【高見山地】 霧氷爆弾 三峰山

山行記、山の思い出、限定
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】 
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
返信する
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
連絡する:

【高見山地】 霧氷爆弾 三峰山

投稿記事 by 落第忍者 »

こんなに痛い山歩きは多分初めてだろう。
resizeP1098027.jpg
【日付】   2017年1月9日(月)
【山域】   高見山地
【メンバー】 単独
【天候】   ガス
【ルート】  青少年旅行村第4駐車場 7:10 - P1102避難小屋 8:20 - 三峰山(三角点P1235.2) 8:40 - 平倉峰 9:10 - 三峰山 9:40 - 駐車場 10:50

昨日の雨は山では雪だっただろうと考えて、三峰山でスノーシュー第二弾にすべく。
ところが、国道や駐車場から見上げる山頂方面はガスで様子が判らない。
こうなるとスノーシューを担ぐかどうかは賭けになってしまう。
持っていない道具は使いようがないので、とりあえず担ぐことにする。
時間が読めるこの山なら、歩荷に終始したとしても4時間以内で終わるのだから。

麓は勿論、避難小屋直下までまともな雪はない。
雨が降っている訳でもないのに、パラパラと落ちてくるのは高い木に着いた雪だろうか。
小屋を過ぎて暫くで透明感のある霧氷が現れる。
雨氷と表現されるのがこれなのかな?
稜線に乗ると、出来たばかりというような新鮮な霧氷が全開。
やっぱり風が通り抜ける稜線まで登らないと、いいものには会えないみたい。

霧氷は素晴らしいのに、雪は新雪たっぷりとは言えない寂しさ。
昨日の雨が全て雪になっていれば凄いことだろうけど、雨交じりの雪だったのだろう。
平倉峰までずっと、せいぜい10センチ程度でスノーシューの出番はない。
今日も歩荷訓練と割り切るしかないような。

それよりも風が吹くたびに機銃掃射のように降り注ぐ霧氷の欠片が痛い。
目の高さにある霧氷は新鮮で落ちそうにもないのに、高い木からバサバサと落ちて来て。
顔だけ風下に向けて歩かないと危ないくらい。
ヘルメットと耳当てで保護されている部分はいいのだが、頬は容赦なく叩かれるし、大きな欠片が当たると腕も痛い。
本物のブリザードには遠く及ばないだろうけど、初めて見るような光景で。
落ちまくりの霧氷の欠片
落ちまくりの霧氷の欠片
3連休最終日なのに駐車車両も少ないし、出会う人もそんなに多くなかったのは良かったのだけど。
雪の少なさがやっぱり気になるところだ。


https://goo.gl/photos/uhQuEZUFgVopvvcr6
落第忍者
アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【高見山地】 霧氷爆弾 三峰山

投稿記事 by 柳川洞吹 »

落第忍者さん こんばんは

  こうなるとスノーシューを担ぐかどうかは賭けになってしまう。
  持っていない道具は使いようがないので、とりあえず担ぐことにする。
  麓は勿論、避難小屋直下までまともな雪はない。
  平倉峰までずっと、せいぜい10センチ程度でスノーシューの出番はない。


このへんの情景は、情けない感がたっぷりですね。

  それよりも風が吹くたびに機銃掃射のように降り注ぐ霧氷の欠片が痛い。
  高い木からバサバサと落ちて来て。
  ヘルメットと耳当てで保護されている部分はいいのだが、
  頬は容赦なく叩かれるし、大きな欠片が当たると腕も痛い。


こういうとき、忍者さんのヘルメットが効果発揮ですね。
話しは飛びますが、
送電線のある山は、電線に着氷したものが氷爆弾となって高高度から落下してくるので、
ご注意ください。

  3連休最終日なのに駐車車両も少ないし、
  出会う人もそんなに多くなかったのは良かったのだけど。
  雪の少なさがやっぱり気になるところだ。


この週末、少しは積もるのでしょうかね。

よい山旅を!
             洞吹(どうすい)
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
連絡する:

Re: 【高見山地】 霧氷爆弾 三峰山

投稿記事 by 落第忍者 »

洞吹さん、おはようございます。

わざわざ担いだスノーシューを履けなかったという点では残念でしたけど、喩え10センチと雖も雪上散歩を楽しめたのは良かったのかなと思っています。
青空は望むべくもない天候でしたが、土曜日の完全無氷の報告を沢山読んでいましたので、十分に育った霧氷に頬が緩みっぱなしでした。

ヘルメットはもう完璧に習慣になってしまいましたが、今回ほど有り難いと思ったことはありません。
かなり大きな塊が発泡スチロールに当たって鈍い音を立てていましたので。
高圧鉄塔から落ちてくる氷塊は一度だけ経験があります。
綿向山から竜王山に縦走した時でした。
その頃は未だヘルメットを被っていなかったと思います。
陽光と気温上昇で時々落ちてくる程度でしたので素早く通過して事なきを得ました。
あの大きさの氷に直撃されたら拙いなあと思ったものです。
洞吹さんはきっと何度も経験されているのでしょうね。

そろそろ降ってくれないと春になってしまいますから。
花咲く季節は待ち遠しいですけど、もう少し雪山も楽しみたいものです。
落第忍者
返信する