【奥美濃】馬坂峠から、ちょっとだけよ(^^;;
Posted: 2017年11月04日(土) 20:59
【日 付】 2017/11/2(木)
【山域山名】 奥美濃/ 馬坂峠周辺 (岐阜県揖斐川町、本巣市)
【地形図】(1/25000)能郷
【メンバー】 単独
【天 候】 晴れ
【ルート】 馬坂トンネル西口駐車地8:00---馬坂峠8:20/8:25---917mP 10:20/10:35
---昼食地10:45/11:35---馬坂峠12:40/12:50---馬坂トンネル西口駐車地13:00
[attachment=5]s-R0029055.jpg[/attachment]
そろそろ奥美濃の紅葉も見ごろかなと、久し振りの根尾能郷に向かう。
予定のルートは、山日和さんの2016年4月のレポート、
「【奥美濃】無名のヤブ山を行く 半中から青波へ」の二番煎じで、
タイトルもパクッて、「【奥美濃】錦繍のヤブ山を行く 半中から青波へ」と、
ちょっと格好よく進化するはずだった。
しかし、現実はそんなタイトルになっていない。
♪なんでだろう、なんでだろう、♪なんでだなんでだろう(^^♪
[attachment=7]s-R0029030.jpg[/attachment]
能郷の白山神社を見るのは21年ぶり。
すぐ先を左折して能郷谷に架かる橋を渡り、上原の集落に入る。
さあ、どこにクルマを止めるのかな。
山日和レポには「半中橋の袂」に駐車したと書いてある。
半中橋がどこにあるか判然としないが、きっと集落のまだ先だろう。
集落を抜けると、道路一面に杉の枝が敷き詰められたように散らかっている林道に入った。
道は一旦下り坂になって、河原に降りていく未舗装路を右に見送り、
上り坂を少し進むと三叉路があった。
左の道は上り坂の林道で、こちらではなさそう。
右の道がどうやらそれらしいが、関係者以外立入禁止の看板が立ち、
鎖がかかっていてこれ以上進入できない。
幅員3mの林道で、ここまで全く駐車余地がないし、この三叉路にも止められないし。
山日和さんはどこに止めたんやろ。
半中橋はこっちとちがうんかなあ。
集落の手前で能郷谷を渡ったあの橋のことかな。
ここに三叉路がなかったら延々バックで戻らないといけなかったが、
三叉路で転回できたので、そそくさと林道を戻る。
再び能郷谷に架かる大きな橋まで戻ってきたが、橋の名前は書いてなかった。
でも、橋の袂に10tトラックが2台止められるくらいの空地がある。
これが半中橋なのかな。
山日和さんは、ここに止めたのか。
しかし、ここだと581m標高点のある尾根に取り付くのに、ちょっと遠いしなあ。
どこか他にいい駐車場所はないか、どこから取り付けばいいのか考えながら
もう一度ゆっくりとクルマを走らせて、集落内を一往復してみたが、
集落から山に取り付くには、どうしても人家の庭先に入っていって、
その家の裏庭に回りこんで山に入ることになるし、
そこが山に入れる状態でなかったら、また隣の家に入っていって……
こらあかんがな。
怪しすぎるし。
それに、レポートでは下山時の記述に、
「地図にもある堰堤にピンポイントで着地、そこから林道を1分で駐車地の半中橋に着いた」
とあるので、それを考えると、この橋の袂ではあり得ない。
やっぱり、さっきの林道の奥のほうだろう。
でも、クルマを止める場所がない。
さあ、どうする?
結論は、「もうここはよろしいわ。馬坂峠から行ってみよう。」
これで、タイトルは「馬坂峠から半中へ」、うまくいったら「馬坂峠から半中・青波へ」になるはずだったが。
しかし、またまた現実はそんなタイトルになっていない。
♪なんでだろう、なんでだろう、♪なんでだなんでだろう(^^♪
あらら、今回もなかなか山に登らないレポートになりましたね。
さて、馬坂峠に向かってクルマを走らせると、山肌が色づいて、いい感じになってきた。
馬坂トンネルを抜けると、徳山側はガスで真っ白けだったが、そのうち晴れてくるだろう。
トンネル西口の空地に駐車して、やっと登り始めます。
駐車地のうしろにある道を行くと、すぐ峠に向かって急登となり、
取り付けられているロープを掴んで、ゼイゼイ言いながら登る。
心拍数が上がり過ぎて、半分は立ち止まっている時間なのだが、
休み休みで馬坂峠に着いた。
[attachment=6]s-R0029139.jpg[/attachment]
峠には、まだ新しそうな大きな石碑があって、
「ういは馬坂 つらいは冠 のりのながいは田代谷」と彫られている。
なんのこっちゃかようわからんが、この馬坂峠を越え、冠山峠も越えて、
越前国池田町の田代に至る道のりの困難さを現しているのだろうと思うが、
まあこんな重たい石を、ここまでよく運び上げたものだ。
ちなみに、float cloudさんのブログを拝見すると、
この石碑で峠の雰囲気がぶちこわしだと酷評されていたようです。
いや、それが本題ではなく、帰宅してから拝見したfloat cloudさんのブログの半中の記事に、
半中橋の場所がきちんと書かれた地図を掲載されていたので、
これを先に見ていれば、橋はどこだと悩むことはなかったという話しです。
[attachment=4]s-R0029058.jpg[/attachment]
ところで、馬坂峠までの急坂を登っている最中から、えらい胸焼けがしてきて気分が悪く、
体調がすぐれないので、「きょうは行けるとこまで」にして、
紅葉を愛でながらゆっくりとすごすことにします。
紅葉もちょっと早いんかなあと思いつつ、
写真を撮りながらーの、比高300mを2時間かけてノロノロと進み、
途中で数日前のクマの糞を見て、展望のない藪の中の917mPに到着。
[attachment=3]s-R0029067.jpg[/attachment]
[attachment=2]s-R0029091.jpg[/attachment]
さらに少しだけ半中方面に進んだが、やっぱり「きょうはここまで!」宣言。
少し戻って、ブナのベンチ(背もたれ枝付き)で昼メシにするが、
胸のムカムカはずっと治まらず、昼食のおにぎりを半分残してしまった。
ブナのベンチにじっとすわっていると、
ヤマドリが出てきてワシに気付かず、目の前をグルグルと歩き回っている。
誰も来ない静かなヤブ山。
[attachment=1]s-R0029096.jpg[/attachment]
[attachment=0]s-R0029125.jpg[/attachment]
午後は半袖シャツでもいいくらいの陽気になった。
またノロノロと峠に戻って小休止のあと、
峠からの急坂をズリズリと下りると、あっと言う間に駐車地へ帰着。
登山本文がちょっとだけですみません。
まあ、こんな日もあるわいな。
あとは、徳山ダムでも見て帰ろう。
洞吹(どうすい)
【山域山名】 奥美濃/ 馬坂峠周辺 (岐阜県揖斐川町、本巣市)
【地形図】(1/25000)能郷
【メンバー】 単独
【天 候】 晴れ
【ルート】 馬坂トンネル西口駐車地8:00---馬坂峠8:20/8:25---917mP 10:20/10:35
---昼食地10:45/11:35---馬坂峠12:40/12:50---馬坂トンネル西口駐車地13:00
[attachment=5]s-R0029055.jpg[/attachment]
そろそろ奥美濃の紅葉も見ごろかなと、久し振りの根尾能郷に向かう。
予定のルートは、山日和さんの2016年4月のレポート、
「【奥美濃】無名のヤブ山を行く 半中から青波へ」の二番煎じで、
タイトルもパクッて、「【奥美濃】錦繍のヤブ山を行く 半中から青波へ」と、
ちょっと格好よく進化するはずだった。
しかし、現実はそんなタイトルになっていない。
♪なんでだろう、なんでだろう、♪なんでだなんでだろう(^^♪
[attachment=7]s-R0029030.jpg[/attachment]
能郷の白山神社を見るのは21年ぶり。
すぐ先を左折して能郷谷に架かる橋を渡り、上原の集落に入る。
さあ、どこにクルマを止めるのかな。
山日和レポには「半中橋の袂」に駐車したと書いてある。
半中橋がどこにあるか判然としないが、きっと集落のまだ先だろう。
集落を抜けると、道路一面に杉の枝が敷き詰められたように散らかっている林道に入った。
道は一旦下り坂になって、河原に降りていく未舗装路を右に見送り、
上り坂を少し進むと三叉路があった。
左の道は上り坂の林道で、こちらではなさそう。
右の道がどうやらそれらしいが、関係者以外立入禁止の看板が立ち、
鎖がかかっていてこれ以上進入できない。
幅員3mの林道で、ここまで全く駐車余地がないし、この三叉路にも止められないし。
山日和さんはどこに止めたんやろ。
半中橋はこっちとちがうんかなあ。
集落の手前で能郷谷を渡ったあの橋のことかな。
ここに三叉路がなかったら延々バックで戻らないといけなかったが、
三叉路で転回できたので、そそくさと林道を戻る。
再び能郷谷に架かる大きな橋まで戻ってきたが、橋の名前は書いてなかった。
でも、橋の袂に10tトラックが2台止められるくらいの空地がある。
これが半中橋なのかな。
山日和さんは、ここに止めたのか。
しかし、ここだと581m標高点のある尾根に取り付くのに、ちょっと遠いしなあ。
どこか他にいい駐車場所はないか、どこから取り付けばいいのか考えながら
もう一度ゆっくりとクルマを走らせて、集落内を一往復してみたが、
集落から山に取り付くには、どうしても人家の庭先に入っていって、
その家の裏庭に回りこんで山に入ることになるし、
そこが山に入れる状態でなかったら、また隣の家に入っていって……
こらあかんがな。
怪しすぎるし。
それに、レポートでは下山時の記述に、
「地図にもある堰堤にピンポイントで着地、そこから林道を1分で駐車地の半中橋に着いた」
とあるので、それを考えると、この橋の袂ではあり得ない。
やっぱり、さっきの林道の奥のほうだろう。
でも、クルマを止める場所がない。
さあ、どうする?
結論は、「もうここはよろしいわ。馬坂峠から行ってみよう。」
これで、タイトルは「馬坂峠から半中へ」、うまくいったら「馬坂峠から半中・青波へ」になるはずだったが。
しかし、またまた現実はそんなタイトルになっていない。
♪なんでだろう、なんでだろう、♪なんでだなんでだろう(^^♪
あらら、今回もなかなか山に登らないレポートになりましたね。
さて、馬坂峠に向かってクルマを走らせると、山肌が色づいて、いい感じになってきた。
馬坂トンネルを抜けると、徳山側はガスで真っ白けだったが、そのうち晴れてくるだろう。
トンネル西口の空地に駐車して、やっと登り始めます。
駐車地のうしろにある道を行くと、すぐ峠に向かって急登となり、
取り付けられているロープを掴んで、ゼイゼイ言いながら登る。
心拍数が上がり過ぎて、半分は立ち止まっている時間なのだが、
休み休みで馬坂峠に着いた。
[attachment=6]s-R0029139.jpg[/attachment]
峠には、まだ新しそうな大きな石碑があって、
「ういは馬坂 つらいは冠 のりのながいは田代谷」と彫られている。
なんのこっちゃかようわからんが、この馬坂峠を越え、冠山峠も越えて、
越前国池田町の田代に至る道のりの困難さを現しているのだろうと思うが、
まあこんな重たい石を、ここまでよく運び上げたものだ。
ちなみに、float cloudさんのブログを拝見すると、
この石碑で峠の雰囲気がぶちこわしだと酷評されていたようです。
いや、それが本題ではなく、帰宅してから拝見したfloat cloudさんのブログの半中の記事に、
半中橋の場所がきちんと書かれた地図を掲載されていたので、
これを先に見ていれば、橋はどこだと悩むことはなかったという話しです。
[attachment=4]s-R0029058.jpg[/attachment]
ところで、馬坂峠までの急坂を登っている最中から、えらい胸焼けがしてきて気分が悪く、
体調がすぐれないので、「きょうは行けるとこまで」にして、
紅葉を愛でながらゆっくりとすごすことにします。
紅葉もちょっと早いんかなあと思いつつ、
写真を撮りながらーの、比高300mを2時間かけてノロノロと進み、
途中で数日前のクマの糞を見て、展望のない藪の中の917mPに到着。
[attachment=3]s-R0029067.jpg[/attachment]
[attachment=2]s-R0029091.jpg[/attachment]
さらに少しだけ半中方面に進んだが、やっぱり「きょうはここまで!」宣言。
少し戻って、ブナのベンチ(背もたれ枝付き)で昼メシにするが、
胸のムカムカはずっと治まらず、昼食のおにぎりを半分残してしまった。
ブナのベンチにじっとすわっていると、
ヤマドリが出てきてワシに気付かず、目の前をグルグルと歩き回っている。
誰も来ない静かなヤブ山。
[attachment=1]s-R0029096.jpg[/attachment]
[attachment=0]s-R0029125.jpg[/attachment]
午後は半袖シャツでもいいくらいの陽気になった。
またノロノロと峠に戻って小休止のあと、
峠からの急坂をズリズリと下りると、あっと言う間に駐車地へ帰着。
登山本文がちょっとだけですみません。
まあ、こんな日もあるわいな。
あとは、徳山ダムでも見て帰ろう。
洞吹(どうすい)