【石槌山系】 平家平、冠山再々訪 一度あることは(18.10.14)

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kando1945
記事: 402
登録日時: 2013年1月02日(水) 09:28

【石槌山系】 平家平、冠山再々訪 一度あることは(18.10.14)

投稿記事 by kando1945 »

 【 日 付 】2018.10.14
【 山 域 】石槌山系 
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れのち曇り
【 ルート 】大永山TN4:48ー5:05住友フォレストー7:23稜線ー7:52平家平ー8:01冠山ー10:05一の谷道分岐ー10:26ちち山別れー12:29大永山TN
今回のルート
今回のルート
  10月8日の冠山南尾根の挑戦は散々な目にあい敗退しました。もうあきらめていましたが週間予報が曇りの予報から次第にいい方へ変わり、土日は晴れマーク一色になりました。金曜日の夜どうしようか迷い決心がつかないまま寝ましたが、土曜日の朝目が覚めると一気に決行の決心がつきました。もう寒諷大座礼林道はこりごりなので、5月5日に行った愛媛側の住友フォレストから周回します。いつもなら金曜日の夜には準備が全て済んでいるのですが今回は全く手つかずで、急いで準備をはじめ、仕事を終えた昼過ぎに食料を調達して3時半過ぎに出発します。もう高速代節約など言ってられません。池田ICから入り、入野PAで夕食、トイレを済ませ、新居浜ICで出て大永山TNに向かいます。夜8時前に駐車地に着き、寝る準備をしてすぐに就寝します。車外気温は8度となっておりかなり寒いので翌日の服装に悩みました。
  2時半ごろ寒さで目が覚めました。小用を済ませて保温ジャケットを着てシュラフに入ると暖かくなりましたが、もうなかなか寝付けません。うだうだしながら結局4時には起きて朝食を取りゆっくり準備をします。5時に出発するつもりでしたが時間をつぶせず、4:48に出発します。

 4:48大永山TNをヘッデンをつけて出発、県道47を下ります。フォレストの入り口のもっと下に登山者用の駐車スペースがありますが、疲れた帰りにはできるだけ歩きたくないので、下山口の大永山TNの近くに車を置きたいのです。フォレストの敷地を抜け、獣柵の門を通り、川沿いに折り返すと最初の橋があります。山道をしばらく歩くと二つ目の橋があります。この橋の対岸に谷道と巡視路の尾根道の分岐があります。前回は谷道を行きましたので、今回は尾根道を急に行きたくなりました。そのためこの尾根道と谷道について地図でもう一度確認することをしてこなかったためこの後えらい目にあいます。
  5:42最初の鉄塔に登りつきました。この尾根道はかなりの急登で、展望もないので谷道を登ったほうがいいです。前回は谷道でしたのでこの鉄塔は初めてです。途中でかすかな鈴の音がしましたが誰とも会いませんでした。気のせいではなく明らかな現実でした。後で考えると、フォレスト近くで車泊した人がすぐ後にきて谷道を登って行ったのではないかと思います。
 5:48分岐に来ました。私の記憶では谷道は尾根で合流し、しばらく先で尾根から離れて谷へ降りて行くでした。従ってここで谷道が合流したのでここは直進、細尾根を登って行くものと思いました。(後で地図を確認すると全くの記憶違いで、尾根から離れて谷へ降りて行きそこで谷道と合流するのでした。だからここを左へ降りて行かなければいけなかったのです。)また尾根沿いにはそれなりの踏み跡があったので何の疑いもなく尾根を登って行ってしまいました。

間違えた分岐
間違えた分岐
 細尾根にはそれなりの踏み跡があり、まだ暗くて周りが確認できなかったので登り続け、かなり登ってきた段階でどうも道を間違っているようだと分かりました。左の東の方はっきりした尾根が見え、あっちの尾根に登山道があるだろうなと思いましたが、どうせこの尾根を登って行けばいずれ稜線の登山道へ登りつくだろうと安直に考えました。
 しばらくすると笹も増えてきて、尾根も広がって方向が定めにくくなり、踏み跡もはっきりしなくなり、ちょっと心配になってきました。向こうの尾根に登山道はあるはずだから左、東へトラバースして来ると間にある大きな深い谷の左岸に来ました。この谷を登山道が横切っているはずだから道が目視できれば、急斜面ですが木につかまれば下りられそうなので探しますが見当たりません。かなり登ってきているので登山道が谷を横切るのはかなり下のようです。谷へ降りて迷ってうろうろするのは危険だし、迷ったら尾根を登れという格言もあるし、もう稜線まで直登するしかないと覚悟を決めました。(後で地図を確認するとこの谷の下の方、登山道が谷を横切るところより上に崖があるので降りなくてよかったです。)

左手に見えた深い谷の縁
左手に見えた深い谷の縁
  覚悟を決めたとはいえもう踏み跡もなく、笹も背丈は低いとはいえ密になってきたので一歩一歩の腿への負担がきついのなんの、冠山南尾根の時以上の疲れが出てきました。しかし登るしかありません。辛抱。辛抱と唱えつつ這い上がります。上を見上げるとやっとのことで稜線らしき雰囲気が出てきました。しかし、急傾斜なのでまっすぐは無理、左斜め上へトラバース気味に登って行きます。
やっと稜線が見えてきた
やっと稜線が見えてきた
 7:23 青息吐息の状態で稜線の登山道へ登りつきました。平家平方面を見、登山道の稜線分岐方向を見ると、どうやら平家平と巡視路分岐の中間あたりへ登りついたようです。ホッとすると同時に疲れもドッと来ます。もうちち山へ行くのは無理、それどころかちち山別れに登れるかどうか心配になるほどです。
  7:52平家平頂上。見回すと西赤石山は雲の中、笹ヶ峰方面ちち山は見えていますが笹ヶ峰はガスの中、北の瀬戸内海方面で雲が沸き立ち、次から次へと南へ流れてきて、県境稜線の峰々は時間とともに雲に覆われそうです。高知側はまだ青空が見えていますが間もなく展望はなくなりそうで、またも天気予報に裏切られました。気分はすっかり落ち込みました。当然疲れた足の重さも倍増です。それでも雲の切れ間のチャンスに写真を撮るしかありません。
笹ヶ峰方面
笹ヶ峰方面
 9:01冠山頂上到着。振り返ると平家平にもガスがかかるようになってきました。冠山までは地図ではなだらかのように見えますが、小さなアップダウンがありちょっとした登りでも疲れた足では速度がガクンと落ちます。頂上近くの紅葉はもう時間がたっているのでくすんでいました。もっと標高の低いところの紅葉がいいのではないかと期待していましたが、台風の強い風で葉が痛み枯れてくすんだ色がのものが多かったです。早々に先へ急ぎます。 
冠山の紅葉もう終わり
冠山の紅葉もう終わり
  10:05一の谷道分岐に到着。この先へちち山別れへの最後の登りです。ちち山は諦めればいいですがちち山別れまでは登らないと帰れません。一歩一歩数えながらひたすら足を前へだすだけです。 
ちち山別れへの登り
ちち山別れへの登り
 10:26ちち山別れに到着。丁度大永山TNから登ってきた同世代の3人組がちち山へ向かって出発しました。ちち山別れでちち山方面を見ると真っ白けですが、晴れていてもとても行けるような体調ではありません。
 獅子舞の鼻へ向けて急な笹の斜面を降りて行きますが、笹で地面が見えないので時々掘れた凹みに落ち込み、足がガックンとなり膝を傷めないか心配で、慎重にならざるを得ませんでした。
ちち山別れからの下り
ちち山別れからの下り
  12:29やっとこさ駐車地へ帰り着きました。連続で天気予報に裏切られ、予想外の笹薮の急斜面で体力を消耗し予定通りにならず、ガスにより展望も得られないというアンラッキーな山歩きとなりました。ただやぶこぎらしいレポになったとすればよかったというべきでしょうか。
アバター
山日和
記事: 3573
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【石槌山系】 平家平、冠山再々訪 一度あることは(18.10.14)

投稿記事 by 山日和 »

kandoさん、こんにちは。

10月8日の冠山南尾根の挑戦は散々な目にあい敗退しました。もうあきらめていましたが週間予報が曇りの予報から次第にいい方へ変わり、土日は晴れマーク一色になりました。金曜日の夜どうしようか迷い決心がつかないまま寝ましたが、土曜日の朝目が覚めると一気に決行の決心がつきました。

2週連続の四国遠征とは恐れ入りました。すごい気力ですねえ。私、四国の山は剣山しか登ったことありません。 :shock:

池田ICから入り、入野PAで夕食、トイレを済ませ、新居浜ICで出て大永山TNに向かいます。夜8時前に駐車地に着き、寝る準備をしてすぐに就寝します。

さすがに遠征では車中泊なんですね。

前回は谷道を行きましたので、今回は尾根道を急に行きたくなりました。そのためこの尾根道と谷道について地図でもう一度確認することをしてこなかったためこの後えらい目にあいます。

その場の思い付きで予定変更するとよく陥りがちなケースですね。

細尾根にはそれなりの踏み跡があり、まだ暗くて周りが確認できなかったので登り続け、かなり登ってきた段階でどうも道を間違っているようだと分かりました。左の東の方はっきりした尾根が見え、あっちの尾根に登山道があるだろうなと思いましたが、どうせこの尾根を登って行けばいずれ稜線の登山道へ登りつくだろうと安直に考えました。
 しばらくすると笹も増えてきて、尾根も広がって方向が定めにくくなり、踏み跡もはっきりしなくなり、ちょっと心配になってきました。

なるほど。でも歩けないほどの状況でなければ尾根は必ず収束するので前進する方が良かったかもですね。

かなり登ってきているので登山道が谷を横切るのはかなり下のようです。谷へ降りて迷ってうろうろするのは危険だし、迷ったら尾根を登れという格言もあるし、もう稜線まで直登するしかないと覚悟を決めました。(後で地図を確認するとこの谷の下の方、登山道が谷を横切るところより上に崖があるので降りなくてよかったです。)

それはよかった。下手に下りたら滝にぶつかって万事休すというのはよくある話です。

辛抱。辛抱と唱えつつ這い上がります。上を見上げるとやっとのことで稜線らしき雰囲気が出てきました。しかし、急傾斜なのでまっすぐは無理、左斜め上へトラバース気味に登って行きます。

ガンバレガンバレ!! :D

7:52平家平頂上。見回すと西赤石山は雲の中、笹ヶ峰方面ちち山は見えていますが笹ヶ峰はガスの中、北の瀬戸内海方面で雲が沸き立ち、次から次へと南へ流れてきて、県境稜線の峰々は時間とともに雲に覆われそうです。高知側はまだ青空が見えていますが間もなく展望はなくなりそうで、またも天気予報に裏切られました。気分はすっかり落ち込みました。当然疲れた足の重さも倍増です。それでも雲の切れ間のチャンスに写真を撮るしかありません。

せっかく晴天のつもりで遠くまで来たのにガックリですよね。
まあ、これもよくある話ですが。 :mrgreen:

9:01冠山頂上到着。振り返ると平家平にもガスがかかるようになってきました。冠山までは地図ではなだらかのように見えますが、小さなアップダウンがありちょっとした登りでも疲れた足では速度がガクンと落ちます。

このあたりの山は全然知らないので想像するしかないのですが、緩やかな草原の稜線という感じじゃないんですか?

10:26ちち山別れに到着。

ちち山って名前がいいですね。ピークが2つ並んでるんでしょうか? :mrgreen:

12:29やっとこさ駐車地へ帰り着きました。連続で天気予報に裏切られ、予想外の笹薮の急斜面で体力を消耗し予定通りにならず、ガスにより展望も得られないというアンラッキーな山歩きとなりました。ただやぶこぎらしいレポになったとすればよかったというべきでしょうか。

お疲れさまでした。やぶこぎらしいレポになりましたが、登山道を歩きに行ったんですよね? :lol:

                 山日和















kando1945
記事: 402
登録日時: 2013年1月02日(水) 09:28

Re: 【石槌山系】 平家平、冠山再々訪 一度あることは(18.10.14)

投稿記事 by kando1945 »

山日和 さん、こんばんは。コメントありがとうございます。

2週連続の四国遠征とは恐れ入りました。すごい気力ですねえ。

ありがとうございます。9月はなかなか気合が入らなかったので、今月は頑張ってみました。 :lol:

さすがに遠征では車中泊なんですね。

この距離はさすがに現地泊でないと持ちません。

その場の思い付きで予定変更するとよく陥りがちなケースですね。

直前にじたばたするな、山日和さんの忠告がなかなか身に着きません。 :mrgreen:

なるほど。でも歩けないほどの状況でなければ尾根は必ず収束するので前進する方が良かったかもですね。

稜線近くの笹が8日の冠山南尾根の時のようでしたら、登山道へ登り着いたらそのまま下山だったかもです。

それはよかった。下手に下りたら滝にぶつかって万事休すというのはよくある話です。

後で地図を見て確認して格言の正しさを再認識しました。

辛抱。辛抱と唱えつつ這い上がります。上を見上げるとやっとのことで稜線らしき雰囲気が出てきました。しかし、急傾斜なのでまっすぐは無理、左斜め上へトラバース気味に登って行きます。

ガンバレガンバレ!! :D

なんか小学校の運動会で父兄にに応援されているような。 :mrgreen:

せっかく晴天のつもりで遠くまで来たのにガックリですよね。まあ、これもよくある話ですが。 :mrgreen:

あまり期待せずに登ったほうがいいと何回も忠告されていますが、何か期待するものがないと登りの辛さに堪えられません。

このあたりの山は全然知らないので想像するしかないのですが、緩やかな草原の稜線という感じじゃないんですか?

水平のところはいいのですが、坂になったところでは(急なほど)登山道を水が流れてとことどころ掘れた凹みができ
それが笹で見えないので同じ高さと思いうっかり踏み出すと落とし穴に嵌る感じになります。


ちち山って名前がいいですね。ピークが2つ並んでるんでしょうか? :mrgreen:

ご想像の通り「乳山」とも書くそうですが、西の笹ヶ峰を「母山」とし、それに対する「父山」だそうです。 :mrgreen:

お疲れさまでした。やぶこぎらしいレポになりましたが、登山道を歩きに行ったんですよね? :lol:

やぶこぎらしいレポということで許してちょ~~だい! :lol:                














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アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【石槌山系】 平家平、冠山再々訪 一度あることは(18.10.14)

投稿記事 by 柳川洞吹 »

kando1945さん こんばんは

  【 天 候 】晴れのち曇り
  もうあきらめていましたが週間予報が曇りの予報から次第にいい方へ変わり、
  土日は晴れマーク一色になりました。


今度はいい天気だったんですね。 ;)

  金曜日の夜どうしようか迷い決心がつかないまま寝ましたが、
  土曜日の朝目が覚めると一気に決行の決心がつきました。
  いつもなら金曜日の夜には準備が全て済んでいるのですが今回は全く手つかずで、
  急いで準備をはじめ、仕事を終えた昼過ぎに食料を調達して3時半過ぎに出発します。


準備もしておらず、気持ちもフニャーッとしていると、
なかなか準備にとりかかれずグズグズしてしまいますけど、
心がビシッと決まると一気に準備にとりかかれます。

  もう高速代節約など言ってられません。
  池田ICから入り、入野PAで夕食、トイレを済ませ、
  新居浜ICで出て大永山TNに向かいます。
  夜8時前に駐車地に着き、寝る準備をしてすぐに就寝します。


今回は走り慣れたルートに戻りましたね。
でも、いつもの入野PAで仮眠じゃなくて、大永山TNまで行ってから寝るんだ。

  フォレストの敷地を抜け、獣柵の門を通り、川沿いに折り返すと最初の橋があります。
  山道をしばらく歩くと二つ目の橋があります。
  この橋の対岸に谷道と巡視路の尾根道の分岐があります。


ワシもそのうち行ってみたいな、と思うので。φ(..)メモメモ

  前回は谷道を行きましたので、今回は尾根道を急に行きたくなりました。
  そのためこの尾根道と谷道について
  地図でもう一度確認することをしてこなかったためこの後えらい目にあいます。


えっ、またですか。(@_@;)

  5:48分岐に来ました。
  私の記憶では谷道は尾根で合流し、しばらく先で尾根から離れて谷へ降りて行くでした。
  従ってここで谷道が合流したのでここは直進、細尾根を登って行くものと思いました。
  (後で地図を確認すると全くの記憶違いで、
  尾根から離れて谷へ降りて行きそこで谷道と合流するのでした。
  だからここを左へ降りて行かなければいけなかったのです。)


地形図の小径を見たら、ちゃんとそうなってますもんね。
思い込みって怖いですねえ。怖いですねえ。(淀川長治ふうに)

  細尾根にはそれなりの踏み跡があり、
  まだ暗くて周りが確認できなかったので登り続け、
  かなり登ってきた段階でどうも道を間違っているようだと分かりました。


ここらへんでルートを誤っていることに気がついたんですね。

  どうせこの尾根を登って行けばいずれ稜線の登山道へ登りつくだろうと
  安直に考えました。


方角的にはそのとおりなんですけど。

  しばらくすると笹も増えてきて、尾根も広がって方向が定めにくくなり、
  踏み跡もはっきりしなくなり、ちょっと心配になってきました。
  向こうの尾根に登山道はあるはずだから左、
  東へトラバースして来ると間にある大きな深い谷の左岸に来ました。
  道が目視できれば、
  急斜面ですが木につかまれば下りられそうなので探しますが見当たりません。
  谷へ降りて迷ってうろうろするのは危険だし、
  迷ったら尾根を登れという格言もあるし、


なんだか迷走を始めてしまいそうですね。
道に迷ったら谷を下ってはいけない……というのは、96%正しいと思います。

  もう稜線まで直登するしかないと覚悟を決めました。

「道に迷ったら、分かっているところまで戻る。」という選択肢もありますが、
この時は……?

  後で地図を確認するとこの谷の下の方、
  登山道が谷を横切るところより上に崖があるので降りなくてよかったです。


??? 単純な疑問なんですが、kandoさん、現地で行動中に、
常時、地形図で自分の現在位置確認をしないのですか?
というか、してないからこうなっちゃったんでしょうね。 :mrgreen:

  覚悟を決めたとはいえもう踏み跡もなく、
  笹も背丈は低いとはいえ密になってきたので一歩一歩の腿への負担がきついのなんの、
  冠山南尾根の時以上の疲れが出てきました。
  しかし登るしかありません。辛抱。辛抱と唱えつつ這い上がります。
  7:23 青息吐息の状態で稜線の登山道へ登りつきました。


なんとか稜線に辿りつきましたね。
これで一安心かも。

  7:52平家平頂上。
  見回すと西赤石山は雲の中、笹ヶ峰方面ちち山は見えていますが笹ヶ峰はガスの中、
  北の瀬戸内海方面で雲が沸き立ち、次から次へと南へ流れてきて、
  県境稜線の峰々は時間とともに雲に覆われそうです。
  高知側はまだ青空が見えていますが間もなく展望はなくなりそうで、
  またも天気予報に裏切られました。気分はすっかり落ち込みました。


「えーっ、なんじゃこりゃ!」ですね。
山の天気は変わりやすいものだけど、
またしても、踏んだり蹴ったりの山旅ですがな。(>_<)

  9:01冠山頂上到着。
  頂上近くの紅葉はもう時間がたっているのでくすんでいました。


前回のレポートにきれいな「冠山の紅葉」の写真がありましたが、
あれからわずか一週間なのに、もうこんな冬枯れの色に変わってしまったんですね。
同じ場所とは思えないような変わりよう。

  10:26ちち山別れに到着。
  ちち山別れでちち山方面を見ると真っ白けですが、
  晴れていてもとても行けるような体調ではありません。


ずいぶんお疲れのようで。

  12:29やっとこさ駐車地へ帰り着きました。
  連続で天気予報に裏切られ、予想外の笹薮の急斜面で体力を消耗し予定通りにならず、
  ガスにより展望も得られないというアンラッキーな山歩きとなりました。
  ただやぶこぎらしいレポになったとすればよかったというべきでしょうか。


お疲れさまでした。
降りてきてもまだ12時半ですね。
あれ? お昼ご飯はどこで食べたんですか? :lol:

よい山旅を!
             洞吹(どうすい)
kando1945
記事: 402
登録日時: 2013年1月02日(水) 09:28

Re: 【石槌山系】 平家平、冠山再々訪 一度あることは(18.10.14)

投稿記事 by kando1945 »

洞吹 さん こんばんは.またまたコメントありがとうございます。

準備もしておらず、気持ちもフニャーッとしていると、
なかなか準備にとりかかれずグズグズしてしまいますけど、
心がビシッと決まると一気に準備にとりかかれます。

目的がはっきりしないとなかなか準備に取り掛かれません。

今回は走り慣れたルートに戻りましたね。
でも、いつもの入野PAで仮眠じゃなくて、大永山TNまで行ってから寝るんだ。

いつも登山口で寝るのか、トイレなどがある道の駅やSA,PAで寝てから登山口へ走るかで迷います。
今回は北側からで登りは日陰になりますので暗いうちに登ろうと思い登山口で寝ました。


ワシもそのうち行ってみたいな、と思うので。φ(..)メモメモ

行かれるなら5月の連休のころのアケボノツツジ、10月上旬の紅葉の頃がいいかと。

  5:48分岐に来ました。
  私の記憶では谷道は尾根で合流し、しばらく先で尾根から離れて谷へ降りて行くでした。
  従ってここで谷道が合流したのでここは直進、細尾根を登って行くものと思いました。
  (後で地図を確認すると全くの記憶違いで、
  尾根から離れて谷へ降りて行きそこで谷道と合流するのでした。
  だからここを左へ降りて行かなければいけなかったのです。)


地形図の小径を見たら、ちゃんとそうなってますもんね。思い込みって怖いですねえ。怖いですねえ。(淀川長治ふうに)

5月に行ったばかりでなんの問題もなかったので完全になめてました。
いつもなら前の地図もしっかり見直して確認するはずなのですが怠りました。
:oops:

なんだか迷走を始めてしまいそうですね。
道に迷ったら谷を下ってはいけない……というのは、96%正しいと思います。

お~さすがに和尚様、100%と断言されないところが素晴らしです。

「道に迷ったら、分かっているところまで戻る。」という選択肢もありますが、
この時は……?

感覚的にはかなり登ってしまっているようで、しかもかなりの急登でしたので下る気にはなれませんでした。

??? 単純な疑問なんですが、kandoさん、現地で行動中に、
常時、地形図で自分の現在位置確認をしないのですか?
というか、してないからこうなっちゃったんでしょうね。 :mrgreen:

いつもならA3にプリントアウトした地図を持っていくのですが、歩いたばかりでとりあえず持っていくだけなので
A4に印刷したものを入れておきました。ところが老眼鏡を持ってきていなかったのです。
:mrgreen:

なんとか稜線に辿りつきましたね。これで一安心かも。

本当に登山道というのはありがたいですね。心底ほっとします。
また歩きやすさが全く違います。


「えーっ、なんじゃこりゃ!」ですね。
山の天気は変わりやすいものだけど、
またしても、踏んだり蹴ったりの山旅ですがな。(>_<)

この日は完ぺきに青空のはずでしたから。しかもこんな苦労した後なのにガスが出てくるとは。 :oops:

前回のレポートにきれいな「冠山の紅葉」の写真がありましたが、
あれからわずか一週間なのに、もうこんな冬枯れの色に変わってしまったんですね。
同じ場所とは思えないような変わりよう。

紅葉だけでなく人も同じ。容色の衰えは早いです。 :mrgreen:

お疲れさまでした。
降りてきてもまだ12時半ですね。
あれ? お昼ご飯はどこで食べたんですか? :lol:

エネルギーの補給なしには歩けません。冠山で済ませました。 :lol:
雨子庵
記事: 491
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
お住まい: 名古屋(ときどき青田(飯高))

Re: 【石槌山系】 平家平、冠山再々訪 一度あることは(18.10.14)

投稿記事 by 雨子庵 »

kando1945さん オヒサです
あめちゃんです
ヤブコギ四国支部長(自称)としましては、まずは来訪、ありがとうございます。

【 ルート 】大永山TN4:48ー5:05住友フォレストー7:23稜線ー7:52平家平ー8:01冠山ー10:05一の谷道分岐ー10:26ちち山別れー12:29大永山TN

レポあげてなくて申し訳ありませんが、ワタシこれの逆ルート歩いています。
モチロンいわゆる登山道オンリーですが :D
ワタシは別荘が今治にあるので、近いのです。

前回は谷道を行きましたので、今回は尾根道を急に行きたくなりました。そのためこの尾根道と谷道について地図でもう一度確認することをしてこなかったためこの後えらい目にあいます。

ナゼ人はときどきこのような行動をとるのでしょう?私を含めて・・・ :mrgreen:

また尾根沿いにはそれなりの踏み跡があったので何の疑いもなく尾根を登って行ってしまいました

ああっ

谷へ降りて迷ってうろうろするのは危険だし、迷ったら尾根を登れという格言もあるし、もう稜線まで直登するしかないと覚悟を決めました。(後で地図を確認するとこの谷の下の方、登山道が谷を横切るところより上に崖があるので降りなくてよかったです。)

ふぅッ

覚悟を決めたとはいえもう踏み跡もなく、笹も背丈は低いとはいえ密になってきたので一歩一歩の腿への負担がきついのなんの、冠山南尾根の時以上の疲れが出てきました。しかし登るしかありません。

笹は低いがホント密ですよね

 7:52平家平頂上。見回すと西赤石山は雲の中、笹ヶ峰方面ちち山は見えていますが笹ヶ峰はガスの中、北の瀬戸内海方面で雲が沸き立ち、次から次へと南へ流れてきて、県境稜線の峰々は時間とともに雲に覆われそうです。高知側はまだ青空が見えていますが間もなく展望はなくなりそうで、またも天気予報に裏切られました。気分はすっかり落ち込みました。当然疲れた足の重さも倍増です。

普段なら気持ちの良い頂上が・・・

9:01冠山頂上到着。振り返ると平家平にもガスがかかるようになってきました。冠山までは地図ではなだらかのように見えますが、小さなアップダウンがありちょっとした登りでも疲れた足では速度がガクンと落ちます。頂上近くの紅葉はもう時間がたっているのでくすんでいました。もっと標高の低いところの紅葉がいいのではないかと期待していましたが、台風の強い風で葉が痛み枯れてくすんだ色がのものが多かったです。早々に先へ急ぎます。

冠山の展望台は、絶好のヒルメシ(一服)ポイントですが・・・。

獅子舞の鼻へ向けて急な笹の斜面を降りて行きますが、笹で地面が見えないので時々掘れた凹みに落ち込み、足がガックンとなり膝を傷めないか心配で、慎重にならざるを得ませんでした

たしかに、登りながら振り返る赤石連山は楽しめますが、下りながらの赤石を見る余裕は・・・
しかもガスでは・・・
ワタシ、獅子舞の鼻の雰囲気が好きです。チョッとした異世界。ムカシ、宝船のようなものが飾ってありました。


ただやぶこぎらしいレポになったとすればよかったというべきでしょうか

おつかれさまでした、ご無事で何よりです。
次回は途中で丸山荘に一泊するルート取りも検討してみてください。
予約が必要な小屋ですが、ワタシ、どこにも引けをとらない小屋だと思います

あめちゃん
kando1945
記事: 402
登録日時: 2013年1月02日(水) 09:28

Re: 【石槌山系】 平家平、冠山再々訪 一度あることは(18.10.14)

投稿記事 by kando1945 »

雨子庵 さん、またはあめちゃん、おはようございます。コメントありがとうございます。
以前、あめちゃんで結構ですと言われましたが、私のような軽輩のものが他のベテランの方々のように
”あめちゃん”などと上から目線での物言いははばかられますので”雨子庵さん”と呼ばせていただきます。
:mrgreen:

ヤブコギ四国支部長(自称)としましては、まずは来訪、ありがとうございます。
ワタシは別荘が今治にあるので、近いのです。

確かお住まいは名古屋だったとお聞きしていましたが、青田の他に今治にも別荘をお持ちでしたか。
うらやましい境遇のようですね。
:lol:

レポあげてなくて申し訳ありませんが、ワタシこれの逆ルート歩いています。

反時計廻りですね。山日和さんも御池岳は時計回りだと言われますが、東西に長いコースの場合は
時計回りの方が早い時間に太陽を背に受け順光が長いので、空の色がきれいだと思うのですが。


ナゼ人はときどきこのような行動をとるのでしょう?私を含めて・・・ :mrgreen:

動物は環境の中で条件反射で生きていますが、人間は意識がありますからついいつもと違うプチアドベンチャーを
求めてしまうのだと思います。いわゆる好奇心というやつです。そのおかげで時間のかかる遺伝的進化より
文化的進化によって地球の覇者となったのだと思います。しかし、ひょっとしたら進化の袋小路に入ってしまったかも。
:mrgreen:

笹は低いがホント密ですよね

鈴鹿を始めあちこちで笹が退縮しているという話を聞きますが、四国の笹はしぶといですね。
ひょっとしたら雨子庵さん、四国生まれだったりして。
:lol:

冠山の展望台は、絶好のヒルメシ(一服)ポイントですが・・・。

もちろんです。ここで食事をしました。

ワタシ、獅子舞の鼻の雰囲気が好きです。チョッとした異世界。ムカシ、宝船のようなものが飾ってありました。

最初の時は獅子舞の鼻はP1461のピークのことと思っていて気が付きませんでした。
大岩の下の祭壇のようなところが獅子舞の鼻だったのですね。


次回は途中で丸山荘に一泊するルート取りも検討してみてください。
予約が必要な小屋ですが、ワタシ、どこにも引けをとらない小屋だと思います。

丸山荘で一泊して翌朝、笹ヶ峰でご来光を見るコースももちろん検討していました。
この辺りや三嶺、天狗塚方面のコメツツジが枯れてきているようなのが残念です。
雨子庵
記事: 491
登録日時: 2011年10月12日(水) 19:40
お住まい: 名古屋(ときどき青田(飯高))

Re: 【石槌山系】 平家平、冠山再々訪 一度あることは(18.10.14)

投稿記事 by 雨子庵 »

kando1945さん オヒサです
あめちゃんです

他のベテランの方々のように”あめちゃん”などと上から目線での物言いははばかられますので”雨子庵さん”と呼ばせていただきます。 :mrgreen:

はぁ、では次回オフ会のあとからは「あめちゃんで」お願いします

確かお住まいは名古屋だったとお聞きしていましたが、青田の他に今治にも別荘をお持ちでしたか。
うらやましい境遇のようですね。
:lol:


出身がアッチなんです。いまはダメですが、私のころは今治西高の高校野球応援でなんどか甲子園に行きました。応援専門ですが :D

反時計廻りですね。山日和さんも御池岳は時計回りだと言われますが、東西に長いコースの場合は
時計回りの方が早い時間に太陽を背に受け順光が長いので、空の色がきれいだと思うのですが。


そこまで考えてませんでした。あのトンネルの上のイニシエの道をまずは歩きたかったので・・・

動物は環境の中で条件反射で生きていますが、人間は意識がありますからついいつもと違うプチアドベンチャーを求めてしまうのだと思います。いわゆる好奇心というやつです。そのおかげで時間のかかる遺伝的進化より
文化的進化によって地球の覇者となったのだと思います。しかし、ひょっとしたら進化の袋小路に入ってしまったかも。
:mrgreen:


要するに衝動的?

鈴鹿を始めあちこちで笹が退縮しているという話を聞きますが、四国の笹はしぶといですね。
ひょっとしたら雨子庵さん、四国生まれだったりして。
:lol:


そうなりたいところですが、頭髪は意に反してあっさりしてて・・・
おいおい、何を言わすんですか・・・自分で勝手にしゃべってますが・・・ :mrgreen:

もちろんです。ここで食事をしました。

ありがとうございます。あの高度感、下に広がる風景、何とも言えません。

最初の時は獅子舞の鼻はP1461のピークのことと思っていて気が付きませんでした。
大岩の下の祭壇のようなところが獅子舞の鼻だったのですね。


ゴメンナサイ、私も正確なところは知りません。が、あの一部だけ映画のセットみたいですよね。
意味が知りたいです

丸山荘で一泊して翌朝、笹ヶ峰でご来光を見るコースももちろん検討していました。
この辺りや三嶺、天狗塚方面のコメツツジが枯れてきているようなのが残念です。

[/quote]


イロイロ歩かれていますねェ。
あの丸山荘、後世に残したい山小屋ですが、早晩・・・
風呂と焼き肉を味わってください。近くから夕焼けの石鎚見えます。
・・・ムカシ、あの辺のヒトは、土曜の夜にスキー板を担いで下から登り、あの小屋で仮眠して小屋上の斜面でスキーを楽しんだそうです。そのあと、私の学校は違いましたが、一時期、学校単位で林間学校みたいな使い方もしていたそうです。

あめちゃん
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