【但馬】氷ノ山三の丸大雪原をスノーシューハイクそして逆走(18.3.4)
Posted: 2018年3月07日(水) 22:49
【 日 付 】 2018.3.4
【 山 域 】 但馬 氷ノ山三の丸
【メンバー】単独
【 天 候 】快晴
【 ルート 】戸倉峠駐車場5:51ー急登尾根ー6:43最低鞍部ー7:09P1073-9:14三の丸ー9:32小ピークー
10:08三の丸ー12:09最低鞍部ー12:27林道分岐ー13:18駐車場
3月4日の週間予報は初め曇りで晴天期待できそうになく、あ~また近場の五月山かと諦めていましたが金曜日になると土日は素晴らしい天気になりそうに変わってきました。当然今年最後のスノーシューハイクの遠出をします。前回のスノー衆パート3の後金糞岳の北尾根を視野に入れていましたが、もう2週間もたっているのでどうかなと思案しているうちに、氷ノ山三の丸の南から東にかけての広大な笹原が大雪原になり、そこをスノーシューハイクしたレポを見て行ってみたい気がしていたことを思い出しました。しかし、戸倉峠からのアプローチは長いので体力が心配ですし、駐車地がどうなっているかも心配です。googole mapで調べると駐車場の位置や旧道の状態、急登尾根の取り付き口もよくわかり、レポをいくつか見るとこの時期なら駐車場もしっかり除雪されているようなのでこれは実行するのみです。
3:00に起床、3:30に出発。5:40頃すんなり駐車場に着きました。すでに4台ほど止まっていて準備中で、一人ヘッデンで出発しました。私もすぐに準備をして6:00に出発しますが、もう薄明るくなっていてヘッデンはいりませんでした。車を止めたところが昼間溶けた水が凍った表面になっていて極めて滑りやすく、車の横でスノーシューを履き雪のない国道を100mほど歩いて林道入り口へ行くとそこは1mほどの積雪でした。第一へピンで第二ヘアピンをショートカットして林道を登っていくと、急登尾根の取りつきは無雪期のgooglemapで見ていた通りで、トレースもしっかりついていたのですぐわかりました。トレースは今日ものではなく、どうやら今日は私が一番のようでした。
急登尾根の雪はつながっていましたがところどころで雪が解けて嵌りそうなところがありましたが、早朝なのである程度凍結していて歩くのには支障ありませんでした。 しかし帰りは昼過ぎになるので気温が上がって雪はさらに解けるので、この尾根下るのは止め最低鞍部から林道へ降り、林道で戻ることにしました。最低鞍部で西側を見ると5~60m下に林道が来ているのが見えました。P1073辺りまでは分かりやすい尾根でトレースもありましたが、ここを過ぎると尾根は広くなり疎林で見通しが効かないのでトレースがなかったら方向を見定めるのが難しいです。尾根が広いのでトレースも無駄な歩きをしていてショートカットしたいのですが、トレースを外れるとやはり沈み込む量が多くなるのでトレースを忠実にたどりました。途中で木の間から遠くに真っ白な尾根が見えましたが、遥か彼方であそこまで届くかなという心配がよぎりました。しかし、辛抱してひたすら足を運んでいるうちに開けたところに出ました。そしてついに 疎林を完全に抜けると後は真っ白な広大な雪原と紺碧の空です。あ~これが見たかった景色だと思わずにんまりします。本当に今日来てよかった。
正面を見上げてパチリ、右を見て左を見てもパチリ、振り返ってみてもパチリ何枚撮っても撮り足りません。
三の丸で氷ノ山まで行くか迷いました。右の腿の付け根が足を持ち上げるとき痛むようになったのです。気温が高くなり雪が解けてスノーシューでも沈むようになると余計持ち上げなければならなくなり、帰りは下りとはいえかなり長さです。そこへリフトを使って登ってきた人が追いついてくるのが見えました。とりあえず三の丸の北のなだらかなピークまで行ってみることにしました。
私が写真を撮っているうちに追い抜かれ少しあとを追いかけて下っていきましたが、その先の小ピークで氷ノ山は諦め、ルートの西や東側へ外れながらいい写真のアングルを探しつつゆっくり戻りました。この頃になるとリフトを利用した登山者が次から次へとやってくるのでルート上は歩きたくなくなりました。
帰りに三の丸あたりから登ってきた方向を見定めるのは目印が一つもないので、トレースがなかったりガスで見通しが効かないと大変危ないと思いました。今日のような見通しのいい時でも、登ってきた尾根はあまり特徴がなく特定するのは結構難しかったです。自分のトレースがはっきりしていたので自信をもって下れました。また広い尾根の疎林へ入ると見通しが悪くトレースが頼りでした。
最低鞍部から林道へ下りましたが、林道上は波打つような雪の積もり方で案外歩きにくかったです。国道への林道入り口の100mくらい手前でスノーシューを脱いだら右腿付け根の痛みはすっとなくなりましたが、やはり普通の歩きのように足を前へけりだすのではなく、一度上へ持ち上げてから前へけり出すので長時間スノーシューを履き続けるのは負担がかかるようです。ただし残りの100mはツボ足で2~30cmズボりまくりで歩きにくいのなんの、スノーシューノありがたみがよくわかります。
こんな快晴の下であの大雪原をスノーシューハイクできたことは最高でした。ところがこの後の帰りで味噌をつけてしまいました。
高速代をけちるため北近畿豊岡自動車道を利用して帰るのですが、県道48号、6号を走って養父ICの交差点で右折して高速に乗ろうとしたらいきなりパトカーがサイレンを鳴らして逆走だというではありませんか。バックして入り口まで戻ると警察官が摘発ではなく注意だけなんですというのです。右折した時、高速への車線が非常にわかりにくくえっどうなっているのと思いつつ間違えたのですが、警察官曰く間違える人がいるのでこうやって見張っているというのです。皆さん一度走ってみてください、このICの構造は初めて見るもので間違えやすく、設計のミスではないかと思います。そもそも警察官が間違える人が出ないよう見張っていなければならないということ自体が、このICは進入車線を作り変えるべきだということを表しているのだと思います。
【 山 域 】 但馬 氷ノ山三の丸
【メンバー】単独
【 天 候 】快晴
【 ルート 】戸倉峠駐車場5:51ー急登尾根ー6:43最低鞍部ー7:09P1073-9:14三の丸ー9:32小ピークー
10:08三の丸ー12:09最低鞍部ー12:27林道分岐ー13:18駐車場
3月4日の週間予報は初め曇りで晴天期待できそうになく、あ~また近場の五月山かと諦めていましたが金曜日になると土日は素晴らしい天気になりそうに変わってきました。当然今年最後のスノーシューハイクの遠出をします。前回のスノー衆パート3の後金糞岳の北尾根を視野に入れていましたが、もう2週間もたっているのでどうかなと思案しているうちに、氷ノ山三の丸の南から東にかけての広大な笹原が大雪原になり、そこをスノーシューハイクしたレポを見て行ってみたい気がしていたことを思い出しました。しかし、戸倉峠からのアプローチは長いので体力が心配ですし、駐車地がどうなっているかも心配です。googole mapで調べると駐車場の位置や旧道の状態、急登尾根の取り付き口もよくわかり、レポをいくつか見るとこの時期なら駐車場もしっかり除雪されているようなのでこれは実行するのみです。
3:00に起床、3:30に出発。5:40頃すんなり駐車場に着きました。すでに4台ほど止まっていて準備中で、一人ヘッデンで出発しました。私もすぐに準備をして6:00に出発しますが、もう薄明るくなっていてヘッデンはいりませんでした。車を止めたところが昼間溶けた水が凍った表面になっていて極めて滑りやすく、車の横でスノーシューを履き雪のない国道を100mほど歩いて林道入り口へ行くとそこは1mほどの積雪でした。第一へピンで第二ヘアピンをショートカットして林道を登っていくと、急登尾根の取りつきは無雪期のgooglemapで見ていた通りで、トレースもしっかりついていたのですぐわかりました。トレースは今日ものではなく、どうやら今日は私が一番のようでした。
急登尾根の雪はつながっていましたがところどころで雪が解けて嵌りそうなところがありましたが、早朝なのである程度凍結していて歩くのには支障ありませんでした。 しかし帰りは昼過ぎになるので気温が上がって雪はさらに解けるので、この尾根下るのは止め最低鞍部から林道へ降り、林道で戻ることにしました。最低鞍部で西側を見ると5~60m下に林道が来ているのが見えました。P1073辺りまでは分かりやすい尾根でトレースもありましたが、ここを過ぎると尾根は広くなり疎林で見通しが効かないのでトレースがなかったら方向を見定めるのが難しいです。尾根が広いのでトレースも無駄な歩きをしていてショートカットしたいのですが、トレースを外れるとやはり沈み込む量が多くなるのでトレースを忠実にたどりました。途中で木の間から遠くに真っ白な尾根が見えましたが、遥か彼方であそこまで届くかなという心配がよぎりました。しかし、辛抱してひたすら足を運んでいるうちに開けたところに出ました。そしてついに 疎林を完全に抜けると後は真っ白な広大な雪原と紺碧の空です。あ~これが見たかった景色だと思わずにんまりします。本当に今日来てよかった。
正面を見上げてパチリ、右を見て左を見てもパチリ、振り返ってみてもパチリ何枚撮っても撮り足りません。
三の丸で氷ノ山まで行くか迷いました。右の腿の付け根が足を持ち上げるとき痛むようになったのです。気温が高くなり雪が解けてスノーシューでも沈むようになると余計持ち上げなければならなくなり、帰りは下りとはいえかなり長さです。そこへリフトを使って登ってきた人が追いついてくるのが見えました。とりあえず三の丸の北のなだらかなピークまで行ってみることにしました。
私が写真を撮っているうちに追い抜かれ少しあとを追いかけて下っていきましたが、その先の小ピークで氷ノ山は諦め、ルートの西や東側へ外れながらいい写真のアングルを探しつつゆっくり戻りました。この頃になるとリフトを利用した登山者が次から次へとやってくるのでルート上は歩きたくなくなりました。
帰りに三の丸あたりから登ってきた方向を見定めるのは目印が一つもないので、トレースがなかったりガスで見通しが効かないと大変危ないと思いました。今日のような見通しのいい時でも、登ってきた尾根はあまり特徴がなく特定するのは結構難しかったです。自分のトレースがはっきりしていたので自信をもって下れました。また広い尾根の疎林へ入ると見通しが悪くトレースが頼りでした。
最低鞍部から林道へ下りましたが、林道上は波打つような雪の積もり方で案外歩きにくかったです。国道への林道入り口の100mくらい手前でスノーシューを脱いだら右腿付け根の痛みはすっとなくなりましたが、やはり普通の歩きのように足を前へけりだすのではなく、一度上へ持ち上げてから前へけり出すので長時間スノーシューを履き続けるのは負担がかかるようです。ただし残りの100mはツボ足で2~30cmズボりまくりで歩きにくいのなんの、スノーシューノありがたみがよくわかります。
こんな快晴の下であの大雪原をスノーシューハイクできたことは最高でした。ところがこの後の帰りで味噌をつけてしまいました。
高速代をけちるため北近畿豊岡自動車道を利用して帰るのですが、県道48号、6号を走って養父ICの交差点で右折して高速に乗ろうとしたらいきなりパトカーがサイレンを鳴らして逆走だというではありませんか。バックして入り口まで戻ると警察官が摘発ではなく注意だけなんですというのです。右折した時、高速への車線が非常にわかりにくくえっどうなっているのと思いつつ間違えたのですが、警察官曰く間違える人がいるのでこうやって見張っているというのです。皆さん一度走ってみてください、このICの構造は初めて見るもので間違えやすく、設計のミスではないかと思います。そもそも警察官が間違える人が出ないよう見張っていなければならないということ自体が、このICは進入車線を作り変えるべきだということを表しているのだと思います。