先週の寒波でみなさん雪遊びに出かけた。この休日も寒気南下なんだってさ。
周回遅れだけど雪中散歩に出かけなきゃ話題に乗り遅れちゃうな。
【 日 付 】 平成26年12月14日（日）
【 山 域 】 ヌタハラ谷・桧塚
【 天 候 】 小雪 終日氷点下？
【 ルート】 夫婦滝展望作業場9：00---10：30不動滝10：45---12：35コウセ滝12：55---14：20桧塚---16：00駐車地
【メンバー】 グー単独
[attachment=4]20141214-10.jpg[/attachment]
夫婦滝展望作業場の入口には「進入禁止」の看板は出ていない。
入ってみたが作業車は停まっているし・・・出て入口右上のふくらみに停める。
登山道は伐採で切り落とされた杉の枝葉が積み重なり歩けなくなっている。
夫婦滝展望崩落地の上から水平に延びている鹿道を辿る。
少しでも高度を稼ごうとは思うが、上方には木や枝が横たわり鹿も歩いていない。
大沢崩れまで来た。登りかけると鹿道が大沢崩れを横切っている。
辿ってみたが、もう少し歩き易いトコを歩いて欲しいものだ。
渡り切ってから振り返ると作業小屋から20ｍほど下流を渡っていた。
20ｍ登れば登山道だとは思いながらも・・・登りたくない病のグーは水平トラバース。
斜め上に登っている鹿道を選択しながら歩くが登山道には行き当たらない。
植林と自然林の境に着いた。10ｍほど登ると登山道だった。
「うん。今回歩いたルートも無駄の無いいいコースかも」
雪の登山道歩きにはグーは神経を使うのです。
まず間違いなく前方が確認できるトコまで歩き、自分の足跡を戻る。
そしてまるでキジ打ちにでも行くように直角にルートを外す。
（大沢崩れ以降ヌタハラ林道から山腹登山道を歩く人は激減したけれど）
[attachment=3]20141214-13.jpg[/attachment]
不動滝までの道は雪が覆い、斜面と一体になって見える。
靴の幅1つ分の道を靴底で探りながら慎重に進む。
「あっ」 両足ともに流れた。ピッケルに体重を預ける。
雪にまみれるには、いささか歳をとりすぎているが、雪まみれになった。
[attachment=2]20141214-19.jpg[/attachment]
不動滝の氷筍はまだ形成されていない。
不動滝を巻き上がり、右岸に渡った先のルートが吹き溜まりになっていた。
ピッケルで切り崩し5・6回踏み込んでも足場が固まってくれない。
たった2ｍほどを登るのにどれだけの時間がかかったのだろうか。
雪はだんだんと深くなり、コウセ滝の下ではひざまで埋まった。
コウセ滝下でテルモスの紅茶と行動食で昼食を済ませる。
コウセ滝を巻き上がるには最後にアイゼンが必要になる。
ヌタハラ谷の遡行はここまでにして、桧塚南斜面を登る。
[attachment=1]20141214-29.jpg[/attachment]
傾斜がゆるくなった所でスノーシューを履く。
が、風で雪が吹き飛ばされて地肌の出ている所の方が多い。
桧塚の西の鞍部も笹が出ている。霧氷はこんなものかな。
奥峰はガスに覆われて見えない。「行かなくてもいいな」
[attachment=0]20141214-33.jpg[/attachment]
稜線を東に歩くが青のスプレーで「叶」の吹き付けがいっぱい。
「はい。叶さんの私有地を歩かせてもらっています」
うんざり。
グー（伊勢山上住人）
私は寒いだろうと図書館通いでした。