【高見】杖ついてワサビ谷から三峰山
Posted: 2018年8月19日(日) 21:49
40日近く続いた酷暑日が解消され、
清々しい秋のはしりに、快適な沢歩きでした。
【 日 付 】 平成30年8月18日(土)
【 山 域 】 高見山地
【 天 候 】 ほぼ晴れ
【 ルート】 駐車地8:20---9:10ワサビ谷入渓---11:30ランチ13:20
---14:00三峰山---14:30平倉峰---16:35駐車地
【メンバー】 ナズナさん グー
月出の集落を過ぎ「月出の中央構造線・徒歩で900m・車で3.8km」の看板の横に
「2.0km先通行止」の立て看板。バリケードは解放されている。
「ひょっとしたら通してくれるかも?」と進入してみたが、
トレーラーから重機を下すためにバリケードが開いていたのだった。
工事名と工事期間を書いた看板は見当たらない。いつまで通行止めなんだろうか?
手前に車を停め、ナズナさんの冬季御用達廃作業道を登る。
15分でゆりわれ登山口に登り着いたが、飯高北奥林道を月出登山口までが遠い。
「グーさん、なんで登山靴じゃなくても靴を車に積んでこないの!
今日の気温なら尾根歩きでも暑くないのに」
猫年生まれのナズナさんは寒いのと冷たい水がキライ。
沢靴しか積んでこなかったグーは首をすくめる。
砂防堤を越えた所から入渓する。水が暖かい。
「冷たくないですね」のナズナさんのつぶやきにホッとする。
しばらくは流木とゴーロの荒れた渓相を歩く。
滝が出てくると、次々に小滝が続く。力量も必要なく軽快にサクサク登れる。
ケルトたんがトップロープで遊んだ滝は右から小さく巻く。
残置ロープの滝は深みを進みフルシャワーで登れるかどうか?
今日は足首まで水に浸けるだけの水遊びだから左から巻く。
フィックスロープの必要ない巻きなのにナンデ残置してあるのだろう?
大きな滝もあるが足場・手がかりが豊富にあり、慎重に登れば問題なし。
ただ、ナズナさんとグーとは足の長さが違う。
グーが楽に跨げるところも、ナズナさんは足が広がり過ぎて体重移動が出来ない。
スリングを伸ばしてグーがナズナさんを引っ張り上げる。
ウフフ、グーがナズナさんに勝てる唯一の身体能力?です。
大小15ほどある滝を巻いたのは2つだけ。他は全て直登できた。
身体能力を要求しないグー向けの楽しい水遊び場です。
源流部の穏やかな空間に包まれてランチです。
虫もうるさくなかったので準備をし始めたがハエが飛んできた。
モスキートネットを張る。
浸るのはふくらはぎ程度だったが、滝の飛沫を浴びて、ももまで濡れた。
「グーさんにはももでも、ナズナはお腹まで濡れた。寒い」
とウインドブレーカーを羽織っている。
ランチを終え、八丁平に出るとヤマジノホトトギスとトリカブト。
紅葉も始まっていたが、キリギリスの鳴き声が多い。
「山頂にキリギリスは似合わないな」
三峰山から平倉峰を巡ってホソバノヤマハハコ群生地で休憩。
花は咲き始めていた。来月にかけて多くの人が訪れることでしょう。
8月にしては快適な気温で大汗をかくこともなく、いいデート山行でした。
グー(伊勢山上住人)