【伯耆】甲ヶ山、ゴジラの背も小矢筈もやはり怖い(17.11.5)
Posted: 2017年11月08日(水) 08:18
【 日 付 】2017.11.5
【 山 域 】伯耆 大山近隣
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】5:32駐車地(香取)ー6:19林道甲川分岐ー6:39県民の森別れー7:22大休峠ー8:26矢筈ヶ山ー
8:54小矢筈ヶ山ー9:46甲ヶ山ー11:08甲川ー11:58林道甲川分岐ー12:05駐車地(香取)
10年位前、山の掲示板で知ったある方の、甲ヶ山のゴジラの背から見た大山北麓の広大な素晴らしい紅葉の写真を見てから自分も見てみたいとあこがれていました。 2009年10月25日、大峰奥駈道の先輩H氏を誘っていきましたが紅葉はもう一つでした。この時は、川床から大休峠経由、甲ヶ山から甲(きのえ)川へ降りる周回でした。2010年10月11日、東登山口から船上山経由で往復しましたがこれももう一つ。この時、小矢筈ヶ山を通っていないということはすでに何かを感じていたようです。2011年11月2日、川床で車泊し大休峠、甲ヶ山、甲川へ降りる周回でした。この時、小矢筈ヶ山の崩壊のエッジを登っているとき登山道の真下に割と大きな割れ目を見つけて、歩いていている最中に崩壊するのではないかという疑念がわいてきて心臓がバクバクしてきました。そのあとはとにかく地面に振動を与えないようにそっとそっと歩き頂上を越えた時は心底ほっとしました。そして二度とここを歩くことはないと思い、何とかここの紅葉を見たいという気持ちは持続しているものの再挑戦はしていませんでした。
しかし、今年は天候と休みが合わずいい紅葉を見ることができていません。長期予報では3日はあまりよくなく5日にかけていました。ところが2日にスタッフから明日は天気がいいのでどこへ行きますかと聞かれ、天気予報を確認すると確かにいい方へ変わっているではありませんか。う~ん、この日はどこかへ行くかもとは全く考えてもいなかったので、準備もしていないしどこかも浮かばず、五月山を5時間ほどうろつくだけになり、せっかくの天気のいい休日を棒に振ってしまいました。5日は御池岳に行く予定でしたが、鈴鹿は今年は紅葉はだめだという情報がいっぱいあるし、天気は申し分のない5日はもっと遠出をしたくなり、このゴジラの背から眺める紅葉を見に行くことにしました。
[attachment=1]DSC04251.jpg[/attachment]
以前川床から周回しましたがネットをいろいろ調べると、香取から周回するコースがレポされており、こちらの方が距離も標高も短縮できるのでこれを採用しました。ただどこまで車で入れるかはっきりしないのが不安でした。中国道で溝口ICから大山山麓道へ入り川床を過ぎて香取のJAで右折し林道へ入ります。きれいに舗装された道が二つのヘアピンの先まで続き、やがてダートになり2~300mで分岐に来ます。西へ向かう林道は結構広くUターンも楽にでき、駐車に十分なスペースがあります。あるレポにあった奥へ入るのを止める青いゲートは横によけてありもっと奥まで入れそうです。楽をしたいのでもっと奥まで行ってみようかという気も起きましたが行き詰まってUターンもできなくなると嫌なので思いとどまりこの西へ行く林道へ止めました。帰りに見るとここに私を入れて9台止めていました。
朝食を済ませ、ヘッデンが要らなくなるくらいまで待って5:32に出発しました。始めはきれいなダートが続くのでもっと入ればよかったと思いましたが、やがて雨水で大きく掘れた溝が出てきて四駆でも通れないほどの荒れようで、あそこで止めたのが正解だったと納得できました。林道のカーブにある甲(きのえ)川分岐まで林道は河原を歩いているような石ころ道でした。このカーブから先の林道は全く荒れておらず以前のままで歩きやすい道、200mくらいで大休峠への分岐があります。
笹の間の歩きやすい道を歩いて県民の森別れで中国自然歩道へ合流します。
大休峠へついて紅葉はどうかと大山方面をみるとなんと頂上は雲に覆われていますが見える部分は白くなっているではないですか。雲は早々に晴れそうで太陽が出れば付いたばかりの雪はすぐに溶けてしまいそうなので早く矢筈ヶ山に登りたいと焦ります。P1300で写真を撮ろうとしますが木が邪魔をしてだめです。矢筈ヶ山へ急ぐしかありません。この登りはあまり急登がなかったのですんなり頂上へ着きさっそく写真を撮ります。冠雪した大山がみられるとは望外の喜びです。北を見ると甲ヶ山と小矢筈ヶ山がくっきり見えます。小矢筈ヶ山は西側がすっぱりと切れ落ちて、そのエッヂに登山道がついています。前回を登っているとき足元に結構な岩の割れ目を見つけ、誤って転落することより登山道そのものが崩落するのではないかという恐怖に襲われ、巻き道を作ってくれないかなと希望していました。しかし、その後もこの登山道は普通に使われ、誰も危険性を言わないし、万が一そんなことが起きたらロシアンルーレットに当たったようなもので諦めるしかないと悟りの境地になりました。
[attachment=7]DSC03810.jpg[/attachment]
[attachment=0]DSC03859.jpg[/attachment]
矢筈ヶ山からの下りは結構な急坂で、おまけに雨で濡れているので滑らないよう脇の木の枝をつかんで慎重に下りました。小矢筈ヶ山のすぐ下に来るとこんなところ登れるかなという感じです。一か所細長い板状の岩を乗り越す時ちょっと手間取りました。ロープ場もありますがそんなにむつかしくはなく、ロープをつかまなくても登れました。それより登山道に余計な振動を与えないようそっとそっと登り、頂上に着くとホッとしました。期待していた大山北麓の広大な紅葉は遅かったようでくすんでいるのと水蒸気による霞であまり鮮やかではなく残念な結果となりました。
[attachment=6]DSC03900.jpg[/attachment]
小矢筈ヶ山からの下りも結構な急坂でやはり慎重に降りる必要がありました。甲ヶ山の裾をトラバースするところに来るとザックがデポしてありました。小矢筈ヶ山の頂上で振り返ると矢筈ヶ山の頂上に一人見えただけで、甲ヶ山の東斜面には誰も見えなかったのでどういうことかよくわかりませんでした。岩場をほぼ水平にトラバースしてやがて急な岩場を登っていくことになりますが、ここの岩はグリップが効いて滑りにくいので案外歩きやすいです。急な坂を上っていると単独の女性が下りてきて聞くとさっきのザックは彼女のものでした。大休峠避難小屋で泊まった後、ここにザックをデポして空身で甲ヶ山に行ってきたとのことでやっと理解できました。
[attachment=5]DSC03970.jpg[/attachment]
頂上近くから見ると勝田ヶ山の東斜面もそこそこ紅葉していますが、写真は肉眼よりくすんだ感じになり残念です。甲ヶ山の頂上からの展望は素晴らしく、大山から北に延びる広大な斜面はスケールがあり、もう少し鮮やかであれば最高だったのですが。ここからいわゆるゴジラの背に向かいます。ここが凍っていたり雨で濡れていたら危ないので心配していましたが、少し濡れているだけでなんとか通過できました。私と違って時計回りの周回をする人が多く10数人とすれ違いました。甲川への下り口に来るとちょうど5人が昇りついたところで、様子を聞くとやはり濡れていてすべりやすいので注意が必要とのこと。もともとこの坂は下りに使うより登りに使ったほうがいいという意見が多かったですが、私はこんな急な坂は上りには使いたくないので時計回りの周回しかしません。ゴジラの背も上りに使う時計回りの周回のほうがいいという意見が多かったです。
[attachment=4]DSC04092.jpg[/attachment]
この下りの急坂は濡れているので余計滑りやすく木の枝を掴んで本当に一歩一歩慎重に下りました。少し降りたところから長い直線の溝状の急な涸れ沢を100m以上降りなければなりません。落石を起こすと真一文字に下の人に向かって落ちていきますから、下に人がいるかどうかしっかり見極めて落石を絶対起こさないようにしなければなりません。本当に神経が疲れます。かなり降りてきたところで下のほうに男女のペアが登ってくるのが見え、どうしようか迷っていると彼らも落石を恐れて溝の土手に上がって私をやり過ごそうとしたので助かりました。下のほうでこの沢の右岸へ上りそこを降りていき、その先でまた沢に戻ります。最後にもう少し大きな沢に合流するところが滝だったようで、ロープがあるものの滑りやすく足場が悪いので緊張を強いられます。この沢に下りれば緩やかに甲川出合いへ降りていきます。この合流点が徒渉点でもあり、向かいに白いポールが立っているのが見えます。
[attachment=3]DSC04150.jpg[/attachment]
甲川の左岸を200mほど下ると赤いテープがあり左へ折り返すように急な登山道があります。台地に上りつくと左右の植林帯の間の笹原を歩き、その縁から折り返すように谷へ降りていきます。この谷からまた台地へ登りつきいくつか小沢を超えていくとまたやや大きめの沢へ折り返すように降りて、次に上りついた台地を歩いていくと林道カーブの甲川分岐へ出ます。駐車した林道分岐のこちら側に3台の軽自動車が止まっていましたが地元の作業者のようで、登山者の車は皆林道分岐のところに止めていました。
[attachment=2]DSC04247.jpg[/attachment]
夜中の1時半ごろ家を出、中国道を利用して4時半ごろ着きました。帰りは12時半ごろ出発し、高速代節約のため鳥取経由(山陰道の完成区間が無料で速く快適、一般国道も信号がほとんどなく高速)、9号線で養父へ出、北近畿豊岡自動車道で春日へ、そこから176号、372号へと順調にきたのですんなりと帰宅できるかと思いました。ところが173号に近づくと渋滞が目立ち始め小野新の交差点に来ると173号は峠で完全に通行止めの標識、大阪へ帰る行楽帰りの人々は477号へ向かい、その後は渋滞に悩まされ帰り着いたのが6時半ごろで予定より1時間も遅れてしまいました。この日の走行距離は530kmになり、帰りはノンストップでした。われながらようやるは。
【 山 域 】伯耆 大山近隣
【メンバー】単独
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】5:32駐車地(香取)ー6:19林道甲川分岐ー6:39県民の森別れー7:22大休峠ー8:26矢筈ヶ山ー
8:54小矢筈ヶ山ー9:46甲ヶ山ー11:08甲川ー11:58林道甲川分岐ー12:05駐車地(香取)
10年位前、山の掲示板で知ったある方の、甲ヶ山のゴジラの背から見た大山北麓の広大な素晴らしい紅葉の写真を見てから自分も見てみたいとあこがれていました。 2009年10月25日、大峰奥駈道の先輩H氏を誘っていきましたが紅葉はもう一つでした。この時は、川床から大休峠経由、甲ヶ山から甲(きのえ)川へ降りる周回でした。2010年10月11日、東登山口から船上山経由で往復しましたがこれももう一つ。この時、小矢筈ヶ山を通っていないということはすでに何かを感じていたようです。2011年11月2日、川床で車泊し大休峠、甲ヶ山、甲川へ降りる周回でした。この時、小矢筈ヶ山の崩壊のエッジを登っているとき登山道の真下に割と大きな割れ目を見つけて、歩いていている最中に崩壊するのではないかという疑念がわいてきて心臓がバクバクしてきました。そのあとはとにかく地面に振動を与えないようにそっとそっと歩き頂上を越えた時は心底ほっとしました。そして二度とここを歩くことはないと思い、何とかここの紅葉を見たいという気持ちは持続しているものの再挑戦はしていませんでした。
しかし、今年は天候と休みが合わずいい紅葉を見ることができていません。長期予報では3日はあまりよくなく5日にかけていました。ところが2日にスタッフから明日は天気がいいのでどこへ行きますかと聞かれ、天気予報を確認すると確かにいい方へ変わっているではありませんか。う~ん、この日はどこかへ行くかもとは全く考えてもいなかったので、準備もしていないしどこかも浮かばず、五月山を5時間ほどうろつくだけになり、せっかくの天気のいい休日を棒に振ってしまいました。5日は御池岳に行く予定でしたが、鈴鹿は今年は紅葉はだめだという情報がいっぱいあるし、天気は申し分のない5日はもっと遠出をしたくなり、このゴジラの背から眺める紅葉を見に行くことにしました。
[attachment=1]DSC04251.jpg[/attachment]
以前川床から周回しましたがネットをいろいろ調べると、香取から周回するコースがレポされており、こちらの方が距離も標高も短縮できるのでこれを採用しました。ただどこまで車で入れるかはっきりしないのが不安でした。中国道で溝口ICから大山山麓道へ入り川床を過ぎて香取のJAで右折し林道へ入ります。きれいに舗装された道が二つのヘアピンの先まで続き、やがてダートになり2~300mで分岐に来ます。西へ向かう林道は結構広くUターンも楽にでき、駐車に十分なスペースがあります。あるレポにあった奥へ入るのを止める青いゲートは横によけてありもっと奥まで入れそうです。楽をしたいのでもっと奥まで行ってみようかという気も起きましたが行き詰まってUターンもできなくなると嫌なので思いとどまりこの西へ行く林道へ止めました。帰りに見るとここに私を入れて9台止めていました。
朝食を済ませ、ヘッデンが要らなくなるくらいまで待って5:32に出発しました。始めはきれいなダートが続くのでもっと入ればよかったと思いましたが、やがて雨水で大きく掘れた溝が出てきて四駆でも通れないほどの荒れようで、あそこで止めたのが正解だったと納得できました。林道のカーブにある甲(きのえ)川分岐まで林道は河原を歩いているような石ころ道でした。このカーブから先の林道は全く荒れておらず以前のままで歩きやすい道、200mくらいで大休峠への分岐があります。
笹の間の歩きやすい道を歩いて県民の森別れで中国自然歩道へ合流します。
大休峠へついて紅葉はどうかと大山方面をみるとなんと頂上は雲に覆われていますが見える部分は白くなっているではないですか。雲は早々に晴れそうで太陽が出れば付いたばかりの雪はすぐに溶けてしまいそうなので早く矢筈ヶ山に登りたいと焦ります。P1300で写真を撮ろうとしますが木が邪魔をしてだめです。矢筈ヶ山へ急ぐしかありません。この登りはあまり急登がなかったのですんなり頂上へ着きさっそく写真を撮ります。冠雪した大山がみられるとは望外の喜びです。北を見ると甲ヶ山と小矢筈ヶ山がくっきり見えます。小矢筈ヶ山は西側がすっぱりと切れ落ちて、そのエッヂに登山道がついています。前回を登っているとき足元に結構な岩の割れ目を見つけ、誤って転落することより登山道そのものが崩落するのではないかという恐怖に襲われ、巻き道を作ってくれないかなと希望していました。しかし、その後もこの登山道は普通に使われ、誰も危険性を言わないし、万が一そんなことが起きたらロシアンルーレットに当たったようなもので諦めるしかないと悟りの境地になりました。
[attachment=7]DSC03810.jpg[/attachment]
[attachment=0]DSC03859.jpg[/attachment]
矢筈ヶ山からの下りは結構な急坂で、おまけに雨で濡れているので滑らないよう脇の木の枝をつかんで慎重に下りました。小矢筈ヶ山のすぐ下に来るとこんなところ登れるかなという感じです。一か所細長い板状の岩を乗り越す時ちょっと手間取りました。ロープ場もありますがそんなにむつかしくはなく、ロープをつかまなくても登れました。それより登山道に余計な振動を与えないようそっとそっと登り、頂上に着くとホッとしました。期待していた大山北麓の広大な紅葉は遅かったようでくすんでいるのと水蒸気による霞であまり鮮やかではなく残念な結果となりました。
[attachment=6]DSC03900.jpg[/attachment]
小矢筈ヶ山からの下りも結構な急坂でやはり慎重に降りる必要がありました。甲ヶ山の裾をトラバースするところに来るとザックがデポしてありました。小矢筈ヶ山の頂上で振り返ると矢筈ヶ山の頂上に一人見えただけで、甲ヶ山の東斜面には誰も見えなかったのでどういうことかよくわかりませんでした。岩場をほぼ水平にトラバースしてやがて急な岩場を登っていくことになりますが、ここの岩はグリップが効いて滑りにくいので案外歩きやすいです。急な坂を上っていると単独の女性が下りてきて聞くとさっきのザックは彼女のものでした。大休峠避難小屋で泊まった後、ここにザックをデポして空身で甲ヶ山に行ってきたとのことでやっと理解できました。
[attachment=5]DSC03970.jpg[/attachment]
頂上近くから見ると勝田ヶ山の東斜面もそこそこ紅葉していますが、写真は肉眼よりくすんだ感じになり残念です。甲ヶ山の頂上からの展望は素晴らしく、大山から北に延びる広大な斜面はスケールがあり、もう少し鮮やかであれば最高だったのですが。ここからいわゆるゴジラの背に向かいます。ここが凍っていたり雨で濡れていたら危ないので心配していましたが、少し濡れているだけでなんとか通過できました。私と違って時計回りの周回をする人が多く10数人とすれ違いました。甲川への下り口に来るとちょうど5人が昇りついたところで、様子を聞くとやはり濡れていてすべりやすいので注意が必要とのこと。もともとこの坂は下りに使うより登りに使ったほうがいいという意見が多かったですが、私はこんな急な坂は上りには使いたくないので時計回りの周回しかしません。ゴジラの背も上りに使う時計回りの周回のほうがいいという意見が多かったです。
[attachment=4]DSC04092.jpg[/attachment]
この下りの急坂は濡れているので余計滑りやすく木の枝を掴んで本当に一歩一歩慎重に下りました。少し降りたところから長い直線の溝状の急な涸れ沢を100m以上降りなければなりません。落石を起こすと真一文字に下の人に向かって落ちていきますから、下に人がいるかどうかしっかり見極めて落石を絶対起こさないようにしなければなりません。本当に神経が疲れます。かなり降りてきたところで下のほうに男女のペアが登ってくるのが見え、どうしようか迷っていると彼らも落石を恐れて溝の土手に上がって私をやり過ごそうとしたので助かりました。下のほうでこの沢の右岸へ上りそこを降りていき、その先でまた沢に戻ります。最後にもう少し大きな沢に合流するところが滝だったようで、ロープがあるものの滑りやすく足場が悪いので緊張を強いられます。この沢に下りれば緩やかに甲川出合いへ降りていきます。この合流点が徒渉点でもあり、向かいに白いポールが立っているのが見えます。
[attachment=3]DSC04150.jpg[/attachment]
甲川の左岸を200mほど下ると赤いテープがあり左へ折り返すように急な登山道があります。台地に上りつくと左右の植林帯の間の笹原を歩き、その縁から折り返すように谷へ降りていきます。この谷からまた台地へ登りつきいくつか小沢を超えていくとまたやや大きめの沢へ折り返すように降りて、次に上りついた台地を歩いていくと林道カーブの甲川分岐へ出ます。駐車した林道分岐のこちら側に3台の軽自動車が止まっていましたが地元の作業者のようで、登山者の車は皆林道分岐のところに止めていました。
[attachment=2]DSC04247.jpg[/attachment]
夜中の1時半ごろ家を出、中国道を利用して4時半ごろ着きました。帰りは12時半ごろ出発し、高速代節約のため鳥取経由(山陰道の完成区間が無料で速く快適、一般国道も信号がほとんどなく高速)、9号線で養父へ出、北近畿豊岡自動車道で春日へ、そこから176号、372号へと順調にきたのですんなりと帰宅できるかと思いました。ところが173号に近づくと渋滞が目立ち始め小野新の交差点に来ると173号は峠で完全に通行止めの標識、大阪へ帰る行楽帰りの人々は477号へ向かい、その後は渋滞に悩まされ帰り着いたのが6時半ごろで予定より1時間も遅れてしまいました。この日の走行距離は530kmになり、帰りはノンストップでした。われながらようやるは。