【湖東】無人の横山岳を行く
Posted: 2017年3月28日(火) 00:51
【 日 付 】 2017,3,18(土)
【 山 域 】 湖東 横山岳
【メンバー】 単独
【 天 候 】 曇り時々晴れ
【 ルート 】 駐車スペース発6:40---北西尾根末端7:10---標高450m 8:00---物置(山頂)10:30---東尾根の頭10:50~11:30---山頂11:50---西尾根下山---駐車スペース1:45
朝4:30家を出て、出発が少し遅れたのと、車のナビが古いので高速で木の本ICまで行くことにする。木の本ICを出て国道365を北に向かい5km程で右折し、県道284に入る。7km
程で菅並に着き、高時川の橋手前左に駐車スペースが有り、ここに車を止める。6:00着。事前にグーグルマップで走ったので、行き過ぎると、右に橋とトンネルが見えることを確認
してからここに戻ってきた。車は一台も無い。いよいよ単独の雪山。緊張感でいっぱいだ。6:40出発。橋手前の反対側の小道をを川沿いに進むと、橋を渡り山に入る。浄水場が
ある。浄水場右に『横山岳登山口』の小さなトーテムポール風の杭がある。右の尾根を登ると上の道に出た。この道を北西尾根の末端まで下る。末端着7:10。いよいよ尾根に
取り付く。雪は無いので夏道と思われる溝状の道が出ている。この辺の山も山砂の山らしい。登山道がどんどんえぐれて溝状になっている。鈴鹿の鎌ヶ岳の武平峠からの登山道が
典型的で、人の背丈より深くなってしまう。
8:00標高450mを越えて雪の上にとなる。スノーシュを履く。緊張感で何度も何度も地図とコンパスを見る。標高1000mを越えたあたりから大きく南に向きを変える。このあた
りから枝尾根が多くなり、現在地確認を繰り返す。西尾根と思われる尾根がある。もうすぐだ。無人の雪山を行く緊張感ともうすぐだと喜ぶ気持ち。待て待て位置を見失うな
はやる気持ちを抑える。物置の屋根だけが雪の上に出ている。写真で見た屋根だ!山頂は近いぞ。左にここより高いと思われる尾根と大きな雪庇が見える。あの向こうだなと
雪庇に向かう。この雪庇は落第忍者さんのレポで見たぞ!雪庇の中央が崩壊して垂直の壁になっている。壁の下を恐る恐る右に回り込んで上り口を捜す。右端は切れ落ちて
いる。やはり左端から登るしか無い。スノーシュを脱いでアイゼン、ピッケルにしようかと思ったがそのまま左端ぎりぎりで雪庇を崩し、左足を雪庇の上に上げてストックを雪庇
の上に思いっきり突き刺し左足で体を上げ、乗り越した。鋭い稜線を少し行くと、遮る物が無くなった。山頂だ!10:50.快晴だ。振り返ると、さっき通り過ぎた物置の有る所
の方が高く見える。あれ?ここは何処だ?スマホの地図ロイドで現在地を確認する。東尾根の頭だ!落第忍者さんはここから登ってきたんだ。このすばらしい眺めを、たった
一人で楽しむ。本当の山頂に戻るよりここの方が断然いい。風も無いのでここで昼食とする。何かヤブメンに近づいた満足感があり、にんまり。温かいスープとパンを頬張り、
しばしゆったりを楽しむ。
11:30下山開始。本当の山頂に向かう。さっき苦労して乗り越した雪庇の所に来た。落第忍者さんは良くこの雪庇を降りれたなと思う。上からは雪庇の大きさはわからない。
雪庇の弱点は、下からしかわからない。落第忍者さんはどんな気持ちでこの雪庇を通過したのだろうよ思うと、自分も今一人、向きは違うが、少し近づいた思いがする。
山頂に近づくとわいわいがやがや人の声がする。いるはいるは15人もの人が居るのだ。さっきまでの満足感は何処へいったやら。聞けば南の尾根を登って来たとの事。
にぎやかさを後にし、西尾根に向かう。さっき自分が登ってきた跡だけじゃなく、数人の靴跡がある?北西尾根に数人下ったようだ。西尾根前で一人の登山者に会う。聞けば、
西尾根から登って来たとの事。難しい所はありますか?と聞くと、トレースが沢山有り、迷いようが無かったとの事?いつごろのトレースですか?今日?いよいよ西尾根を
下る。傾斜がきついのでスノーシュを脱ぎ、アイゼンにする。雪がゆるみ、足がはまり、歩きにくい。30分も下ると10人程の登山者が休憩している。ああさっきの人はこの人達
のトレースについてきたんだ。1:45登山口着。駐車地には計7台の車が有った。南の尾根から上ってきた15人は別の場所だ。この7台は北西尾根か西尾根から登る登山者
の物だ。時間が早いので下道を走り帰る。家まで約90km。
【 山 域 】 湖東 横山岳
【メンバー】 単独
【 天 候 】 曇り時々晴れ
【 ルート 】 駐車スペース発6:40---北西尾根末端7:10---標高450m 8:00---物置(山頂)10:30---東尾根の頭10:50~11:30---山頂11:50---西尾根下山---駐車スペース1:45
朝4:30家を出て、出発が少し遅れたのと、車のナビが古いので高速で木の本ICまで行くことにする。木の本ICを出て国道365を北に向かい5km程で右折し、県道284に入る。7km
程で菅並に着き、高時川の橋手前左に駐車スペースが有り、ここに車を止める。6:00着。事前にグーグルマップで走ったので、行き過ぎると、右に橋とトンネルが見えることを確認
してからここに戻ってきた。車は一台も無い。いよいよ単独の雪山。緊張感でいっぱいだ。6:40出発。橋手前の反対側の小道をを川沿いに進むと、橋を渡り山に入る。浄水場が
ある。浄水場右に『横山岳登山口』の小さなトーテムポール風の杭がある。右の尾根を登ると上の道に出た。この道を北西尾根の末端まで下る。末端着7:10。いよいよ尾根に
取り付く。雪は無いので夏道と思われる溝状の道が出ている。この辺の山も山砂の山らしい。登山道がどんどんえぐれて溝状になっている。鈴鹿の鎌ヶ岳の武平峠からの登山道が
典型的で、人の背丈より深くなってしまう。
8:00標高450mを越えて雪の上にとなる。スノーシュを履く。緊張感で何度も何度も地図とコンパスを見る。標高1000mを越えたあたりから大きく南に向きを変える。このあた
りから枝尾根が多くなり、現在地確認を繰り返す。西尾根と思われる尾根がある。もうすぐだ。無人の雪山を行く緊張感ともうすぐだと喜ぶ気持ち。待て待て位置を見失うな
はやる気持ちを抑える。物置の屋根だけが雪の上に出ている。写真で見た屋根だ!山頂は近いぞ。左にここより高いと思われる尾根と大きな雪庇が見える。あの向こうだなと
雪庇に向かう。この雪庇は落第忍者さんのレポで見たぞ!雪庇の中央が崩壊して垂直の壁になっている。壁の下を恐る恐る右に回り込んで上り口を捜す。右端は切れ落ちて
いる。やはり左端から登るしか無い。スノーシュを脱いでアイゼン、ピッケルにしようかと思ったがそのまま左端ぎりぎりで雪庇を崩し、左足を雪庇の上に上げてストックを雪庇
の上に思いっきり突き刺し左足で体を上げ、乗り越した。鋭い稜線を少し行くと、遮る物が無くなった。山頂だ!10:50.快晴だ。振り返ると、さっき通り過ぎた物置の有る所
の方が高く見える。あれ?ここは何処だ?スマホの地図ロイドで現在地を確認する。東尾根の頭だ!落第忍者さんはここから登ってきたんだ。このすばらしい眺めを、たった
一人で楽しむ。本当の山頂に戻るよりここの方が断然いい。風も無いのでここで昼食とする。何かヤブメンに近づいた満足感があり、にんまり。温かいスープとパンを頬張り、
しばしゆったりを楽しむ。
11:30下山開始。本当の山頂に向かう。さっき苦労して乗り越した雪庇の所に来た。落第忍者さんは良くこの雪庇を降りれたなと思う。上からは雪庇の大きさはわからない。
雪庇の弱点は、下からしかわからない。落第忍者さんはどんな気持ちでこの雪庇を通過したのだろうよ思うと、自分も今一人、向きは違うが、少し近づいた思いがする。
山頂に近づくとわいわいがやがや人の声がする。いるはいるは15人もの人が居るのだ。さっきまでの満足感は何処へいったやら。聞けば南の尾根を登って来たとの事。
にぎやかさを後にし、西尾根に向かう。さっき自分が登ってきた跡だけじゃなく、数人の靴跡がある?北西尾根に数人下ったようだ。西尾根前で一人の登山者に会う。聞けば、
西尾根から登って来たとの事。難しい所はありますか?と聞くと、トレースが沢山有り、迷いようが無かったとの事?いつごろのトレースですか?今日?いよいよ西尾根を
下る。傾斜がきついのでスノーシュを脱ぎ、アイゼンにする。雪がゆるみ、足がはまり、歩きにくい。30分も下ると10人程の登山者が休憩している。ああさっきの人はこの人達
のトレースについてきたんだ。1:45登山口着。駐車地には計7台の車が有った。南の尾根から上ってきた15人は別の場所だ。この7台は北西尾根か西尾根から登る登山者
の物だ。時間が早いので下道を走り帰る。家まで約90km。