【越美国境】美濃俣丸 2017年スノー衆パートⅢ やっぱり主役は〇〇さん
Posted: 2017年3月20日(月) 20:41
【 日 付 】2017年3月18日(土)
【 山 域 】越美国境 美濃俣丸1253.8m
【メンバー】山日和、kitayama-walk、落第忍者、クロオ、おど、わりばし、シュークリーム、副館長、kasaya、わしたか、通風山、バーチャリ、ちーたろー、グー(伊勢山上住人)、宮指路
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】7:07広野ダム~ダム左岸林道~7:52尾根取付き~県境Ca1110m~14:20美濃俣丸~P1115~P912~16:00林道出合~二ツ屋ダム~17:50広野ダム
足首の骨折から2年ぶりのスノー衆で果たして歩けるか不安でした。しかしここで決断しないと永久にスノー衆には参加できないのではないかと思いグ~さんの勇気ある決断に後押しされて思い切って参加表明したものの最終の申込者となりました。
案の定、本番でも隊の最後尾からノロノロ隊長という結果となりました。
前夜泊は南条SAと決めたが来てみるとトラックが多くて騒音で寝られない、仕方がないのでスマート出口から出ようとしたら22時を回っていて出られず仕方がないので武生ICまで行ってUターンして反対側のSAに入って見た。こちらの方が幾分トラックが少ないようだ。しかしどこに行ってもライトがまぶしく前日に買っておいたキッチン用の薄い断熱シートを窓ガラスに張るのに時間がかかり結局眠りについたのが深夜の1時頃だった。
翌朝は今庄サイクリングセンターに6:30に集合、私は6時過ぎに着いたがほとんどの方が集合していた。そこから車5台に分乗し、広野ダムに向かった。広野ダムから出発し橋を渡るところで山のガイドブックの著者で有名な草川さんとすれ違った。
広野ダムの林道を30分くらい歩き、獣道のようなところから山の斜面に取付いた。
しばらくは急な斜面をツボ足で登るが尾根の肩に着くと全員が肩の荷を下ろしてスノーシューを装着した。
わりばしさんだけがデナリで後は全員がライトニングアッセントである。そういう私も以前はデナリでスノー衆に参加していてデナリ愛好家でもある。
雪は比較的締まっていて歩きやすい。グ~さんから「休憩まだぁ~」と大きい訴えが響くが隊列は無情にも止まりそうにない。間もなくその訴えを察したかのように第一回目の休憩。私はザックを尻に引いて腰を下ろした。
県境に向かう尾根は数回のアップダウンがあり一時的に急な登りもあるがヒールリフターを使って快適に登って行く。
美しいブナ林が登りの辛さを癒してくれる。 標高1000mを越える頃、正面見えるのは三周、美濃俣、笹ヶ峰に続く峰々だろうまだまだ先が長そうだ。目指す美濃俣丸は県境尾根を周回してはるか先にあるが本当に着けるのだろうかと心配になる。
10:50ようやく県境尾根に着き、美濃俣丸をバックに皆で記念撮影。ここからも小ピークのアップダウンがある。薄曇りだが美濃俣丸に続く峰々の眺望抜群で右手の三周ヶ岳も大きく見えて疲れを癒してくれる。 ・1122の登りは結構辛くて先頭集団から遅れ気味になる。そのピークは雪庇が張り出していていかにも雪山を思わせる。ピークは開けていて絶好のランチ場になりそうなのでここに決定。
「テーブルの上に雪を絶対に乗せてはダメよ」というグーさんの号令のもと、皆が手際よくスノースコップを使って雪のテーブルを作って行く。そして定番のランチタイム。
私は正面に美濃俣丸、隣に美女と絶好のポジションをゲットした。
皆がガスコンロを出し、うどんやラーメンに肉や野菜をたっぷり入れて調理し出した。わりばしさんや通さんは白ガソリンを取り出したが通さんの白ガソリンは燃えすぎて火事寸前である。
グーさんが隣にちーたろーさんが居ないのが不満らしいので一万円で席を変わろうかと言ったけど値を吊り上げ過ぎたのか返事はなく、その代わりにレポ係りを仰せつかった。
全員が食材をしっかり腹に詰め込んで宴は終わり、目指す美濃俣丸に向け最後の急登に向かう。
一旦下って約250mの登り返しは相当大変そうだ。 案の定、私は途中で何度もへばってしまい、しんがりを務めているわりばしさんに迷惑をかける。
やっと着いた山頂はガスで何も見えず少々残念だった。
しかしランチ場からしっかり拝ませてもらったので自分的には満足していた。さて下山はガスまみれの山頂から予定のコースを変更して緩やかな・912の尾根向かった。
これもグーさんの提案が通ったかたちになった。途中滑り台に絶好の傾斜があり皆が思い思いに尻セードを楽しんだ。 マシュマロのような癒し系の形をした雪庇の尾根を越えて、・912からさらに下降する。ここからは尾根が分岐して一人なら慎重にならざるを得ないポイントだがさすが山日和ナビゲーターは間違いなく皆を先導する。この尾根は急なところもなく、スノーシューで下るにはおあつらえ向きの尾根である。途中、崖の手前に面白い形をしたブナの大木があったので少し列を離れて写真を撮った。 順調に下っているとあるポイントで列は急に左に曲がりヤブっぽいところに入ったなと思ったら林道に出てしまった。
途中、数人が座り込んで何かを覗き込んでいたが小さい不動明王の石像だった。
そのままスノーシューで行けるのだろうと思ったら林道をショートカットして下りたところから雪がなく一旦スノーシューを外した。
そして橋のところでまたスノーシューをはめて再び歩き出したがここからの林道歩きが長く、二ツ屋ダムを過ぎても歩きは延々と続き、途中休憩は入ったもののいつ終わるともしれない雪中行軍のようにダラダラと歩いた。
行きに取付いた獣道斜面を過ぎてやっと先が見えて来て広野ダムが見えて来るともう疲れも忘れロボットのように歩いて闇下寸前に駐車地の広野ダムに辿りついた。
終着点に着いてしまえば心地よい疲れとともに達成感が湧いて来て、皆さんへの感謝の気持ちで一杯になった。
バーチャリさん下山後のイチゴとオレンジ?がとても美味しかったです。
南条SA待ち合わせ場所では行方不明になり済みませんでした。
帰宅は途中2回も仮眠して、四日市自宅に着いたのが2時になってしまいました。
宮指路
【 山 域 】越美国境 美濃俣丸1253.8m
【メンバー】山日和、kitayama-walk、落第忍者、クロオ、おど、わりばし、シュークリーム、副館長、kasaya、わしたか、通風山、バーチャリ、ちーたろー、グー(伊勢山上住人)、宮指路
【 天 候 】晴れ
【 ルート 】7:07広野ダム~ダム左岸林道~7:52尾根取付き~県境Ca1110m~14:20美濃俣丸~P1115~P912~16:00林道出合~二ツ屋ダム~17:50広野ダム
足首の骨折から2年ぶりのスノー衆で果たして歩けるか不安でした。しかしここで決断しないと永久にスノー衆には参加できないのではないかと思いグ~さんの勇気ある決断に後押しされて思い切って参加表明したものの最終の申込者となりました。
案の定、本番でも隊の最後尾からノロノロ隊長という結果となりました。
前夜泊は南条SAと決めたが来てみるとトラックが多くて騒音で寝られない、仕方がないのでスマート出口から出ようとしたら22時を回っていて出られず仕方がないので武生ICまで行ってUターンして反対側のSAに入って見た。こちらの方が幾分トラックが少ないようだ。しかしどこに行ってもライトがまぶしく前日に買っておいたキッチン用の薄い断熱シートを窓ガラスに張るのに時間がかかり結局眠りについたのが深夜の1時頃だった。
翌朝は今庄サイクリングセンターに6:30に集合、私は6時過ぎに着いたがほとんどの方が集合していた。そこから車5台に分乗し、広野ダムに向かった。広野ダムから出発し橋を渡るところで山のガイドブックの著者で有名な草川さんとすれ違った。
広野ダムの林道を30分くらい歩き、獣道のようなところから山の斜面に取付いた。
しばらくは急な斜面をツボ足で登るが尾根の肩に着くと全員が肩の荷を下ろしてスノーシューを装着した。
わりばしさんだけがデナリで後は全員がライトニングアッセントである。そういう私も以前はデナリでスノー衆に参加していてデナリ愛好家でもある。
雪は比較的締まっていて歩きやすい。グ~さんから「休憩まだぁ~」と大きい訴えが響くが隊列は無情にも止まりそうにない。間もなくその訴えを察したかのように第一回目の休憩。私はザックを尻に引いて腰を下ろした。
県境に向かう尾根は数回のアップダウンがあり一時的に急な登りもあるがヒールリフターを使って快適に登って行く。
美しいブナ林が登りの辛さを癒してくれる。 標高1000mを越える頃、正面見えるのは三周、美濃俣、笹ヶ峰に続く峰々だろうまだまだ先が長そうだ。目指す美濃俣丸は県境尾根を周回してはるか先にあるが本当に着けるのだろうかと心配になる。
10:50ようやく県境尾根に着き、美濃俣丸をバックに皆で記念撮影。ここからも小ピークのアップダウンがある。薄曇りだが美濃俣丸に続く峰々の眺望抜群で右手の三周ヶ岳も大きく見えて疲れを癒してくれる。 ・1122の登りは結構辛くて先頭集団から遅れ気味になる。そのピークは雪庇が張り出していていかにも雪山を思わせる。ピークは開けていて絶好のランチ場になりそうなのでここに決定。
「テーブルの上に雪を絶対に乗せてはダメよ」というグーさんの号令のもと、皆が手際よくスノースコップを使って雪のテーブルを作って行く。そして定番のランチタイム。
私は正面に美濃俣丸、隣に美女と絶好のポジションをゲットした。
皆がガスコンロを出し、うどんやラーメンに肉や野菜をたっぷり入れて調理し出した。わりばしさんや通さんは白ガソリンを取り出したが通さんの白ガソリンは燃えすぎて火事寸前である。
グーさんが隣にちーたろーさんが居ないのが不満らしいので一万円で席を変わろうかと言ったけど値を吊り上げ過ぎたのか返事はなく、その代わりにレポ係りを仰せつかった。
全員が食材をしっかり腹に詰め込んで宴は終わり、目指す美濃俣丸に向け最後の急登に向かう。
一旦下って約250mの登り返しは相当大変そうだ。 案の定、私は途中で何度もへばってしまい、しんがりを務めているわりばしさんに迷惑をかける。
やっと着いた山頂はガスで何も見えず少々残念だった。
しかしランチ場からしっかり拝ませてもらったので自分的には満足していた。さて下山はガスまみれの山頂から予定のコースを変更して緩やかな・912の尾根向かった。
これもグーさんの提案が通ったかたちになった。途中滑り台に絶好の傾斜があり皆が思い思いに尻セードを楽しんだ。 マシュマロのような癒し系の形をした雪庇の尾根を越えて、・912からさらに下降する。ここからは尾根が分岐して一人なら慎重にならざるを得ないポイントだがさすが山日和ナビゲーターは間違いなく皆を先導する。この尾根は急なところもなく、スノーシューで下るにはおあつらえ向きの尾根である。途中、崖の手前に面白い形をしたブナの大木があったので少し列を離れて写真を撮った。 順調に下っているとあるポイントで列は急に左に曲がりヤブっぽいところに入ったなと思ったら林道に出てしまった。
途中、数人が座り込んで何かを覗き込んでいたが小さい不動明王の石像だった。
そのままスノーシューで行けるのだろうと思ったら林道をショートカットして下りたところから雪がなく一旦スノーシューを外した。
そして橋のところでまたスノーシューをはめて再び歩き出したがここからの林道歩きが長く、二ツ屋ダムを過ぎても歩きは延々と続き、途中休憩は入ったもののいつ終わるともしれない雪中行軍のようにダラダラと歩いた。
行きに取付いた獣道斜面を過ぎてやっと先が見えて来て広野ダムが見えて来るともう疲れも忘れロボットのように歩いて闇下寸前に駐車地の広野ダムに辿りついた。
終着点に着いてしまえば心地よい疲れとともに達成感が湧いて来て、皆さんへの感謝の気持ちで一杯になった。
バーチャリさん下山後のイチゴとオレンジ?がとても美味しかったです。
南条SA待ち合わせ場所では行方不明になり済みませんでした。
帰宅は途中2回も仮眠して、四日市自宅に着いたのが2時になってしまいました。
宮指路