滝の下降は滝登りよりもずっと危険なので，懸垂下降用に40mロープを持っていきます。
滝の下降は木原谷二段の滝だけですよね。10ｍ以上あるだろうか？
【 日 付 】 平成27年7月4日（土）
【 山 域 】 台高
【 天 候 】 曇り のち パラパラ
【 ルート】 キワラ滝7：40---9：00二段の滝10：30---12：55駐車地
【メンバー】 グー単独
木原谷はもう何十回と歩いているが、二段の滝は眺めるだけ。
木原谷を案内すると大見得を切ったものの登ったことも下ったことも無い。
グー山行の下見に懸垂下降をするつもりで出かけたのですが・・・・。
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ここのところ雨が続き、櫛田川は笹にごりで増水している。
木原谷は源流部だから、増水といってもたいしたことは無いだろう。
キワラ滝の水量も多く、見応えがある。
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林道終点から崩落箇所を過ぎたところで、小鳥が目の前を横切った。
「ん？」左の岩壁に目をやると、鳥の巣に卵が。
白っぽい卵3つと、水色の大き目の卵が1つ。托卵かな？
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昨日買ってきたばかりのヘルメットを被り、まず滝下から偵察する。
奥行きは2ｍと短いが、しっかりと深い滝壺が形成されていて驚いた。
「こっちに降りたら首まで浸かってしまうな」
滝上へ杣道で巻き上がり、落ち口へ下りる。
落ち口の近くには適当な支点が無い。少し上流の木を支点にする。
20ｍロープを回して、落ち口からロープをたらすが・・・・・
「木原谷二段の滝」とグーが勝手に呼んでいるが正式な名前は知らない。
遠目には二段の滝に見えるが、3ｍ・6ｍ・1.5ｍ・10ｍ（？）の４段になっている。
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20ｍロープの半分10ｍって予想外に短い。１段目3ｍ下のテラスで終わり。
２段目6ｍも支点が落ち口より3ｍほど上になる。しかも垂直・空中遊泳。
もし、グーの見立ての6ｍより高かったら宙ぶらりんになってしまう。
最下段の10ｍも支点は落ち口よりかなり上になるだろう。
グーの20ｍロープＷではとてもじゃないが足りない。
シングルにしてロープを回収する方法もシュークリームさんに教えてもらったが
回収するための20ｍの細引きを持っていない。
「ヤメ～」
ゼエノ谷出合手前の倒木帯は右岸に巻き道が踏まれているがヤッカイ。
ポツリ ポツリ 雨粒が落ち始めてきた。気温も低い。
とても鳴滝くぐりをしたい陽気ではない。林道歩きで戻りました。
グー（伊勢山上住人）
木原谷はもう何十回と歩いているが、二段の滝は眺めるだけ。