【日 付】2018年9月16日(日)
【山 域】台高山脈中部 伯母ヶ峰周辺
【天 候】曇り時々晴れ
【コース】入之波大橋8:05---8:28人見谷出合---8:39入渓点---11:36三俣滝上--13:07村境稜線---13:31伯母ヶ峰14:50
---16:55モノレール駅---17:29駐車地
人見谷は吉野川支流の本沢川のそのまた支流。末端を大迫ダムのバックウォーターに吸い込まれる谷である。
入之波(しおのは)大橋を渡ったところに駐車して林道を歩き始めた。この場所にピンポイントで下山する予定だ。
最近の雨続きでたっぷりと水を湛えたダム湖を眺めながら歩く。天気も数日前までの予報よりは好転して雨の心
配はなさそうである。
人見谷左岸には新しい林道が付けられていた。林道を辿ると眼下の谷に立派な滝が現われた。15mぐらいはあ
るだろうか。早めに谷に下りても良かったのだが、時間が読みづらいので道のあるうちは道を辿ることにする。
人見谷をネット検索するといくつかのレポがヒットするが、歩いて下山したものはひとつもない。みんな伯母ヶ
峰近くの大台ヶ原ドライブウェイに車をデポしている。山頂まで上がればその日の登山は終わりというわけだ。
単独ではそういうわけにはいかないし、そもそも登って下りるのが登山というものだ。片道切符では面白くない。
下山予定の尾根は植林だらけだろうから杣道は期待できるが、林道沿いの斜面はガケ続きでネットを張ったとこ
ろも多く、たまに階段やハシゴのあるガケの切れ目が見られるだけだ。尾根を辿って漫然と下っていたら窮地に
追い込まれる可能性が高い。
林道が杣道に変わって崩れた橋が谷を渡るところで入渓。穏やかな渓相で流れだけを見れば美しいが、いかん
せん両岸は植林である。分かり切ったこととはいえ、少々残念ではある。
エメラルドグリーンの大きな淵を持つナメ滝を、腰まで浸かって左から越えると谷は活発になってきた。
岩盤がよく発達して、谷幅いっぱいにナメ滝を形作っているところが多い。気が付けばいつの間にか植林が消え
て、トチとサワグルミ主体の自然林に変わっていた。実に私好みの谷である。
8m滝を右岸から巻くと、美しい3条の15m滝と対面する。左岸手前の小尾根から回りこめば楽そうだが、ちょ
っと遠回りだ。右岸側のルンゼを上がって、下から落ち口へのバンドがあるように見えた地点まで来たが、途中
で切れていた。よくある話だ。さらに追い上げられて最後は落ち口ラインへトラバース。どんびしゃで落ち口に
到達した。ここからしばらくは癒しの渓相となる。トチの大木も多く、流れには落ちたトチの実があちこちに浮
かんでいる。
連瀑の向こうにただならぬ気配を感じた。木の間越しではっきりしないが、その滝の上にいくつもの滝がが並
んでいるようだ。歩を進めると、四俣状になった本流・支流から滝が落ちていた。本流はワイドな壁の左側にす
だれ状の20m滝と、右側に形の整った10m滝を懸けている。実にすばらしい空間だ。両滝の真ん中を窺ってみた
が、かなり立っていてホールドも乏しそうなので断念。右の滝の脇のルンゼを上がるとうまい具合に落ち口へ続
く細い踏み跡があり、難なく滝の上に立つことができた。
一見別の谷から落ちているように見えた二つの滝は、落ち口の奥でひとつになっていた。先日の佐津川左俣と逆
のパターンだ。
滝の上は一転してサワグルミの森がゆったりと広がる穏やかな谷となった。沢床は色鮮やかな苔に覆われた岩
がごろごろしている。
Ca870mの二俣を左に取り、10m滝を左から上がると傾斜が強まり源頭の様相となる。やがて水は涸れ、流れ
のない連瀑帯を登って行く。倒木が目立って景観を損ねているのが残念だ。
いい時間になってきたのでこの辺でランチをと思ったが、まだ250mの標高差を残している。思い直して山頂に向
かうことにした。これ以上谷筋を詰めるのも意味がなさそうなので、左手の尾根へ逃げることにしよう。
源頭までの遡行にこだわるなら先ほどの二俣を右に取る方がいいかもしれない。そちらなら山頂の西側鞍部まで
詰め上げることができるだろう。
この尾根がなかなか良く、ブナに交じってヒメシャラの艶めかしい木肌が目を惹く。登り着いた稜線は川上村
と上北山村の境界である。ひと登りで1262m標高点のある伯母ヶ峰山頂・・・のはずだった。
しかしここには1枚の標識もない。東にある1266.7m三角点(点名人見)のピークが本当の伯母ヶ峰の山頂というこ
とになっているようだ。
展望のあまりない稜線の両側の林相は対照的だ。右の上北山村側は暗い植林、左の川上村側は美しいブナ林に
色分けされている。細かいアップダウンがあって結構疲れる。稜線直下の急登に加えて意外にしんどい尾根歩き
は、ビールと満腹後の体ならかなり堪えたことだろう。我慢して正解だった。
ただ、伯母ヶ峰の山頂はいささか期待外れだった。展望がいいかブナ林か、どちらかがあればランチ場として
及第点と言えるのだが、展望のない杉林では食欲もいまひとつである。
ランチ場のロケーション最優先派としては忸怩たる思いだ。
下山の尾根は複雑に分岐しているので注意が必要である。山頂から少し下ると下生えのないすっきりした林に
明瞭な踏み跡が続いていた。テープもある。これは楽勝かもしれない。
1062m標高点の先で北東に進むイメージだったが、テープは左の尾根に続いていた。こちらからでも途中で右
に分岐する尾根に乗れば橋の袂に下りられる。そう思っていたらなんと林業用のモノレールの線路が現われた。
これを辿れば確実である。その甘いささやきに釣られてレール沿いに進む。最初は尾根上を快適に進んでいたが、
突如尾根を外れて急斜面を一直線に下り始めた。しかも橋とは真反対の西向きだ。ここまで来たらついて行くし
かない。足元が滑りやすいので、秘技モノレール懸垂走法でぐんぐん下って行く。安全確実だが腕が疲れる。
たっぷり汗をかいて下り着いたモノレールの駅は、人見谷出合のすぐそばだった。こんなことなら出合のあたり
に駐車すればよかった。
今日は早めに下りて、まだ入ったことのない入之波温泉山鳩湯で汗を流すつもりだったがもう5時(受付は4時
まで)を過ぎている。入りたいと思いながらいつもタイムアウトで断念していたのだが、きょうもまたお預けだ。
山日和
【台高】モノレールで高速下山? 人見谷から伯母ヶ峰
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【台高】モノレールで高速下山? 人見谷から伯母ヶ峰
おはようございます、山日和さん。
人見谷は吉野川支流の本沢川のそのまた支流。末端を大迫ダムのバックウォーターに吸い込まれる谷である。
入之波(しおのは)大橋を渡ったところに駐車して林道を歩き始めた。この場所にピンポイントで下山する予定だ。
最近の雨続きでたっぷりと水を湛えたダム湖を眺めながら歩く。天気も数日前までの予報よりは好転して雨の心
配はなさそうである。
三重県側からなかなかい山域ですね。
私達も天気が好転してくれたので助かりました。
人見谷左岸には新しい林道が付けられていた。林道を辿ると眼下の谷に立派な滝が現われた。15mぐらいはあ
るだろうか。早めに谷に下りても良かったのだが、時間が読みづらいので道のあるうちは道を辿ることにする。
人見谷をネット検索するといくつかのレポがヒットするが、歩いて下山したものはひとつもない。みんな伯母ヶ
峰近くの大台ヶ原ドライブウェイに車をデポしている。山頂まで上がればその日の登山は終わりというわけだ。
単独ではそういうわけにはいかないし、そもそも登って下りるのが登山というものだ。片道切符では面白くない。
下山予定の尾根は植林だらけだろうから杣道は期待できるが、林道沿いの斜面はガケ続きでネットを張ったとこ
ろも多く、たまに階段やハシゴのあるガケの切れ目が見られるだけだ。尾根を辿って漫然と下っていたら窮地に
追い込まれる可能性が高い。
果敢に攻めますねえ。
山日和イムズはこうでなくちゃいけません。
8m滝を右岸から巻くと、美しい3条の15m滝と対面する。左岸手前の小尾根から回りこめば楽そうだが、ちょ
っと遠回りだ。右岸側のルンゼを上がって、下から落ち口へのバンドがあるように見えた地点まで来たが、途中
で切れていた。よくある話だ。さらに追い上げられて最後は落ち口ラインへトラバース。どんびしゃで落ち口に
到達した。ここからしばらくは癒しの渓相となる。トチの大木も多く、流れには落ちたトチの実があちこちに浮
かんでいる。
この季節トチの実が目立ちますね。
乾留工場のあったあたりだと原材料になったのでかためられて残っています。
連瀑の向こうにただならぬ気配を感じた。木の間越しではっきりしないが、その滝の上にいくつもの滝がが並
んでいるようだ。歩を進めると、四俣状になった本流・支流から滝が落ちていた。本流はワイドな壁の左側にす
だれ状の20m滝と、右側に形の整った10m滝を懸けている。実にすばらしい空間だ。両滝の真ん中を窺ってみた
が、かなり立っていてホールドも乏しそうなので断念。右の滝の脇のルンゼを上がるとうまい具合に落ち口へ続
く細い踏み跡があり、難なく滝の上に立つことができた。
単独の時は安全第一です。
Ca870mの二俣を左に取り、10m滝を左から上がると傾斜が強まり源頭の様相となる。やがて水は涸れ、流れ
のない連瀑帯を登って行く。倒木が目立って景観を損ねているのが残念だ。
強風台風の影響でどこもかしこも倒木だらけです。
家のベランダも壊れたし。
この尾根がなかなか良く、ブナに交じってヒメシャラの艶めかしい木肌が目を惹く。登り着いた稜線は川上村
と上北山村の境界である。ひと登りで1262m標高点のある伯母ヶ峰山頂・・・のはずだった。
しかしここには1枚の標識もない。東にある1266.7m三角点(点名人見)のピークが本当の伯母ヶ峰の山頂というこ
とになっているようだ。
美しい二次林が残っているとホッとします。
下山の尾根は複雑に分岐しているので注意が必要である。山頂から少し下ると下生えのないすっきりした林に
明瞭な踏み跡が続いていた。テープもある。これは楽勝かもしれない。
1062m標高点の先で北東に進むイメージだったが、テープは左の尾根に続いていた。こちらからでも途中で右
に分岐する尾根に乗れば橋の袂に下りられる。そう思っていたらなんと林業用のモノレールの線路が現われた。
これを辿れば確実である。その甘いささやきに釣られてレール沿いに進む。最初は尾根上を快適に進んでいたが、
突如尾根を外れて急斜面を一直線に下り始めた。しかも橋とは真反対の西向きだ。ここまで来たらついて行くし
かない。足元が滑りやすいので、秘技モノレール懸垂走法でぐんぐん下って行く。安全確実だが腕が疲れる。
たっぷり汗をかいて下り着いたモノレールの駅は、人見谷出合のすぐそばだった。こんなことなら出合のあたり
に駐車すればよかった。
お疲れさまでした。
あらまあ最後は反対側でしたか。
まあダム湖の周辺で安全に降りれたらOKですね。
山日和さんらしいや。
わりばし
人見谷は吉野川支流の本沢川のそのまた支流。末端を大迫ダムのバックウォーターに吸い込まれる谷である。
入之波(しおのは)大橋を渡ったところに駐車して林道を歩き始めた。この場所にピンポイントで下山する予定だ。
最近の雨続きでたっぷりと水を湛えたダム湖を眺めながら歩く。天気も数日前までの予報よりは好転して雨の心
配はなさそうである。
三重県側からなかなかい山域ですね。
私達も天気が好転してくれたので助かりました。
人見谷左岸には新しい林道が付けられていた。林道を辿ると眼下の谷に立派な滝が現われた。15mぐらいはあ
るだろうか。早めに谷に下りても良かったのだが、時間が読みづらいので道のあるうちは道を辿ることにする。
人見谷をネット検索するといくつかのレポがヒットするが、歩いて下山したものはひとつもない。みんな伯母ヶ
峰近くの大台ヶ原ドライブウェイに車をデポしている。山頂まで上がればその日の登山は終わりというわけだ。
単独ではそういうわけにはいかないし、そもそも登って下りるのが登山というものだ。片道切符では面白くない。
下山予定の尾根は植林だらけだろうから杣道は期待できるが、林道沿いの斜面はガケ続きでネットを張ったとこ
ろも多く、たまに階段やハシゴのあるガケの切れ目が見られるだけだ。尾根を辿って漫然と下っていたら窮地に
追い込まれる可能性が高い。
果敢に攻めますねえ。
山日和イムズはこうでなくちゃいけません。
8m滝を右岸から巻くと、美しい3条の15m滝と対面する。左岸手前の小尾根から回りこめば楽そうだが、ちょ
っと遠回りだ。右岸側のルンゼを上がって、下から落ち口へのバンドがあるように見えた地点まで来たが、途中
で切れていた。よくある話だ。さらに追い上げられて最後は落ち口ラインへトラバース。どんびしゃで落ち口に
到達した。ここからしばらくは癒しの渓相となる。トチの大木も多く、流れには落ちたトチの実があちこちに浮
かんでいる。
この季節トチの実が目立ちますね。
乾留工場のあったあたりだと原材料になったのでかためられて残っています。
連瀑の向こうにただならぬ気配を感じた。木の間越しではっきりしないが、その滝の上にいくつもの滝がが並
んでいるようだ。歩を進めると、四俣状になった本流・支流から滝が落ちていた。本流はワイドな壁の左側にす
だれ状の20m滝と、右側に形の整った10m滝を懸けている。実にすばらしい空間だ。両滝の真ん中を窺ってみた
が、かなり立っていてホールドも乏しそうなので断念。右の滝の脇のルンゼを上がるとうまい具合に落ち口へ続
く細い踏み跡があり、難なく滝の上に立つことができた。
単独の時は安全第一です。
Ca870mの二俣を左に取り、10m滝を左から上がると傾斜が強まり源頭の様相となる。やがて水は涸れ、流れ
のない連瀑帯を登って行く。倒木が目立って景観を損ねているのが残念だ。
強風台風の影響でどこもかしこも倒木だらけです。
家のベランダも壊れたし。
この尾根がなかなか良く、ブナに交じってヒメシャラの艶めかしい木肌が目を惹く。登り着いた稜線は川上村
と上北山村の境界である。ひと登りで1262m標高点のある伯母ヶ峰山頂・・・のはずだった。
しかしここには1枚の標識もない。東にある1266.7m三角点(点名人見)のピークが本当の伯母ヶ峰の山頂というこ
とになっているようだ。
美しい二次林が残っているとホッとします。
下山の尾根は複雑に分岐しているので注意が必要である。山頂から少し下ると下生えのないすっきりした林に
明瞭な踏み跡が続いていた。テープもある。これは楽勝かもしれない。
1062m標高点の先で北東に進むイメージだったが、テープは左の尾根に続いていた。こちらからでも途中で右
に分岐する尾根に乗れば橋の袂に下りられる。そう思っていたらなんと林業用のモノレールの線路が現われた。
これを辿れば確実である。その甘いささやきに釣られてレール沿いに進む。最初は尾根上を快適に進んでいたが、
突如尾根を外れて急斜面を一直線に下り始めた。しかも橋とは真反対の西向きだ。ここまで来たらついて行くし
かない。足元が滑りやすいので、秘技モノレール懸垂走法でぐんぐん下って行く。安全確実だが腕が疲れる。
たっぷり汗をかいて下り着いたモノレールの駅は、人見谷出合のすぐそばだった。こんなことなら出合のあたり
に駐車すればよかった。
お疲れさまでした。
あらまあ最後は反対側でしたか。
まあダム湖の周辺で安全に降りれたらOKですね。
山日和さんらしいや。
わりばし
Re: 【台高】モノレールで高速下山? 人見谷から伯母ヶ峰
山日和さん こんばんは
【山 域】台高山脈中部 伯母ヶ峰周辺
前回は日本海の近くかと思えば、今回は台高の真ん中ですか。
それにしても、それなりの谷を、まあよく探してくること。
人見谷は吉野川支流の本沢川のそのまた支流。
末端を大迫ダムのバックウォーターに吸い込まれる谷である。
人見谷が、入之波大橋から見て西側の谷か東側の谷かわからなかったけど、
読んでいるうちに西側の谷だとわかりました。
地形図をぱっと見た目も、西側の谷のほうが立派な谷だしね。
人見谷をネット検索するといくつかのレポがヒットするが、
歩いて下山したものはひとつもない。
みんな伯母ヶ峰近くの大台ヶ原ドライブウェイに車をデポしている。
山頂まで上がればその日の登山は終わりというわけだ。
単独ではそういうわけにはいかないし、そもそも登って下りるのが登山というものだ。
片道切符では面白くない。
ときどき、往きは下って帰りに登る登山もあったりしますが。
そんな話しじゃないね。
ここはみんな片道切符なんですか。
一人じゃ、絶対降りてこないといけないから、
みんな、一人ではこんなとこ行かないってことですかね。
下山予定の尾根は植林だらけだろうから杣道は期待できるが、
林道沿いの斜面はガケ続きでネットを張ったところも多く、
たまに階段やハシゴのあるガケの切れ目が見られるだけだ。
尾根を辿って漫然と下っていたら窮地に追い込まれる可能性が高い。
気をつけないと、法面動物園に入っちゃいますよー。
エメラルドグリーンの大きな淵を持つナメ滝を、
腰まで浸かって左から越えると谷は活発になってきた。
岩盤がよく発達して、谷幅いっぱいにナメ滝を形作っているところが多い。
気が付けばいつの間にか植林が消えて、
トチとサワグルミ主体の自然林に変わっていた。
実に私好みの谷である。
だんだんよくなりますね。
好みにあってきて、よかったよかった。
右岸側のルンゼを上がって、
下から落ち口へのバンドがあるように見えた地点まで来たが、途中で切れていた。
よくある話だ。
はい、残念でした。
さらに追い上げられて最後は落ち口ラインへトラバース。
どんびしゃで落ち口に到達した。
一応、帳尻はちゃんと合わせますね。
歩を進めると、四俣状になった本流・支流から滝が落ちていた。
本流はワイドな壁の左側にすだれ状の20m滝と、右側に形の整った10m滝を懸けている。
実にすばらしい空間だ。
いい感じですねえ。
右の滝の脇のルンゼを上がるとうまい具合に落ち口へ続く細い踏み跡があり、
難なく滝の上に立つことができた。
一見別の谷から落ちているように見えた二つの滝は、落ち口の奥でひとつになっていた。
先日の佐津川左俣と逆のパターンだ。
ここでもまた、自然の造形の妙が。
この尾根がなかなか良く、ブナに交じってヒメシャラの艶めかしい木肌が目を惹く。
登り着いた稜線は川上村と上北山村の境界である。
ひと登りで1262m標高点のある伯母ヶ峰山頂・・・のはずだった。
ああ、そうなの?
しかしここには1枚の標識もない。
東にある1266.7m三角点(点名人見)のピークが
本当の伯母ヶ峰の山頂ということになっているようだ。
ワシの最新の大台ヶ原エアリアマップ(1993年版ですが)には、
1266.7mの三角点が伯母ヶ峰になっているので、ずっとそうだと思ってたけど、
言われてみて、あらためて地理院地図(ネット)を見たら、
1262m標高点が伯母ヶ峰になってますね。
ことのついでに、手持ちの二万五千図(昭和59年発行でした)も出してきたら、
やはり1262mが伯母ヶ峰でした。
1262mは、笹藪の中の踏み分け道の途中の、ただの三叉路だったと思うけど、
1266.7のほうが高いし、三角点もあるし、普通はこっちが山頂でしょ。
なんで、こうなってるのかな?
伯母ヶ峰の山頂はいささか期待外れだった。
展望がいいかブナ林か、どちらかがあればランチ場として
及第点と言えるのだが、展望のない杉林では食欲もいまひとつである。
ランチ場のロケーション最優先派としては忸怩たる思いだ。
あらら、山頂はお気に召しませんでしたか。
ワシが行ったときは(伯母峰峠からのお手軽登山ですが)、
なんかシブイ山だなーと感じて、
「伯母ヶ峰はいぶし銀の山」のようなタイトルでレポート書いた覚えがありますよ。
下山の尾根は複雑に分岐しているので注意が必要である。
山頂から少し下ると下生えのないすっきりした林に明瞭な踏み跡が続いていた。
テープもある。これは楽勝かもしれない。
うまく行けばいいのだけど。
1062m標高点の先で北東に進むイメージだったが、テープは左の尾根に続いていた。
こちらからでも途中で右に分岐する尾根に乗れば橋の袂に下りられる。
そう思っていたらなんと林業用のモノレールの線路が現われた。
意表をつきますね。
これを辿れば確実である。その甘いささやきに釣られてレール沿いに進む。
最初は尾根上を快適に進んでいたが、
突如尾根を外れて急斜面を一直線に下り始めた。しかも橋とは真反対の西向きだ。
ここまで来たらついて行くしかない。
おや、ここでモノレールを放棄するのかと思ったら、
ついて行くしかないとは、ワシの予想を超えてしまいました。
足元が滑りやすいので、秘技モノレール懸垂走法でぐんぐん下って行く。
安全確実だが腕が疲れる。
モノレールと言えば、一番に銚子が口のモノレールを思い出しますが、
秘技モノレール懸垂走法は手が汚れませんでしたか。
そうそう、モノレールの達人は、靴の裏に油を塗って、
秘伝モノレールサーフィンの術を繰り出すと言われています。
今日は早めに下りて、まだ入ったことのない入之波温泉山鳩湯で
汗を流すつもりだったがもう5時(受付は4時まで)を過ぎている。
入りたいと思いながらいつもタイムアウトで断念していたのだが、
きょうもまたお預けだ。
ここは、いつ来ても時間外で、「前を通るだけ」の湯でしたね。
次の選択は杉の湯になるのかな。
お疲れさまでした。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
【山 域】台高山脈中部 伯母ヶ峰周辺
前回は日本海の近くかと思えば、今回は台高の真ん中ですか。
それにしても、それなりの谷を、まあよく探してくること。
人見谷は吉野川支流の本沢川のそのまた支流。
末端を大迫ダムのバックウォーターに吸い込まれる谷である。
人見谷が、入之波大橋から見て西側の谷か東側の谷かわからなかったけど、
読んでいるうちに西側の谷だとわかりました。
地形図をぱっと見た目も、西側の谷のほうが立派な谷だしね。
人見谷をネット検索するといくつかのレポがヒットするが、
歩いて下山したものはひとつもない。
みんな伯母ヶ峰近くの大台ヶ原ドライブウェイに車をデポしている。
山頂まで上がればその日の登山は終わりというわけだ。
単独ではそういうわけにはいかないし、そもそも登って下りるのが登山というものだ。
片道切符では面白くない。
ときどき、往きは下って帰りに登る登山もあったりしますが。
そんな話しじゃないね。
ここはみんな片道切符なんですか。
一人じゃ、絶対降りてこないといけないから、
みんな、一人ではこんなとこ行かないってことですかね。
下山予定の尾根は植林だらけだろうから杣道は期待できるが、
林道沿いの斜面はガケ続きでネットを張ったところも多く、
たまに階段やハシゴのあるガケの切れ目が見られるだけだ。
尾根を辿って漫然と下っていたら窮地に追い込まれる可能性が高い。
気をつけないと、法面動物園に入っちゃいますよー。
エメラルドグリーンの大きな淵を持つナメ滝を、
腰まで浸かって左から越えると谷は活発になってきた。
岩盤がよく発達して、谷幅いっぱいにナメ滝を形作っているところが多い。
気が付けばいつの間にか植林が消えて、
トチとサワグルミ主体の自然林に変わっていた。
実に私好みの谷である。
だんだんよくなりますね。
好みにあってきて、よかったよかった。
右岸側のルンゼを上がって、
下から落ち口へのバンドがあるように見えた地点まで来たが、途中で切れていた。
よくある話だ。
はい、残念でした。
さらに追い上げられて最後は落ち口ラインへトラバース。
どんびしゃで落ち口に到達した。
一応、帳尻はちゃんと合わせますね。
歩を進めると、四俣状になった本流・支流から滝が落ちていた。
本流はワイドな壁の左側にすだれ状の20m滝と、右側に形の整った10m滝を懸けている。
実にすばらしい空間だ。
いい感じですねえ。
右の滝の脇のルンゼを上がるとうまい具合に落ち口へ続く細い踏み跡があり、
難なく滝の上に立つことができた。
一見別の谷から落ちているように見えた二つの滝は、落ち口の奥でひとつになっていた。
先日の佐津川左俣と逆のパターンだ。
ここでもまた、自然の造形の妙が。
この尾根がなかなか良く、ブナに交じってヒメシャラの艶めかしい木肌が目を惹く。
登り着いた稜線は川上村と上北山村の境界である。
ひと登りで1262m標高点のある伯母ヶ峰山頂・・・のはずだった。
ああ、そうなの?
しかしここには1枚の標識もない。
東にある1266.7m三角点(点名人見)のピークが
本当の伯母ヶ峰の山頂ということになっているようだ。
ワシの最新の大台ヶ原エアリアマップ(1993年版ですが)には、
1266.7mの三角点が伯母ヶ峰になっているので、ずっとそうだと思ってたけど、
言われてみて、あらためて地理院地図(ネット)を見たら、
1262m標高点が伯母ヶ峰になってますね。
ことのついでに、手持ちの二万五千図(昭和59年発行でした)も出してきたら、
やはり1262mが伯母ヶ峰でした。
1262mは、笹藪の中の踏み分け道の途中の、ただの三叉路だったと思うけど、
1266.7のほうが高いし、三角点もあるし、普通はこっちが山頂でしょ。
なんで、こうなってるのかな?
伯母ヶ峰の山頂はいささか期待外れだった。
展望がいいかブナ林か、どちらかがあればランチ場として
及第点と言えるのだが、展望のない杉林では食欲もいまひとつである。
ランチ場のロケーション最優先派としては忸怩たる思いだ。
あらら、山頂はお気に召しませんでしたか。
ワシが行ったときは(伯母峰峠からのお手軽登山ですが)、
なんかシブイ山だなーと感じて、
「伯母ヶ峰はいぶし銀の山」のようなタイトルでレポート書いた覚えがありますよ。
下山の尾根は複雑に分岐しているので注意が必要である。
山頂から少し下ると下生えのないすっきりした林に明瞭な踏み跡が続いていた。
テープもある。これは楽勝かもしれない。
うまく行けばいいのだけど。
1062m標高点の先で北東に進むイメージだったが、テープは左の尾根に続いていた。
こちらからでも途中で右に分岐する尾根に乗れば橋の袂に下りられる。
そう思っていたらなんと林業用のモノレールの線路が現われた。
意表をつきますね。
これを辿れば確実である。その甘いささやきに釣られてレール沿いに進む。
最初は尾根上を快適に進んでいたが、
突如尾根を外れて急斜面を一直線に下り始めた。しかも橋とは真反対の西向きだ。
ここまで来たらついて行くしかない。
おや、ここでモノレールを放棄するのかと思ったら、
ついて行くしかないとは、ワシの予想を超えてしまいました。
足元が滑りやすいので、秘技モノレール懸垂走法でぐんぐん下って行く。
安全確実だが腕が疲れる。
モノレールと言えば、一番に銚子が口のモノレールを思い出しますが、
秘技モノレール懸垂走法は手が汚れませんでしたか。
そうそう、モノレールの達人は、靴の裏に油を塗って、
秘伝モノレールサーフィンの術を繰り出すと言われています。
今日は早めに下りて、まだ入ったことのない入之波温泉山鳩湯で
汗を流すつもりだったがもう5時(受付は4時まで)を過ぎている。
入りたいと思いながらいつもタイムアウトで断念していたのだが、
きょうもまたお預けだ。
ここは、いつ来ても時間外で、「前を通るだけ」の湯でしたね。
次の選択は杉の湯になるのかな。
お疲れさまでした。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【台高】モノレールで高速下山? 人見谷から伯母ヶ峰
山日和、おこんばんは~(=^^=)。
人見谷は吉野川支流の本沢川のそのまた支流。末端を大迫ダムのバックウォーターに吸い込まれる谷である。
入之波(しおのは)大橋を渡ったところに駐車して林道を歩き始めた。この場所にピンポイントで下山する予定だ。
最近の雨続きでたっぷりと水を湛えたダム湖を眺めながら歩く。
おっ!この谷もいつかはと候補にしていたので真剣にレポ読ませてもらいます。
ダムの水、1か月前は汚れて臭いしてましたが大雨で綺麗になってました?
人見谷左岸には新しい林道が付けられていた。林道を辿ると眼下の谷に立派な滝が現われた。15mぐらいはあ
るだろうか。早めに谷に下りても良かったのだが、時間が読みづらいので道のあるうちは道を辿ることにする。
フムフム、林道テクテクなのね(^^♪
林道が杣道に変わって崩れた橋が谷を渡るところで入渓。穏やかな渓相で流れだけを見れば美しいが、いかん
せん両岸は植林である。分かり切ったこととはいえ、少々残念ではある。
この界隈では仕方ないですね。
岩盤がよく発達して、谷幅いっぱいにナメ滝を形作っているところが多い。気が付けばいつの間にか植林が消え
て、トチとサワグルミ主体の自然林に変わっていた。実に私好みの谷である。
ワンダーランドとまでは言えないですか?
トチの大木も多く、流れには落ちたトチの実があちこちに浮
かんでいる。
筏場のおじいちゃんが言ってました、"昔はよく熊を撃ちに行っとった"(';')
連瀑の向こうにただならぬ気配を感じた。木の間越しではっきりしないが、その滝の上にいくつもの滝がが並
んでいるようだ。歩を進めると、四俣状になった本流・支流から滝が落ちていた。本流はワイドな壁の左側にす
だれ状の20m滝と、右側に形の整った10m滝を懸けている。実にすばらしい空間だ。両滝の真ん中を窺ってみた
が、かなり立っていてホールドも乏しそうなので断念。右の滝の脇のルンゼを上がるとうまい具合に落ち口へ続
く細い踏み跡があり、難なく滝の上に立つことができた。
2本の滝が見られるのですね!写真見てたら行きたくなってきましたぞよ。
ひと登りで1262m標高点のある伯母ヶ峰山頂・・・のはずだった。
しかしここには1枚の標識もない。東にある1266.7m三角点(点名人見)のピークが本当の伯母ヶ峰の山頂というこ
とになっているようだ。
カシミール関西の山名では、1262mが伯母ヶ峯南峰、1188mが伯母ヶ峯北峰となっていました。
ただ、伯母ヶ峰の山頂はいささか期待外れだった。展望がいいかブナ林か、どちらかがあればランチ場として
及第点と言えるのだが、展望のない杉林では食欲もいまひとつである。
ランチ場のロケーション最優先派としては忸怩たる思いだ。
ゲッ!ここでランチしてしまった(-_-メ)
そう思っていたらなんと林業用のモノレールの線路が現われた。
これを辿れば確実である。その甘いささやきに釣られてレール沿いに進む。
上北山村の地域おこし協力隊員の方で、モノレール地図なるものを参考に周回している方が居ますわ。
今日は早めに下りて、まだ入ったことのない入之波温泉山鳩湯で汗を流すつもりだったがもう5時(受付は4時
まで)を過ぎている。入りたいと思いながらいつもタイムアウトで断念していたのだが、きょうもまたお預けだ。
北股に続きアウトでしたか、茶褐色でこれぞ温泉!いい湯だな!でも縁がないようなのでキッパリ諦めましょう 。
piccolo
Re: 【台高】モノレールで高速下山? 人見谷から伯母ヶ峰
わりばしさん、どうもです。
三重県側からなかなかい山域ですね。
確かに高見峠からグルっと大回りすると遠いですね。
果敢に攻めますねえ。
山日和イムズはこうでなくちゃいけません。
口だけです。
ところでイムズじゃなくてイズムなのでは?
この季節トチの実が目立ちますね。
乾留工場のあったあたりだと原材料になったのでかためられて残っています。
なるほど、それは知りませんでした。
単独の時は安全第一です。
近年は特にリスク回避を重視してます。
強風台風の影響でどこもかしこも倒木だらけです。
家のベランダも壊れたし。
あらま、それは大変でしたね。
美しい二次林が残っているとホッとします。
植林ばっかりだと何をしに来たのかわかりません。
お疲れさまでした。
あらまあ最後は反対側でしたか。
まあダム湖の周辺で安全に降りれたらOKですね。
山日和さんらしいや。
林道の法面が壁だらけだったので安全策を取りました。
でもモノレールに付いていかない方が私らしいと思うんだけど。
山日和
三重県側からなかなかい山域ですね。
確かに高見峠からグルっと大回りすると遠いですね。
果敢に攻めますねえ。
山日和イムズはこうでなくちゃいけません。
口だけです。
ところでイムズじゃなくてイズムなのでは?
この季節トチの実が目立ちますね。
乾留工場のあったあたりだと原材料になったのでかためられて残っています。
なるほど、それは知りませんでした。
単独の時は安全第一です。
近年は特にリスク回避を重視してます。
強風台風の影響でどこもかしこも倒木だらけです。
家のベランダも壊れたし。
あらま、それは大変でしたね。
美しい二次林が残っているとホッとします。
植林ばっかりだと何をしに来たのかわかりません。
お疲れさまでした。
あらまあ最後は反対側でしたか。
まあダム湖の周辺で安全に降りれたらOKですね。
山日和さんらしいや。
林道の法面が壁だらけだったので安全策を取りました。
でもモノレールに付いていかない方が私らしいと思うんだけど。
山日和
Re: 【台高】モノレールで高速下山? 人見谷から伯母ヶ峰
洞吹さん、どうもです。
前回は日本海の近くかと思えば、今回は台高の真ん中ですか。
それにしても、それなりの谷を、まあよく探してくること。
引き出しの数には自信あります。
人見谷が、入之波大橋から見て西側の谷か東側の谷かわからなかったけど、
読んでいるうちに西側の谷だとわかりました。
地形図をぱっと見た目も、西側の谷のほうが立派な谷だしね。
車で走ってると、東側の谷は伐採だらけに見えますね。
ときどき、往きは下って帰りに登る登山もあったりしますが。
大台ヶ原の谷は西谷にしても堂倉谷にしてもそうですね。
ここはみんな片道切符なんですか。
一人じゃ、絶対降りてこないといけないから、
みんな、一人ではこんなとこ行かないってことですかね。
沢じゃなくて尾根で周回した記録はありました。それを見て下るつもりだったんだけど、テープに惹かれて
考えていたのと違う尾根を選んでしまいました。
沢登りはみんな(って、そんなにありませんが)片道切符ですね。
気をつけないと、法面動物園に入っちゃいますよー。
苦い経験があります。
だんだんよくなりますね。
好みにあってきて、よかったよかった。
さすがに最後まで植林はありえんでしょう~
はい、残念でした。
一応、帳尻はちゃんと合わせますね。
合う時は合いますが、合わない時は尾根の上まで・・・
> 本流はワイドな壁の左側にすだれ状の20m滝と、右側に形の整った10m滝を懸けている。
実にすばらしい空間だ
いい感じですねえ。
実にいいところでした。手前の林がなければスッキリしてたんですが、いい写真が撮れませんでした。
> 一見別の谷から落ちているように見えた二つの滝は、落ち口の奥でひとつになっていた。
先日の佐津川左俣と逆のパターンだ。
ここでもまた、自然の造形の妙が。
いやー、自然って面白いですわ。
ワシの最新の大台ヶ原エアリアマップ(1993年版ですが)には、
1266.7mの三角点が伯母ヶ峰になっているので、ずっとそうだと思ってたけど、
言われてみて、あらためて地理院地図(ネット)を見たら、
1262m標高点が伯母ヶ峰になってますね。
ことのついでに、手持ちの二万五千図(昭和59年発行でした)も出してきたら、
やはり1262mが伯母ヶ峰でした。
1262mは、笹藪の中の踏み分け道の途中の、ただの三叉路だったと思うけど、
1266.7のほうが高いし、三角点もあるし、普通はこっちが山頂でしょ。
なんで、こうなってるのかな?
普通に考えたらそうなんですけどね。地形図ではなんで1262mが山頂になってるんでしょうね。
あらら、山頂はお気に召しませんでしたか。
ワシが行ったときは(伯母峰峠からのお手軽登山ですが)、
なんかシブイ山だなーと感じて、
「伯母ヶ峰はいぶし銀の山」のようなタイトルでレポート書いた覚えがありますよ。
あー、行ったことあるんですか。確かにシブいですね。
>下山の尾根は複雑に分岐しているので注意が必要である。
山頂から少し下ると下生えのないすっきりした林に明瞭な踏み跡が続いていた。
テープもある。これは楽勝かもしれない。
うまく行けばいいのだけど。
神のみぞ知るです。
> そう思っていたらなんと林業用のモノレールの線路が現われた。
意表をつきますね。
ウッて感じでした。
おや、ここでモノレールを放棄するのかと思ったら、
ついて行くしかないとは、ワシの予想を超えてしまいました。
いや、もう楽したかったもんで・・・
モノレールと言えば、一番に銚子が口のモノレールを思い出しますが、
秘技モノレール懸垂走法は手が汚れませんでしたか。
そうそう、モノレールの達人は、靴の裏に油を塗って、
秘伝モノレールサーフィンの術を繰り出すと言われています。
あそこのモノレールは油だらけでしたが、こちらはあまり汚れませんでした。
たまに振り返って下を確認しないと思わぬ障害物に激突することがあるので注意が必要です。
ここは、いつ来ても時間外で、「前を通るだけ」の湯でしたね。
次の選択は杉の湯になるのかな。
ホンマですわ。初めて本沢川流域に入ってからもう40年近くになりますが、未だ入ったことなし。
杉の湯は日によって受付終了を早めることがあったりします。この日も入れず。
結局羽曳野まで帰ってきてから入りました。(そのまま家に帰る方が早いけど)
山日和
前回は日本海の近くかと思えば、今回は台高の真ん中ですか。
それにしても、それなりの谷を、まあよく探してくること。
引き出しの数には自信あります。
人見谷が、入之波大橋から見て西側の谷か東側の谷かわからなかったけど、
読んでいるうちに西側の谷だとわかりました。
地形図をぱっと見た目も、西側の谷のほうが立派な谷だしね。
車で走ってると、東側の谷は伐採だらけに見えますね。
ときどき、往きは下って帰りに登る登山もあったりしますが。
大台ヶ原の谷は西谷にしても堂倉谷にしてもそうですね。
ここはみんな片道切符なんですか。
一人じゃ、絶対降りてこないといけないから、
みんな、一人ではこんなとこ行かないってことですかね。
沢じゃなくて尾根で周回した記録はありました。それを見て下るつもりだったんだけど、テープに惹かれて
考えていたのと違う尾根を選んでしまいました。
沢登りはみんな(って、そんなにありませんが)片道切符ですね。
気をつけないと、法面動物園に入っちゃいますよー。
苦い経験があります。
だんだんよくなりますね。
好みにあってきて、よかったよかった。
さすがに最後まで植林はありえんでしょう~
はい、残念でした。
一応、帳尻はちゃんと合わせますね。
合う時は合いますが、合わない時は尾根の上まで・・・
> 本流はワイドな壁の左側にすだれ状の20m滝と、右側に形の整った10m滝を懸けている。
実にすばらしい空間だ
いい感じですねえ。
実にいいところでした。手前の林がなければスッキリしてたんですが、いい写真が撮れませんでした。
> 一見別の谷から落ちているように見えた二つの滝は、落ち口の奥でひとつになっていた。
先日の佐津川左俣と逆のパターンだ。
ここでもまた、自然の造形の妙が。
いやー、自然って面白いですわ。
ワシの最新の大台ヶ原エアリアマップ(1993年版ですが)には、
1266.7mの三角点が伯母ヶ峰になっているので、ずっとそうだと思ってたけど、
言われてみて、あらためて地理院地図(ネット)を見たら、
1262m標高点が伯母ヶ峰になってますね。
ことのついでに、手持ちの二万五千図(昭和59年発行でした)も出してきたら、
やはり1262mが伯母ヶ峰でした。
1262mは、笹藪の中の踏み分け道の途中の、ただの三叉路だったと思うけど、
1266.7のほうが高いし、三角点もあるし、普通はこっちが山頂でしょ。
なんで、こうなってるのかな?
普通に考えたらそうなんですけどね。地形図ではなんで1262mが山頂になってるんでしょうね。
あらら、山頂はお気に召しませんでしたか。
ワシが行ったときは(伯母峰峠からのお手軽登山ですが)、
なんかシブイ山だなーと感じて、
「伯母ヶ峰はいぶし銀の山」のようなタイトルでレポート書いた覚えがありますよ。
あー、行ったことあるんですか。確かにシブいですね。
>下山の尾根は複雑に分岐しているので注意が必要である。
山頂から少し下ると下生えのないすっきりした林に明瞭な踏み跡が続いていた。
テープもある。これは楽勝かもしれない。
うまく行けばいいのだけど。
神のみぞ知るです。
> そう思っていたらなんと林業用のモノレールの線路が現われた。
意表をつきますね。
ウッて感じでした。
おや、ここでモノレールを放棄するのかと思ったら、
ついて行くしかないとは、ワシの予想を超えてしまいました。
いや、もう楽したかったもんで・・・
モノレールと言えば、一番に銚子が口のモノレールを思い出しますが、
秘技モノレール懸垂走法は手が汚れませんでしたか。
そうそう、モノレールの達人は、靴の裏に油を塗って、
秘伝モノレールサーフィンの術を繰り出すと言われています。
あそこのモノレールは油だらけでしたが、こちらはあまり汚れませんでした。
たまに振り返って下を確認しないと思わぬ障害物に激突することがあるので注意が必要です。
ここは、いつ来ても時間外で、「前を通るだけ」の湯でしたね。
次の選択は杉の湯になるのかな。
ホンマですわ。初めて本沢川流域に入ってからもう40年近くになりますが、未だ入ったことなし。
杉の湯は日によって受付終了を早めることがあったりします。この日も入れず。
結局羽曳野まで帰ってきてから入りました。(そのまま家に帰る方が早いけど)
山日和
Re: 【台高】モノレールで高速下山? 人見谷から伯母ヶ峰
piccoloさん、どうもです~。
おっ!この谷もいつかはと候補にしていたので真剣にレポ読ませてもらいます。
ダムの水、1か月前は汚れて臭いしてましたが大雨で綺麗になってました?
おおっ、そうだったんですか。さすがPKコンビ!!
今回も川上の道の駅で会えるかと楽しみにしてたんですけどね。
湖水は褪せたエメラルドグリーンでした。
フムフム、林道テクテクなのね(^^♪
林道はすぐ終わりますよ。
>林道が杣道に変わって崩れた橋が谷を渡るところで入渓。穏やかな渓相で流れだけを見れば美しいが、いかん
せん両岸は植林である。分かり切ったこととはいえ、少々残念ではある。
この界隈では仕方ないですね。
まあ、そうなんですけどね。
ワンダーランドとまでは言えないですか?
あそこまでの森はなかなかお目にかかれません。
筏場のおじいちゃんが言ってました、"昔はよく熊を撃ちに行っとった"(';')
2本の滝が見られるのですね!写真見てたら行きたくなってきましたぞよ。
合計4本ですよ。
カシミール関西の山名では、1262mが伯母ヶ峯南峰、1188mが伯母ヶ峯北峰となっていました。
北西の三角点ですね。へえー、そういう呼び名があるんや。
>ただ、伯母ヶ峰の山頂はいささか期待外れだった。展望がいいかブナ林か、どちらかがあればランチ場として
及第点と言えるのだが、展望のない杉林では食欲もいまひとつである。
ランチ場のロケーション最優先派としては忸怩たる思いだ。
ゲッ!ここでランチしてしまった(-_-メ)
piccoloさんも?
上北山村の地域おこし協力隊員の方で、モノレール地図なるものを参考に周回している方が居ますわ。
そんな地図があるんですねえ。私は関電の巡視路地図がほしいですわ。
北股に続きアウトでしたか、茶褐色でこれぞ温泉!いい湯だな!でも縁がないようなのでキッパリ諦めましょう 。
あーれー
山日和
おっ!この谷もいつかはと候補にしていたので真剣にレポ読ませてもらいます。
ダムの水、1か月前は汚れて臭いしてましたが大雨で綺麗になってました?
おおっ、そうだったんですか。さすがPKコンビ!!
今回も川上の道の駅で会えるかと楽しみにしてたんですけどね。
湖水は褪せたエメラルドグリーンでした。
フムフム、林道テクテクなのね(^^♪
林道はすぐ終わりますよ。
>林道が杣道に変わって崩れた橋が谷を渡るところで入渓。穏やかな渓相で流れだけを見れば美しいが、いかん
せん両岸は植林である。分かり切ったこととはいえ、少々残念ではある。
この界隈では仕方ないですね。
まあ、そうなんですけどね。
ワンダーランドとまでは言えないですか?
あそこまでの森はなかなかお目にかかれません。
筏場のおじいちゃんが言ってました、"昔はよく熊を撃ちに行っとった"(';')
2本の滝が見られるのですね!写真見てたら行きたくなってきましたぞよ。
合計4本ですよ。
カシミール関西の山名では、1262mが伯母ヶ峯南峰、1188mが伯母ヶ峯北峰となっていました。
北西の三角点ですね。へえー、そういう呼び名があるんや。
>ただ、伯母ヶ峰の山頂はいささか期待外れだった。展望がいいかブナ林か、どちらかがあればランチ場として
及第点と言えるのだが、展望のない杉林では食欲もいまひとつである。
ランチ場のロケーション最優先派としては忸怩たる思いだ。
ゲッ!ここでランチしてしまった(-_-メ)
piccoloさんも?
上北山村の地域おこし協力隊員の方で、モノレール地図なるものを参考に周回している方が居ますわ。
そんな地図があるんですねえ。私は関電の巡視路地図がほしいですわ。
北股に続きアウトでしたか、茶褐色でこれぞ温泉!いい湯だな!でも縁がないようなのでキッパリ諦めましょう 。
あーれー
山日和