【日 付】2016年1月16日(土)
【山 域】台高
【コース】R425林道入口付近8:00-林道より京良谷入渓8:20-8:40京良谷駅9:30-寄り道-12:00R425林道入口付近
【メンバー】kzo
最近わりばしさんやzippさんのトロッコや索道、古道の記事が立て続けにアップされ、一気に宿題が山積みになってしまいました。
昨年より何度か北山索道の京良谷駅を探していたのですが空振り続きで頭打ちになっていましたが、zippさんより教えていただき、見つけることができました。ありがとうございます。
知識が未熟な上慣れない投稿ですので稚拙レポートですがお許しください。
空振りを含めた軌跡 汚いログですみません・・・
R425から京良谷林道が分かれる広場に車を止め、川を渡ります。今日は水量少なく長靴で余裕です。
しばらくで林道は京良谷を橋で横切りますが、ここから谷を歩いてみます。
入渓すぐで谷床にワイヤが落ちていました。太さも北山索道のものと合致します。
更に先にはレールも落ちていました。
谷床のワイヤ たぶん北山索道のものでしょう
右岸にある道を辿り、小さなコンクリート堰提を通過します。すぐ上流の左岸に大きなコンクリートの壁が現れました。おそらくzippさんのアドバイスはこれの事を指しているんだ、と思い、少し上流より左岸に移ります。
右岸に移り、コンクリート壁の上に作られた人工地盤の上に来ました。残骸は少ないですが、III型のコンクリート基礎、支柱基礎、トンネルの出口、井桁のレールがありました。残念ながらワイヤやプーリなどの索道部品は見つけられませんでした。
III型の基礎 京良谷は動力駅だった?
一通り見たあと、少し上部にあるトンネル出口を見ます。蓋は無く、奥まで見通せますが真っ暗。
動力にはエンジンの他、水力も使用したそうですので有力な証拠となりますが、この中を水が通っていたのか、どこに繋がっているのかは不明でした。因みにトンネル出口の標高は356mを指していました。
トンネル出口 上部に明かりとり?が数個確認できました。
トンネル上部はすぐに大きな車道跡があり、更に上部の林道から分岐していました。
これを使いトラックで片付けた、ということでしょうか。
帰りはこの道を使いました。
このあと京良谷左岸の標高400m付近にある道を使い、P694.4から南へ降りていく尾根に向かいました。
前回歩いた時に標高350m付近に立派な石垣のある水平道があったので、ついでに見てみようと思いましたが、
崩落が激しくトレース失敗、何かわからないまま下山しました。
R425が復活したら更に奥の駅に行きたいと思っています。またよろしくお願いします。
【台高】北山索道 京良谷駅
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Re: 【台高】北山索道 京良谷駅
おはようございます、kzoさん。
最近わりばしさんやzippさんのトロッコや索道、古道の記事が立て続けにアップされ、一気に宿題が山積みになってしまいました。
昨年より何度か北山索道の京良谷駅を探していたのですが空振り続きで頭打ちになっていましたが、zippさんより教えていただき、見つけることができました。ありがとうございます。
良かったですね。
谷筋から見るのと尾根筋から見るのでは景色が違いますから。
R425から京良谷林道が分かれる広場に車を止め、川を渡ります。今日は水量少なく長靴で余裕です。
しばらくで林道は京良谷を橋で横切りますが、ここから谷を歩いてみます。
入渓すぐで谷床にワイヤが落ちていました。太さも北山索道のものと合致します。
更に先にはレールも落ちていました。
ワイヤの判断なんかさすがです。
期待が持てる入りですね。
右岸にある道を辿り、小さなコンクリート堰提を通過します。すぐ上流の左岸に大きなコンクリートの壁が現れました。おそらくzippさんのアドバイスはこれの事を指しているんだ、と思い、少し上流より左岸に移ります。
右岸に移り、コンクリート壁の上に作られた人工地盤の上に来ました。残骸は少ないですが、III型のコンクリート基礎、支柱基礎、トンネルの出口、井桁のレールがありました。残念ながらワイヤやプーリなどの索道部品は見つけられませんでした。
とりあえず、おめでとうござます。
III型の基礎 京良谷は動力駅だった?
一通り見たあと、少し上部にあるトンネル出口を見ます。蓋は無く、奥まで見通せますが真っ暗。
動力にはエンジンの他、水力も使用したそうですので有力な証拠となりますが、この中を水が通っていたのか、どこに繋がっているのかは不明でした。因みにトンネル出口の標高は356mを指していました。
新たな宿題が出てきていいですねえ。
北山索道は、当初は蒸気を動力として途中から電力に切り替えたようですね。
トンネル上部はすぐに大きな車道跡があり、更に上部の林道から分岐していました。
これを使いトラックで片付けた、ということでしょうか。
帰りはこの道を使いました。
このあと京良谷左岸の標高400m付近にある道を使い、P694.4から南へ降りていく尾根に向かいました。
前回歩いた時に標高350m付近に立派な石垣のある水平道があったので、ついでに見てみようと思いましたが、
崩落が激しくトレース失敗、何かわからないまま下山しました。
私は新参者であんまりわかっていないのですが・・・
このあたりは、時代によって炭焼きの道であったり杣道・木馬道・トロッコ道・索道・林道、もっと前はとりもち猟の道だったりとさまざまな重なりがあるのがおもしろいですね。
興味の尽きないエリアです。
R425が復活したら更に奥の駅に行きたいと思っています。またよろしくお願いします。
また、いろいろ教えてください。
わりばし
最近わりばしさんやzippさんのトロッコや索道、古道の記事が立て続けにアップされ、一気に宿題が山積みになってしまいました。
昨年より何度か北山索道の京良谷駅を探していたのですが空振り続きで頭打ちになっていましたが、zippさんより教えていただき、見つけることができました。ありがとうございます。
良かったですね。
谷筋から見るのと尾根筋から見るのでは景色が違いますから。
R425から京良谷林道が分かれる広場に車を止め、川を渡ります。今日は水量少なく長靴で余裕です。
しばらくで林道は京良谷を橋で横切りますが、ここから谷を歩いてみます。
入渓すぐで谷床にワイヤが落ちていました。太さも北山索道のものと合致します。
更に先にはレールも落ちていました。
ワイヤの判断なんかさすがです。
期待が持てる入りですね。
右岸にある道を辿り、小さなコンクリート堰提を通過します。すぐ上流の左岸に大きなコンクリートの壁が現れました。おそらくzippさんのアドバイスはこれの事を指しているんだ、と思い、少し上流より左岸に移ります。
右岸に移り、コンクリート壁の上に作られた人工地盤の上に来ました。残骸は少ないですが、III型のコンクリート基礎、支柱基礎、トンネルの出口、井桁のレールがありました。残念ながらワイヤやプーリなどの索道部品は見つけられませんでした。
とりあえず、おめでとうござます。
III型の基礎 京良谷は動力駅だった?
一通り見たあと、少し上部にあるトンネル出口を見ます。蓋は無く、奥まで見通せますが真っ暗。
動力にはエンジンの他、水力も使用したそうですので有力な証拠となりますが、この中を水が通っていたのか、どこに繋がっているのかは不明でした。因みにトンネル出口の標高は356mを指していました。
新たな宿題が出てきていいですねえ。
北山索道は、当初は蒸気を動力として途中から電力に切り替えたようですね。
トンネル上部はすぐに大きな車道跡があり、更に上部の林道から分岐していました。
これを使いトラックで片付けた、ということでしょうか。
帰りはこの道を使いました。
このあと京良谷左岸の標高400m付近にある道を使い、P694.4から南へ降りていく尾根に向かいました。
前回歩いた時に標高350m付近に立派な石垣のある水平道があったので、ついでに見てみようと思いましたが、
崩落が激しくトレース失敗、何かわからないまま下山しました。
私は新参者であんまりわかっていないのですが・・・
このあたりは、時代によって炭焼きの道であったり杣道・木馬道・トロッコ道・索道・林道、もっと前はとりもち猟の道だったりとさまざまな重なりがあるのがおもしろいですね。
興味の尽きないエリアです。
R425が復活したら更に奥の駅に行きたいと思っています。またよろしくお願いします。
また、いろいろ教えてください。
わりばし
最後に編集したユーザー わりばし [ 2016年1月19日(火) 06:16 ], 累計 1 回
Re: 【台高】北山索道 京良谷駅
kzo さん、こんばんは。
昨年より何度か北山索道の京良谷駅を探していたのですが空振り続きで頭打ちになっていましたが、zippさんより教えていただき、見つけることができました。ありがとうございます。
改めて確認してから書けばよかったのに、アバウトな書き方ですみませぬ。
けど、見つけられたから、ヨシ!か(^^;。
空振りを含めた軌跡 汚いログですみません・・・
随分歩き廻られてますね~。
尾根でも索道の鉄塔ぢゃない、木塔?跡も無かったのかな?
しばらくで林道は京良谷を橋で横切りますが、ここから谷を歩いてみます。
こんなところから、谷歩きさせてごめんねぇ(^^;。
更に先にはレールも落ちていました。
そういえば、レールはあったような…記憶が。
右すぐ上流の左岸に大きなコンクリートの壁が現れました。おそらくzippさんのアドバイスはこれの事を指しているんだ、と思い、少し上流より左岸に移ります。
右岸に移り、コンクリート壁の上に作られた人工地盤の上に来ました。残骸は少ないですが、III型のコンクリート基礎、支柱基礎、トンネルの出口、井桁のレールがありました。残念ながらワイヤやプーリなどの索道部品は見つけられませんでした。
ここを何度も読んだんだけど・・・。
右岸ですか。わたしはこの右岸には登ってないな。樹の無い原野っぽいところだったかな?
そこが、京良谷の駅跡とすればいいんだけど。
わたしが指摘したかったのは、さらに上流に辿ると谷横に石垣で覆われた台地が左岸にあって、そこのことなんです。
当時のメモに下記のように書き残してました。
『13:10 送水堰の手前左岸に石積みされた広い平地があった。ビン等散乱し、カマド跡らしきものも残る。北山索道の古和谷駅を彷彿とさせるが、ワイヤー類は一切なし。』
[attachment=1]P6242015_800.jpg[/attachment]
[attachment=0]P6242018_640.jpg[/attachment]
III型の基礎 京良谷は動力駅だった?
もしかして、又口川本流京良谷出合上の堰との絡みの水力発電所施設???
R425が復活したら更に奥の駅に行きたいと思っています。またよろしくお願いします。
・・・内緒だけど...、通れるよ。大型車でない限りね。県境を越えたところで川側が崩落しているけど、十分安全に通れます。
工事が無ければね。
zipp
Re: 【台高】北山索道 京良谷駅
わりばしさんレスありがとうございます!
精査&追加調査が必要になるかも、という状態です。合ってる可能性ももちろん残っています。
谷底のワイヤは合ってると思うんですが。。。どれも証拠品が少なすぎて推測の域を出ないですよね・・・
ここが目的地?というのがわからず、現地の状態と資料で推測するのが、この山登りのスタイルで醍醐味なんですよ!と強がっておきます(笑)
日帰りで行けるところに、こんな深い歴史のあるところがあって、本当にラッキーです。
私もまだまだ通うと思います。またいろいろ教えてください。
それが・・・一緒に調査しているJOINさんからは、今回の場所はちょっと辻褄が合わないのでは?という指摘をもらいました。ワイヤの判断なんかさすがです。
期待が持てる入りですね。
精査&追加調査が必要になるかも、という状態です。合ってる可能性ももちろん残っています。
谷底のワイヤは合ってると思うんですが。。。どれも証拠品が少なすぎて推測の域を出ないですよね・・・
ここが目的地?というのがわからず、現地の状態と資料で推測するのが、この山登りのスタイルで醍醐味なんですよ!と強がっておきます(笑)
本当にそう思います。以前にこの山域で出会った方は「私は高い山より深い山が好き」とおっしゃっていました。私は新参者であんまりわかっていないのですが・・・
このあたりは、時代によって炭焼きの道であったり杣道・木馬道・トロッコ道・索道・林道、もっと前はとりもち猟の道だったりとさまざまな重なりがあるのがおもしろいですね。
興味の尽きないエリアです。
日帰りで行けるところに、こんな深い歴史のあるところがあって、本当にラッキーです。
私もまだまだ通うと思います。またいろいろ教えてください。
Re: 【台高】北山索道 京良谷駅
zippさんこんばんは。
残念ながらこの辺りでは何も決定的な物は見つけられていません。古和谷駅が決定的なので期待して探しているのですが。。。
右すぐ上流の左岸に大きなコンクリートの壁が現れました。おそらくzippさんのアドバイスはこれの事を指しているんだ、と思い、少し上流より左岸に移ります。
右岸に移り、コンクリート壁の上に作られた人工地盤の上に来ました。残骸は少ないですが、III型のコンクリート基礎、支柱基礎、トンネルの出口、井桁のレールがありました。残念ながらワイヤやプーリなどの索道部品は見つけられませんでした。
JOINさんからの指摘に、今回の場所は大正時代のものにしては大きなコンクリート壁や送水トンネル等、規模が大きすぎないか。というものがありました。
確かにそうですよね。。。ここは水力発電所の施設だったのかもしれませんね。
送水堰手前左岸の石垣は記事に入れてませんでしたが、堰の直前左岸で確認しました。あれ?でもzippさんの写真と違うような気がする・・・堰までの左岸に何箇所かあるんでしょうか。何かあるかも、と思ったのですが、隅っこにコンクリートの小さい何かがある以外はビンとレンガしか確認できませんでした。(銘柄を気にしたつもりでしたがフマキラーは発見できず)林道に近いせいか、きれいに片付けられてますよね。不思議です。規模が年代相応なので、こちらが索道駅だった、という可能性はあると思います。 隅っこのコンクリートの何か
・・・うーん、機会を見てもう一回行ってきます!
R425が復活したら更に奥の駅に行きたいと思っています。またよろしくお願いします。
ありがとうございます!
中間支柱でも良いので何か見つかってくれ!と思いながら探しているのですが、
随分歩き廻られてますね~。
尾根でも索道の鉄塔ぢゃない、木塔?跡も無かったのかな?
残念ながらこの辺りでは何も決定的な物は見つけられていません。古和谷駅が決定的なので期待して探しているのですが。。。
いえいえ!谷底はモノが集まっていて、近くに遺構があるかが判ります。今回もヒントが出てきて楽しかったです。こんなところから、谷歩きさせてごめんねぇ(^^;。
右すぐ上流の左岸に大きなコンクリートの壁が現れました。おそらくzippさんのアドバイスはこれの事を指しているんだ、と思い、少し上流より左岸に移ります。
右岸に移り、コンクリート壁の上に作られた人工地盤の上に来ました。残骸は少ないですが、III型のコンクリート基礎、支柱基礎、トンネルの出口、井桁のレールがありました。残念ながらワイヤやプーリなどの索道部品は見つけられませんでした。
すいません左岸の間違いです。記事は左岸コンクリート壁の上に行った、という意図でした。ここを何度も読んだんだけど・・・。
右岸ですか。わたしはこの右岸には登ってないな。樹の無い原野っぽいところだったかな?
そこが、京良谷の駅跡とすればいいんだけど。
わたしが指摘したかったのは、さらに上流に辿ると谷横に石垣で覆われた台地が左岸にあって、そこのことなんです。
当時のメモに下記のように書き残してました。
『13:10 送水堰の手前左岸に石積みされた広い平地があった。ビン等散乱し、カマド跡らしきものも残る。北山索道の古和谷駅を彷彿とさせるが、ワイヤー類は一切なし。』
III型の基礎 京良谷は動力駅だった?
もしかして、又口川本流京良谷出合上の堰との絡みの水力発電所施設???
JOINさんからの指摘に、今回の場所は大正時代のものにしては大きなコンクリート壁や送水トンネル等、規模が大きすぎないか。というものがありました。
確かにそうですよね。。。ここは水力発電所の施設だったのかもしれませんね。
送水堰手前左岸の石垣は記事に入れてませんでしたが、堰の直前左岸で確認しました。あれ?でもzippさんの写真と違うような気がする・・・堰までの左岸に何箇所かあるんでしょうか。何かあるかも、と思ったのですが、隅っこにコンクリートの小さい何かがある以外はビンとレンガしか確認できませんでした。(銘柄を気にしたつもりでしたがフマキラーは発見できず)林道に近いせいか、きれいに片付けられてますよね。不思議です。規模が年代相応なので、こちらが索道駅だった、という可能性はあると思います。 隅っこのコンクリートの何か
・・・うーん、機会を見てもう一回行ってきます!
R425が復活したら更に奥の駅に行きたいと思っています。またよろしくお願いします。
良い(?)情報ありがとうございます!古和谷のような遺構が残っている様願って、近いうちに行ってきます。・・・内緒だけど...、通れるよ。大型車でない限りね。県境を越えたところで川側が崩落しているけど、十分安全に通れます。
工事が無ければね。
ありがとうございます!