【台高】氷瀑を見に清五郎滝
Posted: 2018年2月14日(水) 18:00
今年は低温の日が続き氷瀑は数年に一度のあたり年だろう。見に行かない手はない。おっとり刀で出かけた氷瀑見物。清五郎滝は海山町に流れる銚子川上流の不動谷左俣にかかる大滝で、下流から一の滝60m、二の滝100m、三の滝40mの三つの大滝で構成される。この清五郎滝がかかる谷を不動谷と呼ぶ人もいるが、この谷が合流する本谷を不動谷とする人もいるし、まあどっちでもいいけどとにかく出かけることにしよう。
【 日 付 】2018年2月11日(日)
【 山 域 】台高南部 銚子川流域
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】 橡山林道駐車地 8:47 --- 9:18 清五郎滝降り口 --- 9:40 清五郎三の滝 --- 10:06 清五郎二の滝 --- 10:40清五郎滝降り口--- 11:03駐車地
今日は高速道路を尾鷲北IC(終点)まで走り、425号線を右折、その後斜め左に入っている橡山林道に入る。水無峠までは結構長い道のりだが、整備された舗装路なので走りやすい。水無峠で標高約750m。この後はダートになるが、綺麗に整備されており、私のFF車でも十分走れそう・・・と思っていたら、所々道路が凍っている。スリップするとガードレールのないがけ下に一直線なので、恐る恐る走っていると、緩い上り坂でアイスバーン(完全な氷)がつながった。車輪がスリップして動かないので、無理せずにゆるゆるとバックして、路肩のスペースに駐車する。
この辺り雪はほとんどなく、道路上の氷だけだ。スリップ防止のためチェーンアイゼンを履き、念のためピッケルも持参する。アイゼンの歯が氷に食い込む感触は久しぶりで、気持ちがいい。しばらく歩くと凍結路が繋がっている。やっぱ、手前に駐車しといて良かった。 30分ほどで清五郎滝という看板のあるところに到着。ここから斜面を下りていく。暑いだろうと思って三つ編みおさげ帽子をザックに入れたままにしたのだが、むき出しの頭がスースーして、とても不安。ここで転んで岩に頭を打ち付けるとおしまいだよなあと思い、恐る恐る下っていく。いつも沢登りでヘルメットをしているので、むき出しの頭だと、体が素直に嫌がるのだ。
谷への下降路には真新しいトラロープが張られている。氷瀑ツアーの人たちが整備しているのだろう。20分ほどで、谷に下りる。沢は久しぶりだ。michiさんだったら「やっぱ沢はいいですねえ」というところだろう。まずはちょっと上流に歩いて三の滝40mの見物。 「凍っている、凍っている」と思うが、水も結構流れているし、完全な氷瀑にはなっていないようだ。まあ、この谷は水量が結構あるので、完全に水流が止まることはないのだろう。なにせ、氷瀑見物は初めての経験なので、どのようなものがいい氷瀑なのか全くわからない。 しばらく氷瀑を鑑賞してから二の滝100mに移動。三の滝よりもずっと落差の大きい滝なのだが、滝のすぐ横まではいけないのでイマイチかなあ。そういえば、昔アルゼンチンのアンデス山脈で氷河を見たときの青く輝く氷河と、氷河が崩れる雷のような轟音を思い出した。そう、氷河は青かった。 ちょっと早いが駐車地に戻る。青空が広がり、台高南部の山々が美しい。正面に見える白くのっぺりした頂上が堂倉山。その右横が日の出ヶ岳だろう。マブシ峰を主峰とする尾鷲道も一望だ。春になったらテントを担いで歩いてみようか。 道端で昼食にしようかと思ったら、大型の四駆車が結構なスピードで走って来た。氷瀑ツアーの人たちだろうか。こんな車が走ってくるようでは道端での昼食も危ないだろう。そのまま下山し、道の駅海山でサンマ竜田丼を食べて帰宅した。
【 日 付 】2018年2月11日(日)
【 山 域 】台高南部 銚子川流域
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】 橡山林道駐車地 8:47 --- 9:18 清五郎滝降り口 --- 9:40 清五郎三の滝 --- 10:06 清五郎二の滝 --- 10:40清五郎滝降り口--- 11:03駐車地
今日は高速道路を尾鷲北IC(終点)まで走り、425号線を右折、その後斜め左に入っている橡山林道に入る。水無峠までは結構長い道のりだが、整備された舗装路なので走りやすい。水無峠で標高約750m。この後はダートになるが、綺麗に整備されており、私のFF車でも十分走れそう・・・と思っていたら、所々道路が凍っている。スリップするとガードレールのないがけ下に一直線なので、恐る恐る走っていると、緩い上り坂でアイスバーン(完全な氷)がつながった。車輪がスリップして動かないので、無理せずにゆるゆるとバックして、路肩のスペースに駐車する。
この辺り雪はほとんどなく、道路上の氷だけだ。スリップ防止のためチェーンアイゼンを履き、念のためピッケルも持参する。アイゼンの歯が氷に食い込む感触は久しぶりで、気持ちがいい。しばらく歩くと凍結路が繋がっている。やっぱ、手前に駐車しといて良かった。 30分ほどで清五郎滝という看板のあるところに到着。ここから斜面を下りていく。暑いだろうと思って三つ編みおさげ帽子をザックに入れたままにしたのだが、むき出しの頭がスースーして、とても不安。ここで転んで岩に頭を打ち付けるとおしまいだよなあと思い、恐る恐る下っていく。いつも沢登りでヘルメットをしているので、むき出しの頭だと、体が素直に嫌がるのだ。
谷への下降路には真新しいトラロープが張られている。氷瀑ツアーの人たちが整備しているのだろう。20分ほどで、谷に下りる。沢は久しぶりだ。michiさんだったら「やっぱ沢はいいですねえ」というところだろう。まずはちょっと上流に歩いて三の滝40mの見物。 「凍っている、凍っている」と思うが、水も結構流れているし、完全な氷瀑にはなっていないようだ。まあ、この谷は水量が結構あるので、完全に水流が止まることはないのだろう。なにせ、氷瀑見物は初めての経験なので、どのようなものがいい氷瀑なのか全くわからない。 しばらく氷瀑を鑑賞してから二の滝100mに移動。三の滝よりもずっと落差の大きい滝なのだが、滝のすぐ横まではいけないのでイマイチかなあ。そういえば、昔アルゼンチンのアンデス山脈で氷河を見たときの青く輝く氷河と、氷河が崩れる雷のような轟音を思い出した。そう、氷河は青かった。 ちょっと早いが駐車地に戻る。青空が広がり、台高南部の山々が美しい。正面に見える白くのっぺりした頂上が堂倉山。その右横が日の出ヶ岳だろう。マブシ峰を主峰とする尾鷲道も一望だ。春になったらテントを担いで歩いてみようか。 道端で昼食にしようかと思ったら、大型の四駆車が結構なスピードで走って来た。氷瀑ツアーの人たちだろうか。こんな車が走ってくるようでは道端での昼食も危ないだろう。そのまま下山し、道の駅海山でサンマ竜田丼を食べて帰宅した。