【鈴鹿】またしても鈴北岳で撤退 御池テーブルランドに届かず
Posted: 2018年2月06日(火) 05:52
今年は色々なコースから御池テーブルランドにチャレンジしようと思っている。その第2弾は犬返し谷左岸尾根コース。三重県からのアプローチルートとしては、木和田尾に続きメジャーなルートである。このコースをたどるのはもう5回目くらいになる。
【 日 付 】2018年2月3日(土)
【 山 域 】鈴鹿・御池岳
【メンバー】単独
【 天 候 】曇りのち雪
【 ルート 】 国道306号線ゲート 6:50 --- 8:10 犬返し谷左岸尾根取り付き --- 9:53 カタクリ峠 --- 11:30 鈴北岳 --- 12:00 御池道・県境尾根分岐(昼食)13:00 --- 13:43 冷川岳 --- 13:51白船峠 --- 14:22 木和田尾出会い --- 15:27 山口登山口 --- 15:45 ゲート前駐車地
国道306号線ゲート前に6時半頃着。車は一台もいない。国道上には積雪があるので、今日もドア・ツー・ドアの予定で、最初からスノーシューを履いていく。国道上には側道から入ってくる四駆車の轍が付いていて歩きにくいが、途中で引き返したようで、あとは登山者のトレースのみとなり、歩きやすくなった。 1時間20分ほどで犬返し谷左岸尾根取り付き着。ここからは先週のスノーシューの痕跡がわずかに残っているが、ほとんどノートレースである。歩き慣れた道なので、大君ヶ畑ルートよりも疲れが少ない。もっとも、今日は前回と違ってラッセルというほどの場所はないのだが。 途中でツボ足の男性二人に追いつかれる。40代と50代くらいだ。桑名から来たという。このあと県境尾根分岐まで前後して歩くことになる。鞍掛尾根にはガスがかかっており、この調子だとテーブルランドはホワイトアウトかなと思う。この予想はあとで当たっていることが分かった。
カタクリ峠に着くと先行しているはずのツボ足二人のトレースはなかった。どうも、直進してしまったようだ。何年か前にここでテント泊したことがある。20キロほどの荷物を担いで、カタクリ峠でもういいやと思ってテントを張ったのだが、今はそんな荷物を背負ってここまで来る体力が残っているだろうか。年をとって寒いのも嫌だし。3月のもう少し暖かい時期になったらどこかでテント泊することにしよう。この後トレースはなく、まっさらの新雪に自分のトレースを刻んでいく。 7合目で休憩しているとツボ足の二人が追いついてきた。やっぱり道を間違えたそうだ。若い方が先頭で、膝のあたりまで踏み抜きながら進んでいく。なかなかいい根性をしている。県境尾根分岐で鈴北岳方面に向かうことにする。鈴北岳からテーブルランドに周回するのが好きなのだ。
鈴北岳方面にはもちろんトレースはない。このコースは新雪の時でも比較的雪が締まっていて歩きやすいのだ。お気に入りのコースである。晴れているともっといいんだけど。鈴北岳はホワイトアウトで何も見えない。3日前のあの絶景が懐かしい。この状態でテーブルランドに行っても面白くないので、今日はテーブルランドは諦めて戻ることにする。 と思ったら、ガスの中から単独行の女性が現れた。装備もしっかりしているし、山慣れた感じの人だ。大君ヶ畑から上がってきたという。3日前に同じコースを来たと言ったら、「トレース使わせてもらいました」とお礼を言われた。
来たコースを戻る。ほんのちょっと前に通ったはずなのに、私のトレースの上に新しいワカンのトレースがのっている。先の女性のものとは違うし、さすがに人気の御池岳、姿は見えねど複数の人が近くを歩き回っているようだ。
県境尾根分岐まで戻って昼食。メニューはここ最近はまっているおでん風雑煮。要するにおでんに餅を入れただけなのだが、餅のおかげで腹持ちが良くて気に入っている。今日は山日和さんの教えに従って頂上よりも昼食を優先したのだ。締めは甘酒で満足満足。このメニュー、しばらく続きそうだ。
このままピストンで降りてもつまらないので、白船峠まわりで下山することにする。カタクリ峠から白船峠への稜線に入るとトレースがなかった。人気コースのはずだけど、今日は誰も来ていないんだねえ。私、白船峠から木和田尾までのトラバースをノートレースでたどる自信がないのだ。どこかで迷いそうな気がする。でも、まあ、人気の白船峠コース、きっとトレースがあるに違いない。 冷川岳まで来ると、単独ツボ足のトレースが現れた。白船峠方面から来てここで引き返したようだ。これなら白船峠からもトレースがあるに違いない。ほっとする。白船峠に来るとさすがに多くのトレースがあった。トレースがなければ頭陀ヶ平まで登ってから降りることも考えていたのだが、これですんなり降りられそうだ。 木和田尾は下界の風景を眺めながら落葉樹林の間を歩く気持ちのいい道だ。人気が出るのもうなづける。少なくとも植林の犬返し谷左岸尾根を下るよりはずっとマシだろう。 3時半頃、山口の上水道施設着。あとは国道を少し歩き、駐車地に戻った。またしてもテーブルランドには届かなかったが、新雪のスノーシュー歩きを楽しんだ1日だった。
【 日 付 】2018年2月3日(土)
【 山 域 】鈴鹿・御池岳
【メンバー】単独
【 天 候 】曇りのち雪
【 ルート 】 国道306号線ゲート 6:50 --- 8:10 犬返し谷左岸尾根取り付き --- 9:53 カタクリ峠 --- 11:30 鈴北岳 --- 12:00 御池道・県境尾根分岐(昼食)13:00 --- 13:43 冷川岳 --- 13:51白船峠 --- 14:22 木和田尾出会い --- 15:27 山口登山口 --- 15:45 ゲート前駐車地
国道306号線ゲート前に6時半頃着。車は一台もいない。国道上には積雪があるので、今日もドア・ツー・ドアの予定で、最初からスノーシューを履いていく。国道上には側道から入ってくる四駆車の轍が付いていて歩きにくいが、途中で引き返したようで、あとは登山者のトレースのみとなり、歩きやすくなった。 1時間20分ほどで犬返し谷左岸尾根取り付き着。ここからは先週のスノーシューの痕跡がわずかに残っているが、ほとんどノートレースである。歩き慣れた道なので、大君ヶ畑ルートよりも疲れが少ない。もっとも、今日は前回と違ってラッセルというほどの場所はないのだが。 途中でツボ足の男性二人に追いつかれる。40代と50代くらいだ。桑名から来たという。このあと県境尾根分岐まで前後して歩くことになる。鞍掛尾根にはガスがかかっており、この調子だとテーブルランドはホワイトアウトかなと思う。この予想はあとで当たっていることが分かった。
カタクリ峠に着くと先行しているはずのツボ足二人のトレースはなかった。どうも、直進してしまったようだ。何年か前にここでテント泊したことがある。20キロほどの荷物を担いで、カタクリ峠でもういいやと思ってテントを張ったのだが、今はそんな荷物を背負ってここまで来る体力が残っているだろうか。年をとって寒いのも嫌だし。3月のもう少し暖かい時期になったらどこかでテント泊することにしよう。この後トレースはなく、まっさらの新雪に自分のトレースを刻んでいく。 7合目で休憩しているとツボ足の二人が追いついてきた。やっぱり道を間違えたそうだ。若い方が先頭で、膝のあたりまで踏み抜きながら進んでいく。なかなかいい根性をしている。県境尾根分岐で鈴北岳方面に向かうことにする。鈴北岳からテーブルランドに周回するのが好きなのだ。
鈴北岳方面にはもちろんトレースはない。このコースは新雪の時でも比較的雪が締まっていて歩きやすいのだ。お気に入りのコースである。晴れているともっといいんだけど。鈴北岳はホワイトアウトで何も見えない。3日前のあの絶景が懐かしい。この状態でテーブルランドに行っても面白くないので、今日はテーブルランドは諦めて戻ることにする。 と思ったら、ガスの中から単独行の女性が現れた。装備もしっかりしているし、山慣れた感じの人だ。大君ヶ畑から上がってきたという。3日前に同じコースを来たと言ったら、「トレース使わせてもらいました」とお礼を言われた。
来たコースを戻る。ほんのちょっと前に通ったはずなのに、私のトレースの上に新しいワカンのトレースがのっている。先の女性のものとは違うし、さすがに人気の御池岳、姿は見えねど複数の人が近くを歩き回っているようだ。
県境尾根分岐まで戻って昼食。メニューはここ最近はまっているおでん風雑煮。要するにおでんに餅を入れただけなのだが、餅のおかげで腹持ちが良くて気に入っている。今日は山日和さんの教えに従って頂上よりも昼食を優先したのだ。締めは甘酒で満足満足。このメニュー、しばらく続きそうだ。
このままピストンで降りてもつまらないので、白船峠まわりで下山することにする。カタクリ峠から白船峠への稜線に入るとトレースがなかった。人気コースのはずだけど、今日は誰も来ていないんだねえ。私、白船峠から木和田尾までのトラバースをノートレースでたどる自信がないのだ。どこかで迷いそうな気がする。でも、まあ、人気の白船峠コース、きっとトレースがあるに違いない。 冷川岳まで来ると、単独ツボ足のトレースが現れた。白船峠方面から来てここで引き返したようだ。これなら白船峠からもトレースがあるに違いない。ほっとする。白船峠に来るとさすがに多くのトレースがあった。トレースがなければ頭陀ヶ平まで登ってから降りることも考えていたのだが、これですんなり降りられそうだ。 木和田尾は下界の風景を眺めながら落葉樹林の間を歩く気持ちのいい道だ。人気が出るのもうなづける。少なくとも植林の犬返し谷左岸尾根を下るよりはずっとマシだろう。 3時半頃、山口の上水道施設着。あとは国道を少し歩き、駐車地に戻った。またしてもテーブルランドには届かなかったが、新雪のスノーシュー歩きを楽しんだ1日だった。