【 地 域 】 北海道・後志
【メンバー】六右衛門 単独
【 天 候 】 早朝霧～晴れ
【ルート】 ニセコビュープラザ 5:50 (車) → 6:20 神仙沼駐車場 6:40 ～ 6:55 神仙沼 7:15 ～ 7:30 長沼 ～ 8:00 シャクナゲ岳分岐 ～ 8:50 チセヌプリ 9:15 ～ 10:05 道道66号 ～ 10:35 大谷地 ～ 10:50 神仙沼駐車場 11:23 (車) → 11:38 ニセコ五色温泉
昨夜は日高から再び西へ向かい、またまた支笏湖を通って、道の駅「ニセコビュープラザ」に 22:45到着し、3連続車中泊だ。
道道66号線は、ジョージ・マハリスのルート66と違って暗くて真っ直ぐで気味が悪い。だいたい北海道の道は広くて真っ直ぐなので、狭い道が得意な大阪の人間にとっては走りにくい？（笑）（一般道なのに皆飛ばすので怖い？）
明けて13日は霧、気温は13℃だ。でもこれは雲海の下と見て出発する。
本当はkitayama-walkさんが今年トレースされた後方羊蹄山のつもりだったが、昨日の北戸蔦別岳がだいぶ脚に来ているので、ニセコの沼巡りに変更した。標高が上がるとやはり雲海が出ていて、天候は晴れだ。神仙沼駐車場は広いが、先客は観光客2台のみで、トイレは完備だが早朝のため施錠されていた。
駐車場を出発すると整備された木道で、途中で2つに分かれ寄り道コースに行くと日本海を望む展望ポイントがある。背の高さに立ち上がった這松のトンネルを抜けると神仙沼の湿地に到着して、沼に向かって木道が周回している。ワタスゲやアヤメやエゾカンゾウが咲いていた。
- 神仙沼のネムロコウホネ（7月中旬には黄色の花が咲くはずだが？？）
- ワタスゲがいっぱい。
長沼というだけあって長く、その間、虫と格闘してようやくシャクナゲ岳分岐に来る。時間的にはシャクナゲ岳往復も可能だが、暑いのでパスしてチセヌプリに向かうと、虫はようやく少なくなった。力を込めて熊鈴を鳴らしながら登る。
笹を切り開いた道が続き、次第に展望が出てきて広大な眺めがひろがる。シャクナゲ岳とのコルから250ｍの登りでチセヌプリの頂上だ。ニセコアンヌプリが逆光のなか見えていて、その後ろにうっすらと後方羊蹄山の裾野が見えるが中腹からは上は雲の中だ。西側にはシャクナゲ岳の丸い頭の後ろに目国内岳がスッキリした山容を見せていた。
- チセヌプリの山頂で。丸いシャクナゲ岳と後ろに目国内岳
チセヌプリは「家の形をした山」の意味らしいが、こちらから見ると家の屋根の形に見えなくもない。
神仙沼駐車場に戻ると観光客の車やライダーやサイクリングでいっぱいになっていた。登山者とは1人とすれ違ったのみである。
まだ昼前だが山はお開きにして、車でニセコ五色温泉に向かう。五色温泉旅館には２つの浴室が有り、泉質は同じのようであるがニセコアンヌプリを望む露天風呂がお薦め。今日も車中泊だとエコノミー症候群になりそうなので、今日は札幌に泊まって「すすきの」で飲みまくりだ。ネットで調べて「はちきょう」という居酒屋に行ってみた。魚は良いが六右衛門にとっては、やや高級だった。地酒は根室の「北の勝」である。
- 刺身盛り合わせ（half）
