【加越国境】取立山でラッセル三昧、苦闘と感動(16.2.11)

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kando1945
記事: 402
登録日時: 2013年1月02日(水) 09:28

【加越国境】取立山でラッセル三昧、苦闘と感動(16.2.11)

投稿記事 by kando1945 »

【 日 付 】2016.2.11
【 山 域 】 【加越国境】取立山、護摩堂山周回
【メンバー】単独
【 天 候 】快晴
【 ルート 】いこいの森ー取立山ーP1339-こつぶり山ー護摩堂山ー国道157号おいの水谷出合

11日は快晴が約束された特異な日でした。今年はいまだに雪たっぷりのスノーシューハイクをしておりません。
鈴鹿北部の霊仙山、御池岳なら少しは雪が降ったようですがたっぷりとはいかない感じです。白山の西隣、取立山なら
寡雪とはいえさすがに雪は多いであろう。数年前にも大長山まで往復して素晴らしい、真っ白な白山を拝めました。
今回も真っ青の空の下、真っ白の白山が拝める可能性が高いので、アクセスが遠いですが行くことにしました。

北鯖江PAで車泊した後、4:40頃駐車場につきました。一台のワンボックス車が止まっていますが人がいるか解りません。
駐車場の周りは2m近い雪の壁ができています。まず登山道の入り口を見にいくと国道わきですでに1m以上の雪の壁で
階段ができ、その先に明瞭なトレースが延びていました。これなら山行は成功間違いなしと喜んで車に戻り、準備して
5:02にヘッデンをつけて出発しました。

歩きやすいトレースを楽々と歩いて数百m行くと、突然トレースは消え引き返したようです。そんなバカな。このトレースは
明らかに今日のものだから、あのワンボックスの主がここで諦め、明るくなって誰かが先に行くのを待っていたのかな。
以前、2回来たことがありますが今回に備えて調べ直していなかったので、ここでトレースが無くなるなんて全くの想定外です。
帰るわけにもいかず、道型らしきところを見極めつつ登って行くと左へヘアピンカーブするところで明瞭なトレースが道の外から
始まり、道に沿って登って行きます。変なところからショートカットしてきたなと思いつつ正しいトレースと思いました。

明瞭なトレース V字型の断面が気になります
明瞭なトレース V字型の断面が気になります
やがてあるところで道型は右へゆるく登って行き、トレースは左へゆるく登って行きます。トレースを信用して辿って行きます。
暫くして小さな沢を渡ったところでトレースはぱったり消え、道型すら見当たりません。暗いし林の中で見通しがききません。
全く解らないので仕方なく先ほどの道型のところまで戻り、この方向へ登って行きます。そのうちに、以前来た時、登山口から
真東へ、夏の駐車場へ向けてショートカットした時に通ったことがあることに気づきました。本来の道ではありませんが
現在地と方向が解ったのでほっとしました。

林道終点から尾根に取りつき、その尾根を登って行くと小さな尾根を乗り越して夏の駐車場へ行く道路に出ます。この道路を
ショートカットし、夏の駐車場を横断して登山口へ向かっていて振り返ると越前甲がモルゲンロートに染まっていました。
登山口からすぐに取立山の西尾根端の急な坂になります。ここまでのラッセルでかなり疲れてしまい、できたら大長山、少なくとも
鉢伏山はの考えはとても無理、この急な坂を見ると取立山まで行けるかも不安でした。そこへ壮年の単独男性が追い付いてきて
ラッセルの礼を言われました。この方もここは初めてで、積雪の具合から取立山まで行ければ御の字の気持ちになったそうです。

越前甲のモルゲンロート
越前甲のモルゲンロート
二人で交代してラッセルし何とかこの急坂を登ることにしました。しかし、雪は深くスノーシューを上まで持ち上げられないところもあり
ちょうどテレビで見た、膝で雪を押しつぶしその上に足をおく方法を試してみましたが、60cmくらい下にあるクラストした層で滑って
うまくいかないことが多く、私の足が痙攣し始めこの方に負担をかけてしまいました。

この方の頑張りで何とか急坂をしのぎ尾根へ出ると素晴らしい展望です。テンションは上がりっぱなしです。しかし、まだまだ頂上までは
長く、急なところもあります。そこへ若い単独男性が登ってきて、ラッセルの礼を言い、この先は私が頑張りますからと言ってがしがし
登って行かれました。トレースができたので歩きやすくはなったのですが、今までのラッセルですっかり疲れてスピードは出ず
さらに二人に抜かれ、頂上へは5番目の到着となりました。

取立山頂上
取立山頂上
取立山の頂上からは360度の大展望で、正面に真っ白な白山が神々しく、右手に鉢伏山、経ヶ岳、右後ろに法恩寺山、左前方には
こつぶり山、護摩堂山、左後ろには越前甲などが紺碧の空の下で白く輝き素晴らしい景色です。先頭をいった男性は既に鉢伏山へ
向かって歩いています。ラッセルを一緒にした方は、鉢伏山の方まで行けるところまで行ってみると出発されました。
私は、護摩堂山方面にトレースがあれば周回するつもりでしたがトレースはなく、とても鉢伏山までは行けないのでP1339まで行って
そこから白山を眺めて引き返すことにしました。

頂上から白山を望む
頂上から白山を望む
取立山から下りてP1339へ登りは緩やかでトレースもできているので楽なはずですが、疲れの為足がはかどりません。
P1339からの白山の眺めもまた素晴らしく、諦めた鉢伏山ともども十分写真を撮って引き返しました。
取立山の手前の鞍部まで帰って来ると、お~トレースがこつぶり山へ向かっているではないですか。誰かが行ったようです。
これは疲れているからと言って諦めるわけにはいきません。当然護摩堂山周回をします。

こつぶり山へ向かう
こつぶり山へ向かう
トレースを辿るのは楽チンです。といって安心はいけません。小尾根を下りていくとこつぶり山の頂上にいる人が大声と身振りで
右の谷の方へ下りて行けと教えてくれました。後で聞くと、その方が間違えて尾根端まで来てしまい戻ったので、誤ったトレースが
できてしまったと心配されていたのです。その後来る人も間違えかけるので二人で訂正案内に追われました。
この方(A氏)に護摩堂山への道は御存じですねと聞くと、ここは初めてで知らないし、今日はこつぶり山が目的でこのまま
取立山へ引き返すとのこと。しかし、次々とこちらへ歩いてくる人が見えます。これは護摩堂山へトレースをつけないとまずいのでは
というとGPSを持っているので行けるとは思いますとのこと。そうこうしているうちに私と同年輩の御夫婦が来て、その御主人が
行った経験があり、この方もGPSで方向は解ると言われるので5人のにわかパーティーで護摩堂山へ向かうことになりました。

A氏が先頭でラッセル
A氏が先頭でラッセル
とりあえず私が先頭で尾根を下り始め、途中でA氏に代わっていただき、ついで御主人が先頭をラッセルしていただきました。
この御主人はなかなか御達者で、結構早く歩かれるし要所では躊躇なくGPSで方向を確認するなど頼りになる方でした。
こつぶり山から護摩堂山までの尾根は結構アップダウンがあり、方向も変わるのでトレースがない時は単独ではかなり難しいです。
護摩堂山へ近づくと頂上に何人かいて声を上げていましたが、あちらからは誰も来ていません。
またA氏が先頭を行ってくれて護摩堂峠で一休みしていると、鈴を鳴らしながら軽快に二人組が追い付いてきました。
ありがたい、これで元気な二人にラッセルしてもらえると思いましたが、我々の3~40m後方で休憩に入ったまま動きません。
仕方ないので私が先頭に立ちました。しかし、疲れが溜まって長くは続かず、またA氏に代わっていただき、それから護摩堂山頂上まで
この方がラッセルしてくれました。感謝です。

護摩堂山が近づいてきました
護摩堂山が近づいてきました
頂上からの尾根端に乗ってA氏が一休みし列が停まっていると、さっきの二人組が遅いと言わんばかりにラッセルの礼を言うこともなく
さっさと脇を追い越して行きました。それに4~5人続いて行きました。いろいろな人がいるものです。
直ぐに頂上につきましたがそこからの眺めは取立山以上でした。白山は勿論、別山も遮られることなのない素晴らしい展望です。
頂上には多勢の人が来た踏み跡が一杯で、国道157号のおいの水谷出合からここだけを目指して登られる方が結構おられるようで
それも当然と思うほどの展望です。我々も含めここへ着いて展望を目にした人は皆歓声を上げ喜びました。

護摩堂山から白山を望む
護摩堂山から白山を望む
頂上からは間違えようのないほどのトレースがついていて、初めの下りのコースに踏み跡がなかったらどうしようかという心配は
杞憂に終わりました。ただ、結構急なところがあったり、皆がかってに歩いてトレースが幾筋もついて迷いそうなところがあります。
林道を横断したのは一回きりで尾根沿いに下り出合へピンポイントで下りられました。後はスノーシューを脱いで国道を歩き
駐車地へ歩くだけです。2:44に到着しました。9時間40も歩き、その間9時間はスノーシューでしたがこんな長時間は初めてでした。
最高の天気の下で、雪たっぷりの展望尾根をスノーシューハイクを堪能でき、正月早々の厄払いができたのでしょうか。
最後に編集したユーザー kando1945 [ 2016年2月14日(日) 23:23 ], 累計 1 回
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
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Re: 【白山】取立山でラッセル三昧、苦闘と感動(16.2.11)

投稿記事 by 落第忍者 »

kando1945さん、こんばんは。

稀に見る申し分ない祝日を過ごせたと思っていたのに、上には上があるものですね。
私なんか雪遊びをしたいくせに、多過ぎる雪を避けて綿向山を選択したというのに・・・

今の私からは考えられないでしょうけど、何回か白山へ出かけた時に取立山への標識を見ていながら未踏だったりします。
往復の運転も独りでせねばならないのに、9時間を超える行動時間とは凄すぎますね。
しかもその殆どでスノーシューを装着していたなんて。

俄かラッセル隊ができたようですが、同行者がkando1945さんの実年齢を知ったら驚いたのではないでしょうか。
かなりお若く見えますし、そんな厳しい新雪の時に単独で入られているのですから。

暫く続いていた鬱憤を全て帳消しにするような会心の山行で、本当に良かったですね。
落第忍者
越前
記事: 217
登録日時: 2012年5月16日(水) 15:43

Re: 【白山】取立山でラッセル三昧、苦闘と感動(16.2.11)

投稿記事 by 越前 »

かんどさん、今晩は。

あの日は山登りの為に晴れてくれたような一日でした。
あの快晴下で「白山の展望台」へ行かれたとは、全く羨ましい限りです。 :lol:
でも、タイトルの山域的には【加越国境】あたりがふさわしいのかな?

しかしついぞ最近、ラッセルなどという言葉を目にしたことはなかったですが、なんとラッセル三昧とはお疲れさまでした。
この山は休日の晴れともなれば確実にトレースが期待できるので、全体的に皆さん遅めの出発が多いようです。
出発時間にかかわらず、連なった登山者の列がピークへ到着するのはほぼ同じ時間となる、というわけです。
そこをヘッデンつけて五時からとは頭が下がります。
私も国道から尾根末端近くまでの単独ラッセルを経験してますが、果たしてかんどさんの歳になってもまだあれをヤレるのか甚だ疑問です。
やはりスポーツを継続されてるのが強みなんでしょうね。

山の住人たちの足跡にはよく私も助けられます。なんでコッチなんだろうと思っていると、実に合理的なルート選択だったりします。
たぶん視界の低さを、嗅覚で補っているのではないかと思います。

よほど単独ラッセルに疲れ切ってしまうと、後続の方が見えるとホント嬉しくなりますよね。
雪山独り占めなんて考えはあっさり捨て去り、素直に有難く感じます。

スノーシューのラッセル技法のひとつをお教えします。
締まった雪面に微妙に中途半端な新雪が載っている場合、どうしても不安定な足場となって体力を奪われてしまいます。
スノーシューの爪で表面の新雪を掻きとって、固い雪面を出して爪を利かすようにすればいいですよ。
手間なようで60㎝でも3.4回、慣れれば斜面によってその方法と通常ラッセルが使い分けられるようになってきます。

私は「ラッセル泥棒」という言葉は嫌いですが、確かに他人のトレースを当て込んでの山行を初めから行う方もいます。
そんな輩は雪山をヤル資格がどうのこう言われる方もいますが、どんな力量の登山者であっても「雪山」の魅力は同じです。
ワタシ的には単なる冬山のスタイルの違いでしかないと思います。
山ヤとしての喜びは共通のものだということです。
ただ、「ラッセル有り難う」くらいの言葉もないのは、当人としてはトレースを使うのは「とても当たり前のコト」でしかないからでしょうね。

護摩堂山からの白山はさらに見栄えがいいですよね。あの反射板が少し玉にキズですがね・・・。 :mrgreen:

いい雪山を満喫されたようですね。
またコチラまで足を延ばしてくださいね。
越前
kando1945
記事: 402
登録日時: 2013年1月02日(水) 09:28

Re: 【白山】取立山でラッセル三昧、苦闘と感動(16.2.11)

投稿記事 by kando1945 »

落第忍者さん,こんばんは。

稀に見る申し分ない祝日を過ごせたと思っていたのに、上には上があるものですね。

この日は朝から快晴が続く珍しいくらいの予報でしたから、少し足を延ばしたのが良かったです。

私なんか雪遊びをしたいくせに、多過ぎる雪を避けて綿向山を選択したというのに・・・

アクセスを考えると霊仙山、御池岳などもいいかなという気持ちも出ましたが、めったにないチャンスでしたので。

何回か白山へ出かけた時に取立山への標識を見ていながら未踏だったりします。

真っ白な白山を見たくてネットで調べ、2012年の3月と4月に取立山へ2回、赤兎山へ2回トライしました。
赤兎山へは2回とも失敗しましたが、この2回とも今回と同じような素晴らしい快晴でしたの後悔が残っています。


往復の運転も独りでせねばならないのに、9時間を超える行動時間とは凄すぎますね。

初めの方ですっかり疲れたので、後の方はもうゆっくりゆっくりで歩いたのがよかったのかも。
帰ってから左の膝が痛み出し、12日がピークで昨日今日と和らいできました。
明日のテニスはサポーターをすれば何とかできるまで回復しました。親に感謝です。


俄かラッセル隊ができたようですが、同行者がkando1945さんの実年齢を知ったら驚いたのではないでしょうか。

世の中にはもっと元気な高齢者はいますよ。今回の同年輩の御夫婦の御主人、私よりもっと矍鑠とされてましたよ。

暫く続いていた鬱憤を全て帳消しにするような会心の山行で、本当に良かったですね。

そうです。1月3日に氷の山でガスられ年初からケチがついていましたが、どうやら厄払いできたようです。
最後に編集したユーザー kando1945 [ 2016年2月14日(日) 23:25 ], 累計 1 回
kando1945
記事: 402
登録日時: 2013年1月02日(水) 09:28

Re: 【白山】取立山でラッセル三昧、苦闘と感動(16.2.11)

投稿記事 by kando1945 »

越前さん、こんばんは。

あの日は山登りの為に晴れてくれたような一日でした。あの快晴下で「白山の展望台」へ行かれたとは、全く羨ましい限りです。

今年は近畿一円どこも雪が少なく、やぶこぎでも嘆きの声が聞こえ、スノー衆も本当の藪やら延期やらで
不完全燃焼の方が多い中、こんな有頂天のレポをしてちょっと気が引けています。
:mrgreen:

でも、タイトルの山域的には【加越国境】あたりがふさわしいのかな?

ありがとうございます。山域名かなり迷って白山としましたが、早速訂正します。

この山は休日の晴れともなれば確実にトレースが期待できるので、全体的に皆さん遅めの出発が多いようです。
出発時間にかかわらず、連なった登山者の列がピークへ到着するのはほぼ同じ時間となる、というわけです。

そういうことですか。確実にトレースはあると踏んでいたのですが当てが外れました。 :oops:


私も国道から尾根末端近くまでの単独ラッセルを経験してますが、果たしてかんどさんの歳になってもまだあれをヤレるのか甚だ疑問です。
やはりスポーツを継続されてるのが強みなんでしょうね。

まさに継続は力なりですね。学生時代の運動をやめてから全く運動することなく、50歳ごろテニスを始めました。
まず初心者クラスに入ったのですがメンバーは40代くらいの女性5~6人で、直ぐに息が上がって2分も持続できず
足ももつれて無様な転倒をしました。これではいけないと家の周りのジョギングを始めましたが100mも続きません。
そこで早足のウォーキングから始め、ジョギングをはさみ、少しずつジョギングをのばしていき彼女らに追いつきました。
60歳の頃、大峰奥駈道に参加するため山登りを初め、近場から遠くへ、雪山へとレベルアップしてきました。



よほど単独ラッセルに疲れ切ってしまうと、後続の方が見えるとホント嬉しくなりますよね。

その通りですね。あの尾根への急登は、一人ではまず無理でした。後続の方が来て行こうという勇気がわきました。

スノーシューのラッセル技法のひとつをお教えします。

ありがとうございます。次の機会には試してみます。

そんな輩は雪山をヤル資格がどうのこう言われる方もいますが、どんな力量の登山者であっても「雪山」の魅力は同じです。
ワタシ的には単なる冬山のスタイルの違いでしかないと思います。

おっしゃる通りです。私も殆どトレースを一方的に利用させてもらって、ラッセルしてくれた人にお礼を言っていませんからね。

護摩堂山からの白山はさらに見栄えがいいですよね。あの反射板が少し玉にキズですがね・・・。

取立山からですと右から来る尾根が少し邪魔しますが、護摩堂山からはそれがないですからずっといいと思います。
別山など尾根が全く邪魔しないのではるかにいいです。護摩堂山だけ登るという選択肢もあると思いました。


いい雪山を満喫されたようですね。またコチラまで足を延ばしてくださいね。

白山は、花と紅葉で何回も行かせてもらいます。 :lol:
シュークリーム
記事: 2062
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【加越国境】取立山でラッセル三昧、苦闘と感動(16.2.11)

投稿記事 by シュークリーム »

kandoさん、おはようございます。
冬の取立山は2年前に一度行ったきりですが、白山の展望台として1級品の山ですね。駐車場からすぐにスノーシューを履けるし、難しい場所もないので冬山初級者でも安心して行けるし、頂上からの景色は1級品だし、頂上からはなだらかな雪山散歩が楽しめます。私も時間が取れれば再訪したいと思っています。

大阪から日帰りで往復というのはすごいですね。10時間近くも山歩きをして、そのあとまた大阪に帰られたんですか。お年を考えると素晴らしい体力です。私もあやかりたいものです。

暗いうちから歩き始めるのはいつものことなんですか?私はたいてい明るくなるまで待ってから歩き始めますが。
寡雪の年、良い雪山を楽しむことができて良かったですね。
これからも良い山歩きをお楽しみください。
                         @シュークリーム@
kando1945
記事: 402
登録日時: 2013年1月02日(水) 09:28

Re: 【加越国境】取立山でラッセル三昧、苦闘と感動(16.2.11)

投稿記事 by kando1945 »

シュークリームさん、こんばんは。

冬の取立山は2年前に一度行ったきりですが、白山の展望台として1級品の山ですね。私も時間が取れれば再訪したいと思っています。

私も2012年に取立山が白山展望台というレポを見て、この辺りに行って真っ白な白山が見たくてたまらなくなりました。
3月と4月の間に取立山経由で鉢伏山と大長山へ2回、そして赤兎山へ2回トライしました。赤兎山の時は2回とも今回のような
素晴らしい快晴でしたが失敗し、後悔が残っています。その時のレポがこれです、ご参考になればうれしいです。


鉢伏山(2012.3.4) 素晴らしい白山展望

    http://blogs.yahoo.co.jp/kando1945/1274 ... folderlist

赤兎山大失敗(2012.3.20) 登る尾根を間違え失敗

    http://blogs.yahoo.co.jp/kando1945/12863401.html

赤兎山敗退(2012.4.8) 小原から目指すも力尽く

    http://blogs.yahoo.co.jp/kando1945/13000530.html

大長山(2012.4.15) 地元の人のアシストで達成

        http://blogs.yahoo.co.jp/kando1945/13052254.html

大阪から日帰りで往復というのはすごいですね。10時間近くも山歩きをして、そのあとまた大阪に帰られたんですか。お年を考えると素晴らしい体力です。

運転は苦になりません。楽しいというわけではありませんが、運転していると頭が空っぽになり、流れに身を任せたお気楽な感じになるのです。

暗いうちから歩き始めるのはいつものことなんですか?私はたいてい明るくなるまで待ってから歩き始めますが。

いつもできるだけ早く登り、下りるのがモットーです。4時頃になると草津から大山崎にかけて大渋滞が起きるのでそれを避けたいのと
早朝の方が空がきれいで昼前になると雲が出始めることが多いし、樹氷などは10時頃までが一番きれいだからです。
北アルプスの山小屋も、朝食は弁当でもらい、暗いうちに出発します。


寡雪の年、良い雪山を楽しむことができて良かったですね。これからも良い山歩きをお楽しみください。

ありがとうございます。真っ白な白山の展望を求めて5回目でしたが、今回が最高でした。
今回以上のいい条件が再び訪れるか疑問ですし、このような山行に次第に疲れを感じ始めていますのでどうなることやら。
:lol:
最後に編集したユーザー kando1945 [ 2016年2月18日(木) 22:56 ], 累計 1 回
とよ
記事: 88
登録日時: 2012年2月23日(木) 16:50

Re: 【加越国境】取立山でラッセル三昧、苦闘と感動(16.2.11)

投稿記事 by とよ »

kandoさん、こんにちは。とよです。

勝山まで行けば、たらふく雪三昧できますか~。
明日からの高温と週末の雨でまた雪は減るでしょうから、今月中はその辺りまで遠征しないと駄目ですかね。

スノーシュー行動時間が9時間とは雪を満喫されましたね。
kandoさんにお会いしたことがないのですが、他の方のレスを読んでいるとわたしよりかなり年上のように思われますが、
それでもあちらこちらに遠征されて山を楽しんでおられるので、わたしも同じ年になった時にそうなれるように人生設計しないと!

とにもかくにも、北陸の貴重な休日の快晴と雪を堪能できて良かったですね!
悪い事の後には良いことがあるってことですよ(わたしのもありますように :mrgreen:


とよ
kando1945
記事: 402
登録日時: 2013年1月02日(水) 09:28

Re: 【加越国境】取立山でラッセル三昧、苦闘と感動(16.2.11)

投稿記事 by kando1945 »

とよさん、こんばんは。

勝山まで行けば、たらふく雪三昧できますか~。
明日からの高温と週末の雨でまた雪は減るでしょうから、今月中はその辺りまで遠征しないと駄目ですかね。

そのようです。私の時も、取立山も例年に比べれば雪はずっと少ないとのことでしたが、比良や鈴鹿に比べれば違います。
スノーシューハイクを楽しみたいということであれば、そのくらい足を延ばさなければならいでしょうか


スノーシュー行動時間が9時間とは雪を満喫されましたね。

トレースがなくラッセルに疲れたのは予想外でしたが、快晴の下のスノーシューハイクは予想通りでした。
この辺り5回チャレンジして今回が最高でした。嘆きのオンパレードの真っただ中へのこのレポは気が引けました。
:lol:

kandoさんにお会いしたことがないのですが、他の方のレスを読んでいるとわたしよりかなり年上のように思われますが、
それでもあちらこちらに遠征されて山を楽しんでおられるので、わたしも同じ年になった時にそうなれるように人生設計しないと!

その通りです。HNについている1945は生年です。私は周りの中年の人によく言います。これからの中年は体と頭を鍛えて
死ぬ直前まで自力で生活できる力をつけておかないと、20年30年後は姥捨て山の時代が来るぞと。
中年の早い段階で始めるほど高いレベルで維持できるぞと。私はせいぜい長くて後10年、どうやら逃げおおせることができたよと。
:lol:

とにもかくにも、北陸の貴重な休日の快晴と雪を堪能できて良かったですね!

これ以上望むべくもないほどのスノーシューハイクでした。 :D

悪い事の後には良いことがあるってことですよ(わたしのもありますように )

1月3日、氷の山でガスられ最悪でしたが、その後は御池岳、武奈ヶ岳、八経ヶ岳、霊仙山、取立山と天候に恵まれ5勝1敗です。
「初め悪ければ後はよし」に変更せねばなりません。人生は平等にできておりますから、とよさんにも必ずいい廻りあわせが
来るはず、来るべき、来なければならないはず- - -です。
:mrgreen:
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