイルだ。途中の枯れ小枝にカラダが当たる、その音が『ピシッ』と聞こえる。けれどそれぐらいものともせず飛び去った・・・キレイだ。

ムカシ、雨子庵の近くの岩の上でボーっとしてたら目の前をツガイのヤマドリがトコトコ歩きながら横切った。オジヤンに『ヤマドリのツガイがいます』と報告したら、『そやろ、オレが放鳥しといたんや』・・・オジヤンなんでもやってるんだなぁ・・・

道子碑到着、尾根に取りつく。高度を上げるにつれ、なんとなく枝が白い気が・・よく見ると霧氷の赤ちゃんだ。昨日の気温考えたら、一晩でできた分かな・・・。稜線近くの、桂谷から伸びている林道に飛び出すと周りの風景が一変した。両サイドの広葉樹に霧氷がビッシリ、家の近所の満開の桜並木を歩いてるのかと錯覚を覚える。
桜並木.jpg
唐突に出現。その時は桜並木に見えました
杣道は林道と直交するようにピークへと続く。この辺を総称して国吉峠と呼んでいる。別に明瞭な峠があるわけではないが、その昔、千秋社の何某国吉さんがここを見て『気持ちがいい場所だ、俺の名前をつけよう』?となったらしい。そしてピークには櫓(やぐら)の跡がある。昔はキチンと立っていて、上に登っては展望を楽しんでいたもんです。しばらくして崩れてるの見たときはチトショックでした。この櫓は、千秋社のエライサンが来られた時に、この上から自分の山を見渡すために作ったそうです。ひょっとしたら茂木一族の誰か(茂木●三郎)が来てるかも。
やぐら.jpg
ホントに上まで行けたの?くらい自然に戻ろうとしています
オジヤンたちの話だと、国見山にも同じような櫓があったそうだが、そちらは今は跡形もない。

さあ、大ブナに会おう。けれど実は正確な場所を知らない。数年前に偶然会ったことはあるのだけど、記憶が無い。まあ、30分もあれば見つかるだろうとピークを下流方面に歩きだしたところで気配を感じた。そちらを見ると目があった。大ブナがこっちを見ている。
目が合うブナ.jpg
声は聞こえなかったけどこっちを見ててくれました
『やあ、久しぶり』
『そろそろ来ると思ってたよ』
『ありがと、実は、』
『あめちゃん、みなまで言うな。そのことはこの辺の木全員知ってる。この前千秋社のご神木に話したことは、みんなに伝わっている。俺たち一本一本バラバラに見えるかもしれないけど、根っこで全員つながってるから。なんならきのうジロニィの家で呑んでたことも伝わってるよ』
『そうなんや』
『The show must go on. But anyway , doing all right』
(・・・映画の影響まで似てるなぁ・・・)
『じゃ、またっ』
凍るブナ.jpg
よく見ると凍ってるなぁ
せっかくなんで馬駆け辻の方も行ってみよう。
分かれてスグ、今度はメスのヤマドリが飛んだ。雌雄が峰を隔てて寝る伝承は・・。
稜線に上がってからは一気に風が強くなり気温も下がっている。地面に残雪がチラホラ、霧氷もナカナカの風景。せっかくなんでハートの池も行ってみるか。まあ、予想通りハートはカチンコチンだ。
池.jpg
氷のハート
たたいてもびくともしない。乗れるかも。そーっと乗ったら・・・割れた。端の方は薄かった。きのうの暖かさを知るカラダ、ヒルメシはとてもゆっくり食べる雰囲気でもなく、カップうどんをすすりこむ。タイムアップ、同じルートで戻る。

山に入ると何かに包まれたような落ち着いた感覚にはまることがあります。それは気のせいではないのかも。そういえばオジヤンと山を歩いてたころ、歩き出すとき山の方を向いて、誰にというわけでもなく『ホゥッ』と小さく息を吐くようにつぶやいていました。あれはだれかにあいさつしてたのかなぁ?今度会ったときに聞いてみようかな?

あめちゃん

yamaneko0922
記事: 133
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39

Re: 【台高】キミがボクを知ってる♫(by キヨシロー)ハカノ谷の大ブナと再会

投稿記事 by yamaneko0922 » 2019年2月27日(水) 09:29

あめちゃん おひさです

>尾鷲の気温が20度。感じる風の中に温かさがある。

まだ2月というのに、それはいくらなんでも暖かすぎですね。

>林道に飛び出すと周りの風景が一変した。両サイドの広葉樹に霧氷がビッシリ、家の近所の満開の桜並木を歩いてるのかと錯覚を覚える


幻想的な光景ですね。雪がなくても、あっという間に樹々にこれだけの霧氷の化粧が施される。あとどれほど、このような美しい光景に出遭う機会があるのでしょうか。

>気配を感じた。そちらを見ると目があった。大ブナがこっちを見ている。

まるで美しい童話ですね。山毛欅との会話も

>そーっと乗ったら・・・割れた。

氷が融けたらぬかるみに思われるかもしれませんが、凍りついた池の景色もこの時期ならではの美しさですね。
冬の山の凍りついたハートを割ったら、一気に春が訪れるかもしれません。

>山に入ると何かに包まれたような落ち着いた感覚にはまることがあります。それは気のせいではないのかも。

気のせいではないでしょう。誰しもが感じるのではないでしょうか。
フィトンチッドやマイナスイオンという説もありますが、私も科学的ではない何かがあると信じております。

シュークリーム
記事: 1656
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
住所: 三重県津市

Re: 【台高】キミがボクを知ってる♫(by キヨシロー)ハカノ谷の大ブナと再会

投稿記事 by シュークリーム » 2019年2月27日(水) 18:20

あめちゃん,まいど。

自慢じゃないけど,私,道子碑もハカノ谷の大ブナも,ご神木も知りません。こんなことで台高を歩いたとは言えないので,今度あめちゃんの後追いをしてみます。早春の台高をのんびり歩くのも悪くはないですね。


山に入ると何かに包まれたような落ち着いた感覚にはまることがあります。それは気のせいではないのかも。そういえばオジヤンと山を歩いてたころ、歩き出すとき山の方を向いて、誰にというわけでもなく『ホゥッ』と小さく息を吐くようにつぶやいていました。あれはだれかにあいさつしてたのかなぁ?今度会ったときに聞いてみようかな?

私にとっては桃源郷がそうですね。あそこに行くとなぜか心が和んでよく眠れます。大きなブナの木がまた来たかと言っているような気がします。もう少し暖かくなったら花の木峠からテントを背負って行ってくるつもり。

ところで,この前ご神木に何を報告したの?
                         @シュークリーム@

雨子庵
記事: 433
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
住所: 名古屋(ときどき青田(飯高))

Re: 【台高】キミがボクを知ってる♫(by キヨシロー)ハカノ谷の大ブナと再会

投稿記事 by 雨子庵 » 2019年2月28日(木) 18:10

yamaneko0922さん まいど
あめちゃんです

まだ2月というのに、それはいくらなんでも暖かすぎですね。
ニュースの映像は半袖のヒトばかり・・・まあ、狙ってるんでしょうが

幻想的な光景ですね。雪がなくても、あっという間に樹々にこれだけの霧氷の化粧が施される。あとどれほど、このような美しい光景に出遭う機会があるのでしょうか。
たしかに。これを素直に贈り物と喜べる気持ちが必要でした :)

まるで美しい童話ですね。山毛欅との会話も
相手に『目』があるわけでも『口』があるわけでもないのですが、自然とこんな付き合いかたに ;)

氷が融けたらぬかるみに思われるかもしれませんが、凍りついた池の景色もこの時期ならではの美しさですね。
冬の山の凍りついたハートを割ったら、一気に春が訪れるかもしれません。

おっ、yamaneko0922さん、詩人ですなぁ。
このフレーズももらいます。 :D
ただ、自身でこの風景を壊すのははばかられました。
太陽が出てれば目の前で一瞬で溶けたかも・・・

・・・『冬と春の境界』探すの忘れてました :mrgreen:

気のせいではないでしょう。誰しもが感じるのではないでしょうか。
フィトンチッドやマイナスイオンという説もありますが、私も科学的ではない何かがあると信じております。

原始のヒト(もしくは自身の子供のころ)が持っていた能力が揺り起こされるのかなとも思います・・・ :P

あめちゃん
最後に編集したユーザー 雨子庵 on 2019年2月28日(木) 18:23 [ 編集 1 回目 ]

雨子庵
記事: 433
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
住所: 名古屋(ときどき青田(飯高))

Re: 【台高】キミがボクを知ってる♫(by キヨシロー)ハカノ谷の大ブナと再会

投稿記事 by 雨子庵 » 2019年2月28日(木) 18:21

シュークリームさん まいど
あめちゃんです


自慢じゃないけど,私,道子碑もハカノ谷の大ブナも,ご神木も知りません。こんなことで台高を歩いたとは言えないので,今度あめちゃんの後追いをしてみます。早春の台高をのんびり歩くのも悪くはないですね。

大丈夫ですよ。ご神木のところには自筆の『シュークーム』と書かれた札もありますので←一生言われますね、ゴメンナサイ :lol:
台高というと大げさですね、まあ『あめちゃん山』くらいにしておきますか、ウッソー :mrgreen:
『早春』→ムカシの単独テン泊→そのまま蓮ダム桜まつり乱入思い出されてます? ;)

私にとっては桃源郷がそうですね。あそこに行くとなぜか心が和んでよく眠れます。大きなブナの木がまた来たかと言っているような気がします。もう少し暖かくなったら花の木峠からテントを背負って行ってくるつもり。
今度は離れたところで寝ますからご一緒に。私もあそこは爆睡でした :D

ところで,この前ご神木に何を報告したの?
グーさんのときにも書きましたが、
『なんで俺だけ宝くじ当たらないの?』と :x

あめちゃん

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