【鈴鹿】ちょっと増水の渋川で水遊びタイム

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biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

【鈴鹿】ちょっと増水の渋川で水遊びタイム

投稿記事 by biwaco »

【 日 付 】2015年7月4日(土)
【 山 域 】鈴鹿・渋川 

【メンバー】biwa爺、K氏
【 天 候 】曇り、時々小雨
【 ルート 】甲津畑「愛郷の森」~林道の橋手前~駐車地

鬱陶しい梅雨空だけど、どうせ濡れネズミになる沢遊びなら同じこと…と、近くの谷に水遊びに行ってきた。
何年か前にベテランさんに連れて行ってもらった渋川。記憶では、滝も少なく危険もない、シロートの川遊びにピッタリの沢、といった感じ。遡行記録を見てもグレードは初級だし…。
モンベルの登攀講習でロープワークをしっかりマスターしたKさんが同行してくれるので安心だ。できれば懸垂下降のレッスンも…と、ハーネスやカラビナ、スリングなども用意したぞ!
キャンプ場の奥から入渓
キャンプ場の奥から入渓
渋川は雨乞岳が源頭で、上流はフジキリ谷。永源寺の甲津畑にある「愛郷の森」キャンプ場の奥から入川する。無料駐車場からすぐ河原に出られるから嬉しい。
しばらく河原を歩き、堰堤を2つ越える。
一つ目は右手から。二つ目は堰堤の50mほど手前から左手の植林帯へ。すぐには堰堤の上部に降りられないので、そのまま右岸の植林帯を進むと無理なく河原に出る。
この辺りまで来ると、渓流らしくなってくる。右に左に進路を探り、ときには大きな岩を乗り越えながら上流へ進む。曇り空で肌寒いくらいだが、歩いていると汗ばんでくる。
残置ロープを頼りに高巻き
残置ロープを頼りに高巻き
思ったより水流の勢いが強い。昨夜、鈴鹿辺りは雨だったんだろうか…? 濁りはないが水量は多めだ。
2mほどの滝に行く手を阻まれる。とても水心は突破する気力はないし、できそうにもない。
Kさんが左手の岩に挑戦するが、ホールド不足で登れそうにない。そういえば少し下の左岸に残置ロープが垂れていた。無理せず、戻りましょうね。
ロープを伝って左岸を巻き滝の上流へ。ますます渓谷っぽくなってくる。へつったり、巻いたり…。オモロイけどヒヤヒヤも。
これでも初級レベルなんかいな? 以前の記憶はなんだった? まあ、われわれみたいなナンチャッテ族でも来てるんやから初級でいいんでしょうけど…。
ここのクリアにも手こずる
ここのクリアにも手こずる
おっと!また滝だ。(@_@;)
ここのクリアルートは一つだけ。右岸の岩を乗り越えるしかない。
でもこの1.5mほどの壁を越えるのに難儀する。2支点で固定したアブミが垂れているが、片足をいれて体を押し上げても、次の一歩のホールドがない。
で、身軽なKさんにチャレンジしてもらい、エイヤっ!とお尻を持ち上げる。今度はクリアしたKさんにロープを垂らしてもらい、乾坤一擲の馬鹿力を発揮すれば、まあ何とか這い上がれたのでした。(^_-)

この後、三筋の3m滝を左から巻き、さらに遡上すると、やってきました、本日の核心部。左の岸壁にかかる10数mの白滝。これは見上げるだけ。
本流の滝は2mほどしかないが、水量が…(@_@。 ここも左(右岸)からへつるか、右手の岩棚の壁面に付けられたアブミを使ってクリアするか、のどちらかだろう。
最後の難関
最後の難関
チャレンジは後にして、ここでランチタイム。小雨なのか滝の飛沫なのか、水滴が舞う。動かないと寒くなるので合羽の上着を着込む。
冷えたままのアワワが、それでもウマイのはどうしたことだ。ミニ助六寿司を噛みしめながら、体が震えるのはチャレンジを控えての武者震いか、それとも寒いだけなのか…。

チャレンジは2つある。①滝を越えること、②右岸岸壁を使っての懸垂下降のレッスン。
まずは懸垂下降から…とはいっても、いったん滝の上に出ないと支点を作る岸壁の上へは行けない。そのため左からへつって落ち口へ降りればいいのだが、それがまたヤバイ雰囲気なのだ。小雨と飛沫で岩は濡れていかにも滑りそう。Kさんが慎重にへばりつくが、落ち口までのあと一歩が届かない。下から見ているこちらの震えが止まらない。

あかん、あかん、もうやめよう! 胸の中だけでなく大声で叫ぶが、水音でKさんには届かないみたい。両手で×印をつくってチャレンジ中止。
予定ではこの滝の少し上流の橋まで行くつもりだったが、やむを得ず撤退だ。
地図では左岸のすぐ上に林道が走っている。少し下ったところから左手の斜面を木を掴んで攀じ登るとすぐに林道に出た。
今季初めての「がんばらない沢遊び」はお昼過ぎには終了。懸垂のレッスンは次回にオアズケってことで、帰路に着く。

帰ってから、記録を見たら前回は8年前。沢の様子が変わっていたのも仕方ない。渇水時で水量も大違い。沢のグレードは水量で大きく変わるってことを実感した次第。(^_-)

                   ~biwa爺
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
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Re: 【鈴鹿】ちょっと増水の渋川で水遊びタイム

投稿記事 by 落第忍者 »

biwacoさん、おはようございます。

甲津畑って結構行ってますけど、愛郷の森は知りませんでした。
何時も目の前を通る永源寺グリーンランドにも入ったことはありませんし。
二つのレジャー施設を繋ぐ遡行計画だったのでしょうか。(よく読むと途中の橋までと書いてますね。)

ずっと1枚目の写真のような平流なら沢涼みに行くのですが、そうはいきませんよね。
P469東の林道と交差する辺り(予定では此処まで?それとももっと上流?)から入渓すれば緩そうに見えますけど、どうでしょうか。

それなりに残置ロープやアブミまであるようで、辿る人も多そうですね。
下流ほど水量は増えるので、雨後は難度が上がるのでしょう。
寒い日に無理をすることもありませんし、横を走る林道で安全に帰還できるのがいいです。
落第忍者
シュークリーム
記事: 2066
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【鈴鹿】ちょっと増水の渋川で水遊びタイム

投稿記事 by シュークリーム »

biwacoさん、おはようございます。

何年か前にベテランさんに連れて行ってもらった渋川。記憶では、滝も少なく危険もない、シロートの川遊びにピッタリの沢、といった感じ。遡行記録を見てもグレードは初級だし…。

渋川かあ。一度行かねばと思いながらまだ行ったことないですねえ。短いけど楽しい渓のようですね。梅雨が明けたら一度行ってみようかな。

モンベルの登攀講習でロープワークをしっかりマスターしたKさんが同行してくれるので安心だ。できれば懸垂下降のレッスンも…と、ハーネスやカラビナ、スリングなども用意したぞ!

おお、すばらしい。しっかりトレーニングしてきてくださいねえ。

でもこの1.5mほどの壁を越えるのに難儀する。2支点で固定したアブミが垂れているが、片足をいれて体を押し上げても、次の一歩のホールドがない。

へえ、あぶみが残置されているんですか?お大尽がいるんですねえ。キャニオニングツアー会社が設置したのかな?

この後、三筋の3m滝を左から巻き、さらに遡上すると、やってきました、本日の核心部。左の岸壁にかかる10数mの白滝。これは見上げるだけ。
本流の滝は2mほどしかないが、水量が…(@_@。 ここも左(右岸)からへつるか、右手の岩棚の壁面に付けられたアブミを使ってクリアするか、のどちらかだろう。


ここもあぶみがあるんですか。あんまり沢に人工物を残置しないでほしいけどね。誰がこんなことをしているんだろうか。

帰ってから、記録を見たら前回は8年前。沢の様子が変わっていたのも仕方ない。渇水時で水量も大違い。沢のグレードは水量で大きく変わるってことを実感した次第。(^_-)

お疲れさんでした。今度一緒に再チャレンジしません?
                         @シュークリーム@
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【鈴鹿】ちょっと増水の渋川で水遊びタイム

投稿記事 by biwaco »

biwacoさん、おはようございます。


落忍さん、早速レス、ありがとうレス。(^_-)

甲津畑って結構行ってますけど、愛郷の森は知りませんでした。
何時も目の前を通る永源寺グリーンランドにも入ったことはありませんし。
二つのレジャー施設を繋ぐ遡行計画だったのでしょうか。(よく読むと途中の橋までと書いてますね。)


千種街道へ入る時は山上小学校の交差点から入りますが、「愛郷の森」はその手前(三重側から来たら)から入ります。
甲津畑って書いてしまったけど、和南町か相谷町か…、いい加減です。(@_@;)

ずっと1枚目の写真のような平流なら沢涼みに行くのですが、そうはいきませんよね。
P469東の林道と交差する辺り(予定では此処まで?それとももっと上流?)から入渓すれば緩そうに見えますけど、どうでしょうか。
堰堤を二つ越えると沢らしくなってきます
堰堤を二つ越えると沢らしくなってきます
今回は水没が心配でスマホGPSは持っていきませんでした。p469東の橋が終了予定地点でした。
橋より上はあまりオモシロイところがないようで、ここで切り上げる人が多いようです。

それなりに残置ロープやアブミまであるようで、辿る人も多そうですね。
下流ほど水量は増えるので、雨後は難度が上がるのでしょう。


奥美濃や若狭の谷のような癒し系ではありませんが、初心者も楽しめるアドベンチャーワールドです。
駐車地からすぐ入渓でき、帰りもすぐ横に林道があるので、レッスン用の沢として人気があるみたいですよ。
とはいえ、増水したら一気に難易度も上がるので、要注意!

寒い日に無理をすることもありませんし、横を走る林道で安全に帰還できるのがいいです。


その通り~(^_-)
体力と状況に合わせて進退を決めます。まあ、家から1時間もかからないので、いつでも行けるしね~(^O^)/
機会があれば、お越しくださいマセ。

             ~biwa爺
biwaco
記事: 1423
登録日時: 2011年2月22日(火) 16:56
お住まい: 滋賀県近江八幡市

Re: 【鈴鹿】ちょっと増水の渋川で水遊びタイム

投稿記事 by biwaco »

biwacoさん、おはようございます。
シュークリさん、おはよう…じゃないか、こんにちは~(^_-)
レスありがとうさんです。

何年か前にベテランさんに連れて行ってもらった渋川。記憶では、滝も少なく危険もない、シロートの川遊びにピッタリの沢、といった感じ。遡行記録を見てもグレードは初級だし…。
渋川かあ。一度行かねばと思いながらまだ行ったことないですねえ。短いけど楽しい渓のようですね。梅雨が明けたら一度行ってみようかな。
梅雨の間に来て下さい。シャワーや水風呂、打たせ湯(水)など、いろいろご用意してお待ちしております。(^_-)

モンベルの登攀講習でロープワークをしっかりマスターしたKさんが同行してくれるので安心だ。できれば懸垂下降のレッスンも…と、ハーネスやカラビナ、スリングなども用意したぞ!
おお、すばらしい。しっかりトレーニングしてきてくださいねえ。
そうなんです。今回は懸垂下降のレッスンが楽しみだったんですが、ややウエットなシチュエーションに気分が萎えてしまいました。
登れそうで登れない…(>_<)
登れそうで登れない…(>_<)
でもこの1.5mほどの壁を越えるのに難儀する。2支点で固定したアブミが垂れているが、片足をいれて体を押し上げても、次の一歩のホールドがない。
へえ、あぶみが残置されているんですか?お大尽がいるんですねえ。キャニオニングツアー会社が設置したのかな?
アブミと書きましたが、支点に足を入れる輪にした紐が垂らしてあるだけです。
右足でよいしょと踏ん張るのですが、濡れた岩はつるつるで左足のホールドがない!
腕力で体を引き上げるしかないのですが、なんせ、非力な爺ではいかんせん…(@_@;)

この後、三筋の3m滝を左から巻き、さらに遡上すると、やってきました、本日の核心部。左の岸壁にかかる10数mの白滝。これは見上げるだけ。
本流の滝は2mほどしかないが、水量が…(@_@。 ここも左(右岸)からへつるか、右手の岩棚の壁面に付けられたアブミを使ってクリアするか、のどちらかだろう。

ここもあぶみがあるんですか。あんまり沢に人工物を残置しないでほしいけどね。誰がこんなことをしているんだろうか。
まあ、ここはレッスン沢ですんで、お赦しを~<m(__)m>

帰ってから、記録を見たら前回は8年前。沢の様子が変わっていたのも仕方ない。渇水時で水量も大違い。沢のグレードは水量で大きく変わるってことを実感した次第。(^_-)
お疲れさんでした。今度一緒に再チャレンジしません?
ぜひぜひ~!
再どころか再三再四、サイゴまででも、よろしくお願いいたします。
ただ、小心者の爺は増水時は胸の震えが止まりませんので、お天気を見て、いつなりともお誘いください。

                     ~biwa爺
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柳川洞吹
記事: 681
登録日時: 2011年2月22日(火) 22:07
お住まい: クルマの中(簡易旅館仕様車)

Re: 【鈴鹿】ちょっと増水の渋川で水遊びタイム

投稿記事 by 柳川洞吹 »

biwacoさん こんばんは

  鬱陶しい梅雨空だけど、どうせ濡れネズミになる沢遊びなら同じこと…と、
  近くの谷に水遊びに行ってきた。


それはちょっと違うように感じるのは、ワシだけではないと思いますが。

  モンベルの登攀講習でロープワークをしっかりマスターしたKさんが同行してくれるので安心だ。
  できれば懸垂下降のレッスンも…と、ハーネスやカラビナ、スリングなども用意したぞ!


本格的なトレーニング装備ですね。

  渋川は雨乞岳が源頭で、上流はフジキリ谷。
  永源寺の甲津畑にある「愛郷の森」キャンプ場の奥から入川する。
  無料駐車場からすぐ河原に出られるから嬉しい。


愛郷の森ってどこかと思えば、池田牧場の横だったんですね。

  チャレンジは後にして、ここでランチタイム。小雨なのか滝の飛沫なのか、水滴が舞う。
  動かないと寒くなるので合羽の上着を着込む。
  冷えたままのアワワが、それでもウマイのはどうしたことだ。
  ミニ助六寿司を噛みしめながら、体が震えるのはチャレンジを控えての武者震いか、それとも寒いだけなのか…。


身体が、温めたビールを欲しがるようになっては、もうおしまいです。
冷えたアワワがウマイのは元気な証拠。
震えるのは、老衰の可能性はまだ考えなくていいんですね。

  今季初めての「がんばらない沢遊び」はお昼過ぎには終了。
  懸垂のレッスンは次回にオアズケってことで、帰路に着く。


梅雨の日でも、楽しく過ごせてよかったですね。

よい山旅を!
               洞吹(どうすい)
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矢問
記事: 290
登録日時: 2011年2月23日(水) 07:28
お住まい: 兵庫県
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Re: 【鈴鹿】ちょっと増水の渋川で水遊びタイム

投稿記事 by 矢問 »

biwacoさん、こんにちは(^^)

もう暑くて僕は半分とけかけています・・・。ダメです、暑がりは・・・。

渋川、なかなか楽しんだようですね(^^)
僕も9年前に初心者仲間の沢登り教室をするためにそこを溯行したことがあります。
http://homepage1.nifty.com/komachans/ya ... bukawa.htm
このレポ内に出てくる「ことちゃん」は、ヤブコギのマドンナ(?)とっちゃんの事です(^^)

biwacoさんも、いよいよ沢登り隊にも入ったのですね(^_-)
懸垂下降だけは充分に練習してからして下さいね。事故がとても多いので。

今日は沢にも行かず、近場の低山で朝食を食べに散歩登山していました。
http://www.komachans.com/2015rep/syararin0712.html
いまはクーラーの部屋でくつろいでいます(^^;)

またどこかの沢でお会いしましょう (^o^)/
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