【奥美濃】徳山湖畔から鳥木谷の尾根へ/【中国】泉山

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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

【奥美濃】徳山湖畔から鳥木谷の尾根へ/【中国】泉山

投稿記事 by 柳川洞吹 »

ああ暑かった、暑かった。
今年の夏は暑かった。
10月になっても、気温が去年より6~7度も高い夏日が続いていたが、
それもようやくおさまってきたので、ちょっと動く気になってきたぞ。
なかなか凹まないお腹を抱えての最近の山登り、またまたふたつまとめてアップです。

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【奥美濃】徳山湖畔から鳥木谷の尾根へ
【日 付】 2016/10/7(金)
【山域山名】 奥美濃 点名「鳥木谷」773.0m方面 (岐阜県揖斐川町)
【地形図】(1/25000)美濃徳山
【メンバー】 単独
【天 候】 晴れ
【ルート】 徳山湖畔駐車地7:10---ca620mP 8:25/8:30---728m標高点P 9:10/9:15
---855m標高点P(折り返し)10:45/11:00---昼食地11:40/12:25---728mP 13:10/13:15
---ca620mP 13:55---駐車地14:40

[attachment=6]s-R0025669.jpg[/attachment]
今回登ったのは、徳山湖畔から磯倉へと続く、漆谷と磯谷の間の尾根。
点名「鳥木谷」773.0mの三角点まで行く計画だったが、実際は手前の855mPまでとなった。

巨大な徳山ダムを過ぎ、長いトンネルをいくつも抜けて、快走の湖畔道路を行く。
カンノセ合掌隧道というトンネルを出たところの駐車場が今回のスタート地点だ。
尾根の取り付きは、すぐ先にかかる「磯谷べロリ橋」という変な名前の橋のたもとからで、
道路法面のコンクリート擁壁の端と、藪との境目を登って行く。
これがちょっとしたよじ登りの急登で、
途中、思わず掴みたくなるところにある木はたいてい、幹までトゲだらけなので注意!
最初からこんなヤブで、この尾根大丈夫なの?と思いつつも15分の我慢で尾根芯に登り着く。

ここで風景は劇的に変化した。
もうブナの森が始まっている。
尾根は下生えがほとんど無くて、どこでも歩いて行ける。
しばらく登ると下生えが増えて、進路を選んで登るようになったが、そこを抜けると、
最初のピークca620mからは、素晴らしいブナの美林が続く尾根になった。

[attachment=5]s-R0025694.jpg[/attachment]
二重山稜の鞍部を過ぎ、
ゆっくりと辿る静かなブナの尾根に突然鹿笛が響き、三頭のシカが駆け抜けて行く。
728mPを過ぎたところで、20mほど先に左から何やら黒いものが、のそっと現れた。
うわっ、何だ?
カモシカでもなければイノシシでもない、あれは正真正銘のクマさんじゃないか。
一瞬、緊張が走る。 ピクピクゥ。 :o
しかし、クマさんはすぐ反転して、左の斜面へ下りていった。
ワシ、クマさんを初めて見ました。
ちょっとドキドキ感。
また出くわすとヤバいので、しばらく「ハイホー、ハイホー。」と声を上げて進む。
するとまた、ちょっと前で誰かが座ってこちらを見てる。
うへっ、こんどはエテ公だ。
お前、メンチ切ったやろ……とか因縁つけられそう。
「ワシの弟はな、大阪の箕面の山のサルの親分さんと懇意にしててな、
兄弟分の杯を交わしてるねん。そやから、そこ通してな。」
などとブツブツ言いながらそろそろと進むと、猿のご一行はザワザワと森の中に消えていった。
しばらくするとまた、前方を何かがゆっくり、のっそり、ボケーッと横切る。
こんどはお馴染み、カモシカさんだった。
今日はよく動物に出会う日だ。

尾根はブナの美林が続いていたが、ca780mからは少々下生えが多くなってきた。
このあたり、ほぼケモノ道利用。
顔にクモの巣がよくかかって、うっとおしい。
登りついた855mPは、何の展望もない軽いヤブの中だった。
ときどき上からサルナシの実が落ちてきて、ボタッ、ボタッと音を立てる。

[attachment=4]s-R0025678.jpg[/attachment]
目的地にしていた鳥木谷の三角点はまだ先だが、
久し振りの山登りなのに朝から3時間半ほぼ歩きっぱなしで、なんかちょっと疲れてきた。
鳥木谷は標高773mでここより低いし、途中に小ピークの上り下りもあるので、
突っ込めば突っ込むほど帰りの登りが増える。
今のところたいしたヤブではないけれど、ちょっと飽きてきたし、先のヤブも状態がわからない。
ここから往復2時間かかるとしたら、途中でぐずぐずしていると下山が暗くなってしまう。
クマさんのエサになる前に、この尾根を脱出しないといけない。
サルのボスが出てきて「てめえども、やっちまえ!」と言われる前に、この尾根を脱出しないといけない。
このピークまでで折り返す理由は、これだけあれば充分だろう。
さあ、雰囲気のいいところまで戻って昼メシ食って、温泉入って帰ろうっと。 :lol:

ここで、どうでもええ話しをひとつ。
山の帰りに池田温泉へ立ち寄ったのです。
JAF割引で450円。
入浴後、夕食を食べようと二階の食堂へ。
すると、「10月1日からメニューをリニューアルしました。」の掲示と、
写真入りのメニューが貼りだされている。
「おお、そうかいな。」と見てみても、品目的には以前とほとんど変りがないのだが、
今年の1月、大きなエビフライが怒涛の3本のせで登場して大満足だったエビフライ定食が、
料金は100円安くなっているようだが、新しいメニュー写真ではエビフライが2本に減っている。
どこかに隠れているのかと何度見直しても、やはり2本しか皿に乗っていない。
今回も大満足のエビフライ定食を食べようと楽しみにして来たのに、なんてこったい。プンプン。
少し安くなっていても、エビ3本が2本ではコスパ的に相当不満なので、トンカツ定食に変更。
何も言わずともついてきた小皿のソースは、普通のトンカツソースではなく味噌ダレだったので、
改めて「ああ、ここは中京圏だったのだな。」と思った。
ワシ、味噌カツ大好きですねん。
尚、これもエビフライ同様、トンカツのサイズは池田温泉的にリニューアルされていたようです。

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【中 国】泉山
【日 付】 2016/10/11(火)
【山域山名】 中国山地 泉山(いずみやま・いずみがせん)1209.1m (岡山県鏡野町)
【地形図】(1/25000)奥津
【メンバー】 単独
【天 候】 曇り
【ルート】 泉嵓神社7:35---Aコース登山口7:55---福ヶ乢9:00/9:05--- 1035m標高点9:35/9:40
---井水山(ca1150m)10:20/10:30---中央峰(1198m標高点)11:10/11:15---泉山11:34/11:37
---中央峰(昼食)11:55/12:25---井水山12:55/13:05---福ヶ乢13:45/13:50---登山口14:35---泉嵓神社14:50

[attachment=3]s-R0025781.jpg[/attachment]
続いての山は岡山県鏡野町、美作国の名湯奥津温泉の南東に聳える山だ。
泉山と書いて、公式にはイズミガセンと読むのだが、なぜか地元では普通にイズミヤマというらしい。
泉山の南西麓にある養野の集落を抜けると、泉嵓(いずみいわ)神社がある。
きれいなトイレがある駐車場には先客が2台。
ここにクルマを置いてスタートした。
まず泉嵓神社にお参りしてから、林道を少し歩き、Aコース登山口から山道に入る。
今日は普通の登山道・道標完備の山なので、楽チンだ。
植林の中の道を登っていくと、やがて左側が自然林となる。
途中の水場から沢を5度ほど渡り返すと自然林に入って、しばらくで主稜線上の福ヶ乢(ふくがたわ)に登り着いた。
右側がまた植林で、展望のない峠だ。
ここから北東へ向かって主稜線を登っていくと、降りてきた登山者1人とすれ違った。

ca1150mの井水山に着くと、美作国の山並み大展望が広がった。
ここまでは展望がなかったが、ここから先は展望プロムナードの稜線なのだ。
ただ天気は曇りがちなのが残念だが、暑くないのでいいとも言えるし、
雲底が高いので、けっこう遠くまで見える。
しかし、周りの山はみんな馴染みがないし、特徴のある山もあんまりないので、
どれが何山かほとんどわからないが、去年登った広戸仙だけはよくわかる。
気になったのは、南から南南西にかけて、
はるか遠くの白い雲の上に黒い山塊がふたつ横たわっているのが見えたこと。
あんなに高い山塊は、もしや、四国の剣山と石鎚山なのか。
高度的にはここから見えてもおかしくはないとは思うが、はたして?

[attachment=2]s-R0025806.jpg[/attachment]
[attachment=1]s-R0025804.jpg[/attachment]
[attachment=0]s-R0025805.jpg[/attachment]
主稜線は小さいピークが連続していてアップダウンが多く、
それぞれけっこう下って登らされるので疲れる。
それでも、中央峰を過ぎ、主峰の泉山へ到着。
一等三角点の山だけあって、360度の大展望だ。
すると、山頂の北側から賑やかな声がする。
北側の登山道を見下ろすと、ご婦人の4人パーティが頂上直下に迫っているではないか。
笠菅峠から登ってきた人達だ。
あろうことか、4人なのに10人分くらいのしゃべり声が、ことのほか賑やかだ。
しかし、なんでこのタイミングなの。
これはたまらん。
今来たばかりだが、即時退散することにしよう。

元来た道を少し下ったところで、皆さん山頂に着いたようで、
「きゃー、すごーい。」「うわー、全部見える。」と大きな声ではしゃいでいなさる。
中央峰まで戻って昼メシにしていると、風に乗っておしゃべりが飛んできた。
ものすごく展望のいい山だけに、休日はきっと登山者がいっぱいなんだろうな。
この日は、途中ですれ違った1人と、賑やかなご婦人4人のみの閑静な山。
下山したら、駐車場はワシのクルマ1台だけだった。
先着車2台のうち1台は登山ではなかったようです。

さて、どうでもええ話しをもうひとつ。
今回は全部温泉ネタやね。
下山後、奥津温泉の「花美人の里」という日帰り温泉施設に行ってみた。
モンベル割引で620円。
そこは、豪華でゆったりとした広い作りのフロント・ロビーまわりにまず感動。
奥に入ると、脱衣場も浴室も露天風呂も広くてゆったり。
そこに数人しか入ってないので、贅沢このうえなし。
中でも、洗い場のカランとカランの間隔が、
一般的な温泉施設のそれの1.7倍~2.0倍という、驚異的な広さの贅沢設計。
洗い場に座って左右いっぱいに手を伸ばしても、
横向いて足をピーンと突き出しても、隣の人には絶対に当たりません。
これはすごい、すごいぞ。 :roll:
もう感動と興奮が最高潮!

          洞吹(どうすい)
添付ファイル
右側の山並みの望遠、雲海に浮かぶ山並みは石鎚山あたり?
右側の山並みの望遠、雲海に浮かぶ山並みは石鎚山あたり?
左側山並みの望遠、雲海に浮かぶ山並みは剣山あたり?
左側山並みの望遠、雲海に浮かぶ山並みは剣山あたり?
中央峰(1198m標高点)から南方向、中央は津山盆地、奥の雲海は瀬戸内海、雲海上の左右2ヵ所に黒い山並みが見える?
中央峰(1198m標高点)から南方向、中央は津山盆地、奥の雲海は瀬戸内海、雲海上の左右2ヵ所に黒い山並みが見える?
山上の展望プロムナード 曇っていたので画像はイマイチ
山上の展望プロムナード 曇っていたので画像はイマイチ
855m標高点ピーク ボッサボサじゃね
855m標高点ピーク ボッサボサじゃね
ああー、ええなあ!!!
ああー、ええなあ!!!
ブナの美林が続く尾根
ブナの美林が続く尾根
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【奥美濃】徳山湖畔から鳥木谷の尾根へ/【中国】泉山

投稿記事 by biwaco »

洞吹上人さま、秋ですね~♪
きょうもいいお天気、どこへお出かけやろ(?_?)
びわ爺は朝から町内の清掃作業でお勤めして参りました。
そのかわり、金曜日にお山へ行かせてもらいました。
あ、上人と同じ日でしたワ(@_@。

今回登ったのは、徳山湖畔から磯倉へと続く、漆谷と磯谷の間の尾根。
点名「鳥木谷」773.0mの三角点まで行く計画だったが、実際は手前の855mPまでとなった。


アツイ夏もいつの間にか過ごしやすくなりました。
でも、日ごとに日暮れが早くなって、足が頼りない者にはロングコースは選びにくい季節です。
「湖畔」というと洒落た避暑地を連想しますが、ダムに足元を埋められたヤブ山ですね。(^_-)
これって、ひょっとして、残雪期に磯倉を狙う下見?

カンノセ合掌隧道というトンネルを出たところの駐車場が今回のスタート地点だ。
尾根の取り付きは、すぐ先にかかる「磯谷べロリ橋」という変な名前の橋のたもとからで、
道路法面のコンクリート擁壁の端と、藪との境目を登って行く。


駐車場があるんや(゜o゜)
なんで「ペロリ」なんでしょう?橋の畔でアイスクリームでも売ってるとか…(@_@。
擁壁の隙間をゴキちゃんのようにヨジヨジ登りですか~

ここで風景は劇的に変化した。
もうブナの森が始まっている。
尾根は下生えがほとんど無くて、どこでも歩いて行ける。
しばらく登ると下生えが増えて、進路を選んで登るようになったが、そこを抜けると、
最初のピークca620mからは、素晴らしいブナの美林が続く尾根になった。


やはり始めがシンドそう(>_<) 
尾根に出るまでががんばりどころですね。
728mPを過ぎたところで、20mほど先に左から何やら黒いものが、のそっと現れた。
うわっ、何だ?
カモシカでもなければイノシシでもない、あれは正真正銘のクマさんじゃないか。
一瞬、緊張が走る。 ピクピクゥ。 :o
しかし、クマさんはすぐ反転して、左の斜面へ下りていった。
ワシ、クマさんを初めて見ました。
ちょっとドキドキ感。


私も同じ日の下山時、前方の路肩に黒い物体!
クマ? 老化によるピントボケ、精度劣化のこの目では判別不能。
で、3,4回瞬きしてからもう一度凝視する。
物体の上部がクルっと動き、こちらを見たような…。
それで判明。真っ赤なお顔のおサルさんでありました。
登山口には「クマ目撃情報あり!要注意」なんて看板もあるし、ホンマにちょっとドキッとさせられますなあ…。

するとまた、ちょっと前で誰かが座ってこちらを見てる。
うへっ、こんどはエテ公だ。
お前、メンチ切ったやろ……とか因縁つけられそう。
「ワシの弟はな、大阪の箕面の山のサルの親分さんと懇意にしててな、
兄弟分の杯を交わしてるねん。そやから、そこ通してな。」
などとブツブツ言いながらそろそろと進むと、猿のご一行はザワザワと森の中に消えていった。


「なに、ミノオ会? わしらはミノ会や!文句あっか?」とか言われませんでした(@_@。
後ろからドングリ銃弾が飛んでこんうちに早よ逃げよっ(^_-)

しばらくするとまた、前方を何かがゆっくり、のっそり、ボケーッと横切る。
こんどはお馴染み、カモシカさんだった。
今日はよく動物に出会う日だ。


平日の美濃の山には人間はおりません。ケモノ天国(^_-)

目的地にしていた鳥木谷の三角点はまだ先だが、
久し振りの山登りなのに朝から3時間半ほぼ歩きっぱなしで、なんかちょっと疲れてきた。
鳥木谷は標高773mでここより低いし、途中に小ピークの上り下りもあるので、
突っ込めば突っ込むほど帰りの登りが増える。
今のところたいしたヤブではないけれど、ちょっと飽きてきたし、先のヤブも状態がわからない。
ここから往復2時間かかるとしたら、途中でぐずぐずしていると下山が暗くなってしまう。
クマさんのエサになる前に、この尾根を脱出しないといけない。
サルのボスが出てきて「てめえども、やっちまえ!」と言われる前に、この尾根を脱出しないといけない。
このピークまでで折り返す理由は、これだけあれば充分だろう。


コスパにタイム予想、アクシデントによる安全性…。
まあ、行かない理由はいくらでもありそう。
「鳥木谷」の魅力ポイントがもう少しあったら行ってたかも?
ここで、どうでもええ話しをひとつ。
山の帰りに池田温泉へ立ち寄ったのです。

(以下、引用省略)

残念!「怒涛の3本のせエビふりゃあ定食」を食べないまま、新メニューに変身してしまいましたか(@_@。
たしか上人の過去レポを読んでたのになあ…。
こうなったら「味噌カツ」か「エビふりゃあ」か、悩むところの池田温泉お食事タイム。(゜o゜)

P/S 泉山に行く時(行かないと思うけど…)は、ご婦人拡声器隊との遭遇に注意します。(^_-)

                              ~biwa爺
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【奥美濃】徳山湖畔から鳥木谷の尾根へ/【中国】泉山

投稿記事 by 柳川洞吹 »

biwacoさん こんにちは~

  アツイ夏もいつの間にか過ごしやすくなりました。
  でも、日ごとに日暮れが早くなって、足が頼りない者にはロングコースは選びにくい季節です。


ワシもこのごろ(前からずっとやろ……という声もありますが。)
なかなか前に進めないので、時間ばかりかかって距離が稼げません。
どうしたもんじゃろのう。

  「湖畔」というと洒落た避暑地を連想しますが、ダムに足元を埋められたヤブ山ですね。(^_-)
  これって、ひょっとして、残雪期に磯倉を狙う下見?


そんなしんどい目論見なんかありませんよ。
某ブログに、この尾根のブナ林がいいと書かれていたので、
それじゃ、ちょっくらワシも……と出かけてみただけです。
時期的には、今年はもっと遅いほうがよかったかもしれません。
10月なのにまだ夏の続きみたいで、木の葉も青々と茂ってましたから。

  駐車場があるんや(゜o゜)

ちゃんとトイレもありますよ。

  擁壁の隙間をゴキちゃんのようにヨジヨジ登りですか~
  やはり始めがシンドそう(>_<) 
  尾根に出るまでががんばりどころですね。


15分間の我慢です。

  私も同じ日の下山時、前方の路肩に黒い物体!
  クマ? 老化によるピントボケ、精度劣化のこの目では判別不能。
  で、3,4回瞬きしてからもう一度凝視する。
  物体の上部がクルっと動き、こちらを見たような…。
  それで判明。真っ赤なお顔のおサルさんでありました。
  登山口には「クマ目撃情報あり!要注意」なんて看板もあるし、ホンマにちょっとドキッとさせられますなあ…。


あまり人のいない場所を歩くことが多いと、いろいろな動物と出会いますね。
でも、先に動物が逃げてしまうことがほとんどですけど。
ワシが今までほんとに怖かったのは、
昔、気がついたらウリ坊と母親の間に入ってしまっていて、
母イノシシに鼻息とうなり声で威嚇されたときと、
周囲の木の上からサルの群団にザワザワ、ギャーギャーと監視される中を、
「うっ、なんにもせんといてね。(^^;」と、コソコソ通り抜けたときです。

  平日の美濃の山には人間はおりません。ケモノ天国(^_-)

なるほど。
そうかもしれません。

  コスパにタイム予想、アクシデントによる安全性…。
  まあ、行かない理由はいくらでもありそう。
  「鳥木谷」の魅力ポイントがもう少しあったら行ってたかも?


「鳥木谷」に向かって登り方向だったら、もうちょっと行ってたかもしれませんね。
ワシみたいな、なんちゃって登山では、
たいした標高差じゃないんだけど、疲れた足で帰りが登りになると思うと、
「まあこのへんでええか。」となってしまいます。

  残念!「怒涛の3本のせエビふりゃあ定食」を食べないまま、新メニューに変身してしまいましたか(@_@。
  たしか上人の過去レポを読んでたのになあ…。
  こうなったら「味噌カツ」か「エビふりゃあ」か、悩むところの池田温泉お食事タイム。(゜o゜)


今年の1月、スノー衆虎子山の帰りに一度、
この「怒涛の3本のせエビふりゃあ定食」を食しておるので、悔いはないのですが、
2度目がかなわなかったのが残念至極。
次回は、豚のしょうが焼き定食を試してみようと思います。

よい山旅を!
               洞吹(どうすい)
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【奥美濃】徳山湖畔から鳥木谷の尾根へ/【中国】泉山

投稿記事 by Kasaya »

洞吹さん こんばんは
久しぶりの登場ですね

【山域山名】 奥美濃 点名「鳥木谷」773.0m方面 (岐阜県揖斐川町)
ずいぶんマイナーな山に取り付きましたね。どこだろうと地図で探すのも苦労でした。
徳山ダムの道は冠山に行くときに通りますがほとんど道の立派さに驚きつつ通過するだけで
登山対象としてはあまり見ていませんでした。

今回登ったのは、徳山湖畔から磯倉へと続く、漆谷と磯谷の間の尾根。
点名「鳥木谷」773.0mの三角点まで行く計画だったが、実際は手前の855mPまでとなった。

この記述で何とか尾根が分かりました。

カモシカでもなければイノシシでもない、あれは正真正銘のクマさんじゃないか。
一瞬、緊張が走る。 

土日でもまず人が登らない山でしょうから獣にとってはいい場所でしょうね。
日本の山もたぶんこうした獣の安息地は沢山あるんでしょう。

また出くわすとヤバいので、しばらく「ハイホー、ハイホー。」と声を上げて進む。
ハイホーとは愉快な表現。森の小人みたい。洞吹さんも鈴はつけてないんですね

「ワシの弟はな、大阪の箕面の山のサルの親分さんと懇意にしててな、
兄弟分の杯を交わしてるねん。そやから、そこ通してな。」

野生の猿に顔の利く凄い弟さんがいるんですね。

こんどはお馴染み、カモシカさんだった。
今日はよく動物に出会う日だ。
おなじみとはすごい。
この辺りは動物の楽園でしょうか。

このピークまでで折り返す理由は、これだけあれば充分だろう。
いっぱい理由を付けましたね。でもどれも納得性があります。未知の場所では進もうか引き返そうかいろいろ
悩むことがあります。


ソースは、普通のトンカツソースではなく味噌ダレだったので、
改めて「ああ、ここは中京圏だったのだな。」と思った。
ワシ、味噌カツ大好きですねん。

私も味噌系は大好き。

ヤブコギらしさのあるレポで楽しませていただきました。
kasaya
アバター
柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【奥美濃】徳山湖畔から鳥木谷の尾根へ/【中国】泉山

投稿記事 by 柳川洞吹 »

Kasayaさん こんばんは

  久しぶりの登場ですね

そうなんです。
また、久し振りの山登りになってしまいました。
年々、暑さに弱くなってきて、夏の間は汗だくになってグッタリしているんです。
なんか、冬場出稼ぎの季節登山者みたいになってしまいました。
さあ、これからひと稼ぎのシーズンや!

  ずいぶんマイナーな山に取り付きましたね。どこだろうと地図で探すのも苦労でした。
  徳山ダムの道は冠山に行くときに通りますがほとんど道の立派さに驚きつつ通過するだけで
  登山対象としてはあまり見ていませんでした。


旧徳山村のこの周辺は、徳山ダムがまだない頃に、今は湖底に沈んだ道を行って、
山日和さんと沢登りで、扇谷から若丸山へ登ったのと、
門入(かどにゅう)から金ヶ丸谷で三周ヶ岳へ登ったくらいで、どちらも谷筋です。
尾根筋は奥美濃の激藪という頭があったので、
無雪期に尾根伝いに登っていこうなんて思いもしませんでした。
当然、冬はアプローチそのものが困難ですしね。

最近、某ブログの記事を見て、登山対象となる尾根があるということなので、
ちょっと覗きに行ってきました。
ダム湖ができてからは、標高410mラインに湖畔道路が通っているので好都合。
それに、いま工事中の冠山峠道路が完成して、湖畔道路が冬季も通行できるようになれば、
このあたりの登山事情も大きく変わるんでしょうね。
ただ、冠山峠のトンネルの完成予定は平成37年度ということだから、9年後のこと。
そのころワシは、もうヨレヨレになっているでしょうが。 :D

  この記述で何とか尾根が分かりました。

うまく読み取ってもらえれば、登った尾根が特定できるように書いたつもりです。
わかっていただけて、よかったです。

  土日でもまず人が登らない山でしょうから獣にとってはいい場所でしょうね。
  日本の山もたぶんこうした獣の安息地は沢山あるんでしょう。


今回の尾根でも、よく踏み耕されている顕著なケモノ道が何本も走っていました。
獣の安息地であり、生活の場なのですね。
ただ、湖畔道路ができてから変態的登山者が入りやすくなったわけで、
動物側からしたら、「最近、ヘンなやつらがウロウロしだしたぞ」ってとこじゃないですか。

  ハイホーとは愉快な表現。森の小人みたい。洞吹さんも鈴はつけてないんですね。

「ハイホー」は、ディズニーの「白雪姫と七人のこびとたち」が頭の中にあったと思います。
ワシは、クマ鈴は全く付けません。
常時チリンチリンと鳴っていると、頭が痛くなるので。
それよりも、怪しげな雰囲気になってくると、よく歌を歌います。
十八番、霧の摩周湖。
まず自分ひとりしかいない場所なので、ヘタな歌でも誰にも迷惑はかかりませんが、
獣は確実に逃げて行きます。 :lol:

  いっぱい理由を付けましたね。でもどれも納得性があります。
  未知の場所では進もうか引き返そうかいろいろ悩むことがあります。


そうですね。
特にワシのようなヘタレ登山者としては、
どうしても安全策を、わかりやすく言うと「楽なほう」を選択してしまいますね。

  私も味噌系は大好き。

これからは、味噌煮込みうどんもおいしい季節です。

  ヤブコギらしさのあるレポで楽しませていただきました。

ありがとうございます。
またどこかのマイナーな山で!
                  洞吹(どうすい)
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