【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

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ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by ふ~さん »

またまた古いレポですが、まだ化石化していないことを祈って・・・


【日 時】  平成23年7月18日(月)
【地 図】  http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 6.02660386
【同行者】  博士・教授
【天 候】  晴れ
【ルート】  本谷橋P(7:03)~入渓地点(7:51)~1530m二俣(8:23)~廃林道(9:22)~稜線(11:34)~鎌ヶ峰(11:52/12:12)~稜線下降点(12:34)~廃林道(14:07)~1530m二俣(15:00)~本谷橋P(16:19)

豊かな森
豊かな森

<平成13年春~残雪の鎌ヶ峰>

平成13年5月。私は野麦峠で初老の男に出会った。その男は鳥取からの一人旅であった。定年を迎え、車で寝泊まりする単独行は十日目だと言う。車で走る峠道は怖くて足がすくんだとのこと。実際はどこにでもありそうな山道なのに。ところが、彼にとっては相当な冒険行だったわけだ。

彼は久しぶりに人に会った、と喜びながら私たちのテントにやってきた。明日は乗鞍で、それから上高地へ・・・と夢を語ったが、彼はなんと、上高地がマイカー規制していることすら知らなかった。

話を聞いて合点がいく。何十年も脇目もふらず仕事一筋だった男が初めて「世界」に飛び出したのだ。いろいろ考えさせられた。いつしか私は、男の顔に自画像を貼りつけていた。

底冷えの夜。気温は氷点下。テント内部の露が氷結した。

翌朝は鎌ヶ峰を目指した。午前8時20分、我々は残雪を踏んで鎌ヶ峰の山頂に立った。

三角点が雪の端に顔を出していた。爽やかな風。乗鞍と穂高を見ながらの登高は快適だった。シラビソの樹間を通して恵那山、御岳、中ア、八ヶ岳、北ア、乗鞍、白山のジャイアントがのぞいている。これだから、山はやめられない。

鎌ヶ峰山頂
鎌ヶ峰山頂
IMGP8292.JPG (36.67 KiB) 閲覧された回数 3933 回

<平成23年夏~再び鎌ヶ峰へ>

深い緑を縫って林道が伸びる。ウシクビ林道を右に分けると一気に高度が上がる。林道は一旦、塩蔵谷から離れたものの、再び沢沿いの道となった。

塩蔵(△1958.5)へ這い上がる枝沢を分岐させるポイントを狙って入渓。悲しいかな、予想を裏切らず、沢はなかなかまとまってこない。それは1670mで林道が横切るからだ。しばらくは忍の一字だろう。

そうは言っても豊かな植生には心洗われる。大きなブナやトチ、サワグルミを見上げながらの豊かな沢歩き。

遡行に困難はない。黒い滝が現れ、すぐに1530mの1:1となる。ここを左に。見上げれば頭上に林道の護岸が覗く。

やがて林道が横切る。何とまぁ、水流は太いパイプを通される屈辱に甘んじている。我々はパイプをくぐって上流側から林道に上がってみた。林道は密叢になっていて、少なくとも今シーズンは山仕事に入った形跡はなかった。

ここを過ぎると、沢は俄然、自然に回帰する。ミソサザイやコマドリが山深さに彩りを添える。日本庭園的な苔の滝があったり、赤ナメが続いたりする。小滝が続いて楽しい。左に支流を何本も分けながら鎌ヶ峰のふところに飛び込んでいく。

巨樹
巨樹

水流が細くなり、一旦伏流になった。程なくして水流が復活するが、ついには完全に水音を失う。岩溝は深いヤブの中に続く細いゴーロの帯となって我々を高みに導く。やがて地図とコンパスと首っ引きの場面になる。

予定では鎌ヶ峰北の2050m最低鞍部を目標にしていたが、値踏みしながら歩いてみると2070mのたわみに向かった方が有利そう。

小さな岩登りを交え、とうとうヤブに突っ込んだ。いよいよフィニッシュだと自らを奮い立たせるが、これが長い長い。バリバリ・ガシガシ・ズルッ!ってな感じをひたすら繰り返していく。

半ば気が遠くなりそうになった頃、ようやく稜線にたどり着くが、思いっきり道なし。山頂へヒーコラよじ登って万歳だ。

わざわざ野麦峠に一台デポしたものの、協議の末、あっさり路線変更。漕げば漕ぐほどヤブに精力を吸い取られそう。下山は往路を忠実に辿った。

駐車地から野麦峠へと車を回収にまわる。途端、情け無用の大雨。博士に株分けしてもらった車外の鈴虫があわや水没するところだった。危ない、危ない。涼しげな鳴き声を披露してくれるのはいつだろう。今から夏の終わりが待ち遠しい。

 ふ~さん
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by biwaco »

ふ~さん、ばんこんは~
化石どころか熟成レポですね。あと何本隠してるの?

【ルート】  本谷橋P(7:03)~入渓地点(7:51)~1530m二俣(8:23)~廃林道(9:22)~稜線(11:34)~鎌ヶ峰(11:52/12:12)~稜線下降点(12:34)~廃林道(14:07)~1530m二俣(15:00)~本谷橋P(16:19)

こんな山域行ったこともないので、添付マップで見てみますね。
う~ん、こんなんじゃわからん。鎌ヶ峰はわかるけど…。
本谷も二股も林道も…、北にも西にも南にもあるがな。(--〆)

<平成13年春~残雪の鎌ヶ峰>

おやまた、これこそ化石的邂逅レポかな?

話を聞いて合点がいく。何十年も脇目もふらず仕事一筋だった男が初めて「世界」に飛び出したのだ。いろいろ考えさせられた。いつしか私は、男の顔に自画像を貼りつけていた。

自画像の前に、biwa爺の姿を貼りつけてちょうだいマセ。

<平成23年夏~再び鎌ヶ峰へ>

10年ぶりの再訪なんですね。あのアラカン男はどうしたんでしょうね。

深い緑を縫って林道が伸びる。ウシクビ林道を右に分けると一気に高度が上がる。林道は一旦、塩蔵谷から離れたものの、再び沢沿いの道となった。

ここで判明!ウシクビ、塩蔵でわかりました。(地形図の点線は林道なんですね…)

塩蔵(△1958.5)へ這い上がる枝沢を分岐させるポイントを狙って入渓。悲しいかな、予想を裏切らず、沢はなかなかまとまってこない。それは1670mで林道が横切るからだ。しばらくは忍の一字だろう。

西から延びてきている林道?

ここを過ぎると、沢は俄然、自然に回帰する。ミソサザイやコマドリが山深さに彩りを添える。日本庭園的な苔の滝があったり、赤ナメが続いたりする。小滝が続いて楽しい。左に支流を何本も分けながら鎌ヶ峰のふところに飛び込んでいく。

ここからがメイン舞台でしたか。記述通りならbiwa爺でも行けそうやなあ…?

予定では鎌ヶ峰北の2050m最低鞍部を目標にしていたが、値踏みしながら歩いてみると2070mのたわみに向かった方が有利そう。

山頂のちょっと北側?

小さな岩登りを交え、とうとうヤブに突っ込んだ。いよいよフィニッシュだと自らを奮い立たせるが、これが長い長い。バリバリ・ガシガシ・ズルッ!ってな感じをひたすら繰り返していく。

半ば気が遠くなりそうになった頃、ようやく稜線にたどり着くが、思いっきり道なし。山頂へヒーコラよじ登って万歳だ。

最後にふ~さん好みのノタウチ場があって満足でしたか。(^_-)

わざわざ野麦峠に一台デポしたものの、協議の末、あっさり路線変更。漕げば漕ぐほどヤブに精力を吸い取られそう。下山は往路を忠実に辿った。

さすがに冷静さが残っていましたか! 「稜線=楽々尾根道」は根拠ないガセ知識ですから…。
(過日、改めて復習しましたので)

駐車地から野麦峠へと車を回収にまわる。途端、情け無用の大雨。博士に株分けしてもらった車外の鈴虫があわや水没するところだった。危ない、危ない。涼しげな鳴き声を披露してくれるのはいつだろう。今から夏の終わりが待ち遠しい。

うちのネコはコオロギをいじめて走りまわってました。
ちょっと涼しいお盆明けでしたが、また暑くなるそうです。
鈴虫の鳴き声でも聞きながら、ご家族と一緒に夕涼みでも~!(^^)!

                  ~biwaco
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by たんぽぽ »

ふ~さん、こんばんは。

またまた古いレポですが、まだ化石化していないことを祈って・・・
【日 時】  平成23年7月18日(月)
【地 図】  http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 6.02660386
【同行者】  博士・教授
【天 候】  晴れ
【ルート】  本谷橋P(7:03)~入渓地点(7:51)~1530m二俣(8:23)~廃林道(9:22)~稜線(11:34)~鎌ヶ峰(11:52/12:12)~稜線下降点(12:34)~廃林道(14:07)~1530m二俣(15:00)~本谷橋P(16:19)

どうしたの?こんな活きのいいレポしちゃってさ~
でも、1月以上経ってるか・・・

<平成23年夏~再び鎌ヶ峰へ>
10年毎に鎌ヶ峰を目指すんやね、変わったお方やあ。

深い緑を縫って林道が伸びる。ウシクビ林道を右に分けると一気に高度が上がる。林道は一旦、塩蔵谷から離れたものの、再び沢沿いの道となった。
まず、林道まで行くことがえらいこっちゃよ。
久々野からでも1時間近くかかるんやない?

ここを過ぎると、沢は俄然、自然に回帰する。ミソサザイやコマドリが山深さに彩りを添える。
おミソやコマちゃんもビックリだわさ。
なんでここへ人間が入ってくるんや!ってね。

予定では鎌ヶ峰北の2050m最低鞍部を目標にしていたが、値踏みしながら歩いてみると2070mのたわみに向かった方が有利そう。
小さな岩登りを交え、とうとうヤブに突っ込んだ。いよいよフィニッシュだと自らを奮い立たせるが、これが長い長い。バリバリ・ガシガシ・ズルッ!ってな感じをひたすら繰り返していく。

なかなか思い通りには進まない、我が人生のミニチュアみたいでやめられんでしょ。

半ば気が遠くなりそうになった頃、ようやく稜線にたどり着くが、思いっきり道なし。山頂へヒーコラよじ登って万歳だ。
10年ぶりの登頂おめでとうございます!!
しかし、夏に鎌ヶ峰へ登る変人も珍しいですわな。

駐車地から野麦峠へと車を回収にまわる。途端、情け無用の大雨。博士に株分けしてもらった車外の鈴虫があわや水没するところだった。危ない、危ない。涼しげな鳴き声を披露してくれるのはいつだろう。今から夏の終わりが待ち遠しい。
鈴虫くんは健やかにお過ごしでしょうか?
こちらではツクツクボウシが鳴き始めましたよ。

では、平成33年秋の鎌ヶ峰をめざしましょうゾ!
緑水
記事: 749
登録日時: 2011年3月14日(月) 02:52

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by 緑水 »

おはようございます、秋虫の合唱だね。日は短くなるけど好い気候になります。
久しぶりのまともなレポ好いですね。

ふ~さん さんが書きました:またまた古いレポですが、まだ化石化していないことを祈って・・・

野麦宿に野麦峠いい想い出があります。こんな回顧録は歓迎だなあ :D
● 野麦の森、岳谷源頭
● 野麦の森、岳谷源頭
<平成13年春~残雪の鎌ヶ峰>

平成13年5月。私は野麦峠で初老の男に出会った。その男は鳥取からの一人旅であった。定年を迎え、車で寝泊まりする単独行は十日目だと言う。車で走る峠道は怖くて足がすくんだとのこと。実際はどこにでもありそうな山道なのに。ところが、彼にとっては相当な冒険行だったわけだ。
幾つ齢重ねようとも、初めてのコトには胸震えるもんですね、筆卸のあの感覚に似てますな。
慣れてくればマンネリになるです、刺激を求めて人はドコまで行くんだろうね。メルトダウンまでか :o きちゃいましたなあ :cry:

話を聞いて合点がいく。何十年も脇目もふらず仕事一筋だった男が初めて「世界」に飛び出したのだ。いろいろ考えさせられた。いつしか私は、男の顔に自画像を貼りつけていた。
どお言う職業経歴なんだか聞かれましたか、長年の仕事はその人を作りますから。マズは役人ではないでしょうな。
ふ~さんもoffになった後のコトを男の顔に貼り付けたんですね。やりたい夢があるんだ。・・・でも充分してると思うけど。 :mrgreen:

やろうと思えばチャンとすること済ませなくてはね、パタゴニアだろうとツンドラだろうとドコへでも逝けますがな。


<平成23年夏~再び鎌ヶ峰へ>

塩蔵(△1958.5)へ這い上がる枝沢を分岐させるポイントを狙って入渓。悲しいかな、予想を裏切らず、沢はなかなかまとまってこない。それは1670mで林道が横切るからだ。しばらくは忍の一字だろう。

ここを過ぎると、沢は俄然、自然に回帰する。ミソサザイやコマドリが山深さに彩りを添える。日本庭園的な苔の滝があったり、赤ナメが続いたりする。小滝が続いて楽しい。左に支流を何本も分けながら鎌ヶ峰のふところに飛び込んでいく。

半ば気が遠くなりそうになった頃、ようやく稜線にたどり着くが、思いっきり道なし。山頂へヒーコラよじ登って万歳だ。
ヤブね、ここのは元気好いんだろうなあ、野麦集落から乗鞍剣が峰へ登った、下草刈がやられてないヤブ深い樹林を登った思いが甦ります。
● 高天原花園だった、この頃緑チャンは元気だった
● 高天原花園だった、この頃緑チャンは元気だった
わざわざ野麦峠に一台デポしたものの、協議の末、あっさり路線変更。漕げば漕ぐほどヤブに精力を吸い取られそう。下山は往路を忠実に辿った。
ドウシテ?県境堺には薄いながらも道があるんでしょ、気弱になったのね、車も置いてあるのに。
野麦峠から鎌ケ峰へ、乗鞍へと少し歩いたコトが有ります。

博士に株分けしてもらった車外の鈴虫があわや水没するところだった。危ない、危ない。涼しげな鳴き声を披露してくれるのはいつだろう。今から夏の終わりが待ち遠しい。
鬼ふ~って思ってたけど優しい所も有るんですね。
お友だちが博士に教授なんだから、大臣って名前変えたら好い思うけどなあ。おだいじに(お醍寺仁)の方が好いかな。 :roll:

                                緑水 
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by ふ~さん »

biwacoさん、おはようさんです。

ふ~さん、ばんこんは~
化石どころか熟成レポですね。あと何本隠してるの?


実はたくさん、たくさんありますよ。ヤブメンとご一緒した山行のマル秘裏レポもありまっせ。

登路から望む乗鞍岳
登路から望む乗鞍岳
IMGP8287.JPG (15.68 KiB) 閲覧された回数 3879 回

【ルート】  本谷橋P(7:03)~入渓地点(7:51)~1530m二俣(8:23)~廃林道(9:22)~稜線(11:34)~鎌ヶ峰(11:52/12:12)~稜線下降点(12:34)~廃林道(14:07)~1530m二俣(15:00)~本谷橋P(16:19)

こんな山域行ったこともないので、添付マップで見てみますね。
う~ん、こんなんじゃわからん。鎌ヶ峰はわかるけど…。
本谷も二股も林道も…、北にも西にも南にもあるがな。(--〆)


おお、そうでしたか。本妻は一人でも、本谷は至る所にあるっちゅうわけですか。こりゃまた失礼!

話を聞いて合点がいく。何十年も脇目もふらず仕事一筋だった男が初めて「世界」に飛び出したのだ。いろいろ考えさせられた。いつしか私は、男の顔に自画像を貼りつけていた。

自画像の前に、biwa爺の姿を貼りつけてちょうだいマセ。


ガッテンです。ついでにラスカル君のしっぽも貼り付けときます。

<平成23年夏~再び鎌ヶ峰へ>

10年ぶりの再訪なんですね。あのアラカン男はどうしたんでしょうね


そうなんです。昔の記録を引っ張り出しながら、私もまったく同じことを考えてしまいました。十年一昔。しかし、十年もあれば、人を巡る環境も一変することがありますからねぇ。

深い緑を縫って林道が伸びる。ウシクビ林道を右に分けると一気に高度が上がる。林道は一旦、塩蔵谷から離れたものの、再び沢沿いの道となった。

ここで判明!ウシクビ、塩蔵でわかりました。(地形図の点線は林道なんですね…)


点線路にしては、それなりの道でしたよ。しかし、我々にとっては「普通の道」的な感覚でも、客観的には点線路なんでしょう。同じように、私も自分のことを「普通の人」だと思っているのですが・・・・

塩蔵(△1958.5)へ這い上がる枝沢を分岐させるポイントを狙って入渓。悲しいかな、予想を裏切らず、沢はなかなかまとまってこない。それは1670mで林道が横切るからだ。しばらくは忍の一字だろう。

西から延びてきている林道?


そうそう。これが地図以上に延伸してきてるんです。ひょっとしたら、我々が入渓地まで辿ってきた林道とつながる(つながっている?)可能性もありますね。これとは別に地形図には記載のない、ウシクビ沢を渡っていく林道もあります。これも未踏査です。

ウォッちずの方針転換で地図表現が安易(安易というのが適当な表現ではないかもしれませんが・・・)になった印象もありますが、国土地理院は、林道の記載に関しても、積極的ではありませんね。これには諸事情もあることも想像されます。


そういえば、山日和さんが、やぶこぎ上に「電子国土25000図について」トピをあげてました。私も、地理院に意見しました。ユーザーの意見を吸い上げた結果が現在ですね。閲覧停止だけは免れました。しかし、これでは、極端な話、新旧両方の地図を照らし合わせる必要も出てきてしまいます。

おっと、ごめんなさい。時間切れです。

レスの続きは後ほど!

 ふ~さん
pana
記事: 190
登録日時: 2011年3月07日(月) 19:16

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by pana »

ふーさんこんにちわ~
ふーさんのレポはエッセイを読んでいるかのように吸い込まれてしまいました(^^)


話を聞いて合点がいく。何十年も脇目もふらず仕事一筋だった男が初めて「世界」に飛び出したのだ。いろいろ考えさせられた。いつしか私は、男の顔に自画像を貼りつけていた。

現役、50代の男性はそうですね。
相棒も、朝は1時間前から仕事をし、平日も遅くまで、土日はどちらかは仕事をするというのを20年間続けてました。
病気になるかと思いましたが、土日のどちらかを私が山に連れ出したので、ストレス発散が出来たと思います。
山のおかげだと感謝しています。


三角点が雪の端に顔を出していた。爽やかな風。乗鞍と穂高を見ながらの登高は快適だった。シラビソの樹間を通して恵那山、御岳、中ア、八ヶ岳、北ア、乗鞍、白山のジャイアントがのぞいている。これだから、山はやめられない。

ほんといいですね、山は。
わたしなんか、体力がないのに、はぁはぁ云いながら登ってます。
まさにかっぱえびせんの世界です。
やめられない、やめられない~♪


そうは言っても豊かな植生には心洗われる。大きなブナやトチ、サワグルミを見上げながらの豊かな沢歩き。

いいな~♪ 私はブナやトチが大好き。
私が死んだら、ふーさんとご一緒した芦生のスケン谷に埋めて欲しいと思ってますが・・・


ここを過ぎると、沢は俄然、自然に回帰する。ミソサザイやコマドリが山深さに彩りを添える。日本庭園的な苔の滝があったり、赤ナメが続いたりする。小滝が続いて楽しい。左に支流を何本も分けながら鎌ヶ峰のふところに飛び込んでいく。

いいですね、眼に浮かぶようです。
ミソッチョ、とてもかわいいですね。ふーさんの嬉しそうな顔、眼に浮かびます。
ロマンチストな人やもんね、ふーさんは~♪


駐車地から野麦峠へと車を回収にまわる。途端、情け無用の大雨。博士に株分けしてもらった車外の鈴虫があわや水没するところだった。危ない、危ない。涼しげな鳴き声を披露してくれるのはいつだろう。今から夏の終わりが待ち遠しい。

鈴虫いいですね。
京都の鈴虫寺に行ったときのことを思い出します。
ふーさんのレポ、また楽しみにしています~♪
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by ふ~さん »

Biwacoさん、こんばんは。朝は時間切れで申し訳ありません。

ここを過ぎると、沢は俄然、自然に回帰する。ミソサザイやコマドリが山深さに彩りを添える。日本庭園的な苔の滝があったり、赤ナメが続いたりする。小滝が続いて楽しい。左に支流を何本も分けながら鎌ヶ峰のふところに飛び込んでいく。

ここからがメイン舞台でしたか。記述通りならbiwa爺でも行けそうやなあ…?


ま、Okuちゃんのように、さらっと書いて無茶苦茶濃い人もいますからね~

予定では鎌ヶ峰北の2050m最低鞍部を目標にしていたが、値踏みしながら歩いてみると2070mのたわみに向かった方が有利そう。

山頂のちょっと北側?


そうそう、その通りです。文字通り、笹の海でした(^_^;)

小さな岩登りを交え、とうとうヤブに突っ込んだ。いよいよフィニッシュだと自らを奮い立たせるが、これが長い長い。バリバリ・ガシガシ・ズルッ!ってな感じをひたすら繰り返していく。

半ば気が遠くなりそうになった頃、ようやく稜線にたどり着くが、思いっきり道なし。山頂へヒーコラよじ登って万歳だ。

最後にふ~さん好みのノタウチ場があって満足でしたか。(^_-)


貴殿も私を誤解してらっしゃるようで(-_-;)

わざわざ野麦峠に一台デポしたものの、協議の末、あっさり路線変更。漕げば漕ぐほどヤブに精力を吸い取られそう。下山は往路を忠実に辿った。

さすがに冷静さが残っていましたか! 「稜線=楽々尾根道」は根拠ないガセ知識ですから…。
(過日、改めて復習しましたので)


おっ、ここにヤブこぎに魅入られた男が一人・・・(>_<)

駐車地から野麦峠へと車を回収にまわる。途端、情け無用の大雨。博士に株分けしてもらった車外の鈴虫があわや水没するところだった。危ない、危ない。涼しげな鳴き声を披露してくれるのはいつだろう。今から夏の終わりが待ち遠しい。

うちのネコはコオロギをいじめて走りまわってました。
ちょっと涼しいお盆明けでしたが、また暑くなるそうです。
鈴虫の鳴き声でも聞きながら、ご家族と一緒に夕涼みでも~!(^^)!

                  ~biwaco


biwacoさんちのネコは、ラスカル君のしっぽもかじったそうじゃないですか。油断なりませんな。

ところで、去年、逃がした鈴虫が庭先で鳴いています。博士から株分けしてもらった鈴虫はまだまだ鳴きそうにありません。それにしても、ここにきて、急に虫たちが元気になりましたねぇ。

とは言え、まだまだ暑さが続きます。くれぐれもご自愛のほどを。

 ふ~さん
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by ふ~さん »

たんぽぽさん、こんばんは。

ふ~さん、こんばんは。

またまた古いレポですが、まだ化石化していないことを祈って・・・
【日 時】  平成23年7月18日(月)
【地 図】  http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html ... 6.02660386
【同行者】  博士・教授
【天 候】  晴れ
【ルート】  本谷橋P(7:03)~入渓地点(7:51)~1530m二俣(8:23)~廃林道(9:22)~稜線(11:34)~鎌ヶ峰(11:52/12:12)~稜線下降点(12:34)~廃林道(14:07)~1530m二俣(15:00)~本谷橋P(16:19)
どうしたの?こんな活きのいいレポしちゃってさ~
でも、1月以上経ってるか・・・


私が活きの良いレポートなんて書くわけないでしょ。山行後、すぐにレポあげちゃったら、ふ~さんがふ~さんじゃなくなるでしょ。(*_*)

<平成23年夏~再び鎌ヶ峰へ>
10年毎に鎌ヶ峰を目指すんやね、変わったお方やあ。


毎週、ゾロ谷目指すお方もいるじゃん。

深い緑を縫って林道が伸びる。ウシクビ林道を右に分けると一気に高度が上がる。林道は一旦、塩蔵谷から離れたものの、再び沢沿いの道となった。
まず、林道まで行くことがえらいこっちゃよ。
久々野からでも1時間近くかかるんやない?


どこからアプローチするか迷うところですね。私の場合、集合地が野麦峠の飛騨側だったら、長棟峠を越えれば遠くないですよ。そのほうが高速代の経費節減ができるんです。

ここを過ぎると、沢は俄然、自然に回帰する。ミソサザイやコマドリが山深さに彩りを添える。
おミソやコマちゃんもビックリだわさ。
なんでここへ人間が入ってくるんや!ってね。


彼ら鳥類にも、生物多様性条約を理解して頂かないとね。それにワシは、どう考えたって安全パイな男やし。

予定では鎌ヶ峰北の2050m最低鞍部を目標にしていたが、値踏みしながら歩いてみると2070mのたわみに向かった方が有利そう。
小さな岩登りを交え、とうとうヤブに突っ込んだ。いよいよフィニッシュだと自らを奮い立たせるが、これが長い長い。バリバリ・ガシガシ・ズルッ!ってな感じをひたすら繰り返していく。
なかなか思い通りには進まない、我が人生のミニチュアみたいでやめられんでしょ。


おっと~。ゾロ谷の草付き地獄をかき上がった苦労を思い出しますね。一歩下がって二歩下がる。まさに退化街道まっしぐらのワシら(おっと~複数??)の生き様や。

半ば気が遠くなりそうになった頃、ようやく稜線にたどり着くが、思いっきり道なし。山頂へヒーコラよじ登って万歳だ。
10年ぶりの登頂おめでとうございます!!
しかし、夏に鎌ヶ峰へ登る変人も珍しいですわな。


夏に上俵山に登る人やら、昼闇山に登る人だっているでしょ?・・・あ、これは同じ人でしたか。^^;

駐車地から野麦峠へと車を回収にまわる。途端、情け無用の大雨。博士に株分けしてもらった車外の鈴虫があわや水没するところだった。危ない、危ない。涼しげな鳴き声を披露してくれるのはいつだろう。今から夏の終わりが待ち遠しい。
鈴虫くんは健やかにお過ごしでしょうか?
こちらではツクツクボウシが鳴き始めましたよ。


うちの近くでは、ミンミンゼミが・・・。

あ~また、ヒグラシの声を聞きに行きたいなぁ。


では、平成33年秋の鎌ヶ峰をめざしましょうゾ!

その時、私は一体、何歳になってるかと思わず指を折っちゃいました。(>_<)

我々も頑張って平成33年も「穴毛詣で」しちゃいましょう。

 ふ~さん
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by ふ~さん »

緑水さん、おはようございます。

おはようございます、秋虫の合唱だね。日は短くなるけど好い気候になります。
久しぶりのまともなレポ好いですね。


そうなんです。「まとも」という言葉ほど、私にぴったりの形容詞はありません。(^_^)v

ふ~さん さんが書きました:
またまた古いレポですが、まだ化石化していないことを祈って・・・

野麦宿に野麦峠いい想い出があります。こんな回顧録は歓迎だなあ


この写真、きっと思い出深い写真なんでしょうね。岳谷沿いから剣ヶ峰を目指したわけですね。うらやましいなぁ。

<平成13年春~残雪の鎌ヶ峰>

平成13年5月。私は野麦峠で初老の男に出会った。その男は鳥取からの一人旅であった。定年を迎え、車で寝泊まりする単独行は十日目だと言う。車で走る峠道は怖くて足がすくんだとのこと。実際はどこにでもありそうな山道なのに。ところが、彼にとっては相当な冒険行だったわけだ。


幾つ齢重ねようとも、初めてのコトには胸震えるもんですね、筆卸のあの感覚に似てますな。
慣れてくればマンネリになるです、刺激を求めて人はドコまで行くんだろうね。メルトダウンまでか きちゃいましたなあ


緑ちゃん流の人生訓、ありがたく拝聴いたします。それしても、災厄を垂れ流すものしか作り続けられない人類ですからね。人類に限らず、かくして、幾多の高度な文明が宇宙から滅びていったのでしょう。

話を聞いて合点がいく。何十年も脇目もふらず仕事一筋だった男が初めて「世界」に飛び出したのだ。いろいろ考えさせられた。いつしか私は、男の顔に自画像を貼りつけていた。


どお言う職業経歴なんだか聞かれましたか、長年の仕事はその人を作りますから。マズは役人ではないでしょうな。
ふ~さんもoffになった後のコトを男の顔に貼り付けたんですね。やりたい夢があるんだ。・・・でも充分してると思うけど。

やろうと思えばチャンとすること済ませなくてはね、パタゴニアだろうとツンドラだろうとドコへでも逝けますがな。


残念ながら、そこまで踏み込んだ話は出ませんでした。今だったら、もっと我が身を振り返るような気持ちで、その方と接していることでしょう。

「やりたい夢」ですか。私に限らず、誰しも、叶えたい夢を封印しながら日常の些事に振り回されていく。問題なのは、その「些事」で飯を食っていたり、隣近所や住んでる地域とのバランスをとらざるをえないって事実でしょう。

緑ちゃんの「やろうと思えばチャンとすることを済ませなくてはね」という言葉。ほんと、その通りですね。胸にしみいりますよ。


IMGP8242.JPG
IMGP8242.JPG (38.58 KiB) 閲覧された回数 3668 回

<平成23年夏~再び鎌ヶ峰へ>

塩蔵(△1958.5)へ這い上がる枝沢を分岐させるポイントを狙って入渓。悲しいかな、予想を裏切らず、沢はなかなかまとまってこない。それは1670mで林道が横切るからだ。しばらくは忍の一字だろう。

ここを過ぎると、沢は俄然、自然に回帰する。ミソサザイやコマドリが山深さに彩りを添える。日本庭園的な苔の滝があったり、赤ナメが続いたりする。小滝が続いて楽しい。左に支流を何本も分けながら鎌ヶ峰のふところに飛び込んでいく。

半ば気が遠くなりそうになった頃、ようやく稜線にたどり着くが、思いっきり道なし。山頂へヒーコラよじ登って万歳だ。


ヤブね、ここのは元気好いんだろうなあ、野麦集落から乗鞍剣が峰へ登った、下草刈がやられてないヤブ深い樹林を登った思いが甦ります。


掛け値なしに笹の海ですからね。でも、稜線上には不思議な踏跡があったりしますね。鉄塔の巡視路が入っている部分までは楽勝ですけれど。

野麦峠の北方県境線付近はは面白そうです。戸蔵から大野川尾を経るラインは魅力的に映ります。


わざわざ野麦峠に一台デポしたものの、協議の末、あっさり路線変更。漕げば漕ぐほどヤブに精力を吸い取られそう。下山は往路を忠実に辿った。

ドウシテ?県境堺には薄いながらも道があるんでしょ、気弱になったのね、車も置いてあるのに。
野麦峠から鎌ケ峰へ、乗鞍へと少し歩いたコトが有ります。


笹の海ですから~。塩蔵谷から稜線に出てからも相当なアルバイトでした。^^; あの時点では、時間との駆け引きですから、時間読みしながら、安全策を取ったというわけで。翌日は仕事だし、下山が遅れるとまずかったんです。

博士に株分けしてもらった車外の鈴虫があわや水没するところだった。危ない、危ない。涼しげな鳴き声を披露してくれるのはいつだろう。今から夏の終わりが待ち遠しい。


鬼ふ~って思ってたけど優しい所も有るんですね。
お友だちが博士に教授なんだから、大臣って名前変えたら好い思うけどなあ。おだいじに(お醍寺仁)の方が好いかな。

                                緑水


ありゃりゃ、ここにも、私を勘違いされている方が・・・世の中に私ほど優しい人はいませんよ(^_^;)

それでは、充実の一日をお送りくださいね。

 ふ~さん
緑水
記事: 749
登録日時: 2011年3月14日(月) 02:52

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by 緑水 »

おはようございます、天気がメッチャヘンテコリンですね。
亮太朗の都合に合わせて、小谷温泉ベースに頚城辺りに遊ぼう思ってたけど中止だワン。

ふ~さん さんが書きました:緑水さん、おはようございます。

おはようございます、秋虫の合唱だね。日は短くなるけど好い気候になります。
久しぶりのまともなレポ好いですね。

そうなんです。「まとも」という言葉ほど、私にぴったりの形容詞はありません。(^_^)v
まともね、まあもっともだ もっともだ ツーところですかね。
神応えのあるレポレスがないからまたお邪魔しますね、いらぬなら無視してください。傷つきませんですから :roll:
マオちゃまも足あろたのかなあ、ダンダン淋しくなりますなあ。
この写真、きっと思い出深い写真なんでしょうね。岳谷沿いから剣ヶ峰を目指したわけですね。うらやましいなぁ。
● 塩沢露天風呂、好いコトあったんだワン
● 塩沢露天風呂、好いコトあったんだワン
野麦集落で泊り、暑かった昼間も夕暮れと同じくして山からミストの雲が降りてきて涼しい。
土地の公民館で地元の方と話しましたよ。
廃道にしてしまうのかなあ、昨年から下草も刈らなくなったと。

千町尾根歩こうといろんなコースの下調べも済んでる、も”いつの間にか忘れてたわ、復帰で避難小屋使っての気持ちにもなってきましたがな。
想い出させる好いれぽですた。


慣れてくればマンネリになるです、刺激を求めて人はドコまで行くんだろうね。メルトダウンまでか きちゃいましたなあ
それしても、災厄を垂れ流すものしか作り続けられない人類ですからね。人類に限らず、かくして、幾多の高度な文明が宇宙から滅びていったのでしょう。
大昔も今も人間って変わらないんだなあ、人工的な世界遺産なんての見てるとなんでこんなコトができるんだホンマ恐ろしい。
名もない幾多の民が犠牲になったのかですよね。争いは収まらない


やろうと思えばチャンとすること済ませなくてはね、パタゴニアだろうとツンドラだろうとドコへでも逝けますがな。
緑ちゃんの「やろうと思えばチャンとすることを済ませなくてはね」という言葉。ほんと、その通りですね。胸にしみいりますよ。
チャンと済ましたはいつ判るんだろうかね。

<平成23年夏~再び鎌ヶ峰へ>

半ば気が遠くなりそうになった頃、ようやく稜線にたどり着くが、思いっきり道なし。山頂へヒーコラよじ登って万歳だ。

ヤブね、ここのは元気好いんだろうなあ、野麦集落から乗鞍剣が峰へ登った、下草刈がやられてないヤブ深い樹林を登った思いが甦ります。

掛け値なしに笹の海ですからね。でも、稜線上には不思議な踏跡があったりしますね。鉄塔の巡視路が入っている部分までは楽勝ですけれど。

野麦峠の北方県境線付近はは面白そうです。戸蔵から大野川尾を経るラインは魅力的に映ります。
山村の民が文化伝承がなくなればモウオシマイだよな。
ありゃりゃ、ここにも、私を勘違いされている方が・・・世の中に私ほど優しい人はいませんよ(^_^;)

それでは、充実の一日をお送りくださいね。
アリガトございます、ふ~さんも有意義なヤブコギをです。

                       緑水
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by たんぽぽ »

緑さん、こんばんは。

ふ~さん、ヨコからすんま変。

● 塩沢露天風呂、好いコトあったんだワン
塩沢温泉エエですね~
風呂はタダと混浴に限りますなあ。
ココは行きたいと思いつつもなかなかチャンスが巡ってまいりません。
高速道路が通ってからは飛騨川界隈がどうも縁遠くなっていかんですわ。

千町尾根歩こうといろんなコースの下調べも済んでる、も”いつの間にか忘れてたわ、復帰で避難小屋使っての気持ちにもなってきましたがな。
登り口で通行料みたいなものを取ると何かで読んだ覚えがありますが、どうなってるんでしょうかね。
SHIGEKI
記事: 1031
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by SHIGEKI »

ふ~さん こんばんは。


またまた古いレポですが、まだ化石化していないことを祈って・・・
【日 時】  平成23年7月18日(月)

化石って、ムッチャ新しですがなぁ。 ヤブのシーラカンスふ~repとしては。

【ルート】  本谷橋P(7:03)~入渓地点(7:51)~1530m二俣(8:23)~廃林道(9:22)~稜線(11:34)~鎌ヶ峰(11:52/12:12)~稜線下降点(12:34)~廃林道(14:07)~1530m二俣(15:00)~本谷橋P(16:19)

さっぱりわかりまへん。 地形図見て、辿りました。

何とも言えん曲がり具合の谷ですなぁ、その後、林道横断ですか。


<平成13年春~残雪の鎌ヶ峰>

平成13年5月。私は野麦峠で初老の男に出会った。



その頃は、nifty西バリだったような?。で、初老ではなく、青年だった!?。


話を聞いて合点がいく。何十年も脇目もふらず仕事一筋だった男が初めて「世界」に飛び出したのだ。いろいろ考えさせられた。いつしか私は、男の顔に自画像を貼りつけていた。

ん、これだけ山野を駆け回って・・・?。

小さな岩登りを交え、とうとうヤブに突っ込んだ。いよいよフィニッシュだと自らを奮い立たせるが、これが長い長い。バリバリ・ガシガシ・ズルッ!ってな感じをひたすら繰り返していく。

まだまだ、元気バリバリでんなぁ。


駐車地から野麦峠へと車を回収にまわる。途端、情け無用の大雨。博士に株分けしてもらった車外の鈴虫があわや水没するところだった。危ない、危ない。涼しげな鳴き声を披露してくれるのはいつだろう。今から夏の終わりが待ち遠しい。

今頃、チンチロリ~ンリーン 鳴いてますか。
 
   SHIGEKI
添付ファイル
IMGP1043.jpg
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by ふ~さん »

Panaさん、おはようございます。雨の朝です。庭先の鉢植えの緑もみずみずしく映ります。

ふーさんこんにちわ~
ふーさんのレポはエッセイを読んでいるかのように吸い込まれてしまいました(^^)


過分なるおほめの言葉、おおきにっ!ほめすぎますと鼻の下が伸びてしまいますよっ。

話を聞いて合点がいく。何十年も脇目もふらず仕事一筋だった男が初めて「世界」に飛び出したのだ。いろいろ考えさせられた。いつしか私は、男の顔に自画像を貼りつけていた。

現役、50代の男性はそうですね。
相棒も、朝は1時間前から仕事をし、平日も遅くまで、土日はどちらかは仕事をするというのを20年間続けてました。
病気になるかと思いましたが、土日のどちらかを私が山に連れ出したので、ストレス発散が出来たと思います。
山のおかげだと感謝しています。


tabito君もきっと苦労されてきたんでしょうね。しかし、内助の功と申しますか、夫婦たるものの鑑(かがみ)って、このことかな~

夫婦の妙というのは、それぞれがお互いを立てるわけね。どちらが主役ってわけじゃなく、それぞれを引き立てるために互いがサポートに回るっちゅうヤツですね。

うちも、よく私を週末ごとに外に出してくれてると思いますよ。


IMGP8252.JPG
IMGP8252.JPG (42.6 KiB) 閲覧された回数 2982 回
三角点が雪の端に顔を出していた。爽やかな風。乗鞍と穂高を見ながらの登高は快適だった。シラビソの樹間を通して恵那山、御岳、中ア、八ヶ岳、北ア、乗鞍、白山のジャイアントがのぞいている。これだから、山はやめられない。

ほんといいですね、山は。
わたしなんか、体力がないのに、はぁはぁ云いながら登ってます。
まさにかっぱえびせんの世界です。
やめられない、やめられない~♪


どこが体力ないんですか~。体力あってこそワイルドな、そしてロマンチックな山行ができるんですよ。Panaさんなんて、まさにそういう路線を地で行く山旅をしてきたじゃないですか。(^o^)

そうは言っても豊かな植生には心洗われる。大きなブナやトチ、サワグルミを見上げながらの豊かな沢歩き。

いいな~♪ 私はブナやトチが大好き。
私が死んだら、ふーさんとご一緒した芦生のスケン谷に埋めて欲しいと思ってますが・・・


そんなことしたら、panaちゃん詣でにスケン谷参りする人が増えてしまいますがな~。それにしても、あの比類なきブ大ナ群はお見事ですねぇ。
ほんま心洗われるとはこのこと。


ここを過ぎると、沢は俄然、自然に回帰する。ミソサザイやコマドリが山深さに彩りを添える。日本庭園的な苔の滝があったり、赤ナメが続いたりする。小滝が続いて楽しい。左に支流を何本も分けながら鎌ヶ峰のふところに飛び込んでいく。

いいですね、眼に浮かぶようです。
ミソッチョ、とてもかわいいですね。ふーさんの嬉しそうな顔、眼に浮かびます。
ロマンチストな人やもんね、ふーさんは~♪


OH~!この”ロマンチスト”って言葉に、ひょっとしてやぶこぎネットに抗議が殺到するかとやきもきしていましたが、今のところ、通さんがシャットアウトしてくれてるのか、静けさを保ってますね。あやうく、やぶこぎネット炎上かと思った(^_^;)

駐車地から野麦峠へと車を回収にまわる。途端、情け無用の大雨。博士に株分けしてもらった車外の鈴虫があわや水没するところだった。危ない、危ない。涼しげな鳴き声を披露してくれるのはいつだろう。今から夏の終わりが待ち遠しい。

鈴虫いいですね。
京都の鈴虫寺に行ったときのことを思い出します。


へぇ、鈴虫寺ですか。思わずググっちゃいました。 (^^)

ふーさんのレポ、また楽しみにしています~♪pana

う~む、Panaさんの優しい言葉はいつ聞いても耳に心地よいのぉ。(*^_^*)

それでは、よい一日を!

 ふ~さん
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by ふ~さん »

緑水さん、再びおはようさんです。

おはようございます、天気がメッチャヘンテコリンですね。
亮太朗の都合に合わせて、小谷温泉ベースに頚城辺りに遊ぼう思ってたけど中止だワン。


小谷温泉をベースに雨飾もよし、ブナタテ尾根もよしですね。亮太郎くんの夏休みも終わってしまいますねぇ。

緑水さん、おはようございます。

おはようございます、秋虫の合唱だね。日は短くなるけど好い気候になります。
久しぶりのまともなレポ好いですね。

そうなんです。「まとも」という言葉ほど、私にぴったりの形容詞はありません。(^_^)v

まともね、まあもっともだ もっともだ ツーところですかね。
神応えのあるレポレスがないからまたお邪魔しますね、いらぬなら無視してください。傷つきませんですから
マオちゃまも足あろたのかなあ、ダンダン淋しくなりますなあ。


まだまだ足洗うほど十分に山にのぼっちゃいないでしょ。今、足洗ったら残るのは思い出よりも後悔ばかりなり。まだまだお互い切磋琢磨の日々ですね。

この写真、きっと思い出深い写真なんでしょうね。岳谷沿いから剣ヶ峰を目指したわけですね。うらやましいなぁ。

野麦集落で泊り、暑かった昼間も夕暮れと同じくして山からミストの雲が降りてきて涼しい。
土地の公民館で地元の方と話しましたよ。
廃道にしてしまうのかなあ、昨年から下草も刈らなくなったと。

千町尾根歩こうといろんなコースの下調べも済んでる、も”いつの間にか忘れてたわ、復帰で避難小屋使っての気持ちにもなってきましたがな。
想い出させる好いれぽですた。


こういうこと知ってる人も少なくなりましたね。世間じゃ乗スカが表玄関でしょ。好んで辛さを選ぶ人は色眼鏡で見られますね。甲斐駒だって黒戸尾根を登路に選ぶのはせいぜいリピーター。くろとだけに、くろうとごのみ?(^^;)

ああ、飛騨が見える
ああ、飛騨が見える
NEC_0020.JPG (36.12 KiB) 閲覧された回数 2967 回

慣れてくればマンネリになるです、刺激を求めて人はドコまで行くんだろうね。メルトダウンまでか きちゃいましたなあ

それしても、災厄を垂れ流すものしか作り続けられない人類ですからね。人類に限らず、かくして、幾多の高度な文明が宇宙から滅びていったのでしょう。

大昔も今も人間って変わらないんだなあ、人工的な世界遺産なんての見てるとなんでこんなコトができるんだホンマ恐ろしい。
名もない幾多の民が犠牲になったのかですよね。争いは収まらない


ワシも初めてエジプトのピラミッドの下に立ったときには、そのスケールの大きさに唖然としましたわ。あの石のブロックの重さはひとつ数トンから10トン超とか聞いたことありますよ。

やろうと思えばチャンとすること済ませなくてはね、パタゴニアだろうとツンドラだろうとドコへでも逝けますがな。

緑ちゃんの「やろうと思えばチャンとすることを済ませなくてはね」という言葉。ほんと、その通りですね。胸にしみいりますよ。


チャンと済ましたはいつ判るんだろうかね。


深いね、この質問。気力と体力を失わない限りは、「チャンと済ました」感を味わうことはないでしょう。人は誰でも進歩のない自分を受け入れるのを拒否するからね。

<平成23年夏~再び鎌ヶ峰へ>

半ば気が遠くなりそうになった頃、ようやく稜線にたどり着くが、思いっきり道なし。山頂へヒーコラよじ登って万歳だ。

ヤブね、ここのは元気好いんだろうなあ、野麦集落から乗鞍剣が峰へ登った、下草刈がやられてないヤブ深い樹林を登った思いが甦ります。

掛け値なしに笹の海ですからね。でも、稜線上には不思議な踏跡があったりしますね。鉄塔の巡視路が入っている部分までは楽勝ですけれど。

野麦峠の北方県境線付近はは面白そうです。戸蔵から大野川尾を経るラインは魅力的に映ります。


山村の民が文化伝承がなくなればモウオシマイだよな。


どこもかしこも「限界集落」ばっかしや。かくいう私も今の生活にどっぷり。人が「科学」という新興宗教を盲信しはじめて以来、どこか歯車が狂い始めましたわ。こーゆーの不可逆だからタチが悪い。

わしら、何を後世に伝えられるんかなって、よく考えますわ。



ありゃりゃ、ここにも、私を勘違いされている方が・・・世の中に私ほど優しい人はいませんよ(^_^;)

それでは、充実の一日をお送りくださいね。


アリガトございます、ふ~さんも有意義なヤブコギをです。

                       緑水


へっへっへっ。また近々一緒に飲みましょか。(^o^)

 ふ~さん
緑水
記事: 749
登録日時: 2011年3月14日(月) 02:52

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by 緑水 »

おはようサ~案、今週末は晴れそうですな。でもヤナ台風が顔だしてきましたがな :?
たんぽぽ さんが書きました:緑さん、こんばんは。

ふ~さん、ヨコからすんま変。
親しき仲にも礼儀ありですなあ、山から転げ落ちてもマズはわが身の確保してから。
● 塩沢露天風呂、好いコトあったんだワン
塩沢温泉エエですね~
風呂はタダと混浴に限りますなあ。
緑ちゃん職場にいた頃は「露天風呂に入る会」なんてねで、アチコチでかけましたよ。
中でも一番に印象に残るのはね、伊豆の洞窟風呂で入口は男女別々でね、途中で合流してるの 8-)
園奥が大きな円形のプールでサ。金髪の学生さんだろうなあ一緒でいたよ。

ココは行きたいと思いつつもなかなかチャンスが巡ってまいりません。
高速道路が通ってからは飛騨川界隈がどうも縁遠くなっていかんですわ。

まだ行けてないの、白山も平瀬は温泉タダだったのにね、いつの間にか不法占拠してるがなよ。
千町尾根歩こうといろんなコースの下調べも済んでる、も”いつの間にか忘れてたわ、復帰で避難小屋使っての気持ちにもなってきましたがな。

登り口で通行料みたいなものを取ると何かで読んだ覚えがありますが、どうなってるんでしょうかね。
1998年マップでは千町山の家跡と有るのが、2002年には奥千町避難小屋が書かれてるね、新しくできたんだ。
ガゼン行きたくなりますなあ。未だ新しいだろうしね。


丸黒尾根から五色が原へは降りれるよ。子の原高原には企業の私有地なんだゲートが有ったみたい。言えば通らしてくれるんでは?
中洞権現ノ尾根もゲートの所まで行ったんだかドウだか忘れた、子ども連れた家族が定着してるのかなあ、鶏かってたの想いだしたわ。

千町ガ原~大日岳(奥の院)行きたいなあ、ベースは奥千町避難小屋でタンポポ玉見て来てよ、綿毛飛ばしたらワタチモなんてね :roll:

[attachment=0]水準点.JPG[/attachment]

●〇◎モード戻れば、いろんなのが見えてきましたがな :mrgreen:

                              緑水
添付ファイル
● これどこで見たのかなあ、思い出せないの、たぶんどこかの登山口だろう。
● これどこで見たのかなあ、思い出せないの、たぶんどこかの登山口だろう。
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by ふ~さん »

SHIGEKIさん、おはようございます。

ふ~さん こんばんは。


またまた古いレポですが、まだ化石化していないことを祈って・・・
【日 時】  平成23年7月18日(月)

化石って、ムッチャ新しですがなぁ。 ヤブのシーラカンスふ~repとしては。


これってホメ言葉なんでしょうか(^^;) ありがたく拝聴いたしますね!

【ルート】  本谷橋P(7:03)~入渓地点(7:51)~1530m二俣(8:23)~廃林道(9:22)~稜線(11:34)~鎌ヶ峰(11:52/12:12)~稜線下降点(12:34)~廃林道(14:07)~1530m二俣(15:00)~本谷橋P(16:19)

さっぱりわかりまへん。 地形図見て、辿りました。

何とも言えん曲がり具合の谷ですなぁ、その後、林道横断ですか。


林道横断というところが、そそられませんよね、きっと。それでも、鎌ヶ峰への登路としてはよく出来てると思いました。最後の笹漕ぎには息が上がりますけど。(>_<)

<平成13年春~残雪の鎌ヶ峰>

平成13年5月。私は野麦峠で初老の男に出会った。


その頃は、nifty西バリだったような?。で、初老ではなく、青年だった!?。


ん???

話を聞いて合点がいく。何十年も脇目もふらず仕事一筋だった男が初めて「世界」に飛び出したのだ。いろいろ考えさせられた。いつしか私は、男の顔に自画像を貼りつけていた。

ん、これだけ山野を駆け回って・・・?。


へへへっ。そうくるかと思って。(^_^;)

人に誘い出されなければ、出不精な昨今ですからダメダメなんです。モチをあげてくれる人に焚きつけられながら、ひいこら登ってるんです。山行前夜の帰宅が遅いので、いつも山行の前は、睡眠時間なしとか睡眠時間1時間だからつらいのは本音ですね~

それでも、山の魅力はデカいんです。(^o^)


小さな岩登りを交え、とうとうヤブに突っ込んだ。いよいよフィニッシュだと自らを奮い立たせるが、これが長い長い。バリバリ・ガシガシ・ズルッ!ってな感じをひたすら繰り返していく。

まだまだ、元気バリバリでんなぁ。


いいえ、かなり経年劣化はいってます。(>_<)

駐車地から野麦峠へと車を回収にまわる。途端、情け無用の大雨。博士に株分けしてもらった車外の鈴虫があわや水没するところだった。危ない、危ない。涼しげな鳴き声を披露してくれるのはいつだろう。今から夏の終わりが待ち遠しい。

今頃、チンチロリ~ンリーン 鳴いてますか。
 
   SHIGEKI


それがね、何だか発育悪くって(T_T) って私の脳みそと同じか。^^;

去年逃がしてあげたスズムシの方が、早くから庭先で鳴いてるんですよ。娘が毎日、せっせと世話してますが、ようやく羽根がはえそろってきた様子。いよいよ、秋風を運んできてくれそうだ。

それでは、SHIGEKIさんも、良い山を!

 ふ~さん
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【飛騨】 塩蔵谷から鎌ヶ峰(2121m)

投稿記事 by ふ~さん »

SHIGEKIさん、おはようございます。

ふ~さん こんばんは。


またまた古いレポですが、まだ化石化していないことを祈って・・・
【日 時】  平成23年7月18日(月)

化石って、ムッチャ新しですがなぁ。 ヤブのシーラカンスふ~repとしては。


これってホメ言葉なんでしょうか(^^;) ありがたく拝聴いたしますね!

【ルート】  本谷橋P(7:03)~入渓地点(7:51)~1530m二俣(8:23)~廃林道(9:22)~稜線(11:34)~鎌ヶ峰(11:52/12:12)~稜線下降点(12:34)~廃林道(14:07)~1530m二俣(15:00)~本谷橋P(16:19)

さっぱりわかりまへん。 地形図見て、辿りました。

何とも言えん曲がり具合の谷ですなぁ、その後、林道横断ですか。


林道横断というところが、そそられませんよね、きっと。それでも、鎌ヶ峰への登路としてはよく出来てると思いました。最後の笹漕ぎには息が上がりますけど。(>_<)

<平成13年春~残雪の鎌ヶ峰>

平成13年5月。私は野麦峠で初老の男に出会った。


その頃は、nifty西バリだったような?。で、初老ではなく、青年だった!?。


ん???

話を聞いて合点がいく。何十年も脇目もふらず仕事一筋だった男が初めて「世界」に飛び出したのだ。いろいろ考えさせられた。いつしか私は、男の顔に自画像を貼りつけていた。

ん、これだけ山野を駆け回って・・・?。


へへへっ。そうくるかと思って。(^_^;)

人に誘い出されなければ、出不精な昨今ですからダメダメなんです。モチをあげてくれる人に焚きつけられながら、ひいこら登ってるんです。山行前夜の帰宅が遅いので、いつも山行の前は、睡眠時間なしとか睡眠時間1時間だからつらいのは本音ですね~

それでも、山の魅力はデカいんです。(^o^)


小さな岩登りを交え、とうとうヤブに突っ込んだ。いよいよフィニッシュだと自らを奮い立たせるが、これが長い長い。バリバリ・ガシガシ・ズルッ!ってな感じをひたすら繰り返していく。

まだまだ、元気バリバリでんなぁ。


いいえ、かなり経年劣化はいってます。(>_<)

駐車地から野麦峠へと車を回収にまわる。途端、情け無用の大雨。博士に株分けしてもらった車外の鈴虫があわや水没するところだった。危ない、危ない。涼しげな鳴き声を披露してくれるのはいつだろう。今から夏の終わりが待ち遠しい。

今頃、チンチロリ~ンリーン 鳴いてますか。
 
   SHIGEKI


それがね、何だか発育悪くって(T_T) って私の脳みそと同じか。^^;

去年逃がしてあげたスズムシの方が、早くから庭先で鳴いてるんですよ。娘が毎日、せっせと世話してますが、ようやく羽根がはえそろってきた様子。いよいよ、秋風を運んできてくれそうだ。

それでは、SHIGEKIさんも、良い山を!

 ふ~さん
閉鎖