【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

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シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

投稿記事 by シュークリーム »

今週は家内から庭木の剪定を仰せつかっているので、山へ行けるのはどちらか1日のみ。鈴ハイで石谷川へ行く予定があったのでそれに乗せてもらうことにした。2,3日前にたろーさんからメールが。「日曜日は雨で中止になる可能性があるので土曜日も沢に行きます。日曜日の予定はそのままで。行先はうつろ谷。」要するに土日とも沢に行く気かい。早速うつろ谷に行くことにし、石谷川はキャンセル。急な山行予定でもメンバーが集まるのが最近の鈴ハイ。5人パーティーになった。男2人に沢ガール3人。ハーレム沢行やなあ。

【 日 付 】2015年7月4日(土)
【 山 域 】若狭 耳川流域
【メンバー】たろー、ふみ、ずみ、まる、シュークリーム
【 天 候 】曇り
【 ルート 】うつろ谷出会い駐車地 9:35 --- 9:55 10m滝 --- 10:50 20m大滝 --- 14:00 赤坂山 14:40 --- 15:40駐車地

亀山でまるちゃんをピックアップして一路福井県美浜に向かう。美浜インター近くのコンビニで名古屋組と合流し登山口に向かう。まるちゃんは5月の初沢でいきなりたろーさんに比良・白滝谷のゴルジュを泳がされた。それがトラウマになって沢嫌いになったかと思ったら、それがきっかけで沢道具を買いそろえて、すっかり沢ガールになってしまったという人。山道具の購入に使ったクレジットの今月の返済額が給料をはるかに上回ったらしい。

ずみちゃんは先週の元越谷が初沢で、今回は2回目という。まだ沢道具も揃えていなくて、沢靴も借り物。ふみちゃんは鈴ハイの古参で、鈴ハイ女性陣のお姉さん役として、私ともすっかり沢ともだ。

うつろ谷の出会いで沢装束を整え、入渓する。堰堤をいくつか越えていくと最初の10m滝がお出迎え。梅雨時とあって水量が多い。狭い釜を泳いで右岸にとりつけば、あとは比較的容易に直登できる。狭い釜は意外に深く、背が立たない。増水で釜の中で渦巻いている水につかりながら、壁のホールドをたどって右岸に行くのだが、朝一の滝で女性陣の表情は緊張のためすっかりこわ張っている。
最初の10m滝
最初の10m滝
たろーさんがまず中段まで登り、私が右岸の滝下で女性陣のフォローをする。ロープでひっぱっているので溺れることはないのだが、渦巻く水が怖いようで苦労している。一旦右岸に到達すれば、ホールドが豊富にあるので簡単に登る事ができる。

2番目の10m滝はたろーさんが滝横を登るが、ちょっと渋いということでたろーさんの指示で左岸のルンゼをたどって女性陣とともに巻き登る。
2番目の10m滝
2番目の10m滝
次に現れたのはこの渓最大の20m大滝だ。ここは私がリードで登らせてもらう。流れの右側にホールドが十分にあり、それほど難しそうには見えないが、高度感があって落ちるとただでは済まない。中盤に適当なクラックがあったので、ここにカムをかませて支点にする。落ち口付近のホールドが細かく思ったより登りごたえがあったが、無事に登り切り全員を引き上げる。
20m大滝
20m大滝
これ以降も10m前後の滝が次々と現れ、あきるいとまがない。そのすべての滝が直登できるのだけど、決して簡単に登れる滝ではなく、中級者であってもそれなりに登りごたえのある滝ばかりなのだ。もちろん、初級沢ガールには難しい滝で、たろーさんがその都度的確にロープを出して確保する。私は多くの場合に、最後尾で下から補助に回るサンドイッチ体制で全員無事に登り切った。女性陣は中盤以降は調子がでてきたみたいで、とくにまるちゃんは自分が先頭で登ろうとして、ふみちゃんに止められたりしている。
なるほど、こりゃ山日和さんが5回も通うのもよくわかるわ。こんな面白い渓はそう滅多にあるもんじゃない。
P1100765.jpg
美女二人
美女二人
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P1100787.jpg
P1100824.jpg
最後は傾斜の緩いナメ滝が続き、頭上が明るくなったと思ったらぽんと明王禿げに飛び出した。増水のせいか最後まで水がきれなかった。明王禿からの景色を見て沢ガール達から歓声がわく。時刻を見るともう2時近い。みんなびっくり。
「今日は時間がたつのをすっかり忘れていたわ」
「あ~、楽しかった」
朝一番のひきつった顔はどこへやら。登り切った快感と解放感でみんな満面の笑顔だ。

赤坂山まで行き、短い昼食休憩。まるちゃんが作ってきてくれたチャーハンを頂く。ごちそうさまでした。身体が冷えてきたので適当に下山する。下山路は九十九折れのいい道で、登山道わきにはブナ、トチ、クルミ、カエデなどの大木がそびえ、鈴鹿などとは違った豊潤な自然を感じさせる。「ブナとカツラのワンダーランド」はこの近くのはずだが、なるほどという感じだった。最後は駐車地にピンポイントで降り立った。

1日行動を共にして、すっかり打ち解けたまるちゃん。温泉への車中で、
「シュークリームサンハスズハイノメンバージャナイノ?」(まるちゃんは中国人で日本語がたどたどしいので、カタカナにしました)
「鈴ハイは年齢制限があって、ぼくは年なんで入れないんだよ。」
「デモ、スズハイニハ、トシヲトッタヒトモイルヨ。ニンゲン、トシハカンケイナイヨ。ココロノモンダイヨ。」
さすが、女一人で異国の地でちゃんと働いているまるちゃん。考え方がしっかりしている。

温泉から出て、
「シュークリームサンハ、スズハイニハイッテモイイト、ミンナイッテイルヨ」
と満面の笑み。どうも、お風呂の中で他の女性メンバーと交渉したらしい。
「シュークリームさんは今でもメンバーと同じだからね」と、お姉さん役のふみちゃんがやんわりフォローしてくれる。

帰りの車中で、
「ワタシ、リョウリガスキナンデ、ヤマデリョウリヲスルノガタノシミ。100ザン100ミ(味)ヲシテミタイヨ。デモ、ヒトリデヤマニイケナイカラ、ヤマノアンナイヲシテクレテ、ヤマノウエデワタシノリョウリヲタベテクレルヒトガホシイヨ。」
んっ?それって私に山へ一緒に行って欲しいってこと?
                         @シュークリーム@
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

シュークリームさん、こんばんは。

帰りの車中で、
「ワタシ、リョウリガスキナンデ、ヤマデリョウリヲスルノガタノシミ。100ザン100ミ(味)ヲシテミタイヨ。デモ、ヒトリデヤマニイケナイカラ、ヤマノアンナイヲシテクレテ、ヤマノウエデワタシノリョウリヲタベテクレルヒトガホシイヨ。」
んっ?それって私に山へ一緒に行って欲しいってこと?


ソウだと思う!


                    グー(伊勢山上住人)
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

投稿記事 by シュークリーム »

グーさん、おはようございます。

帰りの車中で、
「ワタシ、リョウリガスキナンデ、ヤマデリョウリヲスルノガタノシミ。100ザン100ミ(味)ヲシテミタイヨ。デモ、ヒトリデヤマニイケナイカラ、ヤマノアンナイヲシテクレテ、ヤマノウエデワタシノリョウリヲタベテクレルヒトガホシイヨ。」
んっ?それって私に山へ一緒に行って欲しいってこと?

ソウだと思う!

ナズナ・グーコンビの二番煎じになりますかねえ :D
添付ファイル
s-P1100858.jpg
                         @シュークリーム@
落第忍者
記事: 1229
登録日時: 2011年2月20日(日) 15:31
お住まい: 三重県伊賀市
連絡する:

Re: 【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

投稿記事 by 落第忍者 »

シュークリームさん、おはようございます。

老當益壮ですかねえ。
最近の私は随分とバランスが悪くなったような気がして。
何処へ行くにもヘルメットを被ることを習慣にしたのは良かったと思っています。

シュークリームさんは職場でも沢でも若い人のエキスを吸い取っているからかもしれませんね。
まあ本人の気持ち次第だとは思いますが・・・

矢問さんからもアドバイスを貰いましたので、単独の沢歩きは平流に留めておきます。
滝を見るのは大好きですけど、どうしても登りたいとは思いませんし。

先日のリトル比良でバテたような状態に陥りましたので、涼しい遊びをしたいのはやまやまなんですけどね。
楽しそうなレポを読ませて貰って行った気になってみます。

たどたどしい日本語、カタカナ読みにすると感じが伝わりますね。
二人きりの車内でそんなことを言われたら舞い上がってしまいそうですが、相手の力を見極めながら慎重にといったところでしょうか。
落第忍者
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
連絡する:

Re: 【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

投稿記事 by kitayama-walk »

 シュークリさんの夏がやってきましたね。沢の夏ってやつがね。

 さて耳川水系のうつろ谷は、前から一度行ってみたいところだと思っていました。ネットでも結構載っていますよね。
遡行グレートは1級上、総合グレードは初級とされているので、初級者でも行ける沢だと思いますが、単独ではいけ
ませんよね。誰か一緒に行ってくれる人を探しています。

 ここがいいのは、滝のほとんどが突破でき、最後は、三国山と赤坂山の真ん中にある明王の禿に出るので、展望
がよく眼下にびわ湖が広がっていることですね。下山も赤坂山から粟柄越に下り、登山道が辿れば、うつろ谷出合
にちゃんと戻れますからね。

 帰りの温泉は、みかた温泉「きらら」でしたかね。
うつろ谷遡行図
うつろ谷遡行図
written by kitayama-walk
アバター
山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

投稿記事 by 山日和 »

シュークリさん、こんにちは。

超ニアミスじゃないですか~。折戸谷の林道出合の先に駐車してたの気付きませんでした?我々より遅く入山して早く下山
したんですね。 :lol:

うつろ谷の出会いで沢装束を整え、入渓する。堰堤をいくつか越えていくと最初の10m滝がお出迎え。梅雨時とあって水量
が多い。狭い釜を泳いで右岸にとりつけば、あとは比較的容易に直登できる。


この滝は初めての時は左岸巻きで懸垂下降、2回目は左岸から中段で右岸へ横断、3回目以降は右岸直登と、いろいろ楽しませて
頂いてます。

[attachment=4]10m滝横断_1.JPG[/attachment]
2番目の10m滝はたろーさんが滝横を登るが、ちょっと渋いということでたろーさんの指示で左岸のルンゼをたどって女性陣
とともに巻き登る。


この滝の手前で左から入る谷にもきれいな滝があるんですよ。出合から見えませんが、入ってすぐにカーブしたところです。

[attachment=3]P1140745_1.JPG[/attachment]
次に現れたのはこの渓最大の20m大滝だ。ここは私がリードで登らせてもらう。流れの右側にホールドが十分にあり、それほ
ど難しそうには見えないが、高度感があって落ちるとただでは済まない。中盤に適当なクラックがあったので、ここにカムをか
ませて支点にする。落ち口付近のホールドが細かく思ったより登りごたえがあったが、無事に登り切り全員を引き上げる。


この滝がうつろ谷の白眉ですね。高度感もあって面白い登攀が楽しめます。

[attachment=2]P1140762_1.JPG[/attachment]
これ以降も10m前後の滝が次々と現れ、あきるいとまがない。そのすべての滝が直登できるのだけど、決して簡単に登れる
滝ではなく、中級者であってもそれなりに登りごたえのある滝ばかりなのだ。


まあ、とにかく滝が次々と出てきます。以前のレポで「直登天国」と書きましたが、その通りでしょう~。

なるほど、こりゃ山日和さんが5回も通うのもよくわかるわ。こんな面白い渓はそう滅多にあるもんじゃない。

沢登りのためにできたような谷ですね。最後の15m滝の出口は渋くなかったですか?

[attachment=1]27_large_1.jpg[/attachment]
最後は傾斜の緩いナメ滝が続き、頭上が明るくなったと思ったらぽんと明王禿げに飛び出した。増水のせいか最後まで水が
きれなかった。


ここは水量が少ない時でも水は切れませんよ。

下山路は九十九折れのいい道で、登山道わきにはブナ、トチ、クルミ、カエデなどの大木がそびえ、鈴鹿などとは違った豊潤
な自然を感じさせる。「ブナとカツラのワンダーランド」はこの近くのはずだが、なるほどという感じだった。最後は駐車地にピン
ポイントで降り立った。


この「粟柄越」の旧道は実に雰囲気のあるいい道で、私のお気に入りです。
ところで「ブナとカツラ」じゃなくて「トチとカツラ」ですよ。
うつろ谷の1本南側の湯ノ花谷と左岸尾根もいいのでぜひ。
高速代とガソリン代を使って来る若狭の山の値打ちをわかって頂けましたか? :lol:

「ワタシ、リョウリガスキナンデ、ヤマデリョウリヲスルノガタノシミ。100ザン100ミ(味)ヲシテミタイヨ。デモ、ヒトリデヤマニイ
ケナイカラ、ヤマノアンナイヲシテクレテ、ヤマノウエデワタシノリョウリヲタベテクレルヒトガホシイヨ。」
んっ?それって私に山へ一緒に行って欲しいってこと?


なんか意味深な言葉ですね~。 :mrgreen:

                山日和
[attachment=0]P1020128_1.JPG[/attachment]
添付ファイル
湯ノ花谷
湯ノ花谷
27_large_1.jpg
P1140762_1.JPG
P1140745_1.JPG
10m滝横断_1.JPG
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

投稿記事 by シュークリーム »

忍者さん、おはようございます。

老當益壮ですかねえ。
最近の私は随分とバランスが悪くなったような気がして。
何処へ行くにもヘルメットを被ることを習慣にしたのは良かったと思っています。


たしかに、ヘルメットは大事ですね。
私も沢以外に、自転車に乗るときは必ずヘルメットをしています。今までこれで助かったことが何度かあります。


シュークリームさんは職場でも沢でも若い人のエキスを吸い取っているからかもしれませんね。
まあ本人の気持ち次第だとは思いますが・・・


エキスは吸いとっていないとは思うんですが。周りに若い人たちがいることはいいことだと思います。
二十歳前後の若者たちですが、年をとってから割とフランクに付き合えるようになりました。
今、私が学生だったころの恩師と同じくらいの年になりましたが、あのころの恩師は本当にお爺さんにみえましたね。


矢問さんからもアドバイスを貰いましたので、単独の沢歩きは平流に留めておきます。
滝を見るのは大好きですけど、どうしても登りたいとは思いませんし。

先日のリトル比良でバテたような状態に陥りましたので、涼しい遊びをしたいのはやまやまなんですけどね。
楽しそうなレポを読ませて貰って行った気になってみます。


矢問さんは単独では沢に入らない方がいいと言っているだけで、複数で入ることは止めていませんよ。KWさんもうつろ谷へ行きたがっているし、私ももう一度行ってみようかと思っています。一度、一緒にうつろ谷とかどうですか?

たどたどしい日本語、カタカナ読みにすると感じが伝わりますね。
二人きりの車内でそんなことを言われたら舞い上がってしまいそうですが、相手の力を見極めながら慎重にといったところでしょうか。


おっと~、忍者さんも若いですねえ。
まあ、車中で女の子とそんな話をするのも若返りの秘訣かもね ;)
添付ファイル
P1100827.jpg
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

投稿記事 by シュークリーム »

キタさん、おはようございます。

 さて耳川水系のうつろ谷は、前から一度行ってみたいところだと思っていました。ネットでも結構載っていますよね。
遡行グレートは1級上、総合グレードは初級とされているので、初級者でも行ける沢だと思いますが、単独ではいけ
ませんよね。誰か一緒に行ってくれる人を探しています。


どういう登り方をするかでグレードは変わってくると思いますが、沢ナビでは2級+になっています。山渓の本では巻いているので1級、沢ナビではほとんど直登で、この場合は十分2級程度の難度はあると思います。直登の方がずっと楽しいですね。
私もこの渓は何度行ってもいいと思っていますので、また日程調整させていただきます。私は8月後半しかあいていないので、その頃になると思います。


 ここがいいのは、滝のほとんどが突破でき、最後は、三国山と赤坂山の真ん中にある明王の禿に出るので、展望
がよく眼下にびわ湖が広がっていることですね。下山も赤坂山から粟柄越に下り、登山道が辿れば、うつろ谷出合
にちゃんと戻れますからね。


そうですね、渓から直接稜線に出てしまうので、快感ですね。展望もいいし、いいところです。湯の花谷を下るという手もありますよ。
添付ファイル
P1100836.jpg
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

投稿記事 by シュークリーム »

山日和さん、おはようございます。

超ニアミスじゃないですか~。折戸谷の林道出合の先に駐車してたの気付きませんでした?我々より遅く入山して早く下山
したんですね。


たろーさんが、「あれ山日和さんの車じゃないか」と言っていたんですが、私が「車の色が違うような」といいました。グーさんじゃないけど、完全にアルツですねえ(^^;)

この滝は初めての時は左岸巻きで懸垂下降、2回目は左岸から中段で右岸へ横断、3回目以降は右岸直登と、いろいろ楽しませて
頂いてます。


写真を見るとこのときは釜が浅かったんですねえ。

この滝の手前で左から入る谷にもきれいな滝があるんですよ。出合から見えませんが、入ってすぐにカーブしたところです。

そう言えば、左から支谷が入ってきていましたねえ。思い出しました。

この滝がうつろ谷の白眉ですね。高度感もあって面白い登攀が楽しめます。

高度感があるので、ここは安全のため1か所支点を取りました。後はすべてたろーさんはフリーで登っていましたが、安全を考えると支点を取った方がいいところもありましたね。

まあ、とにかく滝が次々と出てきます。以前のレポで「直登天国」と書きましたが、その通りでしょう~。

そうですね。あれだけ絶妙な滝が連続するというのはめったにないですよね。
一つ二つそんな滝があるところはいくらでもありますけど、あれだけ連続してあるなんてね。素晴らしいアスレチック渓だと思います。


沢登りのためにできたような谷ですね。最後の15m滝の出口は渋くなかったですか?

私がロープを出そうとしたところかな?
私が登ってロープを出そうとしたら、下でたろーさんが先にお助けロープを出していました。


この「粟柄越」の旧道は実に雰囲気のあるいい道で、私のお気に入りです。
ところで「ブナとカツラ」じゃなくて「トチとカツラ」ですよ。


完全にアルツです :lol:

うつろ谷の1本南側の湯ノ花谷と左岸尾根もいいのでぜひ。
高速代とガソリン代を使って来る若狭の山の値打ちをわかって頂けましたか?


湯の花谷は今度行ってみたいですね。
確かにいいところなんだけど、費用を考えるとそうしょっちゅうはねえ。
添付ファイル
P1100847.jpg
                         @シュークリーム@
バーチャリ
記事: 547
登録日時: 2011年3月12日(土) 20:58

Re: 【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

投稿記事 by バーチャリ »

プレビュー: Re: 【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

シュークリームさん 今日は
今週は家内から庭木の剪定を仰せつかっているので、山へ行けるのはどちらか1日のみ

山ざんまいの方と誤解していました :(

。鈴ハイで石谷川へ行く予定があったのでそれに乗せてもらうことにした。2,3日前にたろーさんからメールが。「日曜日は雨で中止になる可能性があるので土曜日も沢に行きます。日曜日の予定はそのままで。行先はうつろ谷。」要するに土日とも沢に行く気かい。早速うつろ谷に行くことにし、石谷川はキャンセル。急な山行予定でもメンバーが集まるのが最近の鈴ハイ。5人パーティーになった。男2人に沢ガール3人。ハーレム沢行やなあ。


シュークリームさん元気な源は若い人のエキスを吸って見えるからなんですね(^_-)

山も若い山ガールが増えていい事ですね
昔と違ってファッションが明るくいいです。


    バーチャリ
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

投稿記事 by シュークリーム »

バーチャリさん、おはようございます。

山ざんまいの方と誤解していました

たまにはお手伝いもしないとね。

シュークリームさん元気な源は若い人のエキスを吸って見えるからなんですね(^_-)

山も若い山ガールが増えていい事ですね
昔と違ってファッションが明るくいいです。


エキスは吸っていないってばあ。
まあ、山に若い女の子が増えるというのはいいことですね。
沢を歩いているとそんなのにはお目にかかれないけどね。
                         @シュークリーム@
兔夢
記事: 624
登録日時: 2011年2月24日(木) 23:12

Re: 【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

投稿記事 by 兔夢 »

シュークリームさん、こんばんは。
ウツロ谷、僕も昨年そばつるとともにお邪魔しました。
滝、滝、滝の連続で楽しませてもらいました。
しかし、僕らは最後をとちってあらぬところに登ってしまいました。
が、それも又よしでした。

それにしてもたろーさんの突破力はすごいですねえ。
二つ目の10m、僕らはどうしようと悩んだ挙げ句巻きました。

翌日、まるちゃんと一緒でしたよ。
石谷川に同行させてもらいました。
[attachment=0]KIMG0803.jpg[/attachment]
仕事に頑張りすぎてきつくなったところで山と出会ったみたいですね。
山に行く事がとても楽しそうでした。
日本の山は美しいって言ってましたがこれはちょっと恥ずかしかった。
いい仲間も一杯できたと言ってましたよ。
シュークリさんの事だったのかな。
いい子ですね。
休憩には飴をみんなに配ったり手製料理を振る舞ったり。
蛭がいると聞けば自分の防虫スプレーをサッと差し出したり。
鈴ハイの他のメンバーもいい人達ばかりでした。
そして力量も高い。
シュークリさんが何時も同行するのがわかる気がします。

         兔夢

添付ファイル
KIMG0803.jpg
ヒグラシ
記事: 68
登録日時: 2013年7月15日(月) 19:08
お住まい: 愛知県瀬戸市

Re: 【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

投稿記事 by ヒグラシ »

シュークリームさんこんばんは。
スパルタ系遡行??となった石谷川にみえないと思ったら、華やかなウツロ谷(なんか響き良くない :? )行かれてたのですね。
以前、同じく梅雨雲逃れてうつろ谷に追いやられました。

狭い釜を泳いで右岸にとりつけば、あとは比較的容易に直登できる。狭い釜は意外に深く、背が立たない。増水で釜の中で渦巻いている水につかりながら、壁のホールドをたどって右岸に行くのだが、朝一の滝で女性陣の表情は緊張のためすっかりこわ張っている。


私は左岸リッジ登りかけて、難しさにあせりました。ほんとに1級の沢?と
[attachment=3]P1060393.jpg[/attachment]

2番目の10m滝はたろーさんが滝横を登るが、ちょっと渋いということでたろーさんの指示で左岸のルンゼをたどって女性陣とともに巻き登る。

この滝でしたっけ、左岸上部乗越がハングしていてやはりビビりました。
[attachment=2]P1060420.jpg[/attachment]

これ以降も10m前後の滝が次々と現れ、あきるいとまがない。そのすべての滝が直登できるのだけど、決して簡単に登れる滝ではなく、中級者であってもそれなりに登りごたえのある滝ばかりなのだ。もちろん、初級沢ガールには難しい滝で、たろーさんがその都度的確にロープを出して確保する。私は多くの場合に、最後尾で下から補助に回るサンドイッチ体制で全員無事に登り切った。女性陣は中盤以降は調子がでてきたみたいで、とくにまるちゃんは自分が先頭で登ろうとして、ふみちゃんに止められたりしている。


確かに息つく間も無く滝現れますね!
最後の10m程、くの字滝は濡れたくなくて右岸のフェイスをやはりビビりながら乗越ました。
[attachment=1]P1060542.jpg[/attachment]
初めての沢はなんせ緊張の連続です。
翌日の石谷川ではタローさんもまるちゃんも何の疲労も感じさせずに遡行終えてました。
ほんとタフですね~
私はあわよくばと思っていた頂礼井戸滝、4mトイ滝共敗退でイマイチでしたが・・・
[attachment=0]P7050136.JPG[/attachment]
いずれまた梅雨空を逃れてご一緒したい沢です。

ヒグラシ
添付ファイル
4mトイ滝
4mトイ滝
最後のくの字滝側壁
最後のくの字滝側壁
上部ハング滝
上部ハング滝
最初の滝
最初の滝
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

投稿記事 by シュークリーム »

兔夢さん、おはようございます。

ウツロ谷、僕も昨年そばつるとともにお邪魔しました。
滝、滝、滝の連続で楽しませてもらいました。
しかし、僕らは最後をとちってあらぬところに登ってしまいました。
が、それも又よしでした。


はい、レポ参考にさせていただきました。いくらでも遊びつくすことができる希有な渓ですね。何度行ってもいいと思いました。

それにしてもたろーさんの突破力はすごいですねえ。
二つ目の10m、僕らはどうしようと悩んだ挙げ句巻きました。


たろーさんも途中から右に逃げていました。あそこはちょっと難しいですね。

翌日、まるちゃんと一緒でしたよ。
石谷川に同行させてもらいました。


兔夢さんが石谷川に来られることはたろーさんに聞いていました。それにしても、天気予報が悪かったので中止だろうと思っていたんですが、さすがに雨が降ろうが槍が降ろうが沢に行くたろーさんらしいですね。

仕事に頑張りすぎてきつくなったところで山と出会ったみたいですね。
山に行く事がとても楽しそうでした。
日本の山は美しいって言ってましたがこれはちょっと恥ずかしかった。


いや、日本の山は美しいと思います。日本ほど気軽に山に行ける国はないんじゃないでしょうか。

いい仲間も一杯できたと言ってましたよ。
シュークリさんの事だったのかな。
いい子ですね。


私も入れていてくれると嬉しいですけどね。
2日間続けて沢に入ったのは彼女とたろーさんだけだと思いますが、今年から沢を始めたばかりなのにすごいバイタリティーですね。


休憩には飴をみんなに配ったり手製料理を振る舞ったり。
蛭がいると聞けば自分の防虫スプレーをサッと差し出したり。
鈴ハイの他のメンバーもいい人達ばかりでした。
そして力量も高い。
シュークリさんが何時も同行するのがわかる気がします。


鈴ハイの人たちには気軽に受け入れていただいてありがたいことだと思っています。
たろーさんが手塩にかけて育ててきた沢グループなので、みんなすごいですよね。
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【若狭・沢登り】こんなに楽しい渓があったなんて! 耳川・うつろ谷

投稿記事 by シュークリーム »

ヒグラシさん、おはようございます。

スパルタ系遡行??となった石谷川にみえないと思ったら、華やかなウツロ谷(なんか響き良くない )行かれてたのですね。
以前、同じく梅雨雲逃れてうつろ谷に追いやられました。


今回は2日のうちの1日だけ自由の身だったんで、初めてのうつろ谷を選びました。石谷川は何度も行っているし、雨で中止になるだろうと思っていましたんで。石谷川はその人のレベルに合わせていろいろな楽しみ方ができる面白い渓ですね。もちろんヒグラシさんはすべて直登に挑戦されたんでしょうけど。

私は左岸リッジ登りかけて、難しさにあせりました。ほんとに1級の沢?と

そうですか。右岸側は比較的楽だったですが、難しいコースを選ぶところはヒグラシさんらしいですね。意識して難しいコースを選ばれているような気がしますが。

この滝でしたっけ、左岸上部乗越がハングしていてやはりビビりました。

この滝も直登ですか。ヒグラシさんらしいです。

確かに息つく間も無く滝現れますね!
最後の10m程、くの字滝は濡れたくなくて右岸のフェイスをやはりビビりながら乗越ました。


やっぱりわざと難しいコースを選んでいる感じだなあ。

初めての沢はなんせ緊張の連続です。
翌日の石谷川ではタローさんもまるちゃんも何の疲労も感じさせずに遡行終えてました。
ほんとタフですね~
私はあわよくばと思っていた頂礼井戸滝、4mトイ滝共敗退でイマイチでしたが・・・


あのつるつるの壁を登ろうと思うのがすごい。私は挑戦しようとさえ思いません。

いずれまた梅雨空を逃れてご一緒したい沢です。

はい、またよろしくお願いします。
                         @シュークリーム@
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