【台高山脈】 冬と春、同居の高見山を周回

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落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
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【台高山脈】 冬と春、同居の高見山を周回

投稿記事 by 落第忍者 »

あまり厳しくない高見山で、これが見られたら言うことなし。
これでこそ高見山
これでこそ高見山
【日付】   2016年12月18日(日)
【山域】   高見山から台高北部主稜線
【メンバー】 単独
【天候】   快晴
【ルート】  杉谷登山口路側駐車地 7:20 - 小峠 8:10 - 高見山 9:10 - 大峠 9:40 - 雲ヶ瀬山 10:20 - 駐車地 11:40

本当は今日もスノーシューハイクを目論んで、国道166号線の何時ものヘアピンを目指していたのだが・・・
伊勢辻山から赤ゾレ山辺りならスノーシューを履けるだけの雪があるだろうとの読みだ。
東吉野村に入ると電光掲示板はマイナス4度といい感じ。
でも、麓にはまるで雪がない。
新木津トンネルを抜けて目に飛び込んで来たのは、何とも言えない感じの素晴らしい高見山。
昨日の三峰山でもビューポイントから見えたけど、山頂はガスに巻かれていたしなあ。
幾つか読んだ報告では寒くて青空も無かったとか。
今日なら青空霧氷もいけそうなので、速攻で方針転換。
杉谷橋西詰の路側に車を停める。
小峠や大峠まで車で入ってしまうと短い周回しか出来ないので、少しは沢山歩くための選択だ。

相変わらず小峠から平野分岐までの急登はしんどい。
分岐から山頂までは多少緩くなるものの、今度は昨日の圧雪が残っていて滑りやすい。
まあ、これくらいならアイゼン無しでも何の問題もないのでそのまま進む。
でも、登るに連れて全面圧雪になったのでチェーンスパイクを履くことに。
これのいいところは簡単に履けて効果抜群なところだ。
滑ることを気にせずにガンガン歩けてしまうのだから。
ただ、心肺機能が追い付けないことが歯痒かったりする。
昨日の霧氷は凄かったらしいけど、今日も十分に素晴らしい。
その上、穏やかで一面の青空だから堪らない。

ひとしきり写真を撮ったら、大峠に向けて下山だ。
南面は嘘のように暖かくて、一歩踏み込んだだけで霧氷はまるでダメダメ。
おまけに足元の雪も融けて泥んこ寸前の状態。
思わずチェーンスパイクを脱いでしまう。
高見山への最短ルートだけに数人に出会ったが、皆さん上の様子が気になるみたい。
下から見上げてもかなりしょぼく見えるので仕方のないところだろうか。
北面は素晴らしいですよとお伝えしてすれ違う。

このまま小峠に回って帰ったら短かすぎるよなあ。
少し縦走路を歩いてみようと入ってみたら、いきなり凄いエンジン音が。
音はすれども姿が見えないので山仕事でもされているのかなと思っていたのだが・・・
目の前に現れたのは7~8台のバイク軍団で。
こんなところにも入ってくるみたい。
こちらはしっかり雪が残っているので相当苦労している。
先頭の2台が上がったところへ、3台目がなかなか上がれないようで。
出来れば入って欲しくないけど、面と向かって言う根性もないので、普通に話してみると意外にも紳士的な対応で。
『お邪魔しています。』とか、『国見山辺りまで行くのですか?』って、山のこともある程度は知っているのかな。
まあ、登山道を抉るようなライディングだけは止めて欲しいけど。
今日の条件では歩く方が早いみたいで、その内エンジン音も聞こえなくなった。

こんな日に歩く人もいないだろうと思っていたのに、しっかり先行者の足跡が雪の上に残っている。
途中で振り返ると高見山が見えるけど、こちらから望む姿に関西のマッターホルンの愛称は似合わない。
まるで鋭鋒には見えないし、白さも僅かばかりのもの。
先行者が何処まで行ったのか判らないが、こちらはP1007手前で何時もの尾根を降りる。
もうここから下は全く雪がなくて、当初の予定通りにスノーシューを担いでいたら、もし履けたとしても主稜線だけになっていただろう。
おかげで暖かい中で楽しめたのだから良かったんだけど。
台高山脈 主稜線から望む高見山
台高山脈 主稜線から望む高見山
https://goo.gl/photos/yoxssSftTwcZkkUp8
落第忍者
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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【台高山脈】 冬と春、同居の高見山を周回

投稿記事 by 山日和 »

落忍さん、こんにちは。

でも、麓にはまるで雪がない。
新木津トンネルを抜けて目に飛び込んで来たのは、何とも言えない感じの素晴らしい高見山。
昨日の三峰山でもビューポイントから見えたけど、山頂はガスに巻かれていたしなあ。


土曜日に杉谷手前から見た一番かっこいい高見山はそれほどでもなかったように見えましたが・・・

杉谷橋西詰の路側に車を停める。

ここは駐車する場所が少ないので霧氷のハイシーズンは大変ですね。ってか、とても止められませんね。

でも、登るに連れて全面圧雪になったのでチェーンスパイクを履くことに。
これのいいところは簡単に履けて効果抜群なところだ。
滑ることを気にせずにガンガン歩けてしまうのだから。


アイゼンだと大層なところもワンタッチで着脱できて便利ですね。
無雪期でもズルズルの高巻きやトラバースで効果抜群なのでお試しあれ。 :D

昨日の霧氷は凄かったらしいけど、今日も十分に素晴らしい。
その上、穏やかで一面の青空だから堪らない。


やっぱり土曜は良かったんですね。

北面は素晴らしいですよとお伝えしてすれ違う。

落忍さん、やさしいですねえ。 :mrgreen:

目の前に現れたのは7~8台のバイク軍団で。
こんなところにも入ってくるみたい。
出来れば入って欲しくないけど、面と向かって言う根性もないので、普通に話してみると意外にも紳士的な対応で。
『お邪魔しています。』とか、『国見山辺りまで行くのですか?』って、山のこともある程度は知っているのかな。


MTBならまだしもバイクですか。紳士的はいいけどちょっと勘弁してほしい・・・
登山道は「歩道」だという認識がないのかな。 :oops:

途中で振り返ると高見山が見えるけど、こちらから望む姿に関西のマッターホルンの愛称は似合わない。
まるで鋭鋒には見えないし、白さも僅かばかりのもの。


南から見る高見山はずんぐりしてダメですね。まあ、「関西の」ってのはそんなもんでしょうけど。 :lol:

                         山日和
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
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Re: 【台高山脈】 冬と春、同居の高見山を周回

投稿記事 by 落第忍者 »

山日和さん、こちらでもこんばんは。

白い山が綺麗に見えるのは光の加減でしょうか。
土曜日の朝ですと高見山も曇っていたはずですから。
でも、霧氷の規模は確実に土曜日の方が良かったみたいです。

杉谷登山口に近いところから車が埋まっていくのでしょうね。
日曜日の下山時に見た登山者のものらしき車は3台だけでした。
少し歩く気になれば停められるところは何ヶ所かあるんですけどね。

チェーンスパイクの雪以外の使い方は、シュークリームさんやたんぽぽさんも書いてみえましたね。
私は無雪期はスパイク地下足袋のことが多いので経験はありませんが、沢たびや登山靴の時は夏でもザックに忍ばせておくことにします。

土曜日の高見山でも青空が出たのは遅かったようで、粘った人が褒美を貰えたみたいです。
でも、風さえ弱ければ少しは待とうという気になれますが、寒いと速攻で下山したくなりますね。
日曜日は青空全開で暖かかったので、急激に落ち始めていました。

大きなカメラを掛けていると霧氷目的で山に入っているのが判りますからね。
しかも少しでも早く行かないとドンドン落ちてしまいますし。

台高山脈にバイクが入っていることは以前から話題になっていますが、山の所有者ではない我々に何か出来ることはあるのでしょうか。
谷をジープで遡行する遊びがあったりしますから、山に入るバイクがいても不思議ではないような気がします。
でも、山や登山道にダメージを与えるのは止めて欲しいものですね。

同じ山でも見る方角によって随分と印象が違って面白いものです。
そう言えば、関西のモーツァルトなる作曲家がいましたね。
落第忍者
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