【若狭・湖西】三重嶽・大御影山を巡る谷と尾根
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【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
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【若狭・湖西】三重嶽・大御影山を巡る谷と尾根
【日 付】2015年5月23日(土)
【山 域】若狭・湖西 三重嶽・大御影山
【天 候】晴れ
【コース】能登又林道終点7:25---8:50近江坂---9:25三重嶽分岐---10:50三重嶽---11:00ブナ林ランチ場12:05---
12:40本谷橋---13:55大御影山14:15---15:30駐車地
行き先に困った時にまず頭に浮かぶのが福井県の美浜の山だ。もう新鮮な驚きはないが、その代わり確実に一定の
満足を得ることができる。金に困って実家に無心に行くようなものかもしれない。
能登又谷の林道終点に着いてみると、真新しい林道が延びていて驚いたが100mほどでストップ。谷への道の入口に
立つトチの巨木も無事でひと安心だ。イヤ谷と茶屋谷の二俣は実に雰囲気のあるいいところ。何度訪れても癒される。
茶屋谷に入ると目を瞠るようなトチやサワグルミの大木が次々と現われて楽しい。この山域の特徴は、谷ではトチやカ
ツラ、尾根ではブナを腹一杯になるまで見られることだ。
[attachment=7]DSCF3703_1.JPG[/attachment][attachment=6]DSCF3709_1.JPG[/attachment]
この谷は登山靴でも十分歩ける穏やかな谷で、滝と呼べるものはひとつとしてない。今日も足元は登山靴だ。
美しい渓相を愛でながら進むと谷が倒木で埋められていた。左岸を見上げると大規模な土砂崩れの跡が見える。やはり
去年の大雨はこの谷にも爪痕を残していたようだ。アスレチックよろしく倒木をくぐって進むと100mほどで元の姿に回復し
た。
勾配を増して来ると谷はV字に切れ込んで、左側のゆったりした尾根がやたら魅力的に見えた。別に谷を最後まで詰め
なければならない理由はないのだが、なんとなくそのまま進んでしまい、詰めの急斜面を喘ぎ登って近江坂に出た。
ここはいわゆる「高島トレイル」。立派な登山道があるが、名前が付けられる前から存在する、近江から若狭への古道で
ある。大日方面へ進んでお気に入りのブナ並木を眺めながら、先週同様に延々と続くブナ林に酔う。
[attachment=5]DSCF3740_1.JPG[/attachment][attachment=4]DSCF3755_1.JPG[/attachment]
大日へ向かう道と分かれて三重嶽(さんじょうがたけ)への尾根に入るとブナの性格が変わる。これまでのようにスラッと
伸びたブナではなく、地を這うように曲がりくねったブナばかり目につくようになった。どんな育て方をしたらこんなひねくれ
た子供になるのだろう。まとめて少年院送りになりそうな異形のブナ林を行く。
ホトトギスが盛んに鳴いているが、この前見たテレビ番組のネタが頭を駆け巡って、鳴き声が「ラッスンゴーレライ」と聞こ
えて仕方がない。「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん」と頭の中で口ずさみながら歩く。
山頂手前のピークまで来ると樹林が切れて草原になっており、霞がちながら若狭湾を望むことができた。山頂との間に
食い込む谷には低山にも関わらずまだ残雪があって驚かされた。
武奈ヶ岳への分岐を見送って再びブナ林を抜けると三重嶽の山頂。この山頂はあまり潤いがなく面白みがない。以前は
地元の中学校の生徒が作った櫓があって、登るとなかなかいい眺めが得られたのだが。暑い季節にはランチには不向き
な場所である。
[attachment=3]DSCF3785_1.JPG[/attachment]
ここから大御影山へ行くには元来た道を戻るか、石田川へ400m下って再び400m登り返すかである。戻るという選択肢
はハナからないので予定通り400mの登り返しを選ぶ。
山頂から本谷橋方面へ少し下ったところにいいブナ林がある。ランチはここでと決めていたところだ。これまた先週同様、
木陰にそよ風が吹き抜けて暑さ知らずである。暑さ知らず過ぎて肌寒いほどで、長袖を2枚重ね着してちょうどいいぐらい
だ。すぐ下を流れるノトマタ谷から聞こえてくる水音も涼感を誘う。
[attachment=2]DSCF3826_1.JPG[/attachment]
石田川の林道に下り立って少し上流へ歩けば本谷橋。標識の立つ登山口がある。ここからの尾根はまだ歩いたことがな
く、一度は歩いておかねばと思っていた道だ。初めは植林帯で、林業用のテープが紛らわしくて道を外してしまったが、とり
あえず尾根に乗ってしまえばOKだ。
標高差400mの下りはあっという間だが、登り返しはしんどい。ビヤランチの後となれば尚更である。言わばノルマ達成の
ためのルート設定だったのだが、予想よりもいい尾根だった。中間部にはそこそこのブナ林もあり、わざわざこんなルートに
した甲斐があったと言うべきか。やはり馬には乗ってみよ、山道は歩いてみよである。
[attachment=1]DSCF3841_1.JPG[/attachment]
大御影山の山頂では本日初めての登山者に会った。山頂からはすんなりと最短コースのハゲノ谷左岸尾根で下りるつも
りをしていたが、やはりそれでは面白くない。山頂から桧谷源頭をショートカットして、大御影山東峰である「ノロ尾の高」へ
向かう。やはりここへ来たらノロ尾の高のブナの巨樹に挨拶をしなければ失礼と言うものだ。
[attachment=0]DSCF3863_1.JPG[/attachment]
白谷コース(と言っても尾根道だが)へ入る。この道は拓かれた当時から比べるとかなり踏み跡が薄くなっている。
途中で道から離れて、駐車地へ真っすぐに伸びる尾根に乗った。新規開拓だったが、この尾根がまた拾い物だった。
ほとんど下生えのないスッキリしたブナ林が続いて思わず顔がほころぶ。耳川源流域では庄部谷山周辺と並んでたいて
いの谷と尾根は歩いているのだが、まだ新しい発見があるのがうれしい。
最後は激下りでズリズリと能登又谷の大カツラの前に着地。車に戻るとこの場所では珍しく、登山者が帰り支度をしていた。
山日和
【山 域】若狭・湖西 三重嶽・大御影山
【天 候】晴れ
【コース】能登又林道終点7:25---8:50近江坂---9:25三重嶽分岐---10:50三重嶽---11:00ブナ林ランチ場12:05---
12:40本谷橋---13:55大御影山14:15---15:30駐車地
行き先に困った時にまず頭に浮かぶのが福井県の美浜の山だ。もう新鮮な驚きはないが、その代わり確実に一定の
満足を得ることができる。金に困って実家に無心に行くようなものかもしれない。
能登又谷の林道終点に着いてみると、真新しい林道が延びていて驚いたが100mほどでストップ。谷への道の入口に
立つトチの巨木も無事でひと安心だ。イヤ谷と茶屋谷の二俣は実に雰囲気のあるいいところ。何度訪れても癒される。
茶屋谷に入ると目を瞠るようなトチやサワグルミの大木が次々と現われて楽しい。この山域の特徴は、谷ではトチやカ
ツラ、尾根ではブナを腹一杯になるまで見られることだ。
[attachment=7]DSCF3703_1.JPG[/attachment][attachment=6]DSCF3709_1.JPG[/attachment]
この谷は登山靴でも十分歩ける穏やかな谷で、滝と呼べるものはひとつとしてない。今日も足元は登山靴だ。
美しい渓相を愛でながら進むと谷が倒木で埋められていた。左岸を見上げると大規模な土砂崩れの跡が見える。やはり
去年の大雨はこの谷にも爪痕を残していたようだ。アスレチックよろしく倒木をくぐって進むと100mほどで元の姿に回復し
た。
勾配を増して来ると谷はV字に切れ込んで、左側のゆったりした尾根がやたら魅力的に見えた。別に谷を最後まで詰め
なければならない理由はないのだが、なんとなくそのまま進んでしまい、詰めの急斜面を喘ぎ登って近江坂に出た。
ここはいわゆる「高島トレイル」。立派な登山道があるが、名前が付けられる前から存在する、近江から若狭への古道で
ある。大日方面へ進んでお気に入りのブナ並木を眺めながら、先週同様に延々と続くブナ林に酔う。
[attachment=5]DSCF3740_1.JPG[/attachment][attachment=4]DSCF3755_1.JPG[/attachment]
大日へ向かう道と分かれて三重嶽(さんじょうがたけ)への尾根に入るとブナの性格が変わる。これまでのようにスラッと
伸びたブナではなく、地を這うように曲がりくねったブナばかり目につくようになった。どんな育て方をしたらこんなひねくれ
た子供になるのだろう。まとめて少年院送りになりそうな異形のブナ林を行く。
ホトトギスが盛んに鳴いているが、この前見たテレビ番組のネタが頭を駆け巡って、鳴き声が「ラッスンゴーレライ」と聞こ
えて仕方がない。「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん」と頭の中で口ずさみながら歩く。
山頂手前のピークまで来ると樹林が切れて草原になっており、霞がちながら若狭湾を望むことができた。山頂との間に
食い込む谷には低山にも関わらずまだ残雪があって驚かされた。
武奈ヶ岳への分岐を見送って再びブナ林を抜けると三重嶽の山頂。この山頂はあまり潤いがなく面白みがない。以前は
地元の中学校の生徒が作った櫓があって、登るとなかなかいい眺めが得られたのだが。暑い季節にはランチには不向き
な場所である。
[attachment=3]DSCF3785_1.JPG[/attachment]
ここから大御影山へ行くには元来た道を戻るか、石田川へ400m下って再び400m登り返すかである。戻るという選択肢
はハナからないので予定通り400mの登り返しを選ぶ。
山頂から本谷橋方面へ少し下ったところにいいブナ林がある。ランチはここでと決めていたところだ。これまた先週同様、
木陰にそよ風が吹き抜けて暑さ知らずである。暑さ知らず過ぎて肌寒いほどで、長袖を2枚重ね着してちょうどいいぐらい
だ。すぐ下を流れるノトマタ谷から聞こえてくる水音も涼感を誘う。
[attachment=2]DSCF3826_1.JPG[/attachment]
石田川の林道に下り立って少し上流へ歩けば本谷橋。標識の立つ登山口がある。ここからの尾根はまだ歩いたことがな
く、一度は歩いておかねばと思っていた道だ。初めは植林帯で、林業用のテープが紛らわしくて道を外してしまったが、とり
あえず尾根に乗ってしまえばOKだ。
標高差400mの下りはあっという間だが、登り返しはしんどい。ビヤランチの後となれば尚更である。言わばノルマ達成の
ためのルート設定だったのだが、予想よりもいい尾根だった。中間部にはそこそこのブナ林もあり、わざわざこんなルートに
した甲斐があったと言うべきか。やはり馬には乗ってみよ、山道は歩いてみよである。
[attachment=1]DSCF3841_1.JPG[/attachment]
大御影山の山頂では本日初めての登山者に会った。山頂からはすんなりと最短コースのハゲノ谷左岸尾根で下りるつも
りをしていたが、やはりそれでは面白くない。山頂から桧谷源頭をショートカットして、大御影山東峰である「ノロ尾の高」へ
向かう。やはりここへ来たらノロ尾の高のブナの巨樹に挨拶をしなければ失礼と言うものだ。
[attachment=0]DSCF3863_1.JPG[/attachment]
白谷コース(と言っても尾根道だが)へ入る。この道は拓かれた当時から比べるとかなり踏み跡が薄くなっている。
途中で道から離れて、駐車地へ真っすぐに伸びる尾根に乗った。新規開拓だったが、この尾根がまた拾い物だった。
ほとんど下生えのないスッキリしたブナ林が続いて思わず顔がほころぶ。耳川源流域では庄部谷山周辺と並んでたいて
いの谷と尾根は歩いているのだが、まだ新しい発見があるのがうれしい。
最後は激下りでズリズリと能登又谷の大カツラの前に着地。車に戻るとこの場所では珍しく、登山者が帰り支度をしていた。
山日和
Re: 【若狭・湖西】三重嶽・大御影山を巡る谷と尾根
個性豊かな樹木のオンパレードにうっとりしますね。
樹木の画像を見てるだけで美浜まで足をのばしてみようかなって思います。
でも、やっぱやめときますわ。
少年院送りのブナ林の中で「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん」と頭の中で口ずさみながら歩く・・・
そんなワケのわからん状態になると困りますんでね。
樹木の画像を見てるだけで美浜まで足をのばしてみようかなって思います。
でも、やっぱやめときますわ。
少年院送りのブナ林の中で「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん」と頭の中で口ずさみながら歩く・・・
そんなワケのわからん状態になると困りますんでね。
Re: 【若狭・湖西】三重嶽・大御影山を巡る谷と尾根
たんぽぽさん、どうもです。
個性豊かな樹木のオンパレードにうっとりしますね。
樹木の画像を見てるだけで美浜まで足をのばしてみようかなって思います。
そうでしょう~。一見の価値ありと言うか、クセになりますよ。
でも、やっぱやめときますわ。
少年院送りのブナ林の中で「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん」と頭の中で口ずさみながら歩く・・・
そんなワケのわからん状態になると困りますんでね。
すぐ慣れますって
山日和
個性豊かな樹木のオンパレードにうっとりしますね。
樹木の画像を見てるだけで美浜まで足をのばしてみようかなって思います。
そうでしょう~。一見の価値ありと言うか、クセになりますよ。
でも、やっぱやめときますわ。
少年院送りのブナ林の中で「ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん」と頭の中で口ずさみながら歩く・・・
そんなワケのわからん状態になると困りますんでね。
すぐ慣れますって
山日和
Re: 【若狭・湖西】三重嶽・大御影山を巡る谷と尾根
何でボクの好み知ってんやろ・・・
やっぱ行ってみようかな。
やっぱ行ってみようかな。
Re: 【若狭・湖西】三重嶽・大御影山を巡る谷と尾根
何でボクの好み知ってんやろ・・・
やっぱ行ってみようかな。
そりゃわかりますがな
たんぽぽさんのアナ好きは有名です
やっぱ行ってみようかな。
そりゃわかりますがな
たんぽぽさんのアナ好きは有名です
Re: 【若狭・湖西】三重嶽・大御影山を巡る谷と尾根
山日和さん、こんばんは(^^)
このブナの宝庫を山日和さんから教えて貰って初めて歩いたのが2006年6月。
もう9年も経ちました。その後も何度か訪れましたが、トレイル設置が始まってからは
感動よりも、残念なこと続き。ブナの枝はチェーンソーで切られてトレイルルートを
広くするばかり。もともと林床の草本類が鹿害で減ってきた上に人の大量歩圧で
どんどんと土がむき出しになってきて・・・・。
あのブナ林とともにマッチした林床の復活は夢のまた夢に・・・。残念です・・・・。
行くとまた残念な気持ちになりそうで、それを見るのを怖がりになりすぎている自分が居ます。
でも、また秋の涼しくなった頃にでも静かなブナ林を楽しみに訪れたくなりました。
またまた山日和さんのレポのおかげです。
鹿も餌の不足で、芦生の森でも降雪量が例年よりも少なかった去年の冬を越せなかった
頭数も多かった感じです。Fさんと鹿の死体調査した日だけでも10数頭の死体。
http://www.komachans.com/2015rep/asiu0509.html
カモシカやオオタカやイノシシの死体まで。一冬で中山から灰野までで26数頭、全体で34頭の鹿の死体発見は
ここ数年で最高数とのことでした。若い鹿までもこの冬を越せなかったようです。
明日は許可のもと、植生調査のお手伝い日なので、また芦生の森を朝から日暮れまで丸一日、
相棒と共に沢筋、尾根筋、川筋を歩き疲労困憊で、ヤブコギオフの日は体がいうことをきかないのは
明白のため参加出来ませんが、またみなさんにお会いできる日をたのしみにしています(^^)
まだ芦生で行方不明の男性が発見されていないのが気がかりですが・・・・。
明日は3時半起きで行って来ます!
このブナの宝庫を山日和さんから教えて貰って初めて歩いたのが2006年6月。
もう9年も経ちました。その後も何度か訪れましたが、トレイル設置が始まってからは
感動よりも、残念なこと続き。ブナの枝はチェーンソーで切られてトレイルルートを
広くするばかり。もともと林床の草本類が鹿害で減ってきた上に人の大量歩圧で
どんどんと土がむき出しになってきて・・・・。
あのブナ林とともにマッチした林床の復活は夢のまた夢に・・・。残念です・・・・。
行くとまた残念な気持ちになりそうで、それを見るのを怖がりになりすぎている自分が居ます。
でも、また秋の涼しくなった頃にでも静かなブナ林を楽しみに訪れたくなりました。
またまた山日和さんのレポのおかげです。
鹿も餌の不足で、芦生の森でも降雪量が例年よりも少なかった去年の冬を越せなかった
頭数も多かった感じです。Fさんと鹿の死体調査した日だけでも10数頭の死体。
http://www.komachans.com/2015rep/asiu0509.html
カモシカやオオタカやイノシシの死体まで。一冬で中山から灰野までで26数頭、全体で34頭の鹿の死体発見は
ここ数年で最高数とのことでした。若い鹿までもこの冬を越せなかったようです。
明日は許可のもと、植生調査のお手伝い日なので、また芦生の森を朝から日暮れまで丸一日、
相棒と共に沢筋、尾根筋、川筋を歩き疲労困憊で、ヤブコギオフの日は体がいうことをきかないのは
明白のため参加出来ませんが、またみなさんにお会いできる日をたのしみにしています(^^)
まだ芦生で行方不明の男性が発見されていないのが気がかりですが・・・・。
明日は3時半起きで行って来ます!
=================================
★ 矢問(やとう)
★ http://www.komachans.com/
★ Instagram yatoh3
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Re: 【若狭・湖西】三重嶽・大御影山を巡る谷と尾根
矢問さん、どうもです。
このブナの宝庫を山日和さんから教えて貰って初めて歩いたのが2006年6月。
もう9年も経ちました。その後も何度か訪れましたが、トレイル設置が始まってからは
感動よりも、残念なこと続き。ブナの枝はチェーンソーで切られてトレイルルートを
広くするばかり。もともと林床の草本類が鹿害で減ってきた上に人の大量歩圧で
どんどんと土がむき出しになってきて・・・・。
始まりは白谷から大御影山でしたね。あの時は一大ブームが湧き起りました。
例の「トレイル」以外の場所はまったくそんなことないんだけどね。
あのブナ林とともにマッチした林床の復活は夢のまた夢に・・・。残念です・・・・。
行くとまた残念な気持ちになりそうで、それを見るのを怖がりになりすぎている自分が居ます。
でも、また秋の涼しくなった頃にでも静かなブナ林を楽しみに訪れたくなりました。
またまた山日和さんのレポのおかげです。
「トレイル」以外のとこへ行けばいいじゃないですか。
まったく無傷のブナ林がまだまだ嫌と言うほど迎えてくれますよ。
[attachment=1]DSCF3789_1.JPG[/attachment][attachment=0]DSCF3791_1.JPG[/attachment]
鹿も餌の不足で、芦生の森でも降雪量が例年よりも少なかった去年の冬を越せなかった
頭数も多かった感じです。Fさんと鹿の死体調査した日だけでも10数頭の死体。
芦生通いが続いてますね~
しかし雪が少ないのに冬が越せないほどエサが少ないんですね。
明日は許可のもと、植生調査のお手伝い日なので、また芦生の森を朝から日暮れまで丸一日、
相棒と共に沢筋、尾根筋、川筋を歩き疲労困憊で、ヤブコギオフの日は体がいうことをきかないのは
明白のため参加出来ませんが、またみなさんにお会いできる日をたのしみにしています(^^)
残念ですけど頑張ってきて下さいね。秋のオフ会にはぜひ!!
まだ芦生で行方不明の男性が発見されていないのが気がかりですが・・・・。
こういうケースがあるから単独入山や歩道以外の歩行が禁じられてるでしょうねえ。
山日和
このブナの宝庫を山日和さんから教えて貰って初めて歩いたのが2006年6月。
もう9年も経ちました。その後も何度か訪れましたが、トレイル設置が始まってからは
感動よりも、残念なこと続き。ブナの枝はチェーンソーで切られてトレイルルートを
広くするばかり。もともと林床の草本類が鹿害で減ってきた上に人の大量歩圧で
どんどんと土がむき出しになってきて・・・・。
始まりは白谷から大御影山でしたね。あの時は一大ブームが湧き起りました。
例の「トレイル」以外の場所はまったくそんなことないんだけどね。
あのブナ林とともにマッチした林床の復活は夢のまた夢に・・・。残念です・・・・。
行くとまた残念な気持ちになりそうで、それを見るのを怖がりになりすぎている自分が居ます。
でも、また秋の涼しくなった頃にでも静かなブナ林を楽しみに訪れたくなりました。
またまた山日和さんのレポのおかげです。
「トレイル」以外のとこへ行けばいいじゃないですか。
まったく無傷のブナ林がまだまだ嫌と言うほど迎えてくれますよ。
[attachment=1]DSCF3789_1.JPG[/attachment][attachment=0]DSCF3791_1.JPG[/attachment]
鹿も餌の不足で、芦生の森でも降雪量が例年よりも少なかった去年の冬を越せなかった
頭数も多かった感じです。Fさんと鹿の死体調査した日だけでも10数頭の死体。
芦生通いが続いてますね~
しかし雪が少ないのに冬が越せないほどエサが少ないんですね。
明日は許可のもと、植生調査のお手伝い日なので、また芦生の森を朝から日暮れまで丸一日、
相棒と共に沢筋、尾根筋、川筋を歩き疲労困憊で、ヤブコギオフの日は体がいうことをきかないのは
明白のため参加出来ませんが、またみなさんにお会いできる日をたのしみにしています(^^)
残念ですけど頑張ってきて下さいね。秋のオフ会にはぜひ!!
まだ芦生で行方不明の男性が発見されていないのが気がかりですが・・・・。
こういうケースがあるから単独入山や歩道以外の歩行が禁じられてるでしょうねえ。
山日和
Re: 【若狭・湖西】三重嶽・大御影山を巡る谷と尾根
山日和さん こんばんは
能登又谷の林道終点に着いてみると、真新しい林道が延びていて驚いたが100mほどでストップ。
谷への道の入口に立つトチの巨木も無事でひと安心だ。
これは知りませんでした。
延ばしてどうするんでしょうね。
イヤ谷と茶屋谷の二俣は実に雰囲気のあるいいところ。何度訪れても癒される。
茶屋谷に入ると目を瞠るようなトチやサワグルミの大木が次々と現われて楽しい。
この谷は登山靴でも十分歩ける穏やかな谷で、滝と呼べるものはひとつとしてない。
今日も足元は登山靴だ。
この茶屋谷は一度歩きましたが、のんびりと歩けていいところですね。
大日方面へ進んでお気に入りのブナ並木を眺めながら、
先週同様に延々と続くブナ林に酔う。
こちらもええとこです。
ブナ酔いが止まらない。
ここから大御影山へ行くには元来た道を戻るか、石田川へ400m下って再び400m登り返すかである。
戻るという選択肢はハナからないので予定通り400mの登り返しを選ぶ。
ワシには400mの上下の選択肢はハナからありませんね。
戻るのもなんやし、400m下ったらそのまま帰りたいけど、クルマが山の向こうではなあ。
山頂から本谷橋方面へ少し下ったところにいいブナ林がある。ランチはここでと決めていたところだ。
石田川の林道に下り立って少し上流へ歩けば本谷橋。
標識の立つ登山口がある。ここからの尾根はまだ歩いたことがなく、一度は歩いておかねばと思っていた道だ。
予想よりもいい尾根だった。
中間部にはそこそこのブナ林もあり、わざわざこんなルートにした甲斐があったと言うべきか。
やはり馬には乗ってみよ、山道は歩いてみよである。
「ニンジンは食ってみよ」とも言いますし。
それはさておき、どちらの尾根もいいところがありそうですね。
こちら側は両方ともまだ歩いたことがないので、本谷橋からの周回コースくらいがワシ向きかな。
山頂からはすんなりと最短コースのハゲノ谷左岸尾根で下りるつもりをしていたが、やはりそれでは面白くない。
山頂から桧谷源頭をショートカットして、大御影山東峰である「ノロ尾の高」へ向かう。
やはりここへ来たらノロ尾の高のブナの巨樹に挨拶をしなければ失礼と言うものだ。
大御影まで来たら、やはりノロ尾の高は絶対に欠かせませんよね。
白谷コース(と言っても尾根道だが)へ入る。
この道は拓かれた当時から比べるとかなり踏み跡が薄くなっている。
もうピンクテープの数も少なくなっているのでは?
途中で道から離れて、駐車地へ真っすぐに伸びる尾根に乗った。
新規開拓だったが、この尾根がまた拾い物だった。
ほとんど下生えのないスッキリしたブナ林が続いて思わず顔がほころぶ。
ほう、そうですか。
これは頭の引き出しに入れておきます。
等高線間隔を見たら、最後は下り専用みたいかすな?
お疲れさまでした。
追伸
今、高島トレイルクラブのHPを見てみたら、
「5月20日午後4時ごろ、三重嶽付近に於いて、熊による受傷事故が発生いたしました。
登山者の皆様は、入山の際には十分ご注意いただき、登山を楽しんで下さい」
と書いてありました。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
能登又谷の林道終点に着いてみると、真新しい林道が延びていて驚いたが100mほどでストップ。
谷への道の入口に立つトチの巨木も無事でひと安心だ。
これは知りませんでした。
延ばしてどうするんでしょうね。
イヤ谷と茶屋谷の二俣は実に雰囲気のあるいいところ。何度訪れても癒される。
茶屋谷に入ると目を瞠るようなトチやサワグルミの大木が次々と現われて楽しい。
この谷は登山靴でも十分歩ける穏やかな谷で、滝と呼べるものはひとつとしてない。
今日も足元は登山靴だ。
この茶屋谷は一度歩きましたが、のんびりと歩けていいところですね。
大日方面へ進んでお気に入りのブナ並木を眺めながら、
先週同様に延々と続くブナ林に酔う。
こちらもええとこです。
ブナ酔いが止まらない。
ここから大御影山へ行くには元来た道を戻るか、石田川へ400m下って再び400m登り返すかである。
戻るという選択肢はハナからないので予定通り400mの登り返しを選ぶ。
ワシには400mの上下の選択肢はハナからありませんね。
戻るのもなんやし、400m下ったらそのまま帰りたいけど、クルマが山の向こうではなあ。
山頂から本谷橋方面へ少し下ったところにいいブナ林がある。ランチはここでと決めていたところだ。
石田川の林道に下り立って少し上流へ歩けば本谷橋。
標識の立つ登山口がある。ここからの尾根はまだ歩いたことがなく、一度は歩いておかねばと思っていた道だ。
予想よりもいい尾根だった。
中間部にはそこそこのブナ林もあり、わざわざこんなルートにした甲斐があったと言うべきか。
やはり馬には乗ってみよ、山道は歩いてみよである。
「ニンジンは食ってみよ」とも言いますし。
それはさておき、どちらの尾根もいいところがありそうですね。
こちら側は両方ともまだ歩いたことがないので、本谷橋からの周回コースくらいがワシ向きかな。
山頂からはすんなりと最短コースのハゲノ谷左岸尾根で下りるつもりをしていたが、やはりそれでは面白くない。
山頂から桧谷源頭をショートカットして、大御影山東峰である「ノロ尾の高」へ向かう。
やはりここへ来たらノロ尾の高のブナの巨樹に挨拶をしなければ失礼と言うものだ。
大御影まで来たら、やはりノロ尾の高は絶対に欠かせませんよね。
白谷コース(と言っても尾根道だが)へ入る。
この道は拓かれた当時から比べるとかなり踏み跡が薄くなっている。
もうピンクテープの数も少なくなっているのでは?
途中で道から離れて、駐車地へ真っすぐに伸びる尾根に乗った。
新規開拓だったが、この尾根がまた拾い物だった。
ほとんど下生えのないスッキリしたブナ林が続いて思わず顔がほころぶ。
ほう、そうですか。
これは頭の引き出しに入れておきます。
等高線間隔を見たら、最後は下り専用みたいかすな?
お疲れさまでした。
追伸
今、高島トレイルクラブのHPを見てみたら、
「5月20日午後4時ごろ、三重嶽付近に於いて、熊による受傷事故が発生いたしました。
登山者の皆様は、入山の際には十分ご注意いただき、登山を楽しんで下さい」
と書いてありました。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
Re: 【若狭・湖西】三重嶽・大御影山を巡る谷と尾根
洞吹さん、どうもです。昨日はひつれいしました。m(__)m
>能登又谷の林道終点に着いてみると、真新しい林道が延びていて驚いたが100mほどでストップ。
これは知りませんでした。
延ばしてどうするんでしょうね。
理由は簡単。植林伐採搬出用でしょう。
[attachment=3]DSCF3683_1.JPG[/attachment]
この茶屋谷は一度歩きましたが、のんびりと歩けていいところですね。
まったく癒される谷です。それだけに中間部の荒れが惜しい。
[attachment=2]DSCF3695_1.JPG[/attachment]
こちらもええとこです。
ブナ酔いが止まらない。
ブナブナ小ブナ~お腹が空いた~ブー♪
ワシには400mの上下の選択肢はハナからありませんね。
戻るのもなんやし、400m下ったらそのまま帰りたいけど、クルマが山の向こうではなあ。
もちろんそうでしょうねえ。洞吹さんなら近江坂に出たところでランチ?
「ニンジンは食ってみよ」とも言いますし。
それはさておき、どちらの尾根もいいところがありそうですね。
こちら側は両方ともまだ歩いたことがないので、本谷橋からの周回コースくらいがワシ向きかな。
それだけはご勘弁を・・・・
本谷橋スタートなら手頃な周回コースですね。ゲートからの林道歩きが少々長いけど。
[attachment=1]DSCF3749_1.JPG[/attachment]
大御影まで来たら、やはりノロ尾の高は絶対に欠かせませんよね。
と言うより、ノロ尾の高が私にとっての大御影山頂ですから。
もうピンクテープの数も少なくなっているのでは?
例のピンクテープはもうまったくありません。違う色のテープがポツポツという感じ。下りに取るとコースロストしやすいと思います。
>途中で道から離れて、駐車地へ真っすぐに伸びる尾根に乗った。
新規開拓だったが、この尾根がまた拾い物だった。
ほとんど下生えのないスッキリしたブナ林が続いて思わず顔がほころぶ。
ほう、そうですか。
これは頭の引き出しに入れておきます。
等高線間隔を見たら、最後は下り専用みたいかすな?
最後の100m足らずです。ちょっと我慢して4輪駆動で登ればすぐに極楽尾根に乗れますよ。
[attachment=0]DSCF3866_1.JPG[/attachment]
追伸
今、高島トレイルクラブのHPを見てみたら、
「5月20日午後4時ごろ、三重嶽付近に於いて、熊による受傷事故が発生いたしました。
登山者の皆様は、入山の際には十分ご注意いただき、登山を楽しんで下さい」
と書いてありました。
そうなの?ひえー
山日和
>能登又谷の林道終点に着いてみると、真新しい林道が延びていて驚いたが100mほどでストップ。
これは知りませんでした。
延ばしてどうするんでしょうね。
理由は簡単。植林伐採搬出用でしょう。
[attachment=3]DSCF3683_1.JPG[/attachment]
この茶屋谷は一度歩きましたが、のんびりと歩けていいところですね。
まったく癒される谷です。それだけに中間部の荒れが惜しい。
[attachment=2]DSCF3695_1.JPG[/attachment]
こちらもええとこです。
ブナ酔いが止まらない。
ブナブナ小ブナ~お腹が空いた~ブー♪
ワシには400mの上下の選択肢はハナからありませんね。
戻るのもなんやし、400m下ったらそのまま帰りたいけど、クルマが山の向こうではなあ。
もちろんそうでしょうねえ。洞吹さんなら近江坂に出たところでランチ?
「ニンジンは食ってみよ」とも言いますし。
それはさておき、どちらの尾根もいいところがありそうですね。
こちら側は両方ともまだ歩いたことがないので、本谷橋からの周回コースくらいがワシ向きかな。
それだけはご勘弁を・・・・
本谷橋スタートなら手頃な周回コースですね。ゲートからの林道歩きが少々長いけど。
[attachment=1]DSCF3749_1.JPG[/attachment]
大御影まで来たら、やはりノロ尾の高は絶対に欠かせませんよね。
と言うより、ノロ尾の高が私にとっての大御影山頂ですから。
もうピンクテープの数も少なくなっているのでは?
例のピンクテープはもうまったくありません。違う色のテープがポツポツという感じ。下りに取るとコースロストしやすいと思います。
>途中で道から離れて、駐車地へ真っすぐに伸びる尾根に乗った。
新規開拓だったが、この尾根がまた拾い物だった。
ほとんど下生えのないスッキリしたブナ林が続いて思わず顔がほころぶ。
ほう、そうですか。
これは頭の引き出しに入れておきます。
等高線間隔を見たら、最後は下り専用みたいかすな?
最後の100m足らずです。ちょっと我慢して4輪駆動で登ればすぐに極楽尾根に乗れますよ。
[attachment=0]DSCF3866_1.JPG[/attachment]
追伸
今、高島トレイルクラブのHPを見てみたら、
「5月20日午後4時ごろ、三重嶽付近に於いて、熊による受傷事故が発生いたしました。
登山者の皆様は、入山の際には十分ご注意いただき、登山を楽しんで下さい」
と書いてありました。
そうなの?ひえー
山日和
Re: 【若狭・湖西】三重嶽・大御影山を巡る谷と尾根
山日和さん、こんばんは。
大御影〜三重嶽もいいところですよね〜
三重嶽で熊に教われたご本人のレポがヤマレコに上がってました.
出会い頭だったようです。
http://www.yamareco.com/modules/yamarec ... 42957.html
Re: 【若狭・湖西】三重嶽・大御影山を巡る谷と尾根
とよさん、再びどうもです。
大御影〜三重嶽もいいところですよね〜
そうですね~ 。
三重嶽で熊に教われたご本人のレポがヤマレコに上がってました.
出会い頭だったようです。
http://www.yamareco.com/modules/yamarec ... 42957.html
へえー、あそこでねえ。私の3日前じゃないですか!!
やぶこぎにもクマに好かれてる人がいますが、私同様クマ鈴付けない派なんで危ないね~。
私もこれまで3度ほど遭遇してます。その内1回は木の上から落ちてきました。(^_^;)
山日和
大御影〜三重嶽もいいところですよね〜
そうですね~ 。
三重嶽で熊に教われたご本人のレポがヤマレコに上がってました.
出会い頭だったようです。
http://www.yamareco.com/modules/yamarec ... 42957.html
へえー、あそこでねえ。私の3日前じゃないですか!!
やぶこぎにもクマに好かれてる人がいますが、私同様クマ鈴付けない派なんで危ないね~。
私もこれまで3度ほど遭遇してます。その内1回は木の上から落ちてきました。(^_^;)
山日和