2016年7月24日(日)曇 奥美濃 カゴカケ谷~蕎麦粒山 単独
山頂12:35~13:50ー1075mピーク14:25ー駐車地15:35
「恐いもの見たさ」
今回の沢行はまさにそれだ。
険谷と聞いていたカゴカケ谷。
何時かは訪れたいと思いつつも足が向かなかった。
そこで「恐いもの見たさ」ということを前面に出して
沢見学行と開き直ってしまえ、と思いついた。
沢見学だから滝は巻いちゃえばいいのだ。
そう思うと気が軽くなった。
気が軽くなると計画も大胆になった。
カゴカケ谷から山頂に直登して下山はカリヤス谷を下降。
なんだか久し振りにワクワクした。
前日までテンションが高かったのに当日は体調不良。
もともと上手く眠れない質なのだが何時にもまして眠れなかった。
こんなんで大丈夫か、と思いながらの出発。
起きているようでボーッとしているのだろう、初っぱなから勘が働かない。
工事中の林道を辿って終点から沢に降りられるだろうと進んだ。
しかし、終点からはとても降りられない。
振り出しに戻って入渓。
この間25分を無駄にした。
入渓してひとつ目の堰堤を左岸から越えるといい感じの淵。
水は透き通った濃紺。
泳いだら気持ち良さそうだ。
二つ目の堰堤は2段になっていた。
よく探れば右岸に釣り人さん達の巻き道がある。
堰堤を越えればいい感じが続く本流。
ここをずっと遡行してもいいのかもしれない。
二つの岩が微妙なバランスで屋根のように支えあっている潜り岩もあった。
潜りながら崩れたらどうしようと思った。
カゴカケ谷の出合直前には5m滝がかかる。
左の壁を登ったが取付きで微妙なバランス。
カゴカケ谷出合から小滝が続く。
その上に5m程の斜瀑が重なる。
後で見れば「百山百渓」に30mと書いてあるが「?」
テンションが低めで簡単に巻いていく。
どーんと現われた「カゴカケ滝」
もっと険悪な滝をイメージしていたが水量が少ない所為か迫力が今一。
落差は30mないと思う。
カゴカケ滝はカリヤス谷に少し入ったところから巻いていった。
絶壁と思われたところに上手い具合にバンドが繋がった。
落口の調度真上に出てそこから10mほど下降。
これがやはり絶壁で樹木をつたいながらもちょっと冷や冷や。
ノーロープで降りられたが本来はロープ場だろう。
滝上に小滝がありその先に更に5m斜瀑。
左手から巻く。
その上の樋状は右手の岩場を登れる気がしたが左岸を巻く。
結果、巻いて正解だった。
上に3m程の登れそうにない直瀑があり閉じ込められるところだった。
巻き終わったところでカゴカケ滝に勝るとも劣らない大滝出現。
事前予習してなく予想外でビックリ。
右からうまく巻けて落口に直で降りられた。
落口はきれいなウォータースライダーになっていた。
滑ればもちろんあの世行き。
険谷だが何れの滝も上手い具合に巻けてなんだか楽しい。
だがちょっとぐらいは登ってみようと6m3段滝に取り付いた。
2段目が微妙なバランスだった。
二条滝は右の水流側にバンドがあり行けそうな雰囲気。
だが途中がやばそうで、ここは少し戻って右岸を巻く。
沢の両岸に人工林は一切ない。
沢中に立つ沢グルミはなかなかの巨木だ。
中流域からは2~4mの登り頃の滝が現われる。
シャワーで火照った身体を冷やす。
直登できない直瀑もまだあった。
左岸をうまく巻けた。
上部に至ると薮沢っぽくなってくる。
沢筋が明瞭でなく気をつけて進む。
しかし、地形図、コンパス、高度計を駆使したつもりが…。
ルートを間違え山頂に向かう予定が鞍部方向へ。
薮を漕いで登山道に出たところはまだ1000mちょっと。
まだ山頂まで250mはある。
でも折角だから山頂に向かった。
息を切らせながら急登。
辿り着いた山頂は以前と変わらない。
ただ三角点がやたらと白いのが気になった。
展望はガスって得られないがここで休憩。
蚊取り線香をつけるもクマンバチなどがうるさい。
多数のアキアカネが舞っているのが印象的だった。
もうそんな季節なのだ。
ゆっくりと休んでから下山にかかろうと腰を上げると周りの景色がうっすらと浮かんでいた。
カゴカケ谷を登った事への天の褒美だろう。
下山はカリヤス谷下降をやめて素直に登山道を下った。
ところどころにすばらしいブナが立つ。
ジャンクション辺りにも素敵なブナ林。
心が洗われる。
大谷川の渡渉場所は以前と変わっていた。
登山口は林道のガードレールが始まるところを左に入ったところにあった。
考えてみればこの登山道は下山にしか使った事がなかった。
何時かここを登る事があるのだろうか。
大谷川林道駐車地7:25ーカゴカケ滝8:50ー20m大滝9:35ー登山道12:00ー【奥美濃】恐いもの見たさのカゴカケ谷…蕎麦粒山
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【 日 付 】
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Re: 【奥美濃】恐いもの見たさのカゴカケ谷…蕎麦粒山
兔夢さん、こんばんは。亀レス失礼!!
「恐いもの見たさ」
今回の沢行はまさにそれだ。
険谷と聞いていたカゴカケ谷。
何時かは訪れたいと思いつつも足が向かなかった。
兔夢さんでも恐いもんがあるんやねえ。いつも初見の沢を下ってるんだから、登る方ならいつでもやめられるし、
下るよりは気が楽だと思いますけどねえ。
カゴカケ谷から山頂に直登して下山はカリヤス谷を下降。
なんだか久し振りにワクワクした。
もう態度変わってるやん。下山は一般道でと言わないところがらしいですわ。
工事中の林道を辿って終点から沢に降りられるだろうと進んだ。
しかし、終点からはとても降りられない。
このあたり、しばらく見ない間にずいぶん変わってるようですねえ。
絶壁と思われたところに上手い具合にバンドが繋がった。
落口の調度真上に出てそこから10mほど下降。
これがやはり絶壁で樹木をつたいながらもちょっと冷や冷や。
ノーロープで降りられたが本来はロープ場だろう。
ここはちょっと恐そう
巻き終わったところでカゴカケ滝に勝るとも劣らない大滝出現。
事前予習してなく予想外でビックリ。
おおっ、予定外の大滝が現れましたか!!
沢の両岸に人工林は一切ない。
沢中に立つ沢グルミはなかなかの巨木だ。
それが何よりでおます。
薮を漕いで登山道に出たところはまだ1000mちょっと。
まだ山頂まで250mはある。
でも折角だから山頂に向かった。
何度も立ってる山頂だけど、つい足が向いてしまうのは悲しい性?
下山はカリヤス谷下降をやめて素直に登山道を下った。
ところどころにすばらしいブナが立つ。
ジャンクション辺りにも素敵なブナ林。
まあ、この登山道はいいんじゃないですか?昔の登山道だとちょっと・・・だけど。
考えてみればこの登山道は下山にしか使った事がなかった。
何時かここを登る事があるのだろうか。
兔夢ちゃん、ひょっとして積雪期に登ったことないの?
山日和
「恐いもの見たさ」
今回の沢行はまさにそれだ。
険谷と聞いていたカゴカケ谷。
何時かは訪れたいと思いつつも足が向かなかった。
兔夢さんでも恐いもんがあるんやねえ。いつも初見の沢を下ってるんだから、登る方ならいつでもやめられるし、
下るよりは気が楽だと思いますけどねえ。
カゴカケ谷から山頂に直登して下山はカリヤス谷を下降。
なんだか久し振りにワクワクした。
もう態度変わってるやん。下山は一般道でと言わないところがらしいですわ。
工事中の林道を辿って終点から沢に降りられるだろうと進んだ。
しかし、終点からはとても降りられない。
このあたり、しばらく見ない間にずいぶん変わってるようですねえ。
絶壁と思われたところに上手い具合にバンドが繋がった。
落口の調度真上に出てそこから10mほど下降。
これがやはり絶壁で樹木をつたいながらもちょっと冷や冷や。
ノーロープで降りられたが本来はロープ場だろう。
ここはちょっと恐そう
巻き終わったところでカゴカケ滝に勝るとも劣らない大滝出現。
事前予習してなく予想外でビックリ。
おおっ、予定外の大滝が現れましたか!!
沢の両岸に人工林は一切ない。
沢中に立つ沢グルミはなかなかの巨木だ。
それが何よりでおます。
薮を漕いで登山道に出たところはまだ1000mちょっと。
まだ山頂まで250mはある。
でも折角だから山頂に向かった。
何度も立ってる山頂だけど、つい足が向いてしまうのは悲しい性?
下山はカリヤス谷下降をやめて素直に登山道を下った。
ところどころにすばらしいブナが立つ。
ジャンクション辺りにも素敵なブナ林。
まあ、この登山道はいいんじゃないですか?昔の登山道だとちょっと・・・だけど。
考えてみればこの登山道は下山にしか使った事がなかった。
何時かここを登る事があるのだろうか。
兔夢ちゃん、ひょっとして積雪期に登ったことないの?
山日和
Re: 【奥美濃】恐いもの見たさのカゴカケ谷…蕎麦粒山
山日和さん、こんばんは。
カゴカケ谷へのレスなんて山日和さんくらいしかしないんだから早くして下さいね。
えー!怖いものだらけですよ!山に向かう時は何時も心臓バクバクです!登りでもやめる前に引き込まれちゃいそうででそれが怖い。
怖さとワクワク感は表裏一体ですわ。下山はこの時点では本当にカリヤス谷をくだるつもりだったんですがねえ。
変わっちゃいましたね。林道が完成して新しい堰堤ができたらどうなっちゃうんだろう…
文章で感じる程、怖さはないと思いますよ。
予定外でしたねえ。喜びよりも、どうしよう、ってのが正直なところでした。でもうまく巻けました。うまく巻けた事にニンマリでした。
山に登ってるんだから山頂にいかないと終わった気がしませんよね。
ちょっと、ヘンタイ、ですか?
山協で冬期に湧谷山から蕎麦粒山をやりました。でその時もこの登山道を下りました。僕はスキーでしたがほとんど滑れませんでした。
兔夢
兔夢さん、こんばんは。亀レス失礼!!
カゴカケ谷へのレスなんて山日和さんくらいしかしないんだから早くして下さいね。
兔夢さんでも恐いもんがあるんやねえ。いつも初見の沢を下ってるんだから、登る方ならいつでもやめられるし、
下るよりは気が楽だと思いますけどねえ。
えー!怖いものだらけですよ!山に向かう時は何時も心臓バクバクです!登りでもやめる前に引き込まれちゃいそうででそれが怖い。
もう態度変わってるやん。下山は一般道でと言わないところがらしいですわ。
怖さとワクワク感は表裏一体ですわ。下山はこの時点では本当にカリヤス谷をくだるつもりだったんですがねえ。
このあたり、しばらく見ない間にずいぶん変わってるようですねえ。
変わっちゃいましたね。林道が完成して新しい堰堤ができたらどうなっちゃうんだろう…
ここはちょっと恐そう
文章で感じる程、怖さはないと思いますよ。
おおっ、予定外の大滝が現れましたか!!
予定外でしたねえ。喜びよりも、どうしよう、ってのが正直なところでした。でもうまく巻けました。うまく巻けた事にニンマリでした。
何度も立ってる山頂だけど、つい足が向いてしまうのは悲しい性?
山に登ってるんだから山頂にいかないと終わった気がしませんよね。
昔の登山道だとちょっと・・・だけど。
ちょっと、ヘンタイ、ですか?
兔夢ちゃん、ひょっとして積雪期に登ったことないの?
山協で冬期に湧谷山から蕎麦粒山をやりました。でその時もこの登山道を下りました。僕はスキーでしたがほとんど滑れませんでした。
兔夢