【御嶽山】鎮魂登山～濁河から飛騨頂上、継子岳

[副館長]

【 日　付 】平成27年7月20日（月・祝）
【 山　域 】御嶽山
【メンバー】kasaya氏ほか1人(NK氏) 計3人
【 天　候 】晴れ
【 ルート 】濁河8:10→10:55五の池小屋11:30→時計回りで継子岳12:05→13:40時計回りで五の池小屋13:55→16:10濁河

3連休、台風一過の快晴というわけには行かなかったが、だんだん天気が良くなってくる傾向なので、連休最終日にどこかに行こうと友人のNK氏に相談したところ、候補の1つに御嶽山を上げてくれた。濁河温泉からの登山は7月1日から可能となっている。kasaya氏も誘ったところ、見つからない人が何人もいる中で「まだ御嶽は…」と躊躇したものの、継子岳が被災地から離れていることを知って、やっぱり参加したいとのこと。なんと彼は、今までに御嶽山に田の原から1回しか登ったことがないとのことで、土地勘がないらしい。いろんなルートでいろんな季節に毎年1～2回登っていた私にしてみれば信じられない。御池には毎月のように登っているのに。不思議な人だ。
一宮木曽川インターを5時15分ごろに入り、制限速度少しオーバーで走り、濁河には8時過ぎに到着。一番上の駐車場に、最後の1台で止めることができた。
出発すると、雨上がりなのか地面は濡れている。NK氏はペースがゆっくりなので、先頭を行くkasaya氏も気をつかってゆっくり歩いてくれて、非常に助かる。いつもそんな調子でお願いします。

原生林、樹林帯を進むと、やたらに虫が多い。休憩すると耳の中にも入ってきそうである。結局、森林限界を超え、ハイマツの高山帯に入るまでダメだった。高山帯に入ると、ほどなく五の池小屋に到着。小屋の手前はコマクサの群生地がある。
五の池は水がないこともあるが、今回は水を湛えていた。五の池小屋のテラスで昼食とした。非常に快適でkasaya氏は、スイスの山を思い出すと言っていた。

昼食後は四の池を時計回りに継子岳へ。頂上から時計回りに進んだところにはコマクサの群生地がある。昔は、保護のためか、立入禁止と書かれていた頃もあった。入ると、油断すると踏んでしまうほどの群生だった。しかし、今は通路が仕切られていて、その中は安心して踏まずに歩ける。何だか昔より減ったように感じる。

私とNK氏は、全く別の店で勝ったにもかかわらず、同じ上着を持ってきたので非常にショックを受けました。

四の池は東側が切れていて川のようになっており、池になっていない。そこから南へ登ると三の池が見える。三の池はブルーのグラデーションの綺麗な水面である。一方、剣ヶ峰の方を見ると、ガスが掛かり気味ではあるが、山肌がセメントで塗りこまれたように灰色になっている。これは噴火の影響か？

三の池と四の池の間を歩き、五の池小屋に戻った。それにしてもNK氏は遅い。本人は快活に「大丈夫」というが、バテているとしか思えなかった。

下山は再び虫の洗礼を浴びた。16時過ぎに濁河に戻った。
名古屋からは手軽な3000m峰の御嶽、やっぱり良い山だな。濁河から登るのは久しぶりだったが、噴火の影響なく、楽しむことができた。

[Kasaya]

副館長さん　こんばんは
kasaya氏も誘ったところ、見つからない人が何人もいる中で「まだ御嶽は…」と躊躇したものの、継子岳が被災地から離れていることを知って、やっぱり参加したいとのこと。
継子岳を地図で見て、捜索している人が来るような場所でもないし、せっかくのお誘いだったので参加しました。

なんと彼は、今までに御嶽山に田の原から1回しか登ったことがないとのことで、土地勘がないらしい。いろんなルートでいろんな季節に毎年1～2回登っていた私にしてみれば信じられない。御池には毎月のように登っているのに。
どうも同じ山に何度も登る傾向があるようです。高山では白山がそうかなあ。彼方此方のルートから登ろうとしています。
じっくり山が味わえる気がして。でもたまには他のところにも行かないとね

一番上の駐車場に、最後の1台で止めることができた。
駐車地関係は何度か行かないと分かりませんね。同行に人がいると助かります。

先頭を行くkasaya氏も気をつかってゆっくり歩いてくれて、非常に助かる。いつもそんな調子でお願いします。
副館長と二人だとお互い速くなってしまいますね。今回は距離も短く筋肉痛はなかったです。

五の池小屋のテラスで昼食とした。非常に快適でkasaya氏は、スイスの山を思い出すと言っていた。
アイガー北壁を見ながらテラスでビールを飲んだような。スケールは違うけど同じような雰囲気でした。

昔は、保護のためか、立入禁止と書かれていた頃もあった。入ると、油断すると踏んでしまうほどの群生だった。しかし、今は通路が仕切られていて、その中は安心して踏まずに歩ける。何だか昔より減ったように感じる。
数は分かりませんが盛りをちょっとすぎた感じでしたねえ。足の踏み場がない程と事前に聞いていたのでちょっと期待はずれでした・。

私とNK氏は、全く別の店で勝ったにもかかわらず、同じ上着を持ってきたので非常にショックを受けました。
二人ともよおく似合ってました。

一方、剣ヶ峰の方を見ると、ガスが掛かり気味ではあるが、山肌がセメントで塗りこまれたように灰色になっている。これは噴火の影響か？
アレを見るとやっぱり少し暗い気持ちになります。ＴＶで映し出される山頂の風景そのものでした。

下山は再び虫の洗礼を浴びた。16時過ぎに濁河に戻った。
あの虫の中ではコーヒーブレイクどころではないですねえ。

名古屋からは手軽な3000m峰の御嶽、やっぱり良い山だな。濁河から登るのは久しぶりだったが、噴火の影響なく、楽しむことができた。
確かに近いですね。濁川コースは変化に飛んでいるし少し見直しました。心置きなく登れるようになるといいなと思います。
kasaya

[副館長]

kasayaさん　こんばんは

アイガー北壁を見ながらテラスでビールを飲んだような。スケールは違うけど同じような雰囲気でした。
国際人のkasaya氏らしいコメントです。うらやましい。

足の踏み場がない程と事前に聞いていたのでちょっと期待はずれでした。
時期のせいなのか、そもそも減ったのか。昔は、油断すると踏んでしまいそうな群落だったです。

アレを見るとやっぱり少し暗い気持ちになります。ＴＶで映し出される山頂の風景そのものでした。
噴火の影響が今もありますが、名古屋からは本当に近い山です。ロープウェイ側（ロープウェイ駅あるいは中の湯）から三の池に出る道が通れるようになれば、そこにもご案内したいです。三の池から二の池に上がれるようになったら、二の池に出た瞬間の光景はそれはまた素晴らしいですよ。

副館長

[山日和]

副館長さん、こんばんは。

kasaya氏も誘ったところ、見つからない人が何人もいる中で「まだ御嶽は…」と躊躇したものの、継子岳が被災地から離れていることを知って、やっぱり参加したいとのこと。

私もまだちょっと躊躇われます。登っても心から楽しめない気がして。普通の遭難現場なら別に気にしないんですけどね。

なんと彼は、今までに御嶽山に田の原から1回しか登ったことがないとのことで、土地勘がないらしい。いろんなルートでいろんな季節に毎年1～2回登っていた私にしてみれば信じられない。御池には毎月のように登っているのに。不思議な人だ。

kasayaさんからしたら、副館長さんが不思議な人に見えるのでは？

NK氏はペースがゆっくりなので、先頭を行くkasaya氏も気をつかってゆっくり歩いてくれて、非常に助かる。いつもそんな調子でお願いします。

それがパーティーというものでしょう。みんな自分のペースで歩いてバラバラになったんではパーティーとは呼べません。

昼食後は四の池を時計回りに継子岳へ。頂上から時計回りに進んだところにはコマクサの群生地がある。

私が濁河温泉から登ったのは45年も前の話です。初めて高山で、継子岳や摩利支天岳に寄ろうという気も起きませんでした。
なんせ中学2年の単独行だったもんで。

名古屋からは手軽な3000m峰の御嶽、やっぱり良い山だな。濁河から登るのは久しぶりだったが、噴火の影響なく、楽しむことができた。

私はまだ当分やめときます。
2年前に久しぶりに登って、ちょっと課題もあったんですけどね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　山日和

[副館長]

山日和さん、こんばんは。

kasayaさんからしたら、副館長さんが不思議な人に見えるのでは？
やっぱり、コアなやぶこぎのメンバーからは、そう見えるかもしれませんね。

私が濁河温泉から登ったのは45年も前の話です。初めて高山で、継子岳や摩利支天岳に寄ろうという気も起きませんでした。
なんせ中学2年の単独行だったもんで。
中学2年で、濁河から単独行って 、濁河に行くだけでも難しいのに。まさか中学生の時に車を運転していたとか？

副館長