【鈴鹿】岳ー旭山ーヒキノ 鈴鹿の副稜線を行く

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Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

【鈴鹿】岳ー旭山ーヒキノ 鈴鹿の副稜線を行く

投稿記事 by Kasaya »

【日 時】2016年12月10日(土)
【山 域】鈴鹿
【天 候】曇り
【メンバー】独り
【コース】黄和田8:15---9:30岳---10:17山の神峠---10:52旭山---12:35ヒキノ---14:09ノタノ阪---14:30小俣谷出合---
     15:16黄和田
今週末は冬型が強いそうだが好天の予報。久しく行ってなかった岳やヒキノで陽だまりハイクを楽しもうと出かけたのだが。
自宅から車を走らすと鈴鹿の山は雲で覆われている。あれ?冬型が強いのでここまで雲が流れてきたか?と思いつつ石槫トンネルを
ぬける。滋賀県側も曇りの天気。そしてフロントガラスが雨粒でぬれてくる。雨?うそーと思うような天気。すぐ止むかなと思い
つつ車を進めるが御池林道へ入るところで結構強くなってきた。やばいかな。車を止めて雨雲チェック。ちょうどこの時間に上空に
雨雲がかかっているがすぐに消えるようだ。これならいいかとまた進める。こんな時のスマホは実にありがたい情報を提供してくれる。

 今日の登り口は黄和田だが下山口は小俣谷だ。かなり長いので自転車での周回を念頭に入れてまずはデポに向かう。通勤用で
使う街乗り車で少々心もとないがまあ道はそんなに悪くない。小俣谷入り口に自転車をくくりつけて黄和田に引き返す。問題はここ。
登山口がどこにあるかだ。以前の記録によると黄和田城跡から登ればいいのだがその場所をすっかり忘れている。城跡の記述が
ないかと注意深く進むと消えかけた道標を見つける。きっとここからだろう。車を適当に止めて出発である。
よく読めません
よく読めません
 今日はとても寒い日だ。雨は止んだが曇天で日が射さない。道は黄和田城跡の石垣を通って進んでいく。以前はここらあたり
から適当に尾根を登ったような気がするが、よく見れば巡視路らしきものがあるので今回はそれをできるだけ使おう。
そう思って登っていくがいつしか巡視路も消え急な斜面を登ることになる。赤テープが巻いてあるのでおそらく使われているのだ
ろうけど、イヤー急だ。立ち木の間隔も広いくちょっと苦労する。
黄和田城跡
黄和田城跡
 それでも斜面が緩やかになってくると頂上だ。ピークのちょっと南側に出た。平地だが何もないところ。三角点に行っても
最近作られたような味気ない標識が一つあるだけ。麓に嶽信仰があったと書かれていたので何かないかとしばしウロウロ。でも結局
なにも発見できず。平地にチョッとしたヌタ場があるだけ。しょうがない。寒いし休憩する気にもなれず次の山の神峠を目指すことに
した。

 このあたりは尾根が少しずつ曲がっており道がはっきりしないところもあり赤テープやGPS、コンパスを頼りに進んでいく。
ここは上空に電線が走っているので大きく道は間違わない。そしてついたのが山の神峠。ここも標識はそれほど歴史を感じる
ようなものではない。また峠というけれどあまり道がはっきりしていなさそう。こんなものかな。寒いこともありまた休まず通過。

そのまま進むと旭山である。ここも何もないところ。山名表示もない。こんなものかな。それにしてもお腹が減ってきた。どこか
いいところがないかな。陽だまりで風のないところを探すがいまいち。それでもどうにか落ち着いた場所を見つけてランチだ。
今季初めての味噌煮込み。なかなか美味。でもここでゆっくりしていたら雪が舞ってきた。あれれ、結構強いのではと思ったが
積もるほどではなさそう。それにしても寒いわ。コーヒは別のところで飲むことにして出発だ。

 この先の地形も多少複雑。尾根でありながら谷状地形部分もあり水の流れているところもある。特に何かあるわけでもないので
そのまま進んでいくとヒキノに出た。これが最後のピークかな。ここには看板もいくつかあり開けたいい地形だ。でも残念ながら
御池は見られない。
 ここからしばらく行ってP787手前で二重稜線状の地形に出る。稜線の間は緩やかに広がって気持ちのいいところ。ふと横を見ると
何とキノコびっしりの木が。これはなめこ?疎くてわからない。もったいないことをした。でも落ち葉で敷き詰められたここは
絶好の休憩地。すこしあたたかな感じもしたのでコーヒータイムである。もうここからならいくらもない。時間もたっぷりなので
ゆっくりとコーヒーを味わう。
キノコだらけ
キノコだらけ
 その後どんどん進むと鉄塔の下でついに御池方面が見える場所に来た。そこには白くなった御池が大きく構えていた。これだ
これだ。今日一番の気色。午前中は雲の中だった御池もすっかり晴れてきた。あそこに今日登っていたらどうなっていたか。
寒かったかなあ。まあここで良しとしよう。
御池に雪が来た!
御池に雪が来た!
 この後はほんと下るだけ。ノタノ坂から一気に下ればすぐに小俣谷出合いだった。デポした自転車にまたがり帰るのであるが
下りなのに自転車で40分もかかるとは結構歩いたことになる。

陽だまりハイクではなかったが充実の山歩きというべきだろう
kasaya
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わりばし
記事: 1767
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】岳ー旭山ーヒキノ 鈴鹿の副稜線を行く

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、傘屋さん。

【コース】黄和田8:15---9:30岳---10:17山の神峠---10:52旭山---12:35ヒキノ---14:09ノタノ阪---14:30小俣谷出合---
     15:16黄和田

私は翌日に反対側の谷をめぐっておりました。

 今日の登り口は黄和田だが下山口は小俣谷だ。かなり長いので自転車での周回を念頭に入れてまずはデポに向かう。通勤用で
使う街乗り車で少々心もとないがまあ道はそんなに悪くない。小俣谷入り口に自転車をくくりつけて黄和田に引き返す。問題はここ。
登山口がどこにあるかだ。以前の記録によると黄和田城跡から登ればいいのだがその場所をすっかり忘れている。城跡の記述が
ないかと注意深く進むと消えかけた道標を見つける。きっとここからだろう。車を適当に止めて出発である。

八風街道の要所を守っている城でしたよね。

 このあたりは尾根が少しずつ曲がっており道がはっきりしないところもあり赤テープやGPS、コンパスを頼りに進んでいく。
ここは上空に電線が走っているので大きく道は間違わない。そしてついたのが山の神峠。ここも標識はそれほど歴史を感じる
ようなものではない。また峠というけれどあまり道がはっきりしていなさそう。こんなものかな。寒いこともありまた休まず通過。

石榑から牛道でクラまで行ってそこから大井谷・又川谷を通り山の神峠を経て政所まで出稼ぎに戦前は行っていたようです。
政所の茶とタバコの栽培の労働のようです。

 その後どんどん進むと鉄塔の下でついに御池方面が見える場所に来た。そこには白くなった御池が大きく構えていた。これだ
これだ。今日一番の気色。午前中は雲の中だった御池もすっかり晴れてきた。あそこに今日登っていたらどうなっていたか。
寒かったかなあ。まあここで良しとしよう。

静ヶ岳の雪も前日からのだったかも?

陽だまりハイクではなかったが充実の山歩きというべきだろう

お疲れ様でした。
この時期ならではの山旅ですね。 :mrgreen:

                    わりばし
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】岳ー旭山ーヒキノ 鈴鹿の副稜線を行く

投稿記事 by Kasaya »

わりばしさん こんばんは
寒いですね。今日は津にも初雪が降ったとか
私は翌日に反対側の谷をめぐっておりました。
この時期の沢登りはちょっと寒そうでしたね。
たき火が暖かかったことでしょう

八風街道の要所を守っている城でしたよね。
城跡のことはいろいろ書いてありました。
城跡説明.jpg
石榑から牛道でクラまで行ってそこから大井谷・又川谷を通り山の神峠を経て政所まで出稼ぎに戦前は行っていたようです。
政所の茶とタバコの栽培の労働のようです。
 ということはその谷道にもかなりいい道が残っているということですか?

静ヶ岳の雪も前日からのだったかも?
静ヶ岳も白かったでよ。

この時期ならではの山旅ですね。
葉っぱも全部落ちて展望がいいし暑くなくていいですね。
kasaya
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