「山の日」くらい山で過ごしたい~美濃のヤブ沢とヤブ山で体力テスト
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「山の日」くらい山で過ごしたい~美濃のヤブ沢とヤブ山で体力テスト
【日付】2016年8月11日(木・祝)
【山域】美濃/大沖津谷~新穂(単独)
【ルート】諸家~大沖津谷~新穂谷山~新穂峠~林道~諸家
【天候】 晴れ
初めての「山の日」だ。世間はお盆休みとセットで山へ出かける人の話題で賑わっている。せっかくだから山へ出かけよう…、とは思うのだけど持病を考えれば遠出はできない。さて何処へ?
西美濃の山中に△777.7という、なんともラッキーな標高の低山を見つけた。4等三角点の点標名は「大沖津」。なので、南側の谷は地形図に表記はないが「大沖津谷」。
すぐ近くに諸家(もろか)という集落がある。隣の新穂(しんぼ)谷に沿って滋賀県境に向かう林道も延びている。大沖津谷を遡行して林道を下ってくるってのはどうだ。なかなかいいルート設定やないか?
ネットで好き者氏のレポがないか探してみる。あったあった! ヤブ尾根に突入するサバイバル訓練みたいなオッタマゲレポもあるけど、この沢は初心者でも遡行できそうではないか。ならば私でも…!(^^)!
ゆっくり家を出たもので、諸家集落には8時を回ってしまった。初めての村は勝手が分らない。四つ辻で表に出ていた女性に道を聞く。「新穂谷はどっちの道ですか?」「そっちだけど、壊れてるから入れないよ」「ああ、行ける所まででいいんで…」
お礼を言って車で登って行く。資材置場か工場のような建物があり、その先で林道はストップだ。手前のスペースに岐阜ナンバーの車が2台。その近くに駐車。
簡単な沢装束に着替え出発。と言っても、取付きはここではない。登ってきた舗装道路を少し下り、左に回り込んだところから沢に下りる。唱歌にもある気持ちのいい小川といった感じ。でも春でなく「夏の小川」は花より団子ならぬ虫だらけ(@_@。 生い茂った草や木の枝が覆いかぶさり、張り巡らされたクモの巣が獲物を待ちかまえている。
それでも流れに足を入れるとヒンヤリと気持ちいい。石の上をピョンピョンと跳び歩くなんて芸当はとっくに無理。深くてもせいぜいヒザあたりまでの水の中をジャブ、ジャブとゆっくり進む。 1時間ほどで10m程の斜瀑が現れた。周りから覆いかぶさるカエデの葉を額縁にしてシャッターを押せば、ジツに絵になる。これがレポにもあった「紅葉滝」なんだろう…。しっかり動画も撮っておく。 ところが、それから30分ほど進むと、再び斜瀑が出現。先の斜瀑より落差も幅も大きめだ。角度も直瀑に近い。なんだ、なんだ、これが本物の「紅葉滝」なんだろう。とすると、さっきの滝は? 大きな滝はこの二つだけ。あとは2~5mの滝がいくつかあるが、ほとんど直登か小さく巻けばクリアできる。この本物「紅葉滝」だけは左側の急斜面を攀じ登るのが心臓に良くなかったけど…(>_<)
点標「大沖津」西側のco700mあたりでランチにする。ここは北側の殿又谷支流からの乗越し地点で、小滝の上の平坦地になっている。
今日はお試しリハビリ山行なので、お昼のアワワは抜き。助六寿司にとろろそばという、年齢にふさわしいヘルシーランチなのだ。とはいえ、やはり手にすべき容器、口にすべき液体がないというのは、なぜか空しい。で、ただひたすらソバを啜り、稲荷スシにかぶりつくのみであった。
Y氏ならここらでひと眠りを決め込むのだろうが、この先、県境稜線まで辿りつけるかどうか心もとない。体調によっては点標「大沖津」へも…と思っていたのだけど、ちょっと無理そう。あまりゆっくりはしておれないので腰を上げる。
この先も谷は緩やかで、ナメや小さな滝が続く。花崗岩地質なのか、川底は白い砂で埋まり明るい。ただ流木、倒木のたまり場がところどころあるのが難点。
二股を何回か過ぎ、そろそろ…と思っていたら、なんと谷に挟まった大岩で通せんぼだ! 近寄ってみると、水は右側の隙間を落ちている。左の壁を乗り越えるか、右の隙間(穴)を潜り抜けるか…? 思案の末、穴抜けを選択。ザックを穴の上に押し上げておいてから、体をいれ這い上がる。無事通過。やれやれ。 さらに20分、やっと最後の三俣へ。この真ん中の谷を進めば尾根のコルに出る。もう14時前だが焦ることはない。県境稜線に出れば、あとは尾根道を新穂峠へ下るだけ。
一休みしてから出発…したと思ったら目の前に岩壁が! いきなりの10m滝。ラージヒルのジャンプ台みたいな感じ。これは無理でしょう。見れば左斜面に巻き道の踏み跡がある。余力を振り絞り滝上に出て谷へ下る。
最後の急登を登りきると地形図にあるコル。そのまま左(なぜか!)へ進み、小ピークへ登りつく。
じつはここから、呆れた山中徘徊劇が始まる。
気付いていないのだが、この小ピークは大沖津谷右岸尾根のco1010ポコ。つまりこの尾根を県境尾根と勘違い。このまま進めば新穂峠と確信していたのだ。
勘違いはこれで終わらない。なぜか新穂谷山(△1039.8m点標「新穂」)はジャンクションの北側にある(実際は南側)と思い込み、「せっかくだから踏んでこよう」とポコから引き返す。
すでに頭の中のマップは南北逆転。15分ほどで「新穂」には到達したものの脳マップ逆転には気づかず、「さて、引き返そう」とまた逆走をはじめる。 ところが今度は先ほどのポコには向かわず、ジャンクションを直進。県境尾根をそのまま北進してしまう。(自分では来た道を戻っていると信じ切って)
どうも様子が違うぞ? こんなにササは多くなかったし、踏み跡も確かだったのに…。やっと気付いて、GPSを確認。赤いトラックログは「新穂」の北のco1010(図上1010表記のある標高点ではない)あたりまで延びている。動かせない証拠を目にしても脳マップが正常化されるまでちょっと時が必要だ。画面の地図とにらめっこ。プリントした地形図も、コンパスも動員して確認、再確認だ。
時計はもうすぐ15時半。頭の中が180度狂っていたことにやっとこさ気づいたが、もうこれ以上間違えられない。今度間違ったら闇下確実(>_<)と、内心怯えながら県境尾根を南下(今度は正しく!)。
「新穂」までは今日3回目の道だ。その先は初めてだけど、思ったより開けている。ちょっと安心すると胸の具合も良くなるから不思議だ。
新穂峠に16時15分。標示プレートの残骸がみじめ。 地形図には黒い実線が引いてあるがそんな道はない。ザレた斜面(崩壊林道のノリ面)と草むらの間をヘツルように東に向かうとやがて左に林道跡が現れる。ヤレヤレ…と思う間もなくまた崩壊地と草ヤブ。足元が見えなくて危うく崩壊した穴から谷に落ちそうになる。
こんな放置林道も、下るにつれてしっかりした舗装道路となる。東方の山並みを眺めながら足早に下り、峠から約1時間で駐車地へ17時20分。もう岐阜ナンバー車は2台ともいない。
万全とはいえないが、なんとか久しぶりの山歩きには耐えられた。水遊びもできたし、山中徘徊も結果よければなんとやら…で、いい体験になった。安易に信じちゃいけないこのアタマ(^_-)
第1回「山の日」は、7フィーバーにはありつけなかったものの、けっこう印象度の大きい一日になりました。
~biwa爺
【山域】美濃/大沖津谷~新穂(単独)
【ルート】諸家~大沖津谷~新穂谷山~新穂峠~林道~諸家
【天候】 晴れ
初めての「山の日」だ。世間はお盆休みとセットで山へ出かける人の話題で賑わっている。せっかくだから山へ出かけよう…、とは思うのだけど持病を考えれば遠出はできない。さて何処へ?
西美濃の山中に△777.7という、なんともラッキーな標高の低山を見つけた。4等三角点の点標名は「大沖津」。なので、南側の谷は地形図に表記はないが「大沖津谷」。
すぐ近くに諸家(もろか)という集落がある。隣の新穂(しんぼ)谷に沿って滋賀県境に向かう林道も延びている。大沖津谷を遡行して林道を下ってくるってのはどうだ。なかなかいいルート設定やないか?
ネットで好き者氏のレポがないか探してみる。あったあった! ヤブ尾根に突入するサバイバル訓練みたいなオッタマゲレポもあるけど、この沢は初心者でも遡行できそうではないか。ならば私でも…!(^^)!
ゆっくり家を出たもので、諸家集落には8時を回ってしまった。初めての村は勝手が分らない。四つ辻で表に出ていた女性に道を聞く。「新穂谷はどっちの道ですか?」「そっちだけど、壊れてるから入れないよ」「ああ、行ける所まででいいんで…」
お礼を言って車で登って行く。資材置場か工場のような建物があり、その先で林道はストップだ。手前のスペースに岐阜ナンバーの車が2台。その近くに駐車。
簡単な沢装束に着替え出発。と言っても、取付きはここではない。登ってきた舗装道路を少し下り、左に回り込んだところから沢に下りる。唱歌にもある気持ちのいい小川といった感じ。でも春でなく「夏の小川」は花より団子ならぬ虫だらけ(@_@。 生い茂った草や木の枝が覆いかぶさり、張り巡らされたクモの巣が獲物を待ちかまえている。
それでも流れに足を入れるとヒンヤリと気持ちいい。石の上をピョンピョンと跳び歩くなんて芸当はとっくに無理。深くてもせいぜいヒザあたりまでの水の中をジャブ、ジャブとゆっくり進む。 1時間ほどで10m程の斜瀑が現れた。周りから覆いかぶさるカエデの葉を額縁にしてシャッターを押せば、ジツに絵になる。これがレポにもあった「紅葉滝」なんだろう…。しっかり動画も撮っておく。 ところが、それから30分ほど進むと、再び斜瀑が出現。先の斜瀑より落差も幅も大きめだ。角度も直瀑に近い。なんだ、なんだ、これが本物の「紅葉滝」なんだろう。とすると、さっきの滝は? 大きな滝はこの二つだけ。あとは2~5mの滝がいくつかあるが、ほとんど直登か小さく巻けばクリアできる。この本物「紅葉滝」だけは左側の急斜面を攀じ登るのが心臓に良くなかったけど…(>_<)
点標「大沖津」西側のco700mあたりでランチにする。ここは北側の殿又谷支流からの乗越し地点で、小滝の上の平坦地になっている。
今日はお試しリハビリ山行なので、お昼のアワワは抜き。助六寿司にとろろそばという、年齢にふさわしいヘルシーランチなのだ。とはいえ、やはり手にすべき容器、口にすべき液体がないというのは、なぜか空しい。で、ただひたすらソバを啜り、稲荷スシにかぶりつくのみであった。
Y氏ならここらでひと眠りを決め込むのだろうが、この先、県境稜線まで辿りつけるかどうか心もとない。体調によっては点標「大沖津」へも…と思っていたのだけど、ちょっと無理そう。あまりゆっくりはしておれないので腰を上げる。
この先も谷は緩やかで、ナメや小さな滝が続く。花崗岩地質なのか、川底は白い砂で埋まり明るい。ただ流木、倒木のたまり場がところどころあるのが難点。
二股を何回か過ぎ、そろそろ…と思っていたら、なんと谷に挟まった大岩で通せんぼだ! 近寄ってみると、水は右側の隙間を落ちている。左の壁を乗り越えるか、右の隙間(穴)を潜り抜けるか…? 思案の末、穴抜けを選択。ザックを穴の上に押し上げておいてから、体をいれ這い上がる。無事通過。やれやれ。 さらに20分、やっと最後の三俣へ。この真ん中の谷を進めば尾根のコルに出る。もう14時前だが焦ることはない。県境稜線に出れば、あとは尾根道を新穂峠へ下るだけ。
一休みしてから出発…したと思ったら目の前に岩壁が! いきなりの10m滝。ラージヒルのジャンプ台みたいな感じ。これは無理でしょう。見れば左斜面に巻き道の踏み跡がある。余力を振り絞り滝上に出て谷へ下る。
最後の急登を登りきると地形図にあるコル。そのまま左(なぜか!)へ進み、小ピークへ登りつく。
じつはここから、呆れた山中徘徊劇が始まる。
気付いていないのだが、この小ピークは大沖津谷右岸尾根のco1010ポコ。つまりこの尾根を県境尾根と勘違い。このまま進めば新穂峠と確信していたのだ。
勘違いはこれで終わらない。なぜか新穂谷山(△1039.8m点標「新穂」)はジャンクションの北側にある(実際は南側)と思い込み、「せっかくだから踏んでこよう」とポコから引き返す。
すでに頭の中のマップは南北逆転。15分ほどで「新穂」には到達したものの脳マップ逆転には気づかず、「さて、引き返そう」とまた逆走をはじめる。 ところが今度は先ほどのポコには向かわず、ジャンクションを直進。県境尾根をそのまま北進してしまう。(自分では来た道を戻っていると信じ切って)
どうも様子が違うぞ? こんなにササは多くなかったし、踏み跡も確かだったのに…。やっと気付いて、GPSを確認。赤いトラックログは「新穂」の北のco1010(図上1010表記のある標高点ではない)あたりまで延びている。動かせない証拠を目にしても脳マップが正常化されるまでちょっと時が必要だ。画面の地図とにらめっこ。プリントした地形図も、コンパスも動員して確認、再確認だ。
時計はもうすぐ15時半。頭の中が180度狂っていたことにやっとこさ気づいたが、もうこれ以上間違えられない。今度間違ったら闇下確実(>_<)と、内心怯えながら県境尾根を南下(今度は正しく!)。
「新穂」までは今日3回目の道だ。その先は初めてだけど、思ったより開けている。ちょっと安心すると胸の具合も良くなるから不思議だ。
新穂峠に16時15分。標示プレートの残骸がみじめ。 地形図には黒い実線が引いてあるがそんな道はない。ザレた斜面(崩壊林道のノリ面)と草むらの間をヘツルように東に向かうとやがて左に林道跡が現れる。ヤレヤレ…と思う間もなくまた崩壊地と草ヤブ。足元が見えなくて危うく崩壊した穴から谷に落ちそうになる。
こんな放置林道も、下るにつれてしっかりした舗装道路となる。東方の山並みを眺めながら足早に下り、峠から約1時間で駐車地へ17時20分。もう岐阜ナンバー車は2台ともいない。
万全とはいえないが、なんとか久しぶりの山歩きには耐えられた。水遊びもできたし、山中徘徊も結果よければなんとやら…で、いい体験になった。安易に信じちゃいけないこのアタマ(^_-)
第1回「山の日」は、7フィーバーにはありつけなかったものの、けっこう印象度の大きい一日になりました。
~biwa爺
Re: 「山の日」くらい山で過ごしたい~美濃のヤブ沢とヤブ山で体力テスト
おはようございます、biwacoさん。
初めての「山の日」だ。世間はお盆休みとセットで山へ出かける人の話題で賑わっている。せっかくだから山へ出かけよう…、とは思うのだけど持病を考えれば遠出はできない。さて何処へ?
西美濃の山中に△777.7という、なんともラッキーな標高の低山を見つけた。4等三角点の点標名は「大沖津」。なので、南側の谷は地形図に表記はないが「大沖津谷」。
すぐ近くに諸家(もろか)という集落がある。隣の新穂(しんぼ)谷に沿って滋賀県境に向かう林道も延びている。大沖津谷を遡行して林道を下ってくるってのはどうだ。なかなかいいルート設定やないか?
ネットで好き者氏のレポがないか探してみる。あったあった! ヤブ尾根に突入するサバイバル訓練みたいなオッタマゲレポもあるけど、この沢は初心者でも遡行できそうではないか。ならば私でも…!(^^)!
気力が戻ってきましたねえ。
いいことです。
大きな滝はこの二つだけ。あとは2~5mの滝がいくつかあるが、ほとんど直登か小さく巻けばクリアできる。この本物「紅葉滝」だけは左側の急斜面を攀じ登るのが心臓に良くなかったけど…(>_<)
複数だとなんでもない所でも一人だと躊躇したりしてビビリます。
じつはここから、呆れた山中徘徊劇が始まる。
気付いていないのだが、この小ピークは大沖津谷右岸尾根のco1010ポコ。つまりこの尾根を県境尾根と勘違い。このまま進めば新穂峠と確信していたのだ。
勘違いはこれで終わらない。なぜか新穂谷山(△1039.8m点標「新穂」)はジャンクションの北側にある(実際は南側)と思い込み、「せっかくだから踏んでこよう」とポコから引き返す。
すでに頭の中のマップは南北逆転。15分ほどで「新穂」には到達したものの脳マップ逆転には気づかず、「さて、引き返そう」とまた逆走をはじめる。
コンパス確認するのとしないのでは大違いですね。
私も人のことは言えませんが。
どうも様子が違うぞ? こんなにササは多くなかったし、踏み跡も確かだったのに…。やっと気付いて、GPSを確認。赤いトラックログは「新穂」の北のco1010(図上1010表記のある標高点ではない)あたりまで延びている。動かせない証拠を目にしても脳マップが正常化されるまでちょっと時が必要だ。画面の地図とにらめっこ。プリントした地形図も、コンパスも動員して確認、再確認だ。
時計はもうすぐ15時半。頭の中が180度狂っていたことにやっとこさ気づいたが、もうこれ以上間違えられない。今度間違ったら闇下確実(>_<)と、内心怯えながら県境尾根を南下(今度は正しく!)。
「新穂」までは今日3回目の道だ。その先は初めてだけど、思ったより開けている。ちょっと安心すると胸の具合も良くなるから不思議だ。
トラブった時のGPSは強いですね。
間違いが明確にわかります。
万全とはいえないが、なんとか久しぶりの山歩きには耐えられた。水遊びもできたし、山中徘徊も結果よければなんとやら…で、いい体験になった。安易に信じちゃいけないこのアタマ(^_-)
第1回「山の日」は、7フィーバーにはありつけなかったものの、けっこう印象度の大きい一日になりました。
お疲れ様でした。
biwacoさんらしいレポを久々に読ませてもらいました。
私はbiwacoさんが下山したころ、お盆の帰省の大渋滞に巻き込まれて途中で高速を降り地道を走っておりました。
わりばし
初めての「山の日」だ。世間はお盆休みとセットで山へ出かける人の話題で賑わっている。せっかくだから山へ出かけよう…、とは思うのだけど持病を考えれば遠出はできない。さて何処へ?
西美濃の山中に△777.7という、なんともラッキーな標高の低山を見つけた。4等三角点の点標名は「大沖津」。なので、南側の谷は地形図に表記はないが「大沖津谷」。
すぐ近くに諸家(もろか)という集落がある。隣の新穂(しんぼ)谷に沿って滋賀県境に向かう林道も延びている。大沖津谷を遡行して林道を下ってくるってのはどうだ。なかなかいいルート設定やないか?
ネットで好き者氏のレポがないか探してみる。あったあった! ヤブ尾根に突入するサバイバル訓練みたいなオッタマゲレポもあるけど、この沢は初心者でも遡行できそうではないか。ならば私でも…!(^^)!
気力が戻ってきましたねえ。
いいことです。
大きな滝はこの二つだけ。あとは2~5mの滝がいくつかあるが、ほとんど直登か小さく巻けばクリアできる。この本物「紅葉滝」だけは左側の急斜面を攀じ登るのが心臓に良くなかったけど…(>_<)
複数だとなんでもない所でも一人だと躊躇したりしてビビリます。
じつはここから、呆れた山中徘徊劇が始まる。
気付いていないのだが、この小ピークは大沖津谷右岸尾根のco1010ポコ。つまりこの尾根を県境尾根と勘違い。このまま進めば新穂峠と確信していたのだ。
勘違いはこれで終わらない。なぜか新穂谷山(△1039.8m点標「新穂」)はジャンクションの北側にある(実際は南側)と思い込み、「せっかくだから踏んでこよう」とポコから引き返す。
すでに頭の中のマップは南北逆転。15分ほどで「新穂」には到達したものの脳マップ逆転には気づかず、「さて、引き返そう」とまた逆走をはじめる。
コンパス確認するのとしないのでは大違いですね。
私も人のことは言えませんが。
どうも様子が違うぞ? こんなにササは多くなかったし、踏み跡も確かだったのに…。やっと気付いて、GPSを確認。赤いトラックログは「新穂」の北のco1010(図上1010表記のある標高点ではない)あたりまで延びている。動かせない証拠を目にしても脳マップが正常化されるまでちょっと時が必要だ。画面の地図とにらめっこ。プリントした地形図も、コンパスも動員して確認、再確認だ。
時計はもうすぐ15時半。頭の中が180度狂っていたことにやっとこさ気づいたが、もうこれ以上間違えられない。今度間違ったら闇下確実(>_<)と、内心怯えながら県境尾根を南下(今度は正しく!)。
「新穂」までは今日3回目の道だ。その先は初めてだけど、思ったより開けている。ちょっと安心すると胸の具合も良くなるから不思議だ。
トラブった時のGPSは強いですね。
間違いが明確にわかります。
万全とはいえないが、なんとか久しぶりの山歩きには耐えられた。水遊びもできたし、山中徘徊も結果よければなんとやら…で、いい体験になった。安易に信じちゃいけないこのアタマ(^_-)
第1回「山の日」は、7フィーバーにはありつけなかったものの、けっこう印象度の大きい一日になりました。
お疲れ様でした。
biwacoさんらしいレポを久々に読ませてもらいました。
私はbiwacoさんが下山したころ、お盆の帰省の大渋滞に巻き込まれて途中で高速を降り地道を走っておりました。
わりばし
Re: 「山の日」くらい山で過ごしたい~美濃のヤブ沢とヤブ山で体力テスト
biwacoさん、こんにちは。
近況は存じませんが、麦ジュースも我慢するくらいだと深刻ですね。それにしちゃ随分無理をなさった。
美濃の沢というと「行は良いよい帰りが怖そう」ですね。大岩の穴抜け途中で詰まらなくて良かったです。途中でつっかえてそのまま昇天したらと・・つまらないことを考えました。ごめんなさい。
山中徘徊劇、笑ってられませんね。体力だけじゃなく判断力も衰えてきますから、早めにナビに頼った方が良かったですね。無事にお帰りになれて何よりでした。
近況は存じませんが、麦ジュースも我慢するくらいだと深刻ですね。それにしちゃ随分無理をなさった。
美濃の沢というと「行は良いよい帰りが怖そう」ですね。大岩の穴抜け途中で詰まらなくて良かったです。途中でつっかえてそのまま昇天したらと・・つまらないことを考えました。ごめんなさい。
山中徘徊劇、笑ってられませんね。体力だけじゃなく判断力も衰えてきますから、早めにナビに頼った方が良かったですね。無事にお帰りになれて何よりでした。
Re: 「山の日」くらい山で過ごしたい~美濃のヤブ沢とヤブ山で体力テスト
わりばしさん、レスありがとう(^^♪
久しぶりの投稿なので、キーを打つ手が震えましたがな(@_@。
すっかり弱気になってて、アワワ片手にリオや甲子園観戦の毎日を反省して、一念発起のオデカケです。(^_-)
勘違いはこれで終わらない。なぜか新穂谷山(△1039.8m点標「新穂」)はジャンクションの北側にある(実際は南側)と思い込み、「せっかくだから踏んでこよう」とポコから引き返す。
すでに頭の中のマップは南北逆転。15分ほどで「新穂」には到達したものの脳マップ逆転には気づかず、「さて、引き返そう」とまた逆走をはじめる。
どうも様子が違うぞ? こんなにササは多くなかったし、踏み跡も確かだったのに…。やっと気付いて、GPSを確認。赤いトラックログは「新穂」の北のco1010(図上1010表記のある標高点ではない)あたりまで延びている。
名神下りは「彦根~京都東35km断続渋滞」なんてオドシ表示が出てましたが、渋滞は八日市の先あたりからでした。
~わりばしさんのイワナをもう一度食べたいbiwa爺
久しぶりの投稿なので、キーを打つ手が震えましたがな(@_@。
いえいえ、「山の日」一億総出動キャンペーンに呼び出されただけですわ。気力が戻ってきましたねえ。
いいことです。
すっかり弱気になってて、アワワ片手にリオや甲子園観戦の毎日を反省して、一念発起のオデカケです。(^_-)
勘違いはこれで終わらない。なぜか新穂谷山(△1039.8m点標「新穂」)はジャンクションの北側にある(実際は南側)と思い込み、「せっかくだから踏んでこよう」とポコから引き返す。
すでに頭の中のマップは南北逆転。15分ほどで「新穂」には到達したものの脳マップ逆転には気づかず、「さて、引き返そう」とまた逆走をはじめる。
鞍部に出て安心したとたん、脳内マップが一部消えてしまいました。コンパス確認するのとしないのでは大違いですね。
私も人のことは言えませんが。
どうも様子が違うぞ? こんなにササは多くなかったし、踏み跡も確かだったのに…。やっと気付いて、GPSを確認。赤いトラックログは「新穂」の北のco1010(図上1010表記のある標高点ではない)あたりまで延びている。
これがあるから…、つい頼ってしまって、確認が遅れます。いいのか悪いのか(@_@。トラブった時のGPSは強いですね。
間違いが明確にわかります。
北陸道は空いてたのに、米原JCTは名古屋方面への車ばかり。お疲れ様でした。
biwacoさんらしいレポを久々に読ませてもらいました。
私はbiwacoさんが下山したころ、お盆の帰省の大渋滞に巻き込まれて途中で高速を降り地道を走っておりました。
名神下りは「彦根~京都東35km断続渋滞」なんてオドシ表示が出てましたが、渋滞は八日市の先あたりからでした。
~わりばしさんのイワナをもう一度食べたいbiwa爺
Re: 「山の日」くらい山で過ごしたい~美濃のヤブ沢とヤブ山で体力テスト
skywalkさん、こんにちは~
飛騨の秘境に木曽山脈に…と、お元気でなによりです。
「山の日」総行動の呼びかけ?に刺激されて腰を上げた次第。(@_@。
大岩の隙間はザックさえ降ろせばなんとか通過できました。なんせ、私はスリム? ですからネ~(^^♪
まだまだ悪運は尽きないようで、今年のお盆もご先祖様に手を合わせております。(^_-)
~またどっかで遭遇してみたいbiwa爺
飛騨の秘境に木曽山脈に…と、お元気でなによりです。
歳のせいか「不整脈」が制御できず、この間は自制しておりました。biwacoさん、こんにちは。
近況は存じませんが、麦ジュースも我慢するくらいだと深刻ですね。それにしちゃ随分無理をなさった。
「山の日」総行動の呼びかけ?に刺激されて腰を上げた次第。(@_@。
そうなんです。とくに初めての沢は腰が引けます。新穂峠から林道があるので安心でした。美濃の沢というと「行は良いよい帰りが怖そう」ですね。大岩の穴抜け途中で詰まらなくて良かったです。途中でつっかえてそのまま昇天したらと・・つまらないことを考えました。ごめんなさい。
大岩の隙間はザックさえ降ろせばなんとか通過できました。なんせ、私はスリム? ですからネ~(^^♪
今始まったわけじゃないのに、「判断力」マヒを痛感しました。疲れると勝手に脳マップが書き換え更新されるみたい(@_@。山中徘徊劇、笑ってられませんね。体力だけじゃなく判断力も衰えてきますから、早めにナビに頼った方が良かったですね。無事にお帰りになれて何よりでした。
まだまだ悪運は尽きないようで、今年のお盆もご先祖様に手を合わせております。(^_-)
~またどっかで遭遇してみたいbiwa爺
Re: 「山の日」くらい山で過ごしたい~美濃のヤブ沢とヤブ山で体力テスト
biwa爺 オヒサです
あめちゃんです
・・・しばらくお会いしないうちに、『雨子庵』は『あめちゃん』に。ニューハーフのカミングアウトではないですよぉん
初めての「山の日」だ。世間はお盆休みとセットで山へ出かける人の話題で賑わっている。せっかくだから山へ出かけよう…、とは思うのだけど持病を考えれば遠出はできない。さて何処へ?
カレンダーに忠実な真面目な生活ですね。そんなヒトを横目に仕事してました。
西美濃の山中に△777.7という、なんともラッキーな標高の低山を見つけた。
良くお見つけで。
簡単な沢装束に着替え出発。と言っても、取付きはここではない。登ってきた舗装道路を少し下り、左に回り込んだところから沢に下りる。唱歌にもある気持ちのいい小川といった感じ。でも春でなく「夏の小川」は花より団子ならぬ虫だらけ(@_@。 生い茂った草や木の枝が覆いかぶさり、張り巡らされたクモの巣が獲物を待ちかまえている。それでも流れに足を入れるとヒンヤリと気持ちいい。石の上をピョンピョンと跳び歩くなんて芸当はとっくに無理。深くてもせいぜいヒザあたりまでの水の中をジャブ、ジャブとゆっくり進む。
暑い時は冷却水。足熱ならぬ足冷。これ自然の摂理なり。
1時間ほどで10m程の斜瀑が現れた。周りから覆いかぶさるカエデの葉を額縁にしてシャッターを押せば、ジツに絵になる。これがレポにもあった「紅葉滝」なんだろう…。しっかり動画も撮っておく。
ところが、それから30分ほど進むと、再び斜瀑が出現。先の斜瀑より落差も幅も大きめだ。角度も直瀑に近い。なんだ、なんだ、これが本物の「紅葉滝」なんだろう。とすると、さっきの滝は?
ヒトツ目の紅葉、フタツ目の落差。ふたつ合わせて『紅葉滝』なんですかね・・・。
今日はお試しリハビリ山行なので、お昼のアワワは抜き。助六寿司にとろろそばという、年齢にふさわしいヘルシーランチなのだ。とはいえ、やはり手にすべき容器、口にすべき液体がないというのは、なぜか空しい。で、ただひたすらソバを啜り、稲荷スシにかぶりつくのみであった。
やはりノンアルは邪道でしたか・・・。
(穴)を潜り抜けるか…? 思案の末、穴抜けを選択。ザックを穴の上に押し上げておいてから、体をいれ這い上がる。無事通過。やれやれ。
下手したら『クマのぷーさん』状態に 、ダイエット効果が出ましたか?
新穂峠に16時15分。標示プレートの残骸がみじめ
ジグゾーパズルはbiwa爺作?
地形図には黒い実線が引いてあるがそんな道はない。ザレた斜面(崩壊林道のノリ面)と草むらの間をヘツルように東に向かうとやがて左に林道跡が現れる。ヤレヤレ…と思う間もなくまた崩壊地と草ヤブ。足元が見えなくて危うく崩壊した穴から谷に落ちそうになる。
こんな放置林道も、下るにつれてしっかりした舗装道路となる。東方の山並みを眺めながら足早に下り、峠から約1時間で駐車地へ17時20分。
林道→国道→高速道路と進化していく道ですね
万全とはいえないが、なんとか久しぶりの山歩きには耐えられた。水遊びもできたし、山中徘徊も結果よければなんとやら…で、いい体験になった。安易に信じちゃいけないこのアタマ(^_-)
第1回「山の日」は、7フィーバーにはありつけなかったものの、けっこう印象度の大きい一日になりました。
オツカレでございました。
ヤミ鍋でお会いできそうですね。
あめちゃん
あめちゃんです
・・・しばらくお会いしないうちに、『雨子庵』は『あめちゃん』に。ニューハーフのカミングアウトではないですよぉん
初めての「山の日」だ。世間はお盆休みとセットで山へ出かける人の話題で賑わっている。せっかくだから山へ出かけよう…、とは思うのだけど持病を考えれば遠出はできない。さて何処へ?
カレンダーに忠実な真面目な生活ですね。そんなヒトを横目に仕事してました。
西美濃の山中に△777.7という、なんともラッキーな標高の低山を見つけた。
良くお見つけで。
簡単な沢装束に着替え出発。と言っても、取付きはここではない。登ってきた舗装道路を少し下り、左に回り込んだところから沢に下りる。唱歌にもある気持ちのいい小川といった感じ。でも春でなく「夏の小川」は花より団子ならぬ虫だらけ(@_@。 生い茂った草や木の枝が覆いかぶさり、張り巡らされたクモの巣が獲物を待ちかまえている。それでも流れに足を入れるとヒンヤリと気持ちいい。石の上をピョンピョンと跳び歩くなんて芸当はとっくに無理。深くてもせいぜいヒザあたりまでの水の中をジャブ、ジャブとゆっくり進む。
暑い時は冷却水。足熱ならぬ足冷。これ自然の摂理なり。
1時間ほどで10m程の斜瀑が現れた。周りから覆いかぶさるカエデの葉を額縁にしてシャッターを押せば、ジツに絵になる。これがレポにもあった「紅葉滝」なんだろう…。しっかり動画も撮っておく。
ところが、それから30分ほど進むと、再び斜瀑が出現。先の斜瀑より落差も幅も大きめだ。角度も直瀑に近い。なんだ、なんだ、これが本物の「紅葉滝」なんだろう。とすると、さっきの滝は?
ヒトツ目の紅葉、フタツ目の落差。ふたつ合わせて『紅葉滝』なんですかね・・・。
今日はお試しリハビリ山行なので、お昼のアワワは抜き。助六寿司にとろろそばという、年齢にふさわしいヘルシーランチなのだ。とはいえ、やはり手にすべき容器、口にすべき液体がないというのは、なぜか空しい。で、ただひたすらソバを啜り、稲荷スシにかぶりつくのみであった。
やはりノンアルは邪道でしたか・・・。
(穴)を潜り抜けるか…? 思案の末、穴抜けを選択。ザックを穴の上に押し上げておいてから、体をいれ這い上がる。無事通過。やれやれ。
下手したら『クマのぷーさん』状態に 、ダイエット効果が出ましたか?
新穂峠に16時15分。標示プレートの残骸がみじめ
ジグゾーパズルはbiwa爺作?
地形図には黒い実線が引いてあるがそんな道はない。ザレた斜面(崩壊林道のノリ面)と草むらの間をヘツルように東に向かうとやがて左に林道跡が現れる。ヤレヤレ…と思う間もなくまた崩壊地と草ヤブ。足元が見えなくて危うく崩壊した穴から谷に落ちそうになる。
こんな放置林道も、下るにつれてしっかりした舗装道路となる。東方の山並みを眺めながら足早に下り、峠から約1時間で駐車地へ17時20分。
林道→国道→高速道路と進化していく道ですね
万全とはいえないが、なんとか久しぶりの山歩きには耐えられた。水遊びもできたし、山中徘徊も結果よければなんとやら…で、いい体験になった。安易に信じちゃいけないこのアタマ(^_-)
第1回「山の日」は、7フィーバーにはありつけなかったものの、けっこう印象度の大きい一日になりました。
オツカレでございました。
ヤミ鍋でお会いできそうですね。
あめちゃん
Re: 「山の日」くらい山で過ごしたい~美濃のヤブ沢とヤブ山で体力テスト
あめちゃん、こんばんは~(^^♪
リオの女子マラソン観てます。甲子園やこういうの観てると、なんやら力が湧いてきますネ
「山の日」キャンペーンに触発されたわけでもないんですけど、天のお告げがあったような気がして、出かけました。
△777.7にはぜひ立寄りたかったんですが、体にブレーキ掛けられました。
「紅葉滝」はどっちがホンモノかいまも不明ですが、大きさからだけなら後者ですね。
ウソですけど(^_-) エイ、ヤ!っと潜れます。
新穂峠に16時15分。標示プレートの残骸がみじめ
いつも…なんていうほど行ってないけど…(゜o゜)
9月の闇鍋、行けたらよろしく<m(__)m>
~biwa爺
リオの女子マラソン観てます。甲子園やこういうの観てると、なんやら力が湧いてきますネ
「山の日」キャンペーンに触発されたわけでもないんですけど、天のお告げがあったような気がして、出かけました。
△777.7にはぜひ立寄りたかったんですが、体にブレーキ掛けられました。
「紅葉滝」はどっちがホンモノかいまも不明ですが、大きさからだけなら後者ですね。
やはり担ごうとは思いません。(^_-)やはりノンアルは邪道でしたか・・・。
あめちゃんなら潜れたかどうか…(゜o゜)下手したら『クマのぷーさん』状態に 、ダイエット効果が出ましたか?
ウソですけど(^_-) エイ、ヤ!っと潜れます。
新穂峠に16時15分。標示プレートの残骸がみじめ
地面にきれいに並べてありました。ジグゾーパズルはbiwa爺作?
青田の別荘に一度寄せていただこうと思うんですが、いつもお留守で素通りしてます。オツカレでございました。
ヤミ鍋でお会いできそうですね。
いつも…なんていうほど行ってないけど…(゜o゜)
9月の闇鍋、行けたらよろしく<m(__)m>
~biwa爺
Re: 「山の日」くらい山で過ごしたい~美濃のヤブ沢とヤブ山で体力テスト
biwacoさん おこんばんは
初めての「山の日」だ。
世間はお盆休みとセットで山へ出かける人の話題で賑わっている。
せっかくだから山へ出かけよう…、とは思うのだけど持病を考えれば遠出はできない。
さて何処へ?
11日は山の日でしたね。
ずっと休みのワシには祝日ができても関係ないけど。
出かける口実にはなるか。
ワシも、せっかくだからエアコンの効いた部屋で、
ときどき道路交通情報センターの渋滞情報を見ては、お気の毒になあ……と思いながら、
TV録画の視聴に精出すお盆であります。
汗、かきたくないのよ。
西美濃の山中に△777.7という、なんともラッキーな標高の低山を見つけた。
4等三角点の点標名は「大沖津」。なので、南側の谷は地形図に表記はないが「大沖津谷」。
ヒョロヒョロと細長い谷ですね。
すぐ近くに諸家(もろか)という集落がある。
隣の新穂(しんぼ)谷に沿って滋賀県境に向かう林道も延びている。
大沖津谷を遡行して林道を下ってくるってのはどうだ。
なかなかいいルート設定やないか?
おもしろそう。
実際に行けなくても、こうやって地形図を見ながらルートを考えている時間は、
楽しいですね。
ネットで好き者氏のレポがないか探してみる。
あったあった! ヤブ尾根に突入するサバイバル訓練みたいなオッタマゲレポもあるけど、
この沢は初心者でも遡行できそうではないか。ならば私でも…!(^^)!
ワシもネットを検索してみましたが、やはりお好きな方はおられますなあ。
でも春でなく「夏の小川」は花より団子ならぬ虫だらけ(@_@。
生い茂った草や木の枝が覆いかぶさり、張り巡らされたクモの巣が獲物を待ちかまえている。
それでも流れに足を入れるとヒンヤリと気持ちいい。
クモの巣だらけの小沢は、ちょいとうっとうしいなあ。
大きな滝はこの二つだけ。
あとは2~5mの滝がいくつかあるが、ほとんど直登か小さく巻けばクリアできる。
この本物「紅葉滝」だけは左側の急斜面を攀じ登るのが心臓に良くなかったけど…(>_<)
あまりご負担にならぬように。
今日はお試しリハビリ山行なので、お昼のアワワは抜き。
助六寿司にとろろそばという、年齢にふさわしいヘルシーランチなのだ。
アワワ抜きは良しとして、
「助六寿司にとろろそば」って、炭水化物ばっかり結構食べてますがな。
どこがヘルシーなん?
とはいえ、やはり手にすべき容器、口にすべき液体がないというのは、なぜか空しい。
で、ただひたすらソバを啜り、稲荷スシにかぶりつくのみであった。
こんなとき、寂しいお口に、冷えたノンアルコールビールがけっこういけまっせ。
二股を何回か過ぎ、そろそろ…と思っていたら、なんと谷に挟まった大岩で通せんぼだ!
近寄ってみると、水は右側の隙間を落ちている。
左の壁を乗り越えるか、右の隙間(穴)を潜り抜けるか…?
思案の末、穴抜けを選択。
ザックを穴の上に押し上げておいてから、体をいれ這い上がる。
無事通過。やれやれ。
これ、ザックを穴の上に押し上げておいてから、身体が抜けられへんかったら、
どうするん?
そんな心配ない穴か。そやろな。
さらに20分、やっと最後の三俣へ。
この真ん中の谷を進めば尾根のコルに出る。もう14時前だが焦ることはない。
県境稜線に出れば、あとは尾根道を新穂峠へ下るだけ。
最後の急登を登りきると地形図にあるコル。
そのまま左(なぜか!)へ進み、小ピークへ登りつく。
じつはここから、呆れた山中徘徊劇が始まる。
いいぞ、いいぞ。
このまま何もなく終わるはずがないと思ってました。
さあ、biwaco劇場の始まり、始まりい。
気付いていないのだが、この小ピークは大沖津谷右岸尾根のco1010ポコ。
つまりこの尾根を県境尾根と勘違い。このまま進めば新穂峠と確信していたのだ。
勘違いはこれで終わらない。
なぜか新穂谷山(△1039.8m点標「新穂」)はジャンクションの北側にある(実際は南側)と思い込み、
「せっかくだから踏んでこよう」とポコから引き返す。
ここで正しく、新穂谷山はジャンクションの南側にあると思っていたら、
小ピークからそのまま大沖津谷右岸尾根を下って行って、
隣のca1000mPで新穂谷山を通過した気になって、
955m標高点あたりまで来てから、
「???、どこにも峠が見えないぞ!」というようなシナリオになっていたのかな。
すでに頭の中のマップは南北逆転。
15分ほどで「新穂」には到達したものの脳マップ逆転には気づかず、
「さて、引き返そう」とまた逆走をはじめる。
ところが今度は先ほどのポコには向かわず、ジャンクションを直進。
県境尾根をそのまま北進してしまう。(自分では来た道を戻っていると信じ切って)
えらい迷走ですがな。
どうも様子が違うぞ?
こんなにササは多くなかったし、踏み跡も確かだったのに…。
やっと気付いて、GPSを確認。
赤いトラックログは「新穂」の北のco1010(図上1010表記のある標高点ではない)あたりまで延びている。
動かせない証拠を目にしても脳マップが正常化されるまでちょっと時が必要だ。
画面の地図とにらめっこ。
プリントした地形図も、コンパスも動員して確認、再確認だ。
♪あっと驚くタメ五郎~ ♪やっと気が付くbiwacoさん~。
しかし、最初の小ピークからここまで方向転回を二度もしながら、一回もコンパス振っとらんのですか。
biwacoさんらしい、おおらかな対応ですね。
時計はもうすぐ15時半。
頭の中が180度狂っていたことにやっとこさ気づいたが、もうこれ以上間違えられない。
今度間違ったら闇下確実(>_<)と、内心怯えながら県境尾根を南下(今度は正しく!)。
ここは慎重に行きましょ。
新穂峠に16時15分。標示プレートの残骸がみじめ。
峠、キタッ!
地形図には黒い実線が引いてあるがそんな道はない。
ザレた斜面(崩壊林道のノリ面)と草むらの間をヘツルように東に向かうとやがて左に林道跡が現れる。
ヤレヤレ…と思う間もなくまた崩壊地と草ヤブ。
足元が見えなくて危うく崩壊した穴から谷に落ちそうになる。
こんな放置林道も、下るにつれてしっかりした舗装道路となる。
東方の山並みを眺めながら足早に下り、峠から約1時間で駐車地へ17時20分。
荒廃した林道から舗装路へ、だんだん近くなる人里。
ホッとする時間ですね。
これが晩秋の夕闇迫る道なら寂しさもつのるでしょうが、真夏の今はまだ明るい太陽の下。
万全とはいえないが、なんとか久しぶりの山歩きには耐えられた。
水遊びもできたし、山中徘徊も結果よければなんとやら…で、いい体験になった。
安易に信じちゃいけないこのアタマ(^_-)
第1回「山の日」は、7フィーバーにはありつけなかったものの、
けっこう印象度の大きい一日になりました。
お帰りなさい、お疲れサンマ。
インパクトのある一日でしたね。
しかし、「思い込み」はコワいですねー。
こまめな確認、必要ですねー。
ワシも、お盆が終わって道が空いてきたら、ちーと山に行ってくるかな。
はやく寒くなればいいのに……。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
初めての「山の日」だ。
世間はお盆休みとセットで山へ出かける人の話題で賑わっている。
せっかくだから山へ出かけよう…、とは思うのだけど持病を考えれば遠出はできない。
さて何処へ?
11日は山の日でしたね。
ずっと休みのワシには祝日ができても関係ないけど。
出かける口実にはなるか。
ワシも、せっかくだからエアコンの効いた部屋で、
ときどき道路交通情報センターの渋滞情報を見ては、お気の毒になあ……と思いながら、
TV録画の視聴に精出すお盆であります。
汗、かきたくないのよ。
西美濃の山中に△777.7という、なんともラッキーな標高の低山を見つけた。
4等三角点の点標名は「大沖津」。なので、南側の谷は地形図に表記はないが「大沖津谷」。
ヒョロヒョロと細長い谷ですね。
すぐ近くに諸家(もろか)という集落がある。
隣の新穂(しんぼ)谷に沿って滋賀県境に向かう林道も延びている。
大沖津谷を遡行して林道を下ってくるってのはどうだ。
なかなかいいルート設定やないか?
おもしろそう。
実際に行けなくても、こうやって地形図を見ながらルートを考えている時間は、
楽しいですね。
ネットで好き者氏のレポがないか探してみる。
あったあった! ヤブ尾根に突入するサバイバル訓練みたいなオッタマゲレポもあるけど、
この沢は初心者でも遡行できそうではないか。ならば私でも…!(^^)!
ワシもネットを検索してみましたが、やはりお好きな方はおられますなあ。
でも春でなく「夏の小川」は花より団子ならぬ虫だらけ(@_@。
生い茂った草や木の枝が覆いかぶさり、張り巡らされたクモの巣が獲物を待ちかまえている。
それでも流れに足を入れるとヒンヤリと気持ちいい。
クモの巣だらけの小沢は、ちょいとうっとうしいなあ。
大きな滝はこの二つだけ。
あとは2~5mの滝がいくつかあるが、ほとんど直登か小さく巻けばクリアできる。
この本物「紅葉滝」だけは左側の急斜面を攀じ登るのが心臓に良くなかったけど…(>_<)
あまりご負担にならぬように。
今日はお試しリハビリ山行なので、お昼のアワワは抜き。
助六寿司にとろろそばという、年齢にふさわしいヘルシーランチなのだ。
アワワ抜きは良しとして、
「助六寿司にとろろそば」って、炭水化物ばっかり結構食べてますがな。
どこがヘルシーなん?
とはいえ、やはり手にすべき容器、口にすべき液体がないというのは、なぜか空しい。
で、ただひたすらソバを啜り、稲荷スシにかぶりつくのみであった。
こんなとき、寂しいお口に、冷えたノンアルコールビールがけっこういけまっせ。
二股を何回か過ぎ、そろそろ…と思っていたら、なんと谷に挟まった大岩で通せんぼだ!
近寄ってみると、水は右側の隙間を落ちている。
左の壁を乗り越えるか、右の隙間(穴)を潜り抜けるか…?
思案の末、穴抜けを選択。
ザックを穴の上に押し上げておいてから、体をいれ這い上がる。
無事通過。やれやれ。
これ、ザックを穴の上に押し上げておいてから、身体が抜けられへんかったら、
どうするん?
そんな心配ない穴か。そやろな。
さらに20分、やっと最後の三俣へ。
この真ん中の谷を進めば尾根のコルに出る。もう14時前だが焦ることはない。
県境稜線に出れば、あとは尾根道を新穂峠へ下るだけ。
最後の急登を登りきると地形図にあるコル。
そのまま左(なぜか!)へ進み、小ピークへ登りつく。
じつはここから、呆れた山中徘徊劇が始まる。
いいぞ、いいぞ。
このまま何もなく終わるはずがないと思ってました。
さあ、biwaco劇場の始まり、始まりい。
気付いていないのだが、この小ピークは大沖津谷右岸尾根のco1010ポコ。
つまりこの尾根を県境尾根と勘違い。このまま進めば新穂峠と確信していたのだ。
勘違いはこれで終わらない。
なぜか新穂谷山(△1039.8m点標「新穂」)はジャンクションの北側にある(実際は南側)と思い込み、
「せっかくだから踏んでこよう」とポコから引き返す。
ここで正しく、新穂谷山はジャンクションの南側にあると思っていたら、
小ピークからそのまま大沖津谷右岸尾根を下って行って、
隣のca1000mPで新穂谷山を通過した気になって、
955m標高点あたりまで来てから、
「???、どこにも峠が見えないぞ!」というようなシナリオになっていたのかな。
すでに頭の中のマップは南北逆転。
15分ほどで「新穂」には到達したものの脳マップ逆転には気づかず、
「さて、引き返そう」とまた逆走をはじめる。
ところが今度は先ほどのポコには向かわず、ジャンクションを直進。
県境尾根をそのまま北進してしまう。(自分では来た道を戻っていると信じ切って)
えらい迷走ですがな。
どうも様子が違うぞ?
こんなにササは多くなかったし、踏み跡も確かだったのに…。
やっと気付いて、GPSを確認。
赤いトラックログは「新穂」の北のco1010(図上1010表記のある標高点ではない)あたりまで延びている。
動かせない証拠を目にしても脳マップが正常化されるまでちょっと時が必要だ。
画面の地図とにらめっこ。
プリントした地形図も、コンパスも動員して確認、再確認だ。
♪あっと驚くタメ五郎~ ♪やっと気が付くbiwacoさん~。
しかし、最初の小ピークからここまで方向転回を二度もしながら、一回もコンパス振っとらんのですか。
biwacoさんらしい、おおらかな対応ですね。
時計はもうすぐ15時半。
頭の中が180度狂っていたことにやっとこさ気づいたが、もうこれ以上間違えられない。
今度間違ったら闇下確実(>_<)と、内心怯えながら県境尾根を南下(今度は正しく!)。
ここは慎重に行きましょ。
新穂峠に16時15分。標示プレートの残骸がみじめ。
峠、キタッ!
地形図には黒い実線が引いてあるがそんな道はない。
ザレた斜面(崩壊林道のノリ面)と草むらの間をヘツルように東に向かうとやがて左に林道跡が現れる。
ヤレヤレ…と思う間もなくまた崩壊地と草ヤブ。
足元が見えなくて危うく崩壊した穴から谷に落ちそうになる。
こんな放置林道も、下るにつれてしっかりした舗装道路となる。
東方の山並みを眺めながら足早に下り、峠から約1時間で駐車地へ17時20分。
荒廃した林道から舗装路へ、だんだん近くなる人里。
ホッとする時間ですね。
これが晩秋の夕闇迫る道なら寂しさもつのるでしょうが、真夏の今はまだ明るい太陽の下。
万全とはいえないが、なんとか久しぶりの山歩きには耐えられた。
水遊びもできたし、山中徘徊も結果よければなんとやら…で、いい体験になった。
安易に信じちゃいけないこのアタマ(^_-)
第1回「山の日」は、7フィーバーにはありつけなかったものの、
けっこう印象度の大きい一日になりました。
お帰りなさい、お疲れサンマ。
インパクトのある一日でしたね。
しかし、「思い込み」はコワいですねー。
こまめな確認、必要ですねー。
ワシも、お盆が終わって道が空いてきたら、ちーと山に行ってくるかな。
はやく寒くなればいいのに……。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 「山の日」くらい山で過ごしたい~美濃のヤブ沢とヤブ山で体力テスト
洞吹お上人サマ、ご無沙汰です。
お盆の午後、不信心な爺はマッタリ高校野球観戦で山疲れを癒しております。
ありがたや~、ありがたや~!(^^)!
初めての「山の日」だ。
世間はお盆休みとセットで山へ出かける人の話題で賑わっている。
せっかくだから山へ出かけよう…、とは思うのだけど持病を考えれば遠出はできない。
さて何処へ?
祝日が増えてうれしいのは高速代の割引日が増えることくらい?
今回は竜王~木之本間だから、たいして替わりませんけどね。(^_-)
西美濃の山中に△777.7という、なんともラッキーな標高の低山を見つけた。
4等三角点の点標名は「大沖津」。なので、南側の谷は地形図に表記はないが「大沖津谷」。
すぐ近くに諸家(もろか)という集落がある。
隣の新穂(しんぼ)谷に沿って滋賀県境に向かう林道も延びている。
大沖津谷を遡行して林道を下ってくるってのはどうだ。
なかなかいいルート設定やないか?
まあ、暇つぶしにはもってこいの過ごし方。
ネットで好き者氏のレポがないか探してみる。
あったあった! ヤブ尾根に突入するサバイバル訓練みたいなオッタマゲレポもあるけど、
この沢は初心者でも遡行できそうではないか。ならば私でも…!(^^)!
でも春でなく「夏の小川」は花より団子ならぬ虫だらけ(@_@。
生い茂った草や木の枝が覆いかぶさり、張り巡らされたクモの巣が獲物を待ちかまえている。
それでも流れに足を入れるとヒンヤリと気持ちいい。
今日はお試しリハビリ山行なので、お昼のアワワは抜き。
助六寿司にとろろそばという、年齢にふさわしいヘルシーランチなのだ。
とはいえ、やはり手にすべき容器、口にすべき液体がないというのは、なぜか空しい。
で、ただひたすらソバを啜り、稲荷スシにかぶりつくのみであった。
二股を何回か過ぎ、そろそろ…と思っていたら、なんと谷に挟まった大岩で通せんぼだ!
近寄ってみると、水は右側の隙間を落ちている。
左の壁を乗り越えるか、右の隙間(穴)を潜り抜けるか…?
思案の末、穴抜けを選択。
ザックを穴の上に押し上げておいてから、体をいれ這い上がる。
無事通過。やれやれ。
Y導師のようにスマホ動画でも撮っとけばよかった(゜o゜)
さらに20分、やっと最後の三俣へ。
この真ん中の谷を進めば尾根のコルに出る。もう14時前だが焦ることはない。
県境稜線に出れば、あとは尾根道を新穂峠へ下るだけ。
最後の急登を登りきると地形図にあるコル。
そのまま左(なぜか!)へ進み、小ピークへ登りつく。
じつはここから、呆れた山中徘徊劇が始まる。
ちゃんと再現できるかどうか(@_@。
気付いていないのだが、この小ピークは大沖津谷右岸尾根のco1010ポコ。
つまりこの尾根を県境尾根と勘違い。このまま進めば新穂峠と確信していたのだ。
勘違いはこれで終わらない。
なぜか新穂谷山(△1039.8m点標「新穂」)はジャンクションの北側にある(実際は南側)と思い込み、
「せっかくだから踏んでこよう」とポコから引き返す。
しかし、神の御加護か偶然か、「新穂はそっちやないで~」とお告げが聞こえたんです。
すでに頭の中のマップは南北逆転。
15分ほどで「新穂」には到達したものの脳マップ逆転には気づかず、
「さて、引き返そう」とまた逆走をはじめる。
ところが今度は先ほどのポコには向かわず、ジャンクションを直進。
県境尾根をそのまま北進してしまう。(自分では来た道を戻っていると信じ切って)
そんな方々の奇行がわがことのように実感できました。
どうも様子が違うぞ?
こんなにササは多くなかったし、踏み跡も確かだったのに…。
やっと気付いて、GPSを確認。
赤いトラックログは「新穂」の北のco1010(図上1010表記のある標高点ではない)あたりまで延びている。
動かせない証拠を目にしても脳マップが正常化されるまでちょっと時が必要だ。
画面の地図とにらめっこ。
プリントした地形図も、コンパスも動員して確認、再確認だ。
おおらか対応…って、まあなんとお優しいい言葉(^^♪
甘えてないで肝に銘じます。
新穂峠に16時15分。標示プレートの残骸がみじめ。
地形図には黒い実線が引いてあるがそんな道はない。
ザレた斜面(崩壊林道のノリ面)と草むらの間をヘツルように東に向かうとやがて左に林道跡が現れる。
ヤレヤレ…と思う間もなくまた崩壊地と草ヤブ。
足元が見えなくて危うく崩壊した穴から谷に落ちそうになる。
こんな放置林道も、下るにつれてしっかりした舗装道路となる。
東方の山並みを眺めながら足早に下り、峠から約1時間で駐車地へ17時20分。
万全とはいえないが、なんとか久しぶりの山歩きには耐えられた。
水遊びもできたし、山中徘徊も結果よければなんとやら…で、いい体験になった。
汗をかかないでよい山旅を!
~biwa爺
お盆の午後、不信心な爺はマッタリ高校野球観戦で山疲れを癒しております。
ありがたや~、ありがたや~!(^^)!
初めての「山の日」だ。
世間はお盆休みとセットで山へ出かける人の話題で賑わっている。
せっかくだから山へ出かけよう…、とは思うのだけど持病を考えれば遠出はできない。
さて何処へ?
せっかくの「山の日」キャンペーンに相乗りして、お出かけして参りました。11日は山の日でしたね。
ずっと休みのワシには祝日ができても関係ないけど。
出かける口実にはなるか。
ワシも、せっかくだからエアコンの効いた部屋で、
ときどき道路交通情報センターの渋滞情報を見ては、お気の毒になあ……と思いながら、
TV録画の視聴に精出すお盆であります。
汗、かきたくないのよ。
祝日が増えてうれしいのは高速代の割引日が増えることくらい?
今回は竜王~木之本間だから、たいして替わりませんけどね。(^_-)
西美濃の山中に△777.7という、なんともラッキーな標高の低山を見つけた。
4等三角点の点標名は「大沖津」。なので、南側の谷は地形図に表記はないが「大沖津谷」。
ななな、な、なんとラッキー7のゾロメ山! ぜひお訪ねして幸運にありつきたいと思ってましたが…。ヒョロヒョロと細長い谷ですね。
すぐ近くに諸家(もろか)という集落がある。
隣の新穂(しんぼ)谷に沿って滋賀県境に向かう林道も延びている。
大沖津谷を遡行して林道を下ってくるってのはどうだ。
なかなかいいルート設定やないか?
最近はバーチャル山行のほうが多くなってきたような…(@_@。おもしろそう。
実際に行けなくても、こうやって地形図を見ながらルートを考えている時間は、
楽しいですね。
まあ、暇つぶしにはもってこいの過ごし方。
ネットで好き者氏のレポがないか探してみる。
あったあった! ヤブ尾根に突入するサバイバル訓練みたいなオッタマゲレポもあるけど、
この沢は初心者でも遡行できそうではないか。ならば私でも…!(^^)!
みなさん、貴重な人生の師匠! もちろん洞吹和尚もそのおひとりです。<m(__)m>ワシもネットを検索してみましたが、やはりお好きな方はおられますなあ。
でも春でなく「夏の小川」は花より団子ならぬ虫だらけ(@_@。
生い茂った草や木の枝が覆いかぶさり、張り巡らされたクモの巣が獲物を待ちかまえている。
それでも流れに足を入れるとヒンヤリと気持ちいい。
落ちたり溺れたりする心配がないから安心です。(^_-)クモの巣だらけの小沢は、ちょいとうっとうしいなあ。
今日はお試しリハビリ山行なので、お昼のアワワは抜き。
助六寿司にとろろそばという、年齢にふさわしいヘルシーランチなのだ。
おなか、ヘルシ~(@_@。アワワ抜きは良しとして、
「助六寿司にとろろそば」って、炭水化物ばっかり結構食べてますがな。
どこがヘルシーなん?
とはいえ、やはり手にすべき容器、口にすべき液体がないというのは、なぜか空しい。
で、ただひたすらソバを啜り、稲荷スシにかぶりつくのみであった。
ますます空しくなりますがな…(-_-)こんなとき、寂しいお口に、冷えたノンアルコールビールがけっこういけまっせ。
二股を何回か過ぎ、そろそろ…と思っていたら、なんと谷に挟まった大岩で通せんぼだ!
近寄ってみると、水は右側の隙間を落ちている。
左の壁を乗り越えるか、右の隙間(穴)を潜り抜けるか…?
思案の末、穴抜けを選択。
ザックを穴の上に押し上げておいてから、体をいれ這い上がる。
無事通過。やれやれ。
biwa爺のイリュージョンをお見せできなくて残念でした。これ、ザックを穴の上に押し上げておいてから、身体が抜けられへんかったら、
どうするん?
そんな心配ない穴か。そやろな。
Y導師のようにスマホ動画でも撮っとけばよかった(゜o゜)
さらに20分、やっと最後の三俣へ。
この真ん中の谷を進めば尾根のコルに出る。もう14時前だが焦ることはない。
県境稜線に出れば、あとは尾根道を新穂峠へ下るだけ。
最後の急登を登りきると地形図にあるコル。
そのまま左(なぜか!)へ進み、小ピークへ登りつく。
じつはここから、呆れた山中徘徊劇が始まる。
そんなに期待されると困るんですが…。なんせ、そのあたりの記憶が曖昧で(曖昧やから迷うんですけど)いいぞ、いいぞ。
このまま何もなく終わるはずがないと思ってました。
さあ、biwaco劇場の始まり、始まりい。
ちゃんと再現できるかどうか(@_@。
気付いていないのだが、この小ピークは大沖津谷右岸尾根のco1010ポコ。
つまりこの尾根を県境尾根と勘違い。このまま進めば新穂峠と確信していたのだ。
勘違いはこれで終わらない。
なぜか新穂谷山(△1039.8m点標「新穂」)はジャンクションの北側にある(実際は南側)と思い込み、
「せっかくだから踏んでこよう」とポコから引き返す。
お見通し!ここで正しく、新穂谷山はジャンクションの南側にあると思っていたら、
小ピークからそのまま大沖津谷右岸尾根を下って行って、
隣のca1000mPで新穂谷山を通過した気になって、
955m標高点あたりまで来てから、
「???、どこにも峠が見えないぞ!」というようなシナリオになっていたのかな。
しかし、神の御加護か偶然か、「新穂はそっちやないで~」とお告げが聞こえたんです。
すでに頭の中のマップは南北逆転。
15分ほどで「新穂」には到達したものの脳マップ逆転には気づかず、
「さて、引き返そう」とまた逆走をはじめる。
ところが今度は先ほどのポコには向かわず、ジャンクションを直進。
県境尾根をそのまま北進してしまう。(自分では来た道を戻っていると信じ切って)
高速道路を逆走したり、入所している介護施設に帰れなくなったり…えらい迷走ですがな。
そんな方々の奇行がわがことのように実感できました。
どうも様子が違うぞ?
こんなにササは多くなかったし、踏み跡も確かだったのに…。
やっと気付いて、GPSを確認。
赤いトラックログは「新穂」の北のco1010(図上1010表記のある標高点ではない)あたりまで延びている。
動かせない証拠を目にしても脳マップが正常化されるまでちょっと時が必要だ。
画面の地図とにらめっこ。
プリントした地形図も、コンパスも動員して確認、再確認だ。
♪おっと危ない一旦停止! ♪ほっと一息再確認~♪あっと驚くタメ五郎~ ♪やっと気が付くbiwacoさん~。
しかし、最初の小ピークからここまで方向転回を二度もしながら、一回もコンパス振っとらんのですか。
biwacoさんらしい、おおらかな対応ですね。
おおらか対応…って、まあなんとお優しいい言葉(^^♪
甘えてないで肝に銘じます。
新穂峠に16時15分。標示プレートの残骸がみじめ。
いいえ、ミナミ!峠、キタッ!
地形図には黒い実線が引いてあるがそんな道はない。
ザレた斜面(崩壊林道のノリ面)と草むらの間をヘツルように東に向かうとやがて左に林道跡が現れる。
ヤレヤレ…と思う間もなくまた崩壊地と草ヤブ。
足元が見えなくて危うく崩壊した穴から谷に落ちそうになる。
こんな放置林道も、下るにつれてしっかりした舗装道路となる。
東方の山並みを眺めながら足早に下り、峠から約1時間で駐車地へ17時20分。
天の地獄から現世への復活の道! 足も軽く、走りたくなってきます。荒廃した林道から舗装路へ、だんだん近くなる人里。
ホッとする時間ですね。
これが晩秋の夕闇迫る道なら寂しさもつのるでしょうが、真夏の今はまだ明るい太陽の下。
万全とはいえないが、なんとか久しぶりの山歩きには耐えられた。
水遊びもできたし、山中徘徊も結果よければなんとやら…で、いい体験になった。
まだ、鼓動の震えが止まりません(^_-)お帰りなさい、お疲れサンマ。
インパクトのある一日でしたね。
ぜひご一緒したいもんです。ヤブコギ「マッタリ派」でも結成しますか(^_-)ワシも、お盆が終わって道が空いてきたら、ちーと山に行ってくるかな。
はやく寒くなればいいのに……。
汗をかかないでよい山旅を!
~biwa爺
Re: 「山の日」くらい山で過ごしたい~美濃のヤブ沢とヤブ山で体力テスト
biwacoさん、こんにちは。
好き者の一員です。因みに私の周りは好き者が一杯います(^^v
「紅葉滝」ですが、二つ目の大きいのが「百山百渓」で「紅葉滝」と言われているものです。
秋になると紅葉がかかって美しいらしいのですが秋には行った事がありません(^^;
それにしてもこの滝をよく越えていきましたねえ。僕も左から越えましたが結構必死でしたよ。
僕がここを訪れた後から堰堤工事か何かの工事が始まったと思うのですがそれらしい様子はなかったですか?堰堤ができたら残念だなあって思っていたのですが。
それと、この辺り、地形図はしっかり読まないと道迷いになっちゃいますね。僕も迷いかけていたと思います。
僕も最近、地形図読みで失敗ばかり。高度計やコンパスより自分の感覚を信じてしまう傾向があるようです。かつてはGPSさえ疑った時がありました。気を付けましょう。
何はともあれ無事に下山できて良かったです。
兔夢
好き者の一員です。因みに私の周りは好き者が一杯います(^^v
「紅葉滝」ですが、二つ目の大きいのが「百山百渓」で「紅葉滝」と言われているものです。
秋になると紅葉がかかって美しいらしいのですが秋には行った事がありません(^^;
それにしてもこの滝をよく越えていきましたねえ。僕も左から越えましたが結構必死でしたよ。
僕がここを訪れた後から堰堤工事か何かの工事が始まったと思うのですがそれらしい様子はなかったですか?堰堤ができたら残念だなあって思っていたのですが。
それと、この辺り、地形図はしっかり読まないと道迷いになっちゃいますね。僕も迷いかけていたと思います。
僕も最近、地形図読みで失敗ばかり。高度計やコンパスより自分の感覚を信じてしまう傾向があるようです。かつてはGPSさえ疑った時がありました。気を付けましょう。
何はともあれ無事に下山できて良かったです。
兔夢
Re: 「山の日」くらい山で過ごしたい~美濃のヤブ沢とヤブ山で体力テスト
兎夢さん、コメントありがとう~(^^)/
アルプスまでテント担いで行く自信がないけど、炎天下の低山尾根歩きもちょっとなあ…
ってわけで、年寄りビギナーでも行けそうな沢をさがしました。
しっかり動画まで撮ったのに、その少し上にホンモノが現れて「ありゃりゃ!」でした。
心臓ドキドキで、そのあとは小滝をいくつか越えてお昼の休憩にしました。
>かつてはGPSさえ疑った時がありました。
これ、身につまされる思い。いまだに何回も失敗してます。(@_@。
「好き者」兎夢さんのブログはベストな沢ナビ\(◎o◎)/!
さて、次はどこに行ってみようかな?
~biwa爺
アルプスまでテント担いで行く自信がないけど、炎天下の低山尾根歩きもちょっとなあ…
ってわけで、年寄りビギナーでも行けそうな沢をさがしました。
そう言えば春先に伊吹の弥高尾根で遭遇したOSKのみなさんも、背中に「好き者」ってタグがついてましたわ。(^_-)好き者の一員です。因みに私の周りは好き者が一杯います(^^v
下の滝のほうが回りのカエデが多かったみたい。「紅葉滝」ですが、二つ目の大きいのが「百山百渓」で「紅葉滝」と言われているものです。
秋になると紅葉がかかって美しいらしいのですが秋には行った事がありません(^^;
しっかり動画まで撮ったのに、その少し上にホンモノが現れて「ありゃりゃ!」でした。
掴む樹木があるので上部の岩のところまで詰め上がって、なんとかクリアできました。それにしてもこの滝をよく越えていきましたねえ。僕も左から越えましたが結構必死でしたよ。
心臓ドキドキで、そのあとは小滝をいくつか越えてお昼の休憩にしました。
堰堤は下部にあっただけで、紅葉滝より上は工事の気配は感じませんでした。でも、爺のアタマがマヒしてただけかも?僕がここを訪れた後から堰堤工事か何かの工事が始まったと思うのですがそれらしい様子はなかったですか?堰堤ができたら残念だなあって思っていたのですが。
沢筋では注意してGPS確認してたのですが、コルに到達したとたん、「安心+油断+思い込み」のトリプルエラーで、徘徊モードに切り替わってしまいました。それと、この辺り、地形図はしっかり読まないと道迷いになっちゃいますね。僕も迷いかけていたと思います。
僕も最近、地形図読みで失敗ばかり。高度計やコンパスより自分の感覚を信じてしまう傾向があるようです。かつてはGPSさえ疑った時がありました。気を付けましょう。
>かつてはGPSさえ疑った時がありました。
これ、身につまされる思い。いまだに何回も失敗してます。(@_@。
新穂峠に降り立って、林道が見当たらないのでヒヤリとしましたが、今度は落ち着いて確認して道跡を発見してホッと一息。舗装道路に座り込んで沢靴を履き替えました。何はともあれ無事に下山できて良かったです。
「好き者」兎夢さんのブログはベストな沢ナビ\(◎o◎)/!
さて、次はどこに行ってみようかな?
~biwa爺