【鈴鹿】秋のそぞろ歩き 御池岳

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Kasaya
記事: 925
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

【鈴鹿】秋のそぞろ歩き 御池岳

投稿記事 by Kasaya »

【日 付】2017年9月3日(日)
【山 域】鈴鹿
【天 候】晴
【メンバ】kasaya
【コース】鞍掛峠駐車地7:20---7:35コグルミ谷登山口---8:30カタクリ峠---9:30P1241---9:34南峰---10:33幸助の池11:13---12:03元池
---12:31鈴北岳---13:02鞍掛峠—-13:25焼尾—-13:50鞍掛峠—-14:03駐車地
大分秋めいた天気になってきた。これなら鈴鹿の山も快適に歩けそう。そんな思いで御池岳にやってきた。鞍掛トンネルは相変わらず閉鎖されたままでその前方のスペースに車を止める。既に7,8台が止まっている。今日はいい天気だしきっと多いだろうな。手早く準備してコグルミ谷を目指す。今日はいつもの定番コースである。
コグルミ谷は手入れが入って歩きやすいはずだったが先日の大雨の影響だろうか、またところどころ道が崩れた感じがある。大雨が出るとすぐにこの谷は荒れてしまう。それでも長命水から先は尾根道になっておりここは問題なく通ることができる。以前のルートである近藤岩を遠望するがなんだか少しわからない状態。
カタクリ峠について最初の休憩。じっとしていると少し肌寒く感じるほどに涼しい。冷やしてきた水羊羹を食べていると一人の登山者がやってきたが休憩もせずそのまま通過していった。さて自分はいつものコースへ行くため真の谷を下る。P1241に直接取り付く尾根まで歩くのだ。通いなれたゆるゆるの傾斜地を降りて行けば直にいつもの尾根が見えてくる。いつだったか、このあたりでキノコがたくさんとれたがまだ時期としてはちょっと早い。何もない中をそのまま尾根芯に沿って登っていく。ここから約300mの登り。ジグザグに歩きやすいところを選んでいけば、いつしか苔むした岩稜帯に出る。初めて見たときはこの岩とコケの付きかたにびっくりしたものだ。しかし今ではそれほど驚かないが、それにしてもこの苔と岩は一体いつからあるものなんだろうと想像せずにはおれない。御池岳が藪に囲まれていた時もこの辺りは歩きやすい樹林帯だったのだろうか。
苔むした岩
苔むした岩
そんなことを思いつつ高度計を見ると1200mを越えている。心なしか傾斜も緩くなってきた。そしてついにP1241に到着。急に開ける展望。鹿除けネットが目障りだがいつもの平原が広がっている。ボタンブチにも既に誰かが到達している。いつも通りの御池岳である。今日もここを時計回りで歩いてみる。最初は南峰。時間によってはここでランチだが今日はまだ早い。そこでP1194を目指して歩く。途中で青のドリーネの横を通り過ぎるが無雪期では何の面白みもない単なる窪地。その周りに草が生えているだけなのでそのまま通過。
青のドリーネ 単なる窪地
青のドリーネ 単なる窪地
P1194に到達するがここは休憩には不向きなのでそのままやり過ごしてさらに南下。適当なところで右に回り始めて土倉岳の降り口方面を目指す。すると先ほどボタンブチにいたらしい二人がやってきていた。ここまで足を延ばす二人はどんなコース取りかな。近くまで行ったところでちょっと挨拶を交わす。兵庫県から来た人で初めての御池だとか。それでこんな奥深くまで来ているのにちょっとびっくり。初めてならせっかくなのでちょっと案内したくなった。青のドリーネのことを話したら女性はHP等で研究しているらしくその名前は知っていたので、話のネタとして案内する。ついでに幸助の池も。先ほどボタンブチを通っているので見てないのかなと思ったが、通過していないらしい。ここも情報だけは得ていたようでこれが幸助の池ですかとみられたことにうれしそう。自分はここでランチをするのでお別れしたが、あの人たちはどんなコースで帰ったのだろう。
池のほとりでランチをし、ゆったりとコーヒーを飲む。今日は吹く風も涼しくほんといい気分。どこかで昼寝がしたくなるほどだ。そうは言いつつ貧乏性でやっぱり歩き始める。そういえば途中でアケボノソウも見たが、お目当てであるものの結局一か所で見られただけ。以前はここかしこで見られたのに、皆鹿害なんだろうか。鹿の食わないトリカブトばかりが目に付く。
アケボノソウ.jpg
その後ボタンブチをやり過ごしそのまま西寄りに進む。メインを外れたルートでありまず人に会うことはない。そこを適当に歩いていって丸池に池に出たところで、今度は日本庭園に向かって歩く。シダ類が茂って道がはっきりしないところもあるが最初から期待していないので問題なくかき分けて進む。そして御池の銀座通りともいうべき日本庭園あたりに来るが、以前のコケ類がかなり姿を消しシダ類が繁茂するようになっていた。地面が乾燥化していく過程でこれは仕方のないことなのかな。フワフワのコケがずっと続いていた風景はもう見られないか。
その後元池に立ち寄って休憩後鈴北岳に立ってみる。霊仙、伊吹は目の前で琵琶湖ももちろん眼下にある。今日もよく見えているなあ。思ったより人が少ないのが意外だったが、ここはやっぱりいい場所だ。時刻はまだ12時30分を回ったばかり。まだどこかへ行くことも可能だがなんとなく下り始める。どこかいい場所でティータイムと思っていたが、軽快に歩いていったらティータイムに適した場所をやり過ごしてしまった。今日はなしかと思いつつ、鞍掛峠に到着。時刻は1時を回ったところ。このままだと早すぎるか。まだ気持ちとして歩き足りない感じもしていたので、久しぶりに御池と反対側の焼尾に行ってみることにした。標高差は130mほど。30分もかからないし、何かいいものがあるかもしれない、また頂上ではティータイムもきっと叶うだろう。そう思っての出発である。
久々に登るその道は御池にくらべるとあまりいいとは言えないが、登るのに不自由なく予定通り焼尾に到着。途中にいいものはなかったが
ここまでこられてラッキーだった。誰も来ない頂上で一人コーヒーを飲む。やっと落ち着いた。
 その後はほとんど一目散の下りにかかる。何度か登山者を追い抜き30分足らずで駐車地に着いた。初秋の好天時に御池岳を満喫できて
良かったかなと思う
ヤマジノホトトギス.jpg
Kasaya
グー(伊勢山上住人)
記事: 2223
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【鈴鹿】秋のそぞろ歩き 御池岳

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

kasayaさん、お久しぶりです。

【鈴鹿】秋のそぞろ歩き 御池岳

御池と言えばkasayaさんが定着ですね。暑い時期も周年登ってる。
1年間で何回ぐらい登られていますか?

大分秋めいた天気になってきた。これなら鈴鹿の山も快適に歩けそう。

9/3はグーは何をしていたのだろう?
前の週に南紀に連れてってもらって土・日とも沢遊びだったから、
3日は家事の日でした。確かに酷暑日ではなかったですね。
しかし「快適に」は程遠い暑さだったと思うけど。

コグルミ谷は大雨が出るとすぐに荒れてしまう。

しばらく歩いていないです。まだしばらくは行けないかな?
御池には新雪を踏んでスノーシューハイクに行きたいと思っていますが。

P1241に到着。急に開ける展望。鹿除けネットが目障りだがいつもの平原が広がっている。

鹿除けネットが張られれからは一度も行っていないです。
鹿駆除に注意の報告もあったけど、成果はドウだったのでしょうか?

初めてならせっかくなのでちょっと案内したくなった。
これが幸助の池ですかとみられたことにうれしそう。


喜んでもらえると案内のし甲斐があります。

池のほとりでランチをし、ゆったりとコーヒーを飲む。今日は吹く風も涼しくほんといい気分。
焼尾。誰も来ない頂上で一人コーヒーを飲む。やっと落ち着いた。


kasayaさんのこの余裕ある定型山行パターンがいいですね。


                     グー(伊勢山上住人)
Kasaya
記事: 925
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】秋のそぞろ歩き 御池岳

投稿記事 by Kasaya »

グーさん こんばんは
この週末は登山に全く不向きになってしまいましたね。

御池と言えばkasayaさんが定着ですね。暑い時期も周年登ってる。
1年間で何回ぐらい登られていますか?
今年の夏は行きませんでしたが、それでも数えてみたら7回行っています。
17回登った年もありましたが、さすがに今は減っています。

3日は家事の日でした。確かに酷暑日ではなかったですね。
しかし「快適に」は程遠い暑さだったと思うけど。
南の方は暑かったんですね。

御池には新雪を踏んでスノーシューハイクに行きたいと思っていますが。
雪原歩きが魅力です。この日会った人にもその話をしました。

鹿駆除に注意の報告もあったけど、成果はドウだったのでしょうか?
P6102966.jpg
6月の写真ですが、結構効果があると思いませんか。

喜んでもらえると案内のし甲斐があります。
自分の山でもないですが、御池を気に入ってもらえると嬉しくなります。

kasayaさんのこの余裕ある定型山行パターンがいいですね。
真夏は暑いですがそろそろ暖かいコーヒーもいい感じになってきました。

また冬の御池で....
その前にオフ会ですね
kasaya
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