【飛騨・天生山地】 籾糠山から猿ヶ馬場山へ「ぐるりんポン!」

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kitayama-walk
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登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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【飛騨・天生山地】 籾糠山から猿ヶ馬場山へ「ぐるりんポン!」

投稿記事 by kitayama-walk »

【日 付】 2015年4月18日(土)
【天 候】 晴れ
【山 域】 天生山地
【メンバー】 クロオ、Kasaya、keikoku、kitayama-walk

【コース】 5:45ゲート(P600)-8:30▲保谷(1400.6m)-9:20P1393-10:40▲籾糠山10:50-10:55ランチ場11:50-12:00大瀬戸谷源頭-12:55JCP-13:15猿ヶ馬場山13:40-13:55三角点峰-14:45帰雲山-15:00P1528-15:25P1336-15:50林道出合-16:40白川郷(下山口)
GPS軌跡図
GPS軌跡図
 籾糠山と猿ヶ馬場山-この2つの山は天生山地の代表的な山である。猿ヶ馬場山のことを知ったのは、高木泰夫氏の「奥美濃」(ヤブ山登山のすすめ)を読んだことがきっかけであった。年代は不明であるが、5月初めの残雪期に京大の今西錦司先生ら5人で飛騨河合から横谷林道を使ってまず籾糠山に登り、次いで猿ヶ馬場山に到達したことが書かれている。私は、2012/7/16にbiwacoさんと二人で天生峠から一般登山道で籾糠山に登り、さらにやぶこぎして猿ヶ馬場山に行こうと試みたことがあった。しかし、籾糠山から先はヤブが濃密で、しかも前夜の雨で濡れている。濡れ激ヤブに跳ね返されて退却したわけである。

 調べてみると、猿ヶ馬場山はやはり残雪期に結構登られている山で、しかも白川郷集落の裏から帰雲山を経由してピストンするのが大半であった。しかし、単にピストンするだけでは面白くない。籾糠山とセットにして周回できないかと検討してみた。天生峠に行くR360の堰堤のあるヘアピンカーブ(P600)の先のゲートから右手の山腹に取り付き、保谷三角点(1400.6m)、P1393を通過して、籾糠山の山頂に到達。さらに郡界尾根を辿り、P1720を経由しP1818から猿ヶ馬場山に向かう。下山は、帰雲山を経由して、P1528、P1336を通過し、宮谷西尾根を辿り、大沼山三角点(1062.1m)からR360に着地するという計画である。このロングコースをいつ実行するか。やるなら残雪期の4月で天気のいいときでなければならない。ということで2013年、2014年と経過し、2015/4/18晴天が保証される日がやってきたのだった。

 やぶこぎのメンバーであるkeikokuさん、クロオさん、Kasayaさんに声を掛けたところ、4K勢揃いである。去る2/15道の駅「ふじはし」で雨の上がるのを待った4人である。今回はロングコースなので遅くとも午前6時にスタートしたいことから、道の駅「白川郷」に午前5時に集合とした。余裕を見て午前1時に自宅を出発したところ午前4時前に到着した。早朝は意外と寒く気温はマイナス3℃。車中で少しウトウトしたが、前夜からの睡眠時間は実質3時間足らずで欠伸が盛んに出る。午前5時には全員集合となったので、Kasaya号で登山口を予定しているゲート(P600)まで走った。予想どおりゲートは閉まっていたが、渓流釣りの車が1台止まっていた。空は予想どおり晴れているが、まだ日の出前だ。身支度を整えて出発だ。keikokuさんとKasayaさんはアイゼン、クロオさんと私はスノーシューの装備である。

<ゲート~三角点保谷>
 ゲートを入ったところで右手の雪のついていない山腹に取り付くと、これが激登になっていて10分ほど大汗をかきながら灌木をつかんで登っていく。傾斜が緩んだところでスノーシューを装着した。何とか雪が繋がっている植林の中を登っていくと、谷からヤブっぽい尾根に移ったところで再び急登になり、雪が途切れたのでスノーシューと外して登る。ここを我慢して登ると再び傾斜が緩くなり雪が出てきたのでスノーシューを履いた。気温が低いため雪は固く、アイゼンの方が楽に歩けるようだ。Ca1000mあたりで振り返ると、白山が展望できる。御前峰と剣ヶ峰は山頂付近が少し黒いが、大汝峰は真っ白だ。Ca1150mを過ぎると尾根は広がってきてCa1270ピークにやってきた。このあたりから寝不足のせいか、体が重くなってスピードが上がらない。やがて一箇所だけ雪が三角になったヤセ尾根があった。ここから右手に猿ヶ馬場山のどっしりとした山容が見える。また白山(御前峰、剣ヶ峰、大汝峰、七倉山)と奥三方岳と三方崩山も見渡せる。この辺りからブナの木が出てきた。感じのいいブナ林が三角点保谷まで続いていた。
初めて白山が見える
初めて白山が見える
<三角点保谷~籾糠山>
 三角点保谷で左手に直角に曲がって進むが、感じのいいブナ林は続く。この先からP1393までは少し複雑な地形になっている。しばらく進むと今度は右に直角に曲がるとどっしりとした猿ヶ馬場山が見え、その左に籾糠山の頭の先がちょっと除いている。そして、少し急な斜面を鞍部に下る。ここからは左方向に登り返すと、再び素晴らしいブナ林が展開する。少々しんどい体に頑張りを与えてくれる。平坦なピークを通過すると大きく右に曲がりながら下っていく。P1393付近の鞍部にもブナ林が酔うほどに素晴らしい。鞍部からは少し急登になっているが、やがて傾斜も緩くなってきて、天生峠からの登山道と出合う。この辺りからブナに加えて、オオシラビソやダケカンバの樹木も加わってきた。右手に再び猿ヶ馬場山のどっしりとした頂が見えてきたかと思うと、前方にはピラミダルな籾糠山の頂が間近に迫ってきた。籾糠山には左甚五郎伝説があり、甚五郎作の人形が耕作した稲の脱穀で生じた籾糠が風に乗って飛び円錐形の山になったというのだ。山名はその伝説によるという。少し下った鞍部からいきなり急登する。ここはひと頑張りしなければならないところだ。雪面をスノーシューのクランボンで蹴り込んで真っ直ぐに登っていくとついに籾糠山の山頂に到達した。
籾糠山の北斜面には素晴らしいブナ林がある
籾糠山の北斜面には素晴らしいブナ林がある
籾糠山山頂から猿ヶ馬場山を望む
籾糠山山頂から猿ヶ馬場山を望む
<籾糠山山頂~ランチ場へ>
 籾糠山の山頂は南北に細長いが、狭いところである。新しい木製の標柱が上3分の1ほどが雪から出ている。ここから見る猿ヶ馬場山も、どっしりとした山容を見せている。その左手には、P1818、御前岳、栗ヶ岳という天生山地の山も見える。北に目をやれば、人形山、三ヶ辻山、金剛堂山、白木峰などが並んでいる。山頂で記念撮影を済ませると、少し風もあったので、西南尾根を少し下った平坦地でランチタイムを取ることにした。今日は京都「ますたに」のラーメンだ。野菜、豚バラ肉、天ぷらを入れて煮込む。老舗だけにこのラーメンは結構いける味だ。もちろんビールも欠かせない。体調がよくない割には食欲があったので、食事はしっかりと摂った。
籾糠山山頂から南方面の眺望
籾糠山山頂から南方面の眺望
<ランチ場~猿ヶ馬場山>
 当初の予定では、籾糠山からは郡界尾根を進み、P1720、P1818を経て、猿ヶ馬場山に向かうことにしていたが、ここでショートカットすることにした。ランチ場の先から大瀬戸谷の源頭に下り、鞍部からP1818と猿ヶ馬場山の中間にあるピークに登り返すというルートである。100m下って300m登り返すことになる。急な下り鞍部に下る途中で振り返ると、ピラミダルな籾糠山が見える。鞍部からの登り返しがまた激登りになっていた。斜度40度くらいはありそうな斜面だ。喘登しながら一歩一歩登っていくと、やがて傾斜も緩やかになった。源頭から1時間近くかかってJCPに到着した。やれやれである。ここからは、緩やかな尾根を進むことになるが、白山がよく見えてきた。小さく下った後、登り返すと、そこはだだっ広い猿ヶ馬場山の山頂であった。誰が付けたか知らないが、まさに猿の遊び場である。少々シラビソの樹木があるものの、360度のパノラマが広がっている。西方向には白山スカイラインが棚引いており、北には人形山、三ヶ辻山、金剛堂山、白木峰などが見渡せる。東南方向には同じ天生山地の栗ヶ岳と御前岳が見える。薄いながらも、御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰も何とか確認することができる。
大瀬戸谷源頭からの登り返しは急登-ピラミダルな籾糠山
大瀬戸谷源頭からの登り返しは急登-ピラミダルな籾糠山
猿ヶ馬場山の山頂にて
猿ヶ馬場山の山頂にて
<猿ヶ馬場山~帰雲山>
 猿ヶ馬場山で13:30なのでまだ時間的には余裕があったので、下山は帰雲山(かえりくもやま)経由で宮谷に下ることにした。前方に白山スカイラインを見ながら三角点峰の方向に進む。白川郷から登ってきた登山者のトレースがしっかりとついている。三角点峰からは左にほぼ直角に曲がって下っていく。さらにどんどんと下っていく。帰雲山手前の鞍部から登り返すと、アンテナと反射板の施設がある。この先の平らなところが帰雲山(1622m)で公園のようなところだ。この山域では一番高く雲も越えることができず逆流して帰ったことに由来するという。戦国大名の内ヶ嶋一族はこの山麓に城を築き飛騨三郡、越中三郡を支配する勢力であったが、天正13年(1585年)初冬白川郷一帯を襲った大地震で帰雲山は大崩壊し、城と共に千戸の城下町と数千人の人馬を一瞬にして埋めてしまったという。また、かつて金銀を産出した白川郷だけに、一夜にして埋没してしまった帰雲城には、内ヶ嶋氏が蓄えた黄金が埋まっているという伝説が今なおロマンとともに伝えられているそうだ。
http://shirakawa-go.org/kankou/siru/yomu/1303/
白山スカイライン
白山スカイライン
<帰雲山~白川郷>
 帰雲山から下る尾根は、ブナとダケカンバの林が続いている。幅広の尾根は歩きやすい。右手の樹間には、人形山と三ヶ辻山を垣間見ることができる。気持ちのよいブナ林を抜けると、目の前には再び白山スカイラインがどどーん!と現れた。これが見納めである。下って登り返したところがP1528であり、ここにもアンテナ施設がある。ここから北西方向に向かうが、幅広の尾根が続き、傾斜も緩やかなので、るんるん気分で下っていく。が、傾斜が緩やかな分、高度がなかなか下がらない。それでも、P1336を通過すると次第に急降下となり、左に振ってから右手の谷沿いを下っていくと林道に出た。当初の計画では林道を少し歩いた先で宮谷西尾根に入っていき、大沼山三角点峰を経由してR360に下る予定だったが、この先の状態がどうなっているのか不安となり、トレースがついていて安全策である白川郷集落に下ることにした。林道を離れると谷沿いにトレースが続いている。雪の状態もよく、ツボ足でキックステップを踏んでも嵌まらないので、小気味よくサクサクと速度を上げて下ることができる。最後は谷から左手の山腹に取り付き、トラバースして下っていくと林道に出た。あとはつづら折りになった林道を下ると白川郷集落に出た。午後5時少し前だったが、まだたくさんの観光客がいた。

<下山後>
 予定していなかった白川郷集落に下山したのでKasaya号の回収が大変だ。私とKasayaさんの二人で道の駅「白川郷」まで約3㎞の車道を40分も歩き、R360のゲート前に駐車したKasaya号を回収しに行った。その後、「白川郷の湯」で入浴して汗を流したのであった。
最後に編集したユーザー kitayama-walk [ 2015年4月30日(木) 02:05 ], 累計 1 回
written by kitayama-walk
Kasaya
記事: 927
登録日時: 2011年2月20日(日) 14:34

Re: 【飛騨・天生山地】 籾糠山から猿ヶ馬場山へ「ぐるりんぽん!」

投稿記事 by Kasaya »

kitayama-walkさん こんばんは
すごく詳細なレポですね

【メンバー】クロオ、Kasaya、keikoku、kitayama-walk
まさに4K。

【コース】 5:45ゲート(P600)-8:30▲保谷(1400.6m)-9:20P1393-10:40▲籾糠山10:50-10:55ランチ場11:50-12:00大瀬戸谷源頭-12:55JCP-13:15猿ヶ馬場山13:40-13:55三角点峰-14:45帰雲山-15:00P1528-15:25P1336-15:50林道出合-16:40白川郷(下山口)
地図を見たときにびっくり。参加表明したもののちょっと不安でした。

このロングコースをいつ実行するか。やるなら残雪期の4月で天気のいいときでなければならない。ということで2013年、2014年と経過し、2015/4/18晴天が保証される日がやってきたのだった。
3年越しの計画とは知りませんでした。

去る2/15道の駅「ふじはし」で雨の上がるのを待った4人である。
今回は雨の心配は無かったですね

道の駅「白川郷」に午前5時に集合とした。
このコースですからこういう時間になりますね。でもおかげで長い割には精神的にはすごく余裕でした。
やっぱり山は早や立ちです。

keikokuさんとKasayaさんはアイゼン、クロオさんと私はスノーシューの装備である。
私はスノーシューが壊れてますからね。でも今回の雪質だと踏み抜きも無かったのでアイゼンが良かったような。

<ゲート~三角点保谷>
 ゲートを入ったところで右手の雪のついていない山腹に取り付くと、これが激登になっていて10分ほど大汗をかきながら灌木をつかんで登っていく。傾斜が緩んだところでスノーシューを装着した。何とか雪が繋がっている植林の中を登っていくと、谷からヤブっぽい尾根に移ったところで再び急登になり、雪が途切れたのでスノーシューと外して登る。ここを我慢して登ると再び傾斜が緩くなり雪が出てきたのでスノーシューを履いた。気温が低いため雪は固く、アイゼンの方が楽に歩けるようだ。Ca1000mあたりで振り返ると、白山が展望できる。御前峰と剣ヶ峰は山頂付近が少し黒いが、大汝峰は真っ白だ。Ca1150mを過ぎると尾根は広がってきてCa1270ピークにやってきた。このあたりから寝不足のせいか、体が重くなってスピードが上がらない。やがて一箇所だけ雪が三角になったヤセ尾根があった。ここから右手に猿ヶ馬場山のどっしりとした山容が見える。また白山(御前峰、剣ヶ峰、大汝峰、七倉山)と奥三方岳と三方崩山も見渡せる。この辺りからブナの木が出てきた。感じのいいブナ林が三角点保谷まで続いていた。

この取り付きが今回の一番の難所だったような。
急斜面に着いた雪もちょっと気を抜くとやばい感じがしてました。もし猿ヶ馬場に行かず引き返したら、ここが大変だったでしょう。

<三角点保谷~籾糠山>
少し下った鞍部からいきなり急登する。ここはひと頑張りしなければならないところだ。雪面をスノーシューのクランボンで蹴り込んで真っ直ぐに登っていくとついに籾糠山の山頂に到達した。

私らは右手の登山道に回りこみましたがkitayamaさんはスノーシューを巧みに使って直登しましたねえ。お見事でした。

<籾糠山山頂~ランチ場へ>
ここから見る猿ヶ馬場山も、どっしりとした山容を見せている。その左手には、P1818、御前岳、栗ヶ岳という天生山地の山も見える。北に目をやれば、人形山、三ヶ辻山、金剛堂山、白木峰などが並んでいる。

ここまで来ると猿が馬場も近くに見えました。

山頂で記念撮影を済ませると、少し風もあったので、西南尾根を少し下った平坦地でランチタイムを取ることにした。今日は京都「ますたに」のラーメンだ。野菜、豚バラ肉、天ぷらを入れて煮込む。老舗だけにこのラーメンは結構いける味だ。もちろんビールも欠かせない。体調がよくない割には食欲があったので、食事はしっかりと摂った。
ここでkitayamaさんの体調様子見の予定でしたが、もう前進するのが当たり前の感じにもどってましたね。

<ランチ場~猿ヶ馬場山>
100m下って300m登り返すことになる。急な下り鞍部に下る途中で振り返ると、ピラミダルな籾糠山が見える。鞍部からの登り返しがまた激登りになっていた。斜度40度くらいはありそうな斜面だ。

keikokuさんの提案で取り付きましたが私的にはいい尾根でした。雪庇のつき方が面白かった。
こぶこぶの尾根
こぶこぶの尾根
そこはだだっ広い猿ヶ馬場山の山頂であった。誰が付けたか知らないが、まさに猿の遊び場である。
びっくりするほどの平坦な山頂でした。雪遊びにうってつけ

<猿ヶ馬場山~帰雲山>
この先の平らなところが帰雲山(1622m)で公園のようなところだ。

下山路は平均的になだらかでしたねえ。安全に登れるいいルートだと思いました。

<帰雲山~白川郷>
大沼山三角点峰を経由してR360に下る予定だったが、この先の状態がどうなっているのか不安となり、トレースがついていて安全策である白川郷集落に下ることにした。

先が見えているので安心でした

午後5時少し前だったが、まだたくさんの観光客がいた。
中国人が多かったですね。後で気づいたのですが、北陸新幹線の開通で白川郷は富山からだとすごく近いです。
その影響もあるんでしょうね。いずれにしても登山姿で世界遺産の目抜き通りを歩くのはなんか場違いでした

<下山後>
 予定していなかった白川郷集落に下山したのでKasaya号の回収が大変だ。

一番しんどかったかも。
今回はkitayamaさんの計画に便乗させてもらい楽をさせてもらいましたが、11時間超の山行は充実したものでした。
ホントありがとうございました。
Kasaya
たんぽぽ
記事: 709
登録日時: 2011年2月20日(日) 11:54

Re: 【飛騨・天生山地】 籾糠山から猿ヶ馬場山へ「ぐるりんぽん!」

投稿記事 by たんぽぽ »

たんぽぽの「さるがばんばもみぬかぐるりんぽん」の逆周り版ですね。しかもヤブコギの重鎮が勢ぞろい!
スキーヤーさんたちが籾糠へ向かう際に使うあの急斜面、その等高線を見た途端に自分は恐れおののいて反時計まわりを選択しました。ロングルートなので体力の温存を図りましたが、みなさんは勇猛果敢にあの斜面に取り付いたとはすばらしい~!
雪があまりつかない斜面のようですが、今年の大雪ではかなり雪があったようですね。
ランディングの後がきつかったとか、何はともあれ念願の周遊コース踏破おめでとさんです!
IMG_0104-s.JPG
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
お住まい: 京都市中京区
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Re: 【飛騨・天生山地】 籾糠山から猿ヶ馬場山へ「ぐるりんぽん!」

投稿記事 by kitayama-walk »

 Kasayaさん こんにちは。

> 【メンバー】クロオ、Kasaya、keikoku、kitayama-walk まさに4K。

命名はbiwacoさんでした。この前の2/15、小津権現山から花房山をめざそうと、道の駅「ふじはし」に集合したメンツ
でした。しかし、このときは雨がなかなか上がらず、狭い車のなかで3時間も待った挙げ句、山に登りませんでした。

> 地図を見たときにびっくり。参加表明したもののちょっと不安でした。
> 3年越しの計画とは知りませんでした。


結構なロングコースになると思ったので、遅くとも6時にはスタートしたかったので、道の駅に5時に集合となりました。
天気予報どおり、天気はよかったですが、ちょっと遠望がきかなかったのが唯一残念でしたね。前に地図を眺めていて
この周回コースを考えていました。時期は4月の残雪期、晴れが保証されるとき。これを追求していたら3年もかかって
しまいました。

> このコースですからこういう時間になりますね。でもおかげで長い割には精神的にはすごく余裕でした。
> やっぱり山は早立ちです。


 やはり闇下にはなりたくないですからね。最後は安全策をとったため白川郷に下りました。そのため車の回収に時間が
かかってしまいました。こんなことなら白川郷の駐車場にデポしておくべきでした(結果論)。
 しかし、5時には駐車場のゲートが閉まるというので、下山時刻も問題でしたね。結果的には5時少し前に下山したので
ゲートが閉まる迄に到着したことでしょうが。
P600の標高点にあるゲート
P600の標高点にあるゲート
> 私はスノーシューが壊れてますからね。でも今回の雪質だと踏み抜きもなかったのでアイゼンが良かったような。

 そのとおりです。雪が締まっていたので踏む抜きがほとんどなかったことから、アイゼンだけでよかったと思います。
特に急な下りはスノーシューには不向きでツボ足でキックステップを効かせて下ればOKでしたね。
次第に雪が繋がってきた谷筋
次第に雪が繋がってきた谷筋
> (最初のゲートからの)この取り付きが今回の一番の難所だったような。
> 急斜面に着いた雪もちょっと気を抜くとやばい感じがしてました。


最初から一苦労しましたね。とにかく急な斜面で脹ら脛が悲鳴を挙げるような状態でしたね。ここを下るわけにはいか
ないでしょうね。もし降りるとすれば、少し緩やかな斜面を探すことになるでしょう。
三角になっていたヤセ尾根
三角になっていたヤセ尾根
> (籾糠山の山頂直下)私らは右手の登山道に回りこみましたが、kitayamaさんはスノーシューを巧みに使って直登しま
> したねえ。お見事でした。


 まあ、あの程度の斜面であれば、スノーシューのクランボンを蹴り込めば、滑らずに登ることができます。アイゼンでも
同じことができたと思いますよ。
籾糠山の山頂
籾糠山の山頂
> (籾糠山)ここまで来ると猿が馬場も近くに見えました。

 さすがに籾糠山まで来ると、猿ヶ馬場山は間近に見えますね。ここまできて、猿に行かない手はないでしょう。時間を
見ればまだ余裕があったので、体調がイマイチだったけれど、もう周回ができるものと確信しましたよ。

> keikokuさんの提案で取り付きましたが、私的にはいい尾根でした。雪庇のつき方が面白かった。
> (猿ヶ馬場山の山頂は)びっくりするほどの平坦な山頂でした。雪遊びにうってつけ。


 郡界尾根を通らずにショートカットして、大瀬戸谷源頭に下り、中間尾根を登り返すという発想はなかなかよかったで
すね。無雪期にもやぶこぎの負担を少なくするため、谷に下って遡行するというレポを見たことがありました。中間尾根
は最初が激登りでしたが、次第に傾斜が緩んできて楽になりましたね。振り返ると、ピラミダルな山容の籾糠山が印象
的でしたね。あとでたんぽぽさんの写真を見ると、もっと尖って見えるのですが、これはどこから撮ったものでしょうか。
中間尾根を登る
中間尾根を登る
猿ヶ馬場山山頂にて
猿ヶ馬場山山頂にて
> 下山路は平均的になだらかでしたねえ。安全に登れるいいルートだと思いました。

 そうですね。やはり白川郷からの一般ルートは安全ルートなんでしょう。しかし、疲れていた後半だったこともあってか
だらだらと長かったという印象が強かったです。終わりあたりの谷筋の下山道を逆に登るのはしんどいような気がしまし
たね。
帰雲山に向かって下っていく
帰雲山に向かって下っていく
> (白川郷は)中国人が多かったですね。登山姿で世界遺産の目抜き通りを歩くのはなんか場違いでした。

 観光客にはどんな風に映ったのでしょうね。異様な格好しているように見えましたかね。ま、場違いな感じはしましたね。
written by kitayama-walk
アバター
クロオ
記事: 469
登録日時: 2011年2月20日(日) 09:08
お住まい: 愛知県海部郡大治町
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Re: 【飛騨・天生山地】 籾糠山から猿ヶ馬場山へ「ぐるりんぽん!」

投稿記事 by クロオ »

kitayama-walkさん、こんばんは


 このロングコースをいつ実行するか。やるなら残雪期の4月で天気のいいときでなければならない。ということで2013年、2014年と経過し、2015/4/18晴天が保証される日がやってきたのだった。


 4年も暖められていたコースだったのですね。私は、無雪期の6月に籾糠山に登ったことはありましたが、もう8年も前のことで、うろ覚えですし、無雪期のことです。kitayamaさんからお誘いがあってから急いで「飛騨の山」の該当するところを読みました。 


 このあたりから寝不足のせいか、体が重くなってスピードが上がらない。


 左門岳のときほどではないように見えましたが、いつものkitayamaさんとは違って見えました。


 やがて一箇所だけ雪が三角になったヤセ尾根があった。ここから右手に猿ヶ馬場山のどっしりとした山容が見える。また白山(御前峰、剣ヶ峰、大汝峰、七倉山)と奥三方岳と三方崩山も見渡せる。この辺りからブナの木が出てきた。感じのいいブナ林が三角点保谷まで続いていた。


 ヤセ尾根を渡り終わって振り返ると、絶景でした。
 ブナは、背の高いブナがたくさんあり、いい雰囲気でした。
ヤセ尾根
ヤセ尾根
ブナ
ブナ




 三角点保谷で左手に直角に曲がって進むが、感じのいいブナ林は続く。この先からP1393までは少し複雑な地形になっている。しばらく進むと今度は右に直角に曲がるとどっしりとした猿ヶ馬場山が見え、その左に籾糠山の頭の先がちょっと除いている。そして、少し急な斜面を鞍部に下る。ここからは左方向に登り返すと、再び素晴らしいブナ林が展開する。少々しんどい体に頑張りを与えてくれる。平坦なピークを通過すると大きく右に曲がりながら下っていく。P1393付近の鞍部にもブナ林が酔うほどに素晴らしい。


 三角点までは順調に登ってきたのに、ここからは登ったり降りたり、一向に標高の上がらないところでした。


 鞍部からは少し急登になっているが、やがて傾斜も緩くなってきて、天生峠からの登山道と出合う。


 標高差100mほどでしたがかなり急登でした。でも、広い空間でどこでも歩けて、ブナ林の気持ちのいいところでした。


 山名はその伝説によるという。少し下った鞍部からいきなり急登する。ここはひと頑張りしなければならないところだ。雪面をスノーシューのクランボンで蹴り込んで真っ直ぐに登っていくとついに籾糠山の山頂に到達した。


 山頂直下はかなり急だったので怖く、西側に登山道があったのでそちらを登りました。


 今日は京都「ますたに」のラーメンだ。野菜、豚バラ肉、天ぷらを入れて煮込む。老舗だけにこのラーメンは結構いける味だ。


 前回いただきましたが、とてもおいしいラーメンでした。山でこのラーメンを食べるときは、ラーメンは茹でないのでしょうか?
ランチタイム
ランチタイム


 当初の予定では、籾糠山からは郡界尾根を進み、P1720、P1818を経て、猿ヶ馬場山に向かうことにしていたが、ここでショートカットすることにした。ランチ場の先から大瀬戸谷の源頭に下り、鞍部からP1818と猿ヶ馬場山の中間にあるピークに登り返すというルートである。100m下って300m登り返すことになる。


 私はアイゼンに履き替えたので100mの下降は一気に降りることができました。300mの登り返しは、最初はとても急な登りでした。その後はなだらかになりましたが長い長い登りでした。展望を眺めながらゆっくり登りました。


 小さく下った後、登り返すと、そこはだだっ広い猿ヶ馬場山の山頂であった。誰が付けたか知らないが、まさに猿の遊び場である。少々シラビソの樹木があるものの、360度のパノラマが広がっている。


 籾糠山の狭い山頂と全く異なり、とても広い山頂でした。白山が印象的でした。アルプス側が霞んでいたのが残念でした。
猿ヶ馬場山頂
猿ヶ馬場山頂




 戦国大名の内ヶ嶋一族はこの山麓に城を築き飛騨三郡、越中三郡を支配する勢力であったが、天正13年(1585年)初冬白川郷一帯を襲った大地震で帰雲山は大崩壊し、城と共に千戸の城下町と数千人の人馬を一瞬にして埋めてしまったという。また、かつて金銀を産出した白川郷だけに、一夜にして埋没してしまった帰雲城には、内ヶ嶋氏が蓄えた黄金が埋まっているという伝説が今なおロマンとともに伝えられているそうだ。


 東海北陸自動車道は、籾糠山直下をトンネルで通過していますが、コースを変えて、帰雲城を通過すれば、トンネル工事で埋蔵金が出て来たかも。もっとも、遺骨もたくさん出て来たかも。


 最後は谷から左手の山腹に取り付き、トラバースして下っていくと林道に出た。あとはつづら折りになった林道を下ると白川郷集落に出た。午後5時少し前だったが、まだたくさんの観光客がいた。


 お陰さまで、おもわぬ世界遺産合掌村観光ができました。
白川郷
白川郷
白川郷
白川郷


 私とKasayaさんの二人で道の駅「白川郷」まで約3㎞の車道を40分も歩き、R360のゲート前に駐車したKasaya号を回収しに行った。


 私はゆっくり歩いたので「白川郷」まで50分以上かかりました。ちょうどこの日「2015さくら道国際ネイチャーラン」の日でした。名古屋城から金沢兼六園まで250km。我々は3kmだけコースを歩きました。我々が出発したのと同じくらいの朝6時に名古屋城をスタートして、一番早い人は「白川郷」を22時ごろ通過したようです。

http://shirotori-gujo.com/sakuramichi/main.html
http://shirotori-gujo.com/sakuramichi/2015result.pdf


                                    クロオ
kitayama-walk
記事: 719
登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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Re: 【飛騨・天生山地】 籾糠山から猿ヶ馬場山へ「ぐるりんぽん!」

投稿記事 by kitayama-walk »

 たんぽぽしゃん こにゃにゃちは。

> たんぽぽの「さるがばんばもみぬかぐるりんぽん」の逆周り版ですね。

 たんぽぽさんの「遺物」を発掘しました。
 山日和さんから「たんぽぽさんの逆回り」という指摘があったので、やぶこぎねっとを検索してみました。ありました。
「さるがばんばもみぬかやまぐるりんポン」の山レポ。これは2011/4/17でしたので、今から4年前のことですね。

> スキーヤーさんたちが籾糠へ向かう際に使うあの急斜面、その等高線を見た途端に自分は恐れおののいて
> 反時計まわりを選択しました。


5月いっぱいは天生峠まで通行できないので、スキーヤーが籾糠山に登るには、この西尾根を使っているのですね。
もっとも東尾根という手もあるんじゃないでしょうか。
これはどこの山が見えているのかな?
これはどこの山が見えているのかな?
> ロングルートなので体力の温存を図りましたが、みなさんは勇猛果敢にあの斜面に取り付いたとはすばらしい~!
> 雪があまりつかない斜面のようですが、今年の大雪ではかなり雪があったようですね。


 確かに、等高線が混み合っているので急登だとは思いましたが、まだ最初のうちなので体力も元気もあると思いました。
 雪がなかったのは、最初の10分ほどの間と、尾根の一部分だけで、あとはほとんど雪上を歩くことができました。

> ランディングの後がきつかったとか、何はともあれ念願の周遊コース踏破おめでとさんです!

 下山が白川郷集落だったので、そこから車の回収が必要だったのですね。直接駐車しているゲートまで歩くかどうか
迷いましたが、登りになっているので止めました。道の駅まで戻って車で回収に向かいました。
帰雲山からP1528に向かっています-向こうに妙法山、野谷荘司山、三方岩岳が見えます
帰雲山からP1528に向かっています-向こうに妙法山、野谷荘司山、三方岩岳が見えます
written by kitayama-walk
kitayama-walk
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登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
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Re: 【飛騨・天生山地】 籾糠山から猿ヶ馬場山へ「ぐるりんぽん!」

投稿記事 by kitayama-walk »

 クロオさん、こんばんは。

> 4年も暖められていたコースだったのですね。私は、無雪期の6月に籾糠山に登ったことはありましたが、もう8年も
> 前のことで、うろ覚えですし、無雪期のことです。
> kitayamaさんからお誘いがあってから急いで「飛騨の山」の該当するところを読みました。
 

2012年からだから丸3年ということになりますかね。
 猿ヶ馬場山のことは、それよりも前から知っていました。前にも書いたとおり、高木泰夫氏の「奥美濃」の本を読んで、
京大名誉教授の今西錦司先生がだだっ広い山頂に立っている写真を拝見したことがあります。だから、いつかは登ろ
うと思っていましたが、京都からは遠い山で、しかもヤブ山ということで、なかなか登る機会に恵まれなかったのですね。
猿ヶ馬場山に立つ今西錦司先生
猿ヶ馬場山に立つ今西錦司先生
> (寝不足のせいか、体が重くなってスピードが上がらない)
> 左門岳のときほどではないように見えましたが、いつものkitayamaさんとは違って見えました。


 左門岳のときは、病み上がりで、シャリバテという原因がはっきりしていたため、しんどかったのですが、今回はそうで
もない。一体何なんだろうと思いました。が、やはり前夜の寝不足に加えて、朝食をちゃんと食べていないことだったの
かなぁと思っています。いずれにしても、次第に体力が衰えてきているのは事実でしょうから、コンディション作りをちゃん
としないといけませんね。

> ヤセ尾根を渡り終わって振り返ると、絶景でした。
> ブナは、背の高いブナがたくさんあり、いい雰囲気でした。


 一箇所だけ三角形のヤセ尾根がありました。しかし、以前笈ヶ岳に登ったとき、冬瓜山の手前の三角ヤセ尾根ほどで
はありませんでしたね。ブナ林が続く尾根には気持ちのよいところが続きました。私も、もう少し余裕があれば、もっと堪
能することができたのでしょうが、ちょっとだけ残念でした。
冬瓜山の三角ヤセ尾根-これは恐かった!
冬瓜山の三角ヤセ尾根-これは恐かった!
> 保谷三角点までは順調に登ってきたのに、ここからは登ったり降りたり、一向に標高の上がらないところでした。

 地形が複雑になっていたところなので、方向を間違えないように注意して登ったり降りたりしましたね。でも、標高は徐々
に上がってはいたと思います。

> 標高差100mほどでしたが、かなり急登でした。でも、広い空間でどこでも歩けて、ブナ林の気持ちのいいところでした

そう、このあたりはまさにブナに酔うという感じのところでしたね。天気もよかったので、青い空と白い雪のコントラストに
ブナが映えていました。

> (籾糠山の)山頂直下はかなり急だったので怖く、西側に登山道があったのでそちらを登りました。

 ピッケルがあれば問題なく登れたところだと思います。でも、まあクランボンを蹴り込めば、落ち込みようなこともなかった
と思います。

> (京都「ますたに」のラーメン)前回いただきましたが、とてもおいしいラーメンでした。
> 山でこのラーメンを食べるときは、ラーメンは茹でないのでしょうか?


 「ますたに」は、京都銀閣寺の有名な老舗のラーメンです。それを日清食品がコラボして発売しているものです。
 https://www.nissin.com/jp/products/items/2467

 この種のラーメンを食べるときは、茹でるのが普通ですが、山では水と時間の節約をするため茹でません。それ
でも、このラーメンは半生麺なので大丈夫です。

> 私はアイゼンに履き替えたので100mの下降は一気に降りることができました。300mの登り返しは、最初はとても急な
> 登りでした。その後はなだらかになりましたが、長い長い登りでした。展望を眺めながらゆっくり登りました。


 スノーシューの場合は、やはり急な下りは苦手になりますね。急な下りは面倒がらずに脱いだ方がよいかも知れません。
登り返しの最初の100mは急斜面でしたね。40度くらいあったんじゃないでしょうか。その後の200mの登りはだらだらと斜面
が続いていたので、ピラミダルな山容に見える籾糠山を振り返りながら登ることができましたね。

> (猿ヶ馬場山の山頂は)籾糠山の狭い山頂と全く異なり、とても広い山頂でした。
> 白山が印象的でした。アルプス側が霞んでいたのが残念でした。


こんなに広大な山頂はちょっと見たことがないでしょうね。籾糠山とは対照的でしたね。
 猿ヶ馬場山から見る白山スカイラインは素晴らしかったですね。こうして見ると、「こっちに来い」と呼ばれているような気が
しませんでしたか?次は白山スカイラインの山がターゲットになりました。

> 東海北陸自動車道は、籾糠山直下をトンネルで通過していますが、コースを変えて、帰雲城を通過すれば、トンネル工事
> で埋蔵金が出て来たかも。もっとも、遺骨もたくさん出て来たかも。


なるほど。そういう発想が浮かびませんでした。
 帰雲城趾に立ち寄ってみましたが、実際には城がどこに位置していたのかはよくわからないそうです。
 大地震が起こったのは1585年ということですから、あの本能寺の変(1582年)から3年後のことになりますね。
帰雲城趾に立ち寄りました
帰雲城趾に立ち寄りました
> (最後は白川郷集落に出た)お陰さまで、思わぬ世界遺産合掌村観光ができました。

 私も白川郷を訪問したのは2回目になりますが、前回は、あの和歌山のカレー事件が発生した日でしたね。
written by kitayama-walk
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