【鈴鹿】鈴北岳から御池岳そして木和田尾 「御池教」巡礼の旅
Posted: 2018年2月05日(月) 10:02
【 日 付 】2018年2月4日(日)
【 山 域 】鈴鹿山脈
【メンバー】Kasayaさん、副館長
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】7:20国道306号ゲート→8:22コグルミ谷右岸尾根取付き(スノーシュー装着)8;28→9:29カタクリ峠→10:30鈴北岳→11:08御池岳(丸山)→11:43青のドリーネ横(昼食)12:17→12:50真の谷横断→13:13白瀬峠→13:32木和田尾合流→14:47山口登山口(取水場)
寒いながら天気の良さそうな2月4日、Kasaya氏に誘われて、鈴鹿山脈の御池岳に行った。彼は100回以上御池岳に登っている強者。「御嶽教」というのは聞くけど、彼はそのうち「御池教」を立ち上げるんじゃないかと思う。
朝7時に藤原簡易駐車場集合。2人同時に、1分の狂いもなく到着した。今日は木和田尾から下山の計画なので、木和田尾登山口の取水場にKasaya氏の車をデポし、私の車で国道306号の閉鎖ゲートに向かった。数台の車がとまっている。
国道にも雪は積もっているが、締まっている。Kasaya氏は、ここでこんなに積もっているのは珍しいという。冬季閉鎖ゲートからツボ足で歩く。しかし、Kasaya氏は歩きが速い。必死についていく。
スノーシューを装着してコグルミ谷右岸の尾根に取り付く。この尾根、一般的な登山道ではないが歩きやすい。頻繁に崩れるコグルミ谷のメンテを繰り返すぐらいなら、こっちを一般道にすればいいと思う。
トレースが残っていて、雪も締まっているのでラッセルというほどのものはないが、とにかくKasaya氏は速い。愛しい恋人に一刻も早く会いたい、と言いう感じだ。
カタクリ峠に出る少し前に、男2人(うち1人は外国人)、女1人の3人連れが下りてきた。山中でテント泊していたそうだ。しかし、御池どころか、カタクリ峠にすら行っていないという。「目的が違うから」と言っていたが。
カタクリ峠で恒例の饅頭を食べ、鈴北岳へ。7合目からは、県境尾根をそのまま鈴北岳に行く。こちらのルートも歩いた跡が残っていた。徐々に霧氷が増え、展望も開けてくる。霊仙山がくっきり。伊吹は頂上だけがガスっているようだ。 それとともに風がどんどん強くなってくる。気温も低そうで、寒い。鈴北岳に到着するも、寒さですぐに出発した。 御池のテーブルランドに乗るが、ここではいつも、自分の位置が分からなくなる。GPSがないと不安になる山だ。しかし、Kasaya氏はペースを落とすことはない。風が「おかえりなさい」と言っているように聞こえているのではないだろうか。
御池ならではの雪原が広がり、木々には樹氷。丸山に着くころには伊吹山のガスも取れた。頂上のポールから判断すると積雪は1.5mぐらいか。 奥の平、南峰、そして青のドリーネへ。Kasaya氏は、南峰あたりの風景が大好きだそうだ。 風が強くて昼食場所にも困るが、さすがに青のドリーネに入るのはひんしゅくだ。するとさすが勝手知ったるKasaya氏。青のドリーネの西側の窪地を知っていて昼食となった。窪地の中は風がしのげるものの、上空を通過する風が樹木の雪片を降らせる。
下山は、真の谷を越えて白瀬峠へ登り返し。下りは急斜面でだが、すごい速さで気持ちがいい。これが逆コースだったら地獄だなと思う(昔登ったこともあるが)。真の谷からの登り返しは標高差170mぐらい。この期に及んでの登りが、今日、一番疲れる。
白瀬峠では、何となく藤原方面に行きたくなるが、そういえば木和田尾の下に車をデポした。Kasaya氏も「時間的には行けなくもないけど」と言うけど、バカなことを考えるのはやめよう。
白瀬峠から山腹を巻いて木和田尾へ。山腹でこんな時間に登ってくる人とすれ違った。しかもツボ足だ。峠から先は雪が深くなるのに、大丈夫かな。尾根を一気に下って、登山口寸前までスノーシューを外さず、3時前には登山口の取水小屋に到着した。さほど汗もかいていないので温泉にも入らず、すぐに帰宅した。
寒いながらも予想以上に素晴らしい天気に恵まれて、充実の登山であった。
【 山 域 】鈴鹿山脈
【メンバー】Kasayaさん、副館長
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】7:20国道306号ゲート→8:22コグルミ谷右岸尾根取付き(スノーシュー装着)8;28→9:29カタクリ峠→10:30鈴北岳→11:08御池岳(丸山)→11:43青のドリーネ横(昼食)12:17→12:50真の谷横断→13:13白瀬峠→13:32木和田尾合流→14:47山口登山口(取水場)
寒いながら天気の良さそうな2月4日、Kasaya氏に誘われて、鈴鹿山脈の御池岳に行った。彼は100回以上御池岳に登っている強者。「御嶽教」というのは聞くけど、彼はそのうち「御池教」を立ち上げるんじゃないかと思う。
朝7時に藤原簡易駐車場集合。2人同時に、1分の狂いもなく到着した。今日は木和田尾から下山の計画なので、木和田尾登山口の取水場にKasaya氏の車をデポし、私の車で国道306号の閉鎖ゲートに向かった。数台の車がとまっている。
国道にも雪は積もっているが、締まっている。Kasaya氏は、ここでこんなに積もっているのは珍しいという。冬季閉鎖ゲートからツボ足で歩く。しかし、Kasaya氏は歩きが速い。必死についていく。
スノーシューを装着してコグルミ谷右岸の尾根に取り付く。この尾根、一般的な登山道ではないが歩きやすい。頻繁に崩れるコグルミ谷のメンテを繰り返すぐらいなら、こっちを一般道にすればいいと思う。
トレースが残っていて、雪も締まっているのでラッセルというほどのものはないが、とにかくKasaya氏は速い。愛しい恋人に一刻も早く会いたい、と言いう感じだ。
カタクリ峠に出る少し前に、男2人(うち1人は外国人)、女1人の3人連れが下りてきた。山中でテント泊していたそうだ。しかし、御池どころか、カタクリ峠にすら行っていないという。「目的が違うから」と言っていたが。
カタクリ峠で恒例の饅頭を食べ、鈴北岳へ。7合目からは、県境尾根をそのまま鈴北岳に行く。こちらのルートも歩いた跡が残っていた。徐々に霧氷が増え、展望も開けてくる。霊仙山がくっきり。伊吹は頂上だけがガスっているようだ。 それとともに風がどんどん強くなってくる。気温も低そうで、寒い。鈴北岳に到着するも、寒さですぐに出発した。 御池のテーブルランドに乗るが、ここではいつも、自分の位置が分からなくなる。GPSがないと不安になる山だ。しかし、Kasaya氏はペースを落とすことはない。風が「おかえりなさい」と言っているように聞こえているのではないだろうか。
御池ならではの雪原が広がり、木々には樹氷。丸山に着くころには伊吹山のガスも取れた。頂上のポールから判断すると積雪は1.5mぐらいか。 奥の平、南峰、そして青のドリーネへ。Kasaya氏は、南峰あたりの風景が大好きだそうだ。 風が強くて昼食場所にも困るが、さすがに青のドリーネに入るのはひんしゅくだ。するとさすが勝手知ったるKasaya氏。青のドリーネの西側の窪地を知っていて昼食となった。窪地の中は風がしのげるものの、上空を通過する風が樹木の雪片を降らせる。
下山は、真の谷を越えて白瀬峠へ登り返し。下りは急斜面でだが、すごい速さで気持ちがいい。これが逆コースだったら地獄だなと思う(昔登ったこともあるが)。真の谷からの登り返しは標高差170mぐらい。この期に及んでの登りが、今日、一番疲れる。
白瀬峠では、何となく藤原方面に行きたくなるが、そういえば木和田尾の下に車をデポした。Kasaya氏も「時間的には行けなくもないけど」と言うけど、バカなことを考えるのはやめよう。
白瀬峠から山腹を巻いて木和田尾へ。山腹でこんな時間に登ってくる人とすれ違った。しかもツボ足だ。峠から先は雪が深くなるのに、大丈夫かな。尾根を一気に下って、登山口寸前までスノーシューを外さず、3時前には登山口の取水小屋に到着した。さほど汗もかいていないので温泉にも入らず、すぐに帰宅した。
寒いながらも予想以上に素晴らしい天気に恵まれて、充実の登山であった。