【鈴鹿】 厳冬期のイブネとクラシでスノーシューハイク

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おど+
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登録日時: 2014年1月05日(日) 15:55
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【鈴鹿】 厳冬期のイブネとクラシでスノーシューハイク

投稿記事 by おど+ »

 翌週に予定されているスノー衆に使用することもあり、鈴鹿のクラシとイブネへ今季初めてとなるスノーシューハイクに行ってきました。

【 日 付 】 2016年01月24日(日)
【 山 域 】 鈴鹿
【メンバー】 単独
【 天 候 】 晴れ(風強く)
【 ルート 】
時刻(差) 標高 距離 場所
07:05 ------- 0450m 00.0Km 朝明大駐車場 出発
08:10 (01:05) 0803m 02.6Km 根の平峠 (5分滞在)
08:50 (00:40) 0720m 03.6Km ヒロ谷出合
09:15 (00:25) 0714m 04.3Km クラシ谷出合
11:20 (02:05) 1143m 05.7Km クラシ
11:40 (00:20) 1155m 06.2Km イブネ北端 昼食休憩
12:00 (00:20) 1155m 06.2Km イブネ北端 出発
12:05 (00:05) 1160m 06.6Km イブネ
12:45 (00:40) 1042m 08.1Km 杉峠
13:40 (00:55) 0775m 09.8Km コクイ谷出合
14:25 (00:45) 0770m 11.0Km 上水晶谷出合
14:50 (00:25) 0782m 11.8Km ヒロ谷コース合流
15:00 (00:10) 0803m 12.1Km 根の平峠
15:45 (00:45) 0450m 14.7Km 朝明大駐車場 到着
【 距離 】  14.7Km
【 累積標高 】+1320 -1320m
【 時間 】  8時間40分

Picasa(写真) : https://picasaweb.google.com/1058822305 ... directlink

ルートラボ : http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/wat ... 44f0aec828

 前日の土曜日は当所の天気予報で曇で昼から雪の予報となっており、早々に日曜日の計画となりました。 しかし、土曜日に予定していた山域(岐阜県西部)を自宅付近から見ると、陽が差し込んで真っ白な峰々が望めます・・・。 近場の山に行くことにして、鈴鹿と虎子山で迷います。
 結局、天気の回復が望める鈴鹿に行くことに決め、なるべく積雪量の多い山を目指します。 Yahoo地図で積雪量を確認すると、北から「霊仙山」「御池岳」「竜ヶ岳」「御在所岳」「雨乞岳」などが積雪量の多いことが分かりますが、そのほとんどは雪の多い時期に行ったことがあります。
 そこで雪の量も期待できる、鈴鹿最奥地と言われているイブネとクラシへ、朝明渓谷方面から向かうことにしました。
 登山口となる朝明の大駐車場までは、下道でも1時間半で行けるので朝5時半に出発しました。 大寒波が来ると言われていますが、日曜日の朝はそれほど冷え込みは無く、道路の温度計も0度前後を指していました。
 朝明への分岐まで雪を全く見ることはありませんでしたが、県民の森へ向かうと徐々に雪が見られだし、朝明手前まで来ると道路も一部凍結していました。 そのまま奥の大駐車場に到着しますが、予想に反して駐車場には10cmほどの雪で覆われています。 その駐車場に不用意に入ってしまい、暫くスリップして抜け出すのに苦労してしまいました・・・。

 無事に脱出し、駐車場の奥に止めると早速準備をして出発します。 出発時点で、思ったよりも雪が多いので、ワカンではなくスノーシューを背負って向かうことにしました。 ここでストック(ダブルストック)を持ってくるのを忘れたことに気が付きます。 仕方なく、ピッケルだけ持って向かって行きました。
 車の轍が奥まで続いていますが、四駆でないと無理でしょう。 久しぶりに朝明から根の平峠へと向かうため、道を思い出しながら進んでいきますが、前日と思われる踏み跡が峠まで続いていたので迷うことはありませんでした。

 黙々と歩いていきますが、予報通り急速に天気が回復してきました。 久しぶりの本格的な雪道(10~20cm)となりますが、峠までは踏み跡もあり圧雪した道でそれほど苦労しませんでした。
 ブナ清水の分岐が見えてきた辺りから、峠までは傾斜が急となります。 踏み跡を辿り登り切ると、根の平峠に到着しました。 ここで前日までの踏跡は、県境稜線へ二分するものと、神崎川方面のものに別れますが、神崎川方面のものは1人分しかないようです・・・。

 ここで背負ってきたスノーシューを履いていきます。 久しぶりのスノーシューで、点検も兼ねていますが特段問題はありません。 ここからは踏み跡を無視して、フカフカの雪の上を神崎川方面へと降りて行きました。

 人の足跡が少なくなると、代わりにケモノの足跡が目立ってきます。 川沿いの道は、テープを頼りに通過していきます。 スノーシューでの歩きとなり、普段よりは時間が掛かりますが、新雪の上を楽しみながら40分ほどでヒロ谷出合の渡渉点に到着しました。
 ここで神崎川を渡りますが、最後の一歩が広くスノーシューを履いたままでは飛べるか微妙でした。 ここでびしょ濡れになると、生死に関わるのでスノーシューを脱いでジャンプしていきました。 無事に渡り、再度スノーシューを装着したら、クラシ西尾根の末端まで暫くは平坦な川沿いを進みます。

快適なスノーシューハイク
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 一部急斜面のトラバースとなり、滑落しないよう慎重に通過していきます。 クラシ谷が近づき、谷を越える方法に苦慮します。 仕方なく登山道を降りて無難に通過した所で、これからの登りに供えて行動食を摂りながら休憩していきました。

 ここからはクラシまで、一気に400mほどの上りとなります。 尾根に取り付き、傾斜の弱い斜面を選択しながら、右に左に蛇行して標高を稼ぎます。 取り付きから傾斜が一段落すると、雪の上にケモノの足跡と針葉樹の枝を集めた寝床らしきところを通過します。 足跡からタヌキかと思われますが、それらしき姿は見かけませんでした。

寝床?
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 一旦傾斜は緩みますがそれも少しの間のことで、まだまだ急登は続きました。 ここまで枝が張り出し、夏場は歩きたくない所ですが、鈴鹿だけあってここにも赤テープが見られました。 初めの100mを登ると、尾根は左(西)へと曲がります。
 尾根に沿って折れると、これまでとは雰囲気が変わり明るいブナ混じりの二次林となりました。

 また、枝の間からは向かうクラシの山頂も見えてきました。 中間地点となる900mピークへは、急登を登っていきますが、ここは直登を避けて右方向から向かいます。 900mピークを左から巻き気味に通過すると、後方の枝越しに白い山並みが見えていました。 一旦鞍部へ降りてから再度上りとなります。

 一定の傾斜で急登と言うほどではありませんが、この雪の量(20~30cm)では急いでも仕方がありません。 当所の予定では時間があればタイジョウまで向かう予定でしたがこの段階で計画変更し、イブネを経由して下山することにします。

気持ちの良い尾根道を進む
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 途中で北斜面がスッパリと切れた細尾根を通過しますが、北から東に掛けて展望が望めました。

霊仙山は真っ白
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御池岳(ボタンブチも良く見える)
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 短い間ですが細尾根を慎重に通過して、その後も続く長い斜面をジリジリと登っていきます。 我慢して登って行くと、尾根が広がり前方が明るく開けてきました。

 傾斜も若干緩み、東方面の展望が広がります。 近くに濃尾平野や釈迦ヶ岳・御在所岳などがハッキリと見えていますが、北アルプスや南アルプス方面は雪が降っているのか雲で覆われています。

クラシ東斜面は展望地
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 クラシ山頂の展望はないので、ここで休憩がてら暫く写真を撮っていきました。

クラシ東斜面からのパノラマ
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 そして満足した所でクラシへと最後の斜面を登ります。 斜面を登りピークと思われる針葉樹に覆われたピークに向かうと、テープに「クラシ」とだけ書かれ木に巻かれた山頂に到着しました。
 ここは以前訪れた時の記憶の通り展望はありません。 写真だけ取ると通過して、シャクナゲの多い尾根を通り抜け、台地状の尾根へと向いました。

 今回この山域を決めた理由は、この周辺が平坦地で雪が多そうだったからでした。 期待通り、背の低い笹は雪に覆われ、一面の雪景色です。 また、北方向を中心に視界も開け、琵琶湖とその奥に白く湖西や鈴鹿北部の山々などが見えていました。

澄み切った青空に雪の山々
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 この日は、北西からの強い風でこれまでは尾根の下で気が付きませんでしたが、気温以上に寒く感じます。 雪が風に舞い上げられ頬を打ち付けます。 念の為に持ってきた、防寒用の帽子を被り展望を見ながらイブネへと歩いていきます。 昼前になり、上空は雲一つない快晴となりました。 イブネ北端へと登る斜面に取り付くと、強い風で押されるように登っていきます。
 イブネ北端の手前まできた所で、イブネへと向かいかけますが、そろそろ食事としたいところですが、この先に風を避けられるところはありません。 途中で思いとどまり、北端へと向い東斜面を少し降りた所で、昼食休憩としていきました。

 斜面下で風は多少弱まりますが、それでも次第に強くなってきていたので、食事は予定より早めに済ませてイブネへと向いました。 イブネの山頂はこの雪の時期でも、平坦でどこが山頂下分かりません・・・。 この辺だろうと適当に向かうと、標識がありそれと分かります。

 相変わらず風が強く、時間もそれほど余裕は無いので、杉峠へと下山を始めます。 綿向山が白く見えてくると、そちら方面へと向かう尾根を降りて行きました。

 滑るように下りて行き佐目峠に到着すると、ここからは緩やかな登りとなりました。

綿向山アップ
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 一旦登り返して、尾根の上部でタイジョウからの道と合流すると、左手の杉峠へと手前のピークを経由して歩いて行きました。 前方に雨乞岳が大きく見えてきた所で、一気に下りて行き程なく杉峠に到着しました。

 ここまでは歩きやすい道ですが、ここからコクイ谷出合いまでは、何回歩いても分かりにくい道です。

杉峠を後に
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 途中までは緩やかな疎林の斜面を下りて行きますが、植林帯となると沢の上部をトラバースする道で、本来のコースを見失います。 一旦は復帰しますが、矢張り見失いもっと上部にあることは理解していますが、そちらへ登り返す気は起こりません。 幾つか沢の溝を通り抜けて行きますが、その度に登り返すことになり体力と時間を消費していきました。
 そして杉峠から1時間近く掛けて、コクイ谷出合に到着しました。

 ここからも神崎川沿いの道を高巻きしていきます。 斜面上の道に取り付き、沢を見下ろすと、イノシシの親子が突然の訪問者に驚いたのか、雪をラッセルしながら逃げていきます。

 雪で滑らないように慎重に高巻いていきますが、疲れが出始め速度が鈍り始めました。 標識に従い対岸へ渡り、次第に細くなる渓谷沿いを歩いて行きました。 沢沿いの道から遠のき、見晴らしの良い道となると、危険箇所もなく一安心です。

上水晶谷へ
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 道標もあるので指示に従い、上水晶谷出合へと向います。  上水晶谷を越えると、記憶に残る景色を見ながら、根の平峠へと登って行きました。 往路につけた足跡と合流しますが、こちら方面に付けられた自分以外の足跡はないようです・・・。 峠手前の広い斜面で、最後のスノーシューの歩きを楽しみます。

 そして根の平峠に到着すると、ここでスノーシューを脱いで、複数の踏み跡を辿り足早に下山していきました。 結局、この日は山の中では誰とも合う事の無い、静かな山行となりました。

おど+
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わりばし
記事: 1767
登録日時: 2011年2月20日(日) 16:55
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】 厳冬期のイブネとクラシでスノーシューハイク

投稿記事 by わりばし »

おはようございます、おどさん。

  一旦傾斜は緩みますがそれも少しの間のことで、まだまだ急登は続きました。 ここまで枝が張り出し、夏場は歩きたくない所ですが、鈴鹿だけあってここにも赤テープが見られました。 初めの100mを登ると、尾根は左(西)へと曲がります。
 尾根に沿って折れると、これまでとは雰囲気が変わり明るいブナ混じりの二次林となりました。

この尾根いい感じですよね。
今回の逆コースに雨乞をからめて昔歩きました。

http://old.yabukogi.net/patio/read.cgi? ... ast&no=579

 一定の傾斜で急登と言うほどではありませんが、この雪の量(20~30cm)では急いでも仕方がありません。 当所の予定では時間があればタイジョウまで向かう予定でしたがこの段階で計画変更し、イブネを経由して下山することにします。

雪もしっかり固まっていないので、時間がかかりますね。

  今回この山域を決めた理由は、この周辺が平坦地で雪が多そうだったからでした。 期待通り、背の低い笹は雪に覆われ、一面の雪景色です。 また、北方向を中心に視界も開け、琵琶湖とその奥に白く湖西や鈴鹿北部の山々などが見えていました。

ここは天気が良いと最高ですね。
大きな雨乞が横たわっていたでしょ。
IMG_3476.jpg
 この日は、北西からの強い風でこれまでは尾根の下で気が付きませんでしたが、気温以上に寒く感じます。 雪が風に舞い上げられ頬を打ち付けます。 念の為に持ってきた、防寒用の帽子を被り展望を見ながらイブネへと歩いていきます。 昼前になり、上空は雲一つない快晴となりました。 イブネ北端へと登る斜面に取り付くと、強い風で押されるように登っていきます。
 イブネ北端の手前まできた所で、イブネへと向かいかけますが、そろそろ食事としたいところですが、この先に風を避けられるところはありません。 途中で思いとどまり、北端へと向い東斜面を少し降りた所で、昼食休憩としていきました。

この天気に恵まれったんだからしょうがないか?
風が無いとのんびり楽しめる所ですが。


一旦登り返して、尾根の上部でタイジョウからの道と合流すると、左手の杉峠へと手前のピークを経由して歩いて行きました。 前方に雨乞岳が大きく見えてきた所で、一気に下りて行き程なく杉峠に到着しました。
 ここまでは歩きやすい道ですが、ここからコクイ谷出合いまでは、何回歩いても分かりにくい道です。

ここを下った時は杉峠から飯場跡がわかりにくかったなあ。

  ここからも神崎川沿いの道を高巻きしていきます。 斜面上の道に取り付き、沢を見下ろすと、イノシシの親子が突然の訪問者に驚いたのか、雪をラッセルしながら逃げていきます。

この時期にここで猪は見たことないなあ。
例年より雪が少ないからかなあ。

 そして根の平峠に到着すると、ここでスノーシューを脱いで、複数の踏み跡を辿り足早に下山していきました。 結局、この日は山の中では誰とも合う事の無い、静かな山行となりました。

静かでいいコースですよね。
お疲れ様でした。

                                      わりばし
おど+
記事: 241
登録日時: 2014年1月05日(日) 15:55
お住まい: 愛知県
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Re: 【鈴鹿】 厳冬期のイブネとクラシでスノーシューハイク

投稿記事 by おど+ »

わりばしさん、こんにちは。

>この尾根いい感じですよね。

クラシの東尾根、中腹辺りからブナが多くなり気持よく登れました。 また、芽ぶきの時季や紅葉の時に歩いてみたいですね。

>雪もしっかり固まっていないので、時間がかかりますね。

スノーしゅ~目的なので仕方ありませんが、フワフワの雪で上りに苦労しました。

>ここは天気が良いと最高ですね。
>大きな雨乞が横たわっていたでしょ。

これですね -> 画像

>ここを下った時は杉峠から飯場跡がわかりにくかったなあ。

途中、石積みを見かけたので、その辺りが集落跡と鉱山跡でしょうかね。

>この時期にここで猪は見たことないなあ。
>例年より雪が少ないからかなあ。

雪が少ないということはありませんでした。 少なくとも今日現在はさらに積もって50cmほどあるのでは?

逃げるイノシシ
画像

>静かでいいコースですよね。

ホントですね。 誰とも合いませんから。(笑)

おど+
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【鈴鹿】 厳冬期のイブネとクラシでスノーシューハイク

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20160123-20.jpg

おどさん、こんばんは。スノー衆ではルート工作よろしくです。
ちょっと気になる文面が目に付いたのでチョッカイです。

 前日の土曜日は当所の天気予報で曇で昼から雪の予報となっており、
早々に日曜日の計画となりました。


はい。土曜日の昼までは天気は崩れない。
日曜日は西風が強く、山はガスに覆われると予想したのですが・・・・

澄み切った青空に雪の山々

う~む。青空でしたか。

この日は、北西からの強い風で、気温以上に寒く感じます。
上空は雲一つない快晴となりました。


風が強くてもガスにならないんだ。ドーして?
グー理論が覆されたぞ。

幾つか沢の溝を通り抜けて行きますが、その度に登り返すことになり体力と時間を消費していきました。
雪で滑らないように慎重に高巻いていきますが、疲れが出始め速度が鈍り始めました。


おどさんに「体力の消耗」「疲れ」「速度が鈍り」は似合いません。

ファイトー !!!!


              グー(伊勢山上住人)
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】 厳冬期のイブネとクラシでスノーシューハイク

投稿記事 by Kasaya »

おど+さん こんばんは

【 日 付 】 2016年01月24日(日)
【 天 候 】 晴れ(風強く)
 前日の土曜日は当所の天気予報で曇で昼から雪の予報となっており、早々に日曜日の計画となりました。 しかし、土曜日に予定していた山域(岐阜県西部)を自宅付近から見ると、陽が差し込んで真っ白な峰々が望めます・・・。

この週末の天気は結構判断に迷いましたね。土曜日は曇りで日曜は天気がいいかもしれないが、寒波が入ってきて風も強く凄く寒そうで。
結局私達は土曜日に御池に行きましたが、寒くない点では良かった。しかし日曜日の御池のレポをヤマレコで読むと寒いものの青空が
望めたようで、これはこれでよかったのかと。
イブネも寒くはあったようですが、写真で見ると天気は良さそうですね。

 今回この山域を決めた理由は、この周辺が平坦地で雪が多そうだったからでした。 期待通り、背の低い笹は雪に覆われ、一面の雪景色です。 また、北方向を中心に視界も開け、琵琶湖とその奥に白く湖西や鈴鹿北部の山々などが見えていました。
冬の御池には確か2回行っていますがいずれも天候が悪く、展望が良かった記憶がありません。一度晴れた日に行ってみたいですねえ。


 この日は、北西からの強い風でこれまでは尾根の下で気が付きませんでしたが、気温以上に寒く感じます。 雪が風に舞い上げられ頬を打ち付けます。 念の為に持ってきた、防寒用の帽子を被り展望を見ながらイブネへと歩いていきます。 昼前になり、上空は雲一つない快晴となりました。 イブネ北端へと登る斜面に取り付くと、強い風で押されるように登っていきます。 
やっぱり風が強く寒かったんですねえ。

  途中までは緩やかな疎林の斜面を下りて行きますが、植林帯となると沢の上部をトラバースする道で、本来のコースを見失います。 一旦は復帰しますが、矢張り見失いもっと上部にあることは理解していますが、そちらへ登り返す気は起こりません。 幾つか沢の溝を通り抜けて行きますが、その度に登り返すことになり体力と時間を消費していきました。
これは雪道で分かりづらいということでしょうか。夏道を辿る分にはあまり分かりづらいという印象がないので。

 そして根の平峠に到着すると、ここでスノーシューを脱いで、複数の踏み跡を辿り足早に下山していきました。 結局、この日は山の中では誰とも合う事の無い、静かな山行となりました。
イブネでも誰にも会いませんでしたか。強風と寒さを皆敬遠したのでしょうか。かく言う私も、日曜日は休養していましたが。
でも静かでいい山行のようで何より。

次週は快晴のなかを一緒に歩けたらいいですね
kasaya
おど+
記事: 241
登録日時: 2014年1月05日(日) 15:55
お住まい: 愛知県
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Re: 【鈴鹿】 厳冬期のイブネとクラシでスノーシューハイク

投稿記事 by おど+ »

グーさん、こんにちは。

>おどさん、こんばんは。スノー衆ではルート工作よろしくです。

そのツモリで体力温存中です。 :D

>はい。土曜日の昼までは天気は崩れない。
>日曜日は西風が強く、山はガスに覆われると予想したのですが・・・・

>風が強くてもガスにならないんだ。ドーして?
>グー理論が覆されたぞ。

今回の様に冷気が南下している場合は、風は強くても鈴鹿は快晴になることが多いですね。

>おどさんに「体力の消耗」「疲れ」「速度が鈍り」は似合いません。

 雪歩きは、普段の登山では使っていない筋肉を消耗するので疲れます・・・。(筋肉痛にはなりませんが)

おど+
おど+
記事: 241
登録日時: 2014年1月05日(日) 15:55
お住まい: 愛知県
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Re: 【鈴鹿】 厳冬期のイブネとクラシでスノーシューハイク

投稿記事 by おど+ »

kasayaさん、こんにちは。

>この週末の天気は結構判断に迷いましたね。土曜日は曇りで日曜は天気がいいかもしれないが、寒波が入ってきて風も強く凄く寒そうで。
>結局私達は土曜日に御池に行きましたが、寒くない点では良かった。しかし日曜日の御池のレポをヤマレコで読むと寒いものの青空が
>望めたようで、これはこれでよかったのかと。

 土曜日前日の遅い時間の予報で状況が良い方に変わりましたね。 結局土曜日に雪は降ることも無く、日曜日はまずまずの天気となりました。

>冬の御池には確か2回行っていますがいずれも天候が悪く、展望が良かった記憶がありません。一度晴れた日に行ってみたいですねえ。

冬に御池は何回も行っているので、最高の天気も2回ほど経験していますが、白(青)いドリーネが綺麗ですね。

>これは雪道で分かりづらいということでしょうか。夏道を辿る分にはあまり分かりづらいという印象がないので。

 杉峠からクラシ谷までは、千種街道ですが、古い道から途中付け直されているので、雪が積もるとどこが道かわからなくなります。
 注意深くテープを追えばいいのでしょうが、どうしても雪道だと(どこでも歩けるので)歩き方が雑になります。

>イブネでも誰にも会いませんでしたか。強風と寒さを皆敬遠したのでしょうか。かく言う私も、日曜日は休養していましたが。
>でも静かでいい山行のようで何より。

 朝明も車が少なかったので、来たものの雪が多いのでやめた方や、寒いのを嫌った方が多かったのかも知れません。(帰りは自分除いて駐車していたのは1台だけでした)

>次週は快晴のなかを一緒に歩けたらいいですね

 はい、週末楽しみですね。 最新の天気予報で、日曜日の美濃方面は朝から快晴となりそうです。

おど+
とよ
記事: 88
登録日時: 2012年2月23日(木) 16:50

Re: 【鈴鹿】 厳冬期のイブネとクラシでスノーシューハイク

投稿記事 by とよ »

おど+さん、ご無沙汰しております。とよです。

家の用事が入ってしまい延期しましたが、実は同じ日に全く同じコースを計画しておりました :o

ポイントは神崎川とクラシ谷の渡渉、杉峠からのルートファインディングですね。

しかし、鈴鹿なのにヒトがいないというのは魅力的です。
イブネからの展望も最高ですね。

このレポを参考に、後追いさせていただきます!

ちなみにエスケープルートはどこを考えられていましたか?


とよ
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【鈴鹿】 厳冬期のイブネとクラシでスノーシューハイク

投稿記事 by Kasaya »

おど+さん こんばんは
すみません。下記の御池はイブネの間違いです。
話の流れからしてもおかしいですよね。
>冬の御池には確か2回行っていますがいずれも天候が悪く、展望が良かった記憶がありません。一度晴れた日に行ってみたいですねえ。
晴れた御池は何度か行っています。今度は晴れた日のイブネを狙いたいと思っています。
kasaya
おど+
記事: 241
登録日時: 2014年1月05日(日) 15:55
お住まい: 愛知県
連絡する:

Re: 【鈴鹿】 厳冬期のイブネとクラシでスノーシューハイク

投稿記事 by おど+ »

とよさん、こんばんは。

>家の用事が入ってしまい延期しましたが、実は同じ日に全く同じコースを計画しておりました :o

それは奇遇でした。 同じコースとは偶然ですね。

>ポイントは神崎川とクラシ谷の渡渉、杉峠からのルートファインディングですね。

渡渉はまだしも、杉峠から下とコクイ谷出合以降がこの季節は難ありですね。

>このレポを参考に、後追いさせていただきます!

来週(2/6か7)行かれるのでしょうか? 今週頭は大雪だったので、もう少し締まった来週ならば問題なさそうですね。

>ちなみにエスケープルートはどこを考えられていましたか?

エスケープルートは特に考えていませんでした・・・。 と言うか、イブネから杉峠経由の下山ルートがエスケープルートでした。(当初はタイジョウまでのツモリだったので)
何れにしても、鈴鹿はどこでも歩けるので、いざとなればなんとかなるかなと。

※時間切れの場合は、イブネ北端から南東尾根で、最後に北東尾根でクラシ谷出合方面に下山も考えていました。

おど+
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