【鈴鹿】骨折したまま、鎌尾根と雲母峰

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副館長
記事: 240
登録日時: 2013年2月11日(月) 16:26

【鈴鹿】骨折したまま、鎌尾根と雲母峰

投稿記事 by 副館長 »

【 日 付 】2018年10月20日(土)
【 山 域 】鈴鹿
【メンバー】単独
【 天 候 】概ね曇り
【 ルート 】7:30宮妻駐車場→8:06登山道に入る→8:50水沢峠→9:10水沢岳→10:38~58鎌ヶ岳(ランチ)→12:16P791→12:41雲母峰→13:45林道出合→14:35宮妻駐車場

家の階段で遭難して、足の小指を骨折して1か月。レントゲンを見ると、まだ折れたままだけど、仕事もプライベートも予定のない休日が勿体ないので、骨折後初の山に行くことにした。

毎週土曜日に行っている整形外科には金曜日の夜に。「来週には装具を外しましょう」と言われた。装具なんて靴も履けないので、医者に行くとき以外はつけていない。
装具を着けたところ
装具を着けたところ
行ったのは鈴鹿山脈の鎌尾根から雲母峰までの縦走。実は雲母峰には登ったことがない。足の調子が悪くなれば、カズラ谷からエスケープすればいい。そんな登山なので、当然1人。

前日に聞いた天気予報は晴れだったが、山に向かう車中のラジオでは、寒気の影響で不安定な天気とか。車のウィンドウに小雨もかかる。どんよりしていた。

駐車場には数台の車があったが、登山者が少ない。歩き始めると、鹿には出会ったが、水沢岳を過ぎてしばらく行くまで、誰にも出会わなかった。
鹿さん、こんにちは
鹿さん、こんにちは
曇っていて暗い。年を取ったせいか、暗いところは見にくくて苦手だ。それでも、天気は少しずつ良くなってきた。しかし稜線上は風が強い。

鎌尾根は、子どもの頃は親から「鈴鹿山脈の稜線では屈指の難所」と聞いていた。高校生の頃、心して通ってみるとそれ程でもないと思ったが、最近歩くと、全然である。ザレ場は「きのこ岩」という札が立ったところぐらい。難所だったキレットは巻いている。昔から巻き道はあったが、あんなに大きく巻いていなかった。岩の横をトラバースしたという記憶だ。
ザレ場「きのこ岩」
ザレ場「きのこ岩」
真ん中のピークの岩場が「キレット」だと思う
真ん中のピークの岩場が「キレット」だと思う
鎌ヶ岳に着くと、頂上には、どこから湧いてきたのか人がたくさん。昼食を済ませて、さあ、下山するか雲母峰に行くか。迷ったまま歩き出し、分岐ではまだ時間もあるし、あまり考えず雲母峰へのルートを取った。骨折している足の具合が悪くない証拠である。
頂上から雲母峰を望む
頂上から雲母峰を望む
少し行くと、鎌尾根の「きのこ岩」のようなザレ場に出た。踏み跡らしきところを歩いたが、何となく尾根を外れていくような。地図を見るとやっぱり違う。登り返し、15分ぐらいタイムロスした。
雲母峰までは思ったよりも遠く、鎌尾根よりも長い印象だ。途中ではまた、誰にも会わなかった。雲母峰は穏やかな山だが展望はない。子供の頃、父親からは「明確な登山道はない」と聞いていたが、今では道はあるものの、人気がないのは納得できる。それでも、鈴鹿山脈の未踏峰を一つ制覇することができた。
雲母峰頂上
雲母峰頂上
雲母峰からは南東方向、水沢方面に下山する。頂上からの下山口は、地理院地図とは違い、東峰(Ⅲ峰だったかな?)から南に延びる尾根上に道が付いている。私は地理院地図のルートを探して歩いたが、ないので尾根に登り返した。途中から植林帯に出て、つづら折れ道を淡々と下る。舗装された林道に出て長いロード。集落まで下り、今度は宮妻峡まで登り返した。宮妻峡では猿がお出迎えしてくれた。

骨折には(レントゲンを見てみないと分からないが)影響なかったと思うものの、久しぶりの山で、翌日、少し筋肉痛になった。
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【鈴鹿】骨折したまま、鎌尾根と雲母峰

投稿記事 by 宮指路 »

副館長さん、こんばんは

登山慣れしていない友人とこの翌日にカズラ谷コースから鎌ヶ岳に登りました。
【 ルート 】7:30宮妻駐車場→8:06登山道に入る→8:50水沢峠→9:10水沢岳→10:38~58鎌ヶ岳(ランチ)→12:16P791→12:41雲母峰→13:45林道出合→14:35宮妻駐車場
足の指を骨折しているのにこの速さは何と言って良いやら
家の階段で遭難して、足の小指を骨折して1か月。レントゲンを見ると、まだ折れたままだけど、仕事もプライベートも予定のない休日が勿体ないので、骨折後初の山に行くことにした。
どんなシュチュエーションだったのでしょうか?
骨折後に登山に行くなんて信じられません
私は公園の階段で足を踏み外して、腓骨を骨折して翌日の登山は中止しました。
鎌尾根は、子どもの頃は親から「鈴鹿山脈の稜線では屈指の難所」と聞いていた。高校生の頃、心して通ってみるとそれ程でもないと思ったが、最近歩くと、全然である。ザレ場は「きのこ岩」という札が立ったところぐらい。難所だったキレットは巻いている。昔から巻き道はあったが、あんなに大きく巻いていなかった。岩の横をトラバースしたという記憶だ。
初めて冬場に鎌尾根を通った時に他の登山者はピッケルにヘルメットをしていたので驚きましたが、尾根の最後の急な下りは凍っていてちょっとビビリました。
鎌ヶ岳に着くと、頂上には、どこから湧いてきたのか人がたくさん。昼食を済ませて、さあ、下山するか雲母峰に行くか。迷ったまま歩き出し、分岐ではまだ時間もあるし、あまり考えず雲母峰へのルートを取った。骨折している足の具合が悪くない証拠である。
私も帰りは雲母峰まで考えていましたが、友人が足が痛いとのことでやむなくピストン(-_-;)
雲母峰からは南東方向、水沢方面に下山する。頂上からの下山口は、地理院地図とは違い、東峰(Ⅲ峰だったかな?)から南に延びる尾根上に道が付いている。私は地理院地図のルートを探して歩いたが、ないので尾根に登り返した。途中から植林帯に出て、つづら折れ道を淡々と下る。舗装された林道に出て長いロード。集落まで下り、今度は宮妻峡まで登り返した。宮妻峡では猿がお出迎えしてくれた。
実は雲母峰Ⅱ峰から宮妻峡までヤブ道を下ったことがあります。途中から登山道を右に外れて、尾根に乗って、植林帯に入るのですが最後の最後で道路に出る地点を誤ると金網に掛かった猿になります。

                                                                               宮指路
副館長
記事: 240
登録日時: 2013年2月11日(月) 16:26

Re: 【鈴鹿】骨折したまま、鎌尾根と雲母峰

投稿記事 by 副館長 »

宮指路さん、おはようございます。レスありがとうございます。
登山慣れしていない友人とこの翌日にカズラ谷コースから鎌ヶ岳に登りました。
翌日は素晴らしい天気でしたでしょう。仕事がなければ私も連続で山に行きたかったです。
足の指を骨折しているのにこの速さは何と言って良いやら
ひとりだと、休憩を取っても話し相手もいないので、速くなってしまいます。

どんなシュチュエーションだったのでしょうか?
骨折後に登山に行くなんて信じられません
私は公園の階段で足を踏み外して、腓骨を骨折して翌日の登山は中止しました。
家の階段を下る途中で忘れ物に気づいて上りに切り替えたところ、段を踏み外し、小指が曲がった状態で足をついてしまいました。
私も翌日、山に行く予定の日だったので、念のために医者に行ったら骨折が判明しました。
さすがに翌日の山は中止しましたよ。
初めて冬場に鎌尾根を通った時に他の登山者はピッケルにヘルメットをしていたので驚きましたが、尾根の最後の急な下りは凍っていてちょっとビビリました。
捕まるところがないところで、足元が凍っていたらこわいですね。
私も帰りは雲母峰まで考えていましたが、友人が足が痛いとのことでやむなくピストン(-_-;)
雲母峰は、下りてからのロードが余計ですね。宮妻からの良いルートがあればもっと行く人が増えると思うのですが。
実は雲母峰Ⅱ峰から宮妻峡までヤブ道を下ったことがあります。途中から登山道を右に外れて、尾根に乗って、植林帯に入るのですが最後の最後で道路に出る地点を誤ると金網に掛かった猿になります。
骨折がなければ、道なき尾根を下りてみようかなと思いましたが、やっぱり心配で冒険しませんでした。P791から尾根を下りられるようですね。

また、お会いしましょう    副館長
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