【大峰】錦繍の滝川本流から大日岳・釈迦ヶ岳へ
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新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【大峰】錦繍の滝川本流から大日岳・釈迦ヶ岳へ
【日 付】2018年10月28日(日)
【山 域】大峰山脈 釈迦ヶ岳周辺
【天 候】晴れ
【コース】峠の登山口6:56---7:32下降点---8:17滝川本流---9:14 1184m標高点---10:00ナメ終了点10:25---10:50深仙ノ宿
---11:21大日岳---11:41深仙ノ宿12:44---13:30釈迦ヶ岳13:50---14:02千丈平14:25---15:42登山口
前夜から吹いていた強い風は朝になっても止まなかった。空を覆う雲も多いが、これは時間が経てば次第に取
れるだろう。標高1300mを超える登山口は寒く、フリースを脱いで出発するのも勇気が要る。
登山口から少し上がれば釈迦ヶ岳への尾根に乗る。ここから直接山頂に向かえば短時間で到達できるお手軽コース
だが、それでは運動にもならない。釈迦とは反対側に右折して、しばらく下ったところから谷へ飛び込んだ。
前回より一つ手前の谷を下ったつもりだったが、帰宅してからGPSの軌跡を見比べてみたらまったく同じだった・・・。
下り出しは急だが、すぐに傾斜は弱まり、豊かな樹林に包まれた穏やかな谷が広がる。
木々の紅黄葉はこの標高では最高潮を迎えている。滝と呼べるものがひとつとしてない、岩が積み重なっただけの
ガレ谷の両岸に疎林の台地が展開し、次々と合流する支谷と尾根を吸収して、やがて広々としたひとつの台地とな
った。滝川本流はもう目の前だ。谷底にはまだ日が届かず、紅葉した木々も寒々とした風景に映る。
谷の右岸にはいい道が続いている。少し進むと新しそうな木橋に左岸へと導かれる。水量は少なく、橋がなくて
も渡渉に苦労することはない。
左岸に広がる段丘の道を上流へ辿って行くうちに、やっと太陽が差込み始め、まばゆいばかりの赤と黄が頭の上を
飾り始めた。紅黄葉は主役スターだが、日の光という照明係があってこそ本来の美しさが引き出されるのだ。
頭上の絢爛絵巻を楽しみながらゆっくりと歩く。早足で通り抜けることなどとてもできない。
整備された道は1184m標高点から尾根に向かって上がって行く。ここで道を捨てて本流へ下りた。
今日の主目的のひとつが上流のナメ帯を歩くことだったからである。予想より水量が少なかったので、用意してき
た渓流シューズに履き替えるのをやめた。岩はフリクションが非常に良く、登山靴でも十分に歩くことができる。
水の中をヒタヒタと歩く楽しみは味わえないが、履き替える手間を惜しんでしまった。
このナメを歩くのは3回目である。延々と続くナメ床は美しく、履き替えるのサボったことを棚に上げて、もう
少し水量が多かったらよかったのにと贅沢なことを考えてしまう。
ナメの途中で一服。音もなく滑るように流れ落ちる水を眺めながら、何を考えるでもなく時間が過ぎて行く。
深仙ノ宿に突き上げる支流の入口は、一見すると支流が入っているようには見えない。ガレた谷筋は問題なく歩
けるが、左岸の斜面の方が歩きやすい。もうすぐそこに青空に区切られた大峰奥駈の主稜線が見えている。
深仙ノ宿は大峰山の修験道の行場のひとつである。釈迦ヶ岳と大日岳の険しい尾根に挟まれたここは、開けた草
原の小台地にお堂が佇むオアシス的な場所だ。ちょろちょろながらも水が得られる稜線上の貴重な場所でもある。
東面を眺めると、前鬼川の孔雀又谷の支尾根には五百羅漢と呼ばれる岩峰が林立している。台高山脈南部の山並み
が連綿と続く。
ランチには時間が早いので、大日岳を往復してこよう。大日岳の行場ルートは鎖が設置されているが、山頂近く
の2mほどの間が鎖以外のホールドがまったくないので恐い。鎖がなくても岩にホールドがある方がマシである。
両手で掴んだ鎖だけが唯一の頼りというのは嫌なものだ。
下降する巻き道もそこそこのバリルートだ。20年ほど前の冬にロープを出して登ったことを思い出す。
深仙ノ宿へ戻ってのんびりランチタイムを楽しんでいたら、何やら凄い人数のパーティーがやってきた。
いつ果てるともなく次々に到着する人々の姿を見ると、作業着に背負子を担いで、手には電動ノコギリを持った人
もいる。それにしてもみんなずいぶん若く、どう見ても中学生か高校生である。リーダーらしき人に話を聞いてみ
ると、山麓の花瀬にある「ほんみち教」の人たちだった。千丈平で行事があるので、それに備えて整備をしに行く
ということだ。その数なんと90人。まさかここでこんな大パーティーに遭遇するとは思わなかった。
ちなみに滝川本流のほんみち教本部より上流はすべて教団の持ち山らしい。入る時は事前に連絡が欲しいというこ
とで電話番号を教えてくれた。
釈迦ヶ岳へは300m弱の登り。いつもながらビアランチの後は足が重たく、自分の意志に反して足が上がらない。
千丈平への分岐まで来ると、ほんみちの先発隊が千丈平経由で登ってきた。追いつかれるのは嫌なので動かない足
を必死に動かして山頂に辿り着いた。
6年ぶりの釈迦ヶ岳。釈迦如来像の立つ山頂は360度遮るもののない展望だ。北には孔雀岳から仏生ヶ岳、七面山
、明星ヶ岳、八経ヶ岳の大観が広がる。仏生ヶ岳南面の1400m以下の斜面が紅葉の最盛期のようで、赤と黄の綾錦
が山腹を彩っていた。
展望に耽っていると先ほどの団体が上がってきた。深仙ノ宿で出会った約半分ぐらいの人数だろうが、広いとは
言えない山頂は足の踏み場もない状態である。他には犬連れの単独者がひとりいただけなので、本当なら静かな日
本200名山を楽しめたはずだったのに。
山頂を辞して千丈平へ下りると、残りのメンバーによる作業の真っ最中だった。電動ノコギリの音が響き渡る。
枯れた木を切っているようだ。
この尾根も展望の道である。古田の森から登山口への分岐までずっと釈迦を背負って歩く。子供のシカが2頭いた。
一頭は脱兎(脱鹿?)のごとく逃げて行ったが、もう一頭はじっとこちらを見つめて動かない。手を振ってもカメラを
構えてもウインクしても微動だにしない。いつまでも睨めっこしていても日が暮れるのでこちらでキリを付けて立ち
去る。
もうすぐ登山口というところで年配の登山者が上がってきた。こんな時間にと訝っていると、釈迦山頂の手前で別
れた息子夫婦が下山して来ないと言う。一緒に登ったが体調不良のため自分だけ引き返して、彼らは孔雀岳を往復す
る予定らしい。お気を付けてと別れて登山口へ戻ったら、その人もあきらめ顔で下りてきた。
孔雀往復とランチタイムを計算したら、まだそれほど心配することもないように思えたが、70過ぎのその人をひとり
にするのも忍びず日没まで一緒に待つことにした。それから3組ほどのパーティーが下山してきたが、声が聞こえる
たびに期待したのもすべてぬか喜び。5時を過ぎて日も傾いてきた。
日没になって下山しなかったら自分が集落まで下りて警察に届けますよと、本人と息子夫婦の名前・住所と携帯番号
を聞いた。なにせ携帯が通じない圏外なので始末に負えないのである。釈迦の山頂でも電波は通じなかった。
登山口の車がすべてなくなり、焦りを隠せなくなった頃話し声が聞こえた。大声で息子の名前を呼ぶと返事が返っ
てきた。やれやれである。息子夫婦は健脚で沢登りもやるという話だったので、私的にはそれほど心配はしていなか
ったのだが、待たされる身には無限に近いほど時間が長く感じられたに違いない。待たせる方はなんとも思わず、日
没までの時間を計算してのんびり楽しんでいたのだろう。自分の親でなければ気を遣ってもう少し早く下りて来ただ
ろうと思う。
ともあれ無事でよかった。当人に余計な気を遣わせては悪いので、登山口に到着する前に出発した。
今日は明るいうちに温泉に入れると思ったんだけど。
山日和
【山 域】大峰山脈 釈迦ヶ岳周辺
【天 候】晴れ
【コース】峠の登山口6:56---7:32下降点---8:17滝川本流---9:14 1184m標高点---10:00ナメ終了点10:25---10:50深仙ノ宿
---11:21大日岳---11:41深仙ノ宿12:44---13:30釈迦ヶ岳13:50---14:02千丈平14:25---15:42登山口
前夜から吹いていた強い風は朝になっても止まなかった。空を覆う雲も多いが、これは時間が経てば次第に取
れるだろう。標高1300mを超える登山口は寒く、フリースを脱いで出発するのも勇気が要る。
登山口から少し上がれば釈迦ヶ岳への尾根に乗る。ここから直接山頂に向かえば短時間で到達できるお手軽コース
だが、それでは運動にもならない。釈迦とは反対側に右折して、しばらく下ったところから谷へ飛び込んだ。
前回より一つ手前の谷を下ったつもりだったが、帰宅してからGPSの軌跡を見比べてみたらまったく同じだった・・・。
下り出しは急だが、すぐに傾斜は弱まり、豊かな樹林に包まれた穏やかな谷が広がる。
木々の紅黄葉はこの標高では最高潮を迎えている。滝と呼べるものがひとつとしてない、岩が積み重なっただけの
ガレ谷の両岸に疎林の台地が展開し、次々と合流する支谷と尾根を吸収して、やがて広々としたひとつの台地とな
った。滝川本流はもう目の前だ。谷底にはまだ日が届かず、紅葉した木々も寒々とした風景に映る。
谷の右岸にはいい道が続いている。少し進むと新しそうな木橋に左岸へと導かれる。水量は少なく、橋がなくて
も渡渉に苦労することはない。
左岸に広がる段丘の道を上流へ辿って行くうちに、やっと太陽が差込み始め、まばゆいばかりの赤と黄が頭の上を
飾り始めた。紅黄葉は主役スターだが、日の光という照明係があってこそ本来の美しさが引き出されるのだ。
頭上の絢爛絵巻を楽しみながらゆっくりと歩く。早足で通り抜けることなどとてもできない。
整備された道は1184m標高点から尾根に向かって上がって行く。ここで道を捨てて本流へ下りた。
今日の主目的のひとつが上流のナメ帯を歩くことだったからである。予想より水量が少なかったので、用意してき
た渓流シューズに履き替えるのをやめた。岩はフリクションが非常に良く、登山靴でも十分に歩くことができる。
水の中をヒタヒタと歩く楽しみは味わえないが、履き替える手間を惜しんでしまった。
このナメを歩くのは3回目である。延々と続くナメ床は美しく、履き替えるのサボったことを棚に上げて、もう
少し水量が多かったらよかったのにと贅沢なことを考えてしまう。
ナメの途中で一服。音もなく滑るように流れ落ちる水を眺めながら、何を考えるでもなく時間が過ぎて行く。
深仙ノ宿に突き上げる支流の入口は、一見すると支流が入っているようには見えない。ガレた谷筋は問題なく歩
けるが、左岸の斜面の方が歩きやすい。もうすぐそこに青空に区切られた大峰奥駈の主稜線が見えている。
深仙ノ宿は大峰山の修験道の行場のひとつである。釈迦ヶ岳と大日岳の険しい尾根に挟まれたここは、開けた草
原の小台地にお堂が佇むオアシス的な場所だ。ちょろちょろながらも水が得られる稜線上の貴重な場所でもある。
東面を眺めると、前鬼川の孔雀又谷の支尾根には五百羅漢と呼ばれる岩峰が林立している。台高山脈南部の山並み
が連綿と続く。
ランチには時間が早いので、大日岳を往復してこよう。大日岳の行場ルートは鎖が設置されているが、山頂近く
の2mほどの間が鎖以外のホールドがまったくないので恐い。鎖がなくても岩にホールドがある方がマシである。
両手で掴んだ鎖だけが唯一の頼りというのは嫌なものだ。
下降する巻き道もそこそこのバリルートだ。20年ほど前の冬にロープを出して登ったことを思い出す。
深仙ノ宿へ戻ってのんびりランチタイムを楽しんでいたら、何やら凄い人数のパーティーがやってきた。
いつ果てるともなく次々に到着する人々の姿を見ると、作業着に背負子を担いで、手には電動ノコギリを持った人
もいる。それにしてもみんなずいぶん若く、どう見ても中学生か高校生である。リーダーらしき人に話を聞いてみ
ると、山麓の花瀬にある「ほんみち教」の人たちだった。千丈平で行事があるので、それに備えて整備をしに行く
ということだ。その数なんと90人。まさかここでこんな大パーティーに遭遇するとは思わなかった。
ちなみに滝川本流のほんみち教本部より上流はすべて教団の持ち山らしい。入る時は事前に連絡が欲しいというこ
とで電話番号を教えてくれた。
釈迦ヶ岳へは300m弱の登り。いつもながらビアランチの後は足が重たく、自分の意志に反して足が上がらない。
千丈平への分岐まで来ると、ほんみちの先発隊が千丈平経由で登ってきた。追いつかれるのは嫌なので動かない足
を必死に動かして山頂に辿り着いた。
6年ぶりの釈迦ヶ岳。釈迦如来像の立つ山頂は360度遮るもののない展望だ。北には孔雀岳から仏生ヶ岳、七面山
、明星ヶ岳、八経ヶ岳の大観が広がる。仏生ヶ岳南面の1400m以下の斜面が紅葉の最盛期のようで、赤と黄の綾錦
が山腹を彩っていた。
展望に耽っていると先ほどの団体が上がってきた。深仙ノ宿で出会った約半分ぐらいの人数だろうが、広いとは
言えない山頂は足の踏み場もない状態である。他には犬連れの単独者がひとりいただけなので、本当なら静かな日
本200名山を楽しめたはずだったのに。
山頂を辞して千丈平へ下りると、残りのメンバーによる作業の真っ最中だった。電動ノコギリの音が響き渡る。
枯れた木を切っているようだ。
この尾根も展望の道である。古田の森から登山口への分岐までずっと釈迦を背負って歩く。子供のシカが2頭いた。
一頭は脱兎(脱鹿?)のごとく逃げて行ったが、もう一頭はじっとこちらを見つめて動かない。手を振ってもカメラを
構えてもウインクしても微動だにしない。いつまでも睨めっこしていても日が暮れるのでこちらでキリを付けて立ち
去る。
もうすぐ登山口というところで年配の登山者が上がってきた。こんな時間にと訝っていると、釈迦山頂の手前で別
れた息子夫婦が下山して来ないと言う。一緒に登ったが体調不良のため自分だけ引き返して、彼らは孔雀岳を往復す
る予定らしい。お気を付けてと別れて登山口へ戻ったら、その人もあきらめ顔で下りてきた。
孔雀往復とランチタイムを計算したら、まだそれほど心配することもないように思えたが、70過ぎのその人をひとり
にするのも忍びず日没まで一緒に待つことにした。それから3組ほどのパーティーが下山してきたが、声が聞こえる
たびに期待したのもすべてぬか喜び。5時を過ぎて日も傾いてきた。
日没になって下山しなかったら自分が集落まで下りて警察に届けますよと、本人と息子夫婦の名前・住所と携帯番号
を聞いた。なにせ携帯が通じない圏外なので始末に負えないのである。釈迦の山頂でも電波は通じなかった。
登山口の車がすべてなくなり、焦りを隠せなくなった頃話し声が聞こえた。大声で息子の名前を呼ぶと返事が返っ
てきた。やれやれである。息子夫婦は健脚で沢登りもやるという話だったので、私的にはそれほど心配はしていなか
ったのだが、待たされる身には無限に近いほど時間が長く感じられたに違いない。待たせる方はなんとも思わず、日
没までの時間を計算してのんびり楽しんでいたのだろう。自分の親でなければ気を遣ってもう少し早く下りて来ただ
ろうと思う。
ともあれ無事でよかった。当人に余計な気を遣わせては悪いので、登山口に到着する前に出発した。
今日は明るいうちに温泉に入れると思ったんだけど。
山日和
Re: 【大峰】錦繍の滝川本流から大日岳・釈迦ヶ岳へ
山日和 さんこんにちは。
大峰山脈 釈迦ヶ岳周辺。
私も何回も行きたいのですが足が遠のいています。4~5年前でしたか、テニス仲間をつれて来た時、
宇無ノ川分岐の先で側壁崩落で八経ヶ岳へ転進したことがあります。これが帰りに起きていたらと思うと
心配になってきます。
標高1300mを超える登山口は寒く、フリースを脱いで出発するのも勇気が要る。
この日は寒かったです。
登山口から少し上がれば釈迦ヶ岳への尾根に乗る。ここから直接山頂に向かえば短時間で到達できるお手軽コース
だが、それでは運動にもならない。釈迦とは反対側に右折して、しばらく下ったところから谷へ飛び込んだ。
滝川本流はもう目の前だ。谷底にはまだ日が届かず、紅葉した木々も寒々とした風景に映る。
一度そのまま滝川を渡って対岸を奥守岳へ登ってください。シロヤシオが多いので紅葉がきれいだと思います。
谷の右岸にはいい道が続いている。少し進むと新しそうな木橋に左岸へと導かれる。
えっそんな橋ができているのですか。対岸へ移る場所が分かりやすくなったのですね。
左岸に広がる段丘の道を上流へ辿って行くうちに、やっと太陽が差込み始め、まばゆいばかりの赤と黄が頭の上を
飾り始めた。紅黄葉は主役スターだが、日の光という照明係があってこそ本来の美しさが引き出されるのだ。
頭上の絢爛絵巻を楽しみながらゆっくりと歩く。早足で通り抜けることなどとてもできない。
おっしゃる通りです。
今日の主目的のひとつが上流のナメ帯を歩くことだったからである。予想より水量が少なかったので、用意してき
た渓流シューズに履き替えるのをやめた。岩はフリクションが非常に良く、登山靴でも十分に歩くことができる。
私でも歩けそうですね。来年、紅葉の時行ってみようかな。でもあの世へ行っているかもですね。
ランチには時間が早いので、大日岳を往復してこよう。
大日岳へ行かれるなら太古の辻へ登られたらよかったのに。そんなレポもあったような。
大日岳の行場ルートは鎖が設置されているが、山頂近くの2mほどの間が鎖以外のホールドがまったくないので恐い。
鎖がなくても岩にホールドがある方がマシである。両手で掴んだ鎖だけが唯一の頼りというのは嫌なものだ。
私はいつも巻き道です。ホールドのない一枚岩、左の谷の方へ傾いていて、そちらへ振られる恐怖感じませんか。
それにしてもみんなずいぶん若く、どう見ても中学生か高校生である。リーダーらしき人に話を聞いてみ
ると、山麓の花瀬にある「ほんみち教」の人たちだった。千丈平で行事があるので、それに備えて整備をしに行く
ということだ。その数なんと90人。まさかここでこんな大パーティーに遭遇するとは思わなかった。
昨年私はほんみち教の本部へ迷い込んでしまいました。皆さんまじめそうですよね。
純粋なほど方向を間違うと怖い面もありますが。
ちなみに滝川本流のほんみち教本部より上流はすべて教団の持ち山らしい。入る時は事前に連絡が欲しいというこ
とで電話番号を教えてくれた。
昨年、レポしたと思いますが。/color]
千丈平への分岐まで来ると、ほんみちの先発隊が千丈平経由で登ってきた。追いつかれるのは嫌なので動かない足
を必死に動かして山頂に辿り着いた。
泰然自若の導師らしくありませんね。
山頂を辞して千丈平へ下りると、残りのメンバーによる作業の真っ最中だった。電動ノコギリの音が響き渡る。
枯れた木を切っているようだ。
そう言えば思い出しました。以前、釈迦ヶ岳へ登った時、古田の森の下の方で高校生くらいの生徒が2~30人登ってきて
測量をしているように見えたので、工業高校の生徒さんの実習かなと思いましたが、ほんみち教の生徒だったのですね。
もうすぐ登山口というところで年配の登山者が上がってきた。こんな時間にと訝っていると、釈迦山頂の手前で別
れた息子夫婦が下山して来ないと言う。一緒に登ったが体調不良のため自分だけ引き返して、彼らは孔雀岳を往復す
る予定らしい。お気を付けてと別れて登山口へ戻ったら、その人もあきらめ顔で下りてきた。
登山口の車がすべてなくなり、焦りを隠せなくなった頃話し声が聞こえた。大声で息子の名前を呼ぶと返事が返っ
てきた。やれやれである。息子夫婦は健脚で沢登りもやるという話だったので、私的にはそれほど心配はしていなか
ったのだが、待たされる身には無限に近いほど時間が長く感じられたに違いない。待たせる方はなんとも思わず、日
没までの時間を計算してのんびり楽しんでいたのだろう。自分の親でなければ気を遣ってもう少し早く下りて来ただ
ろうと思う。
登山するものは誰しも自分だけのことを考えていたのではいけませんね。ご苦労様でした。
大峰山脈 釈迦ヶ岳周辺。
私も何回も行きたいのですが足が遠のいています。4~5年前でしたか、テニス仲間をつれて来た時、
宇無ノ川分岐の先で側壁崩落で八経ヶ岳へ転進したことがあります。これが帰りに起きていたらと思うと
心配になってきます。
標高1300mを超える登山口は寒く、フリースを脱いで出発するのも勇気が要る。
この日は寒かったです。
登山口から少し上がれば釈迦ヶ岳への尾根に乗る。ここから直接山頂に向かえば短時間で到達できるお手軽コース
だが、それでは運動にもならない。釈迦とは反対側に右折して、しばらく下ったところから谷へ飛び込んだ。
滝川本流はもう目の前だ。谷底にはまだ日が届かず、紅葉した木々も寒々とした風景に映る。
一度そのまま滝川を渡って対岸を奥守岳へ登ってください。シロヤシオが多いので紅葉がきれいだと思います。
谷の右岸にはいい道が続いている。少し進むと新しそうな木橋に左岸へと導かれる。
えっそんな橋ができているのですか。対岸へ移る場所が分かりやすくなったのですね。
左岸に広がる段丘の道を上流へ辿って行くうちに、やっと太陽が差込み始め、まばゆいばかりの赤と黄が頭の上を
飾り始めた。紅黄葉は主役スターだが、日の光という照明係があってこそ本来の美しさが引き出されるのだ。
頭上の絢爛絵巻を楽しみながらゆっくりと歩く。早足で通り抜けることなどとてもできない。
おっしゃる通りです。
今日の主目的のひとつが上流のナメ帯を歩くことだったからである。予想より水量が少なかったので、用意してき
た渓流シューズに履き替えるのをやめた。岩はフリクションが非常に良く、登山靴でも十分に歩くことができる。
私でも歩けそうですね。来年、紅葉の時行ってみようかな。でもあの世へ行っているかもですね。
ランチには時間が早いので、大日岳を往復してこよう。
大日岳へ行かれるなら太古の辻へ登られたらよかったのに。そんなレポもあったような。
大日岳の行場ルートは鎖が設置されているが、山頂近くの2mほどの間が鎖以外のホールドがまったくないので恐い。
鎖がなくても岩にホールドがある方がマシである。両手で掴んだ鎖だけが唯一の頼りというのは嫌なものだ。
私はいつも巻き道です。ホールドのない一枚岩、左の谷の方へ傾いていて、そちらへ振られる恐怖感じませんか。
それにしてもみんなずいぶん若く、どう見ても中学生か高校生である。リーダーらしき人に話を聞いてみ
ると、山麓の花瀬にある「ほんみち教」の人たちだった。千丈平で行事があるので、それに備えて整備をしに行く
ということだ。その数なんと90人。まさかここでこんな大パーティーに遭遇するとは思わなかった。
昨年私はほんみち教の本部へ迷い込んでしまいました。皆さんまじめそうですよね。
純粋なほど方向を間違うと怖い面もありますが。
ちなみに滝川本流のほんみち教本部より上流はすべて教団の持ち山らしい。入る時は事前に連絡が欲しいというこ
とで電話番号を教えてくれた。
昨年、レポしたと思いますが。/color]
千丈平への分岐まで来ると、ほんみちの先発隊が千丈平経由で登ってきた。追いつかれるのは嫌なので動かない足
を必死に動かして山頂に辿り着いた。
泰然自若の導師らしくありませんね。
山頂を辞して千丈平へ下りると、残りのメンバーによる作業の真っ最中だった。電動ノコギリの音が響き渡る。
枯れた木を切っているようだ。
そう言えば思い出しました。以前、釈迦ヶ岳へ登った時、古田の森の下の方で高校生くらいの生徒が2~30人登ってきて
測量をしているように見えたので、工業高校の生徒さんの実習かなと思いましたが、ほんみち教の生徒だったのですね。
もうすぐ登山口というところで年配の登山者が上がってきた。こんな時間にと訝っていると、釈迦山頂の手前で別
れた息子夫婦が下山して来ないと言う。一緒に登ったが体調不良のため自分だけ引き返して、彼らは孔雀岳を往復す
る予定らしい。お気を付けてと別れて登山口へ戻ったら、その人もあきらめ顔で下りてきた。
登山口の車がすべてなくなり、焦りを隠せなくなった頃話し声が聞こえた。大声で息子の名前を呼ぶと返事が返っ
てきた。やれやれである。息子夫婦は健脚で沢登りもやるという話だったので、私的にはそれほど心配はしていなか
ったのだが、待たされる身には無限に近いほど時間が長く感じられたに違いない。待たせる方はなんとも思わず、日
没までの時間を計算してのんびり楽しんでいたのだろう。自分の親でなければ気を遣ってもう少し早く下りて来ただ
ろうと思う。
登山するものは誰しも自分だけのことを考えていたのではいけませんね。ご苦労様でした。
Re: 【大峰】錦繍の滝川本流から大日岳・釈迦ヶ岳へ
kandoさん、どうもです。
私も何回も行きたいのですが足が遠のいています。4~5年前でしたか、テニス仲間をつれて来た時、
宇無ノ川分岐の先で側壁崩落で八経ヶ岳へ転進したことがあります。これが帰りに起きていたらと思うと
心配になってきます。
大雨の後でもなければ大丈夫でしょう。あんまり心配し過ぎたらどこも行けませんよ。
>標高1300mを超える登山口は寒く、フリースを脱いで出発するのも勇気が要る。
この日は寒かったです。
風も強かったですよね。
一度そのまま滝川を渡って対岸を奥守岳へ登ってください。シロヤシオが多いので紅葉がきれいだと思います。
なるほど。今度行く機会があれば尾根通しで行ってみようかな。天狗岳以南は歩いたことがないんで。
えっそんな橋ができているのですか。対岸へ移る場所が分かりやすくなったのですね。
昔は手すりまで付いたもっと立派な橋があったんですよ。20年ほど前の話です。
私でも歩けそうですね。来年、紅葉の時行ってみようかな。でもあの世へ行っているかもですね。:mrgreen:
なにをおっしゃいますやら~
大日岳へ行かれるなら太古の辻へ登られたらよかったのに。そんなレポもあったような。
太古の辻へ上がろうと思うとちょっと戻らないといけません。元々大日は登る予定じゃなかったんです。
深仙に早く着き過ぎたので時間調整でした。
私はいつも巻き道です。ホールドのない一枚岩、左の谷の方へ傾いていて、そちらへ振られる恐怖感じませんか。
鎖が斜めに付いてますからね。ホンの一瞬で通過するんですけど恐いところです。
昨年私はほんみち教の本部へ迷い込んでしまいました。皆さんまじめそうですよね。
純粋なほど方向を間違うと怖い面もありますが。
下から車道をまっすぐ進めば本部に突入してしまいますね。
人格形成が主目的らしいですが、ちょっと間違うとあらぬ方向へまっしぐらになりそうです。
>ちなみに滝川本流のほんみち教本部より上流はすべて教団の持ち山らしい。入る時は事前に連絡が欲しいというこ
とで電話番号を教えてくれた。
昨年、レポしたと思いますが。:lol:
あー、そうでしたか。
>千丈平への分岐まで来ると、ほんみちの先発隊が千丈平経由で登ってきた。追いつかれるのは嫌なので動かない足
を必死に動かして山頂に辿り着いた。
泰然自若の導師らしくありませんね。
いやいや、あの大人数に追い着かれたらすごいプレッシャーです。
そう言えば思い出しました。以前、釈迦ヶ岳へ登った時、古田の森の下の方で高校生くらいの生徒が2~30人登ってきて
測量をしているように見えたので、工業高校の生徒さんの実習かなと思いましたが、ほんみち教の生徒だったのですね。
そうですね。
登山するものは誰しも自分だけのことを考えていたのではいけませんね。ご苦労様でした。
ついつい人がどう感じるかを忘れがちになります。自戒せねばですね。
山日和
私も何回も行きたいのですが足が遠のいています。4~5年前でしたか、テニス仲間をつれて来た時、
宇無ノ川分岐の先で側壁崩落で八経ヶ岳へ転進したことがあります。これが帰りに起きていたらと思うと
心配になってきます。
大雨の後でもなければ大丈夫でしょう。あんまり心配し過ぎたらどこも行けませんよ。
>標高1300mを超える登山口は寒く、フリースを脱いで出発するのも勇気が要る。
この日は寒かったです。
風も強かったですよね。
一度そのまま滝川を渡って対岸を奥守岳へ登ってください。シロヤシオが多いので紅葉がきれいだと思います。
なるほど。今度行く機会があれば尾根通しで行ってみようかな。天狗岳以南は歩いたことがないんで。
えっそんな橋ができているのですか。対岸へ移る場所が分かりやすくなったのですね。
昔は手すりまで付いたもっと立派な橋があったんですよ。20年ほど前の話です。
私でも歩けそうですね。来年、紅葉の時行ってみようかな。でもあの世へ行っているかもですね。:mrgreen:
なにをおっしゃいますやら~
大日岳へ行かれるなら太古の辻へ登られたらよかったのに。そんなレポもあったような。
太古の辻へ上がろうと思うとちょっと戻らないといけません。元々大日は登る予定じゃなかったんです。
深仙に早く着き過ぎたので時間調整でした。
私はいつも巻き道です。ホールドのない一枚岩、左の谷の方へ傾いていて、そちらへ振られる恐怖感じませんか。
鎖が斜めに付いてますからね。ホンの一瞬で通過するんですけど恐いところです。
昨年私はほんみち教の本部へ迷い込んでしまいました。皆さんまじめそうですよね。
純粋なほど方向を間違うと怖い面もありますが。
下から車道をまっすぐ進めば本部に突入してしまいますね。
人格形成が主目的らしいですが、ちょっと間違うとあらぬ方向へまっしぐらになりそうです。
>ちなみに滝川本流のほんみち教本部より上流はすべて教団の持ち山らしい。入る時は事前に連絡が欲しいというこ
とで電話番号を教えてくれた。
昨年、レポしたと思いますが。:lol:
あー、そうでしたか。
>千丈平への分岐まで来ると、ほんみちの先発隊が千丈平経由で登ってきた。追いつかれるのは嫌なので動かない足
を必死に動かして山頂に辿り着いた。
泰然自若の導師らしくありませんね。
いやいや、あの大人数に追い着かれたらすごいプレッシャーです。
そう言えば思い出しました。以前、釈迦ヶ岳へ登った時、古田の森の下の方で高校生くらいの生徒が2~30人登ってきて
測量をしているように見えたので、工業高校の生徒さんの実習かなと思いましたが、ほんみち教の生徒だったのですね。
そうですね。
登山するものは誰しも自分だけのことを考えていたのではいけませんね。ご苦労様でした。
ついつい人がどう感じるかを忘れがちになります。自戒せねばですね。
山日和
Re: 【大峰】錦繍の滝川本流から大日岳・釈迦ヶ岳へ
山日和さん こんばんは。
【日 付】2018年10月28日(日)
【山 域】大峰山脈 釈迦ヶ岳周辺
【天 候】晴れ
【コース】峠の登山口6:56---7:32下降点---8:17滝川本流---9:14 1184m標高点---10:00ナメ終了点10:25---10:50深仙ノ宿
---11:21大日岳---11:41深仙ノ宿12:44---13:30釈迦ヶ岳13:50---14:02千丈平14:25---15:42登山口
何と、一昨日 前回 10年?もっと前?山日和さんのrepに添付のGPS奇跡地形図 プリントして
「今年こそ行くで~」と眺めていたのでした。
釈迦とは反対側に右折して、しばらく下ったところから谷へ飛び込んだ。
前回より一つ手前の谷を下ったつもりだったが、帰宅してからGPSの軌跡を見比べてみたらまったく同じだった・・・。
一旦尾根を南下して左の沢をくだるんですよね?
谷の右岸にはいい道が続いている。少し進むと新しそうな木橋に左岸へと導かれる。水量は少なく、橋がなくて
も渡渉に苦労することはない。
左岸に広がる段丘の道を上流へ辿って行くうちに、やっと太陽が差込み始め、まばゆいばかりの赤と黄が頭の上を
飾り始めた。紅黄葉は主役スターだが、日の光という照明係があってこそ本来の美しさが引き出されるのだ。
頭上の絢爛絵巻を楽しみながらゆっくりと歩く。早足で通り抜けることなどとてもできない。
好天予報の明日にでも行きたいが・・・たまには仕事もしないと
エアリアでは 赤井谷 渓谷溯行ルート ってなってますね。
整備された道は1184m標高点から尾根に向かって上がって行く。ここで道を捨てて本流へ下りた。
今日の主目的のひとつが上流のナメ帯を歩くことだったからである。予想より水量が少なかったので、用意してき
た渓流シューズに履き替えるのをやめた。岩はフリクションが非常に良く、登山靴でも十分に歩くことができる。
水の中をヒタヒタと歩く楽しみは味わえないが、履き替える手間を惜しんでしまった。
このナメを歩くのは3回目である。延々と続くナメ床は美しく、履き替えるのサボったことを棚に上げて、もう
少し水量が多かったらよかったのにと贅沢なことを考えてしまう。
ナメの途中で一服。音もなく滑るように流れ落ちる水を眺めながら、何を考えるでもなく時間が過ぎて行く。
ナメと紅葉 素晴らしいですね。
遅がけながらも 狙ってみますわ~
登山口の車がすべてなくなり、焦りを隠せなくなった頃話し声が聞こえた。大声で息子の名前を呼ぶと返事が返っ
てきた。やれやれである。息子夫婦は健脚で沢登りもやるという話だったので、私的にはそれほど心配はしていなか
ったのだが、待たされる身には無限に近いほど時間が長く感じられたに違いない。待たせる方はなんとも思わず、日
没までの時間を計算してのんびり楽しんでいたのだろう。自分の親でなければ気を遣ってもう少し早く下りて来ただ
ろうと思う。
ともあれ無事でよかった。当人に余計な気を遣わせては悪いので、登山口に到着する前に出発した。
今日は明るいうちに温泉に入れると思ったんだけど。
さり気ない山男の気遣い 流石でんなぁ~
日が暮れてからの温泉も気分がいいでしょう!
では また 散り敷くナメの落ち葉を踏み分けて
SHIGEKI
【日 付】2018年10月28日(日)
【山 域】大峰山脈 釈迦ヶ岳周辺
【天 候】晴れ
【コース】峠の登山口6:56---7:32下降点---8:17滝川本流---9:14 1184m標高点---10:00ナメ終了点10:25---10:50深仙ノ宿
---11:21大日岳---11:41深仙ノ宿12:44---13:30釈迦ヶ岳13:50---14:02千丈平14:25---15:42登山口
何と、一昨日 前回 10年?もっと前?山日和さんのrepに添付のGPS奇跡地形図 プリントして
「今年こそ行くで~」と眺めていたのでした。
釈迦とは反対側に右折して、しばらく下ったところから谷へ飛び込んだ。
前回より一つ手前の谷を下ったつもりだったが、帰宅してからGPSの軌跡を見比べてみたらまったく同じだった・・・。
一旦尾根を南下して左の沢をくだるんですよね?
谷の右岸にはいい道が続いている。少し進むと新しそうな木橋に左岸へと導かれる。水量は少なく、橋がなくて
も渡渉に苦労することはない。
左岸に広がる段丘の道を上流へ辿って行くうちに、やっと太陽が差込み始め、まばゆいばかりの赤と黄が頭の上を
飾り始めた。紅黄葉は主役スターだが、日の光という照明係があってこそ本来の美しさが引き出されるのだ。
頭上の絢爛絵巻を楽しみながらゆっくりと歩く。早足で通り抜けることなどとてもできない。
好天予報の明日にでも行きたいが・・・たまには仕事もしないと
エアリアでは 赤井谷 渓谷溯行ルート ってなってますね。
整備された道は1184m標高点から尾根に向かって上がって行く。ここで道を捨てて本流へ下りた。
今日の主目的のひとつが上流のナメ帯を歩くことだったからである。予想より水量が少なかったので、用意してき
た渓流シューズに履き替えるのをやめた。岩はフリクションが非常に良く、登山靴でも十分に歩くことができる。
水の中をヒタヒタと歩く楽しみは味わえないが、履き替える手間を惜しんでしまった。
このナメを歩くのは3回目である。延々と続くナメ床は美しく、履き替えるのサボったことを棚に上げて、もう
少し水量が多かったらよかったのにと贅沢なことを考えてしまう。
ナメの途中で一服。音もなく滑るように流れ落ちる水を眺めながら、何を考えるでもなく時間が過ぎて行く。
ナメと紅葉 素晴らしいですね。
遅がけながらも 狙ってみますわ~
登山口の車がすべてなくなり、焦りを隠せなくなった頃話し声が聞こえた。大声で息子の名前を呼ぶと返事が返っ
てきた。やれやれである。息子夫婦は健脚で沢登りもやるという話だったので、私的にはそれほど心配はしていなか
ったのだが、待たされる身には無限に近いほど時間が長く感じられたに違いない。待たせる方はなんとも思わず、日
没までの時間を計算してのんびり楽しんでいたのだろう。自分の親でなければ気を遣ってもう少し早く下りて来ただ
ろうと思う。
ともあれ無事でよかった。当人に余計な気を遣わせては悪いので、登山口に到着する前に出発した。
今日は明るいうちに温泉に入れると思ったんだけど。
さり気ない山男の気遣い 流石でんなぁ~
日が暮れてからの温泉も気分がいいでしょう!
では また 散り敷くナメの落ち葉を踏み分けて
SHIGEKI
Re: 【大峰】錦繍の滝川本流から大日岳・釈迦ヶ岳へ
SHIGEKIさん、どうもです。
何と、一昨日 前回 10年?もっと前?山日和さんのrepに添付のGPS奇跡地形図 プリントして
「今年こそ行くで~」と眺めていたのでした。
そうでしたか~。足の動くうちに行ってくださいよ。
一旦尾根を南下して左の沢をくだるんですよね?
そうです。P1434mから少し下って行った次のポコ手前です。
エアリアでは 赤井谷 渓谷溯行ルート ってなってますね。
建前はそうなんでしょう。ほんみちの持ち山だから道はないことになってるのかな?
実際にはぜんぜん「渓谷」じゃなく、落差のない「川」が流れていて、広い河岸段丘が続いています。
ハイキングコースですわ。
ナメと紅葉 素晴らしいですね。
遅がけながらも 狙ってみますわ~
ぜひどうぞ。
おっと、念のためほんみちの電話番号を書いておきます。0746-35-7654
この一帯に入山する時には一報入れてほしいということでした。
さり気ない山男の気遣い 流石でんなぁ~
日が暮れてからの温泉も気分がいいでしょう!
いやー、それほどでもー
最後の誤算は温泉のレストランが閉まっててメシが食えないことでした。
山日和
何と、一昨日 前回 10年?もっと前?山日和さんのrepに添付のGPS奇跡地形図 プリントして
「今年こそ行くで~」と眺めていたのでした。
そうでしたか~。足の動くうちに行ってくださいよ。
一旦尾根を南下して左の沢をくだるんですよね?
そうです。P1434mから少し下って行った次のポコ手前です。
エアリアでは 赤井谷 渓谷溯行ルート ってなってますね。
建前はそうなんでしょう。ほんみちの持ち山だから道はないことになってるのかな?
実際にはぜんぜん「渓谷」じゃなく、落差のない「川」が流れていて、広い河岸段丘が続いています。
ハイキングコースですわ。
ナメと紅葉 素晴らしいですね。
遅がけながらも 狙ってみますわ~
ぜひどうぞ。
おっと、念のためほんみちの電話番号を書いておきます。0746-35-7654
この一帯に入山する時には一報入れてほしいということでした。
さり気ない山男の気遣い 流石でんなぁ~
日が暮れてからの温泉も気分がいいでしょう!
いやー、それほどでもー
最後の誤算は温泉のレストランが閉まっててメシが食えないことでした。
山日和
Re: 【大峰】錦繍の滝川本流から大日岳・釈迦ヶ岳へ
山日和さん こんばんは
下り出しは急だが、すぐに傾斜は弱まり、豊かな樹林に包まれた穏やかな谷が広がる。
木々の紅黄葉はこの標高では最高潮を迎えている。
いい感じに紅葉してますね。
ワシもそろそろ山へ行きたいのだけど、
10月19日で決め打ち予約していた車検のついでに、不具合箇所の修繕を依頼したら、
思いのほか手こずって、クルマがまだ戻ってこないんだわさ。
せっかく晴れの日が半月も続いているのに、指をくわえて見ているだけー。
車は11月に買うもんじゃないね。
谷の右岸にはいい道が続いている。
少し進むと新しそうな木橋に左岸へと導かれる。
昔、行ったときのあの橋のことですか。
あのときはこんなところに橋がって、びっくりしましたけど。
今日の主目的のひとつが上流のナメ帯を歩くことだったからである。
岩はフリクションが非常に良く、登山靴でも十分に歩くことができる。
ナメの途中で一服。
音もなく滑るように流れ落ちる水を眺めながら、何を考えるでもなく時間が過ぎて行く。
ここは行ったことがないんです。
いいところがあるんですね。
深仙ノ宿へ戻ってのんびりランチタイムを楽しんでいたら、
何やら凄い人数のパーティーがやってきた。
いつ果てるともなく次々に到着する人々の姿を見ると、作業着に背負子を担いで、
手には電動ノコギリを持った人もいる。
その数なんと90人。まさかここでこんな大パーティーに遭遇するとは思わなかった。
これは青天の霹靂ですね。
静かなはずの深仙ノ宿が人で埋め尽くされるとは、いったい何事かと思ってしまいますね。
リーダーらしき人に話を聞いてみると、山麓の花瀬にある「ほんみち教」の人たちだった。
ちなみに滝川本流のほんみち教本部より上流はすべて教団の持ち山らしい。
入る時は事前に連絡が欲しいということで電話番号を教えてくれた。
昔、事情がよくわからずに花瀬から入ったときは、無断で中心部を突っ切ってしまったわけで、
教団のかたには失礼ながら、
何か咎められて拉致でもされるんじゃないかと、ドキドキものでした。
6年ぶりの釈迦ヶ岳。
釈迦如来像の立つ山頂は360度遮るもののない展望だ。
展望に耽っていると先ほどの団体が上がってきた。
深仙ノ宿で出会った約半分ぐらいの人数だろうが、
広いとは言えない山頂は足の踏み場もない状態である。
他には犬連れの単独者がひとりいただけなので、
本当なら静かな日本200名山を楽しめたはずだったのに。
せっかく静かな釈迦ヶ岳のはずだったのに、こうなったらもうダメですね。
犬連れの人も、「なんじゃ、こりゃー」と、びっくりしたでしょうね。
もうすぐ登山口というところで年配の登山者が上がってきた。
こんな時間にと訝っていると、釈迦山頂の手前で別れた息子夫婦が下山して来ないと言う。
孔雀往復とランチタイムを計算したら、まだそれほど心配することもないように思えたが、
70過ぎのその人をひとりにするのも忍びず日没まで一緒に待つことにした。
山日和さん、優しいですねえ。
日没になって下山しなかったら自分が集落まで下りて警察に届けますよと、
本人と息子夫婦の名前・住所と携帯番号を聞いた。
待たされる身には無限に近いほど時間が長く感じられたに違いない。
待たせる方はなんとも思わず、日没までの時間を計算してのんびり楽しんでいたのだろう。
自分の親でなければ気を遣ってもう少し早く下りて来ただろうと思う。
この話しを読んだら、
これとは親子逆のパターンで、切迫感もずいぶん違うけど、
昔、ワシが遭遇した谷尻谷事件を思い出してしまいました。
ともあれ無事でよかった。当人に余計な気を遣わせては悪いので、
登山口に到着する前に出発した。
さりげなくすっと消えるところなんざぁ、男前の幽霊みたいやねえ。
今日は明るいうちに温泉に入れると思ったんだけど。
それは残念ですが、
それよりも、なによりも、今日は徳の貯金がたくさん貯まったことでしょう。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
下り出しは急だが、すぐに傾斜は弱まり、豊かな樹林に包まれた穏やかな谷が広がる。
木々の紅黄葉はこの標高では最高潮を迎えている。
いい感じに紅葉してますね。
ワシもそろそろ山へ行きたいのだけど、
10月19日で決め打ち予約していた車検のついでに、不具合箇所の修繕を依頼したら、
思いのほか手こずって、クルマがまだ戻ってこないんだわさ。
せっかく晴れの日が半月も続いているのに、指をくわえて見ているだけー。
車は11月に買うもんじゃないね。
谷の右岸にはいい道が続いている。
少し進むと新しそうな木橋に左岸へと導かれる。
昔、行ったときのあの橋のことですか。
あのときはこんなところに橋がって、びっくりしましたけど。
今日の主目的のひとつが上流のナメ帯を歩くことだったからである。
岩はフリクションが非常に良く、登山靴でも十分に歩くことができる。
ナメの途中で一服。
音もなく滑るように流れ落ちる水を眺めながら、何を考えるでもなく時間が過ぎて行く。
ここは行ったことがないんです。
いいところがあるんですね。
深仙ノ宿へ戻ってのんびりランチタイムを楽しんでいたら、
何やら凄い人数のパーティーがやってきた。
いつ果てるともなく次々に到着する人々の姿を見ると、作業着に背負子を担いで、
手には電動ノコギリを持った人もいる。
その数なんと90人。まさかここでこんな大パーティーに遭遇するとは思わなかった。
これは青天の霹靂ですね。
静かなはずの深仙ノ宿が人で埋め尽くされるとは、いったい何事かと思ってしまいますね。
リーダーらしき人に話を聞いてみると、山麓の花瀬にある「ほんみち教」の人たちだった。
ちなみに滝川本流のほんみち教本部より上流はすべて教団の持ち山らしい。
入る時は事前に連絡が欲しいということで電話番号を教えてくれた。
昔、事情がよくわからずに花瀬から入ったときは、無断で中心部を突っ切ってしまったわけで、
教団のかたには失礼ながら、
何か咎められて拉致でもされるんじゃないかと、ドキドキものでした。
6年ぶりの釈迦ヶ岳。
釈迦如来像の立つ山頂は360度遮るもののない展望だ。
展望に耽っていると先ほどの団体が上がってきた。
深仙ノ宿で出会った約半分ぐらいの人数だろうが、
広いとは言えない山頂は足の踏み場もない状態である。
他には犬連れの単独者がひとりいただけなので、
本当なら静かな日本200名山を楽しめたはずだったのに。
せっかく静かな釈迦ヶ岳のはずだったのに、こうなったらもうダメですね。
犬連れの人も、「なんじゃ、こりゃー」と、びっくりしたでしょうね。
もうすぐ登山口というところで年配の登山者が上がってきた。
こんな時間にと訝っていると、釈迦山頂の手前で別れた息子夫婦が下山して来ないと言う。
孔雀往復とランチタイムを計算したら、まだそれほど心配することもないように思えたが、
70過ぎのその人をひとりにするのも忍びず日没まで一緒に待つことにした。
山日和さん、優しいですねえ。
日没になって下山しなかったら自分が集落まで下りて警察に届けますよと、
本人と息子夫婦の名前・住所と携帯番号を聞いた。
待たされる身には無限に近いほど時間が長く感じられたに違いない。
待たせる方はなんとも思わず、日没までの時間を計算してのんびり楽しんでいたのだろう。
自分の親でなければ気を遣ってもう少し早く下りて来ただろうと思う。
この話しを読んだら、
これとは親子逆のパターンで、切迫感もずいぶん違うけど、
昔、ワシが遭遇した谷尻谷事件を思い出してしまいました。
ともあれ無事でよかった。当人に余計な気を遣わせては悪いので、
登山口に到着する前に出発した。
さりげなくすっと消えるところなんざぁ、男前の幽霊みたいやねえ。
今日は明るいうちに温泉に入れると思ったんだけど。
それは残念ですが、
それよりも、なによりも、今日は徳の貯金がたくさん貯まったことでしょう。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【大峰】錦繍の滝川本流から大日岳・釈迦ヶ岳へ
山日和さん、こんばんは
紅葉に彩られたナメを歩くのはさぞ気持ちが良かったことでしょう。本日のメインはここですね
鎖以外のホールドが全くないというのは空中遊泳のようなものでしょうか?
山の中で変な集団に会うと何となく怖いですね
鈴鹿の釈迦はお馴染みですが大峰の釈迦が岳はまだ未踏です。(>_<)
もし下りて来なかったら警察に通報してもスグには動かないと思うので、なすスベがないので困りますね。
寸でのところで間に合って本当に良かったです。
宮指路
この山域は」前から憧れていて、行きたい場所の一つですが、昨日は大峰でも外道のようなコースを歩いてしまいました。【山 域】大峰山脈 釈迦ヶ岳周辺
キレイな紅葉ですね。谷の右岸にはいい道が続いている。少し進むと新しそうな木橋に左岸へと導かれる。水量は少なく、橋がなくて
も渡渉に苦労することはない。
左岸に広がる段丘の道を上流へ辿って行くうちに、やっと太陽が差込み始め、まばゆいばかりの赤と黄が頭の上を
飾り始めた。紅黄葉は主役スターだが、日の光という照明係があってこそ本来の美しさが引き出されるのだ。
頭上の絢爛絵巻を楽しみながらゆっくりと歩く。早足で通り抜けることなどとてもできない。
[/color]PA280095_1.JPG
[/color]PA280125_1.JPGこのナメを歩くのは3回目である。延々と続くナメ床は美しく、履き替えるのサボったことを棚に上げて、もう
少し水量が多かったらよかったのにと贅沢なことを考えてしまう。
ナメの途中で一服。音もなく滑るように流れ落ちる水を眺めながら、何を考えるでもなく時間が過ぎて行く。
紅葉に彩られたナメを歩くのはさぞ気持ちが良かったことでしょう。本日のメインはここですね
ランチには時間が早いので、大日岳を往復してこよう。大日岳の行場ルートは鎖が設置されているが、山頂近く
の2mほどの間が鎖以外のホールドがまったくないので恐い。鎖がなくても岩にホールドがある方がマシである。
両手で掴んだ鎖だけが唯一の頼りというのは嫌なものだ。
下降する巻き道もそこそこのバリルートだ。20年ほど前の冬にロープを出して登ったことを思い出す。
[/color]PA280158_1.JPG
鎖以外のホールドが全くないというのは空中遊泳のようなものでしょうか?
リーダーらしき人に話を聞いてみ
ると、山麓の花瀬にある「ほんみち教」の人たちだった。千丈平で行事があるので、それに備えて整備をしに行く
ということだ。その数なんと90人。まさかここでこんな大パーティーに遭遇するとは思わなかった。
ちなみに滝川本流のほんみち教本部より上流はすべて教団の持ち山らしい。入る時は事前に連絡が欲しいというこ
とで電話番号を教えてくれた。
山の中で変な集団に会うと何となく怖いですね
6年ぶりの釈迦ヶ岳。釈迦如来像の立つ山頂は360度遮るもののない展望だ。北には孔雀岳から仏生ヶ岳、七面山
、明星ヶ岳、八経ヶ岳の大観が広がる。仏生ヶ岳南面の1400m以下の斜面が紅葉の最盛期のようで、赤と黄の綾錦
が山腹を彩っていた。
展望に耽っていると先ほどの団体が上がってきた。深仙ノ宿で出会った約半分ぐらいの人数だろうが、広いとは
言えない山頂は足の踏み場もない状態である。他には犬連れの単独者がひとりいただけなので、本当なら静かな日
本200名山を楽しめたはずだったのに。
PA280211_1.JPG
鈴鹿の釈迦はお馴染みですが大峰の釈迦が岳はまだ未踏です。(>_<)
日没になって下山しなかったら自分が集落まで下りて警察に届けますよと、本人と息子夫婦の名前・住所と携帯番号
を聞いた。なにせ携帯が通じない圏外なので始末に負えないのである。釈迦の山頂でも電波は通じなかった。
登山口の車がすべてなくなり、焦りを隠せなくなった頃話し声が聞こえた。大声で息子の名前を呼ぶと返事が返っ
てきた。やれやれである。
もし下りて来なかったら警察に通報してもスグには動かないと思うので、なすスベがないので困りますね。
寸でのところで間に合って本当に良かったです。
宮指路
Re: 【大峰】錦繍の滝川本流から大日岳・釈迦ヶ岳へ
洞吹さん、どうもです。
いい感じに紅葉してますね。
ワシもそろそろ山へ行きたいのだけど、
10月19日で決め打ち予約していた車検のついでに、不具合箇所の修繕を依頼したら、
思いのほか手こずって、クルマがまだ戻ってこないんだわさ。
せっかく晴れの日が半月も続いているのに、指をくわえて見ているだけー。
車は11月に買うもんじゃないね。
あらあら、それは大変ですねえ。
まさかやぶオフに間に合わないなんてことはないでしょうね。
昔、行ったときのあの橋のことですか。
あのときはこんなところに橋がって、びっくりしましたけど。
あの橋は確か手すりまで付いた立派なものだったと思いますが、恐らく流されて更新したと思います。
>今日の主目的のひとつが上流のナメ帯を歩くことだったからである。
岩はフリクションが非常に良く、登山靴でも十分に歩くことができる。
ナメの途中で一服。
音もなく滑るように流れ落ちる水を眺めながら、何を考えるでもなく時間が過ぎて行く。
ここは行ったことがないんです。
いいところがあるんですね。
ゲーッ、忘れたんですか?!!
本流を釈迦まで詰めたのに。あの時の思い出があるから11年前に再訪して、今回再々訪したんですよ。
静かなはずの深仙ノ宿が人で埋め尽くされるとは、いったい何事かと思ってしまいますね。
いやホンマ、びっくりしました。
でも無茶苦茶静かでしたよ。よく躾けられてました。
昔、事情がよくわからずに花瀬から入ったときは、無断で中心部を突っ切ってしまったわけで、
教団のかたには失礼ながら、
何か咎められて拉致でもされるんじゃないかと、ドキドキものでした。
どういう性格の教団が知りませんでしたからね。オウム事件の後だったし。
せっかく静かな釈迦ヶ岳のはずだったのに、こうなったらもうダメですね。
犬連れの人も、「なんじゃ、こりゃー」と、びっくりしたでしょうね。
犬もワンワン鳴いてました。
山日和さん、優しいですねえ。
いやー、それほどでも~
この話しを読んだら、
これとは親子逆のパターンで、切迫感もずいぶん違うけど、
昔、ワシが遭遇した谷尻谷事件を思い出してしまいました。
そんなこともありましたねえ。主役は某SHIGEKIさんでしたけど。
さりげなくすっと消えるところなんざぁ、男前の幽霊みたいやねえ。
なんですか、男前の幽霊って。
それは残念ですが、
それよりも、なによりも、今日は徳の貯金がたくさん貯まったことでしょう。
徳の利子で生活するのが夢です。
山日和
いい感じに紅葉してますね。
ワシもそろそろ山へ行きたいのだけど、
10月19日で決め打ち予約していた車検のついでに、不具合箇所の修繕を依頼したら、
思いのほか手こずって、クルマがまだ戻ってこないんだわさ。
せっかく晴れの日が半月も続いているのに、指をくわえて見ているだけー。
車は11月に買うもんじゃないね。
あらあら、それは大変ですねえ。
まさかやぶオフに間に合わないなんてことはないでしょうね。
昔、行ったときのあの橋のことですか。
あのときはこんなところに橋がって、びっくりしましたけど。
あの橋は確か手すりまで付いた立派なものだったと思いますが、恐らく流されて更新したと思います。
>今日の主目的のひとつが上流のナメ帯を歩くことだったからである。
岩はフリクションが非常に良く、登山靴でも十分に歩くことができる。
ナメの途中で一服。
音もなく滑るように流れ落ちる水を眺めながら、何を考えるでもなく時間が過ぎて行く。
ここは行ったことがないんです。
いいところがあるんですね。
ゲーッ、忘れたんですか?!!
本流を釈迦まで詰めたのに。あの時の思い出があるから11年前に再訪して、今回再々訪したんですよ。
静かなはずの深仙ノ宿が人で埋め尽くされるとは、いったい何事かと思ってしまいますね。
いやホンマ、びっくりしました。
でも無茶苦茶静かでしたよ。よく躾けられてました。
昔、事情がよくわからずに花瀬から入ったときは、無断で中心部を突っ切ってしまったわけで、
教団のかたには失礼ながら、
何か咎められて拉致でもされるんじゃないかと、ドキドキものでした。
どういう性格の教団が知りませんでしたからね。オウム事件の後だったし。
せっかく静かな釈迦ヶ岳のはずだったのに、こうなったらもうダメですね。
犬連れの人も、「なんじゃ、こりゃー」と、びっくりしたでしょうね。
犬もワンワン鳴いてました。
山日和さん、優しいですねえ。
いやー、それほどでも~
この話しを読んだら、
これとは親子逆のパターンで、切迫感もずいぶん違うけど、
昔、ワシが遭遇した谷尻谷事件を思い出してしまいました。
そんなこともありましたねえ。主役は某SHIGEKIさんでしたけど。
さりげなくすっと消えるところなんざぁ、男前の幽霊みたいやねえ。
なんですか、男前の幽霊って。
それは残念ですが、
それよりも、なによりも、今日は徳の貯金がたくさん貯まったことでしょう。
徳の利子で生活するのが夢です。
山日和
Re: 【大峰】錦繍の滝川本流から大日岳・釈迦ヶ岳へ
宮指路さん、どうもです。
この山域は」前から憧れていて、行きたい場所の一つですが、昨日は大峰でも外道のようなコースを歩いてしまいました。
外道って、弥山川は王道コースじゃないですか~
キレイな紅葉ですね。
なんとか間に合いました。
紅葉に彩られたナメを歩くのはさぞ気持ちが良かったことでしょう。本日のメインはここですね
そうなんです。これを歩きたかったんですよ~
鎖以外のホールドが全くないというのは空中遊泳のようなものでしょうか?
そりゃ無茶ですわ。足は置けます。鎖にぶら下がった状態ですが。
山の中で変な集団に会うと何となく怖いですね
「変な集団」でないことはわかってるので恐くはないんですけどね。
鈴鹿の釈迦はお馴染みですが大峰の釈迦が岳はまだ未踏です。(>_<)
おー、そうでしたか。四日市からだと登山口まででも遠いですからねえ。
もし下りて来なかったら警察に通報してもスグには動かないと思うので、なすスベがないので困りますね。
寸でのところで間に合って本当に良かったです。
そうなんですよ。夜に動き始めることはまずないですからね。
よかったよかった。
山日和
この山域は」前から憧れていて、行きたい場所の一つですが、昨日は大峰でも外道のようなコースを歩いてしまいました。
外道って、弥山川は王道コースじゃないですか~
キレイな紅葉ですね。
なんとか間に合いました。
紅葉に彩られたナメを歩くのはさぞ気持ちが良かったことでしょう。本日のメインはここですね
そうなんです。これを歩きたかったんですよ~
鎖以外のホールドが全くないというのは空中遊泳のようなものでしょうか?
そりゃ無茶ですわ。足は置けます。鎖にぶら下がった状態ですが。
山の中で変な集団に会うと何となく怖いですね
「変な集団」でないことはわかってるので恐くはないんですけどね。
鈴鹿の釈迦はお馴染みですが大峰の釈迦が岳はまだ未踏です。(>_<)
おー、そうでしたか。四日市からだと登山口まででも遠いですからねえ。
もし下りて来なかったら警察に通報してもスグには動かないと思うので、なすスベがないので困りますね。
寸でのところで間に合って本当に良かったです。
そうなんですよ。夜に動き始めることはまずないですからね。
よかったよかった。
山日和
Re: 【大峰】錦繍の滝川本流から大日岳・釈迦ヶ岳へ
山日和さん こんにちは
あらあら、それは大変ですねえ。
まさかやぶオフに間に合わないなんてことはないでしょうね。
クルマは、やっと11/3の夕方に戻ってきました。
11/4の夕方に出て、きのう久し振りの山に行ってきたので、レポート作成中です。
>>ここは行ったことがないんです。
>>いいところがあるんですね。
ゲーッ、忘れたんですか?!!
本流を釈迦まで詰めたのに。
あの時の思い出があるから11年前に再訪して、今回再々訪したんですよ。
どっひゃーーーーー!
ワシ、あそこ行ってたんですか。
知らなかった。
というか、全然覚えてないぞ。
行ってたんならよかった、よかった。
しかし、覚えてないんだから、行ってないのと同じかな。(>_<)
数年前に、たしかグーさん(SHIGEKIさんやったかな?)のレポのときも、
ワシ、ここは行ってないなあ、行ってみたいなあ……と思いながら読んでました。
と言うか、読んでた気がする。
(このレポの存在はマボロシではないよね?
いま探しても見当たらないので、本当に読んだのか不安になってきたけど。)
以前に行ったときのことは、花瀬の手前から入って教団の中心地を抜けたことと、
釈迦ヶ岳から降りてきて深仙の宿で休憩して、
大古の辻を過ぎて次のピーク(大日岳?)の先の鞍部から支谷を降りて
本流に戻ったところに橋があって、(これで記憶が合ってるのやろか?)
その先、右岸の巻き道を探しながら降りてきた(これはどこかとごっちゃになっているのか?)
そんなことを覚えてる。
よくよく考えれば、本流を遡行して釈迦ヶ岳に行ったんだから、
源頭部のこのナメは通っていてあたりまえですわな。
そういやあ、詰め上がったところにある野外活動の遊園地みたいな場所
(千丈平?)を通ったような覚えもある。
ひょっとして帰り道で、大日岳の行場の鎖も登ってるんかな。
このときかどうかは定かではないが、
どこかで、つるんとした大岩を鎖だけでよじのぼった記憶がかすかにあるんだけど。
ああ、はっきりと思い出せない……
徳の利子で生活するのが夢です。
ほぼゼロ金利の昨今、徳の利子だけでは生活はおろか、
1年間預けても缶コーヒー1本も買えませんよ。
夢見るのは勝手ですけど、徳の元本を取り崩していかないとね。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
あらあら、それは大変ですねえ。
まさかやぶオフに間に合わないなんてことはないでしょうね。
クルマは、やっと11/3の夕方に戻ってきました。
11/4の夕方に出て、きのう久し振りの山に行ってきたので、レポート作成中です。
>>ここは行ったことがないんです。
>>いいところがあるんですね。
ゲーッ、忘れたんですか?!!
本流を釈迦まで詰めたのに。
あの時の思い出があるから11年前に再訪して、今回再々訪したんですよ。
どっひゃーーーーー!
ワシ、あそこ行ってたんですか。
知らなかった。
というか、全然覚えてないぞ。
行ってたんならよかった、よかった。
しかし、覚えてないんだから、行ってないのと同じかな。(>_<)
数年前に、たしかグーさん(SHIGEKIさんやったかな?)のレポのときも、
ワシ、ここは行ってないなあ、行ってみたいなあ……と思いながら読んでました。
と言うか、読んでた気がする。
(このレポの存在はマボロシではないよね?
いま探しても見当たらないので、本当に読んだのか不安になってきたけど。)
以前に行ったときのことは、花瀬の手前から入って教団の中心地を抜けたことと、
釈迦ヶ岳から降りてきて深仙の宿で休憩して、
大古の辻を過ぎて次のピーク(大日岳?)の先の鞍部から支谷を降りて
本流に戻ったところに橋があって、(これで記憶が合ってるのやろか?)
その先、右岸の巻き道を探しながら降りてきた(これはどこかとごっちゃになっているのか?)
そんなことを覚えてる。
よくよく考えれば、本流を遡行して釈迦ヶ岳に行ったんだから、
源頭部のこのナメは通っていてあたりまえですわな。
そういやあ、詰め上がったところにある野外活動の遊園地みたいな場所
(千丈平?)を通ったような覚えもある。
ひょっとして帰り道で、大日岳の行場の鎖も登ってるんかな。
このときかどうかは定かではないが、
どこかで、つるんとした大岩を鎖だけでよじのぼった記憶がかすかにあるんだけど。
ああ、はっきりと思い出せない……
徳の利子で生活するのが夢です。
ほぼゼロ金利の昨今、徳の利子だけでは生活はおろか、
1年間預けても缶コーヒー1本も買えませんよ。
夢見るのは勝手ですけど、徳の元本を取り崩していかないとね。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【大峰】錦繍の滝川本流から大日岳・釈迦ヶ岳へ
洞吹さん、再びどうもです。
クルマは、やっと11/3の夕方に戻ってきました。
11/4の夕方に出て、きのう久し振りの山に行ってきたので、レポート作成中です。
おー、それはよかった。
どっひゃーーーーー!
ワシ、あそこ行ってたんですか。
知らなかった。
というか、全然覚えてないぞ。
行ってたんならよかった、よかった。
しかし、覚えてないんだから、行ってないのと同じかな。(>_<)
・・・・・・・
以前に行ったときのことは、花瀬の手前から入って教団の中心地を抜けたことと、
釈迦ヶ岳から降りてきて深仙の宿で休憩して、
大古の辻を過ぎて次のピーク(大日岳?)の先の鞍部から支谷を降りて
本流に戻ったところに橋があって、(これで記憶が合ってるのやろか?)
その先、右岸の巻き道を探しながら降りてきた(これはどこかとごっちゃになっているのか?)
そんなことを覚えてる。
ふむふむ、この辺はちゃんと?覚えてますな。
太古ノ辻の次のピークは蘇獏岳ですね。その西尾根を少し進んでから左の広い谷へ下りました。
ここも何にもない歩きやすい谷でした。
橋はだいぶ下流へ歩いてからです。
橋を渡ってからしばらくは河岸段丘の道でしたが、下の方では大きく右へ回り込んでいたのを覚えています。
よくよく考えれば、本流を遡行して釈迦ヶ岳に行ったんだから、
源頭部のこのナメは通っていてあたりまえですわな。
そういやあ、詰め上がったところにある野外活動の遊園地みたいな場所
(千丈平?)を通ったような覚えもある。
そりゃそうでしょう~
千丈平の王様の椅子は忘れました?
ひょっとして帰り道で、大日岳の行場の鎖も登ってるんかな。
このときかどうかは定かではないが、
どこかで、つるんとした大岩を鎖だけでよじのぼった記憶がかすかにあるんだけど。
ああ、はっきりと思い出せない……
もちろん登りましたよ。
>徳の利子で生活するのが夢です。
ほぼゼロ金利の昨今、徳の利子だけでは生活はおろか、
1年間預けても缶コーヒー1本も買えませんよ。
夢見るのは勝手ですけど、徳の元本を取り崩していかないとね。
ああ、徳の利息も0.01%ぐらいではどうにもなりませんね。
虎の子の徳をハイリスク・ハイリターンのファンドにでも投資するか
山日和
クルマは、やっと11/3の夕方に戻ってきました。
11/4の夕方に出て、きのう久し振りの山に行ってきたので、レポート作成中です。
おー、それはよかった。
どっひゃーーーーー!
ワシ、あそこ行ってたんですか。
知らなかった。
というか、全然覚えてないぞ。
行ってたんならよかった、よかった。
しかし、覚えてないんだから、行ってないのと同じかな。(>_<)
・・・・・・・
以前に行ったときのことは、花瀬の手前から入って教団の中心地を抜けたことと、
釈迦ヶ岳から降りてきて深仙の宿で休憩して、
大古の辻を過ぎて次のピーク(大日岳?)の先の鞍部から支谷を降りて
本流に戻ったところに橋があって、(これで記憶が合ってるのやろか?)
その先、右岸の巻き道を探しながら降りてきた(これはどこかとごっちゃになっているのか?)
そんなことを覚えてる。
ふむふむ、この辺はちゃんと?覚えてますな。
太古ノ辻の次のピークは蘇獏岳ですね。その西尾根を少し進んでから左の広い谷へ下りました。
ここも何にもない歩きやすい谷でした。
橋はだいぶ下流へ歩いてからです。
橋を渡ってからしばらくは河岸段丘の道でしたが、下の方では大きく右へ回り込んでいたのを覚えています。
よくよく考えれば、本流を遡行して釈迦ヶ岳に行ったんだから、
源頭部のこのナメは通っていてあたりまえですわな。
そういやあ、詰め上がったところにある野外活動の遊園地みたいな場所
(千丈平?)を通ったような覚えもある。
そりゃそうでしょう~
千丈平の王様の椅子は忘れました?
ひょっとして帰り道で、大日岳の行場の鎖も登ってるんかな。
このときかどうかは定かではないが、
どこかで、つるんとした大岩を鎖だけでよじのぼった記憶がかすかにあるんだけど。
ああ、はっきりと思い出せない……
もちろん登りましたよ。
>徳の利子で生活するのが夢です。
ほぼゼロ金利の昨今、徳の利子だけでは生活はおろか、
1年間預けても缶コーヒー1本も買えませんよ。
夢見るのは勝手ですけど、徳の元本を取り崩していかないとね。
ああ、徳の利息も0.01%ぐらいではどうにもなりませんね。
虎の子の徳をハイリスク・ハイリターンのファンドにでも投資するか
山日和