【台高】20170715木梶三滝からシューさん沢行に付いていった。のですが・・・・
Posted: 2017年7月17日(月) 10:36
シュークリームさんからメールが届いた。
「グーさん、急ぎですみませんが、明日、木梶三滝に行くことにしました。」
沢屋の技を盗み取ろうと同行をお願いしていた。 のですが・・・・・
【 日 付 】 平成29年7月15日(土)
【 山 域 】 台高
【 天 候 】 晴れ 谷にも熱風が流れ込んできた
【 ルート】 キワラ滝8:00---8:30不動滝---8:50女滝---9:45白滝---10:45木梶ゴルジュ
---12:25鳴滝---12:55林道橋遡行終了---13:55駐車地
【メンバー】 シュークリームさん グー
「キワラ滝駐車場に朝8時です。グーさんが来られなくても8時には出発します」
不動滝までは遊歩道歩きが長いし、さほど見ごたえのある滝とも思わないので、
グーは不動滝はいつもパスをしているのだが、久しぶりに遊歩道を下る。
不動滝に着いて驚いた。6年前の台風12号で落ち口が右から左に変わっていたが、
今日は右からも左からも滝水が落ちて、けっこう見ごたえのある滝に変貌していた。
「この滝は登れないですね」遊歩道で巻き上がる。
[attachment=6]20170715-15.jpg[/attachment]
不動滝から女滝の間も風情のない谷になってしまって残念だ。
女滝の下でシューさんが巻きルートを目で追っている。
「ここを登ります。グーさん、確保してください」
シューさんが登り終えて笛の合図でシューさんに確保してもらいグーが登る。
が・・・・・心もとないズルッといきそうな土に、体を支える木の根もない。
「エェッ、こんなトコをシューさんは登って行ったの?」
垂直な斜面を跨いで手がかりのないところを左から右に移動している。
グーの方が足は長いと思うのだが、シューさんは沢登りの時は足が伸びるのだろうか?
「フー」何とか滑り落ちずに登り終えたが、もう二度とここは登らない。
[attachment=5]20170715-16.jpg[/attachment]
女滝落ち口に、グーはお尻をズリズリしながら下りた。
しかし、ズボンを泥で汚したくないのかシューさんはカッコ良く懸垂で降りてきた。
「沢を遊び尽くすのがシューさん流だな」
シューさんは女滝の落ち口を覗きに来ないで上流に歩いていく。
「落ち口は見ないのですか?」「ええ、見ないです」
『私は沢屋であって、滝屋ではありません』の宣言通りです。
[attachment=4]20170715-19.jpg[/attachment]
ナメを楽しみ、白滝を鑑賞して、キワラ滝出合で小休止する。
ここからしばらくは滝無しの谷になる。どうにでも歩ける。
が、さすがシューさん。深みのあるところは胸まで浸かりながら遡行する。
[attachment=3]20170715-26.jpg[/attachment]
木梶ゴルジュの泳ぎでシューさんの足がつった。筋肉が冷えてしまったのだろう。
グーが先に泳ぎスリングを伸ばした。が、シューさんを支えきれずに引きずられてしまった。
今日のゴルジュの水量は多い。流れに逆らって足が上がらない。モタモタ モタモタ・・・
シューさんに先に行ってもらう。シューさんはグーの頭の上をスタスタスタ・・・
最大の難関チョックストーン滝もシューさんはトットコ登って行った。
グーも真似をして両岸に足を押し付け両腕を岩壁に突っ張って・・・・
ツルリ ドスン ザーーーーー 滝水をまともに受ける。息が出来ない。後ろを向く。
またしても木梶ゴルジュをグーの体で堰き止めてしまった。足が挟まって抜けない。
何とか足を抜き、脱出したが疲労困憊。チョックストーン滝を登れない。
シューさんに引っ張り上げてもらった。
[attachment=2]20170715-31.jpg[/attachment]
木梶ゴルジュの上の淵は流れに押し戻された。トロッコレールまで巻き上がって超える。
ここから鳴滝までは癒しの谷だ。ピチャピチャと歩く。
それでも深みがあるとシューさんはどっぷりと浸かりに行ってる。
今日は伊勢の花火の日だ。
シューさんは留学生をエスコートするために2時に切り上げたいと言っていた。
昼食の時間になったが難所も無いのでそのまま遡行を続ける。
[attachment=1]20170715-36.jpg[/attachment]
今日の鳴滝は幅いっぱいに滝水が落ちている。その分、真ん中の水量は分散されて少なめだった。
シューさんは右岸巻き道まで登らずに、バンドを落ち口下まで伝い、落ち口右岸側を登った。
グーも付いていったが、手がかり足場ともに豊富にあって簡単に登れた。
「なーんだ!」
[attachment=0]20170715-39.jpg[/attachment]
さて、林道橋下の滝は淵を泳ぎ、スタスタと・・・・?
シューさんは滝の上から見下ろしているが・・・足場が心もとない。
思案・躊躇・・こわごわ置いた足が滑り、またしても滝水の直撃を浴びる。
巻きルートに逃げて遡行終了。橋の上で簡単に腹ごしらえをして帰路に着いた。
もうグーは沢屋さんの沢行には付いていきません!!!
グーの身体能力に合った水遊びに徹します!
グー(伊勢山上住人)
「グーさん、急ぎですみませんが、明日、木梶三滝に行くことにしました。」
沢屋の技を盗み取ろうと同行をお願いしていた。 のですが・・・・・
【 日 付 】 平成29年7月15日(土)
【 山 域 】 台高
【 天 候 】 晴れ 谷にも熱風が流れ込んできた
【 ルート】 キワラ滝8:00---8:30不動滝---8:50女滝---9:45白滝---10:45木梶ゴルジュ
---12:25鳴滝---12:55林道橋遡行終了---13:55駐車地
【メンバー】 シュークリームさん グー
「キワラ滝駐車場に朝8時です。グーさんが来られなくても8時には出発します」
不動滝までは遊歩道歩きが長いし、さほど見ごたえのある滝とも思わないので、
グーは不動滝はいつもパスをしているのだが、久しぶりに遊歩道を下る。
不動滝に着いて驚いた。6年前の台風12号で落ち口が右から左に変わっていたが、
今日は右からも左からも滝水が落ちて、けっこう見ごたえのある滝に変貌していた。
「この滝は登れないですね」遊歩道で巻き上がる。
[attachment=6]20170715-15.jpg[/attachment]
不動滝から女滝の間も風情のない谷になってしまって残念だ。
女滝の下でシューさんが巻きルートを目で追っている。
「ここを登ります。グーさん、確保してください」
シューさんが登り終えて笛の合図でシューさんに確保してもらいグーが登る。
が・・・・・心もとないズルッといきそうな土に、体を支える木の根もない。
「エェッ、こんなトコをシューさんは登って行ったの?」
垂直な斜面を跨いで手がかりのないところを左から右に移動している。
グーの方が足は長いと思うのだが、シューさんは沢登りの時は足が伸びるのだろうか?
「フー」何とか滑り落ちずに登り終えたが、もう二度とここは登らない。
[attachment=5]20170715-16.jpg[/attachment]
女滝落ち口に、グーはお尻をズリズリしながら下りた。
しかし、ズボンを泥で汚したくないのかシューさんはカッコ良く懸垂で降りてきた。
「沢を遊び尽くすのがシューさん流だな」
シューさんは女滝の落ち口を覗きに来ないで上流に歩いていく。
「落ち口は見ないのですか?」「ええ、見ないです」
『私は沢屋であって、滝屋ではありません』の宣言通りです。
[attachment=4]20170715-19.jpg[/attachment]
ナメを楽しみ、白滝を鑑賞して、キワラ滝出合で小休止する。
ここからしばらくは滝無しの谷になる。どうにでも歩ける。
が、さすがシューさん。深みのあるところは胸まで浸かりながら遡行する。
[attachment=3]20170715-26.jpg[/attachment]
木梶ゴルジュの泳ぎでシューさんの足がつった。筋肉が冷えてしまったのだろう。
グーが先に泳ぎスリングを伸ばした。が、シューさんを支えきれずに引きずられてしまった。
今日のゴルジュの水量は多い。流れに逆らって足が上がらない。モタモタ モタモタ・・・
シューさんに先に行ってもらう。シューさんはグーの頭の上をスタスタスタ・・・
最大の難関チョックストーン滝もシューさんはトットコ登って行った。
グーも真似をして両岸に足を押し付け両腕を岩壁に突っ張って・・・・
ツルリ ドスン ザーーーーー 滝水をまともに受ける。息が出来ない。後ろを向く。
またしても木梶ゴルジュをグーの体で堰き止めてしまった。足が挟まって抜けない。
何とか足を抜き、脱出したが疲労困憊。チョックストーン滝を登れない。
シューさんに引っ張り上げてもらった。
[attachment=2]20170715-31.jpg[/attachment]
木梶ゴルジュの上の淵は流れに押し戻された。トロッコレールまで巻き上がって超える。
ここから鳴滝までは癒しの谷だ。ピチャピチャと歩く。
それでも深みがあるとシューさんはどっぷりと浸かりに行ってる。
今日は伊勢の花火の日だ。
シューさんは留学生をエスコートするために2時に切り上げたいと言っていた。
昼食の時間になったが難所も無いのでそのまま遡行を続ける。
[attachment=1]20170715-36.jpg[/attachment]
今日の鳴滝は幅いっぱいに滝水が落ちている。その分、真ん中の水量は分散されて少なめだった。
シューさんは右岸巻き道まで登らずに、バンドを落ち口下まで伝い、落ち口右岸側を登った。
グーも付いていったが、手がかり足場ともに豊富にあって簡単に登れた。
「なーんだ!」
[attachment=0]20170715-39.jpg[/attachment]
さて、林道橋下の滝は淵を泳ぎ、スタスタと・・・・?
シューさんは滝の上から見下ろしているが・・・足場が心もとない。
思案・躊躇・・こわごわ置いた足が滑り、またしても滝水の直撃を浴びる。
巻きルートに逃げて遡行終了。橋の上で簡単に腹ごしらえをして帰路に着いた。
もうグーは沢屋さんの沢行には付いていきません!!!
グーの身体能力に合った水遊びに徹します!
グー(伊勢山上住人)