【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
【日 付】2011年8月28日(日)
【山 域】白山 大白川大白水谷
【天 候】曇り時々晴れ
【メンバー】ふ~さん、山日和
【コース】大白水谷出合6:16---7:07転法輪谷---10:51二俣11:23---13:50源頭---15:12御前峰15:54---
17:32大倉山17:47---19:26大白川
元越谷、木屋谷川と歩き慣れた沢を歩いているうちに、沢に対するモチベーションも持ち直してきたようだ。
本日の目的地は白山東面の大白川支流大白水谷(おじらみだに)。沢泊でのんびりというつもりだったが、天気の加
減で日帰りとなった。日帰りでこの沢をやる場合、通常は核心部を過ぎた二俣から大倉山への尾根に逃げるというの
がほとんどである。しかし自分のポリシーからしても核心部のつまみ食いはしたくないし、第一美しくない。
体力が持つかどうかの不安はあるが、とにかく御前峰山頂を目指そう。それもダイレクトで。闇下は想定の範囲内。
休み明けの仕事が辛いのを我慢しさえすればなんとかなるだろう。
大白川の駐車場からほんの少し戻ったところが入渓点である。最近はDOCでしか来ていないので、この駐車場で車
を見るのも久し振りだ。
やたら白っぽい流れに入る。この谷は何の成分なのか、異様に白い岩で構成されている。と言うより水の流れた部分
が白くなっているのだ。まさに文字通り「白水谷」である。
転法輪谷の出合まではまったくの平流。眠気を催してきそうな渓相が続いた。
休憩中に若者2人のパーティーが通過して行った。雑誌から出てきたようなスタイリッシュな出で立ちで、おっさん2人
パーティーとえらい違いである。2人の年令を足しても我々のひとり分まで行かないだろう。こういう若者が次代の沢登
りを背負っていくと思うと頼もしい限りだ。
二俣を左に取るとゴルジュの始まりだ。まずは挨拶代わりの2条5m。これは真ん中の岩場を上がってすぐに8m滝と
対面。右の岩壁にルートがあり、少し上がってから滝身に向かって登る。ホールドは豊富だ。
続いて3m滝を手前に配して25m大滝の登場である。3m滝の陰になって見えなかったが、先ほどのパーティーが登攀
準備中だった。瀑風を避けて様子を眺めていると、トップは下部にビレイポイントが見つからないようで行ったり来たりし
ており、かなり時間が掛かりそうに思えた。先が長いので残念だが右からの巻きを選択したが、こいつが悪かった。
ズルズルのルンゼは手掛かりも少なく、乏しい立ち木と草の根まとめ持ちでじりじりと上がっていく。ふ~さんはアイス
バイルを叩き込みながら続いた。落ち口のラインで流れの方へトラバースすると、小さいルンゼから簡単に沢へ復帰す
ることができた。
ちょうどセカンドが上がってきたところで、「難しかった?」と聞いてみると「全然」という答え。この大滝を登れなかったの
は残念だが、あの泥臭い巻きの方が我々には相応しいと言えるかもしれない。
[attachment=4]P1110666_1_1.JPG[/attachment]
続く15m滝の前で休憩していると再び若者達が通過していった。水流右横の岩壁と草付きのラインを上がれるか探っ
たが、上で詰まりそうなのでやめた。ここは右の草付きから簡単に巻ける。
[attachment=3]P1110677_1.JPG[/attachment]
[attachment=2]P1110736_1.JPG[/attachment]
スライダー斜瀑5m、末広がり4mと越え、巨岩に挟まれた2mばかりの小滝で行き詰った。瀑芯突破は深い釜から取り
付くのが難しそうだし、頭からまともにシャワーを浴びる。右の草付きからの巻きはトラバースがかなり悪そう。右手の
巨岩の3mあたりの地点にはホールドがあるが届かない。結局選んだのはショルダー作戦である。ふ~さんの肩に乗っ
て空身で這い上がり、ザックを荷揚げした後ふ~さんを引っ張り上げた。
巨岩の下に割れた岩の残骸が転がっていたので、元々は普通に登れたのかもしれないが、なかなか面白いアトラクシ
ョンだった。
豪快な煙突状15m滝を右のルンゼから巻くと(この谷の巻きはほとんど右だ)、谷はいよいよ白さを増して、漂白した
ような岩が増えてきた。谷巾いっぱいに流れ落ちる5mのスダレ滝を快適に直登。続く長さ30mのナメ滝が美しい。
http://youtu.be/TKVIzw-xbdQ
2条5m、末広がり4mと続いたところで10m滝に突き当たった。左の斜上ラインを探るが中間部のホールドが乏しく登れ
そうにない。左の草付きも急な上にズルズルだ。落ち口へ続くバンドに乗りさえすればなんとかなりそうである。
結局斜上ラインの途中から真上へ上がってバンドに到達したのだが、微妙なホールドとバランスで少し気持ちの悪い
登攀だった。掴んだ岩が抜けない保証はないので、確認の上押さえ込むようにしなければならなかった。
ここで本日唯一のアンザイレン。アンカーを取れなかったので、ロープの流れからふ~さんには斜上ルートを上がるよう
に叫んだのだが、聞こえなかったようで同じラインを上がってきた。
[attachment=1]P1110744_1.JPG[/attachment]
美しいナメ滝を3つ越えたところで連瀑帯は終了。Ca1800mの二俣に到着した。
本流は右だが、大倉山先のコルに突き上げる左俣も同じような規模で合流している。ここまで4時間半。ほぼ読み通り
のペースで来ている。
実は心配していたヒザは心配ない状態に戻っていたものの、体力が持つかどうかが大きな不安だった。しかし時刻は
まだ11時。遡行を切り上げて大倉山へ逃げようなんて口が裂けても言えない。山頂はともかく室堂平へと続く源頭まで
はと頑張ることにした。この時は何も口には出さなかったのだが。
ビールも抜きの簡単な昼食後、本流に進む。さすがに水量を減じた大白水谷は、しばらく平流が続いた後一気に高度
を上げ始める。しかし滝と呼べる規模の落差は数えるほどしかなく、間断なく続く段差を水が流れているといった趣きで
ある。いくつか現れる滝もすべて気持ちよく直登が可能だ。
その中にいかにもふ~さん好みの滝があった。鈴ヶ沢でも見た一面にコケの張り付いた滝。
緑色の滝というのはなかなかお目にかかれないのではないだろうか。例によって嘗め回すように鑑賞、撮影の後、腰ま
で浸かって滝身に取り付いた。どうも見るだけでは我慢できないようだ。私は巻くつもりだったが渋々後に従う。
進行方向はガスで覆われ出した。振り返れば下界の方は晴れ間が出ている。奥三方岳の荒々しいガレが頭を出して
いた。
不意に傾斜が緩むと、流れはもう小川の雰囲気だ。谷間は大きく広がり、河岸台地はお花畑が続く。
ハクサンコザクラ、カラマツソウ、クルマユリ、ミヤマタンポポ、ミヤマキンポウゲ等々、花にはいささか遅いだろうとの予
想を裏切るうれしい出会いだ。
カンクラ雪渓と名付けられたここは、盛夏なら雪の上をステップを切って歩くところだろうが、今日は全長10mほどの残
骸があっただけだ。
源頭に近付くほど傾斜が緩くなり、ついに谷の形は失われて一面のお花畑となった。遡行を続けて良かったと心から思
わせてくれる素晴らしい源頭部である。
[attachment=0]P1110806_1.JPG[/attachment]
突然ガスのベールが剥ぎ取られ、眩しい青空が広がった。山頂を見上げると首が痛いぐらい間近にせり上がっている。
山頂ダイレクトにこだわって、ハイマツ漕ぎをせずに済むルートを目で探る。県境ラインはハイマツの密生のようだが、東
斜面は疎らで露岩も多く、なんとか繋いで行けそうだ。大白水谷と転法輪谷の中間尾根から右よりにルートを取る。
しかしこの登りは苦しかった。等高線の詰まり具合を見れば当然だ。10歩進んでは立ち止まるという繰り返し。
足元のイワギキョウの群落が慰めてくれる。
山頂まであと少しの、山頂直下から転法輪谷へ落ちるルンゼの手前で休憩していると、岩の間で何かが動いたのが
見えた。注意深く見ていると、小さく可愛い顔が頭を出した。オコジョだ。急いでふ~さんに告げるとすぐに姿を隠してし
まったが、しばらくするとまた違う場所からこちらを見つめている。慌ててカメラを出したがそれを2回ほど繰り返して消え
てしまった。
オコジョ君も激励してくれたので、最後のワンピッチを頑張ろう。そこから少し上がるとどこから続いているのか踏み跡ら
しきものがあった。
標柱が見えた。家族連れらしい3人パーティーが寛いでいる。今日は室堂泊まりなのだろう。
白山御前峰山頂に立った。出発から9時間が経過していた。ふ~さんとガッチリ握手。午後3時頃から雨模様と言う予
報にも関わらず、雲が多いものの頭上には真っ青な空が広がっている。
何度も来ている山頂。今年5月に来た時は何の感慨も湧かなかった山頂に、今日は満足感と達成感の笑みが止まら
ない。この喜びは大白水谷を最後まで詰めなければ決して味わうことができなかっただろう。登山としての沢登りを完
結させるためには、山頂というのは必要不可欠な存在だ。ふ~さんもまた同じ思いを抱いているに違いない。
休んでいると、まだ次々と登山者が上がって来る。みなさん当然室堂泊まりだ。こちらは平瀬まで下りなければなら
ない。のんびりしていられる時間ではないが、急いで下りようという気は毛頭ない。
もとより闇下は織り込み済み。運がよければヘッデンを使わずに下りられるだろう。
名残惜しい気持ちを山頂に残して、登山道を下山開始。一般道の下りならガンガン飛ばせると思っていたのが甘かっ
た。さすがに足が言うことを聞かない。渓流シューズのままのふーさんも足を傷めたようで、不似合いなほどお上品な歩
き方である。室堂平ではハクサンフウロが満開だ。今年は遅くまで花が楽しめるようだ。
室堂から大倉山の尾根に入ると、登ってきた大白水谷の源流がすぐそこに見えた。
「こんなに丸見えやったんか。悪いことはでけへんなあ。」と笑いあう。
それにしても、源頭部から御前峰へ続くラインもまた一望のもと。よく登ったものだと改めて感慨にふける。
右手を見下ろせばたんぽぽワールドのゾロ谷が、なんでこんなところを登る気になるのかというような殺伐とした雰囲気
で荒々しい姿を見せていた。驚いたことに、はるか下方の標高1500mに満たないようなところで雪渓が谷を埋めていた。
あっと言う間に着くはずの大倉山まで道中の長いこと。まるで老人会パーティーのような覚束ない足取りだ。
それでも私の方は軽登山靴に履き替えて、ザック忍ばせていたストックを使っているのでかなりマシである。
渓流シューズで標高差1500mを下るのは辛いものがあるだろう。この道にはマツムシソウが多い。
カンバ帯からブナ林へ変わるあたりで暗くなった。最後の休憩がてらヘッデンを点灯する。
真っ暗なブナ林を坦々と下っていると、前方に光が見えた。ヘッデンの灯りのようだ。登山者?下山者?
すぐに追い付くと3人パーティーのひとりがかなりバテているようだった。3人ともヘッデンを点けているし、ここからは問
題のない道だ。ゆっくり歩けば大丈夫だろう。
大白川の明りが木の間にチラチラしている。もうすぐだ。闇下の時の明りは勇気付けてくれる。
泊まりの登山者車だけが数台残された大白川の駐車場に到着。出発から13時間が経過していた。再びガッチリと握手。
さすがに疲れた。が、今はやり切ったという満足感が疲労感を遥かに凌駕している。
気掛かりなのは、しらみずの湯の営業時間だけだ。
山日和
【山 域】白山 大白川大白水谷
【天 候】曇り時々晴れ
【メンバー】ふ~さん、山日和
【コース】大白水谷出合6:16---7:07転法輪谷---10:51二俣11:23---13:50源頭---15:12御前峰15:54---
17:32大倉山17:47---19:26大白川
元越谷、木屋谷川と歩き慣れた沢を歩いているうちに、沢に対するモチベーションも持ち直してきたようだ。
本日の目的地は白山東面の大白川支流大白水谷(おじらみだに)。沢泊でのんびりというつもりだったが、天気の加
減で日帰りとなった。日帰りでこの沢をやる場合、通常は核心部を過ぎた二俣から大倉山への尾根に逃げるというの
がほとんどである。しかし自分のポリシーからしても核心部のつまみ食いはしたくないし、第一美しくない。
体力が持つかどうかの不安はあるが、とにかく御前峰山頂を目指そう。それもダイレクトで。闇下は想定の範囲内。
休み明けの仕事が辛いのを我慢しさえすればなんとかなるだろう。
大白川の駐車場からほんの少し戻ったところが入渓点である。最近はDOCでしか来ていないので、この駐車場で車
を見るのも久し振りだ。
やたら白っぽい流れに入る。この谷は何の成分なのか、異様に白い岩で構成されている。と言うより水の流れた部分
が白くなっているのだ。まさに文字通り「白水谷」である。
転法輪谷の出合まではまったくの平流。眠気を催してきそうな渓相が続いた。
休憩中に若者2人のパーティーが通過して行った。雑誌から出てきたようなスタイリッシュな出で立ちで、おっさん2人
パーティーとえらい違いである。2人の年令を足しても我々のひとり分まで行かないだろう。こういう若者が次代の沢登
りを背負っていくと思うと頼もしい限りだ。
二俣を左に取るとゴルジュの始まりだ。まずは挨拶代わりの2条5m。これは真ん中の岩場を上がってすぐに8m滝と
対面。右の岩壁にルートがあり、少し上がってから滝身に向かって登る。ホールドは豊富だ。
続いて3m滝を手前に配して25m大滝の登場である。3m滝の陰になって見えなかったが、先ほどのパーティーが登攀
準備中だった。瀑風を避けて様子を眺めていると、トップは下部にビレイポイントが見つからないようで行ったり来たりし
ており、かなり時間が掛かりそうに思えた。先が長いので残念だが右からの巻きを選択したが、こいつが悪かった。
ズルズルのルンゼは手掛かりも少なく、乏しい立ち木と草の根まとめ持ちでじりじりと上がっていく。ふ~さんはアイス
バイルを叩き込みながら続いた。落ち口のラインで流れの方へトラバースすると、小さいルンゼから簡単に沢へ復帰す
ることができた。
ちょうどセカンドが上がってきたところで、「難しかった?」と聞いてみると「全然」という答え。この大滝を登れなかったの
は残念だが、あの泥臭い巻きの方が我々には相応しいと言えるかもしれない。
[attachment=4]P1110666_1_1.JPG[/attachment]
続く15m滝の前で休憩していると再び若者達が通過していった。水流右横の岩壁と草付きのラインを上がれるか探っ
たが、上で詰まりそうなのでやめた。ここは右の草付きから簡単に巻ける。
[attachment=3]P1110677_1.JPG[/attachment]
[attachment=2]P1110736_1.JPG[/attachment]
スライダー斜瀑5m、末広がり4mと越え、巨岩に挟まれた2mばかりの小滝で行き詰った。瀑芯突破は深い釜から取り
付くのが難しそうだし、頭からまともにシャワーを浴びる。右の草付きからの巻きはトラバースがかなり悪そう。右手の
巨岩の3mあたりの地点にはホールドがあるが届かない。結局選んだのはショルダー作戦である。ふ~さんの肩に乗っ
て空身で這い上がり、ザックを荷揚げした後ふ~さんを引っ張り上げた。
巨岩の下に割れた岩の残骸が転がっていたので、元々は普通に登れたのかもしれないが、なかなか面白いアトラクシ
ョンだった。
豪快な煙突状15m滝を右のルンゼから巻くと(この谷の巻きはほとんど右だ)、谷はいよいよ白さを増して、漂白した
ような岩が増えてきた。谷巾いっぱいに流れ落ちる5mのスダレ滝を快適に直登。続く長さ30mのナメ滝が美しい。
http://youtu.be/TKVIzw-xbdQ
2条5m、末広がり4mと続いたところで10m滝に突き当たった。左の斜上ラインを探るが中間部のホールドが乏しく登れ
そうにない。左の草付きも急な上にズルズルだ。落ち口へ続くバンドに乗りさえすればなんとかなりそうである。
結局斜上ラインの途中から真上へ上がってバンドに到達したのだが、微妙なホールドとバランスで少し気持ちの悪い
登攀だった。掴んだ岩が抜けない保証はないので、確認の上押さえ込むようにしなければならなかった。
ここで本日唯一のアンザイレン。アンカーを取れなかったので、ロープの流れからふ~さんには斜上ルートを上がるよう
に叫んだのだが、聞こえなかったようで同じラインを上がってきた。
[attachment=1]P1110744_1.JPG[/attachment]
美しいナメ滝を3つ越えたところで連瀑帯は終了。Ca1800mの二俣に到着した。
本流は右だが、大倉山先のコルに突き上げる左俣も同じような規模で合流している。ここまで4時間半。ほぼ読み通り
のペースで来ている。
実は心配していたヒザは心配ない状態に戻っていたものの、体力が持つかどうかが大きな不安だった。しかし時刻は
まだ11時。遡行を切り上げて大倉山へ逃げようなんて口が裂けても言えない。山頂はともかく室堂平へと続く源頭まで
はと頑張ることにした。この時は何も口には出さなかったのだが。
ビールも抜きの簡単な昼食後、本流に進む。さすがに水量を減じた大白水谷は、しばらく平流が続いた後一気に高度
を上げ始める。しかし滝と呼べる規模の落差は数えるほどしかなく、間断なく続く段差を水が流れているといった趣きで
ある。いくつか現れる滝もすべて気持ちよく直登が可能だ。
その中にいかにもふ~さん好みの滝があった。鈴ヶ沢でも見た一面にコケの張り付いた滝。
緑色の滝というのはなかなかお目にかかれないのではないだろうか。例によって嘗め回すように鑑賞、撮影の後、腰ま
で浸かって滝身に取り付いた。どうも見るだけでは我慢できないようだ。私は巻くつもりだったが渋々後に従う。
進行方向はガスで覆われ出した。振り返れば下界の方は晴れ間が出ている。奥三方岳の荒々しいガレが頭を出して
いた。
不意に傾斜が緩むと、流れはもう小川の雰囲気だ。谷間は大きく広がり、河岸台地はお花畑が続く。
ハクサンコザクラ、カラマツソウ、クルマユリ、ミヤマタンポポ、ミヤマキンポウゲ等々、花にはいささか遅いだろうとの予
想を裏切るうれしい出会いだ。
カンクラ雪渓と名付けられたここは、盛夏なら雪の上をステップを切って歩くところだろうが、今日は全長10mほどの残
骸があっただけだ。
源頭に近付くほど傾斜が緩くなり、ついに谷の形は失われて一面のお花畑となった。遡行を続けて良かったと心から思
わせてくれる素晴らしい源頭部である。
[attachment=0]P1110806_1.JPG[/attachment]
突然ガスのベールが剥ぎ取られ、眩しい青空が広がった。山頂を見上げると首が痛いぐらい間近にせり上がっている。
山頂ダイレクトにこだわって、ハイマツ漕ぎをせずに済むルートを目で探る。県境ラインはハイマツの密生のようだが、東
斜面は疎らで露岩も多く、なんとか繋いで行けそうだ。大白水谷と転法輪谷の中間尾根から右よりにルートを取る。
しかしこの登りは苦しかった。等高線の詰まり具合を見れば当然だ。10歩進んでは立ち止まるという繰り返し。
足元のイワギキョウの群落が慰めてくれる。
山頂まであと少しの、山頂直下から転法輪谷へ落ちるルンゼの手前で休憩していると、岩の間で何かが動いたのが
見えた。注意深く見ていると、小さく可愛い顔が頭を出した。オコジョだ。急いでふ~さんに告げるとすぐに姿を隠してし
まったが、しばらくするとまた違う場所からこちらを見つめている。慌ててカメラを出したがそれを2回ほど繰り返して消え
てしまった。
オコジョ君も激励してくれたので、最後のワンピッチを頑張ろう。そこから少し上がるとどこから続いているのか踏み跡ら
しきものがあった。
標柱が見えた。家族連れらしい3人パーティーが寛いでいる。今日は室堂泊まりなのだろう。
白山御前峰山頂に立った。出発から9時間が経過していた。ふ~さんとガッチリ握手。午後3時頃から雨模様と言う予
報にも関わらず、雲が多いものの頭上には真っ青な空が広がっている。
何度も来ている山頂。今年5月に来た時は何の感慨も湧かなかった山頂に、今日は満足感と達成感の笑みが止まら
ない。この喜びは大白水谷を最後まで詰めなければ決して味わうことができなかっただろう。登山としての沢登りを完
結させるためには、山頂というのは必要不可欠な存在だ。ふ~さんもまた同じ思いを抱いているに違いない。
休んでいると、まだ次々と登山者が上がって来る。みなさん当然室堂泊まりだ。こちらは平瀬まで下りなければなら
ない。のんびりしていられる時間ではないが、急いで下りようという気は毛頭ない。
もとより闇下は織り込み済み。運がよければヘッデンを使わずに下りられるだろう。
名残惜しい気持ちを山頂に残して、登山道を下山開始。一般道の下りならガンガン飛ばせると思っていたのが甘かっ
た。さすがに足が言うことを聞かない。渓流シューズのままのふーさんも足を傷めたようで、不似合いなほどお上品な歩
き方である。室堂平ではハクサンフウロが満開だ。今年は遅くまで花が楽しめるようだ。
室堂から大倉山の尾根に入ると、登ってきた大白水谷の源流がすぐそこに見えた。
「こんなに丸見えやったんか。悪いことはでけへんなあ。」と笑いあう。
それにしても、源頭部から御前峰へ続くラインもまた一望のもと。よく登ったものだと改めて感慨にふける。
右手を見下ろせばたんぽぽワールドのゾロ谷が、なんでこんなところを登る気になるのかというような殺伐とした雰囲気
で荒々しい姿を見せていた。驚いたことに、はるか下方の標高1500mに満たないようなところで雪渓が谷を埋めていた。
あっと言う間に着くはずの大倉山まで道中の長いこと。まるで老人会パーティーのような覚束ない足取りだ。
それでも私の方は軽登山靴に履き替えて、ザック忍ばせていたストックを使っているのでかなりマシである。
渓流シューズで標高差1500mを下るのは辛いものがあるだろう。この道にはマツムシソウが多い。
カンバ帯からブナ林へ変わるあたりで暗くなった。最後の休憩がてらヘッデンを点灯する。
真っ暗なブナ林を坦々と下っていると、前方に光が見えた。ヘッデンの灯りのようだ。登山者?下山者?
すぐに追い付くと3人パーティーのひとりがかなりバテているようだった。3人ともヘッデンを点けているし、ここからは問
題のない道だ。ゆっくり歩けば大丈夫だろう。
大白川の明りが木の間にチラチラしている。もうすぐだ。闇下の時の明りは勇気付けてくれる。
泊まりの登山者車だけが数台残された大白川の駐車場に到着。出発から13時間が経過していた。再びガッチリと握手。
さすがに疲れた。が、今はやり切ったという満足感が疲労感を遥かに凌駕している。
気掛かりなのは、しらみずの湯の営業時間だけだ。
山日和
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
おやおや、こりゃまた、ヤブのヘンタイ双璧がオジラミ退治に出陣でしたか(@_@;)
ポポンタちゃんがおれば白山三獣士だったのにね~
【コース】大白水谷出合6:16---7:07転法輪谷---10:51二俣11:23---13:50源頭---15:12御前峰15:54---17:32大倉山17:47---19:26大白川
なんじゃ、このロングランは! 4時にてっぺんから下山とは…(@_@;)
よく足が持ちましたね。
本日の目的地は白山東面の大白川支流大白水谷(おじらみだに)。沢泊でのんびりというつもりだったが、天気の加減で日帰りとなった。日帰りでこの沢をやる場合、通常は核心部を過ぎた二俣から大倉山への尾根に逃げるというのがほとんどである。しかし自分のポリシーからしても核心部のつまみ食いはしたくないし、第一美しくない。
「山日和美学」ってやつですか?
沢は詰めるべし、ピークは極めるべし。核心部の次に確信部あり!
「美学」って言葉は最近よう聞きますけど、お二人にとっては単なる言い訳や拘りと違って、譲れない矜持なんだ!!(^^)!
やたら白っぽい流れに入る。この谷は何の成分なのか、異様に白い岩で構成されている。と言うより水の流れた部分が白くなっているのだ。まさに文字通り「白水谷」である。
シラミが浮いてた?
えらい違いである。2人の年令を足しても我々のひとり分まで行かないだろう。こういう若者が次代の沢登りを背負っていくと思うと頼もしい限りだ。
biwa爺は羨ましいと思うだけですけど…、一応、笑顔で声掛けときます。(いざというとき荷物担いでくれるかも知れんし…)
落ち口のラインで流れの方へトラバースすると、小さいルンゼから簡単に沢へ復帰することができた。
ちょうどセカンドが上がってきたところで、「難しかった?」と聞いてみると「全然」という答え。この大滝を登れなかったのは残念だが、あの泥臭い巻きの方が我々には相応しいと言えるかもしれない。
なんでもお国の新リーダー(?)も「泥臭い」ドジョウ好きらしいですけど…?
先が長いから、体力は温存しましょう。(^_-)
結局選んだのはショルダー作戦である。ふ~さんの肩に乗って空身で這い上がり、ザックを荷揚げした後ふ~さんを引っ張り上げた。
巨岩の下に割れた岩の残骸が転がっていたので、元々は普通に登れたのかもしれないが、なかなか面白いアトラクションだった。
親ガメ子亀作戦ですか! まあ、ふ~さんは「耐えること」にヨロコビを感じる肩なんで、きっと導師を担いで喜悦に咽んでいたことでしょう。!(^^)!
実は心配していたヒザは心配ない状態に戻っていたものの、体力が持つかどうかが大きな不安だった。しかし時刻はまだ11時。遡行を切り上げて大倉山へ逃げようなんて口が裂けても言えない。山頂はともかく室堂平へと続く源頭まではと頑張ることにした。この時は何も口には出さなかったのだが。
逃げるだなんて、ポリシーが許さん!マニフェスト違反ですもんね~(^_-)
その中にいかにもふ~さん好みの滝があった。鈴ヶ沢でも見た一面にコケの張り付いた滝。
緑色の滝というのはなかなかお目にかかれないのではないだろうか。例によって嘗め回すように鑑賞、撮影の後、腰まで浸かって滝身に取り付いた。どうも見るだけでは我慢できないようだ。私は巻くつもりだったが渋々後に従う。
緑苔谷某行事件の供述書より
被告F 「眺めているうちに、もう我慢できなくなりました。つい、理性を失い、抱きついてしまったんです。ほんとうに出来心なんです、反省してます」
被告Y 「ぼ、ぼくは見るだけにしようって…。でも、Fがやっちゃったたんで、仕方なくあとに続いたんです。えっ?嘗め回してた? それって、目での話ですがな…。勘弁して下さいよオ」
山頂まであと少しの、山頂直下から転法輪谷へ落ちるルンゼの手前で休憩していると、岩の間で何かが動いたのが見えた。注意深く見ていると、小さく可愛い顔が頭を出した。オコジョだ。急いでふ~さんに告げるとすぐに姿を隠してしまったが、しばらくするとまた違う場所からこちらを見つめている。慌ててカメラを出したがそれを2回ほど繰り返して消えてしまった。
オコジョも驚いたことでしょうねえ。(@_@;)
なんでこんなところに人間がおるんや?
ん?人間と違う? もう一遍見てみよ…。やっぱり人間やわ!
なんや、危ないもん出しよった。早よ逃げよう!
白山御前峰山頂に立った。出発から9時間が経過していた。ふ~さんとガッチリ握手。午後3時頃から雨模様と言う予報にも関わらず、雲が多いものの頭上には真っ青な空が広がっている。
何度も来ている山頂。今年5月に来た時は何の感慨も湧かなかった山頂に、今日は満足感と達成感の笑みが止まらない。この喜びは大白水谷を最後まで詰めなければ決して味わうことができなかっただろう。登山としての沢登りを完結させるためには、山頂というのは必要不可欠な存在だ。ふ~さんもまた同じ思いを抱いているに違いない。
達成の喜びが伝わってきます。山頂はいつもそこにあるけど、どうやってそこに立つかで感動も感慨も違いますね。(ふ~さんは緑抱きだけで満足かも?(^_-))
名残惜しい気持ちを山頂に残して、登山道を下山開始。一般道の下りならガンガン飛ばせると思っていたのが甘かった。さすがに足が言うことを聞かない。渓流シューズのままのふーさんも足を傷めたようで、不似合いなほどお上品な歩き方である。室堂平ではハクサンフウロが満開だ。今年は遅くまで花が楽しめるようだ。
さすがのお二人も足にきましたか。ふ~さんの沢靴だけってのもポリシーなんですかね?
それにしても花を楽しんでる時刻じゃないですがね…。
真っ暗なブナ林を坦々と下っていると、前方に光が見えた。ヘッデンの灯りのようだ。登山者?下山者?
すぐに追い付くと3人パーティーのひとりがかなりバテているようだった。3人ともヘッデンを点けているし、ここからは問題のない道だ。ゆっくり歩けば大丈夫だろう。
おやおや、同族みたいな方々もおられましたか。
大白川の明りが木の間にチラチラしている。もうすぐだ。闇下の時の明りは勇気付けてくれる。
泊まりの登山者車だけが数台残された大白川の駐車場に到着。出発から13時間が経過していた。再びガッチリと握手。
さすがに疲れた。が、今はやり切ったという満足感が疲労感を遥かに凌駕している。
気掛かりなのは、しらみずの湯の営業時間だけだ。
ほんまにお疲れ様です。夏の総決算ですね。!(^^)!
満足感が薄れたころ、疲労感と膝痛が一気にやってきまっせ~(@_@;)
で、しらみずの湯は間にあったの?
~biwaco
ポポンタちゃんがおれば白山三獣士だったのにね~
【コース】大白水谷出合6:16---7:07転法輪谷---10:51二俣11:23---13:50源頭---15:12御前峰15:54---17:32大倉山17:47---19:26大白川
なんじゃ、このロングランは! 4時にてっぺんから下山とは…(@_@;)
よく足が持ちましたね。
本日の目的地は白山東面の大白川支流大白水谷(おじらみだに)。沢泊でのんびりというつもりだったが、天気の加減で日帰りとなった。日帰りでこの沢をやる場合、通常は核心部を過ぎた二俣から大倉山への尾根に逃げるというのがほとんどである。しかし自分のポリシーからしても核心部のつまみ食いはしたくないし、第一美しくない。
「山日和美学」ってやつですか?
沢は詰めるべし、ピークは極めるべし。核心部の次に確信部あり!
「美学」って言葉は最近よう聞きますけど、お二人にとっては単なる言い訳や拘りと違って、譲れない矜持なんだ!!(^^)!
やたら白っぽい流れに入る。この谷は何の成分なのか、異様に白い岩で構成されている。と言うより水の流れた部分が白くなっているのだ。まさに文字通り「白水谷」である。
シラミが浮いてた?
えらい違いである。2人の年令を足しても我々のひとり分まで行かないだろう。こういう若者が次代の沢登りを背負っていくと思うと頼もしい限りだ。
biwa爺は羨ましいと思うだけですけど…、一応、笑顔で声掛けときます。(いざというとき荷物担いでくれるかも知れんし…)
落ち口のラインで流れの方へトラバースすると、小さいルンゼから簡単に沢へ復帰することができた。
ちょうどセカンドが上がってきたところで、「難しかった?」と聞いてみると「全然」という答え。この大滝を登れなかったのは残念だが、あの泥臭い巻きの方が我々には相応しいと言えるかもしれない。
なんでもお国の新リーダー(?)も「泥臭い」ドジョウ好きらしいですけど…?
先が長いから、体力は温存しましょう。(^_-)
結局選んだのはショルダー作戦である。ふ~さんの肩に乗って空身で這い上がり、ザックを荷揚げした後ふ~さんを引っ張り上げた。
巨岩の下に割れた岩の残骸が転がっていたので、元々は普通に登れたのかもしれないが、なかなか面白いアトラクションだった。
親ガメ子亀作戦ですか! まあ、ふ~さんは「耐えること」にヨロコビを感じる肩なんで、きっと導師を担いで喜悦に咽んでいたことでしょう。!(^^)!
実は心配していたヒザは心配ない状態に戻っていたものの、体力が持つかどうかが大きな不安だった。しかし時刻はまだ11時。遡行を切り上げて大倉山へ逃げようなんて口が裂けても言えない。山頂はともかく室堂平へと続く源頭まではと頑張ることにした。この時は何も口には出さなかったのだが。
逃げるだなんて、ポリシーが許さん!マニフェスト違反ですもんね~(^_-)
その中にいかにもふ~さん好みの滝があった。鈴ヶ沢でも見た一面にコケの張り付いた滝。
緑色の滝というのはなかなかお目にかかれないのではないだろうか。例によって嘗め回すように鑑賞、撮影の後、腰まで浸かって滝身に取り付いた。どうも見るだけでは我慢できないようだ。私は巻くつもりだったが渋々後に従う。
緑苔谷某行事件の供述書より
被告F 「眺めているうちに、もう我慢できなくなりました。つい、理性を失い、抱きついてしまったんです。ほんとうに出来心なんです、反省してます」
被告Y 「ぼ、ぼくは見るだけにしようって…。でも、Fがやっちゃったたんで、仕方なくあとに続いたんです。えっ?嘗め回してた? それって、目での話ですがな…。勘弁して下さいよオ」
山頂まであと少しの、山頂直下から転法輪谷へ落ちるルンゼの手前で休憩していると、岩の間で何かが動いたのが見えた。注意深く見ていると、小さく可愛い顔が頭を出した。オコジョだ。急いでふ~さんに告げるとすぐに姿を隠してしまったが、しばらくするとまた違う場所からこちらを見つめている。慌ててカメラを出したがそれを2回ほど繰り返して消えてしまった。
オコジョも驚いたことでしょうねえ。(@_@;)
なんでこんなところに人間がおるんや?
ん?人間と違う? もう一遍見てみよ…。やっぱり人間やわ!
なんや、危ないもん出しよった。早よ逃げよう!
白山御前峰山頂に立った。出発から9時間が経過していた。ふ~さんとガッチリ握手。午後3時頃から雨模様と言う予報にも関わらず、雲が多いものの頭上には真っ青な空が広がっている。
何度も来ている山頂。今年5月に来た時は何の感慨も湧かなかった山頂に、今日は満足感と達成感の笑みが止まらない。この喜びは大白水谷を最後まで詰めなければ決して味わうことができなかっただろう。登山としての沢登りを完結させるためには、山頂というのは必要不可欠な存在だ。ふ~さんもまた同じ思いを抱いているに違いない。
達成の喜びが伝わってきます。山頂はいつもそこにあるけど、どうやってそこに立つかで感動も感慨も違いますね。(ふ~さんは緑抱きだけで満足かも?(^_-))
名残惜しい気持ちを山頂に残して、登山道を下山開始。一般道の下りならガンガン飛ばせると思っていたのが甘かった。さすがに足が言うことを聞かない。渓流シューズのままのふーさんも足を傷めたようで、不似合いなほどお上品な歩き方である。室堂平ではハクサンフウロが満開だ。今年は遅くまで花が楽しめるようだ。
さすがのお二人も足にきましたか。ふ~さんの沢靴だけってのもポリシーなんですかね?
それにしても花を楽しんでる時刻じゃないですがね…。
真っ暗なブナ林を坦々と下っていると、前方に光が見えた。ヘッデンの灯りのようだ。登山者?下山者?
すぐに追い付くと3人パーティーのひとりがかなりバテているようだった。3人ともヘッデンを点けているし、ここからは問題のない道だ。ゆっくり歩けば大丈夫だろう。
おやおや、同族みたいな方々もおられましたか。
大白川の明りが木の間にチラチラしている。もうすぐだ。闇下の時の明りは勇気付けてくれる。
泊まりの登山者車だけが数台残された大白川の駐車場に到着。出発から13時間が経過していた。再びガッチリと握手。
さすがに疲れた。が、今はやり切ったという満足感が疲労感を遥かに凌駕している。
気掛かりなのは、しらみずの湯の営業時間だけだ。
ほんまにお疲れ様です。夏の総決算ですね。!(^^)!
満足感が薄れたころ、疲労感と膝痛が一気にやってきまっせ~(@_@;)
で、しらみずの湯は間にあったの?
~biwaco
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
こんにちわ、残暑厳しい日中です、沢遊びに好い日和ですね。
ここからおまけです、スンマヘン。
タンポポしゃんもスゴイお方ですね、チョッとスケベーナところが男らしくていいなあ。
今夏ヤブコギネットは白山の夏でしたね。よく判りました。
緑水
これはこれは男盛り、お仕事忙しい中を万端調整してのやったろみゃかーの白山詣でしたか。山日和 さんが書きました:【日 付】2011年8月28日(日)
【山 域】白山 大白川大白水谷
【天 候】曇り時々晴れ
【メンバー】ふ~さん、山日和
【コース】大白水谷出合6:16---7:07転法輪谷---10:51二俣11:23---13:50源頭---15:12御前峰15:54---
17:32大倉山17:47---19:26大白川?
突然ガスのベールが剥ぎ取られ、眩しい青空が広がった。山頂を見上げると首が痛いぐらい間近にせり上がっている。
山頂ダイレクトにこだわって、ハイマツ漕ぎをせずに済むルートを目で探る。県境ラインはハイマツの密生のようだが、東
斜面は疎らで露岩も多く、なんとか繋いで行けそうだ。大白水谷と転法輪谷の中間尾根から右よりにルートを取る。
しかしこの登りは苦しかった。等高線の詰まり具合を見れば当然だ。10歩進んでは立ち止まるという繰り返し。
足元のイワギキョウの群落が慰めてくれる。
スンマヘン、核心部の滝登りはパスしますね、参考になりま変がなですから
リードオフはどちらさんがされるんでしょうね、チョッと気になりますた。
お互い力量の試しは済んでる思いますが、得意技はありますもんね。昔からの知り合いでもないことだし。
おおお、我らの山日和山河トップなんだ、オコジョは未だ黒い毛でしょうね。山頂まであと少しの、山頂直下から転法輪谷へ落ちるルンゼの手前で休憩していると、岩の間で何かが動いたのが
見えた。注意深く見ていると、小さく可愛い顔が頭を出した。オコジョだ。急いでふ~さんに告げるとすぐに姿を隠してし
まったが、しばらくするとまた違う場所からこちらを見つめている。慌ててカメラを出したがそれを2回ほど繰り返して消え
てしまった。
タラチネでオコジョが岩穴からなんども顔を出し写しましたよ、可愛いなあの仕草に疲れが飛びますたね。
オコジョ君も激励してくれたので、最後のワンピッチを頑張ろう。そこから少し上がるとどこから続いているのか踏み跡ら
しきものがあった。
この記丈だ、踏み跡らしきは山頂下にある法輪の窟への道だな。
コレを伝いましたか、勝山kuyちゃんの訪ねよの所です。また行くつもりですワン
白山御前峰山頂に立った。出発から9時間が経過していた。ふ~さんとガッチリ握手。午後3時頃から雨模様と言う予
報にも関わらず、雲が多いものの頭上には真っ青な空が広がっている。
何度も来ている山頂。今年5月に来た時は何の感慨も湧かなかった山頂に、今日は満足感と達成感の笑みが止まら
ない。この喜びは大白水谷を最後まで詰めなければ決して味わうことができなかっただろう。登山としての沢登りを完
結させるためには、山頂というのは必要不可欠な存在だ。ふ~さんもまた同じ思いを抱いているに違いない。
美学ですなあ、目的は一つ艱難辛苦をパー友と乗り切る。素晴らしいですな。
お互い全開にしたらではなく、8割のセーブがいいんだろうなあ思う。
前に読んだ今井みち子、長谷川恒夫?だったっけ?欧州アルプス三大北壁の記録を想いださせます。
快挙おめでとうございますワン
右手を見下ろせばたんぽぽワールドのゾロ谷が、なんでこんなところを登る気になるのかというような殺伐とした雰囲気
で荒々しい姿を見せていた。驚いたことに、はるか下方の標高1500mに満たないようなところで雪渓が谷を埋めていた。
ここからおまけです、スンマヘン。
タンポポしゃんもスゴイお方ですね、チョッとスケベーナところが男らしくていいなあ。
今夏ヤブコギネットは白山の夏でしたね。よく判りました。
緑水
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
山日和さん ふ~さん こんばんは。
大白水谷でしたか~。
不肖、当方も何度も計画し、一度は、目指して前夜発して一路白山へと
向かった時もありましたが、ヘタレて、飛騨のナメに変更したり・・・・。
てなことで、おなじみの しかし、遙かな谷ですわ~。
とは言っても御前は彼方、大倉が精一杯ですけどね。
エエ画像でんなぁ。
詰め切り、登り詰めたのは快感、快挙ですなぁ!!。
それにしても、闇下はなんとかなっても、長~い下りも、ご苦労様でした。
いつか、参考にさせていただきま~す、二日がかりでも。
では また 鍛錬の比良の山麓で
SHIGEKI
大白水谷でしたか~。
不肖、当方も何度も計画し、一度は、目指して前夜発して一路白山へと
向かった時もありましたが、ヘタレて、飛騨のナメに変更したり・・・・。
てなことで、おなじみの しかし、遙かな谷ですわ~。
とは言っても御前は彼方、大倉が精一杯ですけどね。
エエ画像でんなぁ。
詰め切り、登り詰めたのは快感、快挙ですなぁ!!。
それにしても、闇下はなんとかなっても、長~い下りも、ご苦労様でした。
いつか、参考にさせていただきま~す、二日がかりでも。
では また 鍛錬の比良の山麓で
SHIGEKI
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
山日和さん、こんばんは~
【コース】大白水谷出合6:16---7:07転法輪谷---10:51二俣11:23---13:50源頭---15:12御前峰15:54---
17:32大倉山17:47---19:26大白川
うらやまC~
ぽぽんたも行きたかったなあ。
それにしても山日和さん、急にヤル気が湧いてきましたね、どうしたのでしょう。
本日の目的地は白山東面の大白川支流大白水谷(おじらみだに)。沢泊でのんびりというつもりだったが、天気の加
減で日帰りとなった。日帰りでこの沢をやる場合、通常は核心部を過ぎた二俣から大倉山への尾根に逃げるというの
がほとんどである。しかし自分のポリシーからしても核心部のつまみ食いはしたくないし、第一美しくない。
“美しくない”ですか・・・カコイイなあ。
体力が持つかどうかの不安はあるが、とにかく御前峰山頂を目指そう。それもダイレクトで。闇下は想定の範囲内。
闇下はいいとしても、相当キツイですねぇ、スタートがちょっと遅いですよ。
F氏はメラメラと燃えたことでしょう。
二俣を左に取るとゴルジュの始まりだ。まずは挨拶代わりの2条5m。これは真ん中の岩場を上がってすぐに8m滝と
対面。右の岩壁にルートがあり、少し上がってから滝身に向かって登る。ホールドは豊富だ。
前半は岩も安定していていいですね。
ズルズルのルンゼは手掛かりも少なく、乏しい立ち木と草の根まとめ持ちでじりじりと上がっていく。ふ~さんはアイス
バイルを叩き込みながら続いた。
ふ~さんはピッケルにバイルと重装備だったんやね、気合入れまくりやなあ~
ちょうどセカンドが上がってきたところで、「難しかった?」と聞いてみると「全然」という答え。この大滝を登れなかったの
は残念だが、あの泥臭い巻きの方が我々には相応しいと言えるかもしれない。
おっさんは“美しさ”を求めるより、ドロまみれの方がカッコエエっすよ。
結局選んだのはショルダー作戦である。ふ~さんの肩に乗って空身で這い上がり、ザックを荷揚げした後ふ~さんを引っ張り上げた。
巨岩の下に割れた岩の残骸が転がっていたので、元々は普通に登れたのかもしれないが、なかなか面白いアトラクシ
ョンだった。
導師さまの踏み台になるとは、ふ~さんも大きな得を積みましたね。
2条5m、末広がり4mと続いたところで10m滝に突き当たった。左の斜上ラインを探るが中間部のホールドが乏しく登れ
そうにない。左の草付きも急な上にズルズルだ。落ち口へ続くバンドに乗りさえすればなんとかなりそうである。
結局斜上ラインの途中から真上へ上がってバンドに到達したのだが、微妙なホールドとバランスで少し気持ちの悪い
登攀だった。掴んだ岩が抜けない保証はないので、確認の上押さえ込むようにしなければならなかった。
ここで本日唯一のアンザイレン。アンカーを取れなかったので、ロープの流れからふ~さんには斜上ルートを上がるよう
に叫んだのだが、聞こえなかったようで同じラインを上がってきた。
ここが一番の難所、ここを越えればもう心配なしですね。
実は心配していたヒザは心配ない状態に戻っていたものの、体力が持つかどうかが大きな不安だった。しかし時刻は
まだ11時。遡行を切り上げて大倉山へ逃げようなんて口が裂けても言えない。山頂はともかく室堂平へと続く源頭まで
はと頑張ることにした。この時は何も口には出さなかったのだが。
ぽぽんたがいたら口が裂けてもいいから鞍部へ進むって言ったでしょう。
だって御前峰発の最終便は15時なんだもん、間に合わないよ!
鬼監督のムチが飛んだだろうな。
ビールも抜きの簡単な昼食後、本流に進む。
鬼監督がいると辛いね!
「行動食以外は口にするな!」って指示が飛ぶでしょ。
緑色の滝というのはなかなかお目にかかれないのではないだろうか。例によって嘗め回すように鑑賞、撮影の後、腰ま
で浸かって滝身に取り付いた。どうも見るだけでは我慢できないようだ。私は巻くつもりだったが渋々後に従う。
嘗め回すようにじゃあなくて嘗め回したんでしょう・・・あの方は。
ハクサンコザクラ、カラマツソウ、クルマユリ、ミヤマタンポポ、ミヤマキンポウゲ等々、花にはいささか遅いだろうとの予
想を裏切るうれしい出会いだ。
おおっ、まだ小桜ちゃんが咲いてましたか。
花の名前を羅列して山日和さんも花好きになったもんですね。
カンクラ雪渓と名付けられたここは、盛夏なら雪の上をステップを切って歩くところだろうが、今日は全長10mほどの残
骸があっただけだ。
10mとは淋しいなあ、あと数日の命かあ。
斜面は疎らで露岩も多く、なんとか繋いで行けそうだ。大白水谷と転法輪谷の中間尾根から右よりにルートを取る。
しかしこの登りは苦しかった。等高線の詰まり具合を見れば当然だ。10歩進んでは立ち止まるという繰り返し。
足元のイワギキョウの群落が慰めてくれる。
雪のないここの登りは辛いだろうな。
ハイマツにでも抵抗されりゃあ、F氏は大喜びでしょう。
注意深く見ていると、小さく可愛い顔が頭を出した。オコジョだ。急いでふ~さんに告げるとすぐに姿を隠してし
まったが、しばらくするとまた違う場所からこちらを見つめている。慌ててカメラを出したがそれを2回ほど繰り返して消え
てしまった。
怪しげなおっさんが二人して登ってきたんで“しらやまひめのかみ”のもとへ知らせに向かったのに違いありません。
白山御前峰山頂に立った。出発から9時間が経過していた。ふ~さんとガッチリ握手。午後3時頃から雨模様と言う予
報にも関わらず、雲が多いものの頭上には真っ青な空が広がっている。
何度も来ている山頂。今年5月に来た時は何の感慨も湧かなかった山頂に、今日は満足感と達成感の笑みが止まら
ない。この喜びは大白水谷を最後まで詰めなければ決して味わうことができなかっただろう。登山としての沢登りを完
結させるためには、山頂というのは必要不可欠な存在だ。ふ~さんもまた同じ思いを抱いているに違いない。
やりましたね~、でも足はもうお疲れだろうし、最終便も時間がないよ!
さすがに足が言うことを聞かない。渓流シューズのままのふーさんも足を傷めたようで、不似合いなほどお上品な歩
き方である。
重装備だったんでクツは省いちゃったんだ、かわいそ~
室堂から大倉山の尾根に入ると、登ってきた大白水谷の源流がすぐそこに見えた。
「こんなに丸見えやったんか。悪いことはでけへんなあ。」と笑いあう。
それにしても、源頭部から御前峰へ続くラインもまた一望のもと。よく登ったものだと改めて感慨にふける。
一望できるのは気持ちエエっす。
右手を見下ろせばたんぽぽワールドのゾロ谷が、なんでこんなところを登る気になるのかというような殺伐とした雰囲気
で荒々しい姿を見せていた。驚いたことに、はるか下方の標高1500mに満たないようなところで雪渓が谷を埋めていた。
ゾロを馬鹿にしてはいけません、雪の多い谷なんですよ。
ぽぽんたはその雪の多さに魅了されたんですから。
あっと言う間に着くはずの大倉山まで道中の長いこと。まるで老人会パーティーのような覚束ない足取りだ。
ヤブコギ老人クラブの発足でしょうか、ワテも若手の部類やけど入会させてね。
それでも私の方は軽登山靴に履き替えて、ザック忍ばせていたストックを使っているのでかなりマシである。
ぽぽんたの場合は大下りにダブルストックはもう必携です。
ふ~さんのヒザはまだ泣いてるやろか?
大白川の明りが木の間にチラチラしている。もうすぐだ。闇下の時の明りは勇気付けてくれる。
泊まりの登山者車だけが数台残された大白川の駐車場に到着。出発から13時間が経過していた。再びガッチリと握手。
さすがに疲れた。が、今はやり切ったという満足感が疲労感を遥かに凌駕している。
闇下の帝王さま本日も無事ご帰還ですね、お疲れさま!
気掛かりなのは、しらみずの湯の営業時間だけだ。
あそこは遅くまでやってるから大丈夫だったでしょ。
【コース】大白水谷出合6:16---7:07転法輪谷---10:51二俣11:23---13:50源頭---15:12御前峰15:54---
17:32大倉山17:47---19:26大白川
うらやまC~
ぽぽんたも行きたかったなあ。
それにしても山日和さん、急にヤル気が湧いてきましたね、どうしたのでしょう。
本日の目的地は白山東面の大白川支流大白水谷(おじらみだに)。沢泊でのんびりというつもりだったが、天気の加
減で日帰りとなった。日帰りでこの沢をやる場合、通常は核心部を過ぎた二俣から大倉山への尾根に逃げるというの
がほとんどである。しかし自分のポリシーからしても核心部のつまみ食いはしたくないし、第一美しくない。
“美しくない”ですか・・・カコイイなあ。
体力が持つかどうかの不安はあるが、とにかく御前峰山頂を目指そう。それもダイレクトで。闇下は想定の範囲内。
闇下はいいとしても、相当キツイですねぇ、スタートがちょっと遅いですよ。
F氏はメラメラと燃えたことでしょう。
二俣を左に取るとゴルジュの始まりだ。まずは挨拶代わりの2条5m。これは真ん中の岩場を上がってすぐに8m滝と
対面。右の岩壁にルートがあり、少し上がってから滝身に向かって登る。ホールドは豊富だ。
前半は岩も安定していていいですね。
ズルズルのルンゼは手掛かりも少なく、乏しい立ち木と草の根まとめ持ちでじりじりと上がっていく。ふ~さんはアイス
バイルを叩き込みながら続いた。
ふ~さんはピッケルにバイルと重装備だったんやね、気合入れまくりやなあ~
ちょうどセカンドが上がってきたところで、「難しかった?」と聞いてみると「全然」という答え。この大滝を登れなかったの
は残念だが、あの泥臭い巻きの方が我々には相応しいと言えるかもしれない。
おっさんは“美しさ”を求めるより、ドロまみれの方がカッコエエっすよ。
結局選んだのはショルダー作戦である。ふ~さんの肩に乗って空身で這い上がり、ザックを荷揚げした後ふ~さんを引っ張り上げた。
巨岩の下に割れた岩の残骸が転がっていたので、元々は普通に登れたのかもしれないが、なかなか面白いアトラクシ
ョンだった。
導師さまの踏み台になるとは、ふ~さんも大きな得を積みましたね。
2条5m、末広がり4mと続いたところで10m滝に突き当たった。左の斜上ラインを探るが中間部のホールドが乏しく登れ
そうにない。左の草付きも急な上にズルズルだ。落ち口へ続くバンドに乗りさえすればなんとかなりそうである。
結局斜上ラインの途中から真上へ上がってバンドに到達したのだが、微妙なホールドとバランスで少し気持ちの悪い
登攀だった。掴んだ岩が抜けない保証はないので、確認の上押さえ込むようにしなければならなかった。
ここで本日唯一のアンザイレン。アンカーを取れなかったので、ロープの流れからふ~さんには斜上ルートを上がるよう
に叫んだのだが、聞こえなかったようで同じラインを上がってきた。
ここが一番の難所、ここを越えればもう心配なしですね。
実は心配していたヒザは心配ない状態に戻っていたものの、体力が持つかどうかが大きな不安だった。しかし時刻は
まだ11時。遡行を切り上げて大倉山へ逃げようなんて口が裂けても言えない。山頂はともかく室堂平へと続く源頭まで
はと頑張ることにした。この時は何も口には出さなかったのだが。
ぽぽんたがいたら口が裂けてもいいから鞍部へ進むって言ったでしょう。
だって御前峰発の最終便は15時なんだもん、間に合わないよ!
鬼監督のムチが飛んだだろうな。
ビールも抜きの簡単な昼食後、本流に進む。
鬼監督がいると辛いね!
「行動食以外は口にするな!」って指示が飛ぶでしょ。
緑色の滝というのはなかなかお目にかかれないのではないだろうか。例によって嘗め回すように鑑賞、撮影の後、腰ま
で浸かって滝身に取り付いた。どうも見るだけでは我慢できないようだ。私は巻くつもりだったが渋々後に従う。
嘗め回すようにじゃあなくて嘗め回したんでしょう・・・あの方は。
ハクサンコザクラ、カラマツソウ、クルマユリ、ミヤマタンポポ、ミヤマキンポウゲ等々、花にはいささか遅いだろうとの予
想を裏切るうれしい出会いだ。
おおっ、まだ小桜ちゃんが咲いてましたか。
花の名前を羅列して山日和さんも花好きになったもんですね。
カンクラ雪渓と名付けられたここは、盛夏なら雪の上をステップを切って歩くところだろうが、今日は全長10mほどの残
骸があっただけだ。
10mとは淋しいなあ、あと数日の命かあ。
斜面は疎らで露岩も多く、なんとか繋いで行けそうだ。大白水谷と転法輪谷の中間尾根から右よりにルートを取る。
しかしこの登りは苦しかった。等高線の詰まり具合を見れば当然だ。10歩進んでは立ち止まるという繰り返し。
足元のイワギキョウの群落が慰めてくれる。
雪のないここの登りは辛いだろうな。
ハイマツにでも抵抗されりゃあ、F氏は大喜びでしょう。
注意深く見ていると、小さく可愛い顔が頭を出した。オコジョだ。急いでふ~さんに告げるとすぐに姿を隠してし
まったが、しばらくするとまた違う場所からこちらを見つめている。慌ててカメラを出したがそれを2回ほど繰り返して消え
てしまった。
怪しげなおっさんが二人して登ってきたんで“しらやまひめのかみ”のもとへ知らせに向かったのに違いありません。
白山御前峰山頂に立った。出発から9時間が経過していた。ふ~さんとガッチリ握手。午後3時頃から雨模様と言う予
報にも関わらず、雲が多いものの頭上には真っ青な空が広がっている。
何度も来ている山頂。今年5月に来た時は何の感慨も湧かなかった山頂に、今日は満足感と達成感の笑みが止まら
ない。この喜びは大白水谷を最後まで詰めなければ決して味わうことができなかっただろう。登山としての沢登りを完
結させるためには、山頂というのは必要不可欠な存在だ。ふ~さんもまた同じ思いを抱いているに違いない。
やりましたね~、でも足はもうお疲れだろうし、最終便も時間がないよ!
さすがに足が言うことを聞かない。渓流シューズのままのふーさんも足を傷めたようで、不似合いなほどお上品な歩
き方である。
重装備だったんでクツは省いちゃったんだ、かわいそ~
室堂から大倉山の尾根に入ると、登ってきた大白水谷の源流がすぐそこに見えた。
「こんなに丸見えやったんか。悪いことはでけへんなあ。」と笑いあう。
それにしても、源頭部から御前峰へ続くラインもまた一望のもと。よく登ったものだと改めて感慨にふける。
一望できるのは気持ちエエっす。
右手を見下ろせばたんぽぽワールドのゾロ谷が、なんでこんなところを登る気になるのかというような殺伐とした雰囲気
で荒々しい姿を見せていた。驚いたことに、はるか下方の標高1500mに満たないようなところで雪渓が谷を埋めていた。
ゾロを馬鹿にしてはいけません、雪の多い谷なんですよ。
ぽぽんたはその雪の多さに魅了されたんですから。
あっと言う間に着くはずの大倉山まで道中の長いこと。まるで老人会パーティーのような覚束ない足取りだ。
ヤブコギ老人クラブの発足でしょうか、ワテも若手の部類やけど入会させてね。
それでも私の方は軽登山靴に履き替えて、ザック忍ばせていたストックを使っているのでかなりマシである。
ぽぽんたの場合は大下りにダブルストックはもう必携です。
ふ~さんのヒザはまだ泣いてるやろか?
大白川の明りが木の間にチラチラしている。もうすぐだ。闇下の時の明りは勇気付けてくれる。
泊まりの登山者車だけが数台残された大白川の駐車場に到着。出発から13時間が経過していた。再びガッチリと握手。
さすがに疲れた。が、今はやり切ったという満足感が疲労感を遥かに凌駕している。
闇下の帝王さま本日も無事ご帰還ですね、お疲れさま!
気掛かりなのは、しらみずの湯の営業時間だけだ。
あそこは遅くまでやってるから大丈夫だったでしょ。
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
おはようございます。
それにしても、翌日の仕事はきつかったですね・・・って鉄人「山日和」は平気の平左だったかも。
それにしても、不思議に白濁した水でしたね。岩も白変していたりで、たんぽぽさんと入渓した地獄谷の赤い岩とのコントラストが面白かったですよ。
落石の巣のようなルンゼのギャップを掻き登り、ブッシュをひっつかんだり、草付きをだましながら登ったり・・・の消耗戦。
5年前の同じ滝の写真を発掘して送ってくれましたね。ありがとうございます。明らかに、岩の崩落がルートを難しくしてしまったようです。
やはり、ある意味、岩が不安定だということを念頭に溯行する必要があるということですね。
最高の湯でした。
いろいろありがとうございました。
ふ~さん
山日和哲学が炸裂してますね。元越谷、木屋谷川と歩き慣れた沢を歩いているうちに、沢に対するモチベーションも持ち直してきたようだ。
本日の目的地は白山東面の大白川支流大白水谷(おじらみだに)。沢泊でのんびりというつもりだったが、天気の加
減で日帰りとなった。日帰りでこの沢をやる場合、通常は核心部を過ぎた二俣から大倉山への尾根に逃げるというの
がほとんどである。しかし自分のポリシーからしても核心部のつまみ食いはしたくないし、第一美しくない。
体力が持つかどうかの不安はあるが、とにかく御前峰山頂を目指そう。それもダイレクトで。闇下は想定の範囲内。
休み明けの仕事が辛いのを我慢しさえすればなんとかなるだろう。
それにしても、翌日の仕事はきつかったですね・・・って鉄人「山日和」は平気の平左だったかも。
よくぞ、あの長い林道をDOCで上がったものですね。途中でバッテリー切れになるはずです。逆に、あの長いダウンヒルは最高でしょう!大白川の駐車場からほんの少し戻ったところが入渓点である。最近はDOCでしか来ていないので、この駐車場で車
を見るのも久し振りだ。
やたら白っぽい流れに入る。この谷は何の成分なのか、異様に白い岩で構成されている。と言うより水の流れた部分
が白くなっているのだ。まさに文字通り「白水谷」である。
転法輪谷の出合まではまったくの平流。眠気を催してきそうな渓相が続いた。
休憩中に若者2人のパーティーが通過して行った。雑誌から出てきたようなスタイリッシュな出で立ちで、おっさん2人
パーティーとえらい違いである。2人の年令を足しても我々のひとり分まで行かないだろう。こういう若者が次代の沢登
りを背負っていくと思うと頼もしい限りだ。
それにしても、不思議に白濁した水でしたね。岩も白変していたりで、たんぽぽさんと入渓した地獄谷の赤い岩とのコントラストが面白かったですよ。
最初、彼らは、途中でかなり手こずってたので、時間がかかりそうな予感もありました。カムが使えるクラックを探しているようにも見えました。二俣を左に取るとゴルジュの始まりだ。まずは挨拶代わりの2条5m。これは真ん中の岩場を上がってすぐに8m滝と
対面。右の岩壁にルートがあり、少し上がってから滝身に向かって登る。ホールドは豊富だ。
続いて3m滝を手前に配して25m大滝の登場である。3m滝の陰になって見えなかったが、先ほどのパーティーが登攀
準備中だった。瀑風を避けて様子を眺めていると、トップは下部にビレイポイントが見つからないようで行ったり来たりし
ており、かなり時間が掛かりそうに思えた。先が長いので残念だが右からの巻きを選択したが、こいつが悪かった。
ズルズルのルンゼは手掛かりも少なく、乏しい立ち木と草の根まとめ持ちでじりじりと上がっていく。ふ~さんはアイス
バイルを叩き込みながら続いた。落ち口のラインで流れの方へトラバースすると、小さいルンゼから簡単に沢へ復帰す
ることができた。
ちょうどセカンドが上がってきたところで、「難しかった?」と聞いてみると「全然」という答え。この大滝を登れなかったの
は残念だが、あの泥臭い巻きの方が我々には相応しいと言えるかもしれない。
落石の巣のようなルンゼのギャップを掻き登り、ブッシュをひっつかんだり、草付きをだましながら登ったり・・・の消耗戦。
あの段差のあるショルダー越えには、智恵を使いましたねぇ。2mの小滝に行き詰まったばかりに3~4mの岩壁越え。それがまた、いやらしくてなかなか取り付けない。スライダー斜瀑5m、末広がり4mと越え、巨岩に挟まれた2mばかりの小滝で行き詰った。瀑芯突破は深い釜から取り
付くのが難しそうだし、頭からまともにシャワーを浴びる。右の草付きからの巻きはトラバースがかなり悪そう。右手の
巨岩の3mあたりの地点にはホールドがあるが届かない。結局選んだのはショルダー作戦である。ふ~さんの肩に乗っ
て空身で這い上がり、ザックを荷揚げした後ふ~さんを引っ張り上げた。
巨岩の下に割れた岩の残骸が転がっていたので、元々は普通に登れたのかもしれないが、なかなか面白いアトラクシ
ョンだった。
豪快な煙突状15m滝を右のルンゼから巻くと(この谷の巻きはほとんど右だ)、谷はいよいよ白さを増して、漂白した
ような岩が増えてきた。谷巾いっぱいに流れ落ちる5mのスダレ滝を快適に直登。続く長さ30mのナメ滝が美しい。
5年前の同じ滝の写真を発掘して送ってくれましたね。ありがとうございます。明らかに、岩の崩落がルートを難しくしてしまったようです。
やはり、ある意味、岩が不安定だということを念頭に溯行する必要があるということですね。
こいつは、お疲れさまでした。中間部から、3本ほどラインを引きながら、どれが有利かと画策しましたね。さすが、山日和さん、安定感のある登りでした。2条5m、末広がり4mと続いたところで10m滝に突き当たった。左の斜上ラインを探るが中間部のホールドが乏しく登れ
そうにない。左の草付きも急な上にズルズルだ。落ち口へ続くバンドに乗りさえすればなんとかなりそうである。
結局斜上ラインの途中から真上へ上がってバンドに到達したのだが、微妙なホールドとバランスで少し気持ちの悪い
登攀だった。掴んだ岩が抜けない保証はないので、確認の上押さえ込むようにしなければならなかった。
ここで本日唯一のアンザイレン。アンカーを取れなかったので、ロープの流れからふ~さんには斜上ルートを上がるよう
に叫んだのだが、聞こえなかったようで同じラインを上がってきた。
「このまま山頂まで行くぜっ!」という気迫より、「山頂を目指す以外の選択肢なんてありませんよ」という自然な感じかな、あの時は。麦草でも、伊那前でも、そんな感じ?美しいナメ滝を3つ越えたところで連瀑帯は終了。Ca1800mの二俣に到着した。
本流は右だが、大倉山先のコルに突き上げる左俣も同じような規模で合流している。ここまで4時間半。ほぼ読み通り
のペースで来ている。
実は心配していたヒザは心配ない状態に戻っていたものの、体力が持つかどうかが大きな不安だった。しかし時刻は
まだ11時。遡行を切り上げて大倉山へ逃げようなんて口が裂けても言えない。山頂はともかく室堂平へと続く源頭まで
はと頑張ることにした。この時は何も口には出さなかったのだが。
あのね~。人を変人扱いしおって(^_^;)ビールも抜きの簡単な昼食後、本流に進む。さすがに水量を減じた大白水谷は、しばらく平流が続いた後一気に高度
を上げ始める。しかし滝と呼べる規模の落差は数えるほどしかなく、間断なく続く段差を水が流れているといった趣きで
ある。いくつか現れる滝もすべて気持ちよく直登が可能だ。
その中にいかにもふ~さん好みの滝があった。鈴ヶ沢でも見た一面にコケの張り付いた滝。
緑色の滝というのはなかなかお目にかかれないのではないだろうか。例によって嘗め回すように鑑賞、撮影の後、腰ま
で浸かって滝身に取り付いた。どうも見るだけでは我慢できないようだ。私は巻くつもりだったが渋々後に従う。
明るく素晴らしい源頭部。努力が報われる予感に充ち満ちていました。進行方向はガスで覆われ出した。振り返れば下界の方は晴れ間が出ている。奥三方岳の荒々しいガレが頭を出して
いた。
不意に傾斜が緩むと、流れはもう小川の雰囲気だ。谷間は大きく広がり、河岸台地はお花畑が続く。
ハクサンコザクラ、カラマツソウ、クルマユリ、ミヤマタンポポ、ミヤマキンポウゲ等々、花にはいささか遅いだろうとの予
想を裏切るうれしい出会いだ。
カンクラ雪渓と名付けられたここは、盛夏なら雪の上をステップを切って歩くところだろうが、今日は全長10mほどの残
骸があっただけだ。
源頭に近付くほど傾斜が緩くなり、ついに谷の形は失われて一面のお花畑となった。遡行を続けて良かったと心から思
わせてくれる素晴らしい源頭部である。
可愛らしいオコジョでした。警戒しているというより、あちらさんも、我々のことを興味津々で見つめてるようでした。突然ガスのベールが剥ぎ取られ、眩しい青空が広がった。山頂を見上げると首が痛いぐらい間近にせり上がっている。
山頂ダイレクトにこだわって、ハイマツ漕ぎをせずに済むルートを目で探る。県境ラインはハイマツの密生のようだが、東
斜面は疎らで露岩も多く、なんとか繋いで行けそうだ。大白水谷と転法輪谷の中間尾根から右よりにルートを取る。
しかしこの登りは苦しかった。等高線の詰まり具合を見れば当然だ。10歩進んでは立ち止まるという繰り返し。
足元のイワギキョウの群落が慰めてくれる。
山頂まであと少しの、山頂直下から転法輪谷へ落ちるルンゼの手前で休憩していると、岩の間で何かが動いたのが
見えた。注意深く見ていると、小さく可愛い顔が頭を出した。オコジョだ。急いでふ~さんに告げるとすぐに姿を隠してし
まったが、しばらくするとまた違う場所からこちらを見つめている。慌ててカメラを出したがそれを2回ほど繰り返して消え
てしまった。
オコジョ君も激励してくれたので、最後のワンピッチを頑張ろう。そこから少し上がるとどこから続いているのか踏み跡ら
しきものがあった。
まさに、その通りですよ。自然に笑みがこぼれてくる・・・。標柱が見えた。家族連れらしい3人パーティーが寛いでいる。今日は室堂泊まりなのだろう。
白山御前峰山頂に立った。出発から9時間が経過していた。ふ~さんとガッチリ握手。午後3時頃から雨模様と言う予
報にも関わらず、雲が多いものの頭上には真っ青な空が広がっている。
何度も来ている山頂。今年5月に来た時は何の感慨も湧かなかった山頂に、今日は満足感と達成感の笑みが止まら
ない。この喜びは大白水谷を最後まで詰めなければ決して味わうことができなかっただろう。登山としての沢登りを完
結させるためには、山頂というのは必要不可欠な存在だ。ふ~さんもまた同じ思いを抱いているに違いない。
ありゃありゃ。私の歩きはいつでも上品なんですよ。内股で小股でさ。名残惜しい気持ちを山頂に残して、登山道を下山開始。一般道の下りならガンガン飛ばせると思っていたのが甘かっ
た。さすがに足が言うことを聞かない。渓流シューズのままのふーさんも足を傷めたようで、不似合いなほどお上品な歩
き方である。室堂平ではハクサンフウロが満開だ。今年は遅くまで花が楽しめるようだ。
ゾロ谷は雪が深いんですね。あらためて、そう感じました。室堂から大倉山の尾根に入ると、登ってきた大白水谷の源流がすぐそこに見えた。
「こんなに丸見えやったんか。悪いことはでけへんなあ。」と笑いあう。
それにしても、源頭部から御前峰へ続くラインもまた一望のもと。よく登ったものだと改めて感慨にふける。
右手を見下ろせばたんぽぽワールドのゾロ谷が、なんでこんなところを登る気になるのかというような殺伐とした雰囲気
で荒々しい姿を見せていた。驚いたことに、はるか下方の標高1500mに満たないようなところで雪渓が谷を埋めていた。
彼らは、かなりきつそうでしたね。でも、我々が駐車地を出発する頃には、無事に下山してくるのが確認できましたから安心できました。カンバ帯からブナ林へ変わるあたりで暗くなった。最後の休憩がてらヘッデンを点灯する。
真っ暗なブナ林を坦々と下っていると、前方に光が見えた。ヘッデンの灯りのようだ。登山者?下山者?
すぐに追い付くと3人パーティーのひとりがかなりバテているようだった。3人ともヘッデンを点けているし、ここからは問
題のない道だ。ゆっくり歩けば大丈夫だろう。
しらみずの湯は、我々のためにわざわざ店じまいせず、待っていてくださったんでしょう(^O^)大白川の明りが木の間にチラチラしている。もうすぐだ。闇下の時の明りは勇気付けてくれる。
泊まりの登山者車だけが数台残された大白川の駐車場に到着。出発から13時間が経過していた。再びガッチリと握手。
さすがに疲れた。が、今はやり切ったという満足感が疲労感を遥かに凌駕している。
気掛かりなのは、しらみずの湯の営業時間だけだ。
山日和
最高の湯でした。
いろいろありがとうございました。
ふ~さん
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
びわじーさん、どうもです。
おやおや、こりゃまた、ヤブのヘンタイ双璧がオジラミ退治に出陣でしたか(@_@;)
ポポンタちゃんがおれば白山三獣士だったのにね~
あとの2人はともかく、私はれっきとした人間界の住人です~。
なんじゃ、このロングランは! 4時にてっぺんから下山とは…(@_@;)
よく足が持ちましたね。
最後はヨレヨレでした。勝手知ったる道は安心感があるもんでのんびりし過ぎました。
「山日和美学」ってやつですか?
沢は詰めるべし、ピークは極めるべし。核心部の次に確信部あり!
「美学」って言葉は最近よう聞きますけど、お二人にとっては単なる言い訳や拘りと違って、譲れない矜持なんだ!!(^^)!
大白水谷は美白の渓でした。biwacoさん、美瀑はいいけど美バークはダメよ。(^^ゞ
シラミが浮いてた?
もうっ。美しい渓が台無しや。(-_-;)
biwa爺は羨ましいと思うだけですけど…、一応、笑顔で声掛けときます。(いざというとき荷物担いでくれるかも知れんし…)
そういう種蒔きが身を救うかもしれませんね。
なんでもお国の新リーダー(?)も「泥臭い」ドジョウ好きらしいですけど…?
先が長いから、体力は温存しましょう。(^_-)
新リーダーはトロ臭い感じがしますけどねえ。この谷ではトロ臭いと山頂まで行けません。
[attachment=3]P1110669_1.JPG[/attachment]
親ガメ子亀作戦ですか! まあ、ふ~さんは「耐えること」にヨロコビを感じる肩なんで、きっと導師を担いで喜悦に咽んでいたことでしょう。!(^^)!
それでも届かなければ孫亀も追加?
[attachment=2]P1110689_1.JPG[/attachment]
[attachment=1]P1110708_1.JPG[/attachment]
逃げるだなんて、ポリシーが許さん!マニフェスト違反ですもんね~(^_-)
どこかの政党と違ってマニュフェスト見直しはあり得ません。
緑苔谷某行事件の供述書より
被告F 「眺めているうちに、もう我慢できなくなりました。つい、理性を失い、抱きついてしまったんです。ほんとうに出来心なんです、反省してます」
被告Y 「ぼ、ぼくは見るだけにしようって…。でも、Fがやっちゃったたんで、仕方なくあとに続いたんです。えっ?嘗め回してた? それって、目での話ですがな…。勘弁して下さいよオ」
冤罪ですって。取調べの可視化よろしくです。あんまり責められたら仮死状態になるかも。
[attachment=0]P1110759_1.JPG[/attachment]
オコジョも驚いたことでしょうねえ。(@_@;)
なんでこんなところに人間がおるんや?
ん?人間と違う? もう一遍見てみよ…。やっぱり人間やわ!
なんや、危ないもん出しよった。早よ逃げよう!
「危ないもん」って、ふ~さんがチャック開けてたからかな?
オコジョもかわいいけど、薩摩おごじょもええで~って言ってた人も・・・・
達成の喜びが伝わってきます。山頂はいつもそこにあるけど、どうやってそこに立つかで感動も感慨も違いますね。(ふ~さんは緑抱きだけで満足かも?(^_-))
いいのか悪いのか、普通に登るだけでは満足できない体になってしまったもんで・・・
さすがのお二人も足にきましたか。ふ~さんの沢靴だけってのもポリシーなんですかね?
それにしても花を楽しんでる時刻じゃないですがね…。
ふ~さんは軽量化プラス軽登山靴が壊れて無いってことでした。
ヘロヘロでしたが、いかなる時も楽しみがないとね~。
おやおや、同族みたいな方々もおられましたか。
この人たちは好きでやってたわけじゃなさそうでした。
ほんまにお疲れ様です。夏の総決算ですね。!(^^)!
満足感が薄れたころ、疲労感と膝痛が一気にやってきまっせ~(@_@;)
3日経ってもまだ体中痛いです。(^_^;)
で、しらみずの湯は間にあったの?
バッチリですよ。\(^o^)/
山日和
おやおや、こりゃまた、ヤブのヘンタイ双璧がオジラミ退治に出陣でしたか(@_@;)
ポポンタちゃんがおれば白山三獣士だったのにね~
あとの2人はともかく、私はれっきとした人間界の住人です~。
なんじゃ、このロングランは! 4時にてっぺんから下山とは…(@_@;)
よく足が持ちましたね。
最後はヨレヨレでした。勝手知ったる道は安心感があるもんでのんびりし過ぎました。
「山日和美学」ってやつですか?
沢は詰めるべし、ピークは極めるべし。核心部の次に確信部あり!
「美学」って言葉は最近よう聞きますけど、お二人にとっては単なる言い訳や拘りと違って、譲れない矜持なんだ!!(^^)!
大白水谷は美白の渓でした。biwacoさん、美瀑はいいけど美バークはダメよ。(^^ゞ
シラミが浮いてた?
もうっ。美しい渓が台無しや。(-_-;)
biwa爺は羨ましいと思うだけですけど…、一応、笑顔で声掛けときます。(いざというとき荷物担いでくれるかも知れんし…)
そういう種蒔きが身を救うかもしれませんね。
なんでもお国の新リーダー(?)も「泥臭い」ドジョウ好きらしいですけど…?
先が長いから、体力は温存しましょう。(^_-)
新リーダーはトロ臭い感じがしますけどねえ。この谷ではトロ臭いと山頂まで行けません。
[attachment=3]P1110669_1.JPG[/attachment]
親ガメ子亀作戦ですか! まあ、ふ~さんは「耐えること」にヨロコビを感じる肩なんで、きっと導師を担いで喜悦に咽んでいたことでしょう。!(^^)!
それでも届かなければ孫亀も追加?
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[attachment=1]P1110708_1.JPG[/attachment]
逃げるだなんて、ポリシーが許さん!マニフェスト違反ですもんね~(^_-)
どこかの政党と違ってマニュフェスト見直しはあり得ません。
緑苔谷某行事件の供述書より
被告F 「眺めているうちに、もう我慢できなくなりました。つい、理性を失い、抱きついてしまったんです。ほんとうに出来心なんです、反省してます」
被告Y 「ぼ、ぼくは見るだけにしようって…。でも、Fがやっちゃったたんで、仕方なくあとに続いたんです。えっ?嘗め回してた? それって、目での話ですがな…。勘弁して下さいよオ」
冤罪ですって。取調べの可視化よろしくです。あんまり責められたら仮死状態になるかも。
[attachment=0]P1110759_1.JPG[/attachment]
オコジョも驚いたことでしょうねえ。(@_@;)
なんでこんなところに人間がおるんや?
ん?人間と違う? もう一遍見てみよ…。やっぱり人間やわ!
なんや、危ないもん出しよった。早よ逃げよう!
「危ないもん」って、ふ~さんがチャック開けてたからかな?
オコジョもかわいいけど、薩摩おごじょもええで~って言ってた人も・・・・
達成の喜びが伝わってきます。山頂はいつもそこにあるけど、どうやってそこに立つかで感動も感慨も違いますね。(ふ~さんは緑抱きだけで満足かも?(^_-))
いいのか悪いのか、普通に登るだけでは満足できない体になってしまったもんで・・・
さすがのお二人も足にきましたか。ふ~さんの沢靴だけってのもポリシーなんですかね?
それにしても花を楽しんでる時刻じゃないですがね…。
ふ~さんは軽量化プラス軽登山靴が壊れて無いってことでした。
ヘロヘロでしたが、いかなる時も楽しみがないとね~。
おやおや、同族みたいな方々もおられましたか。
この人たちは好きでやってたわけじゃなさそうでした。
ほんまにお疲れ様です。夏の総決算ですね。!(^^)!
満足感が薄れたころ、疲労感と膝痛が一気にやってきまっせ~(@_@;)
3日経ってもまだ体中痛いです。(^_^;)
で、しらみずの湯は間にあったの?
バッチリですよ。\(^o^)/
山日和
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
緑水さん、どうもです。
これはこれは男盛り、お仕事忙しい中を万端調整してのやったろみゃかーの白山詣でしたか。
盛りはチョイと過ぎてますが、まあなんとかなるやろと突っ込んで行きました。
リードオフはどちらさんがされるんでしょうね、チョッと気になりますた。
お互い力量の試しは済んでる思いますが、得意技はありますもんね。昔からの知り合いでもないことだし。
トップは交代しながらですが、ややこしそうなとこは私が行きます。ヤブが出てくれば当然ふ~さんです。去年一緒に5本登ってますから大体わかってますわ。
[attachment=1]P1110696_1.JPG[/attachment]
おおお、我らの山日和山河トップなんだ、オコジョは未だ黒い毛でしょうね。
タラチネでオコジョが岩穴からなんども顔を出し写しましたよ、可愛いなあの仕草に疲れが飛びますたね。
久し振りに見たオコジョ、ラッキーでした。ふ~さんも興奮してましたよ。
この記丈だ、踏み跡らしきは山頂下にある法輪の窟への道だな。
コレを伝いましたか、勝山kuyちゃんの訪ねよの所です。また行くつもりですワン
途中の尖った岩にテープが巻いてあったので、下を確かめましたが違いました。
もう少し下ればあったのかもしれませんね。観光協会の標柱まで立ってるらしいです。
[attachment=0]P1110819_1.JPG[/attachment]
美学ですなあ、目的は一つ艱難辛苦をパー友と乗り切る。素晴らしいですな。
お互い全開にしたらではなく、8割のセーブがいいんだろうなあ思う。
常にセーフティマージンを残して歩いているつもりですが、今回はヘロヘロになってしまいましたね。
しばらく楽な歩きばかりしていたツケが回りましたわ。
前に読んだ今井みち子、長谷川恒夫?だったっけ?欧州アルプス三大北壁の記録を想いださせます。
快挙おめでとうございますワン
そんな大層な~(^_^;)
ここからおまけです、スンマヘン。
タンポポしゃんもスゴイお方ですね、チョッとスケベーナところが男らしくていいなあ。
それは誤解です。「チョッと」じゃないですよ。(^^♪
山日和
これはこれは男盛り、お仕事忙しい中を万端調整してのやったろみゃかーの白山詣でしたか。
盛りはチョイと過ぎてますが、まあなんとかなるやろと突っ込んで行きました。
リードオフはどちらさんがされるんでしょうね、チョッと気になりますた。
お互い力量の試しは済んでる思いますが、得意技はありますもんね。昔からの知り合いでもないことだし。
トップは交代しながらですが、ややこしそうなとこは私が行きます。ヤブが出てくれば当然ふ~さんです。去年一緒に5本登ってますから大体わかってますわ。
[attachment=1]P1110696_1.JPG[/attachment]
おおお、我らの山日和山河トップなんだ、オコジョは未だ黒い毛でしょうね。
タラチネでオコジョが岩穴からなんども顔を出し写しましたよ、可愛いなあの仕草に疲れが飛びますたね。
久し振りに見たオコジョ、ラッキーでした。ふ~さんも興奮してましたよ。
この記丈だ、踏み跡らしきは山頂下にある法輪の窟への道だな。
コレを伝いましたか、勝山kuyちゃんの訪ねよの所です。また行くつもりですワン
途中の尖った岩にテープが巻いてあったので、下を確かめましたが違いました。
もう少し下ればあったのかもしれませんね。観光協会の標柱まで立ってるらしいです。
[attachment=0]P1110819_1.JPG[/attachment]
美学ですなあ、目的は一つ艱難辛苦をパー友と乗り切る。素晴らしいですな。
お互い全開にしたらではなく、8割のセーブがいいんだろうなあ思う。
常にセーフティマージンを残して歩いているつもりですが、今回はヘロヘロになってしまいましたね。
しばらく楽な歩きばかりしていたツケが回りましたわ。
前に読んだ今井みち子、長谷川恒夫?だったっけ?欧州アルプス三大北壁の記録を想いださせます。
快挙おめでとうございますワン
そんな大層な~(^_^;)
ここからおまけです、スンマヘン。
タンポポしゃんもスゴイお方ですね、チョッとスケベーナところが男らしくていいなあ。
それは誤解です。「チョッと」じゃないですよ。(^^♪
山日和
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
SHIGEKIさん、どうもです。
大白水谷でしたか~。
不肖、当方も何度も計画し、一度は、目指して前夜発して一路白山へと
向かった時もありましたが、ヘタレて、飛騨のナメに変更したり・・・・。
ありましたね~。確か荒城川へ転進したんでしたっけ?
詰め切り、登り詰めたのは快感、快挙ですなぁ!!。
満足感はしんどさに比例するってヤツです。(^^)
[attachment=0]P1110840_1.JPG[/attachment]
それにしても、闇下はなんとかなっても、長~い下りも、ご苦労様でした。
いつか、参考にさせていただきま~す、二日がかりでも。
ホントは泊まりでまったりする方が楽しいんでしょうけど・・・
山日和
大白水谷でしたか~。
不肖、当方も何度も計画し、一度は、目指して前夜発して一路白山へと
向かった時もありましたが、ヘタレて、飛騨のナメに変更したり・・・・。
ありましたね~。確か荒城川へ転進したんでしたっけ?
詰め切り、登り詰めたのは快感、快挙ですなぁ!!。
満足感はしんどさに比例するってヤツです。(^^)
[attachment=0]P1110840_1.JPG[/attachment]
それにしても、闇下はなんとかなっても、長~い下りも、ご苦労様でした。
いつか、参考にさせていただきま~す、二日がかりでも。
ホントは泊まりでまったりする方が楽しいんでしょうけど・・・
山日和
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
たんぽぽさん、どうもです。
うらやまC~
ぽぽんたも行きたかったなあ。
それにしても山日和さん、急にヤル気が湧いてきましたね、どうしたのでしょう。
雪上の奇行師、たんぽぽさんは水中戦は苦手じゃなかったの?
冒頭に書いた通り、通い慣れた沢が目を覚まさせてくれましたわ。
“美しくない”ですか・・・カコイイなあ。
これは最初ふ~さんが言ったんですけどね。日帰りなら大倉山へって手もあるけど、ワンプッシュで山頂を目指そうかって私が言ったら、「大倉山へ逃げたら美しくないですよね」って返事が来ました。
[attachment=2]P1110662_1.JPG[/attachment]
闇下はいいとしても、相当キツイですねぇ、スタートがちょっと遅いですよ。
F氏はメラメラと燃えたことでしょう。
沢だと暗いうちからってわけにいかないですからねえ。あと30分は早められたかな。
前半は岩も安定していていいですね。
それが結構もろくて気が抜けないんですよ。
ふ~さんはピッケルにバイルと重装備だったんやね、気合入れまくりやなあ~
さすがにピッケルは車に置いていきました。その代わり10本爪アイゼン持参。でも登山靴は無し。(^^ゞ
おっさんは“美しさ”を求めるより、ドロまみれの方がカッコエエっすよ。
私には「美しい」のが似合うと思うんだけどねえ。(^_^;)
[attachment=1]P1110723_1.JPG[/attachment]
導師さまの踏み台になるとは、ふ~さんも大きな得を積みましたね。
踏まれ、叩かれてみんな大きくなるんです。
ここが一番の難所、ここを越えればもう心配なしですね。
核心部終了です。
ぽぽんたがいたら口が裂けてもいいから鞍部へ進むって言ったでしょう。
だって御前峰発の最終便は15時なんだもん、間に合わないよ!
鬼監督のムチが飛んだだろうな。
たんぽぽさんの最終便は早いのね。庭なんだから18時でも大丈夫なんじゃないの?
鬼監督がいると辛いね!
「行動食以外は口にするな!」って指示が飛ぶでしょ。
そんなこと言いませんよ。私の自主規制です。でも山頂で乾杯するためのビールはザックに忍ばせてましたよ。\(^o^)/
嘗め回すようにじゃあなくて嘗め回したんでしょう・・・あの方は。
去年の鈴ヶ沢でもむしゃぶりついて嘗め回してました。
おおっ、まだ小桜ちゃんが咲いてましたか。
花の名前を羅列して山日和さんも花好きになったもんですね。
何年も前からイメチェンを果たしてるはずなんだけど・・・
[attachment=0]P1110816_1.JPG[/attachment]
雪のないここの登りは辛いだろうな。
ハイマツにでも抵抗されりゃあ、F氏は大喜びでしょう。
ゲートが開いてすぐの平瀬道からならここが本道ですかね。
ふ~さんもバテ気味だったのはハイマツを避けたから?
怪しげなおっさんが二人して登ってきたんで“しらやまひめのかみ”のもとへ知らせに向かったのに違いありません。
しらやまひめ呼んできて~。
やりましたね~、でも足はもうお疲れだろうし、最終便も時間がないよ!
いやぁ、もう下山したも同然ですわ。ってこの時は思ってたんですが・・・
重装備だったんでクツは省いちゃったんだ、かわいそ~
靴は壊れたって言ってました。冬用の靴担ぐわけにはいかんしねえ。
ゾロを馬鹿にしてはいけません、雪の多い谷なんですよ。
ぽぽんたはその雪の多さに魅了されたんですから。
尾根挟んで隣の谷なのに、なんでこんなにと思うほど大きな雪渓が見えました。
大白水谷では源頭までカケラもなかったですから。
ヤブコギ老人クラブの発足でしょうか、ワテも若手の部類やけど入会させてね。
Okuちゃん以外全員入会資格ありです。
ぽぽんたの場合は大下りにダブルストックはもう必携です。
ふ~さんのヒザはまだ泣いてるやろか?
私はストック1本持ってるだけでもマシでした。
ふ~さんは階段になると横向きに1段ずつ下りてましたよ。
闇下の帝王さま本日も無事ご帰還ですね、お疲れさま!
今回はちょっと早かったっす。
あそこは遅くまでやってるから大丈夫だったでしょ。
夏場は8時半まで受付でセーフでした。冬ならアウトでしたわ。
その代わり、晩メシ食べるところがなくて、ひるがののコンビニで買ったカレーとノンアルコールビールで
打ち上げでした。(^^♪
山日和
うらやまC~
ぽぽんたも行きたかったなあ。
それにしても山日和さん、急にヤル気が湧いてきましたね、どうしたのでしょう。
雪上の奇行師、たんぽぽさんは水中戦は苦手じゃなかったの?
冒頭に書いた通り、通い慣れた沢が目を覚まさせてくれましたわ。
“美しくない”ですか・・・カコイイなあ。
これは最初ふ~さんが言ったんですけどね。日帰りなら大倉山へって手もあるけど、ワンプッシュで山頂を目指そうかって私が言ったら、「大倉山へ逃げたら美しくないですよね」って返事が来ました。
[attachment=2]P1110662_1.JPG[/attachment]
闇下はいいとしても、相当キツイですねぇ、スタートがちょっと遅いですよ。
F氏はメラメラと燃えたことでしょう。
沢だと暗いうちからってわけにいかないですからねえ。あと30分は早められたかな。
前半は岩も安定していていいですね。
それが結構もろくて気が抜けないんですよ。
ふ~さんはピッケルにバイルと重装備だったんやね、気合入れまくりやなあ~
さすがにピッケルは車に置いていきました。その代わり10本爪アイゼン持参。でも登山靴は無し。(^^ゞ
おっさんは“美しさ”を求めるより、ドロまみれの方がカッコエエっすよ。
私には「美しい」のが似合うと思うんだけどねえ。(^_^;)
[attachment=1]P1110723_1.JPG[/attachment]
導師さまの踏み台になるとは、ふ~さんも大きな得を積みましたね。
踏まれ、叩かれてみんな大きくなるんです。
ここが一番の難所、ここを越えればもう心配なしですね。
核心部終了です。
ぽぽんたがいたら口が裂けてもいいから鞍部へ進むって言ったでしょう。
だって御前峰発の最終便は15時なんだもん、間に合わないよ!
鬼監督のムチが飛んだだろうな。
たんぽぽさんの最終便は早いのね。庭なんだから18時でも大丈夫なんじゃないの?
鬼監督がいると辛いね!
「行動食以外は口にするな!」って指示が飛ぶでしょ。
そんなこと言いませんよ。私の自主規制です。でも山頂で乾杯するためのビールはザックに忍ばせてましたよ。\(^o^)/
嘗め回すようにじゃあなくて嘗め回したんでしょう・・・あの方は。
去年の鈴ヶ沢でもむしゃぶりついて嘗め回してました。
おおっ、まだ小桜ちゃんが咲いてましたか。
花の名前を羅列して山日和さんも花好きになったもんですね。
何年も前からイメチェンを果たしてるはずなんだけど・・・
[attachment=0]P1110816_1.JPG[/attachment]
雪のないここの登りは辛いだろうな。
ハイマツにでも抵抗されりゃあ、F氏は大喜びでしょう。
ゲートが開いてすぐの平瀬道からならここが本道ですかね。
ふ~さんもバテ気味だったのはハイマツを避けたから?
怪しげなおっさんが二人して登ってきたんで“しらやまひめのかみ”のもとへ知らせに向かったのに違いありません。
しらやまひめ呼んできて~。
やりましたね~、でも足はもうお疲れだろうし、最終便も時間がないよ!
いやぁ、もう下山したも同然ですわ。ってこの時は思ってたんですが・・・
重装備だったんでクツは省いちゃったんだ、かわいそ~
靴は壊れたって言ってました。冬用の靴担ぐわけにはいかんしねえ。
ゾロを馬鹿にしてはいけません、雪の多い谷なんですよ。
ぽぽんたはその雪の多さに魅了されたんですから。
尾根挟んで隣の谷なのに、なんでこんなにと思うほど大きな雪渓が見えました。
大白水谷では源頭までカケラもなかったですから。
ヤブコギ老人クラブの発足でしょうか、ワテも若手の部類やけど入会させてね。
Okuちゃん以外全員入会資格ありです。
ぽぽんたの場合は大下りにダブルストックはもう必携です。
ふ~さんのヒザはまだ泣いてるやろか?
私はストック1本持ってるだけでもマシでした。
ふ~さんは階段になると横向きに1段ずつ下りてましたよ。
闇下の帝王さま本日も無事ご帰還ですね、お疲れさま!
今回はちょっと早かったっす。
あそこは遅くまでやってるから大丈夫だったでしょ。
夏場は8時半まで受付でセーフでした。冬ならアウトでしたわ。
その代わり、晩メシ食べるところがなくて、ひるがののコンビニで買ったカレーとノンアルコールビールで
打ち上げでした。(^^♪
山日和
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
ふ~さん、どうもです。お疲れさまでした~。
山日和哲学が炸裂してますね。
それにしても、翌日の仕事はきつかったですね・・・って鉄人「山日和」は平気の平左だったかも。
「哲学」と「肉体」のかい離を埋められない今日この頃です・・・
今日もまだあちこちが痛い・・・
よくぞ、あの長い林道をDOCで上がったものですね。途中でバッテリー切れになるはずです。逆に、あの長いダウンヒルは最高でしょう!
私はDOCじゃなきゃとても上がれませんわ。あの道を自力で漕いで、ヨレヨレになってから1500mも登るなんてできません。
下りは世の中にこんなに気持ちのいいことがあるのかというぐらい爽快です。
それにしても、不思議に白濁した水でしたね。岩も白変していたりで、たんぽぽさんと入渓した地獄谷の赤い岩とのコントラストが面白かったですよ。
温泉の成分なんでしょうかね。あの水を飲んで下痢がしばらく止まらなかったというのを見ました。
最初、彼らは、途中でかなり手こずってたので、時間がかかりそうな予感もありました。カムが使えるクラックを探しているようにも見えました。
落石の巣のようなルンゼのギャップを掻き登り、ブッシュをひっつかんだり、草付きをだましながら登ったり・・・の消耗戦。
「二俣で左」なら待ってましたけど、とにかく先が長い。思ったより早く上がって来たから、実際の登りは難しくはなかったんでしょうね。
あの巻きはおそらく直登より難しいんじゃないかと思います。(^^ゞ
[attachment=3]P1110664_1.JPG[/attachment][attachment=2]P1110718_1.JPG[/attachment]
あの段差のあるショルダー越えには、智恵を使いましたねぇ。2mの小滝に行き詰まったばかりに3~4mの岩壁越え。それがまた、いやらしくてなかなか取り付けない。
同じ日に我々のあとからもう1パーティー入渓していたようで、彼等は瀑芯を正面突破してましたよ。
5年前の同じ滝の写真を発掘して送ってくれましたね。ありがとうございます。明らかに、岩の崩落がルートを難しくしてしまったようです。
いつ頃割れたんでしょうねえ。どのHPを見てもショルダーで越えたという記述が見当たらない。
こいつは、お疲れさまでした。中間部から、3本ほどラインを引きながら、どれが有利かと画策しましたね。さすが、山日和さん、安定感のある登りでした。
ふと見上げた真上に一番いいラインがありましたね。ちょっと微妙でしたが面白かった。
[attachment=1]P1110736_1.JPG[/attachment]「このまま山頂まで行くぜっ!」という気迫より、「山頂を目指す以外の選択肢なんてありませんよ」という自然な感じかな、あの時は。麦草でも、伊那前でも、そんな感じ?
ふ~さんとパーティーを組むってのはそういうことなんでしょう。\(^o^)/
あのね~。人を変人扱いしおって(^_^;)
今更隠し通せるもんじゃないっすよ。(^^♪
明るく素晴らしい源頭部。努力が報われる予感に充ち満ちていました。
中アの沢にも共通した明るい沢の源頭。あんなに伸びやかで緩やかなフィナーレが待っているとは。
地図を見りゃ想像できるんですが。
可愛らしいオコジョでした。警戒しているというより、あちらさんも、我々のことを興味津々で見つめてるようでした。
山の動物って屈託がなくていいですねえ。それに比べて人間様は・・・
まさに、その通りですよ。自然に笑みがこぼれてくる・・・。
あそこでガスに覆われなかったのが私の徳の積み重ねの結果でしょう。(^^ゞ
[attachment=0]P1110831_1.JPG[/attachment]
ありゃありゃ。私の歩きはいつでも上品なんですよ。内股で小股でさ。
それって気持ち悪いよ~。
彼らは、かなりきつそうでしたね。でも、我々が駐車地を出発する頃には、無事に下山してくるのが確認できましたから安心できました。
尾根の上部で会ってたらかなり不安でしたね。あそこまで何時間かかったんやろ?
しらみずの湯は、我々のためにわざわざ店じまいせず、待っていてくださったんでしょう(^O^)
最高の湯でした。
あんなに気持ちのいい湯は久しぶりでした。
あのまま家に帰らなくてよかったらなあ~。
山日和
山日和哲学が炸裂してますね。
それにしても、翌日の仕事はきつかったですね・・・って鉄人「山日和」は平気の平左だったかも。
「哲学」と「肉体」のかい離を埋められない今日この頃です・・・
今日もまだあちこちが痛い・・・
よくぞ、あの長い林道をDOCで上がったものですね。途中でバッテリー切れになるはずです。逆に、あの長いダウンヒルは最高でしょう!
私はDOCじゃなきゃとても上がれませんわ。あの道を自力で漕いで、ヨレヨレになってから1500mも登るなんてできません。
下りは世の中にこんなに気持ちのいいことがあるのかというぐらい爽快です。
それにしても、不思議に白濁した水でしたね。岩も白変していたりで、たんぽぽさんと入渓した地獄谷の赤い岩とのコントラストが面白かったですよ。
温泉の成分なんでしょうかね。あの水を飲んで下痢がしばらく止まらなかったというのを見ました。
最初、彼らは、途中でかなり手こずってたので、時間がかかりそうな予感もありました。カムが使えるクラックを探しているようにも見えました。
落石の巣のようなルンゼのギャップを掻き登り、ブッシュをひっつかんだり、草付きをだましながら登ったり・・・の消耗戦。
「二俣で左」なら待ってましたけど、とにかく先が長い。思ったより早く上がって来たから、実際の登りは難しくはなかったんでしょうね。
あの巻きはおそらく直登より難しいんじゃないかと思います。(^^ゞ
[attachment=3]P1110664_1.JPG[/attachment][attachment=2]P1110718_1.JPG[/attachment]
あの段差のあるショルダー越えには、智恵を使いましたねぇ。2mの小滝に行き詰まったばかりに3~4mの岩壁越え。それがまた、いやらしくてなかなか取り付けない。
同じ日に我々のあとからもう1パーティー入渓していたようで、彼等は瀑芯を正面突破してましたよ。
5年前の同じ滝の写真を発掘して送ってくれましたね。ありがとうございます。明らかに、岩の崩落がルートを難しくしてしまったようです。
いつ頃割れたんでしょうねえ。どのHPを見てもショルダーで越えたという記述が見当たらない。
こいつは、お疲れさまでした。中間部から、3本ほどラインを引きながら、どれが有利かと画策しましたね。さすが、山日和さん、安定感のある登りでした。
ふと見上げた真上に一番いいラインがありましたね。ちょっと微妙でしたが面白かった。
[attachment=1]P1110736_1.JPG[/attachment]「このまま山頂まで行くぜっ!」という気迫より、「山頂を目指す以外の選択肢なんてありませんよ」という自然な感じかな、あの時は。麦草でも、伊那前でも、そんな感じ?
ふ~さんとパーティーを組むってのはそういうことなんでしょう。\(^o^)/
あのね~。人を変人扱いしおって(^_^;)
今更隠し通せるもんじゃないっすよ。(^^♪
明るく素晴らしい源頭部。努力が報われる予感に充ち満ちていました。
中アの沢にも共通した明るい沢の源頭。あんなに伸びやかで緩やかなフィナーレが待っているとは。
地図を見りゃ想像できるんですが。
可愛らしいオコジョでした。警戒しているというより、あちらさんも、我々のことを興味津々で見つめてるようでした。
山の動物って屈託がなくていいですねえ。それに比べて人間様は・・・
まさに、その通りですよ。自然に笑みがこぼれてくる・・・。
あそこでガスに覆われなかったのが私の徳の積み重ねの結果でしょう。(^^ゞ
[attachment=0]P1110831_1.JPG[/attachment]
ありゃありゃ。私の歩きはいつでも上品なんですよ。内股で小股でさ。
それって気持ち悪いよ~。
彼らは、かなりきつそうでしたね。でも、我々が駐車地を出発する頃には、無事に下山してくるのが確認できましたから安心できました。
尾根の上部で会ってたらかなり不安でしたね。あそこまで何時間かかったんやろ?
しらみずの湯は、我々のためにわざわざ店じまいせず、待っていてくださったんでしょう(^O^)
最高の湯でした。
あんなに気持ちのいい湯は久しぶりでした。
あのまま家に帰らなくてよかったらなあ~。
山日和
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
緑ちゃま、こんばんは。
スケベーで男らしいなんてお褒めの言葉を頂戴して光栄でございます。
でもね・・・
スケベーでは導師さまの方が1枚も2枚も上手でございますので、
ぽぽんたも負けぬようスケベーに磨きをかけていく所存でございます。
スケベーで男らしいなんてお褒めの言葉を頂戴して光栄でございます。
でもね・・・
スケベーでは導師さまの方が1枚も2枚も上手でございますので、
ぽぽんたも負けぬようスケベーに磨きをかけていく所存でございます。
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
山日和さん、こんばんは。亀レス専門にしては、早すぎるレスかも。
大サービスよ。(*^_^*)
【日 付】2011年8月28日(日)
【山 域】白山 大白川大白水谷
【天 候】曇り時々晴れ
おお~、人徳かな~。誰の?
その日に谷に入っていた若者達の人徳かも~。(*^_^*)
ゲリラ雨には、あわなかったようで、なによりでした~。
【メンバー】ふ~さん、山日和
【コース】大白水谷出合6:16---7:07転法輪谷---10:51二俣11:23---13:50源頭---15:12御前峰15:54---
17:32大倉山17:47---19:26大白川
なんじゃいな~。これは、いったい!。
予測に反して、中途半端なコースタイムじゃないの~。
ゲーム感覚の沢行きにしては、明るい内に下山するでもなく、思いっきり闇下になるのでもなく。
計画のタイムテーブルは、どんなん?
てっきり、ゲームセットのタイムは、最長でも、12時間かと思ってたんだけど。
予想外れちゃった~。
ところで、コースに、転法輪谷って書いてあるから、そっちの谷に入ったのかと思っちゃって地図とにらめっこしちゃったよ~。
転法輪谷出合いのことなのね。
元越谷、木屋谷川と歩き慣れた沢を歩いているうちに、沢に対するモチベーションも持ち直してきたようだ。
今年は、なんだか力が出てないみたいで、シュン太郎~で、沢終わっちゃうのかと思っていたら、がぜんモチアップしたのね~。
木屋谷の何がそれほど、モチアップに繋がったのかしらん?。
沢の女神様がウインクしてくれたのかな。
本日の目的地は白山東面の大白川支流大白水谷(おじらみだに)。沢泊でのんびりというつもりだったが、天気の加
減で日帰りとなった。日帰りでこの沢をやる場合、通常は核心部を過ぎた二俣から大倉山への尾根に逃げるというの
がほとんどである。しかし自分のポリシーからしても核心部のつまみ食いはしたくないし、第一美しくない。
体力が持つかどうかの不安はあるが、とにかく御前峰山頂を目指そう。それもダイレクトで。闇下は想定の範囲内。
そりゃないでしょう~。
体力は十分あるはずだし、闇下が想定内なんて。
ひょっとして、西横川の詰めみたいに、這松の激ヤブコギを何時間も楽しむつもりだったとか~。
それなら、闇下も想定内ね。
休み明けの仕事が辛いのを我慢しさえすればなんとかなるだろう。
おじいちゃんでも、体力は、バリバリの若者並の山日和さん。
翌日も体はピンピンのはずだけどね~。
やたら白っぽい流れに入る。この谷は何の成分なのか、異様に白い岩で構成されている。と言うより水の流れた部分
が白くなっているのだ。まさに文字通り「白水谷」である。
温泉の成分が入っているから、飲めない水やね~。見る分には、綺麗やけど。
雪女じゃなく、色白の谷の女神様がそのうち登場かも~。
長丁場だし、水は汲めないし、飲み水は、十分に持って行った?
転法輪谷の出合まではまったくの平流。眠気を催してきそうな渓相が続いた。
休憩中に若者2人のパーティーが通過して行った。雑誌から出てきたようなスタイリッシュな出で立ちで、おっさん2人
パーティーとえらい違いである。2人の年令を足しても我々のひとり分まで行かないだろう。こういう若者が次代の沢登
りを背負っていくと思うと頼もしい限りだ。
いいね~。
雑誌から出てきたような、おじいちゃんもイケテルかも?。
続いて3m滝を手前に配して25m大滝の登場である。3m滝の陰になって見えなかったが、先ほどのパーティーが登攀
準備中だった。瀑風を避けて様子を眺めていると、トップは下部にビレイポイントが見つからないようで行ったり来たりし
ており、かなり時間が掛かりそうに思えた。先が長いので残念だが右からの巻きを選択したが、こいつが悪かった。
せっかくのお楽しみの大滝なのに~。登らんかったん?
もったいな~い!
ズルズルのルンゼは手掛かりも少なく、乏しい立ち木と草の根まとめ持ちでじりじりと上がっていく。ふ~さんはアイス
バイルを叩き込みながら続いた。落ち口のラインで流れの方へトラバースすると、小さいルンゼから簡単に沢へ復帰す
ることができた。ちょうどセカンドが上がってきたところで、「難しかった?」と聞いてみると「全然」という答え。この大滝を登れなかったのは残念だが、あの泥臭い巻きの方が我々には相応しいと言えるかもしれない。
ヤブコギ・泥臭さ大好きチームやし。
そう言われてみれば、そうかも~。
スライダー斜瀑5m、末広がり4mと越え、巨岩に挟まれた2mばかりの小滝で行き詰った。瀑芯突破は深い釜から取り
付くのが難しそうだし、頭からまともにシャワーを浴びる。
蒸暑い夏の日に行ったんだから、ここはシャワーじゃなきゃ~。
掴んだ岩が抜けない保証はないので、確認の上押さえ込むようにしなければならなかった。
あんがい脆い岩質なんだね。全体が脆いのかしらん?
美しいナメ滝を3つ越えたところで連瀑帯は終了。Ca1800mの二俣に到着した。
本流は右だが、大倉山先のコルに突き上げる左俣も同じような規模で合流している。ここまで4時間半。ほぼ読み通り
のペースで来ている。実は心配していたヒザは心配ない状態に戻っていたが、体力が持つかどうかが大きな不安だった。
美しいナメ滝。ほっとするよね~。
おお~、ヒザは問題ないほどに回復してたのね。よかったね~。
それなら何の心配もないはずなのに、なんやしらんけどえらい心配してたんやね~。
ビールも抜きの簡単な昼食後、本流に進む。
あれっ、ポリシーと違うのね。
どうしたん?食事は一時間以上とって、ビールは欠かさない山日和美学は~。
不意に傾斜が緩むと、流れはもう小川の雰囲気だ。谷間は大きく広がり、河岸台地はお花畑が続く。
ハクサンコザクラ、カラマツソウ、クルマユリ、ミヤマタンポポ、ミヤマキンポウゲ等々、花にはいささか遅いだろうとの予
想を裏切るうれしい出会いだ。カンクラ雪渓と名付けられたここは、盛夏なら雪の上をステップを切って歩くところだろうが、今日は全長10mほどの残骸があっただけだ。
お花のオンパレードだね~。こりゃよかったね~。
カンクラ雪渓のおかげだね!
突然ガスのベールが剥ぎ取られ、眩しい青空が広がった。山頂を見上げると首が痛いぐらい間近にせり上がっている。山頂ダイレクトにこだわって、ハイマツ漕ぎをせずに済むルートを目で探る。県境ラインはハイマツの密生のようだが、東斜面は疎らで露岩も多く、なんとか繋いで行けそうだ。大白水谷と転法輪谷の中間尾根から右よりにルートを取る。
そりゃあかんやろ~。
ふ~さんに失礼やないの。這松のヤブコギせな~。
ふ~さん、ここでトップに踊り出て意気揚々と進むはずなのに・・・・
落胆したふ~さんの顔が浮かぶ~。
しかしこの登りは苦しかった。等高線の詰まり具合を見れば当然だ。10歩進んでは立ち止まるという繰り返し。
足元のイワギキョウの群落が慰めてくれる。
ハイスピードで駆け抜ける予定じゃ?
花に慰められるなんて、出会う前の山日和辞書にはなかったね~。
日和見の山日和さん(*^_^*)の変身ね。
山頂まであと少しの、山頂直下から転法輪谷へ落ちるルンゼの手前で休憩していると、岩の間で何かが動いたのが
見えた。注意深く見ていると、小さく可愛い顔が頭を出した。オコジョだ。急いでふ~さんに告げるとすぐに姿を隠してし
まったが、しばらくするとまた違う場所からこちらを見つめている。慌ててカメラを出したがそれを2回ほど繰り返して消え
てしまった。
なかなか出会えないオコジョちゃんも出迎えてくれたのね~。
そりゃ、嬉しい出会いやったね。
オコジョちゃんは、なんやこの人間、私の領域に土足で踏み込まんといて~って言ってたのかもしれんけど。
白山御前峰山頂に立った。出発から9時間が経過していた。ふ~さんとガッチリ握手。午後3時頃から雨模様と言う予
報にも関わらず、雲が多いものの頭上には真っ青な空が広がっている。
何度も来ている山頂。今年5月に来た時は何の感慨も湧かなかった山頂に、今日は満足感と達成感の笑みが止まら
ない。
おお~、最高だね~。
一人でニヤニヤしていたら、奇人変人と思われるけど(しなくても正真証明の変人かも~)。
のんびりしていられる時間ではないが、急いで下りようという気は毛頭ない。
もとより闇下は織り込み済み。運がよければヘッデンを使わずに下りられるだろう。
だよね~。
普通に下ったら、ヘッデン不要。
山頂でも、余裕のよっちゃんで40分以上いられてよかったね~。
トラブルさえなきゃ、ヘッデンなしで十分に余裕のあるタイムで周回できるルートってことね。
そのわりには、なんや今回、えらい心配してたんはなんでかいなぁ~?
詰めが予想に反して、牛歩の歩み。
でも、下りは明瞭な登山道で、下山には何の心配もいらないのがいいね~。
もしかのトラブルの時は、大倉の避難小屋もあるし、理想的。
一般道の下りならガンガン飛ばせると思っていたのが甘かっ
た。さすがに足が言うことを聞かない。渓流シューズのままのふーさんも足を傷めたようで、不似合いなほどお上品な歩
き方である。室堂平ではハクサンフウロが満開だ。今年は遅くまで花が楽しめるようだ。
ふ~さんは、いつも下山はぶっとばしだよ~。
何でアイゼン持っていったんかしらんけど、下山用の靴持ってないのは痛いね~。
つま先傷めるとは、辛いね。ふ~さん。
二人とも、ガンガン下る予定だったと思うけど、結果、超のんびりの下りになってかえってよかったね~。
下山の歩きは超得意分野の山日和さんやけど、膝の調子、だいじょうぶかいな~っと心配してたけど、痛みも出なくて。
室堂から大倉山の尾根に入ると、登ってきた大白水谷の源流がすぐそこに見えた。
「こんなに丸見えやったんか。悪いことはでけへんなあ。」と笑いあう。
って、沢で何悪いことすんのん???意味深。
右手を見下ろせばたんぽぽワールドのゾロ谷が、なんでこんなところを登る気になるのかというような殺伐とした雰囲気
で荒々しい姿を見せていた。驚いたことに、はるか下方の標高1500mに満たないようなところで雪渓が谷を埋めていた。
ゾロ谷は、なかなか荒くれたイメージだね~。
雪渓が隠してくれているけど。全く違った味わいの谷が、大倉尾根の左右にあるって感じだね~。
さすがに疲れた。が、今はやり切ったという満足感が疲労感を遥かに凌駕している。
気掛かりなのは、しらみずの湯の営業時間だけだ。
無事周回、よかったね~。
おめでとうさん!
温泉ちゃんも、お待ちかねだったでしょう。
☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆
大サービスよ。(*^_^*)
【日 付】2011年8月28日(日)
【山 域】白山 大白川大白水谷
【天 候】曇り時々晴れ
おお~、人徳かな~。誰の?
その日に谷に入っていた若者達の人徳かも~。(*^_^*)
ゲリラ雨には、あわなかったようで、なによりでした~。
【メンバー】ふ~さん、山日和
【コース】大白水谷出合6:16---7:07転法輪谷---10:51二俣11:23---13:50源頭---15:12御前峰15:54---
17:32大倉山17:47---19:26大白川
なんじゃいな~。これは、いったい!。
予測に反して、中途半端なコースタイムじゃないの~。
ゲーム感覚の沢行きにしては、明るい内に下山するでもなく、思いっきり闇下になるのでもなく。
計画のタイムテーブルは、どんなん?
てっきり、ゲームセットのタイムは、最長でも、12時間かと思ってたんだけど。
予想外れちゃった~。
ところで、コースに、転法輪谷って書いてあるから、そっちの谷に入ったのかと思っちゃって地図とにらめっこしちゃったよ~。
転法輪谷出合いのことなのね。
元越谷、木屋谷川と歩き慣れた沢を歩いているうちに、沢に対するモチベーションも持ち直してきたようだ。
今年は、なんだか力が出てないみたいで、シュン太郎~で、沢終わっちゃうのかと思っていたら、がぜんモチアップしたのね~。
木屋谷の何がそれほど、モチアップに繋がったのかしらん?。
沢の女神様がウインクしてくれたのかな。
本日の目的地は白山東面の大白川支流大白水谷(おじらみだに)。沢泊でのんびりというつもりだったが、天気の加
減で日帰りとなった。日帰りでこの沢をやる場合、通常は核心部を過ぎた二俣から大倉山への尾根に逃げるというの
がほとんどである。しかし自分のポリシーからしても核心部のつまみ食いはしたくないし、第一美しくない。
体力が持つかどうかの不安はあるが、とにかく御前峰山頂を目指そう。それもダイレクトで。闇下は想定の範囲内。
そりゃないでしょう~。
体力は十分あるはずだし、闇下が想定内なんて。
ひょっとして、西横川の詰めみたいに、這松の激ヤブコギを何時間も楽しむつもりだったとか~。
それなら、闇下も想定内ね。
休み明けの仕事が辛いのを我慢しさえすればなんとかなるだろう。
おじいちゃんでも、体力は、バリバリの若者並の山日和さん。
翌日も体はピンピンのはずだけどね~。
やたら白っぽい流れに入る。この谷は何の成分なのか、異様に白い岩で構成されている。と言うより水の流れた部分
が白くなっているのだ。まさに文字通り「白水谷」である。
温泉の成分が入っているから、飲めない水やね~。見る分には、綺麗やけど。
雪女じゃなく、色白の谷の女神様がそのうち登場かも~。
長丁場だし、水は汲めないし、飲み水は、十分に持って行った?
転法輪谷の出合まではまったくの平流。眠気を催してきそうな渓相が続いた。
休憩中に若者2人のパーティーが通過して行った。雑誌から出てきたようなスタイリッシュな出で立ちで、おっさん2人
パーティーとえらい違いである。2人の年令を足しても我々のひとり分まで行かないだろう。こういう若者が次代の沢登
りを背負っていくと思うと頼もしい限りだ。
いいね~。
雑誌から出てきたような、おじいちゃんもイケテルかも?。
続いて3m滝を手前に配して25m大滝の登場である。3m滝の陰になって見えなかったが、先ほどのパーティーが登攀
準備中だった。瀑風を避けて様子を眺めていると、トップは下部にビレイポイントが見つからないようで行ったり来たりし
ており、かなり時間が掛かりそうに思えた。先が長いので残念だが右からの巻きを選択したが、こいつが悪かった。
せっかくのお楽しみの大滝なのに~。登らんかったん?
もったいな~い!
ズルズルのルンゼは手掛かりも少なく、乏しい立ち木と草の根まとめ持ちでじりじりと上がっていく。ふ~さんはアイス
バイルを叩き込みながら続いた。落ち口のラインで流れの方へトラバースすると、小さいルンゼから簡単に沢へ復帰す
ることができた。ちょうどセカンドが上がってきたところで、「難しかった?」と聞いてみると「全然」という答え。この大滝を登れなかったのは残念だが、あの泥臭い巻きの方が我々には相応しいと言えるかもしれない。
ヤブコギ・泥臭さ大好きチームやし。
そう言われてみれば、そうかも~。
スライダー斜瀑5m、末広がり4mと越え、巨岩に挟まれた2mばかりの小滝で行き詰った。瀑芯突破は深い釜から取り
付くのが難しそうだし、頭からまともにシャワーを浴びる。
蒸暑い夏の日に行ったんだから、ここはシャワーじゃなきゃ~。
掴んだ岩が抜けない保証はないので、確認の上押さえ込むようにしなければならなかった。
あんがい脆い岩質なんだね。全体が脆いのかしらん?
美しいナメ滝を3つ越えたところで連瀑帯は終了。Ca1800mの二俣に到着した。
本流は右だが、大倉山先のコルに突き上げる左俣も同じような規模で合流している。ここまで4時間半。ほぼ読み通り
のペースで来ている。実は心配していたヒザは心配ない状態に戻っていたが、体力が持つかどうかが大きな不安だった。
美しいナメ滝。ほっとするよね~。
おお~、ヒザは問題ないほどに回復してたのね。よかったね~。
それなら何の心配もないはずなのに、なんやしらんけどえらい心配してたんやね~。
ビールも抜きの簡単な昼食後、本流に進む。
あれっ、ポリシーと違うのね。
どうしたん?食事は一時間以上とって、ビールは欠かさない山日和美学は~。
不意に傾斜が緩むと、流れはもう小川の雰囲気だ。谷間は大きく広がり、河岸台地はお花畑が続く。
ハクサンコザクラ、カラマツソウ、クルマユリ、ミヤマタンポポ、ミヤマキンポウゲ等々、花にはいささか遅いだろうとの予
想を裏切るうれしい出会いだ。カンクラ雪渓と名付けられたここは、盛夏なら雪の上をステップを切って歩くところだろうが、今日は全長10mほどの残骸があっただけだ。
お花のオンパレードだね~。こりゃよかったね~。
カンクラ雪渓のおかげだね!
突然ガスのベールが剥ぎ取られ、眩しい青空が広がった。山頂を見上げると首が痛いぐらい間近にせり上がっている。山頂ダイレクトにこだわって、ハイマツ漕ぎをせずに済むルートを目で探る。県境ラインはハイマツの密生のようだが、東斜面は疎らで露岩も多く、なんとか繋いで行けそうだ。大白水谷と転法輪谷の中間尾根から右よりにルートを取る。
そりゃあかんやろ~。
ふ~さんに失礼やないの。這松のヤブコギせな~。
ふ~さん、ここでトップに踊り出て意気揚々と進むはずなのに・・・・
落胆したふ~さんの顔が浮かぶ~。
しかしこの登りは苦しかった。等高線の詰まり具合を見れば当然だ。10歩進んでは立ち止まるという繰り返し。
足元のイワギキョウの群落が慰めてくれる。
ハイスピードで駆け抜ける予定じゃ?
花に慰められるなんて、出会う前の山日和辞書にはなかったね~。
日和見の山日和さん(*^_^*)の変身ね。
山頂まであと少しの、山頂直下から転法輪谷へ落ちるルンゼの手前で休憩していると、岩の間で何かが動いたのが
見えた。注意深く見ていると、小さく可愛い顔が頭を出した。オコジョだ。急いでふ~さんに告げるとすぐに姿を隠してし
まったが、しばらくするとまた違う場所からこちらを見つめている。慌ててカメラを出したがそれを2回ほど繰り返して消え
てしまった。
なかなか出会えないオコジョちゃんも出迎えてくれたのね~。
そりゃ、嬉しい出会いやったね。
オコジョちゃんは、なんやこの人間、私の領域に土足で踏み込まんといて~って言ってたのかもしれんけど。
白山御前峰山頂に立った。出発から9時間が経過していた。ふ~さんとガッチリ握手。午後3時頃から雨模様と言う予
報にも関わらず、雲が多いものの頭上には真っ青な空が広がっている。
何度も来ている山頂。今年5月に来た時は何の感慨も湧かなかった山頂に、今日は満足感と達成感の笑みが止まら
ない。
おお~、最高だね~。
一人でニヤニヤしていたら、奇人変人と思われるけど(しなくても正真証明の変人かも~)。
のんびりしていられる時間ではないが、急いで下りようという気は毛頭ない。
もとより闇下は織り込み済み。運がよければヘッデンを使わずに下りられるだろう。
だよね~。
普通に下ったら、ヘッデン不要。
山頂でも、余裕のよっちゃんで40分以上いられてよかったね~。
トラブルさえなきゃ、ヘッデンなしで十分に余裕のあるタイムで周回できるルートってことね。
そのわりには、なんや今回、えらい心配してたんはなんでかいなぁ~?
詰めが予想に反して、牛歩の歩み。
でも、下りは明瞭な登山道で、下山には何の心配もいらないのがいいね~。
もしかのトラブルの時は、大倉の避難小屋もあるし、理想的。
一般道の下りならガンガン飛ばせると思っていたのが甘かっ
た。さすがに足が言うことを聞かない。渓流シューズのままのふーさんも足を傷めたようで、不似合いなほどお上品な歩
き方である。室堂平ではハクサンフウロが満開だ。今年は遅くまで花が楽しめるようだ。
ふ~さんは、いつも下山はぶっとばしだよ~。
何でアイゼン持っていったんかしらんけど、下山用の靴持ってないのは痛いね~。
つま先傷めるとは、辛いね。ふ~さん。
二人とも、ガンガン下る予定だったと思うけど、結果、超のんびりの下りになってかえってよかったね~。
下山の歩きは超得意分野の山日和さんやけど、膝の調子、だいじょうぶかいな~っと心配してたけど、痛みも出なくて。
室堂から大倉山の尾根に入ると、登ってきた大白水谷の源流がすぐそこに見えた。
「こんなに丸見えやったんか。悪いことはでけへんなあ。」と笑いあう。
って、沢で何悪いことすんのん???意味深。
右手を見下ろせばたんぽぽワールドのゾロ谷が、なんでこんなところを登る気になるのかというような殺伐とした雰囲気
で荒々しい姿を見せていた。驚いたことに、はるか下方の標高1500mに満たないようなところで雪渓が谷を埋めていた。
ゾロ谷は、なかなか荒くれたイメージだね~。
雪渓が隠してくれているけど。全く違った味わいの谷が、大倉尾根の左右にあるって感じだね~。
さすがに疲れた。が、今はやり切ったという満足感が疲労感を遥かに凌駕している。
気掛かりなのは、しらみずの湯の営業時間だけだ。
無事周回、よかったね~。
おめでとうさん!
温泉ちゃんも、お待ちかねだったでしょう。
☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆
最後に編集したユーザー とっちゃん [ 2011年9月02日(金) 21:26 ], 累計 8 回
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
読み確認してたら、こないところに緑チャンの名前が出てるがなヨ。
風はホドホド、台風は未だこれからだろうケド被害が出ません様に。
[attachment=0]ランチ場.JPG[/attachment]
緑ちゃんも師とみり尽力しますワン、日和さんも元気が出てきて好いです。
スケベー心が日本国を救うキーだ
山変わる ヤブは枯れても谷残る
お互い切磋琢磨に励みましょうぞ
緑水。
風はホドホド、台風は未だこれからだろうケド被害が出ません様に。
いや~ゴリッパこれこそ真の山男だね。いや~ゴリッパこれこそ真の山男だね。たんぽぽ さんが書きました:緑ちゃま、こんばんは。
スケベーで男らしいなんてお褒めの言葉を頂戴して光栄でございます。
でもね・・・
ダイタイ山っうのはおなごはんを表わす敬表文字ダモンネ、昇天したくなるのは当たり前デンガナね。
難たって一番はたんぽぽシャンですよ、恐れなんてタンポポ辞書にはないでしょ。
スケベーでは導師さまの方が1枚も2枚も上手でございますので、
ぽぽんたも負けぬようスケベーに磨きをかけていく所存でございます。
[attachment=0]ランチ場.JPG[/attachment]
緑ちゃんも師とみり尽力しますワン、日和さんも元気が出てきて好いです。
スケベー心が日本国を救うキーだ
山変わる ヤブは枯れても谷残る
お互い切磋琢磨に励みましょうぞ
緑水。
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
とっちゃん、どうもです。
山日和さん、こんばんは。亀レス専門にしては、早すぎるレスかも。
珍しくて雨でも降るかと思ったら、台風が来たがなあ~。
ゲリラ雨にあわなかったのは、その日に谷に入っていた若者達の人徳かも~。
雨の心配はしませんでした。読み通り!!
予測に反して、中途半端なコースタイムじゃないの~。
ゲーム感覚の沢行きにしては、明るい内に下山するでもなく、思いっきり闇下になるのでもなく。
中途半端って? ゲーム感覚なんてないですよ。ゲームプラン、つまり行動計画(時間やペース配分)って言ってたんですよ。
計画のタイムテーブルは、どんなん?
てっきり、ゲームセットのタイムは、最長でも、12時間かと思ってたんだけど、ゲームアウト!。
予想外れちゃった~。
入渓から山頂までMAX9時間見てました。これが精一杯ですわ。
木屋谷のどこが、それほど、モチアップに繋がったのかしらん。
沢の女神様がウインクしてくれたのかな?
やっぱり通い慣れた沢はやさしく迎えてくれました。
そりゃないでしょう~。
体力は十分あるはずだし、闇下が想定内なんて。
あのねえ、西横川とは長さが違うんですよ。遡行部分だけなら3倍あります。
標高差も違うしね。闇下覚悟でないと立てられない計画ですわ。
おじいちゃんでも、体力は、バリバリの若者の山日和さん。
翌日も体はピンピンのはずだけどね~。
そりゃ昔の話。
長丁場だし、水は汲めないし、飲み水は、十分に持って行った?
500のぺット2本だけ。
下りで室堂の水場で汲んで行きました。
ふ~さんがお金持ってたからジュース買いに行ったんだけど、手前に水道があったもんでそれで済ませました。
いいね~。
雑誌から出てきたような、おじいちゃんもイケテルかも?。
老人向け雑誌?
せっかくのお楽しみの大滝なのに~。登らんかったん?
もったいな~い!
これは仕方ないです。時間優先。先行者を待ってる余裕はなかったからね。
待ってたら30分は余分に掛かってたと思うよ。
蒸暑い夏の日に行ったんだから、ここはシャワーじゃなきゃ~。
関西の沢と違うんやから、水の冷たさが違う~。
[attachment=3]P1110660_1.JPG[/attachment]
あんがい脆い岩質なんだね。全体が脆いのかしらん?
この谷全体がこんな感じです。
美しいナメ滝。ほっとするよね~。
おお~、ヒザは問題ないほどに回復してたのね。よかったね~。
それなら何の心配もないはずなのに、なんだかえらい心配してたんやね~。
だから体力がって・・・
[attachment=2]P1110702_1.JPG[/attachment]
あれっ、ポリシーと違うのね。
どうしたん?食事は一時間以上とって、ビールは欠かさない山日和美学は~。
そんなこと言うてたら辿り着かんし帰れません。気合いが入ってたってことですわ。
ひと段落ついたところでランチならともかく、先が長過ぎます。
お花のオンパレードだね~。こりゃよかったね~。
カンクラ雪渓のおかげだね!
これは思わぬプレゼントでした。
[attachment=1]P1110810_1.JPG[/attachment]
そりゃあかんやろ~。
ふ~さんに失礼やないの。這松のヤブコギせな~。
だからあ、そんな余裕ないって。
伊那前みたいにヤブコギせんと抜けられんならともかく。
ハイスピードで駆け抜ける予定じゃ?
だからあ、ヘロヘロになってるって。
オコジョちゃんも出迎えてくれたのね~。そりゃ、嬉しい出会いね。
なかなか出会えないし。
久し振りに見ました。やっぱりかわいいね~。
おお~、最高だね~。
一人でニヤニヤしていたら、奇人変人と思われるけど(しなくても正真証明の変人かも~)、お連れさんがあってよかったね。
こういう時パーティーだと助かりますわ。
[attachment=0]P1110837_1.JPG[/attachment]
そうだよね~。
普通に下ったら、ヘッデン不要。
山頂でも、余裕のよっちゃんで40分以上いられてよかったね~。
トラブルさえなきゃ、ヘッデンなしで十分に余裕のあるタイムで周回できるルートやね。
トラブルは別にないよ。4時まで山頂にいたら、足の調子がまあまあでも点灯ギリギリのラインですわ。
余裕で周回できるルートでは決してないよ。検索しても、日帰り周回は1パーティーだけ。
それもカンクラ雪渓からは室堂経由で登山道歩いてるからね。
今回、えらい心配してたんはなんでなん?
だからあ、長いんですよ。同じ標高差を稼ぐのでも、雪の上と沢では疲労の蓄積の度合いが違います。
このルート歩いてみたらわかりますわ。
でも、下りは明瞭な登山道で、下山には何の心配もいらないのがいいね~。
もしかのトラブルの時は、大倉の避難小屋もあるし、理想的。
これで下りもバリだったら必死やね。
ふ~さんは、いつも下山はぶっとばしだよ~。何でアイゼン持っていったんかしらんけど、下山用の靴持ってないのは痛いね~。
アイゼンは私も持って行きましたよ。ふ~さんは渓流シューズに履くつもりだったみたい。
この2週前の記録ではかなり雪渓残ってたからね。
下山の歩きは超得意分野の山日和さんやけど、膝の調子、だいじょうぶかいな~っと心配してたけど、痛みも出なくて、ほんとによかった~。
痛みはなかったけどヨレヨレでした。
って、沢で何悪いことすんのん?意味深。
言葉のアヤってやつで・・・(^^ゞ
無事周回、よかったね~。おめでとうさん!
温泉ちゃんも、お待ちかねだったでしょう。
ありがとさんです。湯が体に沁みました。
山日和
山日和さん、こんばんは。亀レス専門にしては、早すぎるレスかも。
珍しくて雨でも降るかと思ったら、台風が来たがなあ~。
ゲリラ雨にあわなかったのは、その日に谷に入っていた若者達の人徳かも~。
雨の心配はしませんでした。読み通り!!
予測に反して、中途半端なコースタイムじゃないの~。
ゲーム感覚の沢行きにしては、明るい内に下山するでもなく、思いっきり闇下になるのでもなく。
中途半端って? ゲーム感覚なんてないですよ。ゲームプラン、つまり行動計画(時間やペース配分)って言ってたんですよ。
計画のタイムテーブルは、どんなん?
てっきり、ゲームセットのタイムは、最長でも、12時間かと思ってたんだけど、ゲームアウト!。
予想外れちゃった~。
入渓から山頂までMAX9時間見てました。これが精一杯ですわ。
木屋谷のどこが、それほど、モチアップに繋がったのかしらん。
沢の女神様がウインクしてくれたのかな?
やっぱり通い慣れた沢はやさしく迎えてくれました。
そりゃないでしょう~。
体力は十分あるはずだし、闇下が想定内なんて。
あのねえ、西横川とは長さが違うんですよ。遡行部分だけなら3倍あります。
標高差も違うしね。闇下覚悟でないと立てられない計画ですわ。
おじいちゃんでも、体力は、バリバリの若者の山日和さん。
翌日も体はピンピンのはずだけどね~。
そりゃ昔の話。
長丁場だし、水は汲めないし、飲み水は、十分に持って行った?
500のぺット2本だけ。
下りで室堂の水場で汲んで行きました。
ふ~さんがお金持ってたからジュース買いに行ったんだけど、手前に水道があったもんでそれで済ませました。
いいね~。
雑誌から出てきたような、おじいちゃんもイケテルかも?。
老人向け雑誌?
せっかくのお楽しみの大滝なのに~。登らんかったん?
もったいな~い!
これは仕方ないです。時間優先。先行者を待ってる余裕はなかったからね。
待ってたら30分は余分に掛かってたと思うよ。
蒸暑い夏の日に行ったんだから、ここはシャワーじゃなきゃ~。
関西の沢と違うんやから、水の冷たさが違う~。
[attachment=3]P1110660_1.JPG[/attachment]
あんがい脆い岩質なんだね。全体が脆いのかしらん?
この谷全体がこんな感じです。
美しいナメ滝。ほっとするよね~。
おお~、ヒザは問題ないほどに回復してたのね。よかったね~。
それなら何の心配もないはずなのに、なんだかえらい心配してたんやね~。
だから体力がって・・・
[attachment=2]P1110702_1.JPG[/attachment]
あれっ、ポリシーと違うのね。
どうしたん?食事は一時間以上とって、ビールは欠かさない山日和美学は~。
そんなこと言うてたら辿り着かんし帰れません。気合いが入ってたってことですわ。
ひと段落ついたところでランチならともかく、先が長過ぎます。
お花のオンパレードだね~。こりゃよかったね~。
カンクラ雪渓のおかげだね!
これは思わぬプレゼントでした。
[attachment=1]P1110810_1.JPG[/attachment]
そりゃあかんやろ~。
ふ~さんに失礼やないの。這松のヤブコギせな~。
だからあ、そんな余裕ないって。
伊那前みたいにヤブコギせんと抜けられんならともかく。
ハイスピードで駆け抜ける予定じゃ?
だからあ、ヘロヘロになってるって。
オコジョちゃんも出迎えてくれたのね~。そりゃ、嬉しい出会いね。
なかなか出会えないし。
久し振りに見ました。やっぱりかわいいね~。
おお~、最高だね~。
一人でニヤニヤしていたら、奇人変人と思われるけど(しなくても正真証明の変人かも~)、お連れさんがあってよかったね。
こういう時パーティーだと助かりますわ。
[attachment=0]P1110837_1.JPG[/attachment]
そうだよね~。
普通に下ったら、ヘッデン不要。
山頂でも、余裕のよっちゃんで40分以上いられてよかったね~。
トラブルさえなきゃ、ヘッデンなしで十分に余裕のあるタイムで周回できるルートやね。
トラブルは別にないよ。4時まで山頂にいたら、足の調子がまあまあでも点灯ギリギリのラインですわ。
余裕で周回できるルートでは決してないよ。検索しても、日帰り周回は1パーティーだけ。
それもカンクラ雪渓からは室堂経由で登山道歩いてるからね。
今回、えらい心配してたんはなんでなん?
だからあ、長いんですよ。同じ標高差を稼ぐのでも、雪の上と沢では疲労の蓄積の度合いが違います。
このルート歩いてみたらわかりますわ。
でも、下りは明瞭な登山道で、下山には何の心配もいらないのがいいね~。
もしかのトラブルの時は、大倉の避難小屋もあるし、理想的。
これで下りもバリだったら必死やね。
ふ~さんは、いつも下山はぶっとばしだよ~。何でアイゼン持っていったんかしらんけど、下山用の靴持ってないのは痛いね~。
アイゼンは私も持って行きましたよ。ふ~さんは渓流シューズに履くつもりだったみたい。
この2週前の記録ではかなり雪渓残ってたからね。
下山の歩きは超得意分野の山日和さんやけど、膝の調子、だいじょうぶかいな~っと心配してたけど、痛みも出なくて、ほんとによかった~。
痛みはなかったけどヨレヨレでした。
って、沢で何悪いことすんのん?意味深。
言葉のアヤってやつで・・・(^^ゞ
無事周回、よかったね~。おめでとうさん!
温泉ちゃんも、お待ちかねだったでしょう。
ありがとさんです。湯が体に沁みました。
山日和
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
山日和さん こんばんは
体力が持つかどうかの不安はあるが、とにかく御前峰山頂を目指そう。それもダイレクトで。闇下は想定の範囲内。
休み明けの仕事が辛いのを我慢しさえすればなんとかなるだろう。
今回は、闇下織り込み済みの過激な「山ふ~コンビ」ですね。
ビールも抜きの簡単な昼食後、本流に進む。
過酷な登高行の昼食は、やはりビール抜きなんですね。
ゆっくりなんかしてられないし。
その中にいかにもふ~さん好みの滝があった。鈴ヶ沢でも見た一面にコケの張り付いた滝。
緑色の滝というのはなかなかお目にかかれないのではないだろうか。例によって嘗め回すように鑑賞、撮影の後、腰ま
で浸かって滝身に取り付いた。どうも見るだけでは我慢できないようだ。私は巻くつもりだったが渋々後に従う。
なるほど、ふ~さんは苔フェチだったのか。
不意に傾斜が緩むと、流れはもう小川の雰囲気だ。谷間は大きく広がり、河岸台地はお花畑が続く。
ハクサンコザクラ、カラマツソウ、クルマユリ、ミヤマタンポポ、ミヤマキンポウゲ等々、花にはいささか遅いだろうとの予
想を裏切るうれしい出会いだ。
源頭に近付くほど傾斜が緩くなり、ついに谷の形は失われて一面のお花畑となった。遡行を続けて良かったと心から思わせてくれる素晴らしい源頭部である。
努力の汗をかいた者だけに与えられるご褒美ですね。
注意深く見ていると、小さく可愛い顔が頭を出した。オコジョだ。急いでふ~さんに告げるとすぐに姿を隠してしまったが、しばらくするとまた違う場所からこちらを見つめている。慌ててカメラを出したがそれを2回ほど繰り返して消えてしまった。
オコジョ君も激励してくれたので、最後のワンピッチを頑張ろう。
なんとなくホッとする一瞬でしょうね。
オコジョくんは「へんなやつらが来たぞ」って思ってるのかな。
白山御前峰山頂に立った。出発から9時間が経過していた。ふ~さんとガッチリ握手。午後3時頃から雨模様と言う予
報にも関わらず、雲が多いものの頭上には真っ青な空が広がっている。
何度も来ている山頂。今年5月に来た時は何の感慨も湧かなかった山頂に、今日は満足感と達成感の笑みが止まら
ない。この喜びは大白水谷を最後まで詰めなければ決して味わうことができなかっただろう。登山としての沢登りを完
結させるためには、山頂というのは必要不可欠な存在だ。ふ~さんもまた同じ思いを抱いているに違いない。
今までの苦しさは、すべて至福の時に至る前奏でしかなかったのです。
この達成感はたまらないでしょうね。
こちらは平瀬まで下りなければならない。のんびりしていられる時間ではないが、急いで下りようという気は毛頭ない。
もとより闇下は織り込み済み。運がよければヘッデンを使わずに下りられるだろう。
この満足感・陶酔感は、すべてを「オーライ」に変えていくのです。
脳内には、エンドルフィンやドーパミンがドバーッと出まくり状態でしょう。
名残惜しい気持ちを山頂に残して、登山道を下山開始。一般道の下りならガンガン飛ばせると思っていたのが甘かった。さすがに足が言うことを聞かない。渓流シューズのままのふーさんも足を傷めたようで、不似合いなほどお上品な歩き方である。
あっと言う間に着くはずの大倉山まで道中の長いこと。まるで老人会パーティーのような覚束ない足取りだ。
それでも私の方は軽登山靴に履き替えて、ザック忍ばせていたストックを使っているのでかなりマシである。
渓流シューズで標高差1500mを下るのは辛いものがあるだろう。
天国の時間からヨレヨレ大行進へと劇的な変化のストーリー、目が離せません。
それにしても、ふ~さんはずっと渓流シューズで下りたんですか。
たいへんですね。
カンバ帯からブナ林へ変わるあたりで暗くなった。最後の休憩がてらヘッデンを点灯する。
真っ暗なブナ林を坦々と下っていると、前方に光が見えた。ヘッデンの灯りのようだ。登山者?下山者?
おや、同好の一団かな。
すぐに追い付くと3人パーティーのひとりがかなりバテているようだった。3人ともヘッデンを点けているし、ここからは問題のない道だ。ゆっくり歩けば大丈夫だろう。
こちらはホントの非常事態中でした。
大白川の明りが木の間にチラチラしている。もうすぐだ。闇下の時の明りは勇気付けてくれる。
泊まりの登山者車だけが数台残された大白川の駐車場に到着。出発から13時間が経過していた。再びガッチリと握手。
さすがに疲れた。が、今はやり切ったという満足感が疲労感を遥かに凌駕している。
気掛かりなのは、しらみずの湯の営業時間だけだ。
出発から13時間というのは何度かありますけど、これだけの標高差はないし、まあしんどいことでしょうね。
でも、まだ脳内モルヒネ類が効いているようで、気分はハイのようですな。
しかしこうなると、ワシは明朝の出勤時間が気になります。
下山がこの時間だったら、家に帰ったらはたして何時になることか。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
体力が持つかどうかの不安はあるが、とにかく御前峰山頂を目指そう。それもダイレクトで。闇下は想定の範囲内。
休み明けの仕事が辛いのを我慢しさえすればなんとかなるだろう。
今回は、闇下織り込み済みの過激な「山ふ~コンビ」ですね。
ビールも抜きの簡単な昼食後、本流に進む。
過酷な登高行の昼食は、やはりビール抜きなんですね。
ゆっくりなんかしてられないし。
その中にいかにもふ~さん好みの滝があった。鈴ヶ沢でも見た一面にコケの張り付いた滝。
緑色の滝というのはなかなかお目にかかれないのではないだろうか。例によって嘗め回すように鑑賞、撮影の後、腰ま
で浸かって滝身に取り付いた。どうも見るだけでは我慢できないようだ。私は巻くつもりだったが渋々後に従う。
なるほど、ふ~さんは苔フェチだったのか。
不意に傾斜が緩むと、流れはもう小川の雰囲気だ。谷間は大きく広がり、河岸台地はお花畑が続く。
ハクサンコザクラ、カラマツソウ、クルマユリ、ミヤマタンポポ、ミヤマキンポウゲ等々、花にはいささか遅いだろうとの予
想を裏切るうれしい出会いだ。
源頭に近付くほど傾斜が緩くなり、ついに谷の形は失われて一面のお花畑となった。遡行を続けて良かったと心から思わせてくれる素晴らしい源頭部である。
努力の汗をかいた者だけに与えられるご褒美ですね。
注意深く見ていると、小さく可愛い顔が頭を出した。オコジョだ。急いでふ~さんに告げるとすぐに姿を隠してしまったが、しばらくするとまた違う場所からこちらを見つめている。慌ててカメラを出したがそれを2回ほど繰り返して消えてしまった。
オコジョ君も激励してくれたので、最後のワンピッチを頑張ろう。
なんとなくホッとする一瞬でしょうね。
オコジョくんは「へんなやつらが来たぞ」って思ってるのかな。
白山御前峰山頂に立った。出発から9時間が経過していた。ふ~さんとガッチリ握手。午後3時頃から雨模様と言う予
報にも関わらず、雲が多いものの頭上には真っ青な空が広がっている。
何度も来ている山頂。今年5月に来た時は何の感慨も湧かなかった山頂に、今日は満足感と達成感の笑みが止まら
ない。この喜びは大白水谷を最後まで詰めなければ決して味わうことができなかっただろう。登山としての沢登りを完
結させるためには、山頂というのは必要不可欠な存在だ。ふ~さんもまた同じ思いを抱いているに違いない。
今までの苦しさは、すべて至福の時に至る前奏でしかなかったのです。
この達成感はたまらないでしょうね。
こちらは平瀬まで下りなければならない。のんびりしていられる時間ではないが、急いで下りようという気は毛頭ない。
もとより闇下は織り込み済み。運がよければヘッデンを使わずに下りられるだろう。
この満足感・陶酔感は、すべてを「オーライ」に変えていくのです。
脳内には、エンドルフィンやドーパミンがドバーッと出まくり状態でしょう。
名残惜しい気持ちを山頂に残して、登山道を下山開始。一般道の下りならガンガン飛ばせると思っていたのが甘かった。さすがに足が言うことを聞かない。渓流シューズのままのふーさんも足を傷めたようで、不似合いなほどお上品な歩き方である。
あっと言う間に着くはずの大倉山まで道中の長いこと。まるで老人会パーティーのような覚束ない足取りだ。
それでも私の方は軽登山靴に履き替えて、ザック忍ばせていたストックを使っているのでかなりマシである。
渓流シューズで標高差1500mを下るのは辛いものがあるだろう。
天国の時間からヨレヨレ大行進へと劇的な変化のストーリー、目が離せません。
それにしても、ふ~さんはずっと渓流シューズで下りたんですか。
たいへんですね。
カンバ帯からブナ林へ変わるあたりで暗くなった。最後の休憩がてらヘッデンを点灯する。
真っ暗なブナ林を坦々と下っていると、前方に光が見えた。ヘッデンの灯りのようだ。登山者?下山者?
おや、同好の一団かな。
すぐに追い付くと3人パーティーのひとりがかなりバテているようだった。3人ともヘッデンを点けているし、ここからは問題のない道だ。ゆっくり歩けば大丈夫だろう。
こちらはホントの非常事態中でした。
大白川の明りが木の間にチラチラしている。もうすぐだ。闇下の時の明りは勇気付けてくれる。
泊まりの登山者車だけが数台残された大白川の駐車場に到着。出発から13時間が経過していた。再びガッチリと握手。
さすがに疲れた。が、今はやり切ったという満足感が疲労感を遥かに凌駕している。
気掛かりなのは、しらみずの湯の営業時間だけだ。
出発から13時間というのは何度かありますけど、これだけの標高差はないし、まあしんどいことでしょうね。
でも、まだ脳内モルヒネ類が効いているようで、気分はハイのようですな。
しかしこうなると、ワシは明朝の出勤時間が気になります。
下山がこの時間だったら、家に帰ったらはたして何時になることか。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
洞吹さん、どうもです。
今回は、闇下織り込み済みの過激な「山ふ~コンビ」ですね。
ふ~さんと一緒の場合は覚悟が必要です。
過酷な登高行の昼食は、やはりビール抜きなんですね。
ゆっくりなんかしてられないし。
先が長過ぎますからね。どこかでとなれば山頂しかないですし。
[attachment=3]P1110665_1.JPG[/attachment]
[attachment=2]P1110693_1.JPG[/attachment]
なるほど、ふ~さんは苔フェチだったのか。
いろんなものにフェチなようですよ。
努力の汗をかいた者だけに与えられるご褒美ですね。
これはうれしいプレゼントでした。
[attachment=1]P1110771_1.JPG[/attachment]
[attachment=0]P1110812_1.JPG[/attachment]
なんとなくホッとする一瞬でしょうね。
オコジョくんは「へんなやつらが来たぞ」って思ってるのかな。
雰囲気からして仲間じゃないことだけはわかったでしょう。
今までの苦しさは、すべて至福の時に至る前奏でしかなかったのです。
この達成感はたまらないでしょうね。
その通りでおます。
この満足感・陶酔感は、すべてを「オーライ」に変えていくのです。
脳内には、エンドルフィンやドーパミンがドバーッと出まくり状態でしょう。
頭の中でチャップンチャップンしてました。
天国の時間からヨレヨレ大行進へと劇的な変化のストーリー、目が離せません。
それにしても、ふ~さんはずっと渓流シューズで下りたんですか。
たいへんですね。
これもいい締めくくりだったと言えるのかもしれません。
私も以前赤木沢の帰りに、飛越新道を渓流シューズで下りましたが、さすがに足が痛かったですわ。
おや、同好の一団かな。
こちらはホントの非常事態中でした。
ちゃんと全員ヘッデン持ってるところが偉かったですね。
出発から13時間というのは何度かありますけど、これだけの標高差はないし、まあしんどいことでしょうね。
でも、まだ脳内モルヒネ類が効いているようで、気分はハイのようですな。
しかしこうなると、ワシは明朝の出勤時間が気になります。
下山がこの時間だったら、家に帰ったらはたして何時になることか。
時間だけではなく中身の問題ですからね。その時はグッタリという感じではありませんでした。
帰りは風呂の後メシ食って途中で少し休んで1時でした。(^^)
山日和
今回は、闇下織り込み済みの過激な「山ふ~コンビ」ですね。
ふ~さんと一緒の場合は覚悟が必要です。
過酷な登高行の昼食は、やはりビール抜きなんですね。
ゆっくりなんかしてられないし。
先が長過ぎますからね。どこかでとなれば山頂しかないですし。
[attachment=3]P1110665_1.JPG[/attachment]
[attachment=2]P1110693_1.JPG[/attachment]
なるほど、ふ~さんは苔フェチだったのか。
いろんなものにフェチなようですよ。
努力の汗をかいた者だけに与えられるご褒美ですね。
これはうれしいプレゼントでした。
[attachment=1]P1110771_1.JPG[/attachment]
[attachment=0]P1110812_1.JPG[/attachment]
なんとなくホッとする一瞬でしょうね。
オコジョくんは「へんなやつらが来たぞ」って思ってるのかな。
雰囲気からして仲間じゃないことだけはわかったでしょう。
今までの苦しさは、すべて至福の時に至る前奏でしかなかったのです。
この達成感はたまらないでしょうね。
その通りでおます。
この満足感・陶酔感は、すべてを「オーライ」に変えていくのです。
脳内には、エンドルフィンやドーパミンがドバーッと出まくり状態でしょう。
頭の中でチャップンチャップンしてました。
天国の時間からヨレヨレ大行進へと劇的な変化のストーリー、目が離せません。
それにしても、ふ~さんはずっと渓流シューズで下りたんですか。
たいへんですね。
これもいい締めくくりだったと言えるのかもしれません。
私も以前赤木沢の帰りに、飛越新道を渓流シューズで下りましたが、さすがに足が痛かったですわ。
おや、同好の一団かな。
こちらはホントの非常事態中でした。
ちゃんと全員ヘッデン持ってるところが偉かったですね。
出発から13時間というのは何度かありますけど、これだけの標高差はないし、まあしんどいことでしょうね。
でも、まだ脳内モルヒネ類が効いているようで、気分はハイのようですな。
しかしこうなると、ワシは明朝の出勤時間が気になります。
下山がこの時間だったら、家に帰ったらはたして何時になることか。
時間だけではなく中身の問題ですからね。その時はグッタリという感じではありませんでした。
帰りは風呂の後メシ食って途中で少し休んで1時でした。(^^)
山日和
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
山日和さん、こんばんは。
すごいですね。細かいところは近寄りがたい世界なのでコメントしようもありませんが、一言お祝い申し上げます。
「すばらしい!よくやった!!そしておめでとう!!!」
技量、体力もすばらしいですが、モチベーションの欠片だけでも分けてほしい。
すごいですね。細かいところは近寄りがたい世界なのでコメントしようもありませんが、一言お祝い申し上げます。
「すばらしい!よくやった!!そしておめでとう!!!」
技量、体力もすばらしいですが、モチベーションの欠片だけでも分けてほしい。
Re: 【白山】大白水谷から天上の楽園へ、そして御前峰ダイレクト
skywalkさん、どうもです。
すごいですね。細かいところは近寄りがたい世界なのでコメントしようもありませんが、一言お祝い申し上げます。
「すばらしい!よくやった!!そしておめでとう!!!」
技量、体力もすばらしいですが、モチベーションの欠片だけでも分けてほしい。
そんなたいそうなもんではないですよ。
沢自体は技術的に難しいところはありませんし、体力と気力だけが勝負のコースです。
モチベーションを保つためにはへ○タイのパートナーが不可欠ですわ。(^^ゞ
山日和
すごいですね。細かいところは近寄りがたい世界なのでコメントしようもありませんが、一言お祝い申し上げます。
「すばらしい!よくやった!!そしておめでとう!!!」
技量、体力もすばらしいですが、モチベーションの欠片だけでも分けてほしい。
そんなたいそうなもんではないですよ。
沢自体は技術的に難しいところはありませんし、体力と気力だけが勝負のコースです。
モチベーションを保つためにはへ○タイのパートナーが不可欠ですわ。(^^ゞ
山日和