【高見山地】避暑地の沢旅 三峰山ワサビ谷
Posted: 2017年8月07日(月) 08:51
【日 付】2017年8月6日(日)
【山 域】高見山地
【コース】月出駐車場7:40---10:00八丁平---11:35月出駐車場
【メンバー】単独
なかなか都合がつかず沢歩きに3週間行けていない。しかも台風5号が近づいて来ておりどこか行けるところはないかと物色する。台高も鈴鹿もずっと雨雲がかかっていたが、日曜日は天気が良さそうだ。Piccoloさんやシュークリさんが通う月出川のワサビ谷に向かうことにした。
月出川はアマゴが放流されている川で以前釣りに来たことがある。今回は月出登山口に駐車し、駐車場脇の橋から入渓する。これまでの梅雨の末期のような雨の影響で水量は多い。すぐに出てくる堰堤の右を巻く。
小滝や連瀑が続きいい感じになってくる。水量が多いので見栄えがする。連瀑の上の森から朝の木漏れ日が差し込み谷は幻想的な雰囲気を醸し出している。
[attachment=4]DSCF0087.jpg[/attachment]
しばらく行くとPiccoloさん達が遊んだ8m滝だ。滝上からザイルを垂らし遊ぼうと持ってきたが、この水量ではずぶ濡れになるのでパス。Piccoloさん達がルートに使ったであろう痕跡がそこかしこに残っていた。左岸のザレを上り落ち口に続くバンドを使って巻いた。
[attachment=3]DSCF0091.jpg[/attachment]
直登できる手ごろな滝が続き楽しい。谷が広がり出した所に炭窯跡があった、沢泊する際は窯跡あたりで泊まると増水の心配も無いなと思いながら通リすぎた。谷は森におおわれて暗いのだが、木漏れ日が差し込み明るい気分にさせてくれる。全体が植林に囲まれるとこうはいかない。
[attachment=2]DSCF0095.jpg[/attachment]
最後の二俣で水量の少ない右俣を進むと猪の親子連れに2回出会った。うりぼうを引き連れてお母さんも大忙しだ。最後に詰めあがるとゆりわれ登山道に出た。あちゃー左俣を進めば八丁平に出たのかと思いつつ、登山道を上り八丁平に到着。飯高の町が見え、風も程よく吹き気持ちいい。当初の天気予報がいまいちだったこともあり人もほとんどいない。
[attachment=1]DSCF0100.jpg[/attachment]
近畿自然歩道に沿って赤いバンダナが巻いてある大日如来碑をすぎ新道ルートへ。最初に来た時になんでこんな所に石碑があるのかと思っていたが、この場所が三畝峠で峠越えの守り神だったようだ。
県境稜線を下るこの道は、ブナなどの自然林に囲まれ吹き抜ける風もすがすがしい。道も昔の状態で残っておりいい感じだ。この時期、熱さを感じることなく登山道を歩くのは贅沢なものだ。新道峠に着くと馬頭観音が出迎えてくれた。木漏れ日の台地に観音さんが時代の生き証人のように静かに鎮座していた。この稜線ぞいには他にも白髭峠や請取峠がある。今では過疎の村々だが、江戸時代は伊勢参りの伊勢本街道(御杖・美杉方面)と徳川御三家の紀州藩が参勤交代で使う紀州街道(飯高方面)というメイン街道をつなぐ道として頻繁に使われたのだろう。
[attachment=0]DSCF0109.jpg[/attachment]
三峰山は700mまで林道が来ており、仕事が早い。ワサビ谷は大きな滝がないものの支流も多く水は豊富だ。八丁平に突き上げて木漏れ日の新道を下るルートは下部のアルバイトがない分、避暑には最適だろう。
【山 域】高見山地
【コース】月出駐車場7:40---10:00八丁平---11:35月出駐車場
【メンバー】単独
なかなか都合がつかず沢歩きに3週間行けていない。しかも台風5号が近づいて来ておりどこか行けるところはないかと物色する。台高も鈴鹿もずっと雨雲がかかっていたが、日曜日は天気が良さそうだ。Piccoloさんやシュークリさんが通う月出川のワサビ谷に向かうことにした。
月出川はアマゴが放流されている川で以前釣りに来たことがある。今回は月出登山口に駐車し、駐車場脇の橋から入渓する。これまでの梅雨の末期のような雨の影響で水量は多い。すぐに出てくる堰堤の右を巻く。
小滝や連瀑が続きいい感じになってくる。水量が多いので見栄えがする。連瀑の上の森から朝の木漏れ日が差し込み谷は幻想的な雰囲気を醸し出している。
[attachment=4]DSCF0087.jpg[/attachment]
しばらく行くとPiccoloさん達が遊んだ8m滝だ。滝上からザイルを垂らし遊ぼうと持ってきたが、この水量ではずぶ濡れになるのでパス。Piccoloさん達がルートに使ったであろう痕跡がそこかしこに残っていた。左岸のザレを上り落ち口に続くバンドを使って巻いた。
[attachment=3]DSCF0091.jpg[/attachment]
直登できる手ごろな滝が続き楽しい。谷が広がり出した所に炭窯跡があった、沢泊する際は窯跡あたりで泊まると増水の心配も無いなと思いながら通リすぎた。谷は森におおわれて暗いのだが、木漏れ日が差し込み明るい気分にさせてくれる。全体が植林に囲まれるとこうはいかない。
[attachment=2]DSCF0095.jpg[/attachment]
最後の二俣で水量の少ない右俣を進むと猪の親子連れに2回出会った。うりぼうを引き連れてお母さんも大忙しだ。最後に詰めあがるとゆりわれ登山道に出た。あちゃー左俣を進めば八丁平に出たのかと思いつつ、登山道を上り八丁平に到着。飯高の町が見え、風も程よく吹き気持ちいい。当初の天気予報がいまいちだったこともあり人もほとんどいない。
[attachment=1]DSCF0100.jpg[/attachment]
近畿自然歩道に沿って赤いバンダナが巻いてある大日如来碑をすぎ新道ルートへ。最初に来た時になんでこんな所に石碑があるのかと思っていたが、この場所が三畝峠で峠越えの守り神だったようだ。
県境稜線を下るこの道は、ブナなどの自然林に囲まれ吹き抜ける風もすがすがしい。道も昔の状態で残っておりいい感じだ。この時期、熱さを感じることなく登山道を歩くのは贅沢なものだ。新道峠に着くと馬頭観音が出迎えてくれた。木漏れ日の台地に観音さんが時代の生き証人のように静かに鎮座していた。この稜線ぞいには他にも白髭峠や請取峠がある。今では過疎の村々だが、江戸時代は伊勢参りの伊勢本街道(御杖・美杉方面)と徳川御三家の紀州藩が参勤交代で使う紀州街道(飯高方面)というメイン街道をつなぐ道として頻繁に使われたのだろう。
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三峰山は700mまで林道が来ており、仕事が早い。ワサビ谷は大きな滝がないものの支流も多く水は豊富だ。八丁平に突き上げて木漏れ日の新道を下るルートは下部のアルバイトがない分、避暑には最適だろう。