たなぼたの南白山は渓&雪渓の耐久コースだった

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たんぽぽ
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登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

たなぼたの南白山は渓&雪渓の耐久コースだった

投稿記事 by たんぽぽ »

【日時】2011年6月12日(日)
【山域】白山
【天候】晴のち曇のち雨
【メンバー】とっちゃん、たんぽぽ
【コース】
   大白川 5:20---地獄谷 6:00 --- 白水湖最上部 7:00 --- 曲り谷出合 8:40 --- 二俣(1,600m地点) 10:50
   --- 最終雪渓取付き(1,900m地点)12:00 --- 13:40 南白山 14:20 --- 二俣(1,600m地点) 15:30
   --- 曲り谷出合 16:50 --- 白水湖最上部 18:00 ---地獄谷 19:00--- 大白川 19:25


ふ~たん編隊飛行の2011年春山の集大成として、湯谷そして別山谷から攻める南白山を予定していた。
ところが白山公園線の開通が遅れ、延期にしていた決行日も生憎の雨模様となってしまった。
その翌日、天候回復の兆しが出てきたが、ふ~さんには予定があるので編隊飛行はできない。
ならば、一人で別山谷の偵察でもしてこようと思っていたところへとっちゃんメールが入った。
白山周辺ならどこでもいいから連れてってメールのようでもあるが、とっちゃんを侮るなかれである。
実は南白山攻めは2年ほど前から周到な準備を進めていた、もちろんとっちゃんは知るはずもない。
白山からの撮影画像で詰める雪渓を十分に検討、そして昨年のふ~たん編隊焼滑山行はその前哨戦とでもいうべきものだった。
彼女は鋭くもその匂いを敏感にかぎつけ、しかも絶妙なタイミングでメールを入れてきたのだ。
恐るべし、甲賀くのいち。
2年前からの周到な計画、結局は緑色ラインに決まった。
2年前からの周到な計画、結局は緑色ラインに決まった。
別山谷偵察という名目にしては早すぎる5時過ぎのスタートとなった。
まず最初のハードルは地獄谷の徒渉だ。
いつもなら辛うじて山靴で渉れるのだが、雨上がりということで今回は少々難しい。
裸足になって沢に入ると・・・
ギエ~ッ!!メチャ冷たいやんけ!
体温が急激に下がって頭がフラフラ、めまいがしそうだ。
とっちゃんはと言えば、ちょっと冷たいだけよとさめた顔、やはり沢オンナは水に強い!
地獄谷を渡ればすぐに湯谷に入るための試練が待ち受けている、湖岸のへつり歩きだ。
とっちゃんに尻込みする様子はない、もうすでに行け行けどんどんモードに入っているらしい。

白水湖畔をクリアすれば湯谷への入渓資格を授かり、しばらくはのんびりと河原歩きが続く。
焼滑へと続く沢を覗くと昨年より雪が少ない様子、今年は残雪豊富と思っていたのにどういうことだ。
しばらく進むと、いつもはなんとか渉っていた徒渉ポイントが水量が多くて越せない。
これから先は何度も徒渉を繰り返すので、足元を沢装束に固めることにした。
沢モードに入ると勢いづくのがとっちゃん。
天気が悪ければ山菜採りなどでお茶を濁すつもりでいたのに、どうやら彼女は本気で南白山を狙ってるようだ。
別山谷に入ると残雪が出てくる
別山谷に入ると残雪が出てくる
狭く険しいイチロザ谷を見送るとすぐに曲り谷出合となる。
イチロザ谷とは対照的に明るく開けた曲り谷の奥には、伸びやかな白山主稜線が見渡せる。
この辺りから湯谷は別山谷と名を変えて、谷らしい雰囲気になってくる。
幾度も渡渉を繰り返している間に、とっちゃんにトラブルが発生した。
沢のど真ん中にかがみ込んでもがいているではないか、どうしたのかと思えばストックの先を沢の中の岩に食いつかれたようだ。
オトコには食いつかれなくても岩には食いつかれるらしい。
早速ぽぽんた出動、引いてもダメなら押してみろでストックはスッと抜けた、女性を口説く時と同じ要領だ。
土砂にまみれた巨大デブリ帯に入ると前方に大滝が姿を現し、思わぬ滝の出現で二人は大喜び。
タロタキ谷にかかる大滝だ、この滝が谷の名前の由来なのだろう。
滝を見上げるビューポイントでひと休みと腰を下ろせば、周囲には山菜がわんさか。
南白山でのランチに使う山菜も調達していこう。

箱谷出合からは待望の雪渓に乗ることができたので、ここで山靴&アイゼンに履き替える。
遡行してきた別山谷を振り返れば、ずっとゴーロ続きで心配していた難所もなく余裕で歩くことができた。
おかげで箱谷出合到着は10時、南白山登頂はすでに射程圏内だ、否が応にも本気モードにスイッチが入ってしまった。
ところがとっちゃんは雪の上に出ると徐々にその勢いが薄れていく。
どうしたことだろう、雪渓が心配なのか、帰路が心配なのか、ここまで来てしまったことを後悔しているようにすら見える。
やはり沢オンナは水の中に置けということか。
タロタキ谷、大滝が上に見える
タロタキ谷、大滝が上に見える
ルリビタキの囀りが響き渡る1,600m地点の二俣は広々とした気持ちのいいところだ。
近くに小滝があってテン泊するにも絶好のポイント、ゾロ谷の1,900m地点と雰囲気がよく似ている。
南白山へとのびる左俣が思いのほか狭いので、念のためにとっちゃんのGPSで確認をとってもらう。
間違いはない、どんどん進んでいこう、ぽぽんたのモチメーターはすでに振り切れている。
南白山の頂に向かっては何本もの雪渓が伸びている中で、今回選んだのは西側から2本目の雪渓だ。
この雪渓に入るにはまず1,750m地点でクランク状に曲がらなくてはいけない。
細い雪渓が複雑に入り組んでいる様子は、まるでどこかの路地裏でも歩いてるような錯覚に陥るほどだ。
そんな地形なので当然のことながら正確な地図読みが要求されてくる、間違えると後でしんどい思いをするので慎重にならざるを得ない。

目的の最終雪渓を目指すには、これより更にもう1本東の雪渓に入ることとなる。
その入口は短いながらも40度くらいの斜度があり、その上で岩場が顔を出している。
岩場まで登ったところで下を見ると、急斜面に喘ぐとっちゃんから泣きが入った。
「急すぎて帰りは下れないよ~」「ピッケル出したいよ~」
ここでピッケルを出すことは危険なので、もうひと頑張りしてもらい岩場まで登りきってもらおう。
岩場の乗越しはホールドがなくて危険だ、思わず昨年ゾロ谷での滑落が脳裏をかすめる。
まず自分が無事に通過、とっちゃんをお助けひもでピックアップできた。
ここまで難所がなく順調すぎるくらいに登ってきた、やはり1ヶ所くらいは緊張する場面があったほうが楽しいというものだ。
雪渓を登る背後には白山御前峰の雄姿が立派で、いやがおうにもペースが早まる。
しかしとっちゃんのペースは上がらない、今年は雪山に誘ってくれないとぼやいていた彼女。
今日はやっと一緒に雪山歩きができたのだからがんばろう。

最終雪渓を登りきれば別山は指呼の距離、今日の主役は白山よりも別山と言っていいだろう。
雪の消えた稜線には背の低いオオシラビソ混じりのブッシュが広がっている。
南白山は別山東尾根の中でも最たるピークなので踏み跡を期待していたが、そんな考えは甘かった。
山頂と思えそうなところでKUMOかDJFのピンクリボンを探すが見当たらない、どうやら看板もないようだ。
南白山は想像以上のヘンタイピークだったのか!
三角点を探すもなかなか見つからず焦りかけていると、クマザサの中に隠れた標高2168.7mの三角点を見つけた。
「とっちゃ~ん!あったど~っ!」二人で喜び合って写真を撮りまくる。
ワンデイで南白山がやれるなんて・・・夢のような瞬間だ。
ここが一番キツイところ、がんばれとっちゃん!
ここが一番キツイところ、がんばれとっちゃん!
山頂のすぐ西、見晴らしのいい雪田で手短にランチタイムとした。
荷物が多いのでストーブを持ってこなかったというとっちゃんに白山名物にんにくラーメンを振舞う。
やはりこの季節はまだ温かいものが嬉しい。
食事をしながらの山座同定、遥か南には昨年みんなで登った滝波山、すぐ足元には芦倉山、丸山、初河山。
三ノ峰から別山平、大平壁の様子は手に取るようにわかる。
北には昨年とっちゃんたちと歩いた北弥陀ヶ原の尾根が長々と横たわっている。

腹ごしらえが済めば残り時間は少ないのですぐに下山だ。
楽しい雪渓下りは一気に箱谷出合まで駆けたいところだが、とっちゃんにとって雪渓下りは大問題。
なかなか下りてこないとっちゃんに途中から下りのレクチャータイムとなる。
イチニイ、イチニイ、イチニイと一緒にヒールキックで下る。
難所の下降をパスするために小尾根を乗越して西側の雪渓を偵察、問題ないことを確認してとっちゃんにOKコールを出す。
二人でスルスル~っと隣りの雪渓に滑り込めば、後は次第に傾斜は緩くなってひと安心。
ところがとっちゃんの表情が次第におかしくなってきた、なんだかポヨヨ~ンとした顔をしてアニメのポニョのようだ。
後で聞けば脱水状態でひどく気分が悪かったらしい。
もう一息だ、とっちゃんガンバ!ガンバ!
もう一息だ、とっちゃんガンバ!ガンバ!
雪渓を下りきると曇り空から雨粒が落ちてきた、天気予報では晴れのち曇りだったのにハメられた。
沈黙の下山が延々と続いたあと、ようやく白水湖最上部まで戻ってきた。
雨の中、難儀な湖畔も無事に通過、ほぼ予定通りの19時に地獄谷まで戻り、「とっちゃん無事終了おめでとう」と声をかける。
するとずっと元気のなかった彼女から笑みがこぼれ、とても救われたような気持ちになれた。
最後は露天風呂で締めたいところだが時間が遅すぎるだろう。
だめもとでロッジの管理人さんを尋ねてみる。
管理人 「ああっ、お久しぶりです。どうぞゆっくりと温まっていって下さい。」
ぽぽんた「ありがとうございます、今日は5時スタートで南白山でした。」
管理人さんからの温かい言葉に涙がちょちょぎれる思いがした。

南白山はふ~さんと約束の山であっただけに、一緒に登頂できなかったことが残念であり申し訳ない思いでいっぱいだ。
その一方で、この春はとっちゃんに雪山のお誘いをしなかった償いができてホッとしている。
いずれにせよとっちゃんには、棚からぼた餅の南白山となったことには間違いない。
長丁場につきあってくれたとっちゃんにありがとう。
最後に編集したユーザー たんぽぽ [ 2011年6月16日(木) 20:21 ], 累計 1 回
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山日和
記事: 3582
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: たなぼたの南白山は渓&雪渓の耐久コースだった

投稿記事 by 山日和 »

たんぽぽさん、こんばんは。
「南白山日帰り」ホントにやっちゃったんですね~。すごいね~。

   大白川 5:20---地獄谷 6:00 --- 白水湖最上部 7:00 --- 曲り谷出合 8:40 --- 二俣(1,600m地点) 10:50
   --- 最終雪渓取付き(1,900m地点)12:00 --- 13:40 南白山 14:20 --- 二俣(1,600m地点) 15:30
   --- 曲り谷出合 16:50 --- 白水湖最上部 18:00 ---地獄谷 19:00--- 大白川 19:25


しかしまあ、なんともすごい行動時間ですね。


しばらく進むと、いつもはなんとか渉っていた徒渉ポイントが水量が多くて越せない。
これから先は何度も徒渉を繰り返すので、足元を沢装束に固めることにした。


なるほど、沢装備も必要なわけね。5月中頃だとどんな感じなんでしょう。

この辺りから湯谷は別山谷と名を変えて、谷らしい雰囲気になってくる。

別山に向かって違う水系の3本の別山谷がありますね。こんなとこは他にないでしょうねえ。

箱谷出合からは待望の雪渓に乗ることができたので、ここで山靴&アイゼンに履き替える。

いよいよ始まりましたね。でも雪渓の状態がちょっと心配。

ところがとっちゃんは雪の上に出ると徐々にその勢いが薄れていく。
どうしたことだろう、雪渓が心配なのか、帰路が心配なのか、ここまで来てしまったことを後悔しているようにすら見える。


単に登りに弱いだけでしょう。

間違いはない、どんどん進んでいこう、ぽぽんたのモチメーターはすでに振り切れている。

おおーっ、序盤とえらい違い。(^^ゞ

細い雪渓が複雑に入り組んでいる様子は、まるでどこかの路地裏でも歩いてるような錯覚に陥るほどだ。
そんな地形なので当然のことながら正確な地図読みが要求されてくる、間違えると後でしんどい思いをするので慎重にならざるを得ない。


先の見えない細い雪渓は気を遣いますね。一本間違えてもとんでもないところへ出てしまう可能性あります。

岩場まで登ったところで下を見ると、急斜面に喘ぐとっちゃんから泣きが入った。
「急すぎて帰りは下れないよ~」「ピッケル出したいよ~」


こういう場面は弱いとっちゃんです。

ここまで難所がなく順調すぎるくらいに登ってきた、やはり1ヶ所くらいは緊張する場面があったほうが楽しいというものだ。

余裕ですね~。確かに少しぐらいアトラクションがないと面白くないですが、たんぽぽさんは派手なアトラクションが多過ぎるような気が・・・

しかしとっちゃんのペースは上がらない、今年は雪山に誘ってくれないとぼやいていた彼女。
今日はやっと一緒に雪山歩きができたのだからがんばろう。


頑張れとっちゃん!!

南白山は想像以上のヘンタイピークだったのか!

そんなところから登ってきたあなた方がヘンタイです。(^_^;)

三角点を探すもなかなか見つからず焦りかけていると、クマザサの中に隠れた標高2168.7mの三角点を見つけた。
「とっちゃ~ん!あったど~っ!」二人で喜び合って写真を撮りまくる。
ワンデイで南白山がやれるなんて・・・夢のような瞬間だ。


やりましたね~。しかし出発から8時間以上!! 帰りは大丈夫かいな?

楽しい雪渓下りは一気に箱谷出合まで駆けたいところだが、とっちゃんにとって雪渓下りは大問題。

こういう下りは一気に駈け降りたいところですが・・・

ところがとっちゃんの表情が次第におかしくなってきた、なんだかポヨヨ~ンとした顔をしてアニメのポニョのようだ。
後で聞けば脱水状態でひどく気分が悪かったらしい。


水分補給を怠ったかな?こんなとこで倒れられたらエライこっちゃ。

雨の中、難儀な湖畔も無事に通過、ほぼ予定通りの19時に地獄谷まで戻り、「とっちゃん無事終了おめでとう」と声をかける。
するとずっと元気のなかった彼女から笑みがこぼれ、とても救われたような気持ちになれた。


19時で予定通り?ここまでくればもう安心ですね。

最後は露天風呂で締めたいところだが時間が遅すぎるだろう。
だめもとでロッジの管理人さんを尋ねてみる。
管理人 「ああっ、お久しぶりです。どうぞゆっくりと温まっていって下さい。」
ぽぽんた「ありがとうございます、今日は5時スタートで南白山でした。」
管理人さんからの温かい言葉に涙がちょちょぎれる思いがした。


いい締めくくりでしたね~。しかしたんぽぽさん、ここでは顔なんですね~。(^^♪

                        山日和
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: たなぼたの南白山は渓&雪渓の耐久コースだった

投稿記事 by とっちゃん »

ぽぽんたちゃん、こんばんは。

ロングルートのロングレポアップですね~。

平瀬道が開通したら、一度は白山周辺に行こうと思っていたところ、ぽぽんたちゃんが、白山周辺の谷にお出ましと聞いて、タイミングがバッチリでした。
たろーちゃんは、土日1泊2日で、白山だったので平瀬でばったり会えるかも~っと、話していたんですが、このコースタイムじゃ、平瀬での遭遇はあり得ませんね~。


[quote
ふ~たん編隊飛行の2011年春山の集大成として、湯谷そして別山谷から攻める南白山を予定していた。
ところが白山公園線の開通が遅れ、延期にしていた決行日も生憎の雨模様となってしまった。
その翌日、天候回復の兆しが出てきたが、ふ~さんには予定があるので編隊飛行はできない。
ならば、一人で別山谷の偵察でもしてこようと思っていたところへとっちゃんメールが入った。

昨年の小白山枇杷倉山をかわきりに、滝波山、赤摩木等の雪山に、ぽぽんたちゃん&ふ~さんと一緒に楽しんだんだけど、今年は、猿山は、震災で中止、穴毛谷はアクシデントで敗退。ふ~・たん編隊チームとの雪山が行けてないまま、今シーズンの雪山終了かと思いきや~。グットタイミング。しかし、下見(偵察ムード)なら、やっぱり止めとこうかな?と迷ったものの、結局GO~と参加してよかった~。

ふ~さんに、なんとか都合つけて参加できないの~っと、メールするも、大事な用事があって、今回、三人揃うことができないことが超残念だったね。やっぱり、行くぜ~の返信期待したんだけど。


実は南白山攻めは2年ほど前から周到な準備を進めていた、もちろんとっちゃんは知るはずもない。
白山からの撮影画像で詰める雪渓を十分に検討、そして昨年のふ~たん編隊焼滑山行はその前哨戦とでもいうべきものだった。
彼女は鋭くもその匂いを敏感にかぎつけ、しかも絶妙なタイミングでメールを入れてきたのだ。
恐るべし、甲賀くのいち。

テクマクマヤコン?テクマクマヤコン?魔法の鏡には何でも映るのよ~。♪

別山谷偵察という名目にしては早すぎる5時過ぎのスタートとなった。

偵察では、なんだか力が出ないわ~。おおっ、5時スタートでならば、稜線まで登り景色が見られるのでは?と、力が湧いてくる私でありました。


まず最初のハードルは地獄谷の徒渉だ。
いつもなら辛うじて山靴で渉れるのだが、雨上がりということで今回は少々難しい。
裸足になって沢に入ると・・・
ギエ~ッ!!メチャ冷たいやんけ!
体温が急激に下がって頭がフラフラ、めまいがしそうだ。
とっちゃんはと言えば、ちょっと冷たいだけよとさめた顔、やはり沢オンナは水に強い!

前々日~前日の午前中にかけて雨が降っちゃってるからね~。
雪解け水に素足の徒渉と言えど、そんな大そうな~。なんだか、出だしからぽぽんたちゃんは、テンション下がってたね~。ほんまに行く気あるん?


地獄谷を渡ればすぐに湯谷に入るための試練が待ち受けている、湖岸のへつり歩きだ。
とっちゃんに尻込みする様子はない、もうすでに行け行けどんどんモードに入っているらしい。
P6120015.JPG
ここで、キャー、あの湖岸をへつって行くの~っとでも言えばいいんだけれど、そういう芸とは無縁なんだよね~。おあいそなしで、すんません。

白水湖畔をクリアすれば湯谷への入渓資格を授かり、しばらくはのんびりと河原歩きが続く。
焼滑へと続く沢を覗くと昨年より雪が少ない様子、今年は残雪豊富と思っていたのにどういうことだ。
しばらく進むと、いつもはなんとか渉っていた徒渉ポイントが水量が多くて越せない。
これから先は何度も徒渉を繰り返すので、足元を沢装束に固めることにした。

ふ~さんと行った焼滑が懐かしかったでしょう。
徒渉ポイントを探す時間、けっこうロスしちゃったし、先を思えば早めの沢靴に履き替えが正解だよね~。



沢モードに入ると勢いづくのがとっちゃん。
天気が悪ければ山菜採りなどでお茶を濁すつもりでいたのに、どうやら彼女は本気で南白山を狙ってるようだ。

志は高くっていうことで。

幾度も渡渉を繰り返している間に、とっちゃんにトラブルが発生した。
沢のど真ん中にかがみ込んでもがいているではないか、どうしたのかと思えばストックの先を沢の中の岩に食いつかれたようだ。オトコには食いつかれなくても岩には食いつかれるらしい。
早速ぽぽんた出動、引いてもダメなら押してみろでストックはスッと抜けた、女性を口説く時と同じ要領だ。

あのね~、一言多いんですけど~。経年劣化したストックだったけど、ここで、回収できなかったら、この先が思いやられる~で、ありがとうさんでした。


土砂にまみれた巨大デブリ帯に入ると前方に大滝が姿を現し、思わぬ滝の出現で二人は大喜び。
タロタキ谷にかかる大滝だ、この滝が谷の名前の由来なのだろう。
滝を見上げるビューポイントでひと休みと腰を下ろせば、周囲には山菜がわんさか。
南白山でのランチに使う山菜も調達していこう。

この滝は、予想してなかったので、思わぬプレゼントでしたね~。これまで、平坦な沢歩きだったので、感動ものでした。

箱谷出合からは待望の雪渓に乗ることができたので、ここで山靴&アイゼンに履き替える。
おかげで箱谷出合到着は10時、南白山登頂はすでに射程圏内だ、否が応にも本気モードにスイッチが入ってしまった。


それまでとは反対に、ぽぽんたちゃんは、ここからスイッチオンに切り替わったね~。

ところがとっちゃんは雪の上に出ると徐々にその勢いが薄れていく。
どうしたことだろう、雪渓が心配なのか、帰路が心配なのか、ここまで来てしまったことを後悔しているようにすら見える。やはり沢オンナは水の中に置けということか。

私的には、箱谷出合は、10時までにが目標だったのに、10時半になっちゃってたのでした。この先の雪渓からは、ぽぽんたちゃんの実力と私の実力がかけ離れて行くので、徐々に僅かな遅れが積み重なっていくのではと、30分の遅れが気になりだしちゃったのでした。

ルリビタキの囀りが響き渡る1,600m地点の二俣は広々とした気持ちのいいところだ。
近くに小滝があってテン泊するにも絶好のポイント、ゾロ谷の1,900m地点と雰囲気がよく似ている。

箱谷出合もおおらかな感じだったけど、この二又は感じよかったね~。そうなんだ、ゾロ谷出合もこんな感じなんだ。


南白山へとのびる左俣が思いのほか狭いので、念のためにとっちゃんのGPSで確認をとってもらう。
間違いはない、どんどん進んでいこう、ぽぽんたのモチメーターはすでに振り切れている。
南白山の頂に向かっては何本もの雪渓が伸びている中で、今回選んだのは西側から2本目の雪渓だ。
この雪渓に入るにはまず1,750m地点でクランク状に曲がらなくてはいけない。
細い雪渓が複雑に入り組んでいる様子は、まるでどこかの路地裏でも歩いてるような錯覚に陥るほどだ。

地図でしっかり確認しながらだね~。なんせ大きなロスをすると時間がなくなっちゃうし。

その入口は短いながらも40度くらいの斜度があり、その上で岩場が顔を出している。
岩場まで登ったところで下を見ると、急斜面に喘ぐとっちゃんから泣きが入った。
「急すぎて帰りは下れないよ~」「ピッケル出したいよ~」
ここでピッケルを出すことは危険なので、もうひと頑張りしてもらい岩場まで登りきってもらおう。

ここは、私の準備ミスでした。手前で、ストックをピッケルに持ち替えていれば、スムーズだったんだけど。&ええ~、ここどうして下るん?とすでに、下りのことを頭に描くと、無理だ~って気分になっちゃった。スンマセン。


岩場の乗越しはホールドがなくて危険だ、思わず昨年ゾロ谷での滑落が脳裏をかすめる。
まず自分が無事に通過、とっちゃんをお助けひもでピックアップできた。
ここまで難所がなく順調すぎるくらいに登ってきた、やはり1ヶ所くらいは緊張する場面があったほうが楽しいというものだ。

私的には、岩場の方は怖さはないのよね~。


雪渓を登る背後には白山御前峰の雄姿が立派で、いやがおうにもペースが早まる。
しかしとっちゃんのペースは上がらない。

ふ~・たん編隊だと、どんどんスピードが上がって行く場面だよね~。私は、じわじわ登っていくタイプ。ご了承あれ~。

最終雪渓を登りきれば別山は指呼の距離、今日の主役は白山よりも別山と言っていいだろう。

ほんまに近くに見えて、別山に走り出したくなっちゃう感じ~。ついルート見たりしちゃった。

雪の消えた稜線には背の低いオオシラビソ混じりのブッシュが広がっている。
南白山は別山東尾根の中でも最たるピークなので踏み跡を期待していたが、そんな考えは甘かった。

しかし、ヤブコギの距離が長くなかったから助かったね~。


山頂と思えそうなところでKUMOかDJFのピンクリボンを探すが見当たらない、どうやら看板もないようだ。
南白山は想像以上のヘンタイピークだったのか!
三角点を探すもなかなか見つからず焦りかけていると、クマザサの中に隠れた標高2168.7mの三角点を見つけた。
「とっちゃ~ん!あったど~っ!」二人で喜び合って写真を撮りまくる。
ワンデイで南白山がやれるなんて・・・夢のような瞬間だ。

ヤブの中の三角点を探すのはなかなか難儀。
時間が無いしちょっとあせったけど、よく見つけられてよかったね~。ここに居ないふ~さんにも、見つけたよ~!と心で報告。


山頂のすぐ西、見晴らしのいい雪田で手短にランチタイムとした。
荷物が多いのでストーブを持ってこなかったというとっちゃんに白山名物にんにくラーメンを振舞う。
やはりこの季節はまだ温かいものが嬉しい。

山菜入りラーメンごちになりました。温かいものは、ほっこりするね~。


食事をしながらの山座同定、遥か南には昨年みんなで登った滝波山、すぐ足元には芦倉山、丸山、初河山。
三ノ峰から別山平、大平壁の様子は手に取るようにわかる。
北には昨年とっちゃんたちと歩いた北弥陀ヶ原の尾根が長々と横たわっている。

昨年みんなで登った滝波山や、ふ~・たん編隊と三人で登った枇杷倉山も頂上から見えてたよね~。バーチャリさん・ヤマメさんと四人で行った白山周遊ロングルートの北弥陀ケ原とか、昨年歩いた山々が見えると嬉しいものでした。

腹ごしらえが済めば残り時間は少ないのですぐに下山だ。
楽しい雪渓下りは一気に箱谷出合まで駆けたいところだが、とっちゃんにとって雪渓下りは大問題。
P6120149.JPG
山スキーに行ってスキーで下るのが心配なのと同じで、急斜面のアイゼンでの下りも課題ですわ~。考えてみれば、ことしは4月・5月と雪山歩きに恵まれず、本日が始めての急斜面のアイゼン歩行だったのです。
1年ぶりのアイゼン歩行で、すっかり、感覚が鈍っちゃっていて、お世話をおかけしました。
しかし、ぽぽんたちゃんは、急斜面ほどテンション上がるよね~。ルンルン気分で、小走りやらスキップやらで下っていけるんだから。ふ~さんがいれば、その中間でいてくれるんだけど。



ところがとっちゃんの表情が次第におかしくなってきた、なんだかポヨヨ~ンとした顔をしてアニメのポニョのようだ。
後で聞けば脱水状態でひどく気分が悪かったらしい。

ポニョのポヨヨ~ンは、体調おかしいなぁ~・う~う~を、笑顔に変えて、ニコちゃんマークにした時の、とっちゃん顔です。
雪渓がゆるくなってから、ダム湖までの間、なんだか気分がすぐれず、知人が脱水症状の時のことを聞いていたので、似通っているような。いつもは、しっかり水分補給するのに、本日は、ほとんど水分補給していなかったのでした。500mlのペットボトル1本飲んだら、徐々に回復。よかった~。自分の体の状態がどんな時は、どう対処したらいいのか、去年今年と、色々分かってきました。それも収穫。


雪渓を下りきると曇り空から雨粒が落ちてきた、天気予報では晴れのち曇りだったのにハメられた。
沈黙の下山が延々と続いたあと、ようやく白水湖最上部まで戻ってきた。
雨の中、難儀な湖畔も無事に通過、ほぼ予定通りの19時に地獄谷まで戻り、「とっちゃん無事終了おめでとう」と声をかける。するとずっと元気のなかった彼女から笑みがこぼれ、とても救われたような気持ちになれた。

サンキューでした。水分不足の症状が回復と同時に、元気マーク復活~。
って、元気と同時にポニョ笑顔からとっちゃん笑顔に戻ったとたん~まだまだ歩けるよ~に変身。

後は、30分でおしまいなんだけど。



最後は露天風呂で締めたいところだが時間が遅すぎるだろう。
だめもとでロッジの管理人さんを尋ねてみる。
管理人 「ああっ、お久しぶりです。どうぞゆっくりと温まっていって下さい。」
ぽぽんた「ありがとうございます、今日は5時スタートで南白山でした。」
管理人さんからの温かい言葉に涙がちょちょぎれる思いがした。

沢装束だったし、雨の中を4時間歩いたし、管理人さんに感謝でした~。

南白山はふ~さんと約束の山であっただけに、一緒に登頂できなかったことが残念であり申し訳ない思いでいっぱいだ。その一方で、この春はとっちゃんに雪山のお誘いをしなかった償いができてホッとしている。いずれにせよとっちゃんには、棚からぼた餅の南白山となったことには間違いない。長丁場につきあってくれたとっちゃんにありがとう。[/quote]

ふ~さんと三人揃って行けなかったのが心残りだったけど、4月・5月・6月の今日まで、雪山歩きが一回もできなかった私には、充実の雪山歩きができた今日は、感謝の一日でした。
力量不足の私を、南白山まで導いてくださった、ぽぽんたちゃん、ありがとう。
今回の山行に一緒に行けなかったにも関わらず、3時から雨が降りだしたと自宅で心配していてくれた、ふ~さんに、心から感謝の一日でした。
今回で、自分の課題もつかめたし、もっと力量をつけるように、これからも精進いたします~。今後ともよろしくね。
ぽぽんたちゃん&ふ~さん、ありがとうございました。

☆~~とっちゃん(都津茶女)~。
最後に編集したユーザー とっちゃん [ 2011年6月15日(水) 22:54 ], 累計 5 回
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: たなぼたの南白山は渓&雪渓の耐久コースだった

投稿記事 by 柳川洞吹 »

たんぽぽさん こんばんは

【メンバー】とっちゃん、たんぽぽ
ふ~たん編隊飛行の2011年春山の集大成として、湯谷そして別山谷から攻める南白山を予定していた。


こりゃまた、珍しい組み合わせ。
「ふ~たん編隊」から、臨時に「とっぽぽ編隊」に組み替えですか。

【コース】
   大白川 5:20---地獄谷 6:00 --- 白水湖最上部 7:00 --- 曲り谷出合 8:40 --- 二俣(1,600m地点) 10:50
   --- 最終雪渓取付き(1,900m地点)12:00 --- 13:40 南白山 14:20 --- 二俣(1,600m地点) 15:30
   --- 曲り谷出合 16:50 --- 白水湖最上部 18:00 ---地獄谷 19:00--- 大白川 19:25


まあ、朝から晩までご苦労さん。
なるほど、こんなふうに行くわけね。

とっちゃんに尻込みする様子はない、もうすでに行け行けどんどんモードに入っているらしい。

スイッチが入ると、すごいんだから。
ワシもタジタジ。

滝を見上げるビューポイントでひと休みと腰を下ろせば、周囲には山菜がわんさか。
南白山でのランチに使う山菜も調達していこう。


余裕のぽぽちゃんですね。

ところがとっちゃんは雪の上に出ると徐々にその勢いが薄れていく。

おおお、どうしたどうした。
早くも失速か?

間違いはない、どんどん進んでいこう、ぽぽんたのモチメーターはすでに振り切れている。

雑煮のモチはすでに伸び切っている。

雪の消えた稜線には背の低いオオシラビソ混じりのブッシュが広がっている。
南白山は別山東尾根の中でも最たるピークなので踏み跡を期待していたが、そんな考えは甘かった。
山頂と思えそうなところでKUMOかDJFのピンクリボンを探すが見当たらない、どうやら看板もないようだ。
南白山は想像以上のヘンタイピークだったのか!


「類は友を呼ぶ」と言うじゃありませんか。
とっぽぽヘンタイご一同。

三角点を探すもなかなか見つからず焦りかけていると、クマザサの中に隠れた標高2168.7mの三角点を見つけた。
「とっちゃ~ん!あったど~っ!」二人で喜び合って写真を撮りまくる。
ワンデイで南白山がやれるなんて・・・夢のような瞬間だ。


「すげえ……」としか言いようがないね。
南白山はワシも7~8年懸案のままになっている山。
でも、日帰りしようなんて一度も考えたこともないですよ。
時間に追われるのと行列に並ぶのは大キライな性格だし。
そのうち毎日が休日になったら、テント持って出掛けてくることにします。
ついでに、となりの胸焼峰も。
それまで体力が持っていれば……だけどね。

ところがとっちゃんの表情が次第におかしくなってきた、なんだかポヨヨ~ンとした顔をしてアニメのポニョのようだ。

あらら、ちょっとアブナイぞ。

雪渓を下りきると曇り空から雨粒が落ちてきた、天気予報では晴れのち曇りだったのにハメられた。

棚ぼたなんだから、それぐらいは、はまっておきなさい。

雨の中、難儀な湖畔も無事に通過、ほぼ予定通りの19時に地獄谷まで戻り、「とっちゃん無事終了おめでとう」と声をかける。

おめでとうさん。
しかし、これが計画時刻でしたか。

最後は露天風呂で締めたいところだが時間が遅すぎるだろう。
だめもとでロッジの管理人さんを尋ねてみる。
管理人 「ああっ、お久しぶりです。どうぞゆっくりと温まっていって下さい。」
ぽぽんた「ありがとうございます、今日は5時スタートで南白山でした。」
管理人さんからの温かい言葉に涙がちょちょぎれる思いがした。


なるほど、ぽぽちゃん、顔なんですね。

南白山はふ~さんと約束の山であっただけに、一緒に登頂できなかったことが残念であり申し訳ない思いでいっぱいだ。
その一方で、この春はとっちゃんに雪山のお誘いをしなかった償いができてホッとしている。
いずれにせよとっちゃんには、棚からぼた餅の南白山となったことには間違いない。
長丁場につきあってくれたとっちゃんにありがとう。


さあ、ふ~さん、どう出る。
編隊解除して、単機で20ミリ機関砲乱射か。
はたまた1トンう○こ爆弾投下か。

よいタナボタを!
ボタボタボタボタボタ d(^^)
                                 洞吹(どうすい)
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: たなぼたの南白山は渓&雪渓の耐久コースだった

投稿記事 by たんぽぽ »

山日和さん、こんばんは。

「南白山日帰り」ホントにやっちゃったんですね~。すごいね~。
どうでもいいつもりで入ったんですけど、どういうわけか届いちゃいました。
とっちゃんパワーのおかげです。
でもね、導師さまにすごいね~なんて言われると舞い上がっちゃいますよ。

   大白川 5:20---地獄谷 6:00 --- 白水湖最上部 7:00 --- 曲り谷出合 8:40 --- 二俣(1,600m地点) 10:50
   --- 最終雪渓取付き(1,900m地点)12:00 --- 13:40 南白山 14:20 --- 二俣(1,600m地点) 15:30
   --- 曲り谷出合 16:50 --- 白水湖最上部 18:00 ---地獄谷 19:00--- 大白川 19:25
しかしまあ、なんともすごい行動時間ですね。

夏至の10日前だからこそなせるワザ。
でも、これのどこがどうでもいいつもりで入ったんでしょうね。
自分でもやってることがよ~わからんです。

なるほど、沢装備も必要なわけね。5月中頃だとどんな感じなんでしょう。
レディースクリニックのDrレポによればGW前はタロタキ谷出合直前まで雪は繋がっていたようですよ。
タロタキ谷出合直前の残雪
タロタキ谷出合直前の残雪
いよいよ始まりましたね。でも雪渓の状態がちょっと心配。
雪の状態は最高!ノーテンキなぽぽんたは一抹の不安もありませんでした。
不安といえば、とっちゃんがどれだけの急勾配に耐えれるかってこと。
雪渓の撮影画像があると心強いです。

おおーっ、序盤とえらい違い。(^^ゞ
ワタクシ雪渓の上に出ると変身するんです。

先の見えない細い雪渓は気を遣いますね。一本間違えてもとんでもないところへ出てしまう可能性あります。
時間に余裕がないのでロスタイムを出さないように気を使いました。

「急すぎて帰りは下れないよ~」「ピッケル出したいよ~」
こういう場面は弱いとっちゃんです。

短い距離なので一気に突破しようと思ったんですが、とっちゃんには辛かったですね。
とっちゃん、ゴメンネ。

余裕ですね~。確かに少しぐらいアトラクションがないと面白くないですが、たんぽぽさんは派手なアトラクションが多過ぎるような気が・・・
雑技団の花形だってことざんすね。
迷路のような雪渓を進む
迷路のような雪渓を進む
頑張れとっちゃん!!
何度連呼したことか、数え切れんなあ。

そんなところから登ってきたあなた方がヘンタイです。(^_^;)
ヘンタイの勲章を授けていただけるのですか、ウレピ~!

やりましたね~。しかし出発から8時間以上!! 帰りは大丈夫かいな?
大丈夫でやんす。
ちゃ~んと計算済み、なんたって夏至の10日前ですからね。

こういう下りは一気に駈け降りたいところですが・・・
本来なら箱谷出合まではワープ航法でいくんですがね。

水分補給を怠ったかな?こんなとこで倒れられたらエライこっちゃ。
学習できました、あの顔は赤信号だってね。

19時で予定通り?ここまでくればもう安心ですね。
19時では闇下の帝王さまの足元にも寄れませんよ~。

いい締めくくりでしたね~。しかしたんぽぽさん、ここでは顔なんですね~。(^^♪
6月になるとよく出没するんで覚えられちゃったみたい、でもお風呂はフリーパスじゃあござんせんよ。
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: たなぼたの南白山は渓&雪渓の耐久コースだった

投稿記事 by biwaco »

ふ~たんツアーも今回は片肺飛行でしたか~
お客がくの一なら曲芸飛行もなんのその(^_-)ってとこかな?

白山の谷はまだ雪の中ですか。
穴毛リベンジの後、中旬にでも行こうと思ってるのですが(もちろん編隊道でなくて常道ですけど…)、北面なんで残雪歩きもあるかなあ。

別山谷偵察という名目にしては早すぎる5時過ぎのスタートとなった。
まず最初のハードルは地獄谷の徒渉だ。
いつもなら辛うじて山靴で渉れるのだが、雨上がりということで今回は少々難しい。
裸足になって沢に入ると・・・


沢歩きからスタートですか!
沢装備に、雪渓トラバースに、夏道に、いろいろ装備が要りますね。(@_@;)
この歳になると、そんなアクシデントやサプライズ狙いは敬遠して、粛々と正しい山歩きを楽しませて戴くことにします。(ふふふ~)

体温が急激に下がって頭がフラフラ、めまいがしそうだ。
とっちゃんはと言えば、ちょっと冷たいだけよとさめた顔、やはり沢オンナは水に強い!


♪シボウという名の~ あなたにすがって~
♪寒い朝方 また沢を渡る~

つまり皮下●●の差でしょうね。(^_-)

幾度も渡渉を繰り返している間に、とっちゃんにトラブルが発生した。
沢のど真ん中にかがみ込んでもがいているではないか、どうしたのかと思えばストックの先を沢の中の岩に食いつかれたようだ。
オトコには食いつかれなくても岩には食いつかれるらしい。
早速ぽぽんた出動、引いてもダメなら押してみろでストックはスッと抜けた、女性を口説く時と同じ要領だ。


ポポンタちゃん、まだ若い。ホストぶってる場合やないですぜ、見事に術に落とされましたな(@_@;)
甲賀くの一男寄せの術ってヤツです。

ところがとっちゃんは雪の上に出ると徐々にその勢いが薄れていく。
どうしたことだろう、雪渓が心配なのか、帰路が心配なのか、ここまで来てしまったことを後悔しているようにすら見える。
やはり沢オンナは水の中に置けということか。


水が氷に変わると心も凍るのかもしれません。

その入口は短いながらも40度くらいの斜度があり、その上で岩場が顔を出している。
岩場まで登ったところで下を見ると、急斜面に喘ぐとっちゃんから泣きが入った。
「急すぎて帰りは下れないよ~」「ピッケル出したいよ~」


ピッケルよりもロープでしょう?

ここでピッケルを出すことは危険なので、もうひと頑張りしてもらい岩場まで登りきってもらおう。
岩場の乗越しはホールドがなくて危険だ、思わず昨年ゾロ谷での滑落が脳裏をかすめる。
まず自分が無事に通過、とっちゃんをお助けひもでピックアップできた。


やっと出しましたか。

ここまで難所がなく順調すぎるくらいに登ってきた、やはり1ヶ所くらいは緊張する場面があったほうが楽しいというものだ。

終わってみて、言えることですね。

最終雪渓を登りきれば別山は指呼の距離、今日の主役は白山よりも別山と言っていいだろう。
雪の消えた稜線には背の低いオオシラビソ混じりのブッシュが広がっている。


別山まで行ったら良かったのに。

南白山は別山東尾根の中でも最たるピークなので踏み跡を期待していたが、そんな考えは甘かった。
山頂と思えそうなところでKUMOかDJFのピンクリボンを探すが見当たらない、どうやら看板もないようだ。
南白山は想像以上のヘンタイピークだったのか!


まあ、行く人が人だから…(-。-)y-゜゜゜

三角点を探すもなかなか見つからず焦りかけていると、クマザサの中に隠れた標高2168.7mの三角点を見つけた。
「とっちゃ~ん!あったど~っ!」二人で喜び合って写真を撮りまくる。
ワンデイで南白山がやれるなんて・・・夢のような瞬間だ。


気がついたら白水湖のほとりで車の中で寝てなかった?

山頂のすぐ西、見晴らしのいい雪田で手短にランチタイムとした。
荷物が多いのでストーブを持ってこなかったというとっちゃんに白山名物にんにくラーメンを振舞う。
やはりこの季節はまだ温かいものが嬉しい。


渡渉と雪渓で体も肝も冷えたでしょうから…

食事をしながらの山座同定、遥か南には昨年みんなで登った滝波山、すぐ足元には芦倉山、丸山、初河山。

おお、丸山! ここからも南白山見えてました。

なかなか下りてこないとっちゃんに途中から下りのレクチャータイムとなる。
イチニイ、イチニイ、イチニイと一緒にヒールキックで下る。


もう、初めてのお使いやないんやから…(-。-)y-゜゜゜

二人でスルスル~っと隣りの雪渓に滑り込めば、後は次第に傾斜は緩くなってひと安心。
ところがとっちゃんの表情が次第におかしくなってきた、なんだかポヨヨ~ンとした顔をしてアニメのポニョのようだ。
後で聞けば脱水状態でひどく気分が悪かったらしい。


雪渓の中のポニョですか…? 水ぶっかけてやんな~♪

雨の中、難儀な湖畔も無事に通過、ほぼ予定通りの19時に地獄谷まで戻り、「とっちゃん無事終了おめでとう」と声をかける。
するとずっと元気のなかった彼女から笑みがこぼれ、とても救われたような気持ちになれた。


とっちゃん、お疲れさま~! ポポンタに水ぶっかけてやんな~!(^o^)

                        ~biwaco
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: たなぼたの南白山は渓&雪渓の耐久コースだった

投稿記事 by たんぽぽ »

とっちゃん、、こんばんは。

ふ~さんに、なんとか都合つけて参加できないの~っと、メールするも、大事な用事があって、今回、三人揃うことができないことが超残念だったね。やっぱり、行くぜ~の返信期待したんだけど。
“やっぱり、行くぜ~”をかなり期待したんだけどね。

テクマクマヤコン?テクマクマヤコン?魔法の鏡には何でも映るのよ~。♪
ナンジャラホイと思ってぐぐったらアッコちゃんの呪文なんだ。
とっちゃんもその昔は女の子だったんだね~

偵察では、なんだか力が出ないわ~。おおっ、5時スタートでならば、稜線まで登り景色が見られるのでは?と、力が湧いてくる私でありました。
とっちゃんに夢を持たせるための5時スタートっだったのかもしれません。

雪解け水に素足の徒渉と言えど、そんな大そうな~。
大袈裟じゃあないんだってば~、わかってちょ~らい。

なんだか、出だしからぽぽんたちゃんは、テンション下がってたね~。ほんまに行く気あるん?
だって山菜採りモードなんやもん。
左俣を登る
左俣を登る
ここで、キャー、あの湖岸をへつって行くの~っとでも言えばいいんだけれど、そういう芸とは無縁なんだよね~。
そんなこと言ってたらきっと白水湖に蹴落とされとったぜよ。

ふ~さんと行った焼滑が懐かしかったでしょう。
ふ~さんの肌のぬくもりが恋しかった・・・そんなワケないやろ!

徒渉ポイントを探す時間、けっこうロスしちゃったし、先を思えば早めの沢靴に履き替えが正解だよね~。
この頃はまだ本気モードじゃなかったから、かなりロスタイムつくってたね。

あのね~、一言多いんですけど~。経年劣化したストックだったけど、ここで、回収できなかったら、この先が思いやられる~で、ありがとうさんでした。
エエッ、とっちゃんが経年劣化でっか!あっ、ストックのことね・・・
また余計な一言でスミマセン。

この滝は、予想してなかったので、思わぬプレゼントでしたね~。これまで、平坦な沢歩きだったので、感動ものでした。
ここまでやってきたご褒美だね!

それまでとは反対に、ぽぽんたちゃんは、ここからスイッチオンに切り替わったね~。
とっちゃんとは反比例の関係にあるようで・・・

私的には、箱谷出合は、10時までにが目標だったのに、10時半になっちゃってたのでした。この先の雪渓からは、ぽぽんたちゃんの実力と私の実力がかけ離れて行くので、徐々に僅かな遅れが積み重なっていくのではと、30分の遅れが気になりだしちゃったのでした。
このあたりで山頂まで往復の時間計算をはじめてたね、15時までにここまで戻ってくるって目標ってことで。
30分くらいの誤差は気にしない気にしない。
振り返ると・・・下れないよ~
振り返ると・・・下れないよ~
箱谷出合もおおらかな感じだったけど、この二又は感じよかったね~。そうなんだ、ゾロ谷出合もこんな感じなんだ。
気持ちいいところだよ、目指せセイコちゃんの花園!なんのこっちゃあ~

地図でしっかり確認しながらだね~。なんせ大きなロスをすると時間がなくなっちゃうし。
何度もチェック入れたもね~

ここは、私の準備ミスでした。手前で、ストックをピッケルに持ち替えていれば、スムーズだったんだけど。
ピッケル!って言ってあげればよかったです、反省・・・

&ええ~、ここどうして下るん?とすでに、下りのことを頭に描くと、無理だ~って気分になっちゃった。スンマセン。
あの時とっちゃんの下降はムリと判断したんで、ぽぽんたコンピューターはエスケープルートをすぐに計算しはじめましたよん。

私的には、岩場の方は怖さはないのよね~。
ホールドがなかったよね、雪渓との隙間は深いし・・・

しかし、ヤブコギの距離が長くなかったから助かったね~。
ふ~さんがいたらヤブが短くてつまんねぇぜ!って言うよ、あのヘンタイ。

ヤブの中の三角点を探すのはなかなか難儀。
時間が無いしちょっとあせったけど、よく見つけられてよかったね~。

探すのにちょっと時間がかかるところに味があるね。

ここに居ないふ~さんにも、見つけたよ~!と心で報告。
ふ~さん思いのとっちゃん、やさしいね~

山菜入りラーメンごちになりました。温かいものは、ほっこりするね~。
白山へ来たらやっぱコレでしょ~

昨年みんなで登った滝波山や、ふ~・たん編隊と三人で登った枇杷倉山も頂上から見えてたよね~。バーチャリさん・ヤマメさんと四人で行った白山周遊ロングルートの北弥陀ケ原とか、昨年歩いた山々が見えると嬉しいものでした。
自分が歩いた山を眺めるのは気分のいいもんです。
今は三ノ峰から別山東尾根上に聳える南白山を眺めたいなあ、オレあそこ踏んだんだぞってね。
ぽ~にょ♪ ぽ~にょ♪ ぽにょ♪
ぽ~にょ♪ ぽ~にょ♪ ぽにょ♪
ポニョのポヨヨ~ンは、体調おかしいなぁ~・う~う~を、笑顔に変えて、ニコちゃんマークにした時の、とっちゃん顔です。
ちゃんと学習させてもらいました、でもあれが苦しいときの表情とはねぇ。

雪渓がゆるくなってから、ダム湖までの間、なんだか気分がすぐれず、知人が脱水症状の時のことを聞いていたので、似通っているような。いつもは、しっかり水分補給するのに、本日は、ほとんど水分補給していなかったのでした。500mlのペットボトル1本飲んだら、徐々に回復。よかった~。自分の体の状態がどんな時は、どう対処したらいいのか、去年今年と、色々分かってきました。それも収穫。
ぽぽんたはそうすけくんのような心持ちでしたよ。

沢装束だったし、雨の中を4時間歩いたし、管理人さんに感謝でした~。
ありがたいお風呂でした、感謝、感謝。

今回の山行に一緒に行けなかったにも関わらず、3時から雨が降りだしたと自宅で心配していてくれた、ふ~さんに、心から感謝の一日でした。
今回で、自分の課題もつかめたし、もっと力量をつけるように、これからも精進いたします~。今後ともよろしくね。

難しい課題なんか考えずとも楽しけりゃあそれでそれでいいじゃん、ふ~さん、とっちゃんありがとう!
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: たなぼたの南白山は渓&雪渓の耐久コースだった

投稿記事 by たんぽぽ »

洞吹 さん、こんばんは。

こりゃまた、珍しい組み合わせ。
「ふ~たん編隊」から、臨時に「とっぽぽ編隊」に組み替えですか。

いろんな組み合わせで味が出てくる編隊飛行。

まあ、朝から晩までご苦労さん。
なるほど、こんなふうに行くわけね。

どなたがイチバンに後追いされるか楽しみですわ。

スイッチが入ると、すごいんだから。
ワシもタジタジ。

スイッチ切れるともおもろいな~
別山と三ノ峰
別山と三ノ峰
余裕のぽぽちゃんですね。
だから、今日は山菜採りモードなんです。
あくまでも建前は偵察なんですから、教祖さまを差し置いてピークなんぞ踏もうものなら・・・

おおお、どうしたどうした。
早くも失速か?

失速しても姫は大事に受け止めますのでご安心を。

雑煮のモチはすでに伸び切っている。
ぽぽんたもちは締まっておりましたぞ!

「類は友を呼ぶ」と言うじゃありませんか。
とっぽぽヘンタイご一同。

あ~あ、かわいそう、とっちゃんもヘンタイの仲間入りですか。

「すげえ……」としか言いようがないね。
すげえでしょ、しかも子分付でねぇ。
でも、もっとすごいのはとっちゃんデス。
超美味しいぼたもちの落ちてくるところへピンポイントですべり込むんだからね!

南白山はワシも7~8年懸案のままになっている山。
さあ~、どっちから料理しましょうか。

でも、日帰りしようなんて一度も考えたこともないですよ。
ですから、この日は偵察&山菜採りのつもりなんですよ。
そ~したら、なんで5時にスタートなんやって?
スケベ根性がちょっと出ちゃいましてね、ヘヘヘッ。
これが南白山山頂だ!・・・つまらんでしょ。
これが南白山山頂だ!・・・つまらんでしょ。
棚ぼたなんだから、それぐらいは、はまっておきなさい。
とっちゃんははまっていいけど、わたしゃあ“たなぼた”じゃあござんせんのでね。

おめでとうさん。
しかし、これが計画時刻でしたか。

そうなんです、登る前の雪渓末端で19時帰着を二人で確認してピーク目指しました。
30分遅刻しちゃいましたけどね。

なるほど、ぽぽちゃん、顔なんですね。
ぽぽんたの顔で闇夜のお風呂に入りたいですか?ぽぽんたと二人っきりで・・・フフフッ。

さあ、ふ~さん、どう出る。
編隊解除して、単機で20ミリ機関砲乱射か。
はたまた1トンう○こ爆弾投下か。

防空壕を掘って避難しにゃあいかん!
でも、ふ~さんの臭~いう○こ爆弾投下されたら窒息死間違いなしやぎゃあ~

ところで洞吹さん、ヤブ板ユーザー登録規約の文言をしかとお読みになられましたでしょうか?
「汚い記事、猥褻な言葉、品性を欠く記事・・・」
“う○こ”なんて超汚いやないですか!ピピ~ッ!
つうさんに内緒にしとくから、早いとこ削除した方がいいよ。

よいタナボタを!
ボタボタボタボタボタ d(^^)
     
“たなぼた”の味をしめたとっちゃん、次はどう出るかなあ。     
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: たなぼたの南白山は渓&雪渓の耐久コースだった

投稿記事 by たんぽぽ »

Biwa爺ちゃま、おっはよっさ~ん!

ふ~たんツアーも今回は片肺飛行でしたか~
お客がくの一なら曲芸飛行もなんのその(^_-)ってとこかな?

今回は単発機で離陸のつもりでしたが、いつのまにか甲賀くノ一が乗り込んで、よ~わからん曲芸飛行になりました。

白山の谷はまだ雪の中ですか。
ぽぽんたの白山ワールドはようやくはじまったんです、そんなに早く雪がなくなったら困りますよん。

穴毛リベンジの後、中旬にでも行こうと思ってるのですが(もちろん編隊道でなくて常道ですけど…)、北面なんで残雪歩きもあるかなあ。
山道くらいは常道を進みたいってこと?

沢歩きからスタートですか!
沢装備に、雪渓トラバースに、夏道に、いろいろ装備が要りますね。(@_@;)

山靴をザックの中に入れたりするんでメチャかさばります。
IMG_0418-s.JPG
♪シボウという名の~ あなたにすがって~
♪寒い朝方 また沢を渡る~
つまり皮下●●の差でしょうね。(^_-)

Biwa爺ちゃま!恐ろしいこと言いますね~
手裏剣が飛んできまっせ。
でも、とっちゃんは●●が断熱材になってんだろうな。

ポポンタちゃん、まだ若い。ホストぶってる場合やないですぜ、見事に術に落とされましたな(@_@;)
甲賀くの一男寄せの術ってヤツです。

大丈夫、ぽぽんた喰ってもマズイから吐き出すよ。

別山まで行ったら良かったのに。
Biwa爺ちゃま、そんな簡単に言わんといて~
別山へ行くには〇〇地獄や〇〇地獄が待ってるんやからね!
ヘンタイの好きなところやろうって?
ふ~さんは大好きやろうね・・・ワテは嫌いですねん。

まあ、行く人が人だから…(-。-)y-゜゜゜
南白山を踏んだお褒めコトバと解釈しておきましょう・・・

気がついたら白水湖のほとりで車の中で寝てなかった?
とっちゃ~ん!あったど~っ!って叫んで目覚めたらクルマの中にいたって?
そんな悪夢は見とうないです。
IMG_0465-s.JPG
渡渉と雪渓で体も肝も冷えたでしょうから…
「寒いよ~」って言うと、とっちゃんに「何がそんなに寒いねん!」と叱られます。

おお、丸山! ここからも南白山見えてました。
そうですね、あの辺りは別山東尾根の好展望地ですね。
丸山のアタマはまだ白い帽子被ってましたよ。

もう、初めてのお使いやないんやから…(-。-)y-゜゜゜
とっちゃんは今年初めての雪渓下りだったそうです。

雪渓の中のポニョですか…? 水ぶっかけてやんな~♪
ポニョは雪の上でちょっとおとなしいくらいの方がいいかも。

とっちゃん、お疲れさま~! ポポンタに水ぶっかけてやんな~!(^o^)
Biwa爺ちゃま、勘弁しておくれやす、ぽぽんた水は苦手でやんす~ハ~ックション!
ふ~さん
記事: 526
登録日時: 2011年2月20日(日) 19:58

Re: たなぼたの南白山は渓&雪渓の耐久コースだった

投稿記事 by ふ~さん »

たんぽぽさん、とっちゃん、そして皆様、おはようさんです。

どうしてもはずせない予定があったため、同行することができませんでした。

南白山は、別山を経由せずにピークを踏むことを考えていたので、目論見通りに登頂できて、喜びひとしおですね~

想像通りの〇〇ピークと聞くにつけ、かえすがえすもご一緒できなかったのは残念です。

ふ~さんが山より優先しなければならなかった用事とは一体なんだ!?って思っている方も多いでしょうね。

・・・ははは、それはズバリ「〇〇〇〇〇〇〇」なのです。

はたして、この七文字とは・・・

①家族サービス

②休日しゅっきん

③風邪を引いてた

④〇妻との語らい

⑤〇人とのデート

みなさまの貴重な時間をこのようなつまらないレスにお付き合い頂き感謝にたえません。

仕事にひと息つけるようになったら、また投稿させていただきます。

それでは、みなさん、ご機嫌よう。

 ふ~さん
たんぽぽ
記事: 708
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: たなぼたの南白山は渓&雪渓の耐久コースだった

投稿記事 by たんぽぽ »

ふ~さん、こんばんは。

南白山は、別山を経由せずにピークを踏むことを考えていたので、目論見通りに登頂できて、喜びひとしおですね~
南白山は湯谷から登るべし・・・これがぽぽんたポリシーでしたからね。
タナボタとっちゃんとは違った意味で感慨がこみあげてまいりました。
ひとえに狂祖さまのお導きのおかげです。

想像通りの〇〇ピークと聞くにつけ、かえすがえすもご一緒できなかったのは残念です。
猫又では「いよいよ次は南白山だね!」と契りを交わしていただけに、返す返すも無念でござりまする~
南白山はとっちゃん&たんぽぽルートをつけてしまったんで、おとなりの別山にはとっておきの〇〇〇〇ルートが残してありますよ。
お好みの空中遊泳とかもタップリ・・・
それにしても“ターゲットピーク”だったはずの南白山はいつから“ヘンタイピーク”になっちまったんだろう?
ふ~さん! これが南白山三角点ぜよ!  (マトリョーショカのお面もカワユイでしょ?)
ふ~さん! これが南白山三角点ぜよ!  (マトリョーショカのお面もカワユイでしょ?)
・・・ははは、それはズバリ「〇〇〇〇〇〇〇」なのです。
はたして、この七文字とは・・・

つまらんクイズをつくって、朝っぱらからヒマですなあ~
仕方がないのう、答えて進ぜよう。
答えは・・・
ズバリ!⑤〇人とのデートでしょう!
〇人は間違っても、恋人ではありません。
変人、いやいや痴人かもしれませぬゾ!

ぽぽんたがヤマをさぼるなら④をキボンヌ!
新妻、若妻、人妻・・・どれも捨てがたいなあ。

みなさまの貴重な時間をこのようなつまらないレスにお付き合い頂き感謝にたえません。
仕事にひと息つけるようになったら、また投稿させていただきます。

ひと息どころか、と息はついてるでしょうに!
ヤマ登るときはいつも青息吐息でしょ。
最後に編集したユーザー たんぽぽ [ 2011年6月23日(木) 14:37 ], 累計 1 回
とっちゃん
記事: 325
登録日時: 2011年2月20日(日) 21:02

Re: たなぼたの南白山は渓&雪渓の耐久コースだった

投稿記事 by とっちゃん »

ふ~さん、こんばんは。

[quote]どうしてもはずせない予定があったため、同行することができませんでした。

南白山は、別山を経由せずにピークを踏むことを考えていたので、目論見通りに登頂できて、喜びひとしおですね~

想像通りの〇〇ピークと聞くにつけ、かえすがえすもご一緒できなかったのは残念です。

なんとか、ふ~さんと一緒に行けないものかと、だめおしメールしたけど、残念でした。ぽぽんたちゃんは、ぽぽんたちゃんで、ふ~さんにメールしていたようで。
穴毛の時みたいに、用事で来られないと思っていた、ふ~さんが、開けてビックリ玉手箱のように、ひょっこり顔を出してくれはしないかと。勝手な思いをしちゃって、ごめんね。

今年の雪山のふ~たん飛行ルートは、一山もご一緒できなかったけど、次のピークぜめにはご一緒できるといいなぁ~と願ってます。



仕事にひと息つけるようになったら、また投稿させていただきます。
それでは、みなさん、ご機嫌よう。

ふ~さん節のレポがうなるのを楽しみに待ってますね。

☆~とっちゃん(都津茶女)~☆。
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