【台高】20160811初「山の日」は・千石谷五段の滝
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【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
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- 記事: 2227
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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【台高】20160811初「山の日」は・千石谷五段の滝
もう何度も杣道から見下ろしてきた五段の滝の上が気になる。
初「山の日」は、初コースを歩きに行きました。
【 日 付 】 平成28年8月11日(祝)
【 山 域 】 台高
【 天 候 】 晴れ
【 ルート】 千石林道駐車地8:05---13:15五段の滝---14:30喜平小屋谷出合---15:55駐車地
【メンバー】 グー単独
いつものように千石林道ゲート前に車を停める。
とたんにアブがわんさかと寄ってくる。ドアを開けると車の中に入って大騒ぎを始めた。
奥の平谷出合に下りる。途切れそうに細い流れ。
「今日の水量ならグーでも奥の平谷を遡行できるかも」
しかし、懸垂0回のグーの細腕では最初のロープ場が登れない。
[attachment=6]20160811-14.jpg[/attachment]
谷に転がる岩が大きくなりだすと水が切れた。
小さな水たまりに魚が閉じ込められている。
「まだしばらくは晴天らしいから干上がってしまうよ」
救出作戦開始。レジ袋に収容して100mほど下流に運ぶこと2回。
[attachment=5]20160811-16.jpg[/attachment]
水流によって刻み込まれたミゾは数千年・数万年かかっているだろう。
それだけこの巨岩帯は安定しているってことだよな。
それでも砂防堤が必要なんだろうか?
井戸谷出合の滝は相変わらずアオミドロの滝。
飛沫がかかるのも避けたい滝だ。
岩陰に魚が入ったのが見えた。両手を突っ込んで魚つかみで遊ぶ。
その間に両耳をアブに齧られた。防虫ハットをかぶる。
ニスケ滝の巻きルートにテープが巻いてある。
「こんなトコにテープが必要なんだろうか?
テープの必要のない人しか歩きに来ないと思うけど」
さて、本日の核心である五段の滝の巻きにかかる。
左岸にしっかり・くっきりと踏まれている鹿道を辿る。
腰の高さで水平に伸びている細い木の下を鹿は潜っている。
体の固いグーはかがめない。木を押し下げて跨ぐが・・・
木に引っかかって足が前に出ない。冷や汗が出てきた。
垂直な絶壁の幅がたったの20cmしかないバンドの上でもがく。
♪ 止めて下さるな 妙心殿。 行かねばならぬ 行かねばならぬのだ ♪
小指の太さしかない細い木に命を預けながら鹿道を必死に進む。
その細い木もないところは、草の根もとに指を突っ込んで確保する。
鹿道が消えた。振り返っても見えるのは登ることを拒絶している岩壁だけ。
草を分けると胸の高さの岩のくぼみに蹄の跡。
「あなたたちはこの落差をよじ登るの?」
細い木や笹を束ねて体を持ち上げると、1段目の落ち口の上、2段目の滝の横だった。
[attachment=4]20160811-29.jpg[/attachment]
ちょっと横道。
「一の滝」「二の滝」「三の滝」は下流から数えると教えてもらった。
滝の「1段目」「2段目」「3段目」も下流から数えるのですか?
[attachment=3]20160811-30.jpg[/attachment]
鹿はうっすらと砂利の積もった手がかりのない岩の上を歩いている。
「あなたたちは3点確保の基本を知らないの?足が滑ったらドーするのよ」
鹿ルートの横に生えている細木の根元に体重を預けてよじ登る。
太い木の横でホッと一息つくと「あれ?防虫ハットがない」
必死によじ登った下に落ちた帽子が見えている。
ザックを下し、ロープを出す。プルージックで安全を確保しながら下る。
防虫ハットを回収して、ついでにカメラのシャッターを押す。
帰りはロープにすがりゴボウで登る。試しにテンションをかけてみる。
「よし。プルージックはよく利いている。安全確保OK」
[attachment=2]20160811-32.jpg[/attachment]
五段の滝
1段目は大滝
2段目もそこそこ見ごたえのある滝
3段目はしょぼいスダレ滝
4段目は谷を横断している斜瀑
5段目は・・・・? かなり離れた倒木が横たわる滝なの?
[attachment=1]20160811-31.jpg[/attachment]
[attachment=0]20160811-34.jpg[/attachment]
五段の滝の上にも三段の滝があって喜平小屋谷出合でした。
「もう五段の滝の巻き道は登りたくないな」と今は思っているけど
またそのうちにスリルを味わいに出かけるのかも?
グー(伊勢山上住人)
Re: 【台高】20160811初「山の日」は・千石谷五段の滝
グーさん,こんにちは.
千石谷でしたか.私もまだ千石谷の遡行をしたことがないので気になっていましたが,行こうかという気になってきました.
奥の平谷出合に下りる。途切れそうに細い流れ。
「今日の水量ならグーでも奥の平谷を遡行できるかも」
しかし、懸垂0回のグーの細腕では最初のロープ場が登れない。
私,翌日の12日に奥ノ平谷の下の廊下を歩いてきましたが,本当にお散歩コースでした.グーさんでも絶対大丈夫です.「神様が創った美術館」の枕言葉通りに美しい谷でした.一度行ってみてください.グーさんが書かれた通り,最初のロープ場が登れるかどうかが分かれ目になりますが,あれはコツがありますので,一度チャレンジしてみてください. 谷に転がる岩が大きくなりだすと水が切れた。
小さな水たまりに魚が閉じ込められている。
「まだしばらくは晴天らしいから干上がってしまうよ」
救出作戦開始。レジ袋に収容して100mほど下流に運ぶこと2回。
本当に水が少なかったですね.奥ノ平谷の方はまだ閉じ込められるほどにはなっていませんでしたけど.
ニスケ滝の巻きルートにテープが巻いてある。
「こんなトコにテープが必要なんだろうか?
テープの必要のない人しか歩きに来ないと思うけど」
わりばしさんの話では釣り人が結構入っているということなので,釣り人用のテープでは?
小指の太さしかない細い木に命を預けながら鹿道を必死に進む。
その細い木もないところは、草の根もとに指を突っ込んで確保する。
鹿道が消えた。振り返っても見えるのは登ることを拒絶している岩壁だけ。
草を分けると胸の高さの岩のくぼみに蹄の跡。
「あなたたちはこの落差をよじ登るの?」
細い木や笹を束ねて体を持ち上げると、1段目の落ち口の上、2段目の滝の横だった。
ここ結構厳しそうですね.フリーで登るにはちょっと怖いなあ.
太い木の横でホッと一息つくと「あれ?防虫ハットがない」
必死によじ登った下に落ちた帽子が見えている。
ザックを下し、ロープを出す。プルージックで安全を確保しながら下る。
防虫ハットを回収して、ついでにカメラのシャッターを押す。
帰りはロープにすがりゴボウで登る。試しにテンションをかけてみる。
「よし。プルージックはよく利いている。安全確保OK」
ブルージックで懸垂下降ですかあ?こわいなあ.わたしはようしません.
「もう五段の滝の巻き道は登りたくないな」と今は思っているけど
またそのうちにスリルを味わいに出かけるのかも?
スリルはいいけど,命は落とさないようにしましょうね.
千石谷でしたか.私もまだ千石谷の遡行をしたことがないので気になっていましたが,行こうかという気になってきました.
奥の平谷出合に下りる。途切れそうに細い流れ。
「今日の水量ならグーでも奥の平谷を遡行できるかも」
しかし、懸垂0回のグーの細腕では最初のロープ場が登れない。
私,翌日の12日に奥ノ平谷の下の廊下を歩いてきましたが,本当にお散歩コースでした.グーさんでも絶対大丈夫です.「神様が創った美術館」の枕言葉通りに美しい谷でした.一度行ってみてください.グーさんが書かれた通り,最初のロープ場が登れるかどうかが分かれ目になりますが,あれはコツがありますので,一度チャレンジしてみてください. 谷に転がる岩が大きくなりだすと水が切れた。
小さな水たまりに魚が閉じ込められている。
「まだしばらくは晴天らしいから干上がってしまうよ」
救出作戦開始。レジ袋に収容して100mほど下流に運ぶこと2回。
本当に水が少なかったですね.奥ノ平谷の方はまだ閉じ込められるほどにはなっていませんでしたけど.
ニスケ滝の巻きルートにテープが巻いてある。
「こんなトコにテープが必要なんだろうか?
テープの必要のない人しか歩きに来ないと思うけど」
わりばしさんの話では釣り人が結構入っているということなので,釣り人用のテープでは?
小指の太さしかない細い木に命を預けながら鹿道を必死に進む。
その細い木もないところは、草の根もとに指を突っ込んで確保する。
鹿道が消えた。振り返っても見えるのは登ることを拒絶している岩壁だけ。
草を分けると胸の高さの岩のくぼみに蹄の跡。
「あなたたちはこの落差をよじ登るの?」
細い木や笹を束ねて体を持ち上げると、1段目の落ち口の上、2段目の滝の横だった。
ここ結構厳しそうですね.フリーで登るにはちょっと怖いなあ.
太い木の横でホッと一息つくと「あれ?防虫ハットがない」
必死によじ登った下に落ちた帽子が見えている。
ザックを下し、ロープを出す。プルージックで安全を確保しながら下る。
防虫ハットを回収して、ついでにカメラのシャッターを押す。
帰りはロープにすがりゴボウで登る。試しにテンションをかけてみる。
「よし。プルージックはよく利いている。安全確保OK」
ブルージックで懸垂下降ですかあ?こわいなあ.わたしはようしません.
「もう五段の滝の巻き道は登りたくないな」と今は思っているけど
またそのうちにスリルを味わいに出かけるのかも?
スリルはいいけど,命は落とさないようにしましょうね.
@シュークリーム@
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- 記事: 2227
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【台高】20160811初「山の日」は・千石谷五段の滝
シュークリームさん、おはよう。今日は別荘で孫たちと川遊びの日です。
私もまだ千石谷の遡行をしたことがないので気になっていましたが,行こうかという気になってきました.
ニスケ滝まではほとんど平流ゴーロ歩きで沢屋さんには不人気の谷ですね。
「神様が創った美術館」の枕言葉通りに美しい谷でした.一度行ってみてください.
行ってみたいなぁ~。
最初のロープ場が登れるかどうかが分かれ目になりますが,あれはコツがあります
仮にロープ場を登りきれたとしても、グーの体力を使い果たしてへたり込んでしまうことでしょう。
グーさんのワニが住む淵?
あら、こんなに透明度があるこの淵は珍しい!
わりばしさんの話では釣り人が結構入っているということなので,釣り人用のテープでは?
釣り人のマーキングは、下降点や巻きの始点が多いですよね。
あまり経験の多くない沢屋さんのマーキングに見えました。
ここ結構厳しそうですね.フリーで登るにはちょっと怖いなあ.
左岸にはしっかりと踏まれている明瞭な鹿道が付いています。
バランスさえ崩さなければ安全に辿れます。
沢屋さんは右岸をザイルを出して巻くのを楽しんでいますね。
ブルージックで懸垂下降ですかあ?こわいなあ.わたしはようしません.
プルージックはもしもの時の安全確保で、ゴボウで下って、ゴボウで登り返しました。
スリルはいいけど,命は落とさないようにしましょうね.
はい。「危ないトコに行っちゃダメだよ」の別荘の管理人の言いつけを守る素直ないい子です。
グー(伊勢山上住人)
Re: 【台高】20160811初「山の日」は・千石谷五段の滝
グーさん、こんばんは。
南西に進路をとるヘンな台風10号。
自らの進路は関係性の中に!ってことなんだろうけど。
いつものように千石林道ゲート前に車を停める。
とたんにアブがわんさかと寄ってくる。ドアを開けると車の中に入って大騒ぎを始めた。
というか、車を停めるとバチバチ車にわんさかブツカッテくるでしょ。
救出作戦開始。レジ袋に収容して100mほど下流に運ぶこと2回。
もしかして、渇水期に干上がるのをまって、クマやテンなどがゴチソウと思って待っているのかもしれないと思うとちと後ろめたい部分もあるんだけど、お疲れさん。
ニスケ滝の巻きルートにテープが巻いてある。
河原からニスケ滝辺りが仙石谷のいいところでしょうか。
「こんなトコにテープが必要なんだろうか?
テープの必要のない人しか歩きに来ないと思うけど」
釣り師じゃないの?
腰の高さで水平に伸びている細い木の下を鹿は潜っている。
体の固いグーはかがめない。木を押し下げて跨ぐが・・・
木に引っかかって足が前に出ない。冷や汗が出てきた。
垂直な絶壁の幅がたったの20cmしかないバンドの上でもがく。
まあ、ここを辿るのは一回カギリでいいとオイラは思いますた。
五段の滝
1段目は大滝
2段目もそこそこ見ごたえのある滝
3段目はしょぼいスダレ滝
4段目は谷を横断している斜瀑
5段目は・・・・? かなり離れた倒木が横たわる滝なの?
オイラは、左岸巻で何処に出たんだっけ?三段目の落ち口?
まぁ、オイラ的には五段滝は、紅葉の頃いい撮影場所があれば行きたいとか思う程度かな(^^;
zipp
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- 記事: 2227
- 登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【台高】20160811初「山の日」は・千石谷五段の滝
zippさん、おはよう~。ばたばたとレス返が遅くなりました。
南西に進路をとるヘンな台風10号。
ヤブメンバーみたいに各自それぞれ勝手な進路をとっていますね。
お兄さん台風は首都圏を荒らしに行っているし、
梅雨と台風には縁が遠いはずの北海道には水害をもたらしているし。
というか、車を停めるとバチバチ車にわんさかブツカッテくるでしょ。
あれはナンに反応しているのでしょうか?
CO2? 赤外線? 人間を無視して車大好き大狂乱舞。
もしかして、渇水期に干上がるのをまって、クマやテンなどがゴチソウと思って待っているのかもしれないと思うとちと後ろめたい部分も
そうとも考えましたが・・・
もう十分に獲り放題状態なのにケモノやサギの足跡は無し。
このままでは腐敗生ごみになってしまう。
まあ、ここを辿るのは一回カギリでいいとオイラは思いますた。
1m以上も落差のある岩壁を鹿は上り下りできるんですね。
3点確保なしでスゴイ身体能力だと思います。
まぁ、オイラ的には五段滝は、紅葉の頃いい撮影場所があれば行きたいとか思う程度かな(^^;
まぁ、そう言わずに五段の滝左岸鹿道ルートをまた歩きに行ってくださいな。
グー(伊勢山上住人)