【白山】ゾロゾロ・・・ゾロと天上の花園へ

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たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

【白山】ゾロゾロ・・・ゾロと天上の花園へ

投稿記事 by たんぽぽ »

【日時】2011年8月6日(土)
【山域】白山
【天候】曇り一時雨
【メンバー】とっちゃん、ふ~さん、たんぽぽ
【コース】
   大白川 6:10 --- ゾロ谷出合8:10 --- 雪渓末端(1,700m) 9:30---雪渓最上部(2,050m)11:00
   ---14:20登山道崩落地点(2,310m)--- 14:40 ゾロ谷源頭上部(2,400m) 15:40 ---大白川18:20

ゾロゾロと続けば次もゾロしかないだろう、といことで3週間ぶりのゾロ谷に入った。
そろそろ雪渓はズタズタになってかなり面白くなっているはずだ。
ならばそんな面白いところへ一人で入るにはもったいない、今回はとっちゃんにふ~さんも加わってもらった。
焼滑や南白山へそれぞれ二人で歩いた林道を今日は仲良く三人で歩けるのがいい。
草刈りされたばかりの道は歩きやすく、気持ちよくすっと地獄谷の河原へ出る。
賽の河原まで来るといつもの心地よい芳香が漂っている。
ふ~さんはこの硫黄臭と噴気にかなり興奮気味のご様子だ。
先が長いのでここはあっさりと通り過ぎてゾロ谷出合いを目指すとしよう。
崩落ブロックの中を行く
崩落ブロックの中を行く
ゾロ谷の入り口には小滝が待ち構えている。
突貫娘の異名を持つとっちゃんに正面突破の手本をお願いするが、遠慮気味の様子なのでいつもどおりの巻きでスルーした。
続く小滝は水量が少ないので正面から攻めても濡れずに済んだ。
寒々とした雪渓の崩落ブロックの中を進んでいくことになるので、なるべく体は濡らしたくないのだ。
3週間前の雪渓末端地点を通過するとすぐに雪のブロックが転がるようになり、周囲は温度差でガスに包まれるようになった。
ほどなくして最初の雪渓に到達、いつもはすんなりと登ってしまう雪渓だが今日は勝手が違った。
谷と雪渓の隙間に入り込み、チムニーを抜けるようにして上がっていく、雪渓の上に立つと三人ともみごとに泥まみれだ。
この辺りが一番美しい
この辺りが一番美しい
やっとのことで登った雪渓もまたすぐに降りなければならない。
胎内くぐりを得意とするふ~さんが手本を見せて雪渓の下に潜ると二人が後に続いた。
河原に下りるとここからはゾロ谷一番の見せ場となるきれいな滝が続く。
三条の滝は水量不足で二条の滝になっているのが残念、ふ~さんが直登しようとしたが岩が脆いので右岸から巻くことになる。
雪渓末端が近づくと崩落ブロックが激しくなり、涼しさを通り越して寒さで身震いするようになる。
このブロック帯を抜けると雪渓末端の上に出ることができ、暖かさが戻ってホッとする。
これよりしばらくはのんびりと雪渓歩きといきたいところだが生憎の雨が降り出してしまった。
さあ草付に取付いて尾根に上がろう
さあ草付に取付いて尾根に上がろう
標高2,000mゾロ谷のオアシスまで来ると雨は止んできた。
自称晴れオンナというとっちゃんのおかげだろうか、カッパを脱いでいると青空も垣間見れるようになった。
ここから先はA、B、Cの3コースを用意していたが、天候が気になるので一番安全なAコースを進むことにした。
Aコースとは昨年自分がヘマをして血まみれになったルートだが、今日は安全第一で登っていきたい。
草付の急斜面は相変わらずいやらしい、ワシ掴みした草が抜けるとズルッズルッ、後続のふ~さんとの距離が縮まってしまう。
するとふ~さんが呟く「一歩進んで二歩戻る、人生と一緒だね」
さすがはふ~さん、後戻りをしたことのない人間なんて信用できないのだ。
尾根筋まで出るとナナカマドやダケカンバに助けられホットする。
しかし、ホットするのも束の間で、この潅木たちとの激闘が待ち受けているのだ。
マツムシソウと白水湖と美女?
マツムシソウと白水湖と美女?
昨年の自分のヘマを教訓にし、今回は尾根の下部へ出たため潅木と格闘する距離も長くなった。
オオカメノキ、ナナカマド、ダケカンバ、ハイマツと入れ替わり立ち代りでアタックしてくる。
足が前に出たと思えばザックがイヤイヤと後ろ髪を引く、ピッケルはやっぱり小次郎挿しがいい。
手強いハイマツが出てくるとふ~さんがトップに躍り出た。
彼は一筋縄ではいかないモンスターを前にするとムラムラと込み上げるものがあるのだろう。
格闘がひと息つくとそこにはお待ちかねの花園が広がる。
クガイソウ、オタカラコウ、イブキトラノオ、マツムシソウ、ハクサンフウロ・・・
ガスの切れ間からは遥か白水湖がコバルトブルーに光っている。
三人で喜び合って撮影会となる、たんぽぽ平はもう眼下の眺めだ。

登山道を行き交う人の姿を見上げながら再び登高が続く。
潅木バトルを避けてガレ地に逃げ込むと今度は尾根に戻れなくなる。
そんな危なっかしい歩きをしてる我々を登山道のギャラリーさんたちが見下ろしている。
「あれはなんだ、サルか?いや声がするぞ、遭難者か?ここから堕ちたのかなあ」
そんな会話があったかどうかは知らないが、ひとつ間違えば通報モノになるかもしれない。
このルートは登山道から見え過ぎるのがちょっと問題だ。
お花畑を登っていれば楽しいが、ハイマツバトルにはもう辟易してくる。
嫌気がさしてきて左手に逃げるとイブキトラノオの群生地、ここまで来れば平瀬道はすぐ目の前だ、お二人さんお疲れさん!
お疲れさん! バックは登った尾根とたんぽぽ平
お疲れさん! バックは登った尾根とたんぽぽ平
平瀬道をもう少し登って標高2,400m、ゾロ谷源頭部のお花畑を本日の行動終了点とした。
盛りを過ぎたお花畑ではあるがコバイケイソウ、アオノツガザクラ、クロユリ、コイワカガミ、ミヤマダイコンソウが咲いている。
遅めのランチはとっちゃんがあたたかヌードル、ふ~さんとたんぽぽは焼き物にアワワで乾杯だ。
花に囲まれた楽しいランチタイムに雷神さまがそろそろ下りなさいと言わんばかりにゴロゴロと鳴り出した。
さあ靴を履き替えて夕立が来るまでに大白川まで戻るとしよう。
最後に編集したユーザー たんぽぽ [ 2011年8月08日(月) 22:46 ], 累計 1 回
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: 【白山】ゾロゾロ・・・ゾロと天上の花園へ

投稿記事 by ふ~さん »

返信というか生存報告というか・・・

しかし、あのね~ですね。私を一体なんだと思っていらっしゃるのかねぇ。
私を知らない人が読んだら、私のことを思いっきり誤解するじゃござんせんか。

ま、それはともかくですね、硫黄臭に包まれながらの沢登りはお初でしたよ。

あのまま帰宅なんてしてたら、子供に「温泉玉子のにおいのする父ちゃんなんて大嫌い」って逃げられたでしょうね。
いや、その前に家に入れてもらえなかったかも。

噂にたがわぬ秘密の花園。いまだ鼻血がとまりません。

いろいろとありがとうございました。
マツムシソウと美男美女
マツムシソウと美男美女
IMGP8571_sh01s.JPG (31.19 KiB) 閲覧された回数 3627 回
 ふ~さん
SHIGEKI
記事: 1031
登録日時: 2011年7月25日(月) 18:30

Re: 【白山】ゾロゾロ・・・ゾロと天上の花園へ

投稿記事 by SHIGEKI »

たんぽぽさん  こんばんは。

画像を見て、「また、古いrepを」と思ったら、この雪は、ほぼ現時点のものやったんですか~。

人が大汗かいて、比良の古道を歩いてる時に、こないな涼しい思いをしてまいたんですなぁ。

なんと、羨ましい。  なにっ、寒い ってか! メンバーに足を引っ張られたわけではなく

ひょっとして、気温が低かったとか・・・ なんとこのご時世贅沢な まさか 某D会社の依頼による

やら◎ メールならぬ やら◎節電投稿か?。

てな面倒なことは思っては居ませんが、熱帯夜に 涼しいrep、画像ありがとさんでした。

    SHIGEKI 
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【白山】ゾロゾロ・・・ゾロと天上の花園へ

投稿記事 by biwaco »

遅くからこんばんは~です。
黄門さまの漫遊記か編隊三銃士か…それとも桃太郎の鬼退治?
いや、それでは一人足りませんな?肝心の主役が!


草刈りされたばかりの道は歩きやすく、気持ちよくすっと地獄谷の河原へ出る。
賽の河原まで来るといつもの心地よい芳香が漂っている。
ふ~さんはこの硫黄臭と噴気にかなり興奮気味のご様子だ。


そう言えば焼岳でもそうでした!(@_@;)
そんなに硫黄に反応するとは…?Sが好き?Sに興奮? そうか、Mなんだ!


やっとのことで登った雪渓もまたすぐに降りなければならない。
胎内くぐりを得意とするふ~さんが手本を見せて雪渓の下に潜ると二人が後に続いた。


雪渓のジャングルジム遊びですかいな。
どーんと崩れて下敷きにならんようにね。


ここから先はA、B、Cの3コースを用意していたが、天候が気になるので一番安全なAコースを進むことにした。
Aコースとは昨年自分がヘマをして血まみれになったルートだが、今日は安全第一で登っていきたい。
草付の急斜面は相変わらずいやらしい、ワシ掴みした草が抜けるとズルッズルッ、後続のふ~さんとの距離が縮まってしまう。


なんで血まみれコースが一番安全なんかなあ?
だったらBコースは股裂きコース、Cは脳天陥没コースってところ?


するとふ~さんが呟く「一歩進んで二歩戻る、人生と一緒だね」
さすがはふ~さん、後戻りをしたことのない人間なんて信用できないのだ。


後戻りしたいけど後がない人間は?

手強いハイマツが出てくるとふ~さんがトップに躍り出た。
彼は一筋縄ではいかないモンスターを前にするとムラムラと込み上げるものがあるのだろう。


硫黄ガスの次はハイマツですか。う~ん、この指向性は研究に値しますな。

そんな危なっかしい歩きをしてる我々を登山道のギャラリーさんたちが見下ろしている。
「あれはなんだ、サルか?いや声がするぞ、遭難者か?ここから堕ちたのかなあ」
そんな会話があったかどうかは知らないが、ひとつ間違えば通報モノになるかもしれない。


実はもう通報されてるのカモ?
ただ、警察も取りあわないだけなんかもね?(^_-)


遅めのランチはとっちゃんがあたたかヌードル、ふ~さんとたんぽぽは焼き物にアワワで乾杯だ。
花に囲まれた楽しいランチタイムに雷神さまがそろそろ下りなさいと言わんばかりにゴロゴロと鳴り出した。
さあ靴を履き替えて夕立が来るまでに大白川まで戻るとしよう。


雷神さまで良かったじゃないですか、66年前の広島でなくて。
市民球場で初めて6日に試合が行われたのに、負けたんですよ、カープ…(--〆)

                    ~biwaco
pana
記事: 190
登録日時: 2011年3月07日(月) 19:16

Re: 【白山】ゾロゾロ・・・ゾロと天上の花園へ

投稿記事 by pana »

たんぽぽさんおはよう~

   大白川 6:10 --- ゾロ谷出合8:10 --- 雪渓末端(1,700m) 9:30---雪渓最上部(2,050m)11:00
   ---14:20登山道崩落地点(2,310m)--- 14:40 ゾロ谷源頭上部(2,400m) 15:40 ---大白川18:20

またまた行ってきましたか~
ゾロ谷といえば~と定番ですね。


賽の河原まで来るといつもの心地よい芳香が漂っている。
ふ~さんはこの硫黄臭と噴気にかなり興奮気味のご様子だ。
先が長いのでここはあっさりと通り過ぎてゾロ谷出合いを目指すとしよう。

「いつもの心地よい芳香」・・なんとなくこの匂い想像できます。


やっとのことで登った雪渓もまたすぐに降りなければならない。
胎内くぐりを得意とするふ~さんが手本を見せて雪渓の下に潜ると二人が後に続いた。

胎内くぐり、涼しそうですね。

雪渓末端が近づくと崩落ブロックが激しくなり、涼しさを通り越して寒さで身震いするようになる。
このブロック帯を抜けると雪渓末端の上に出ることができ、暖かさが戻ってホッとする。
これよりしばらくはのんびりと雪渓歩きといきたいところだが生憎の雨が降り出してしまった。

寒さで身震いとはこの暑さに贅沢やね。

するとふ~さんが呟く「一歩進んで二歩戻る、人生と一緒だね」
さすがはふ~さん、後戻りをしたことのない人間なんて信用できないのだ。

水前寺清子の世界や~

彼は一筋縄ではいかないモンスターを前にするとムラムラと込み上げるものがあるのだろう。
格闘がひと息つくとそこにはお待ちかねの花園が広がる。
クガイソウ、オタカラコウ、イブキトラノオ、マツムシソウ、ハクサンフウロ・・・
ガスの切れ間からは遥か白水湖がコバルトブルーに光っている。
三人で喜び合って撮影会となる、たんぽぽ平はもう眼下の眺めだ。

素敵なところですね。
たんぽぽ平、お花畑、行きたいけど無理や~


平瀬道をもう少し登って標高2,400m、ゾロ谷源頭部のお花畑を本日の行動終了点とした。
盛りを過ぎたお花畑ではあるがコバイケイソウ、アオノツガザクラ、クロユリ、コイワカガミ、ミヤマダイコンソウが咲いている。
遅めのランチはとっちゃんがあたたかヌードル、ふ~さんとたんぽぽは焼き物にアワワで乾杯だ。

ご苦労様でした。
アワワは4本ですか~
すごい人たちやねえ。ゾロコース今年はあと何回~♪

私は奥駆け道を歩いてきました。
添付ファイル
RIMG0078a.jpg
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 【白山】ゾロゾロ・・・ゾロと天上の花園へ

投稿記事 by たんぽぽ »

ふ~さん、こんばんワン。

しかし、あのね~ですね。私を一体なんだと思っていらっしゃるのかねぇ。
〇〇タイ教祖さまでいらっしゃいましたよねぇ。

私を知らない人が読んだら、私のことを思いっきり誤解するじゃござんせんか。
正確に表現したつもりなんですが、おさらいしてみましょう・・・
・硫黄臭や噴気に過敏に反応、興奮する
・おぎゃ~と生まれて以来、胎内くぐりを得意とする。
・モンスターに出会うと武者ぶるいがする
・一歩進んで二歩戻る、人生を達観している

ま、それはともかくですね、硫黄臭に包まれながらの沢登りはお初でしたよ。
百戦錬磨のふ~さんでも未体験ゾーンがあったんですね。

あのまま帰宅なんてしてたら、子供に「温泉玉子のにおいのする父ちゃんなんて大嫌い」って逃げられたでしょうね。
いや、その前に家に入れてもらえなかったかも。

ふ~さん一家は夏休みでも温泉旅行はありえないね。
でもあんまり嫌うと温玉ちゃんに叱られるよ。

噂にたがわぬ秘密の花園。いまだ鼻血がとまりません。
白、ピンク、ブル~のパン〇ラに鼻血ブーの連続やったね。
なんたってこのコースは地獄、渓、雪、ヤブ、花と白山のエッセンスが凝縮されてますからね!

いろいろとありがとうございました。
こちらこそ、よくぞお付き合いくださいました。
来年はDコースを目指しましょうぞ!
どこを目指そうとしてるの?
どこを目指そうとしてるの?
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 【白山】ゾロゾロ・・・ゾロと天上の花園へ

投稿記事 by たんぽぽ »

SHIGEKIさん、こんばんは。

画像を見て、「また、古いrepを」と思ったら、この雪は、ほぼ現時点のものやったんですか~。
誰かさんみたいに化石のようなレポはアップしませんよ~
最初の画像から超涼しげでしょ。

人が大汗かいて、比良の古道を歩いてる時に、こないな涼しい思いをしてまいたんですなぁ。
汗をかくことはカラダにいいです、どんどん汗をかきましょう。
ワタシは涼んでますから・・・

なんと、羨ましい。  なにっ、寒い ってか! メンバーに足を引っ張られたわけではなく
寒さにふるえてたんぽぽが足を引っ張ってましたわ。

ひょっとして、気温が低かったとか・・・ なんとこのご時世贅沢な まさか 某D会社の依頼による
やら◎ メールならぬ やら◎節電投稿か?。

そういういい仕事があるといいんですがね~

てな面倒なことは思っては居ませんが、熱帯夜に 涼しいrep、画像ありがとさんでした。
少しでも涼んでいただければアップした甲斐があったというもんです。
今夜はこれで涼んでくだされ
今夜はこれで涼んでくだされ
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 【白山】ゾロゾロ・・・ゾロと天上の花園へ

投稿記事 by たんぽぽ »

Biwa爺ちゃま、こんばんは~

黄門さまの漫遊記か編隊三銃士か…それとも桃太郎の鬼退治?
いや、それでは一人足りませんな?肝心の主役が!

都津茶女三蔵に孫悟空と沙 悟浄ではいかかでしょう。
えっ、誰が悟空かって?
そりゃあ~、ふ~さんでしょう。

そんなに硫黄に反応するとは…?Sが好き?Sに興奮? そうか、Mなんだ!
SF違った、SとFは大好物です。
Fは歯にいいフッ素じゃないよ、♀だよ~ん。

雪渓のジャングルジム遊びですかいな。
どーんと崩れて下敷きにならんようにね。

穴毛はビックリしたね~
危ないところは悟空に先に行ってもらいます。

なんで血まみれコースが一番安全なんかなあ?
だったらBコースは股裂きコース、Cは脳天陥没コースってところ?

いきなりCから入っちゃあ嫌われるでしょ。
最初はAからですよ・・・

後戻りしたいけど後がない人間は?
何をおっしゃいます、観音パワーで10年後戻りしたんでしょ!

硫黄ガスの次はハイマツですか。う~ん、この指向性は研究に値しますな。
ふ~さんの“嗜好”にピッタシというか、旨いもんがないとおびき出せんもんね。

実はもう通報されてるのカモ?
ただ、警察も取りあわないだけなんかもね?(^_-)

都津茶女三蔵に孫悟空と沙 悟浄ではねぇ。

市民球場で初めて6日に試合が行われたのに、負けたんですよ、カープ…(--〆)
生まれる前のことをよくご存知で、もしかしてBiwa爺ちゃまはコイの生まれ変わりかな。
サルかクマか、いやアタマが赤いぞ!
サルかクマか、いやアタマが赤いぞ!
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: 【白山】ゾロゾロ・・・ゾロと天上の花園へ

投稿記事 by とっちゃん »

P1280090.JPG
ぽぽんたちゃん、ふ~さん、こんばんは~。ご一緒ありがとうございました。

毎日パソコンの前に座ると居眠り状態で、亀レスになっちゃいました。あれ?なんだかどっかで聞いたセリフ。洞吹さんみたいになったのかな?


【天候】曇り一時雨
【メンバー】とっちゃん、ふ~さん、たんぽぽ

は~。今年初めての、三人お揃いでの山でしたね。確か~。えらい長い間かかったような。今週もダメなら、ゾロ谷は、来年になっちゃうとこでしたね。
お天気は、晴れ間もあったじゃん~。


そろそろ雪渓はズタズタになってかなり面白くなっているはずだ。
ならばそんな面白いところへ一人で入るにはもったいない、今回はとっちゃんにふ~さんも加わってもらった。
焼滑や南白山へそれぞれ二人で歩いた林道を今日は仲良く三人で歩けるのがいい。

雪渓がズタズタになった方が面白い~ってのは、ぽぽんたちゃん的発想ね~。しまったしまった島倉千代子~。ヘルメット必要だったのね~。ガチョン~のとっちゃんでした。


賽の河原まで来るといつもの心地よい芳香が漂っている。
ふ~さんはこの硫黄臭と噴気にかなり興奮気味のご様子だ。
突貫娘の異名を持つとっちゃんに正面突破の手本をお願いするが、遠慮気味の様子なのでいつもどおりの巻きでスルーした。

一番喜んでたのは、ぽぽんたちゃんじゃ?
今日は、雪渓歩きが待ってるので、ここで突貫娘しちゃうと後が寒すぎ~。


ほどなくして最初の雪渓に到達、いつもはすんなりと登ってしまう雪渓だが今日は勝手が違った。
谷と雪渓の隙間に入り込み、チムニーを抜けるようにして上がっていく、雪渓の上に立つと三人ともみごとに泥まみれだ。

まっくろ黒すけ~。よごれまくりでしたね。

胎内くぐりを得意とするふ~さんが手本を見せて雪渓の下に潜ると二人が後に続いた。
河原に下りるとここからはゾロ谷一番の見せ場となるきれいな滝が続く。
三条の滝は水量不足で二条の滝になっているのが残念、ふ~さんが直登しようとしたが岩が脆いので右岸から巻くことになる。雪渓末端が近づくと崩落ブロックが激しくなり、涼しさを通り越して寒さで身震いするようになる。
P1280094.JPG
楽しませてもらいました~。メットがあったら、もっと安心して楽しめたかも~。備えあれば憂いなしで~。


このブロック帯を抜けると雪渓末端の上に出ることができ、暖かさが戻ってホッとする。
これよりしばらくはのんびりと雪渓歩きといきたいところだが生憎の雨が降り出してしまった。
標高2,000mゾロ谷のオアシスまで来ると雨は止んできた。
自称晴れオンナというとっちゃんのおかげだろうか、カッパを脱いでいると青空も垣間見れるようになった。

穏やかになってからの雨でよかったわ~。雨が降ると、さ~っと、霧が消えてかえって景色が鮮明になるのが不思議だわね。
青空が出ると嬉しいもんです。


ここから先はA、B、Cの3コースを用意していたが、天候が気になるので一番安全なAコースを進むことにした。
Aコースとは昨年自分がヘマをして血まみれになったルートだが、今日は安全第一で登っていきたい。
草付の急斜面は相変わらずいやらしい、ワシ掴みした草が抜けるとズルッズルッ、後続のふ~さんとの距離が縮まってしまう。

今年は、ズルズル傷なしでよかったね~。

しかし、ホットするのも束の間で、この潅木たちとの激闘が待ち受けているのだ。
昨年の自分のヘマを教訓にし、今回は尾根の下部へ出たため潅木と格闘する距離も長くなった。
オオカメノキ、ナナカマド、ダケカンバ、ハイマツと入れ替わり立ち代りでアタックしてくる。
足が前に出たと思えばザックがイヤイヤと後ろ髪を引く、ピッケルはやっぱり小次郎挿しがいい。
手強いハイマツが出てくるとふ~さんがトップに躍り出た。

ふ~さんは、ほんまにヤブコギ好きだね~。充実した時間やったやろな~。そんでもって、早い早い。ふ~さん、コツ教えて~。

格闘がひと息つくとそこにはお待ちかねの花園が広がる。
クガイソウ、オタカラコウ、イブキトラノオ、マツムシソウ、ハクサンフウロ・・・
ガスの切れ間からは遥か白水湖がコバルトブルーに光っている。
三人で喜び合って撮影会となる、たんぽぽ平はもう眼下の眺めだ。
P1280154.JPG
お花畑が綺麗だったね~。
白山は花の山。いたるところに花が咲いているっていうのを実感~。


そんな会話があったかどうかは知らないが、ひとつ間違えば通報モノになるかもしれない。
このルートは登山道から見え過ぎるのがちょっと問題だ。
お花畑を登っていれば楽しいが、ハイマツバトルにはもう辟易してくる。
嫌気がさしてきて左手に逃げるとイブキトラノオの群生地、ここまで来れば平瀬道はすぐ目の前だ、お二人さんお疲れさん!

登山道の方と鉢合わせ。この人ら、どこから飛び出してくるんかいなぁ~。って感じだったね。

平瀬道をもう少し登って標高2,400m、ゾロ谷源頭部のお花畑を本日の行動終了点とした。
盛りを過ぎたお花畑ではあるがコバイケイソウ、アオノツガザクラ、クロユリ、コイワカガミ、ミヤマダイコンソウが咲いている。遅めのランチはとっちゃんがあたたかヌードル、ふ~さんとたんぽぽは焼き物にアワワで乾杯だ。
花に囲まれた楽しいランチタイムに雷神さまがそろそろ下りなさいと言わんばかりにゴロゴロと鳴り出した。

登山道の最後の方で、どしゃぶりになっちゃったけど、それも気分が変わって、下山の長さがかえって気にならなかったりして。
ぽぽんたちゃん特選ルートご案内いただきありがとう~。ふ~さん、山行中色々お気遣いありがとう~。

☆~~とっちゃん(都津茶女)~☆
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 【白山】ゾロゾロ・・・ゾロと天上の花園へ

投稿記事 by たんぽぽ »

Panaちゃん、こんばんは。

またまた行ってきましたか~
ゾロ谷といえば~と定番ですね。

これしか能がないんです~
あまりカネ使わずにしっかり涼めるしね。

「いつもの心地よい芳香」・・なんとなくこの匂い想像できます。
F氏は嫌いなようです。

胎内くぐり、涼しそうですね。
Panaちゃんも泥んこになってみたい?

寒さで身震いとはこの暑さに贅沢やね。
ホント贅沢過ぎます、下界との温度差にカラダがついてけません。

水前寺清子の世界や~
そんなカッコイイもんだといいけどね。

素敵なところですね。
たんぽぽ平、お花畑、行きたいけど無理や~

ハッキリ言って素敵なところデス。
咲きかけのカライトソウが気に入りました
咲きかけのカライトソウが気に入りました
ご苦労様でした。
アワワは4本ですか~

4本は緑ちゃんでしょ。
今回はぽぽんたの1本だけでした。
とっちゃんは飲んだら足が絡まると言うし、山に専念だとマジメなふりしてたF氏に半分恵んでカンパ~イでしたわ。

すごい人たちやねえ。ゾロコース今年はあと何回~♪
今回はずっと続いていたぽぽんた雪遊びの締めくくり山行のつもりなんですよ。

私は奥駆け道を歩いてきました。
修験者の道でしたか、Panaちゃんもお疲れさまでした。
ヤブコギの悦びに打ち震えるF氏    バックはガレ沿いの平瀬道
ヤブコギの悦びに打ち震えるF氏    バックはガレ沿いの平瀬道
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 【白山】ゾロゾロ・・・ゾロと天上の花園へ

投稿記事 by たんぽぽ »

とっちゃん、こんばんは。

今年初めての、三人お揃いでの山でしたね。確か~。えらい長い間かかったような。今週もダメなら、ゾロ谷は、来年になっちゃうとこでしたね。
お天気は、晴れ間もあったじゃん~。

なんとかお二人をゾロ谷へご招待できてよかったです~

雪渓がズタズタになった方が面白い~ってのは、ぽぽんたちゃん的発想ね~。
やっぱヘンタイ的発想やろか。
登ったり下りたり、くぐったりハラハラしたりで楽しいでしょ。
えっ、そんなもんおもろない?

しまったしまった島倉千代子~。ヘルメット必要だったのね~。ガチョン~のとっちゃんでした。
ズタズタ雪渓は何が出てくるかわからないからメット持ってきてよ~って声かけとけばよかったね。

一番喜んでたのは、ぽぽんたちゃんじゃ?
わたしゃあS好きです。

今日は、雪渓歩きが待ってるので、ここで突貫娘しちゃうと後が寒すぎ~。
ちゃんと計算済みでしたか・・・

まっくろ黒すけ~。よごれまくりでしたね。
とっちゃんが一番真っ黒くろすけだったよね~
ウチは洗濯機4回まわしてやっと汚れが落ちたよ。
ああ、南白山が見える     右下はたんぽぽ平
ああ、南白山が見える     右下はたんぽぽ平
楽しませてもらいました~。メットがあったら、もっと安心して楽しめたかも~。備えあれば憂いなしで~。
メットをかぶっていたら何か曲芸でも披露してくれた?

今年は、ズルズル傷なしでよかったね~。
とっちゃんの目の前でズルズルはできんもんね。

ふ~さんは、ほんまにヤブコギ好きだね~。充実した時間やったやろな~。そんでもって、早い早い。ふ~さん、コツ教えて~。
ふ~さんはM好きなんやね。
次々と現れるナナカマドやハイマツにふ~さんはひとりエクスタシーに浸っていたことでしょう。

お花畑が綺麗だったね~。
白山は花の山。いたるところに花が咲いているっていうのを実感~。

後半は花、花、花で、さすがは白山って感じでしょ。

登山道の方と鉢合わせ。この人ら、どこから飛び出してくるんかいなぁ~。って感じだったね。
三人つるんでキジ打ちかいな・・・そんな程度にしか思われていませんよ、きっと。

登山道の最後の方で、どしゃぶりになっちゃったけど、それも気分が変わって、下山の長さがかえって気にならなかったりして。
土砂降りも気分転換とはさすがとっちゃん、人間ができてますなあ~

ぽぽんたちゃん特選ルートご案内いただきありがとう~。ふ~さん、山行中色々お気遣いありがとう~。
お付き合いいただきありがとうございました。
雪の多いとき、少ないとき、いろいろな楽しみ方ができるいいルートです。
日帰りでこんな楽しいことやってると盆休みが来てもどこも行く気がしなくて困ります。
Dコースってのもあるんだよ
Dコースってのもあるんだよ
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