この春から始めた福井遠征、第２弾は甲森谷に決定。山日和さんの秘部がどれくらい毛むくじゃらか見てこよう
。【日付】2016年8月1日
【山域】若狭耳川水系横谷川甲森谷
【メンバー】雨子庵（単独）
【天候】雨のち曇り時々晴れ
【ルート】車止め（8：40）～甲森谷入口（10：00）～ワンダーランド（～奥の二俣まで）（ゆったりランチ＆瞑想）（11：00～12：45）～甲森谷入口（13：40）～車止め（14：50）
名古屋方面は不安定ながら福井は晴れとの予報。そんな名古屋も晴れてる中での出発。何故か福井に入ると低い雲が垂れこめている。ワイパーも動かす。
林道終点車止めにつくと、車にパチパチ当たる音は雨とアブの猛攻、しばし待機。意を決して出発するも妙に薄暗い。ヒグラシは朝のおつとめの延長で鳴き続けている。杉林の中を歩くと、目の高さ位からやたら虫が飛び立つ。まだアブがいるのかな？と思ったらみんなヒグラシだった。なかには慌てて手に当たるものもいる、おどかしてスンマセン。しばらく行くとツクツクボウシの大合唱、８月１日だというのにもう秋のお知らせですか。その先はミンミンゼミとの混声合唱となる。
やがてナゾの半壊、全壊吊り橋たち。鉄塔の巡視路なんだろうけど、高巻くため結構なアップダウンもあるみたいで、これを仕事道で使うのは嫌だなとか思いながら横谷川をジャブジャブ遡る。水量・深さもホドホドで火照った体が冷えてくる。
甲森谷入口。水量も少なく、この先大丈夫かなと一瞬思う。
- 甲森谷入口（二俣の右側）（けっこう通過しちゃうヒトがいるみたいだけど、何となく納得）
楽しく歩いていると、谷が開けてきて大きな木が目立つようになってきた。秘部に到着だ。聞きしに勝るとはこのことか。炭焼き跡がすぐ近くにあるにも関わらず、カツラの大樹がデーンデーンと林立している。炭焼きのことは詳しくないけれど、カツラがこれだけ残っているのは不思議だ。株立が多いのだけど、炭焼きが終わってから、周りの株は再生したのかな？
- みんなの構図、ザックが小さく見えます（カメラの調子イマイチでスイマセン）
奥の二又まではプラプラ散歩、あっという間だった。グーさんは達はここから尾根に取り付いているが・・・俺は本日の目的終了。ま、ユックリランチタイム。
以前行った揖斐川源流金ヶ丸谷は正に『命の選択効果©』だった。この谷は『いつ見てもスバラシイ！！（©グーさん）』、そして『心のデトックス効果（©あめちゃん）』がある。木を見ながらボーッとしているだけで、いろんなものが沢の流れと一緒に消えていく（正直言うとボーっとしたスキに蚊にすごく刺された、こんな昼間から
。北アルプスのテン場でよく見るタイプのヤツ）。帰りはせっかくなんで炭焼きの人たちが使っていた道を辿る。道上の木がかなり被さってきているところもあるが、しっかり道は残っている。いにしえの道は、何となく当時の人たちの生活が見える気がして辿るのも楽しい。本流（横谷川）の文明の利器で作った巡視路のなんと短命のことよ。
心のデトックス効果のあとは、体重は変わっていないけど、からだは確実に軽くなっている。という訳で、最後に出てくる吊り橋は調子に乗って渡ってみた、が、途中で後悔した。変な汗バカリ出てきた
。渡って一安心して、ここにも大きな木があるんだと見上げた木がイチョウの木だった。直径１ｍくらい。イチョウはヒトが植えるものと思っていたのですごく不思議な風景だった。こんな山奥にイチョウを植えるくらいの集落（神社系？）が？この謎はなんなんでしょう、山日和さん。
- 河原に生えていたイチョウ。山奥で見るのは珍しい気が・・・
- トチの美豊作？グーさん写真でそっとわたすワ（未熟ですが）
さあ、温泉とソースカツ丼だ。
あめちゃん（雨子庵）
車止め（8：40）～ワンダーランド（ゆったりランチ＆瞑想）（11：00～12：45）～車止め（14：50）