若狭 耳川 割谷とその右岸尾根~ ゆるゆる渓歩きと人面山毛欅の尾根下降 ~
Posted: 2017年9月12日(火) 22:00
~ ゆるゆる渓歩きと人面山毛欅の尾根下降 ~
【山域】 若狭
【コース】林道P6:20-三段滝-8m滝-ランチ-P841-人面山毛欅-P17:35
耳川流域は本年4回目
本日の下りは決まっている。いつぞやから噂の尾根
最近は洞吹氏が登っておられる。
湯の花谷左岸、割谷右岸同じ尾根だ。で、登りはどちらの谷にするか決まらない。
現地まで行ってやさしそうな割谷に決定
帰りの尾根用のショートの登山靴をザックに詰め込み、足元は数年前釣具店で購入した
フェルトスパイクシューズで望む。
橋から眼下に美しい流れが見える。 木枠張りボテのえん堤を巻いて流れに入る。
オ~ ミニナイアガラ 幅広4条の落ち込みは、石積みコンクリートで固められていた。
栃の木と癒しの流れに気持ちが和む。小滝を越え、斜度が増すとちょっとした連瀑
最上は美しく流水と釜のバランスのとれた8mの滝
二段の滝や小滝が続き、8mゴルジュの直漠
左右とも直近を登れそうだが、草付きでいやらしそう、無理せず右岸を高巻いたがこれがもっとも悪かった。
ミニゴルジュも出てきて今度は楽しんで谷芯を行く。
多段の滝を登り、栃の木と小滝を眺められる右岸台地でゆったりランチとした。
今日の〆は ウナギ茶漬け 旨ま~
ゆっくりし過ぎて体が重いがぼちぼちと歩き出す。
またまた多段の滝を越えると穏やかな(ほとんどそうなのだが)流れとなる。
いくつか枝分かれした後にまだ美しい滝が出てきたりして最後まで楽しませてくれる。
稜線までは出ずに急登一発(大したことないが)P841へと登り、山毛欅の尾根を降る。
久しぶりに沢靴から登山靴に履き替えての尾根下りだが、気持ちの良さは格別だ。
全くこんなに気持ちのいい尾根が普通にある。といった感じを受ける。
実は他では滅多にない。
まだまだ暑くて沢が恋しいこの時期だが、尾根を歩いていてほんとに気持ちがいい。
そんな山毛欅の尾根歩きだ。
P727との鞍部手前に立ち姿の美しい山毛欅があった。
回り込んでみると、人の顔が彫り込まれている。
よく見ると何人もだ。
しかし、こんなところで山毛欅に彫刻する奴はおらんやろ!
山毛欅のこぶが人の顔に見える。
人面山毛欅だったのだ。
もちろん普通の?山毛欅もりっぱだ。ついつい見とれてしまう。
そんなこんなでまたまたゆっくりし過ぎたが、最後は巡視路なのでと高をくくっていた。
しかし、若狭の巡視路を甘く見てはいけない。
疲れた足にザラザラ急斜面のプラ階段が埋まってしまった巡視路は恐怖ですらあった。
割谷を溯行したのにこのまま湯の花谷へと滑落しそうなのである。
本日一番の緊張を強いられ、林道に降りてほっとした。
尾根の印象の強く残った山行だった。
では また 人面岩魚の跳ねる源流で
SHIGEKI
【月日】 2017/9/9【山域】 若狭
【コース】林道P6:20-三段滝-8m滝-ランチ-P841-人面山毛欅-P17:35
耳川流域は本年4回目
本日の下りは決まっている。いつぞやから噂の尾根
最近は洞吹氏が登っておられる。
湯の花谷左岸、割谷右岸同じ尾根だ。で、登りはどちらの谷にするか決まらない。
現地まで行ってやさしそうな割谷に決定
帰りの尾根用のショートの登山靴をザックに詰め込み、足元は数年前釣具店で購入した
フェルトスパイクシューズで望む。
橋から眼下に美しい流れが見える。 木枠張りボテのえん堤を巻いて流れに入る。
オ~ ミニナイアガラ 幅広4条の落ち込みは、石積みコンクリートで固められていた。
栃の木と癒しの流れに気持ちが和む。小滝を越え、斜度が増すとちょっとした連瀑
最上は美しく流水と釜のバランスのとれた8mの滝
二段の滝や小滝が続き、8mゴルジュの直漠
左右とも直近を登れそうだが、草付きでいやらしそう、無理せず右岸を高巻いたがこれがもっとも悪かった。
ミニゴルジュも出てきて今度は楽しんで谷芯を行く。
多段の滝を登り、栃の木と小滝を眺められる右岸台地でゆったりランチとした。
今日の〆は ウナギ茶漬け 旨ま~
ゆっくりし過ぎて体が重いがぼちぼちと歩き出す。
またまた多段の滝を越えると穏やかな(ほとんどそうなのだが)流れとなる。
いくつか枝分かれした後にまだ美しい滝が出てきたりして最後まで楽しませてくれる。
稜線までは出ずに急登一発(大したことないが)P841へと登り、山毛欅の尾根を降る。
久しぶりに沢靴から登山靴に履き替えての尾根下りだが、気持ちの良さは格別だ。
全くこんなに気持ちのいい尾根が普通にある。といった感じを受ける。
実は他では滅多にない。
まだまだ暑くて沢が恋しいこの時期だが、尾根を歩いていてほんとに気持ちがいい。
そんな山毛欅の尾根歩きだ。
P727との鞍部手前に立ち姿の美しい山毛欅があった。
回り込んでみると、人の顔が彫り込まれている。
よく見ると何人もだ。
しかし、こんなところで山毛欅に彫刻する奴はおらんやろ!
山毛欅のこぶが人の顔に見える。
人面山毛欅だったのだ。
もちろん普通の?山毛欅もりっぱだ。ついつい見とれてしまう。
そんなこんなでまたまたゆっくりし過ぎたが、最後は巡視路なのでと高をくくっていた。
しかし、若狭の巡視路を甘く見てはいけない。
疲れた足にザラザラ急斜面のプラ階段が埋まってしまった巡視路は恐怖ですらあった。
割谷を溯行したのにこのまま湯の花谷へと滑落しそうなのである。
本日一番の緊張を強いられ、林道に降りてほっとした。
尾根の印象の強く残った山行だった。
では また 人面岩魚の跳ねる源流で
SHIGEKI