【日 付】2014年10月19日(日)
【山 域】鈴鹿 雨乞岳周辺
【天 候】晴れ
【コース】稲ヶ谷橋7:02---8:19三人山8:37---8:49クラ谷---9:29七人山---10:08オフ会場11:17---12:08杉峠
---12:39雨乞岳---14:14稲ヶ谷橋
[attachment=7]DSCF0893_1_1.JPG[/attachment]
稲ヶ谷出合の駐車場。ここには登山届のボックスと「雨乞岳登山口2:00」と書かれた道標がある。
雨乞岳まで2時間ならわかるが、登山口2時間とはどういう意味だ。
ともあれ、稲ヶ谷を渡渉して対岸の尾根に取り付いた。稲ヶ谷の左岸尾根を上がって郡界尾根の1014mピーク、通
称「三人山」へ出ようという算段である。急斜面を這い上がって尾根に乗ると予想外の岩稜っぽいヤセ尾根が現われ
た。両側が結構切れているので緊張する。樹林帯なので痛快な岩稜歩きとは行かないがなかなか楽しめる。鈴鹿の
バリ尾根としては厳しい部類に入るだろう。
植林の台地でひと息つくと、ここから一気に三人山の急登だ。踏み跡は終始明瞭。よく歩かれているようだ。
[attachment=6]パノラマ 3_1_1.JPG[/attachment]
三人山の頂上は極めて平凡だが、その北側のコル一帯は実にいい雰囲気だ。右から緩やかに上がって来る谷を馬
蹄形に取り巻く尾根は、二次林に包まれた典型的な鈴鹿仕立ての風景を形作っている。ここで休憩しなければどこで
休むのかと言いたい風情がある。
残念なのは、ここまで鈴鹿スカイラインを走るバイクのエンジン音が聞こえてくることだ。
木々はほのかに色付き始めたものもあるものの、まだまだ青い。
雨乞岳へは向かわず、人差し指状の尾根の端から北へ伸びる尾根を下る。100mほど下ればクラ谷に着地。対岸を
歩いていた登山者がどこから来たのかという眼でこちらを見ていた。
クラ谷を歩くのは10数年振りだろうか。名前のせいか、なんとなく暗いイメージがあったのだが実際は小滝やナメを横
目で見ながらの涼しげな道が続く。
源頭部に近付いたところで登山道を離れて右の斜面に取り付いた。七人山へ直接上がる近道というわけだ。
このあたりはどこを歩いてもハズレがなく、いい雰囲気の二次林が楽しめる。
ほどなく七人山の山頂。ブナの木に山名が彫り込まれて、ご丁寧に赤ペンキで囲んである。バカなことをするヤツが
いるものだ。まわりの木にもやたら赤ペンキのマーキングが付けられて雰囲気を壊している。そういう輩に出くわしたら
ペンキを取り上げて、顔に×点でも書いてやるか。
[attachment=5]DSCF0957_1_1.JPG[/attachment][attachment=4]DSCF0974_1.JPG[/attachment]
ここからはやぶオフ会場へ下るが、前回のルートを使うのも芸が無い。山頂から北へ伸びる地味な尾根を試してみよ
う。まずまずの林相で悪くはない。何より目障りなマーキングのないのがいい。
右からガレた谷が近づくと、トチの大木が目に入った。当然のごとく近寄って観察。トチというのはバカでかい木が多い
ので特別大きい部類ではないが、場所と立ち姿で印象が左右されるのだ。
[attachment=3]DSCF0985_1.JPG[/attachment]
御池谷へソフトランディング。千種街道は左岸の高いところを通っているので左岸の谷沿いを下る。この谷も花崗岩
の白さがまぶしい。巨大な三角おにぎりのような岩があった。こんなにきれいな三角の岩は珍しい。
千種街道に合流した地点がちょうどオフ会場だ。道はここで右岸に渡っている。
通風山さんの情報通り、以前あった木橋が流されてなくなっていた。増水さえしなければ問題なく渡れるだろう。
やや下流の河原が土砂の押し出しで、工事現場のような凄い風景に変わっていた。
オフ会場の炭焼窯跡で早いランチタイムとする。数人の登山者、トレランの人が通り過ぎた。
ここに気になる案内板があった。見ると「通行止めのお知らせ」とある。なになに、読んでみると岩ヶ谷の林道が歩行
者も通れないと言う。期間は9/29から12/31まで。と言うことは、やぶオフの時には甲津畑から杉峠越えで入れないと
いうことだ。滋賀県民のみなさん、ご注意を。
オフ会場へのコースも下見するならここからコクイ谷出合まで下らないといけないが省略。杉峠から雨乞へ向かうとし
よう。実は杉峠から上重谷までの間の千種街道は歩いたことがなかったのだ。
会場から道はすぐに左岸の斜面ほ登り始めて、御池谷の本流をしばらく見ることはない。いくつかの支流渡って進む
がさすがにいい道だ。
突然石垣が現われるとそこが御池鉱山跡。この近辺の鉱山跡の中でも最も規模の大きいものだ。
向山、大蔵、国位、高昌は見てきたが、これだけ長い間鈴鹿を歩いてきて初めて御池鉱山跡を訪れるというのは自分
でも不思議な思いがする。多くの石垣とボタ山があり、往時の繁栄が偲ばれた。
[attachment=2]DSCF1026_1.JPG[/attachment]
谷を離れると杉峠は近い。峠の名物の杉もすっかり朽ちてしまい、白骨のような枯れ木が残るのみ。引き換えに東側
の展望は良くなった。
雨乞への登りはきついが、10分ほどの我慢で傾斜が緩んで好展望の尾根歩きとなる。東雨乞岳の山頂で憩う人の
姿もよく見える。ここから見るイブネ・クラシは雄大だ。
[attachment=0]パノラマ 2_1_1.JPG[/attachment]
雨乞岳を訪れるのも久し振り。山頂台地のササが腰ぐらいの高さになっているのに驚かされた。イブネ・クラシと比べ
てこちらのササは健在だという認識だったのだが、これは何年前の話だろう。
東雨乞への吊尾根から稲ヶ谷の道に入る。古びた道標と細い踏み跡がわずかにそれと気付かせてくれるが、一歩
踏み出せば背丈を越すササの海。ここのササは健在だ。
足元の踏み跡を透かし見ながら泳ぐようにササを掻き分けるとすぐに稲ヶ谷源頭部の谷地形に出た。踏み跡は薄く、
どこが道なのか判然としない部分が続くが、このあたりではどこを歩いても大差はない。
やがて水流が出て、鉄製の道標のある三俣になったコバまで来ると落ち着いた谷らしくなる。上部はやや足場が悪か
ったが、ここまで来れば安定した道を坦々と下るだけだ。そう思っていたのが大間違いだった。
[attachment=1]DSCF1063_1.JPG[/attachment]
谷巾が広がり、道を辿るのが最大の仕事となる。時折現われる控え目なテープがルート上であることを示している。
なくなれば道を外したということだ。ちょっとしたゴルジュや小滝もあり、残置ロープを頼りに越える場所もあった。
幾度となく渡渉を繰り返す。ちょっと際どい場面もあり、渓流シューズで水の中を行く方が安全で早い。
大滝の手前で右岸のトラバースから一旦尾根に乗るのだが、このトラバースが悪い。一度崩れたのか、かなりの急
斜面に頼りない踏み跡が続いて、足を滑らせれば谷へ一直線である。
尾根に乗ってひと息付くが、すぐに固定ロープが延々と続く、ガケと言ってもいいような急斜面の下りが待ち受けてい
る。この斜面を前向きに下りるのは困難だ。木の根のホールドは豊富なので、ロープを補助として使いつつ後ろ向きに
クライムダウンするのが安全策である。
やっとのことで流れに戻った。右岸に渡った踏み跡はやや頼りないところもあるが、ここまで来れば安全圏。
スカイラインのエンジン音が大きくなって愛車の後ろ姿が見えた時には安堵のため息が出た。
この稲ヶ谷の登山道はもはや一般登山道ではなくなっている。鈴鹿の一般的なバリルートに比べてもはるかに悪い。
登山口にある2時間の表示は完全に不可能なコースタイムだ。(それとも途中のどこかに「登山口」があって、そこまで
2時間なのか?)
20年ほど前に小学生の息子を連れてここを下ったことがあるが、それほど危険を感じた場面はなかった。整備しない
のであれば地図やガイドブックから削除すべきではないかと思う。(最近のを持ってないので載っていないのかもしれ
ないが)
それを別とすれば、左岸尾根を上がって稲ヶ谷を下るというコースはバリルートとして面白いと思う。
下見としてはほとんど役に立たない山行だったが、初めてのルートや20年振りの道も歩けて満足度の高い山だった。
山日和
【鈴鹿】稲ヶ谷左岸尾根からやぶオフ下見
フォーラムルール
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
新規トピックは文頭に以下のテンプレートをなるべく使ってください。
【 日 付 】
【 山 域 】
【メンバー】
【 天 候 】
【 ルート 】
※ユーザーでなくても返信が可能です。ユーザー名に名前を入れて返信してください。
Re: 【鈴鹿】稲ヶ谷左岸尾根からやぶオフ下見
山日和さん、おはようございます。
前日に三人山からその道を降りていました。
雨乞岳周回をスノーシューで歩くための下見として一度だけ登りに使った時に、なかなかアクロバティックなコースで面白いと評価していたのです。
ところが1年ぶりに降りてみて厳しいところだと再認識しました。
短い尾根ですけど、無雪期の登り専用にした方がいいだろうと思った次第です。
稲ヶ谷コースも昨年に降りで使いましたが、もう二度と歩きたくないと思ったくらいでして。
何で独りでこんなところを歩いているのだろうと。
どちらの道も山日和さんが厳しいと評価されるくらいですから、私にはやっぱり荷が重かったようです。
いいなのコバとか、クラ谷から七人山への尾根など、上部はとても雰囲気の良い素晴らしいところなので、これからは一般登山道で楽しもうと思います。
前日に三人山からその道を降りていました。
雨乞岳周回をスノーシューで歩くための下見として一度だけ登りに使った時に、なかなかアクロバティックなコースで面白いと評価していたのです。
ところが1年ぶりに降りてみて厳しいところだと再認識しました。
短い尾根ですけど、無雪期の登り専用にした方がいいだろうと思った次第です。
稲ヶ谷コースも昨年に降りで使いましたが、もう二度と歩きたくないと思ったくらいでして。
何で独りでこんなところを歩いているのだろうと。
どちらの道も山日和さんが厳しいと評価されるくらいですから、私にはやっぱり荷が重かったようです。
いいなのコバとか、クラ谷から七人山への尾根など、上部はとても雰囲気の良い素晴らしいところなので、これからは一般登山道で楽しもうと思います。
最後に編集したユーザー 落第忍者 [ 2014年10月21日(火) 09:32 ], 累計 1 回
落第忍者
Re: 【鈴鹿】稲ヶ谷左岸尾根からやぶオフ下見
稲ヶ谷出合の駐車場。ここには登山届のボックスと「雨乞岳登山口2:00」と書かれた道標がある。
雨乞岳まで2時間ならわかるが、登山口2時間とはどういう意味だ。
山日和さん、おはようございます。
同じ日鳴野橋からイブネを往復していました。稲ヶ谷はまだ歩いたことがないのでその登山口からイブネを周回する道を探していましたところ
左岸尾根で登り雨乞岳南尾根から稲ヶ谷へ下りたレポを見つけました。検討しているうち、結局滋賀側からのなれた道になってしまいました。
ともあれ、稲ヶ谷を渡渉して対岸の尾根に取り付いた。稲ヶ谷の左岸尾根を上がって郡界尾根の1014mピーク、通
称「三人山」へ出ようという算段である。急斜面を這い上がって尾根に乗ると予想外の岩稜っぽいヤセ尾根が現われ
た。両側が結構切れているので緊張する。
このコース。レポによりますと下りに使うのは難しいが登りなら慎重に行けばいいコースとなっていました。
一度登って見たい道です。
ほどなく七人山の山頂。ブナの木に山名が彫り込まれて、ご丁寧に赤ペンキで囲んである。バカなことをするヤツが
いるものだ。まわりの木にもやたら赤ペンキのマーキングが付けられて雰囲気を壊している。そういう輩に出くわしたら
ペンキを取り上げて、顔に×点でも書いてやるか。
おっ、山紳士の山日和さんにしては過激な言葉ですね。
以前、イブネを回ってコクイ谷出合付近から七人山、雨乞岳へ登った時、雰囲気のいいところだった記憶があります。
ここに気になる案内板があった。見ると「通行止めのお知らせ」とある。なになに、読んでみると岩ヶ谷の林道が歩行
者も通れないと言う。期間は9/29から12/31まで。と言うことは、やぶオフの時には甲津畑から杉峠越えで入れないと
いうことだ。滋賀県民のみなさん、ご注意を。
この日、鳴野橋から林道へ入るところに、工事のため通行禁止のロープが張ってあって愕然としました。
1200m先で工事をしているため、年内通行止めになっていました。躊躇しましたが、日曜日なので工事はないだろうと
入らせてもらいましたが帰りに工事は行われていました。
実は杉峠から上重谷までの間の千種街道は歩いたことがなかったのだ。
私も千種街道は歩いたことがありません。この日も、イブネから下りて千種街道で杉峠に行くのも考えました。
大滝の手前で右岸のトラバースから一旦尾根に乗るのだが、このトラバースが悪い。一度崩れたのか、かなりの急
斜面に頼りない踏み跡が続いて、足を滑らせれば谷へ一直線である。
尾根に乗ってひと息付くが、すぐに固定ロープが延々と続く、ガケと言ってもいいような急斜面の下りが待ち受けてい
る。この斜面を前向きに下りるのは困難だ。木の根のホールドは豊富なので、ロープを補助として使いつつ後ろ向きに
クライムダウンするのが安全策である。
稲ヶ谷道は一般登山道なので歩きやすそうに考えていましたが、ここが一番問題のようですね。
私が一番ベストと考えるのは、登山口すぐで沢谷頭から南に延びる尾根で沢谷頭、七人山、小峠、イブネ、杉峠、雨乞岳
その南尾根から登山口付近へ下りるコースですが、沢谷頭から南へ延びる尾根の情報がまったく得られません。
雨乞岳まで2時間ならわかるが、登山口2時間とはどういう意味だ。
山日和さん、おはようございます。
同じ日鳴野橋からイブネを往復していました。稲ヶ谷はまだ歩いたことがないのでその登山口からイブネを周回する道を探していましたところ
左岸尾根で登り雨乞岳南尾根から稲ヶ谷へ下りたレポを見つけました。検討しているうち、結局滋賀側からのなれた道になってしまいました。
ともあれ、稲ヶ谷を渡渉して対岸の尾根に取り付いた。稲ヶ谷の左岸尾根を上がって郡界尾根の1014mピーク、通
称「三人山」へ出ようという算段である。急斜面を這い上がって尾根に乗ると予想外の岩稜っぽいヤセ尾根が現われ
た。両側が結構切れているので緊張する。
このコース。レポによりますと下りに使うのは難しいが登りなら慎重に行けばいいコースとなっていました。
一度登って見たい道です。
ほどなく七人山の山頂。ブナの木に山名が彫り込まれて、ご丁寧に赤ペンキで囲んである。バカなことをするヤツが
いるものだ。まわりの木にもやたら赤ペンキのマーキングが付けられて雰囲気を壊している。そういう輩に出くわしたら
ペンキを取り上げて、顔に×点でも書いてやるか。
おっ、山紳士の山日和さんにしては過激な言葉ですね。
以前、イブネを回ってコクイ谷出合付近から七人山、雨乞岳へ登った時、雰囲気のいいところだった記憶があります。
ここに気になる案内板があった。見ると「通行止めのお知らせ」とある。なになに、読んでみると岩ヶ谷の林道が歩行
者も通れないと言う。期間は9/29から12/31まで。と言うことは、やぶオフの時には甲津畑から杉峠越えで入れないと
いうことだ。滋賀県民のみなさん、ご注意を。
この日、鳴野橋から林道へ入るところに、工事のため通行禁止のロープが張ってあって愕然としました。
1200m先で工事をしているため、年内通行止めになっていました。躊躇しましたが、日曜日なので工事はないだろうと
入らせてもらいましたが帰りに工事は行われていました。
実は杉峠から上重谷までの間の千種街道は歩いたことがなかったのだ。
私も千種街道は歩いたことがありません。この日も、イブネから下りて千種街道で杉峠に行くのも考えました。
大滝の手前で右岸のトラバースから一旦尾根に乗るのだが、このトラバースが悪い。一度崩れたのか、かなりの急
斜面に頼りない踏み跡が続いて、足を滑らせれば谷へ一直線である。
尾根に乗ってひと息付くが、すぐに固定ロープが延々と続く、ガケと言ってもいいような急斜面の下りが待ち受けてい
る。この斜面を前向きに下りるのは困難だ。木の根のホールドは豊富なので、ロープを補助として使いつつ後ろ向きに
クライムダウンするのが安全策である。
稲ヶ谷道は一般登山道なので歩きやすそうに考えていましたが、ここが一番問題のようですね。
私が一番ベストと考えるのは、登山口すぐで沢谷頭から南に延びる尾根で沢谷頭、七人山、小峠、イブネ、杉峠、雨乞岳
その南尾根から登山口付近へ下りるコースですが、沢谷頭から南へ延びる尾根の情報がまったく得られません。
Re: 【鈴鹿】稲ヶ谷左岸尾根からやぶオフ下見
落忍さん、どうもです。
前日に三人山からその道を降りていました。
雨乞岳周回をスノーシューで歩くための下見として一度だけ登りに使った時に、なかなかアクロバティックなコースで面白いと評価していたのです。
おおっ、そうだったんですか。そう言えば落忍さんの匂いが漂ってましたよ。
ところが1年ぶりに降りてみて厳しいところだと再認識しました。
短い尾根ですけど、無雪期の登り専用にした方がいいだろうと思った次第です。
その通りだと思いますね。雪が積もったあの尾根を歩くのはちょっとね。
[attachment=1]DSCF0905_1.JPG[/attachment]
稲ヶ谷コースも昨年に降りで使いましたが、もう二度と歩きたくないと思ったくらいでして。
何で独りでこんなところを歩いているのだろうと。
二度と歩きたくないとは思いませんでしたが、誰かを連れて行きたいとは思わないですね。(^_^;)
どちらの道も山日和さんが厳しいと評価されるくらいですから、私にはやっぱり荷が重かったようです。
いやいや、落忍も十分経験を積んでますから、あの道が荷が重いということはないでしょう。
ただ、あれを面白いと感じるかどうかは人によるでしょうね。
[attachment=0]DSCF0951_1.JPG[/attachment]
いいなのコバとか、クラ谷から七人山への尾根など、上部はとても雰囲気の良い素晴らしいところなので、これからは一般登山道で楽しもうと思います。
茨谷や武平峠からのアプローチでも好きなようにルートを選べますからね。一般登山道に限定しなくてもいいんじゃないの?
山日和
前日に三人山からその道を降りていました。
雨乞岳周回をスノーシューで歩くための下見として一度だけ登りに使った時に、なかなかアクロバティックなコースで面白いと評価していたのです。
おおっ、そうだったんですか。そう言えば落忍さんの匂いが漂ってましたよ。
ところが1年ぶりに降りてみて厳しいところだと再認識しました。
短い尾根ですけど、無雪期の登り専用にした方がいいだろうと思った次第です。
その通りだと思いますね。雪が積もったあの尾根を歩くのはちょっとね。
[attachment=1]DSCF0905_1.JPG[/attachment]
稲ヶ谷コースも昨年に降りで使いましたが、もう二度と歩きたくないと思ったくらいでして。
何で独りでこんなところを歩いているのだろうと。
二度と歩きたくないとは思いませんでしたが、誰かを連れて行きたいとは思わないですね。(^_^;)
どちらの道も山日和さんが厳しいと評価されるくらいですから、私にはやっぱり荷が重かったようです。
いやいや、落忍も十分経験を積んでますから、あの道が荷が重いということはないでしょう。
ただ、あれを面白いと感じるかどうかは人によるでしょうね。
[attachment=0]DSCF0951_1.JPG[/attachment]
いいなのコバとか、クラ谷から七人山への尾根など、上部はとても雰囲気の良い素晴らしいところなので、これからは一般登山道で楽しもうと思います。
茨谷や武平峠からのアプローチでも好きなようにルートを選べますからね。一般登山道に限定しなくてもいいんじゃないの?
山日和
Re: 【鈴鹿】稲ヶ谷左岸尾根からやぶオフ下見
kandoさん、どうもです。
同じ日鳴野橋からイブネを往復していました。稲ヶ谷はまだ歩いたことがないのでその登山口からイブネを周回する道を探していましたところ
左岸尾根で登り雨乞岳南尾根から稲ヶ谷へ下りたレポを見つけました。検討しているうち、結局滋賀側からのなれた道になってしまいました。
そうだったんですか。岩ヶ谷の林道は通れたんですか?
このコース。レポによりますと下りに使うのは難しいが登りなら慎重に行けばいいコースとなっていました。
一度登って見たい道です。
そうですねえ。あまり下りたいとは思わない道でしょう。
おっ、山紳士の山日和さんにしては過激な言葉ですね。
以前、イブネを回ってコクイ谷出合付近から七人山、雨乞岳へ登った時、雰囲気のいいところだった記憶があります。
実は気が短いんですよ。
[attachment=1]DSCF0958_1.JPG[/attachment]
この日、鳴野橋から林道へ入るところに、工事のため通行禁止のロープが張ってあって愕然としました。
1200m先で工事をしているため、年内通行止めになっていました。躊躇しましたが、日曜日なので工事はないだろうと
入らせてもらいましたが帰りに工事は行われていました。
なるほど、そういうことでしたか。しかし工事をやってるなら控えた方がよさそうですね。
私も千種街道は歩いたことがありません。この日も、イブネから下りて千種街道で杉峠に行くのも考えました。
この区間だけが未踏でした。クラシ谷を上がった時に上重谷を下りたので、そこから下だけは知ってました。
稲ヶ谷道は一般登山道なので歩きやすそうに考えていましたが、ここが一番問題のようですね。
「元一般登山道」と言うべきでしょうね。ガイドブックに載せるのは考えものです。
私が一番ベストと考えるのは、登山口すぐで沢谷頭から南に延びる尾根で沢谷頭、七人山、小峠、イブネ、杉峠、雨乞岳
その南尾根から登山口付近へ下りるコースですが、沢谷頭から南へ延びる尾根の情報がまったく得られません。
実はそれも考えてました。取付きの様子を観察しましたが、十分歩ける尾根だと思っています。
雨乞の南尾根からのコースも候補に挙げてました。同じようなこと考えてたんですね~
地形図を見るとCa760mあたりで稲ヶ谷と尾根が混然一体となってますね。面白い地形です。
ちょうどそこを歩いたはずなんだけど、わからなかったなあ。(^_^;)
山日和
同じ日鳴野橋からイブネを往復していました。稲ヶ谷はまだ歩いたことがないのでその登山口からイブネを周回する道を探していましたところ
左岸尾根で登り雨乞岳南尾根から稲ヶ谷へ下りたレポを見つけました。検討しているうち、結局滋賀側からのなれた道になってしまいました。
そうだったんですか。岩ヶ谷の林道は通れたんですか?
このコース。レポによりますと下りに使うのは難しいが登りなら慎重に行けばいいコースとなっていました。
一度登って見たい道です。
そうですねえ。あまり下りたいとは思わない道でしょう。
おっ、山紳士の山日和さんにしては過激な言葉ですね。
以前、イブネを回ってコクイ谷出合付近から七人山、雨乞岳へ登った時、雰囲気のいいところだった記憶があります。
実は気が短いんですよ。
[attachment=1]DSCF0958_1.JPG[/attachment]
この日、鳴野橋から林道へ入るところに、工事のため通行禁止のロープが張ってあって愕然としました。
1200m先で工事をしているため、年内通行止めになっていました。躊躇しましたが、日曜日なので工事はないだろうと
入らせてもらいましたが帰りに工事は行われていました。
なるほど、そういうことでしたか。しかし工事をやってるなら控えた方がよさそうですね。
私も千種街道は歩いたことがありません。この日も、イブネから下りて千種街道で杉峠に行くのも考えました。
この区間だけが未踏でした。クラシ谷を上がった時に上重谷を下りたので、そこから下だけは知ってました。
稲ヶ谷道は一般登山道なので歩きやすそうに考えていましたが、ここが一番問題のようですね。
「元一般登山道」と言うべきでしょうね。ガイドブックに載せるのは考えものです。
私が一番ベストと考えるのは、登山口すぐで沢谷頭から南に延びる尾根で沢谷頭、七人山、小峠、イブネ、杉峠、雨乞岳
その南尾根から登山口付近へ下りるコースですが、沢谷頭から南へ延びる尾根の情報がまったく得られません。
実はそれも考えてました。取付きの様子を観察しましたが、十分歩ける尾根だと思っています。
雨乞の南尾根からのコースも候補に挙げてました。同じようなこと考えてたんですね~
地形図を見るとCa760mあたりで稲ヶ谷と尾根が混然一体となってますね。面白い地形です。
ちょうどそこを歩いたはずなんだけど、わからなかったなあ。(^_^;)
山日和
-
- 記事: 719
- 登録日時: 2011年6月06日(月) 01:33
- お住まい: 京都市中京区
- 連絡する:
Re: 【鈴鹿】稲ヶ谷左岸尾根からやぶオフ下見
山日和さん、ヤブオフ会の下見、ご苦労様でしたね。
取り付きが「稲ヶ谷の左岸尾根」というので、地形図で見たところ、細長い尾根になっていますね。最初のあたりと
最後が急登になっていますが、最初の方は両側が切れた岩場なんですか。三人山まで1時間あまりですね。
三人山からは、普通、東雨乞岳に向かいますが、ここはカットして、クラ谷に直に下るというのは、いかにも山日和
さんらしい、縦横無尽の歩きですね。一般登山道でクラ谷を登ってきた登山者が不思議がるのももっともです。道を
間違えて彷徨っているのでは?と間違えられたとか。
クラ谷の歩くのは10数年ぶりということですが、私も、今年5月のオフ会のときに、久しぶりに武平峠から雨乞岳に
向かうのにクラ谷を通過しました。クラ谷→暗い谷のイメージですか。しかし、実際はそう暗い谷ではないですよね。
さらに、七人山へは、クラ谷源頭部のコルに出てから、右に折れて登っていくのが普通ですが、山日和さんの場合
は、さにあらず。コルの手前からショートカットして直登するんですね。確かに等高線もそう混んでいないし多分林相
もよかったでしょうから、お手頃なんでしょうね。
七人山からは、オフ会の会場へは山頂から北へ直に下ったようですね。尾根がいくつかありますが、もうひとつ東
の尾根なんか、どうでしょうか。オフ会の会場のそばに下っていく尾根ですね。地形図を眺めながらオフ会のコース
を思案しています。一度決めてはいるのですが、どれがいい、あれがいいと。まだオフ会までは時間があります。
取り付きが「稲ヶ谷の左岸尾根」というので、地形図で見たところ、細長い尾根になっていますね。最初のあたりと
最後が急登になっていますが、最初の方は両側が切れた岩場なんですか。三人山まで1時間あまりですね。
三人山からは、普通、東雨乞岳に向かいますが、ここはカットして、クラ谷に直に下るというのは、いかにも山日和
さんらしい、縦横無尽の歩きですね。一般登山道でクラ谷を登ってきた登山者が不思議がるのももっともです。道を
間違えて彷徨っているのでは?と間違えられたとか。
クラ谷の歩くのは10数年ぶりということですが、私も、今年5月のオフ会のときに、久しぶりに武平峠から雨乞岳に
向かうのにクラ谷を通過しました。クラ谷→暗い谷のイメージですか。しかし、実際はそう暗い谷ではないですよね。
さらに、七人山へは、クラ谷源頭部のコルに出てから、右に折れて登っていくのが普通ですが、山日和さんの場合
は、さにあらず。コルの手前からショートカットして直登するんですね。確かに等高線もそう混んでいないし多分林相
もよかったでしょうから、お手頃なんでしょうね。
七人山からは、オフ会の会場へは山頂から北へ直に下ったようですね。尾根がいくつかありますが、もうひとつ東
の尾根なんか、どうでしょうか。オフ会の会場のそばに下っていく尾根ですね。地形図を眺めながらオフ会のコース
を思案しています。一度決めてはいるのですが、どれがいい、あれがいいと。まだオフ会までは時間があります。
written by kitayama-walk
Re: 【鈴鹿】稲ヶ谷左岸尾根からやぶオフ下見
kitayama-walkさん、どうもです。
山日和さん、ヤブオフ会の下見、ご苦労様でしたね。
下見と言えるのかびみょーなところです。
取り付きが「稲ヶ谷の左岸尾根」というので、地形図で見たところ、細長い尾根になっていますね。最初のあたりと
最後が急登になっていますが、最初の方は両側が切れた岩場なんですか。三人山まで1時間あまりですね。
やたら細い尾根には岩場ありってのが通り相場ですね。
三人山からは、普通、東雨乞岳に向かいますが、ここはカットして、クラ谷に直に下るというのは、いかにも山日和
さんらしい、縦横無尽の歩きですね。一般登山道でクラ谷を登ってきた登山者が不思議がるのももっともです。道を
間違えて彷徨っているのでは?と間違えられたとか。
道迷いに見えたのかもね。(^^ゞ
[attachment=0]DSCF0935_1.JPG[/attachment]
さらに、七人山へは、クラ谷源頭部のコルに出てから、右に折れて登っていくのが普通ですが、山日和さんの場合
は、さにあらず。コルの手前からショートカットして直登するんですね。確かに等高線もそう混んでいないし多分林相
もよかったでしょうから、お手頃なんでしょうね。
わざわざ遠回りしなくても歩けるところがあれば一直線です。
[attachment=2]DSCF0950_1.JPG[/attachment]
七人山からは、オフ会の会場へは山頂から北へ直に下ったようですね。尾根がいくつかありますが、もうひとつ東
の尾根なんか、どうでしょうか。オフ会の会場のそばに下っていく尾根ですね。地形図を眺めながらオフ会のコース
を思案しています。一度決めてはいるのですが、どれがいい、あれがいいと。まだオフ会までは時間があります。
その尾根は一昨年のオフ会の時に使いました。kasayaさんのレポにある古武士のブナの尾根ですね。
オフ会場前の渡渉点にドンピシャ下りられます。
山日和
山日和さん、ヤブオフ会の下見、ご苦労様でしたね。
下見と言えるのかびみょーなところです。
取り付きが「稲ヶ谷の左岸尾根」というので、地形図で見たところ、細長い尾根になっていますね。最初のあたりと
最後が急登になっていますが、最初の方は両側が切れた岩場なんですか。三人山まで1時間あまりですね。
やたら細い尾根には岩場ありってのが通り相場ですね。
三人山からは、普通、東雨乞岳に向かいますが、ここはカットして、クラ谷に直に下るというのは、いかにも山日和
さんらしい、縦横無尽の歩きですね。一般登山道でクラ谷を登ってきた登山者が不思議がるのももっともです。道を
間違えて彷徨っているのでは?と間違えられたとか。
道迷いに見えたのかもね。(^^ゞ
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さらに、七人山へは、クラ谷源頭部のコルに出てから、右に折れて登っていくのが普通ですが、山日和さんの場合
は、さにあらず。コルの手前からショートカットして直登するんですね。確かに等高線もそう混んでいないし多分林相
もよかったでしょうから、お手頃なんでしょうね。
わざわざ遠回りしなくても歩けるところがあれば一直線です。
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七人山からは、オフ会の会場へは山頂から北へ直に下ったようですね。尾根がいくつかありますが、もうひとつ東
の尾根なんか、どうでしょうか。オフ会の会場のそばに下っていく尾根ですね。地形図を眺めながらオフ会のコース
を思案しています。一度決めてはいるのですが、どれがいい、あれがいいと。まだオフ会までは時間があります。
その尾根は一昨年のオフ会の時に使いました。kasayaさんのレポにある古武士のブナの尾根ですね。
オフ会場前の渡渉点にドンピシャ下りられます。
山日和