【台高】滝見台検証

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グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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【台高】滝見台検証

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20141130-99.jpg

先週、滝見尾根の滝見台に辿り着けなくてオロオロ。
まるでキツネにつままれた気分だ。検証に出かけた。

【 日 付 】  平成26年11月30日(日)
【 山 域 】  宮の谷・滝見尾根
【 天 候 】  快晴 のち 曇り
【 ルート】  宮の谷駐車地7:55---9:15Co710二俣---9:50北隣尾根---10:25滝見尾根---10:45天井桟敷
        ---12:05風折滝右岸尾根ウインチ場(昼食)12:50---13:45風折滝14:05---15:40駐車地
【メンバー】  グー単独


数十年前までは炭焼き・伐採・集材のために多くの人が天井桟敷ルートを歩いたことだろう。
しっかりと踏まれた道は今もしっかりと残っている。両サイドから道へ張り出してきていた木枝はグーが切った。
ただ場所によっては、水平だった道も長年の雨風によって崩れたりして斜めになっている。
踏み出そうとした目の前の地面が斜めになっている。靴を何回か蹴り込んで水平にした。
ふと左を向くと・・・・ルートは前方ではなく左上の方へ続いているじゃないですか・・・・・。
慌てて回りの石や枯れ木を集め、蹴り込んで平坦にしたところを隠す。(またやってしまった)

今日は暖かい日だ。Co710二俣でTシャツを脱ぎ、手ぬぐいに汗を移し取る。
枝谷の右岸尾根に向けて嵓下のザレた斜面を登ってゆく。
嵓の末端を巻き上がる鹿道の足元はスパッと切れ落ちている。

北隣尾根の架線中継所跡で割れた一升瓶を見つけた。ここの担当者も下戸じゃなかったんだ。
やっぱり飲んでなきゃやってられないよな。つまみはブルーチーズだったのだろうか?

尾根を東に歩き、前回と同じく植林との境界を左に振って滝見尾根に乗る。
さあ、ここから滝見台になぜすんなりと辿り着けなかったのかの検証だ。
地形図をじ~~~と見て滝見台までの行程を頭の中にイメージする。

「このコブを越えたら次のピークが滝見台のはずだ」
5mほどのコブを登りきると、目の前の木に「滝見台」のプレートが。
グーの山勘はまたしても外れたが、なんともまあ、あっさりと、あっけなく「滝見台」だ。
「そうだよな。ボケ~~っと歩いていても滝見台にはこうして辿り着くモンだよな」

[attachment=3]20141130-15.jpg[/attachment]

「なぜ先週は・・・・?」コブの下まで戻って左を見ると・・・・・
うっすらではあるが確かに巻き道らしき踏み跡が見える。
たった標高差5mを登りたくなくって、滝見台から水平距離で3m横を通過していたのだ。
滝見台を探しながらの戻りでも、さほど明瞭でない巻き道で滝見台をパスしたのだろう。
ピーク「滝見台」を巻いてしまうグーの「登りたくない病」はかなり重症のようだ。

[attachment=2]20141130-13.jpg[/attachment]

天井桟敷から見下ろす風折滝は逆光日陰になっていてカメラに写らない。
南風も強く吹いてきて、のんびり休憩していられる状況じゃない。
当初は滝見台検証が済めばさっさと天井桟敷コースで下山の計画だった。
ところが家を出る前の気象情報チェックのついでにヤブネットを覗くと

久しぶりに風折滝と絡めて周回されるのがいいかと(^^)。

[attachment=1]20141130-23.jpg[/attachment]

ミズナラの巨木の南の尾根を下りていけば飯場跡に着くかな?と、下っていく。
なかなか歩きやすいいい尾根です。が、末端は台高お決まりの切れ落ちていました。
右の谷を渡り、風折滝右岸尾根のウィンチ場でヌタウ・大沢崩れを眺めながら昼食です。
ここには天井桟敷のような強い風は吹いていません。うららかな今年最後の秋の日です。

風折滝右岸尾根の下り始めは踏み跡もはっきりしていたが、
尾根が広がるとあっちもこっちも踏み跡に見えて、右へ左へウロウロ。
ここは地形図からもルートが読めないし、コンパスの方向も割り出せない。
なんとか迷わずに下りてこれたが、グーにとっては登り専用尾根です。

[attachment=0]20141130-29.jpg[/attachment]

風折滝に下りて、不安が頭に浮かんできた。
「登山道整備は高滝までだろうな。あの切れそうなトラロープに命を預けるのか」
ところが、滝場のロープは新品になっていました!!!!
クレモナではなくやっぱりトラロープでしたが前より太め。しかも2本束ね。
目いっぱい体重を預けて降りました。今冬の氷瀑見物も安心です。
登山道整備ありがとうございました。


                  グー(伊勢山上住人)
添付ファイル
20141130-29.jpg
ウィンチ場からの眺め
ウィンチ場からの眺め
20141130-13.jpg
滝見台の東斜面に巻き道
滝見台の東斜面に巻き道
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】滝見台検証

投稿記事 by シュークリーム »

グーさん,こんばんは.
ブダペストは午後4時過ぎですが,もう外は真っ暗.不用意にコンピュータで計算を始めたらなかなか終わらなくて,これじゃ明日の朝までかかりそう.わりばしさんのコメに返事を書こうと思ったらグーさんのレポを見つけたのでちょっと寄り道です.

毎週の出動,ご苦労様です.この辺り今年歩かせてもらいましたので,少しは様子が分かって楽しく読ませてもらいました.すっかりグーさんの庭みたいなもんですね.もう少し寒くなったら今度は霧氷見物ですかね.楽しんでください.

↓下の写真は今朝のブダペストの様子です.標高400m付近より上は雪だったみたい.寒い割になかなか雪が降らないと思っていたら,あの厚い雲が保温の役割をしている事がわかりました.晴れると一挙に凍り付くんだろうなあ.
添付ファイル
P1080734.jpg
                         @シュークリーム@
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
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Re: 【台高】滝見台検証

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

天井桟敷ルート
天井桟敷ルート

「PCパフォーマンスが低下しています」
「お使いのPCが今にも誤動作を起こしそうです。直ちに修正して下さい」


監視されていますので広告に関連内容が反映されるようです。

そうなんだ!グーのPCを監視してくれて、広告に反映されているんだ。
なんて親切な広告なんだろう。思わず ポ チ ッ と・・・・・



シュークリームさん、こんばんは。
台高も寒くなってきました。高見トンネル付近では積雪だそうです。

不用意にコンピュータで計算を始めたらなかなか終わらなくて,

不用意はよくないですねぇ~。
しっかり地形図を読んでシュミレーションをしっかりしてから歩き出しましょう。

これじゃ明日の朝までかかりそう.

ビバークですね。ツエルトは携行していますか? 凍死しませんように。

グーさんのレポを見つけたのでちょっと寄り道です.

まあ、嬉しいですねぇ~。 シュークリームさん大好き!!!

毎週の出動,ご苦労様です.

まったくご苦労様です。
山の神はジムで機械の上を走っているそうです。これまたご苦労なこってす。

すっかりグーさんの庭みたいなもんですね.

目を瞑っていても目の前に「滝見台」のプレートが現れるはずだったのですが・・・・・。

寒い割になかなか雪が降らないと思っていたら,あの厚い雲が保温の役割をしている事がわかりました.

なるほど。分厚い布団が放射冷却を防いでくれていますか。
昨晩から湯たんぽでぬくぬくです。


                       グー(伊勢山上住人)
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【台高】滝見台検証

投稿記事 by zipp »


 グーさん、こんばんは。

【 ルート】  宮の谷駐車地7:55---9:15Co710二俣---9:50北隣尾根---10:25滝見尾根---10:45天井桟敷
        ---12:05風折滝右岸尾根ウインチ場(昼食)12:50---13:45風折滝14:05---15:40駐車地

 ソコソコの足であるいてますやん!

踏み出そうとした目の前の地面が斜めになっている。靴を何回か蹴り込んで水平にした。
ふと左を向くと・・・・ルートは前方ではなく左上の方へ続いているじゃないですか・・・・・。

 まぁ、いつものことで・・・(^^;。

今日は暖かい日だ。Co710二俣でTシャツを脱ぎ、手ぬぐいに汗を移し取る。
 そこまで暑いですかな?
土曜日、ガス小雨の中、山を歩きましたが、周りの冬枯れの山風景とまとわりつく気温に不思議な気がしたものです。

北隣尾根の架線中継所跡で割れた一升瓶を見つけた。ここの担当者も下戸じゃなかったんだ。
 この時期の一升瓶は、酒と云うより、これと云った容器の無かった時代は山仕事の燃料入れによく使用されていたみたいです。

グーの山勘はまたしても外れたが、なんともまあ、あっさりと、あっけなく「滝見台」だ。
「そうだよな。ボケ~~っと歩いていても滝見台にはこうして辿り着くモンだよな」

 まぁ、滝見台のプレートのかかっているところは、この尾根を上り下りする分には寄りませんわな。
「滝見台」であることを知らなきゃね。天井桟敷に降りる時もよりませんしね。

ピーク「滝見台」を巻いてしまうグーの「登りたくない病」はかなり重症のようだ。
 わざわざ検証されたけど、たぶんこれからも、何度となく同じことがあるでしょうねぇ(^^;。

天井桟敷から見下ろす風折滝は逆光日陰になっていてカメラに写らない。
 この日、天気が良かったみたいですね~。

当初は滝見台検証が済めばさっさと天井桟敷コースで下山の計画だった。
ところが家を出る前の気象情報チェックのついでにヤブネットを覗くと

 ピストンで帰るつもりだったの?
ナンボでもそれはつまらないでしょう(^^)。

右の谷を渡り、風折滝右岸尾根のウィンチ場でヌタウ・大沢崩れを眺めながら昼食です。
ここには天井桟敷のような強い風は吹いていません。うららかな今年最後の秋の日です。

 ここも展望が開けいいとこですね。

尾根が広がるとあっちもこっちも踏み跡に見えて、右へ左へウロウロ。
ここは地形図からもルートが読めないし、コンパスの方向も割り出せない。
なんとか迷わずに下りてこれたが、グーにとっては登り専用尾根です。

 ん?
聞き捨ておけない発言ですね~ >六衛門さん、ナズナさん。

 二人を誘ってグーさん初めて天井桟敷になんとかかんとか登って、初めての降りの滝見尾根から風折滝を辿ったんでしたよね~。
来季のサクラ咲く頃は、お二人を十二分にエスコートして、逆周回して差し上げて下さいませ(^^)。

ところが、滝場のロープは新品になっていました!!!!
クレモナではなくやっぱりトラロープでしたが前より太め。しかも2本束ね。

 わたしは、てっきりグーさんが、クレモナロープを背負って風折滝だと思ってたのですけどねぇ(^^;
…てっ、実は私も確認しています。
2本束ねでコブ結びだと、ロープに足もかけられますね。けど2本束ねよりもっと見るべきところが、3か所で支持されたところです。

登山道整備ありがとうございました。
 奇特な方がおられますね(^^)。
わたしからも、ありがとうございました!!

 p.s.鷲岩の先の丸木橋、奇特な方では無さそうですね。
    少し水嵩が増せば水没するし、それになんで上流側に丸木橋を流されないようにロープで確保してるんだろう?
  普通、下流側にしないと意味ないのでは?

[attachment=0]DSCN0554_800.jpg[/attachment]
添付ファイル
「季節の扉2」・・・(^^;<br />新たな崩壊ないじゃん!アソコ行けなければ、永遠に行合にはいけないねぇ(^^;;。<br />(11/24)
「季節の扉2」・・・(^^;
新たな崩壊ないじゃん!アソコ行けなければ、永遠に行合にはいけないねぇ(^^;;。
(11/24)
   zipp
グー(伊勢山上住人)
記事: 2227
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:10
連絡する:

Re: 【台高】滝見台検証

投稿記事 by グー(伊勢山上住人) »

20141130-12.jpg

zippさん、こんばんは。

 ソコソコの足であるいてますやん!

風折滝から岳魂碑までは、やっぱり1時間かかります。

ふと左を向くと・・・・ルートは前方ではなく左上の方へ・・。
 まぁ、いつものことで・・・(^^;。


そう。いつものことなのです。死ぬまで直らないのでしょうか。

今日は暖かい日だ。  そこまで暑いですかな?

滝見尾根に乗るまでは半そでTシャツ1枚で背中は汗がにじんできました。

土曜日、ガス小雨の中、山を歩きましたが、周りの冬枯れの山風景とまとわりつく気温に不思議な気がしたものです。

zippさんは日曜日は山に行けない用事があったのですね。幻想的な絵が撮れたでしょうね。

 この時期の一升瓶は、酒と云うより、これと云った容器の無かった時代は山仕事の燃料入れによく使用されていたみたいです

北隣尾根の架線中継所にもウィンチのような燃料を使う動力があったのでしょうか?
チェーンソーなんてものは無かったでしょうし。

 まぁ、滝見台のプレートのかかっているところは、この尾根を上り下りする分には寄りませんわな。

グーは先週無意識に巻くまでは毎回「滝見台」を踏んでいたような気がします。

天井桟敷に降りる時もよりませんしね。

現在地をしっかりと把握しているのなら寄る必要は無いのですが・・・・・ 

 わざわざ検証されたけど、たぶんこれからも、何度となく同じことがあるでしょうねぇ(^^;。

グーの山歩きはまだまだ甘いです。

 ピストンで帰るつもりだったの?ナンボでもそれはつまらないでしょう(^^)。

GPS軌跡を取りたかったのです。
シュークリームさんへのレス返に貼った軌跡は山桜の大木に寄っているので、
真っ直ぐにCo710二俣へ下っている軌跡が欲しかったのです。
でも、谷の中の軌跡はグチャグチャ。あらぬ方向へ飛びまくってまともなのが無い。

来季のサクラ咲く頃は、お二人を十二分にエスコートして、逆周回して差し上げて下さいませ(^^)。

来春の風折桜伝説の頃に久々に一般公開山行でも企画してみようかな。

 わたしは、てっきりグーさんが、クレモナロープを背負って風折滝だと思ってたのですけどねぇ(^^;

私もその気でいて、コ○リに買いに行ったのですがクレモナロープは置いてなかったです。

けど2本束ねよりもっと見るべきところが、3か所で支持されたところです。

役場の職員の中に山のロープワークに長けた人がいるのでしょうか?

なんで上流側に丸木橋を流されないようにロープで確保してるんだろう?

上流側からの確保で正解だと思いますが、あの位置で縛ったのでは、流れてきた物が引っかかると思います。

新たな崩壊ないじゃん!アソコ行けなければ、永遠に行合にはいけないねぇ(^^;;。
(11/24)


滑落必至と思ったのですが・・・・


                         グー(伊勢山上住人)
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