【台高】喜平小屋大滝氷瀑&TWさん御用達ルート

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グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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【台高】喜平小屋大滝氷瀑&TWさん御用達ルート

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

緑の線はGPSが電波を捕捉しなかった部分です。
緑の線はGPSが電波を捕捉しなかった部分です。

「千石山の等高線の推測書いてみたんですがどうですかね?
 グーさん現地確認してみてくださいよ、私も行きたいところですけど・・・」

絶不調のTWさんからの要請には、グー動かない訳にはいきません。



【 日 付 】  平成28年1月16日(土)
【 山 域 】  台高
【 天 候 】  雲量の多い 晴れ
【 ルート】  千石林道ゲート7:40---11:40喜平小屋大滝---14:00千石山横---16:00喜平小屋谷出合---17:30駐車地
【メンバー】  グー単独


暖冬だから氷瀑は期待できないけど、片付けておきたいこともあるし。
と喜平小屋谷からの周回に出かけた。

千石林道ゲートに雪は全く無い。
が、今日のコースを考えて冬靴・アイゼン・ピッケルの装備で出発する。

[attachment=6]20160116-10.jpg[/attachment]

木の葉がすっかり落ち、五段の滝がよく見える。
木々の枝先はほんのりピンク色。まるで早春の色だ。

前回通った時、喜平小屋谷出合への水平道を倒木が邪魔していた。
今日はこれを片付けようとノコギリを持ってきた。
2・3本のつもりでいたが意外に倒木が多くて時間がかかった。

喜平小屋谷出合は全く氷結していない。すんなりいつも通りの渡渉。
「このぶんでは氷瀑はなしだな」

二俣の出合も氷結してなかったのに、左俣の下の滝は薄いながらも全面氷瀑になっていてビックリ。
「これなら大滝の氷瀑も期待できるな」

大滝へのアプローチは氷結している。ここでアイゼンを装着する。
こうなると次は足を置いた氷が割れて剥がれ落ちないことを祈る。

[attachment=5]20160116-19.jpg[/attachment]

大滝は氷瀑になっていた。氷筍も高さはまだ1mほどであるが盛り上がっていた。
期待していなかっただけに大滝の氷瀑を見ることができて嬉しい。

左俣から大滝の落ち口への巻き道にも倒木が何本もあるが処理はまた次回。

谷には積雪が無く、石の上をアイゼンで歩くのは、不安定。
踏ん張っての歩きが続いたので足の裏がつりそうになる。

[attachment=4]20160116-22.jpg[/attachment]

次の右俣の氷瀑も見応えがあった。
上の二俣はまだ歩いたことの無い左俣を遡る。
水が切れたところにテン泊適地があった。
谷を離れ斜面を登り縦走路に乗ったが、西風が冷たい。
縦走路の東側斜面の鹿道を辿って歩く。
前方の傾斜がきつくなってきたので、稜線に登り上がると千石山三角点の東だった。

[attachment=3]20160116-28.jpg[/attachment]

シャッポ尾根を少し下り、喜平小屋谷の出合への下降点には目印の赤テープがひと巻きされていて、明瞭に水平の踏み跡が付いている。

[attachment=2]20160116-29.jpg[/attachment]

しかし、尾根の下り始めは・・・・「こんな所下ることが出来るの?」の印象だ。
立ち木を掴み、段差の大きいところでは尻を地面につけて足を伸ばす。
尾根が分岐している。「どっちかな?」と見るとテープが右の尾根へ導いてくれていた。

さて問題のCo1150の等高線の引き方だが・・・・・

[attachment=1]20160116-31.jpg[/attachment]

尾根と谷の間の標高差は5mほどしかない。
10m間隔の等高線ではその差を表記することは出来ない。
現地でじっくりと見回していると地形図の等高線の引き方も間違っていないように見える。
が、地形図から受ける印象は尾根通しで歩いているのに谷を渡るように読める。

[attachment=0]20160116-96.jpg[/attachment]

ガンガン頻繁にこの尾根を歩いていたTWさんの5m補助曲線はさすが秀逸です。
グーは笑ってしまったが、現地の印象はまさにTWさんの描いた線の通りだった。



                     グー(伊勢山上住人)
添付ファイル
TWさんが引いた5m補助曲線
TWさんが引いた5m補助曲線
谷と尾根の標高差は5mほど
谷と尾根の標高差は5mほど
こんな所下りていっても大丈夫なの?
こんな所下りていっても大丈夫なの?
下降点の水平踏み跡
下降点の水平踏み跡
20160116-22.jpg
20160116-19.jpg
20160116-10.jpg
最後に編集したユーザー グー(伊勢山上住人) [ 2016年1月19日(火) 05:59 ], 累計 2 回
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【台高】喜平小屋大滝氷瀑&TWさん御用達ルート

投稿記事 by zipp »


 グーさん、こんばんは。

【 ルート】  千石林道ゲート7:40---11:40喜平小屋大滝---14:00千石山横---16:00喜平小屋谷出合---17:30駐車地
【メンバー】  グー単独

 単独で長時間は、珍しいですね! :mrgreen:

前回通った時、喜平小屋谷出合への水平道を倒木が邪魔していた。
今日はこれを片付けようとノコギリを持ってきた。

 最近のノコギリ山行、ご苦労様。
いいノコギリを手に入れられたのでしょうか?

喜平小屋谷出合は全く氷結していない。すんなりいつも通りの渡渉。
 こんなところも氷結するの?

大滝は氷瀑になっていた。氷筍も高さはまだ1mほどであるが盛り上がっていた。
期待していなかっただけに大滝の氷瀑を見ることができて嬉しい。

 雨が降らず、水量が少ないこととここんところ寒気が続いてたからかな。
しかし、昨晩はけっこう雨が降ったろうね。今日あたりは雪だろうけど。

次の右俣の氷瀑も見応えがあった。
 おっ、いいですね。

さて問題のCo1150の等高線の引き方だが・・・・・
尾根と谷の間の標高差は5mほどしかない。
10m間隔の等高線ではその差を表記することは出来ない。
現地でじっくりと見回していると地形図の等高線の引き方も間違っていないように見える。
が、地形図から受ける印象は尾根通しで歩いているのに谷を渡るように読める。

 なんや、ようわかりませぬ・・・。

 今週末は、ソコソコ台高に積雪がありそうですね。

   zipp
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【台高】喜平小屋大滝氷瀑&TWさん御用達ルート

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

左俣の一番下の滝
左俣の一番下の滝

zippさん、こんばんは。
やっと根雪になるのでしょうか?今冬は台高での雪洞遊びはナシですかね?

 単独で長時間は、珍しいですね!

喜平小屋大滝でお昼前。それから千石山まで登りに行きましたから。

 最近のノコギリ山行、ご苦労様。
いいノコギリを手に入れられたのでしょうか?


コ○リの量販モノですが、山行後は自分で目立てをしています。

(喜平小屋谷出合) こんなところも氷結するの?

ソー言や、凍っていた記憶はないですね。

(さて問題のCo1150の等高線の引き方だが・・・・・)
 なんや、ようわかりませぬ・・・。


はい。TWさんのCo1145補助曲線の検証に行ってきました。
TWさん御用達ルートだけあって、よく記憶されていますわ。
グーのアルツ&エエカゲンなうろ覚えとは大違い。

しかし、このルートはグーの足には負担が大き過ぎます。
疲れた~。 あんまり使いたくないルートです。

                グー(伊勢山上住人)
とよ
記事: 88
登録日時: 2012年2月23日(木) 16:50

Re: 【台高】喜平小屋大滝氷瀑&TWさん御用達ルート

投稿記事 by とよ »

ぐーさん、ごぶさたしております。とよです。
登山道の整備お疲れ様でした。実はこの日の朝わたし高見トンネルを通っておりまして、千石山から笹ヶ峰のブナ林にも魅かれましたが初志貫徹で姫越山へ向かいました :D
ピーカンで熊野灘がきれいで、芦浜でまったりして帰ってきました。

大滝は氷瀑になっていた。氷筍も高さはまだ1mほどであるが盛り上がっていた。
期待していなかっただけに大滝の氷瀑を見ることができて嬉しい。


いいですね~。地形によっては凍っている場所もあるんですね。
後追いしたいところですが、喜平小屋谷の遡行は行ったことないのでちょっと自信ありませーん。


ガンガン頻繁にこの尾根を歩いていたTWさんの5m補助曲線はさすが秀逸です。
グーは笑ってしまったが、現地の印象はまさにTWさんの描いた線の通りだった。


わたしも後追いしようと先日の山日和さんとグーさんのやりとりを読んで本来の地形を想像していたのですが、よく判りませんでした。しかし、TWさんの補助線とグーさんの写真でよく判りました :D


とよ
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【台高】喜平小屋大滝氷瀑&TWさん御用達ルート

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20160116-17.jpg

とよさん、オヒサ!
若手ラッセル要員、期待していまっせ!!

千石山から笹ヶ峰のブナ林にも魅かれましたが初志貫徹で姫越山へ向かいました
ピーカンで熊野灘がきれいで、芦浜でまったりして帰ってきました。


そう。「ピーカン芦浜でまったり」は最高です。
でも、それは雪遊びが楽しめない吹雪で厳しい日の息抜きですよ。

いいですね~。地形によっては凍っている場所もあるんですね。

暖冬と思い込んでいたから、氷瀑が見られてビックリ・にっこり。

後追いしたいところですが、喜平小屋谷の遡行は行ったことないのでちょっと自信ありませーん。

まず気候のよい時に一度歩いてみてから氷瀑見物に行って下さい。

地形を想像していたのですが、よく判りませんでした。
しかし、TWさんの補助線とグーさんの写真でよく判りました



高さ5m・巾10m弱・長さ50mの尾根がCo1140と1150の間に横たわっているとは
いくら地形図を読んでも分からないですよね。
TWさんの観察眼と記憶力はスゴイわ。グーとえらい違いです。


               グー(伊勢山上住人)

後でメールを送りますね。
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