【北ア】「この紋どころが目に入らぬか!」上高地大名トレッキング

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シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

【北ア】「この紋どころが目に入らぬか!」上高地大名トレッキング

投稿記事 by シュークリーム »

山歩き目的のトレッキングではないのでやぶレポに上げるのはためらわれたのだが,yamanekoさんに「楽しみにしています」と書かれるとあげないわけにはいかない。まあ,冬の上高地がどんな感じなのかを伝えるだけでもそれなりにレポの意味はあるのかもしれない。

長野県松本市にあるS大学で,私の興味を引くワークショップが開催されることを聞きつけた。しかも,3日目には冬の上高地を案内してくれるという。すでに現役を引退した身でという気もしたが,面白そうなので行ってみることにした。主催者はS大学の博士課程の学生さんで,参加費無料である。

26日にS大学理学部の会場へ行き,参加者名簿を見ると事前登録で64人の参加であった。間近にアルプスを望むS大学らしく今回のテーマは「山」なのだという。まずはアルプスをはじめとする中部山岳の形成時期の推定法に関するお話,日本列島の成立過程に関するお話などの地学のお話から始まり,植物では高山植物や樹木,昆虫ではクワガタムシや水生昆虫のカゲロウ,水生動物では陸生貝や渓流魚,動物ではサンショウウオ,トノサマガエルからツキノワグマの話までお話は広範にわたる。それぞれの生物群をマニアックに研究する人たちの話は聞いていて飽きない。

26日の夕方は懇親会に申し込んでいたのだが,全豪オープンの決勝と重なったのでキャンセルさせてもらった。私は大いにいい加減である。

【 日 付 】2019年1月28日(月)
【 山 域 】北アルプス・上高地
【メンバー】シュークリーム,ほか7名
【 天 候 】曇りのち雪
【 ルート 】松本駅西口 8:50 --- 🚙 --- 10:19 大正池 --- 12:20 河童橋(昼食)13:00 --- 🚙 -- 13:10 明神 14:30 --- 🚙 --- 15:50 松本駅西口

28日朝9時に松本駅西口に迎えに来てもらい,2台の四駆でそのまま上高地に向かう。参加者は私を入れて8人である。現役で働いている研究者たちは皆多忙なので,ほとんど参加していない。結局,大学の学生さんたちと地元長野県で働いている人たちだけになった。こんな時はサンデー毎日のご身分がありがたい。

上高地へは釜トンネルの手前で降りて歩くのだと思い込んでいたのだが,運転手をしているT教授が,トンネルの手前でやおら車のフロントに「S大学山岳科学研究所」の看板を出した。もしかしたらと思ったら,この看板の威力は絶大で,車止めゲートが開き,そのまま車でトンネル内に入っていく。
「おお,ファンタスチック!!」
この紋所が目に入らぬか
この紋所が目に入らぬか
黄門様の印籠みたいだ。「この紋どころが目に入らぬか!」てなもんである。車はそのまま上高地に入り,大正池のトイレ前で降ろしてもらう。釜トンネル手前からの歩行時間90分が短縮された。
いざ出発
いざ出発
ここから河童橋まで歩くのだという。車は別ルートで河童橋に先行して,そこからまた車に乗って移動するのだそうな。大名トレッキングである。少し歩いてからスノーシュー装着。梓川に沿って河童橋方向に歩いていく。しっかりとしたトレースがあり,トレース通りに歩く分にはスノーシューも必要ない。
大正池付近
大正池付近
なにせ参加者全員がマニアックな生物学者ないしその卵である。マニアックな会話をしながらのんびりと歩いていく。まず,キツネの足跡。「なんでキツネってわかるの?」と私。「足跡がまっすぐについているのが特長です」とS大生のT君。ついで,テンの足跡。「なんでわかるの?」と私。ついで,ウサギやサルの足跡も。その都度聞いていく。私も一応生物学者なのだが,私の専門はマニアックすぎてこんな時の役には立たない。
キツネの足跡
キツネの足跡
T君がサルの糞を採集している。サルの糞から水生昆虫のDNAが出てくるので,水生昆虫を食べている可能性があるという。ちなみにT君は水生昆虫の研究者である。こんな真冬でも水生昆虫は活動しているという。外気温ー20度でも,水中や雪の下は0度が保たれているので,水中や積雪下は保護された環境なのだという。なるほど。
やっぱ上高地です
やっぱ上高地です
笹を指差して,「これはサルが食べたあとです」。「なるほど」と私。「冬でも地面から水分を吸収している樹木の樹皮だったらサルの餌になります」。なるほど。「これがサルが食べた樹皮のあと。噛み跡があるでしょ。」。なるほど。勉強することは山ほどある。雪の中で赤っぽく見えるのはケショウヤナギだそうな。皆さんそれぞれ詳しいが,特に長野県I市の博物館に学芸員として勤めるSさんは植物,動物,地衣類など広範な知識を持っている。小さな博物館で生物担当の学芸員は一人だけなので,いろいろなことを勉強する必要があるという。なるほど,そりゃ詳しくなるわな。
地衣類の観察
地衣類の観察
赤いのはケショウヤナギ
赤いのはケショウヤナギ
そんな感じで河童橋まで歩き,ビジターセンターの軒下で昼食休憩。午後から夕方にかけて前線が通過するそうで,天気は下り坂。風が強く,吹雪になってきた。S大生のY君は登山靴が間に合わなかったそうで,スニーカーで歩いている。「冷たくないの?」。「むちゃ冷たいっす」。そりゃそうだわな。帰ってから凍傷になっていなければいいけど。
I<br />I市で学芸員をしているSさん
I
I市で学芸員をしているSさん
河童橋で集合写真を撮って,車で明神まで移動。。明神では橋の架け替え工事中。梓川の川床が浅くなりすぎているので,冬の間に川床の浚渫工事をするのだという。

明神池の近くではBBCのカメラマンがスノーモンキーの撮影をしている。見ると,木の上に何匹ものサルが陣取って,お食事の最中である。サルは人馴れしているようで,近くまで行ってもそれほど気にかけずに食事をしている。ちょうど吹雪いてきたので,吹雪に耐えながら越冬するスノーモンキーの絶好の映像が撮れたことだろう。


そのあと,2時過ぎに車に分乗し,ノンストップで4時前には松本駅につくことができた。1日一緒に歩いて気心が知れたので,帰りの車内ではそれぞれの海外遠征の苦労話などで盛り上がった。

初めて行った冬の上高地。誰もいない静寂の森を想像していたのだが,意外に人の匂いがプンプンする場所だった。夏にはできないので,冬に集中的に修繕工事などをするのだという。なるほど,そういうことなんですね。

これまで狭く,深くやってきた自分の研究だが,これからは広く,浅く知識を吸収するのも残りの人生を豊かにするこつなのかもと思った上高地トレッキングだった。
                         @シュークリーム@
yamaneko0922
記事: 539
登録日時: 2018年11月20日(火) 06:39
お住まい: 京都市左京区

Re: 【北ア】「この紋どころが目に入らぬか!」上高地大名トレッキング

投稿記事 by yamaneko0922 »

シュークリームさん こんにちは

>山歩き目的のトレッキングではないのでやぶレポに上げるのはためらわれたのだが,

山日和さんからコメントがつきますよ。 
どんな投稿でも歓迎というのがやぶこぎのスタンスです。(by 山日和) ・・・だそうです。 :mrgreen:

>yamanekoさんに「楽しみにしています」と書かれるとあげないわけにはいかない。まあ,冬の上高地がどんな感じなのかを伝えるだけでもそれなりにレポの意味はあるのかもしれない。

有難うございます。楽しみにしておりました。一度、行ってみたいと思いつつも、実現していなかったので、どんなところか興味津々でした。

>長野県松本市にあるS大学で,私の興味を引くワークショップが開催されることを聞きつけた。

私も昨年のこの時期、S大学で分野は別ですが、学会が開かれ、「寒そう~」「よりによってこの時期に」という声も聴かれる中、私のだけは浮き浮きと大喜びで出掛けていったのでありました。私一人だけ、スノーシューやらアイゼンやらがつまったリュックにネクタイとスーツ、ビジネス・シューズまでを詰め込んで、文字通りのフル装備でしたが、シュークリーム教授もそうですよね。それにしても、S大学やお隣のY大学で開催してくれると有難い限りです。

>26日の夕方は懇親会に申し込んでいたのだが,全豪オープンの決勝と重なったのでキャンセルさせてもらった。


キャンセルした甲斐がありましたね。

>この看板の威力は絶大で,車止めゲートが開き,そのまま車でトンネル内に入っていく。

凄~い!長いこと歩かなければならないたどり着けないものとばかり思っていました。

>サルの糞から水生昆虫のDNAが出てくるので


驚きました。いまや糞もDNA解析の対象となるのですね。

>雪の中で赤っぽく見えるのはケショウヤナギだそうな。


梓川の対岸のケショウヤナギの光景、普段は気にとめたことがありませんでしたが、雪の季節ゆえに存在感を主張する樹々というのは印象的ですね。逆に他の季節はどのように見えるのか、改めて注意してみてみたいと思います。

>誰もいない静寂の森を想像していたのだが・・・

私もそのように想像しておりました。吹雪の中に浚渫する重機の音がシュールに響き渡る雰囲気も伝わって参ります。
でもカラマツ林、ケショウヤナギの疎林、しんしんと雪が降る上高地の光景は見るべきところがいろいろあったのでしょうね。絵本の断章のような情景が想像されます。それから短いレポにも興味深い知識の断片がちりばめられていて、勉強にもなりました。有難うございます。私もそのセミナーに参加したくなりました。兎にも角にも、その紋所が欲しいですね。

昨日、受傷後一週間でレントゲン写真を撮ったのですが、腫れと痛みはすっかりひいたのですが、骨の癒合は進行していないどころか受傷直後と全く変わっておりませんでした。一週間後には少しは骨癒合が進行するとよいのですが・・・シュークリームさんも今週末のイベントもあることでしょうし、鎖骨骨折、どうぞお大事になさって下さい。
山猫 🐾
雨子庵
記事: 491
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
お住まい: 名古屋(ときどき青田(飯高))

Re: 【北ア】「この紋どころが目に入らぬか!」上高地大名トレッキング

投稿記事 by 雨子庵 »

シュークリームさん まいど
あめちゃんです

長野県松本市にあるS大学で,私の興味を引くワークショップが開催されることを聞きつけた。しかも,3日目には冬の上高地を案内してくれるという。すでに現役を引退した身でという気もしたが,面白そうなので行ってみることにした。主催者はS大学の博士課程の学生さんで,参加費無料である。
26日にS大学理学部の会場へ行き,参加者名簿を見ると事前登録で64人の参加であった。間近にアルプスを望むS大学らしく今回のテーマは「山」なのだという。まずはアルプスをはじめとする中部山岳の形成時期の推定法に関するお話,日本列島の成立過程に関するお話などの地学のお話から始まり,植物では高山植物や樹木,昆虫ではクワガタムシや水生昆虫のカゲロウ,水生動物では陸生貝や渓流魚,動物ではサンショウウオ,トノサマガエルからツキノワグマの話までお話は広範にわたる。それぞれの生物群をマニアックに研究する人たちの話は聞いていて飽きない。

こういう、最前線の話をまったりと聞けるなんてゼイタク! :D

【 日 付 】2019年1月28日(月)
【 山 域 】北アルプス・上高地
【メンバー】シュークリーム,ほか7名
【 天 候 】曇りのち雪
【 ルート 】松本駅西口 8:50 --- 🚙 --- 10:19 大正池 --- 12:20 河童橋(昼食)13:00 --- 🚙 -- 13:10 明神 14:30 --- 🚙 --- 15:50 松本駅西口

就職して名古屋に来た頃、ネットも何もないころ、ヤマケイか岳人で『冬の上高地を遊びつくす!』とか何とかの特集があり、山スキーで釜トンネル抜けて、遊びに行こうと夢想してた頃がありました。 :roll:

28日朝9時に松本駅西口に迎えに来てもらい,2台の四駆でそのまま上高地に向かう。参加者は私を入れて8人である。
ウラマシー :)

上高地へは釜トンネルの手前で降りて歩くのだと思い込んでいたのだが,運転手をしているT教授が,トンネルの手前でやおら車のフロントに「S大学山岳科学研究所」の看板を出した。もしかしたらと思ったら,この看板の威力は絶大で,車止めゲートが開き,そのまま車でトンネル内に入っていく。
「おお,ファンタスチック!!」

ワンダフル!
・・・あくまでもワークショップのエクスカーションですもんね ;)

ここから河童橋まで歩くのだという。車は別ルートで河童橋に先行して,そこからまた車に乗って移動するのだそうな。大名トレッキングである。少し歩いてからスノーシュー装着。梓川に沿って河童橋方向に歩いていく。しっかりとしたトレースがあり,トレース通りに歩く分にはスノーシューも必要ない。
いいなぁ

なにせ参加者全員がマニアックな生物学者ないしその卵である。マニアックな会話をしながらのんびりと歩いていく。まず,キツネの足跡。「なんでキツネってわかるの?」と私。「足跡がまっすぐについているのが特長です」とS大生のT君。ついで,テンの足跡。「なんでわかるの?」と私。ついで,ウサギやサルの足跡も。その都度聞いていく。私も一応生物学者なのだが,私の専門はマニアックすぎてこんな時の役には立たない。
さまざまな会話、録画しておけばよかったですね
まぁ、シューさんは俺より少しだけ記憶力はいいので :mrgreen:

そんな感じで河童橋まで歩き,ビジターセンターの軒下で昼食休憩。午後から夕方にかけて前線が通過するそうで,天気は下り坂。風が強く,吹雪になってきた。S大生のY君は登山靴が間に合わなかったそうで,スニーカーで歩いている。「冷たくないの?」。「むちゃ冷たいっす」。そりゃそうだわな。帰ってから凍傷になっていなければいいけど。
わたしもムカシは冬になっても意地でも靴下はかず便所サンダル(ベンサン)で冬を過ごしてました。
サスガにスキー場に行ったときは『これはマズイ!』と思いましたが :cry:

河童橋で集合写真を撮って,車で明神まで移動。。明神では橋の架け替え工事中。梓川の川床が浅くなりすぎているので,冬の間に川床の浚渫工事をするのだという。
夏でもウラ(右岸)の林道、工事車両多いですからね、いわんやお客様がいないときにやらないと :)

初めて行った冬の上高地。誰もいない静寂の森を想像していたのだが,意外に人の匂いがプンプンする場所だった。夏にはできないので,冬に集中的に修繕工事などをするのだという。なるほど,そういうことなんですね。
たとえば、たとえばですが、水族館みたいな施設も集中休館日は恐ろしいくらい工事をしています。駐車場は業者の車であふれ、クソでかいクレーン車が来たりします。 :D

浅く知識を吸収するのも残りの人生を豊かにするこつなのかもと思った上高地トレッキングだった。
おっ、次は雪原で自然の営みを私にインタープリテーションしてくださいね ;)

あめちゃん
シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【北ア】「この紋どころが目に入らぬか!」上高地大名トレッキング

投稿記事 by シュークリーム »

yamanekoさん、おはようございます。

私も昨年のこの時期、S大学で分野は別ですが、学会が開かれ、「寒そう~」「よりによってこの時期に」という声も聴かれる中、私のだけは浮き浮きと大喜びで出掛けていったのでありました。私一人だけ、スノーシューやらアイゼンやらがつまったリュックにネクタイとスーツ、ビジネス・シューズまでを詰め込んで、文字通りのフル装備でしたが、シュークリーム教授もそうですよね。それにしても、S大学やお隣のY大学で開催してくれると有難い限りです。

そうですよねえ。せっかく松本に行くのに手ぶらで行く手はありませんからねえ。帰りがけの駄賃でちゃんと山に登っとかないとね。
昔、山形で4月に学会があった時は、蔵王のホテルにスキーを送っておいたもんです。


キャンセルした甲斐がありましたね。

手に汗握る熱戦、しっかり観戦させてもらいました。

凄~い!長いこと歩かなければならないたどり着けないものとばかり思っていました。

トンネルを歩くと40分ほどかかるということでした。つまらないトンネル歩きをパスできただけでもありがたかったです。

驚きました。いまや糞もDNA解析の対象となるのですね。

今、生物学の分野では環境DNA解析が盛んに行われています。私はもう古い人間ですのでようついていきませんが、次世代シーケンサーとIT技術によって、これまでは想像もできなかった大量のデータがあっという間に得られます。yamanekoさんの分野でも、人間の腸内や口腔内の細菌叢の網羅的な解析が行われていますよね。

梓川の対岸のケショウヤナギの光景、普段は気にとめたことがありませんでしたが、雪の季節ゆえに存在感を主張する樹々というのは印象的ですね。逆に他の季節はどのように見えるのか、改めて注意してみてみたいと思います。

ネットで調べてみると、夏季には樹皮が白くなるのでケショウヤナギという名前がついていると書いてありました。モノトーンの世界であの赤は美しく見えます。

私もそのように想像しておりました。吹雪の中に浚渫する重機の音がシュールに響き渡る雰囲気も伝わって参ります。
でもカラマツ林、ケショウヤナギの疎林、しんしんと雪が降る上高地の光景は見るべきところがいろいろあったのでしょうね。絵本の断章のような情景が想像されます。それから短いレポにも興味深い知識の断片がちりばめられていて、勉強にもなりました。有難うございます。私もそのセミナーに参加したくなりました。兎にも角にも、その紋所が欲しいですね。


研究所がゲートの鍵を持っているんだそうで、いつでも入れるらしいですよ。
私は中学、高校の時は物理、数学が好きで、生物は大嫌いだったのですが、今は生物学ほど面白い学問はないと思っています。今回のワークショップに参加した生物学者たちは皆目が輝いていました。そんな熱気を感じるだけでも参加する意義はあるかと。


昨日、受傷後一週間でレントゲン写真を撮ったのですが、腫れと痛みはすっかりひいたのですが、骨の癒合は進行していないどころか受傷直後と全く変わっておりませんでした。一週間後には少しは骨癒合が進行するとよいのですが・・・シュークリームさんも今週末のイベントもあることでしょうし、鎖骨骨折、どうぞお大事になさって下さい。

私もこの2週間で腫れはなんとか引きましたが、痛みはまだ残っています。今度のスノー衆ではあまり無理をせずに、定位置の最後尾からのんびりついて行こうと思っています。今回のメンバーを見ると介護が必要な人が複数いそうですので :mrgreen:
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【北ア】「この紋どころが目に入らぬか!」上高地大名トレッキング

投稿記事 by シュークリーム »

あめちゃん、 まいど :D

こういう、最前線の話をまったりと聞けるなんてゼイタク! :D

確かにそうなんです。通常の学会では、動物、植物、昆虫、水棲生物など、それぞれ別の学会で別々に議論されていました。それらがDNAという共通言語を介して同じ土俵の上で議論できるというのが今回のワークショップのミソですね。それぞれ違う生物を研究している生物学者たちの、生物への思いが感じられる集会でした。あめちゃんが行っても面白かったと思いますよ。

就職して名古屋に来た頃、ネットも何もないころ、ヤマケイか岳人で『冬の上高地を遊びつくす!』とか何とかの特集があり、山スキーで釜トンネル抜けて、遊びに行こうと夢想してた頃がありました。 :roll:


これからでも全然オッケーですよ。テント持って、ゆっくりしてきたら?

ワンダフル!
・・・あくまでもワークショップのエクスカーションですもんね ;)


学術研究の一環です :mrgreen:

さまざまな会話、録画しておけばよかったですね
まぁ、シューさんは俺より少しだけ記憶力はいいので :mrgreen:


色々な分野の人たちと一緒に歩くと、広範な知識が吸収できていいですね。これからはそんな機会も増やして行こうかと思っています。


夏でもウラ(右岸)の林道、工事車両多いですからね、いわんやお客様がいないときにやらないと :)

そうですね。いつも上高地は通過するだけの場所だったのであんまり注意して見なかったですけど、夏に観光客を迎えるために冬の間色々なことが行われているんですね。

たとえば、たとえばですが、水族館みたいな施設も集中休館日は恐ろしいくらい工事をしています。駐車場は業者の車であふれ、クソでかいクレーン車が来たりします。 :D

なるほど、そうなんですねえ。

おっ、次は雪原で自然の営みを私にインタープリテーションしてくださいね ;)

それにはもっと勉強しないとね。
浅く、広い知識も人生を豊かにするには必要ですね。
                         @シュークリーム@
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 【北ア】「この紋どころが目に入らぬか!」上高地大名トレッキング

投稿記事 by たんぽぽ »

この紋どころが目に入らぬか!
ははっあ~、ま、まさかの釜トン疾走!!!
意気込んでいたシュークリさんにとっては随分拍子抜けだったことでしょう。
夏にはハイマツ帯まで登るというおサルさんたち、冬は里まで下りないんですね。
オフ会の時にはまた印籠を拝見したいもんです。
もしお忘れになったらカンアオイの葉っぱでも腰につけてきて下さいね。
シュークリーム
記事: 2060
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【北ア】「この紋どころが目に入らぬか!」上高地大名トレッキング

投稿記事 by シュークリーム »

ぽぽさん、お久しぶり。ぽぽさんにレスもらえるなんて光栄やわ〜 :D
いやあ、トンネル歩くよりは、そりゃあ車であっと今に通り過ぎたほうが絶対いいに決まっとります。

それにしてもあの辺のサルって冬はササや樹皮を食べて生き延びてるんですねえ。きっと腸の中にセルロースやリグニンを分解する共生細菌なんかをたっぷり蓄えているんでしょうねえ。

また春のオフ会会場で・・・
                         @シュークリーム@
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