【鈴鹿】 イハイガ岳から雨乞岳へ縦走-五月晴れの清水頭でランチ
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- 記事: 719
- 登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
- お住まい: 京都市中京区
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【鈴鹿】 イハイガ岳から雨乞岳へ縦走-五月晴れの清水頭でランチ
【日 付】 2015年5月5日(祝)
【天 候】 快晴
【山 域】 鈴鹿
【メンバー】kitayama-walk(単独行)
【コース】 8:35鳴野橋(駐車地)-8:40巡視路取付-9:00鉄塔1(L159)-9:15鉄塔2(L158)-9:20鉄塔3(R159)-9:25P697-10:10P888-10:30向山-11:05イハイガ崩壊地-11:40イハイガ岳11:50-12:30大峠-13:15P1014-13:30清水頭14:00-14:30南雨乞岳-14:50雨乞岳15:00-15:20杉峠-15:35一旦ぼうそう-15:50向山鉱山跡-16:10蓮如上人旧跡-16:20ツルベ谷出合-16:30桜地蔵尊-16:45善住坊隠れ岩-16:55鳴野橋(駐車地)
5月5日はこどもの日(祝日)で、五月晴れの天気予報。これで山に登らなくて何になろう(後悔するぞ!)。ということで、白山北方の百四丈滝見の一泊登山後、中一日おいて出かけることにした。ターゲットは鈴鹿の雨乞岳だ。今年1月初旬に積雪のため杉峠で敗退しているのでリベンジの意味もある。どういうルートで登るかであるが、基本はロングで周回である。知人の山本さんが1か月前に歩いたコースを参考にして決めた。甲津畑の岩谷林道入口手前に送電線巡視路から取り付き、まずは向山経由でイハイガ岳に登る。このコースは未踏であり、イハイガ岳北面の崩壊の様子を見てみたい。イハイガ岳からは雨乞岳までは尾根の縦走だが、これまで大峠から雨乞岳に登ったこと、反対に雨乞岳から綿向山に縦走したことの2回ある。いずれも晴天に恵まれたが、今回も好天の下、大展望の広がる清水頭の草原を歩いてみたい。そして、雨乞岳からは杉峠に下り、さらにタイジョウ経由で、時間的余裕があればカクレグラ(水谷岳)まで周回してみよう。
朝起きたらいきなり1時間寝坊した。おまけにカメラを忘れて取りに帰って30分のロス。結局午前7時スタートの予定が午前8時半になってしまった。でも、今日は天気もよさそうだし、頑張って歩けば何とか取り返せるだろう。鳴野橋のたもとに車を駐めて、少し戻って関電巡視路の取り付きから登り始める。最初から結構な急登だったが、すぐに鉄塔3つに出合う。それからP888までは植林の中が多かったが、時折左手にタイジョウから雨乞岳への稜線が見渡せるところがあった。向山(935m)は樹林の中で何の変哲もない単なる通過点のようなところだった。ここからイハイガ岳北面の崩壊地までが不鮮明でヤブっぽいところで少々難儀した。一旦鞍部の谷に下り登り返すと、眼前に崩壊地が広がった。
崩壊地に立つとイハイガ岳までの斜面が荒々しい。取りあえずアタックしてみることにしたが、半分くらい登ったところでずり落ちた。いかん!このままじゃ、滑落してしまう。何とか踏み止まったが、これ以上進めない。樹木の枝や根っこがあれば、これをつかんで登ることもできようが、如何せんつかむものが何もない。これ以上の危険を回避すべく撤退して左手に迂回することにした。ここもかなりの急斜面ではあったが、樹木があったので、これに捕まりながら這い上がることができた。這い上がってから振り返ると激しい崩壊の様子が見て取れる。と同時に入道ヶ原から雨乞岳に至るパノラマが広がっている。風が少々あって心地よい。滑落しなくてよかったと思いながら眺望を満喫した。
崩壊地上部からはすぐにイハイガ岳に到達した。先客が一人いたが、時刻は11:40でもうお昼前だ。意外と時間がかかったので少々焦ってきた。イハイガ岳でのんびりランチタイムというわけにはいかない。ここは清水頭まで頑張ってからランチにしようと先を急ぐことにした。イハイガ岳から大峠までの下りは急降下になっているものの、右手の切れ落ちた縁に沿って登山道があるので、これを忠実に辿ればよい。時々右手の展望があり、振り返るとイハイガ岳の東面も激しく崩壊している。大峠までの途中にはシャクナゲの樹木が結構あったものの、花をつけているものがほとんどない。今年はシャクナゲは不作の年なのかも知れない。大峠は、千種街道のツルベ谷出合から分岐して辿り着く鞍部であるが、地形図の破線が尾根と交わっている部分よりは東側にずれている。昭文社の登山地図の方が正しい。この大峠には南側の白倉谷からのアプローチもあるが、未踏である。以前に深山橋のところから林道に入り、清水平谷分岐から尾根伝いに清水頭に登ったことがあるが、今は深山橋のゲートが閉まっており、長い林道歩きを強いられるであろう。
大峠からは急登を登り返す。樹林の中の登りなので眺望がなく、しばらくしんどい思いをさせられるところである。やがてシャクナゲが出てきて、眺望のあるちょっとした岩場を通過すると、尾根が広がってきて新緑の気持ちのよい自然林の中を歩くことができる。そして樹林が途切れると広々とした風景が広がる。目の前に雨乞岳までの稜線がくっきりと続いていて、目の前に清水頭(1095m)がある。雨乞岳から綿向山までの縦走路の中で、南雨乞岳から大峠の間にある草原地帯のほぼ真ん中にある清水頭は実にいいところだ。樹林も笹もなく低い笹原になっている。その中に縦走路が続いている。鹿道も2、3本ある。何せ展望がいい。ここは晴れた日に訪れたいものである。私も過去3回訪れたことがあるが、全て晴天の日であった。到着時刻は13:30。少し遅いが、ここでランチタイムだ。好天の下、広々とした景色を楽しみながらのランチタイムは贅沢とも言えよう。持参した缶ビールも保冷剤のおかげでまだキンキンに冷えている。何はともあれ乾杯だ!
出遅れた分は大分取り返したが、それでもランチタイムを半分に削ると、雨乞岳山頂には午後3時には到着するであろう。そうするとタイジョウをあきらめて歩き慣れている千種街道を下れば午後5時には車に戻れるという算段ができた。今年1月11日甲津畑から千種街道を経由して雨乞岳をめざしたが、雪が多く杉峠で敗退と余儀なくされた。あれから4か月後、雪はもうない。今日は快晴で、しかもカラッとして暑さを感じさせない絶好の山日和である。鈴鹿の山々は、昔と違ってヤブが枯れてしまい、やぶこぎはほとんどない。しかし、ここ雨乞岳山頂周辺だけは笹が今も元気だ。南雨乞岳から雨乞岳に至る尾根は背丈ほどの笹が繁茂しヤブ漕ぎを楽しめるところだ。雨乞岳の山頂に到達したのは午後3時前だったので山頂にはもう誰もいなかった。おそらく今日はたくさんの登山者が登ってきたことだろう。僅かの時間であったが、好天の下、素晴らしい眺望を独占することができたのは思わぬ僥倖であった。
【天 候】 快晴
【山 域】 鈴鹿
【メンバー】kitayama-walk(単独行)
【コース】 8:35鳴野橋(駐車地)-8:40巡視路取付-9:00鉄塔1(L159)-9:15鉄塔2(L158)-9:20鉄塔3(R159)-9:25P697-10:10P888-10:30向山-11:05イハイガ崩壊地-11:40イハイガ岳11:50-12:30大峠-13:15P1014-13:30清水頭14:00-14:30南雨乞岳-14:50雨乞岳15:00-15:20杉峠-15:35一旦ぼうそう-15:50向山鉱山跡-16:10蓮如上人旧跡-16:20ツルベ谷出合-16:30桜地蔵尊-16:45善住坊隠れ岩-16:55鳴野橋(駐車地)
5月5日はこどもの日(祝日)で、五月晴れの天気予報。これで山に登らなくて何になろう(後悔するぞ!)。ということで、白山北方の百四丈滝見の一泊登山後、中一日おいて出かけることにした。ターゲットは鈴鹿の雨乞岳だ。今年1月初旬に積雪のため杉峠で敗退しているのでリベンジの意味もある。どういうルートで登るかであるが、基本はロングで周回である。知人の山本さんが1か月前に歩いたコースを参考にして決めた。甲津畑の岩谷林道入口手前に送電線巡視路から取り付き、まずは向山経由でイハイガ岳に登る。このコースは未踏であり、イハイガ岳北面の崩壊の様子を見てみたい。イハイガ岳からは雨乞岳までは尾根の縦走だが、これまで大峠から雨乞岳に登ったこと、反対に雨乞岳から綿向山に縦走したことの2回ある。いずれも晴天に恵まれたが、今回も好天の下、大展望の広がる清水頭の草原を歩いてみたい。そして、雨乞岳からは杉峠に下り、さらにタイジョウ経由で、時間的余裕があればカクレグラ(水谷岳)まで周回してみよう。
朝起きたらいきなり1時間寝坊した。おまけにカメラを忘れて取りに帰って30分のロス。結局午前7時スタートの予定が午前8時半になってしまった。でも、今日は天気もよさそうだし、頑張って歩けば何とか取り返せるだろう。鳴野橋のたもとに車を駐めて、少し戻って関電巡視路の取り付きから登り始める。最初から結構な急登だったが、すぐに鉄塔3つに出合う。それからP888までは植林の中が多かったが、時折左手にタイジョウから雨乞岳への稜線が見渡せるところがあった。向山(935m)は樹林の中で何の変哲もない単なる通過点のようなところだった。ここからイハイガ岳北面の崩壊地までが不鮮明でヤブっぽいところで少々難儀した。一旦鞍部の谷に下り登り返すと、眼前に崩壊地が広がった。
崩壊地に立つとイハイガ岳までの斜面が荒々しい。取りあえずアタックしてみることにしたが、半分くらい登ったところでずり落ちた。いかん!このままじゃ、滑落してしまう。何とか踏み止まったが、これ以上進めない。樹木の枝や根っこがあれば、これをつかんで登ることもできようが、如何せんつかむものが何もない。これ以上の危険を回避すべく撤退して左手に迂回することにした。ここもかなりの急斜面ではあったが、樹木があったので、これに捕まりながら這い上がることができた。這い上がってから振り返ると激しい崩壊の様子が見て取れる。と同時に入道ヶ原から雨乞岳に至るパノラマが広がっている。風が少々あって心地よい。滑落しなくてよかったと思いながら眺望を満喫した。
崩壊地上部からはすぐにイハイガ岳に到達した。先客が一人いたが、時刻は11:40でもうお昼前だ。意外と時間がかかったので少々焦ってきた。イハイガ岳でのんびりランチタイムというわけにはいかない。ここは清水頭まで頑張ってからランチにしようと先を急ぐことにした。イハイガ岳から大峠までの下りは急降下になっているものの、右手の切れ落ちた縁に沿って登山道があるので、これを忠実に辿ればよい。時々右手の展望があり、振り返るとイハイガ岳の東面も激しく崩壊している。大峠までの途中にはシャクナゲの樹木が結構あったものの、花をつけているものがほとんどない。今年はシャクナゲは不作の年なのかも知れない。大峠は、千種街道のツルベ谷出合から分岐して辿り着く鞍部であるが、地形図の破線が尾根と交わっている部分よりは東側にずれている。昭文社の登山地図の方が正しい。この大峠には南側の白倉谷からのアプローチもあるが、未踏である。以前に深山橋のところから林道に入り、清水平谷分岐から尾根伝いに清水頭に登ったことがあるが、今は深山橋のゲートが閉まっており、長い林道歩きを強いられるであろう。
大峠からは急登を登り返す。樹林の中の登りなので眺望がなく、しばらくしんどい思いをさせられるところである。やがてシャクナゲが出てきて、眺望のあるちょっとした岩場を通過すると、尾根が広がってきて新緑の気持ちのよい自然林の中を歩くことができる。そして樹林が途切れると広々とした風景が広がる。目の前に雨乞岳までの稜線がくっきりと続いていて、目の前に清水頭(1095m)がある。雨乞岳から綿向山までの縦走路の中で、南雨乞岳から大峠の間にある草原地帯のほぼ真ん中にある清水頭は実にいいところだ。樹林も笹もなく低い笹原になっている。その中に縦走路が続いている。鹿道も2、3本ある。何せ展望がいい。ここは晴れた日に訪れたいものである。私も過去3回訪れたことがあるが、全て晴天の日であった。到着時刻は13:30。少し遅いが、ここでランチタイムだ。好天の下、広々とした景色を楽しみながらのランチタイムは贅沢とも言えよう。持参した缶ビールも保冷剤のおかげでまだキンキンに冷えている。何はともあれ乾杯だ!
出遅れた分は大分取り返したが、それでもランチタイムを半分に削ると、雨乞岳山頂には午後3時には到着するであろう。そうするとタイジョウをあきらめて歩き慣れている千種街道を下れば午後5時には車に戻れるという算段ができた。今年1月11日甲津畑から千種街道を経由して雨乞岳をめざしたが、雪が多く杉峠で敗退と余儀なくされた。あれから4か月後、雪はもうない。今日は快晴で、しかもカラッとして暑さを感じさせない絶好の山日和である。鈴鹿の山々は、昔と違ってヤブが枯れてしまい、やぶこぎはほとんどない。しかし、ここ雨乞岳山頂周辺だけは笹が今も元気だ。南雨乞岳から雨乞岳に至る尾根は背丈ほどの笹が繁茂しヤブ漕ぎを楽しめるところだ。雨乞岳の山頂に到達したのは午後3時前だったので山頂にはもう誰もいなかった。おそらく今日はたくさんの登山者が登ってきたことだろう。僅かの時間であったが、好天の下、素晴らしい眺望を独占することができたのは思わぬ僥倖であった。
written by kitayama-walk
Re: 【鈴鹿】 イハイガ岳から雨乞岳へ縦走-五月晴れの清水頭でランチ
kitayama-walkさん、こんばんは。
2日前の疲れが残っていたのでしょうか、寝坊と忘れ物で90分遅れのスタートは痛いですね。
でも、カメラが無いと記録が残せないので仕方のないところです。
この界隈は結構歩いていますが、鳴野橋から向山経由、イハイガ岳の区間は未踏です。
綿向山から大峠間の登山道はしっかりしていますけど、イハイガ岳直下の崩壊を見ると登れるなんて思いもしません。
急傾斜で手がかり足がかりのないところは恐いですね。
滑落を経験したばかりの私には他人事ではありません。
頼りにされる立ち木には申し訳ないですが、他に手がないですから。
大峠から清水頭方面への登り始めは大変な急登だったような。
kitayama-walkさんにとってはちょっとした登りくらいかもしれませんけど。
南雨乞岳から雨乞岳に至る尾根では、途中で必ずと言っていいほど道をロストしてしまい、まともに歩けたことがありません。
北上も南下も何回かしていますが、何時の間にか笹コギになってしまうのです。
数年前のお正月に、笹上の積雪を歩いた時が一番すんなりでした。
雨乞岳からの下山開始が15時ですか。
もう千種街道以外の選択肢はありませんね。
緩々降って、半分は林道なので心配はいらないでしょうから。
最初の計画なら、明るくなる5時前くらいから歩いたほうがいいのかもしれませんね。
2日前の疲れが残っていたのでしょうか、寝坊と忘れ物で90分遅れのスタートは痛いですね。
でも、カメラが無いと記録が残せないので仕方のないところです。
この界隈は結構歩いていますが、鳴野橋から向山経由、イハイガ岳の区間は未踏です。
綿向山から大峠間の登山道はしっかりしていますけど、イハイガ岳直下の崩壊を見ると登れるなんて思いもしません。
急傾斜で手がかり足がかりのないところは恐いですね。
滑落を経験したばかりの私には他人事ではありません。
頼りにされる立ち木には申し訳ないですが、他に手がないですから。
大峠から清水頭方面への登り始めは大変な急登だったような。
kitayama-walkさんにとってはちょっとした登りくらいかもしれませんけど。
南雨乞岳から雨乞岳に至る尾根では、途中で必ずと言っていいほど道をロストしてしまい、まともに歩けたことがありません。
北上も南下も何回かしていますが、何時の間にか笹コギになってしまうのです。
数年前のお正月に、笹上の積雪を歩いた時が一番すんなりでした。
雨乞岳からの下山開始が15時ですか。
もう千種街道以外の選択肢はありませんね。
緩々降って、半分は林道なので心配はいらないでしょうから。
最初の計画なら、明るくなる5時前くらいから歩いたほうがいいのかもしれませんね。
落第忍者
Re: 【鈴鹿】 イハイガ岳から雨乞岳へ縦走-五月晴れの清水頭でランチ
Kitayama-walkさん、こんばんは
巡視路からイハイガ崩壊地は昨年5月に私も通過しましたが、上部が反り返っていたので正面突破は諦めて大きく右手に迂回しました。でもネットで調べてみると命がけで通過した人もいるようです。ピッケルでもあれば行けそうな気がします。
昨年は大峠手前の石楠花が綺麗でしたが今年はダメですか~。実は再来週にでも行く計画があるのですが・・・
清水の頭も展望が良くて気持が良いですね。ここに行くのも楽しみの一つです。
先週日曜日は朝明の清掃登山に参加して来ました。
宮指路
巡視路からイハイガ崩壊地は昨年5月に私も通過しましたが、上部が反り返っていたので正面突破は諦めて大きく右手に迂回しました。でもネットで調べてみると命がけで通過した人もいるようです。ピッケルでもあれば行けそうな気がします。
昨年は大峠手前の石楠花が綺麗でしたが今年はダメですか~。実は再来週にでも行く計画があるのですが・・・
清水の頭も展望が良くて気持が良いですね。ここに行くのも楽しみの一つです。
先週日曜日は朝明の清掃登山に参加して来ました。
宮指路
-
- 記事: 719
- 登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
- お住まい: 京都市中京区
- 連絡する:
Re: 【鈴鹿】 イハイガ岳から雨乞岳へ縦走-五月晴れの清水頭でランチ
落第忍者さん、こんばんは。
> 2日前の疲れが残っていたのでしょうか、寝坊と忘れ物で90分遅れのスタートは痛いですね。
> でも、カメラがないと記録が残せないので仕方のないところです。
寝坊は二度寝してしまったことが原因です。それで慌ててしまって、カメラを忘れるというおまけがつきました。
以前一度GPSを忘れたことがありました。新名神の土山ICで引き返したことがありましたよ。
1時間半のロスですが、それでも8:30スタートできたので、台無しにはならなかったのでよかったです。
> この界隈は結構歩いていますが、鳴野橋から向山経由、イハイガ岳の区間は未踏です。
> 綿向山から大峠間の登山道はしっかりしていますけど、イハイガ岳直下の崩壊を見ると登れるなんて思いもしません。
> 急傾斜で手がかり足がかりのないところは恐いですね。滑落を経験したばかりの私には他人事ではありません。
それは私も同じでした。イハイガ岳の北斜面のガレ場のことは聞いてはいましたが、未踏でした。だから一度行って
みようと思っていたところでした。向山までは植林主体の尾根なのであまりおもしろくありません。その先もヤブっぽく
不鮮明。イハイガの北斜面のガレ場に出た途端、「おお!」という感嘆に変わります。
イハイガの北尾根はガレたヤセ尾根になっています。距離的にはわずかなので、登って登れないことはないだろう
と高をくくって登りました。半分ほど登ったところで、ずるずると滑り落ちる落ちる。でも少しずつだったので、何とか踏
み止まりました。持つ物、手がかりがないということは恐いですね。ピッケルで刺したところで、脆い斜面なので安心
できないと思います。つかむ物がないという恐怖は、笈ヶ岳登山のときの冬瓜山のヤセ尾根(雪の三角尾根)と戸隠
山の蟻の門渡り以来でした。
> 大峠から清水頭方面への登り始めは大変な急登だったような。
> kitayama-walkさんにとってはちょっとした登りくらいかもしれませんけど。
そのとおりです。大峠鞍部からの登り返しはかなりの急斜面になっています。20分ほどは急登に喘ぐことになります
よね。時間的には短いのでちょっと我慢すれば楽になります。
> 南雨乞岳から雨乞岳に至る尾根では、途中で必ずと言っていいほど道をロストしてしまい、まともに歩けたことがあり
> ません。北上も南下も何回かしていますが、何時の間にか笹コギになってしまうのです。
それは、地面を見てないからではないでしょうか。確かに背丈ほどの笹をかき分けなければなりませんが、踏み跡は
あります。かき分けて地面を見て進めば、どちらに行くのかわかると思います。でもまあ、ロストしても行くべき方向を
見失いことはないでしょうし、10分程度の辛抱で山頂に到達できるから、いいじゃありませんか。
> 雨乞岳からの下山開始が15時ですか。もう千種街道以外の選択肢はありませんね。
そうですね。スタートが90分遅れたので、まあ仕方がないと諦めました。タイジョウ(ないしカクレグラ)は次の機会に
すればいいと。そうと決断すれば、あとは脱兎のごとく下山しました。雨乞岳山頂から鳴野橋の駐車地まで1時間50分
で下山できました。
> 2日前の疲れが残っていたのでしょうか、寝坊と忘れ物で90分遅れのスタートは痛いですね。
> でも、カメラがないと記録が残せないので仕方のないところです。
寝坊は二度寝してしまったことが原因です。それで慌ててしまって、カメラを忘れるというおまけがつきました。
以前一度GPSを忘れたことがありました。新名神の土山ICで引き返したことがありましたよ。
1時間半のロスですが、それでも8:30スタートできたので、台無しにはならなかったのでよかったです。
> この界隈は結構歩いていますが、鳴野橋から向山経由、イハイガ岳の区間は未踏です。
> 綿向山から大峠間の登山道はしっかりしていますけど、イハイガ岳直下の崩壊を見ると登れるなんて思いもしません。
> 急傾斜で手がかり足がかりのないところは恐いですね。滑落を経験したばかりの私には他人事ではありません。
それは私も同じでした。イハイガ岳の北斜面のガレ場のことは聞いてはいましたが、未踏でした。だから一度行って
みようと思っていたところでした。向山までは植林主体の尾根なのであまりおもしろくありません。その先もヤブっぽく
不鮮明。イハイガの北斜面のガレ場に出た途端、「おお!」という感嘆に変わります。
イハイガの北尾根はガレたヤセ尾根になっています。距離的にはわずかなので、登って登れないことはないだろう
と高をくくって登りました。半分ほど登ったところで、ずるずると滑り落ちる落ちる。でも少しずつだったので、何とか踏
み止まりました。持つ物、手がかりがないということは恐いですね。ピッケルで刺したところで、脆い斜面なので安心
できないと思います。つかむ物がないという恐怖は、笈ヶ岳登山のときの冬瓜山のヤセ尾根(雪の三角尾根)と戸隠
山の蟻の門渡り以来でした。
> 大峠から清水頭方面への登り始めは大変な急登だったような。
> kitayama-walkさんにとってはちょっとした登りくらいかもしれませんけど。
そのとおりです。大峠鞍部からの登り返しはかなりの急斜面になっています。20分ほどは急登に喘ぐことになります
よね。時間的には短いのでちょっと我慢すれば楽になります。
> 南雨乞岳から雨乞岳に至る尾根では、途中で必ずと言っていいほど道をロストしてしまい、まともに歩けたことがあり
> ません。北上も南下も何回かしていますが、何時の間にか笹コギになってしまうのです。
それは、地面を見てないからではないでしょうか。確かに背丈ほどの笹をかき分けなければなりませんが、踏み跡は
あります。かき分けて地面を見て進めば、どちらに行くのかわかると思います。でもまあ、ロストしても行くべき方向を
見失いことはないでしょうし、10分程度の辛抱で山頂に到達できるから、いいじゃありませんか。
> 雨乞岳からの下山開始が15時ですか。もう千種街道以外の選択肢はありませんね。
そうですね。スタートが90分遅れたので、まあ仕方がないと諦めました。タイジョウ(ないしカクレグラ)は次の機会に
すればいいと。そうと決断すれば、あとは脱兎のごとく下山しました。雨乞岳山頂から鳴野橋の駐車地まで1時間50分
で下山できました。
written by kitayama-walk
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- 記事: 719
- 登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
- お住まい: 京都市中京区
- 連絡する:
Re: 【鈴鹿】 イハイガ岳から雨乞岳へ縦走-五月晴れの清水頭でランチ
宮指路さん、こんばんは。
> 巡視路からイハイガ崩壊地は昨年5月に私も通過しましたが、上部が反り返っていたので正面突破は諦めて
> 大きく右手に迂回しました。でもネットで調べてみると命がけで通過した人もいるようです。ピッケルでもあれば
> 行けそうな気がします。
イハイガ岳北斜面のヤセ尾根の中央突破を試みましたが、敢えなく敗退しました。
ここな相当危険です。足元がしっかりしていれば、つかむ物がなくても通過することができると思います。しかし、ここは
ガレ場なので足元ずるずると崩れます。だから、ピッケルを使っても無理ではないかと思います。滑落すれば、落命しない
までも、骨折等の重傷を負うことになろうかと。
宮指路さんは右を迂回したのですか? 私は左を迂回しました。左の方が樹木があり、急斜面でも何とかよじ登れると
思ったからです。記憶が鮮明でないのですが、写真を見ると、右の迂回の方が傾斜が緩いかも知れませんね。
> 昨年は大峠手前の石楠花が綺麗でしたが今年はダメですか~。実は再来週にでも行く計画があるのですが・・・
今年は、シャクナゲは裏年だと思います。先日も、タイジョウ付近のシャクナゲを見ましたが、さっぱりでした。去年が
当たり年だったのであれば仕方がないと思いますよ。
> 清水の頭も展望が良くて気持がよいですね。ここに行くのも楽しみの一つです。
そうでしょう、そうでしょう。私は、清水頭には晴れた日にしか行きません。眺望の約束された日ですね。
寝坊しなければ、もっと時間的余裕があったはずだから、清水頭でもっとまったりとランチタイムを楽しんだことでしょう。
> 先週日曜日は朝明の清掃登山に参加して来ました。
これはまた殊勝なことですね。私なんぞ、到底真似できませんね。
> 巡視路からイハイガ崩壊地は昨年5月に私も通過しましたが、上部が反り返っていたので正面突破は諦めて
> 大きく右手に迂回しました。でもネットで調べてみると命がけで通過した人もいるようです。ピッケルでもあれば
> 行けそうな気がします。
イハイガ岳北斜面のヤセ尾根の中央突破を試みましたが、敢えなく敗退しました。
ここな相当危険です。足元がしっかりしていれば、つかむ物がなくても通過することができると思います。しかし、ここは
ガレ場なので足元ずるずると崩れます。だから、ピッケルを使っても無理ではないかと思います。滑落すれば、落命しない
までも、骨折等の重傷を負うことになろうかと。
宮指路さんは右を迂回したのですか? 私は左を迂回しました。左の方が樹木があり、急斜面でも何とかよじ登れると
思ったからです。記憶が鮮明でないのですが、写真を見ると、右の迂回の方が傾斜が緩いかも知れませんね。
> 昨年は大峠手前の石楠花が綺麗でしたが今年はダメですか~。実は再来週にでも行く計画があるのですが・・・
今年は、シャクナゲは裏年だと思います。先日も、タイジョウ付近のシャクナゲを見ましたが、さっぱりでした。去年が
当たり年だったのであれば仕方がないと思いますよ。
> 清水の頭も展望が良くて気持がよいですね。ここに行くのも楽しみの一つです。
そうでしょう、そうでしょう。私は、清水頭には晴れた日にしか行きません。眺望の約束された日ですね。
寝坊しなければ、もっと時間的余裕があったはずだから、清水頭でもっとまったりとランチタイムを楽しんだことでしょう。
> 先週日曜日は朝明の清掃登山に参加して来ました。
これはまた殊勝なことですね。私なんぞ、到底真似できませんね。
written by kitayama-walk
Re: 【鈴鹿】 イハイガ岳から雨乞岳へ縦走-五月晴れの清水頭でランチ
kitayama-walk さん こんばんは
ターゲットは鈴鹿の雨乞岳だ。
どういうルートで登るかであるが、甲津畑の岩谷林道入口手前に送電線巡視路から取り付き、
まずは向山経由でイハイガ岳に登る。
フジキリ谷の左岸尾根、888m峰~向山~イハイガ岳界隈は、
レポートほとんど書きませんが、普段よく歩いている大好きな山域です。
イハイガ岳からは雨乞岳までは尾根の縦走だが、これまで大峠から雨乞岳に登ったこと、
反対に雨乞岳から綿向山に縦走したことの2回ある。
いずれも晴天に恵まれたが、今回も好天の下、大展望の広がる清水頭の草原を歩いてみたい。
そして、雨乞岳からは杉峠に下り、さらにタイジョウ経由で、時間的余裕があればカクレグラ(水谷岳)まで周回してみよう。
これはkitayama-walk さんならではの、遠大な計画ですね。
ワシはスピード遅いしすぐ沈没するので、到底無理な行程やな。
鳴野橋のたもとに車を駐めて、少し戻って関電巡視路の取り付きから登り始める。
最初から結構な急登だったが、すぐに鉄塔3つに出合う。
それからP888までは植林の中が多かったが、時折左手にタイジョウから雨乞岳への稜線が見渡せるところがあった。
関電鉄塔からのルートなら、最初は植林帯で単調だったでしょう。
ワシは千草街道の途中から、この尾根が自然林になったところへ上がって行くのが定番です。
ところで、「雨乞岳のヘソ」は、ご存知ですか?
[attachment=1]s-PB241483.jpg[/attachment]
向山(935m)は樹林の中で何の変哲もない単なる通過点のようなところだった。
ここからイハイガ岳北面の崩壊地までが不鮮明でヤブっぽいところで少々難儀した。
一旦鞍部の谷に下り登り返すと、眼前に崩壊地が広がった。
向山の樹林帯を抜けたところに、いい雰囲気のちょっとしたヌタ場があるのですが、気付かれましたか?
そこは昔から、ワシの大好きなところなんです。
崩壊地に立つとイハイガ岳までの斜面が荒々しい。
取りあえずアタックしてみることにしたが、半分くらい登ったところでずり落ちた。
いかん!このままじゃ、滑落してしまう。何とか踏み止まったが、これ以上進めない。
樹木の枝や根っこがあれば、これをつかんで登ることもできようが、如何せんつかむものが何もない。
これ以上の危険を回避すべく撤退して左手に迂回することにした。
ここもかなりの急斜面ではあったが、樹木があったので、これに捕まりながら這い上がることができた。
[attachment=0]s-R0012800.jpg[/attachment]
迫力満点の崩壊地ですね。ここはルート選択が難しいところです。
向山側から行くと、尾根崩壊線のすぐ左側正面にある滑り落ちそうな斜面を直登することになります。
文章から想像するに、kitayama-walk さんが最初にとりついた斜面がそれだと思います。
その上で左手から崩壊地中間の灌木帯に出て、
あとは崩壊尾根直下の左斜面を少し巻き気味に通るのが昔からのルートですが、
だんだん崩れてきて踏み跡が不明瞭になってしまいました。
そして樹林が途切れると広々とした風景が広がる。
目の前に雨乞岳までの稜線がくっきりと続いていて、目の前に清水頭(1095m)がある。
雨乞岳から綿向山までの縦走路の中で、
南雨乞岳から大峠の間にある草原地帯のほぼ真ん中にある清水頭は実にいいところだ。
ここはほんとに雄大な景色で、いいところですね。
到着時刻は13:30。少し遅いが、ここでランチタイムだ。
好天の下、広々とした景色を楽しみながらのランチタイムは贅沢とも言えよう。
持参した缶ビールも保冷剤のおかげでまだキンキンに冷えている。何はともあれ乾杯だ!
カンパイッ!
うまそっ。
鈴鹿の山々は、昔と違ってヤブが枯れてしまい、やぶこぎはほとんどない。
しかし、ここ雨乞岳山頂周辺だけは笹が今も元気だ。
南雨乞岳から雨乞岳に至る尾根は背丈ほどの笹が繁茂しヤブ漕ぎを楽しめるところだ。
昔より笹の丈が低くなったものの、なぜかこの部分だけ笹原が残ってますね。
雨乞岳の山頂に到達したのは午後3時前だったので山頂にはもう誰もいなかった。
おそらく今日はたくさんの登山者が登ってきたことだろう。
僅かの時間であったが、好天の下、素晴らしい眺望を独占することができたのは思わぬ僥倖であった。
お疲れさまでした。
もう歩かれているかもしれませんが、もしまだのようでしたら、
雨乞岳周辺では雨乞岳西尾根と真西尾根もお勧めしたいところです。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
ターゲットは鈴鹿の雨乞岳だ。
どういうルートで登るかであるが、甲津畑の岩谷林道入口手前に送電線巡視路から取り付き、
まずは向山経由でイハイガ岳に登る。
フジキリ谷の左岸尾根、888m峰~向山~イハイガ岳界隈は、
レポートほとんど書きませんが、普段よく歩いている大好きな山域です。
イハイガ岳からは雨乞岳までは尾根の縦走だが、これまで大峠から雨乞岳に登ったこと、
反対に雨乞岳から綿向山に縦走したことの2回ある。
いずれも晴天に恵まれたが、今回も好天の下、大展望の広がる清水頭の草原を歩いてみたい。
そして、雨乞岳からは杉峠に下り、さらにタイジョウ経由で、時間的余裕があればカクレグラ(水谷岳)まで周回してみよう。
これはkitayama-walk さんならではの、遠大な計画ですね。
ワシはスピード遅いしすぐ沈没するので、到底無理な行程やな。
鳴野橋のたもとに車を駐めて、少し戻って関電巡視路の取り付きから登り始める。
最初から結構な急登だったが、すぐに鉄塔3つに出合う。
それからP888までは植林の中が多かったが、時折左手にタイジョウから雨乞岳への稜線が見渡せるところがあった。
関電鉄塔からのルートなら、最初は植林帯で単調だったでしょう。
ワシは千草街道の途中から、この尾根が自然林になったところへ上がって行くのが定番です。
ところで、「雨乞岳のヘソ」は、ご存知ですか?
[attachment=1]s-PB241483.jpg[/attachment]
向山(935m)は樹林の中で何の変哲もない単なる通過点のようなところだった。
ここからイハイガ岳北面の崩壊地までが不鮮明でヤブっぽいところで少々難儀した。
一旦鞍部の谷に下り登り返すと、眼前に崩壊地が広がった。
向山の樹林帯を抜けたところに、いい雰囲気のちょっとしたヌタ場があるのですが、気付かれましたか?
そこは昔から、ワシの大好きなところなんです。
崩壊地に立つとイハイガ岳までの斜面が荒々しい。
取りあえずアタックしてみることにしたが、半分くらい登ったところでずり落ちた。
いかん!このままじゃ、滑落してしまう。何とか踏み止まったが、これ以上進めない。
樹木の枝や根っこがあれば、これをつかんで登ることもできようが、如何せんつかむものが何もない。
これ以上の危険を回避すべく撤退して左手に迂回することにした。
ここもかなりの急斜面ではあったが、樹木があったので、これに捕まりながら這い上がることができた。
[attachment=0]s-R0012800.jpg[/attachment]
迫力満点の崩壊地ですね。ここはルート選択が難しいところです。
向山側から行くと、尾根崩壊線のすぐ左側正面にある滑り落ちそうな斜面を直登することになります。
文章から想像するに、kitayama-walk さんが最初にとりついた斜面がそれだと思います。
その上で左手から崩壊地中間の灌木帯に出て、
あとは崩壊尾根直下の左斜面を少し巻き気味に通るのが昔からのルートですが、
だんだん崩れてきて踏み跡が不明瞭になってしまいました。
そして樹林が途切れると広々とした風景が広がる。
目の前に雨乞岳までの稜線がくっきりと続いていて、目の前に清水頭(1095m)がある。
雨乞岳から綿向山までの縦走路の中で、
南雨乞岳から大峠の間にある草原地帯のほぼ真ん中にある清水頭は実にいいところだ。
ここはほんとに雄大な景色で、いいところですね。
到着時刻は13:30。少し遅いが、ここでランチタイムだ。
好天の下、広々とした景色を楽しみながらのランチタイムは贅沢とも言えよう。
持参した缶ビールも保冷剤のおかげでまだキンキンに冷えている。何はともあれ乾杯だ!
カンパイッ!
うまそっ。
鈴鹿の山々は、昔と違ってヤブが枯れてしまい、やぶこぎはほとんどない。
しかし、ここ雨乞岳山頂周辺だけは笹が今も元気だ。
南雨乞岳から雨乞岳に至る尾根は背丈ほどの笹が繁茂しヤブ漕ぎを楽しめるところだ。
昔より笹の丈が低くなったものの、なぜかこの部分だけ笹原が残ってますね。
雨乞岳の山頂に到達したのは午後3時前だったので山頂にはもう誰もいなかった。
おそらく今日はたくさんの登山者が登ってきたことだろう。
僅かの時間であったが、好天の下、素晴らしい眺望を独占することができたのは思わぬ僥倖であった。
お疲れさまでした。
もう歩かれているかもしれませんが、もしまだのようでしたら、
雨乞岳周辺では雨乞岳西尾根と真西尾根もお勧めしたいところです。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
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- 記事: 719
- 登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
- お住まい: 京都市中京区
- 連絡する:
Re: 【鈴鹿】 イハイガ岳から雨乞岳へ縦走-五月晴れの清水頭でランチ
復活した洞吹さん こんばんは。
> フジキリ谷の左岸尾根、888m峰~向山~イハイガ岳界隈は、
> レポートほとんど書きませんが、普段よく歩いている大好きな山域です。
ありま、温泉ですね(意味不明)!
山レポ書いて下さいな。おもろいやつをね(いつもおもろいけれど)
> これはkitayama-walk さんならではの、遠大な計画ですね。
> ワシはスピード遅いしすぐ沈没するので、到底無理な行程やな。
欲張りなもんで。いつもロングコースを考えてしまします。
5/10には、佐目子谷を巡る周回をやりました(keikokuさんの山レポ参照)。
> 関電鉄塔からのルートなら、最初は植林帯で単調だったでしょう。
> ワシは千草街道の途中から、この尾根が自然林になったところへ上がって行くのが定番です。
> ところで、「雨乞岳のヘソ」は、ご存知ですか?
確かに、最初は単調な植林帯の中でした。まあ最初だけならしょうがないと思いました。
尾根が自然林になったところに駈け上がる方法(ショートカット)もあるのですね。次は試してみます。
うーん。雨乞岳のヘソですか。その地点に行ったことがあるのですか。イブネのヘソならありますが。
> 向山の樹林帯を抜けたところに、いい雰囲気のちょっとしたヌタ場があるのですが、気付かれましたか?
> そこは昔から、ワシの大好きなところなんです。
いいえ、全く気づきもしませんでした。ちょっと遅れていたもんで先を急いでいました。
> 迫力満点の崩壊地ですね。ここはルート選択が難しいところです。
> 向山側から行くと、尾根崩壊線のすぐ左側正面にある滑り落ちそうな斜面を直登することになります。
> 文章から想像するに、kitayama-walk さんが最初にとりついた斜面がそれだと思います。
> その上で左手から崩壊地中間の灌木帯に出て、
> あとは崩壊尾根直下の左斜面を少し巻き気味に通るのが昔からのルートですが、
> だんだん崩れてきて踏み跡が不明瞭になってしまいました。
やはり、ここは左から迂回するのが定石ですかね。
最初は中央突破しようとしましたが、敢えなく跳ね返されました。
左の方も踏み跡というのは全くなかったと思います。それはもっと手前を登ったからかな。
> (目の前に清水頭がある) ここはほんとに雄大な景色で、いいところですね。
晴れた日に来るもんですね。時間的余裕があれば、昼寝によい場所でもあります。日差しが強いといけないかな。
> カンパイッ! うまそっ。
これを楽しみに山に登っています。今回も2本でした。
> 昔より笹の丈が低くなったものの、なぜかこの部分だけ笹原が残ってますね。
今は、鈴鹿も至る所で笹枯れ、ヤブ枯れになっています。昔のことは知らないのですが、イブネなんかは昔は相当な
ヤブだったそうですね。ちょうど今の南雨乞岳付近のような感じを想像しています。
> もう歩かれているかもしれませんが、もしまだのようでしたら、雨乞岳周辺では雨乞岳西尾根と真西尾根もお勧めし
> たいところです。
雨乞岳の西尾根は、積雪期に下りに歩いたことがあります。
真西尾根というのは、奥の畑に下る尾根でしょうかね。
> フジキリ谷の左岸尾根、888m峰~向山~イハイガ岳界隈は、
> レポートほとんど書きませんが、普段よく歩いている大好きな山域です。
ありま、温泉ですね(意味不明)!
山レポ書いて下さいな。おもろいやつをね(いつもおもろいけれど)
> これはkitayama-walk さんならではの、遠大な計画ですね。
> ワシはスピード遅いしすぐ沈没するので、到底無理な行程やな。
欲張りなもんで。いつもロングコースを考えてしまします。
5/10には、佐目子谷を巡る周回をやりました(keikokuさんの山レポ参照)。
> 関電鉄塔からのルートなら、最初は植林帯で単調だったでしょう。
> ワシは千草街道の途中から、この尾根が自然林になったところへ上がって行くのが定番です。
> ところで、「雨乞岳のヘソ」は、ご存知ですか?
確かに、最初は単調な植林帯の中でした。まあ最初だけならしょうがないと思いました。
尾根が自然林になったところに駈け上がる方法(ショートカット)もあるのですね。次は試してみます。
うーん。雨乞岳のヘソですか。その地点に行ったことがあるのですか。イブネのヘソならありますが。
> 向山の樹林帯を抜けたところに、いい雰囲気のちょっとしたヌタ場があるのですが、気付かれましたか?
> そこは昔から、ワシの大好きなところなんです。
いいえ、全く気づきもしませんでした。ちょっと遅れていたもんで先を急いでいました。
> 迫力満点の崩壊地ですね。ここはルート選択が難しいところです。
> 向山側から行くと、尾根崩壊線のすぐ左側正面にある滑り落ちそうな斜面を直登することになります。
> 文章から想像するに、kitayama-walk さんが最初にとりついた斜面がそれだと思います。
> その上で左手から崩壊地中間の灌木帯に出て、
> あとは崩壊尾根直下の左斜面を少し巻き気味に通るのが昔からのルートですが、
> だんだん崩れてきて踏み跡が不明瞭になってしまいました。
やはり、ここは左から迂回するのが定石ですかね。
最初は中央突破しようとしましたが、敢えなく跳ね返されました。
左の方も踏み跡というのは全くなかったと思います。それはもっと手前を登ったからかな。
> (目の前に清水頭がある) ここはほんとに雄大な景色で、いいところですね。
晴れた日に来るもんですね。時間的余裕があれば、昼寝によい場所でもあります。日差しが強いといけないかな。
> カンパイッ! うまそっ。
これを楽しみに山に登っています。今回も2本でした。
> 昔より笹の丈が低くなったものの、なぜかこの部分だけ笹原が残ってますね。
今は、鈴鹿も至る所で笹枯れ、ヤブ枯れになっています。昔のことは知らないのですが、イブネなんかは昔は相当な
ヤブだったそうですね。ちょうど今の南雨乞岳付近のような感じを想像しています。
> もう歩かれているかもしれませんが、もしまだのようでしたら、雨乞岳周辺では雨乞岳西尾根と真西尾根もお勧めし
> たいところです。
雨乞岳の西尾根は、積雪期に下りに歩いたことがあります。
真西尾根というのは、奥の畑に下る尾根でしょうかね。
written by kitayama-walk
Re: 【鈴鹿】 イハイガ岳から雨乞岳へ縦走-五月晴れの清水頭でランチ
kitayama-walkさん こんばんは
欲張りなもんで。いつもロングコースを考えてしまします。
5/10には、佐目子谷を巡る周回をやりました(keikokuさんの山レポ参照)。
拝見しました。
ワシはコースを見るだけで気が遠くなりますけど、
それをいっちゃうんだからすごいですね。
うーん。雨乞岳のヘソですか。
その地点に行ったことがあるのですか。イブネのヘソならありますが。
あれまあ、イブネにもヘソがあるんや。
その標識は初めて見ました。
地形からしたら、クチクマ谷とオククマ谷に挟まれたデベソってとこかな?
雨乞岳のヘソは、辿りついてみるとこんなところでした。
ここで茶を沸かして帰ってきました。
[attachment=0]s-PC081594.jpg[/attachment]
雨乞岳の西尾根は、積雪期に下りに歩いたことがあります。
真西尾根というのは、奥の畑に下る尾根でしょうかね。
やっぱり西尾根はもう歩いておられますね。
真西尾根は、そのとおり奥ノ畑からの尾根です。
1048mの下のガレから奥ノ畑谷を隔てて眺める雄大な清水の頭が大好きです。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
欲張りなもんで。いつもロングコースを考えてしまします。
5/10には、佐目子谷を巡る周回をやりました(keikokuさんの山レポ参照)。
拝見しました。
ワシはコースを見るだけで気が遠くなりますけど、
それをいっちゃうんだからすごいですね。
うーん。雨乞岳のヘソですか。
その地点に行ったことがあるのですか。イブネのヘソならありますが。
あれまあ、イブネにもヘソがあるんや。
その標識は初めて見ました。
地形からしたら、クチクマ谷とオククマ谷に挟まれたデベソってとこかな?
雨乞岳のヘソは、辿りついてみるとこんなところでした。
ここで茶を沸かして帰ってきました。
[attachment=0]s-PC081594.jpg[/attachment]
雨乞岳の西尾根は、積雪期に下りに歩いたことがあります。
真西尾根というのは、奥の畑に下る尾根でしょうかね。
やっぱり西尾根はもう歩いておられますね。
真西尾根は、そのとおり奥ノ畑からの尾根です。
1048mの下のガレから奥ノ畑谷を隔てて眺める雄大な清水の頭が大好きです。
よい山旅を!
洞吹(どうすい)
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- 記事: 719
- 登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
- お住まい: 京都市中京区
- 連絡する:
Re: 【鈴鹿】 イハイガ岳から雨乞岳へ縦走-五月晴れの清水頭でランチ
洞吹さん こんばんは。
> (5/10に佐目子谷を巡る周回をやりました) 拝見しました。ワシはコースを見るだけで気が遠くなりますけど、
> それをいっちゃうんだからすごいですね。
はい、目を回して下さいね。最初は銚子ヶ口から杠葉尾に下るつもりでしたが、いつの間にか黒尾山に登ることになって
苦労しました。まさに苦労山でしたね。
> あれまあ、イブネにもヘソがあるんや。その標識は初めて見ました。
> 地形からしたら、クチクマ谷とオククマ谷に挟まれたデベソってとこかな?
「イブネのヘソ」という標識があるのは、熊の戸平と呼ばれるところです。つまり、イブネと銚子の間の台地になっている
ところですね。
> 雨乞岳のヘソは、辿りついてみるとこんなところでした。
> ここで茶を沸かして帰ってきました。
雨乞岳のヘソで沸かした茶はどんな味がしましたか?
妙な味がしませんでしたか。
> やっぱり西尾根はもう歩いておられますね。
> 真西尾根は、そのとおり奥ノ畑からの尾根です。1048mの下のガレから奥ノ畑谷を隔てて眺める雄大な清水の頭が大好きです。
真西尾根は未踏です。機会があれば下りてみようと思います。
> (5/10に佐目子谷を巡る周回をやりました) 拝見しました。ワシはコースを見るだけで気が遠くなりますけど、
> それをいっちゃうんだからすごいですね。
はい、目を回して下さいね。最初は銚子ヶ口から杠葉尾に下るつもりでしたが、いつの間にか黒尾山に登ることになって
苦労しました。まさに苦労山でしたね。
> あれまあ、イブネにもヘソがあるんや。その標識は初めて見ました。
> 地形からしたら、クチクマ谷とオククマ谷に挟まれたデベソってとこかな?
「イブネのヘソ」という標識があるのは、熊の戸平と呼ばれるところです。つまり、イブネと銚子の間の台地になっている
ところですね。
> 雨乞岳のヘソは、辿りついてみるとこんなところでした。
> ここで茶を沸かして帰ってきました。
雨乞岳のヘソで沸かした茶はどんな味がしましたか?
妙な味がしませんでしたか。
> やっぱり西尾根はもう歩いておられますね。
> 真西尾根は、そのとおり奥ノ畑からの尾根です。1048mの下のガレから奥ノ畑谷を隔てて眺める雄大な清水の頭が大好きです。
真西尾根は未踏です。機会があれば下りてみようと思います。
written by kitayama-walk