2014年11月8日(土) 曇り 若狭 妙芽谷から小御影山、大御影山
K氏、masaさん、兔夢
7:40 妙芽谷出合 → 8:00 10m滝 → 9:25 稜線登山道 → 9:30~45 小御影山 → 10:20 三重嶽分岐 → 11:20~12:15 大御影山 → 13:30 妙芽谷出合
久し振りにmasaさんからのお誘い。若狭の大御影山は以前から気になっていた山で願ったりかなったり。天気も土曜は持ちそうだ。
舞鶴若狭自動車道経由で耳川に向かう。その最上流部、能登又谷の林道は意外と延びており目的の妙芽谷出合まで入る事ができた。
準備をして妙芽谷にかかる橋の袂から入渓。しばらくはゴーロが続く。近年の大雨の影響だろうか、全体に荒れた感じだ。
20分ほどで10m大滝が現われる。見たところ左から簡単に巻ける。だがこの沢に来る機会がそんなにあるとも思えないので直登することにした。濡れることを厭わなければそれほど難しくなさそうだ。
右端から中程のバンドに上がって左上していく。落ちてくる水流がヘルメットを打つが思っていた通り比較的容易に通過する事ができた。フルシャワークライミングで満足。K氏、masaさんは濡れるのが嫌だったのか左から巻いてきた。
大滝の上には4m滝の3連瀑。見た目より簡単に通過。最後に深い渕を持った4m滝を右脇から直登して核心部終了。大滝が現われてから15分くらいだった。
後は穏やかな癒し系の沢筋が続く。下流のように荒れておらず気持ちが和らぐ。いい頃合いに色付いた樹林の中に栃の巨木があったり見事なグラデーションを見せるモミジもあったりして目を楽しませてくれる。今シーズンの沢でもっとも秋らしい雰囲気だ。
沢は細かく枝分かれしていてルートファインディングが難しい。そこをmasaさんが見事に読み切って導いてくれる。最後はほぼ薮といったものがない斜面を詰め上がり稜線上の登山道に出た。
落ち葉の積もった登山道をわずかに登るとみごとなブナ林の尾根。その先に小御影山(大日岳)の三角点があった。ここで小休止して靴を履き替える。
送電線鉄塔を越えてから続く穏やかな尾根にはずっとブナ林が続く。その中を歩いているととても気分がいい。もう少し前にくれば紅葉真っ盛りのトンネルを歩けたかもしれないが落ち葉の絨毯を踏みしめながら葉の落ちたブナ林を歩くのはそれはそれで趣がある。ただ野郎三匹というのが…。
結局、ブナ林は大御影山まで飽きる程続いた。たがネットで調べたところでは大御影山の北尾根にすばらしいブナ林があると書かれていた。まだこれ以上に出てくるのか…楽しみ!
尾根には「古道 近江坂」と記されたプレートがあった。古くから道として利用されてきたのだろう。確かに歩きやすい尾根筋だ。
奥美濃の高屋山から大白木山までの尾根筋がここと似たような形状をしている。しかしあちらは薮がひどくて歩くのはきつい。ここみたいにすっきりするといいのだが。
三重嶽分岐を過ぎると道は思ったより急降下。しかしすぐに緩くなり最低鞍部を越えて徐々に登り返す。最後は急斜面を九十九折りに登って(二人は「このぐらいの登りなら直登でいいのに」と言っていた。僕は九十九折りの方がいいです)溝状の道が現われると山頂の反射板が見えてくる。溝状の道には豊かにコケが育ち触ると柔らかなクッションのようだった。
三角点は反射板より更に東。広く切り開かれていて中央に三等三角点。赤坂山や三重嶽、琵琶湖など眺めはそこそこにいい。ここで大休止。
途中、単独ハイカーが登山道を歩いていったが何故か三角点は素通りしていった。それはないだろうと話していたが無粋な佇まいの男3人に恐れをなして立ち寄れなかったのかもしれない。
下山は北尾根へと進路を取る。樹木がなく見晴らしの良い穏やかな尾根を進むと前方にブナ林が見えてきた。いよいよ本日一番のブナ林がお出ましか、と期待を抱いたがブナ林に入る手前から左へ進路を取ったので結局遠目にしか見る事ができなかった。それでもなるほどと思えるブナが何本もあり何時かは行ってみようと思えるような雰囲気だった。
標高点621mのある尾根を下降していく。時折目印があり踏み跡もあるのだが見分けにくく、あちらでもない、こちらでもないと繰り返しつつ下った。結局何とか予定通りのルートで駐車地のすぐ近くに下りる事ができた。
このメンバーでこの山行?って思われるかもしれないがそれはそれで楽しかった。しかしmasaさん、K氏という最強コンビは速くて久し振りの高速山行。少々疲れました。
【若狭】妙芽谷から小御影山、大御影山
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【 日 付 】
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※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
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【メンバー】
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Re: 【若狭】妙芽谷から小御影山、大御影山
兔夢さん こんばんは。
オフ会、久しぶりでしたね、山スキーの話を聞いて、数年ぶりにゲレンデから飛び出したい気分になりました。
2014年11月8日(土) 曇り 若狭 妙芽谷から小御影山、大御影山
K氏、masaさん、兔夢
7:40 妙芽谷出合 → 8:00 10m滝 → 9:25 稜線登山道 → 9:30~45 小御影山 → 10:20 三重嶽分岐 → 11:20~12:15 大御影山 → 13:30 妙芽谷出合
何と あの妙芽谷でしたか!!??
実は何を隠そう 誰も探ってもいませんが・・・ 8年前この谷を下降中、相棒がちょこっと滑って骨折した
思い出?の谷なのですわ。
で、今シーズンこそは、遡ってみようと思っていましたが、かないませんでした。
じっくり画像拝見いたしました。
霜月の今日この頃、涼しいシャワー画像をありがとうございました。
こんな立派な滝があったんですね。
ところで、オフ会で話してましたが、アトミックのアクセス ってパウダー用を山スキーに使ってるんですね。
では また 氷瀑の谷で
SHIGEKI
オフ会、久しぶりでしたね、山スキーの話を聞いて、数年ぶりにゲレンデから飛び出したい気分になりました。
2014年11月8日(土) 曇り 若狭 妙芽谷から小御影山、大御影山
K氏、masaさん、兔夢
7:40 妙芽谷出合 → 8:00 10m滝 → 9:25 稜線登山道 → 9:30~45 小御影山 → 10:20 三重嶽分岐 → 11:20~12:15 大御影山 → 13:30 妙芽谷出合
何と あの妙芽谷でしたか!!??
実は何を隠そう 誰も探ってもいませんが・・・ 8年前この谷を下降中、相棒がちょこっと滑って骨折した
思い出?の谷なのですわ。
で、今シーズンこそは、遡ってみようと思っていましたが、かないませんでした。
じっくり画像拝見いたしました。
霜月の今日この頃、涼しいシャワー画像をありがとうございました。
こんな立派な滝があったんですね。
ところで、オフ会で話してましたが、アトミックのアクセス ってパウダー用を山スキーに使ってるんですね。
では また 氷瀑の谷で
SHIGEKI
Re: 【若狭】妙芽谷から小御影山、大御影山
兔夢さん、こんばんは。
大御影山が初めてとは意外でした。(^^ゞ
その最上流部、能登又谷の林道は意外と延びており目的の妙芽谷出合まで入る事ができた。
この林道は妙芽谷手前の土砂崩れで6月は通れなかったんですが、8月に行った時やっと開通してました。
20分ほどで10m大滝が現われる。見たところ左から簡単に巻ける。だがこの沢に来る機会がそんなにあるとも思えないので直登することにした。濡れることを厭わなければそれほど難しくなさそうだ。
右端から中程のバンドに上がって左上していく。落ちてくる水流がヘルメットを打つが思っていた通り比較的容易に通過する事ができた。フルシャワークライミングで満足。K氏、masaさんは濡れるのが嫌だったのか左から巻いてきた。
この谷は2回下降してますが、いずれも登山靴。この滝場以外は渓流シューズでなくても気楽に歩けますね。巻いたことしかないので連瀑帯は下から
チョロっと見たことしかないです。しかし寒いのにチャレンジャーやねえ。
後は穏やかな癒し系の沢筋が続く。下流のように荒れておらず気持ちが和らぐ。いい頃合いに色付いた樹林の中に栃の巨木があったり見事なグラデーションを見せるモミジもあったりして目を楽しませてくれる。今シーズンの沢でもっとも秋らしい雰囲気だ。
ここの上流部の雰囲気は実にいいですね~。窯跡やトチの大木と道具立ても揃ってるし。
三重嶽分岐を過ぎると道は思ったより急降下。しかしすぐに緩くなり最低鞍部を越えて徐々に登り返す。最後は急斜面を九十九折りに登って(二人は「このぐらいの登りなら直登でいいのに」と言っていた。僕は九十九折りの方がいいです)
ここは下りの時はすべてショートカットです。溝の中は歩きにくいところもあるので上を歩くことも多いですね。
下山は北尾根へと進路を取る。樹木がなく見晴らしの良い穏やかな尾根を進むと前方にブナ林が見えてきた。いよいよ本日一番のブナ林がお出ましか、と期待を抱いたがブナ林に入る手前から左へ進路を取ったので結局遠目にしか見る事ができなかった。それでもなるほどと思えるブナが何本もあり何時かは行ってみようと思えるような雰囲気だった。
そのブナ林こそが私にとっての大御影山頂である「ノロ尾の高」ですよ。もったいないなあ。あと100mもないのに。(^_^;)
[attachment=1]P1180794_1.JPG[/attachment][attachment=0]P1180795_1.JPG[/attachment]
標高点621mのある尾根を下降していく。時折目印があり踏み跡もあるのだが見分けにくく、あちらでもない、こちらでもないと繰り返しつつ下った。結局何とか予定通りのルートで駐車地のすぐ近くに下りる事ができた。
この尾根は白谷登山道として一時はよく踏まれてました。(やぶこぎでもブームを呼んだ時期がありました)が、最近は踏み跡がだいぶ怪しくなりましたね。
ノロ尾の高はぜひお越しください。
山日和
大御影山が初めてとは意外でした。(^^ゞ
その最上流部、能登又谷の林道は意外と延びており目的の妙芽谷出合まで入る事ができた。
この林道は妙芽谷手前の土砂崩れで6月は通れなかったんですが、8月に行った時やっと開通してました。
20分ほどで10m大滝が現われる。見たところ左から簡単に巻ける。だがこの沢に来る機会がそんなにあるとも思えないので直登することにした。濡れることを厭わなければそれほど難しくなさそうだ。
右端から中程のバンドに上がって左上していく。落ちてくる水流がヘルメットを打つが思っていた通り比較的容易に通過する事ができた。フルシャワークライミングで満足。K氏、masaさんは濡れるのが嫌だったのか左から巻いてきた。
この谷は2回下降してますが、いずれも登山靴。この滝場以外は渓流シューズでなくても気楽に歩けますね。巻いたことしかないので連瀑帯は下から
チョロっと見たことしかないです。しかし寒いのにチャレンジャーやねえ。
後は穏やかな癒し系の沢筋が続く。下流のように荒れておらず気持ちが和らぐ。いい頃合いに色付いた樹林の中に栃の巨木があったり見事なグラデーションを見せるモミジもあったりして目を楽しませてくれる。今シーズンの沢でもっとも秋らしい雰囲気だ。
ここの上流部の雰囲気は実にいいですね~。窯跡やトチの大木と道具立ても揃ってるし。
三重嶽分岐を過ぎると道は思ったより急降下。しかしすぐに緩くなり最低鞍部を越えて徐々に登り返す。最後は急斜面を九十九折りに登って(二人は「このぐらいの登りなら直登でいいのに」と言っていた。僕は九十九折りの方がいいです)
ここは下りの時はすべてショートカットです。溝の中は歩きにくいところもあるので上を歩くことも多いですね。
下山は北尾根へと進路を取る。樹木がなく見晴らしの良い穏やかな尾根を進むと前方にブナ林が見えてきた。いよいよ本日一番のブナ林がお出ましか、と期待を抱いたがブナ林に入る手前から左へ進路を取ったので結局遠目にしか見る事ができなかった。それでもなるほどと思えるブナが何本もあり何時かは行ってみようと思えるような雰囲気だった。
そのブナ林こそが私にとっての大御影山頂である「ノロ尾の高」ですよ。もったいないなあ。あと100mもないのに。(^_^;)
[attachment=1]P1180794_1.JPG[/attachment][attachment=0]P1180795_1.JPG[/attachment]
標高点621mのある尾根を下降していく。時折目印があり踏み跡もあるのだが見分けにくく、あちらでもない、こちらでもないと繰り返しつつ下った。結局何とか予定通りのルートで駐車地のすぐ近くに下りる事ができた。
この尾根は白谷登山道として一時はよく踏まれてました。(やぶこぎでもブームを呼んだ時期がありました)が、最近は踏み跡がだいぶ怪しくなりましたね。
ノロ尾の高はぜひお越しください。
山日和
Re: 【若狭】妙芽谷から小御影山、大御影山
SHIGEKIさん、こんばんは。
オフ会、久しぶりでしたね、山スキーの話を聞いて、数年ぶりにゲレンデから飛び出したい気分になりました。
久し振りにお会いできて嬉しかったです。ゲレンデから是非飛び出しましょう。
今シーズンこそは、遡ってみようと思っていましたが、かないませんでした。
気軽な沢ですからね、是非行ってみて下さい。なかなか楽しかったですよ。
霜月の今日この頃、涼しいシャワー画像をありがとうございました。
まあ、この季節に泳ぐよかいいのではないでしょうか。
ところで、オフ会で話してましたが、アトミックのアクセス ってパウダー用を山スキーに使ってるんですね。
アクセスは巾広の板ですが比較的オールラウンドですね。5月の猫又もこの板で行きました。くるくる回って181センチですが160センチの板と取り回しに違いはありません。これにTLTなので重量もそれほど気になりません。ほしくなってきたでしょう!
兔夢
オフ会、久しぶりでしたね、山スキーの話を聞いて、数年ぶりにゲレンデから飛び出したい気分になりました。
久し振りにお会いできて嬉しかったです。ゲレンデから是非飛び出しましょう。
今シーズンこそは、遡ってみようと思っていましたが、かないませんでした。
気軽な沢ですからね、是非行ってみて下さい。なかなか楽しかったですよ。
霜月の今日この頃、涼しいシャワー画像をありがとうございました。
まあ、この季節に泳ぐよかいいのではないでしょうか。
ところで、オフ会で話してましたが、アトミックのアクセス ってパウダー用を山スキーに使ってるんですね。
アクセスは巾広の板ですが比較的オールラウンドですね。5月の猫又もこの板で行きました。くるくる回って181センチですが160センチの板と取り回しに違いはありません。これにTLTなので重量もそれほど気になりません。ほしくなってきたでしょう!
兔夢
Re: 【若狭】妙芽谷から小御影山、大御影山
山日和さん、こんばんは。
大御影山が初めてとは意外でした。
前にも書いたと思いますが、メジャーなところでまさかと行ったところに結構行ってないですよ。
この林道は妙芽谷手前の土砂崩れで6月は通れなかったんですが、8月に行った時やっと開通してました。
この周辺、全体的に荒れてましたねえ。
この谷は2回下降してますが、いずれも登山靴。この滝場以外は渓流シューズでなくても気楽に歩けますね。巻いたことしかないので連瀑帯は下から
チョロっと見たことしかないです。しかし寒いのにチャレンジャーやねえ。
masaさんのお誘いだったので期待してましたがそこそこに期待通りで大滝のシャワー、3連瀑が良かったです。
11月に泳ぐことに比べれば今回のシャワーはなんてことなかったです。
それより一緒に行った今古川の方が寒かったです。
ここの上流部の雰囲気は実にいいですね~。窯跡やトチの大木と道具立ても揃ってるし。
いい感じでしたね。欲を言えば詰めで鉄塔が見えちゃったのが惜しかった。
ここは下りの時はすべてショートカットです。
どこやらの自然愛好家におこられますよ(^^)
そのブナ林こそが私にとっての大御影山頂である「ノロ尾の高」ですよ。もったいないなあ。あと100mもないのに。
リーダーには逆らえないもんで。
この尾根は白谷登山道として一時はよく踏まれてました。
駐車地の近くに登山口の表示板が立っていて吃驚しました。この表示に従って登っていこうものなら慣れないハイカーならまず道迷いですね。
ノロ尾の高はぜひお越しください。
行きたいですねえ。沢で行くには?
兔夢
大御影山が初めてとは意外でした。
前にも書いたと思いますが、メジャーなところでまさかと行ったところに結構行ってないですよ。
この林道は妙芽谷手前の土砂崩れで6月は通れなかったんですが、8月に行った時やっと開通してました。
この周辺、全体的に荒れてましたねえ。
この谷は2回下降してますが、いずれも登山靴。この滝場以外は渓流シューズでなくても気楽に歩けますね。巻いたことしかないので連瀑帯は下から
チョロっと見たことしかないです。しかし寒いのにチャレンジャーやねえ。
masaさんのお誘いだったので期待してましたがそこそこに期待通りで大滝のシャワー、3連瀑が良かったです。
11月に泳ぐことに比べれば今回のシャワーはなんてことなかったです。
それより一緒に行った今古川の方が寒かったです。
ここの上流部の雰囲気は実にいいですね~。窯跡やトチの大木と道具立ても揃ってるし。
いい感じでしたね。欲を言えば詰めで鉄塔が見えちゃったのが惜しかった。
ここは下りの時はすべてショートカットです。
どこやらの自然愛好家におこられますよ(^^)
そのブナ林こそが私にとっての大御影山頂である「ノロ尾の高」ですよ。もったいないなあ。あと100mもないのに。
リーダーには逆らえないもんで。
この尾根は白谷登山道として一時はよく踏まれてました。
駐車地の近くに登山口の表示板が立っていて吃驚しました。この表示に従って登っていこうものなら慣れないハイカーならまず道迷いですね。
ノロ尾の高はぜひお越しください。
行きたいですねえ。沢で行くには?
兔夢