【日 付】2014年9月15日(日)
【山 域】台高
【コース】大和谷P6:35---8:48トチの大木--9:51 P1130---10:48池木屋山---13:55架線場跡---14:45大和谷P
【メンバー】単独
久々にいい天気なので、かねてから行こうと思っていた宮川大和谷支流の焼山谷を周回することにした。時間のかかるコースなので、早めに家を出て大和谷林道のマイクロバス手前の駐車場に停めた。
しばらく歩くと林道終点の三滝土場で、大和谷伐採時の運搬拠点だった。ここには三滝・涼風岩屋の案内板があるがこちらには向かわずに三滝谷の橋をわたり大和谷ダムの標識にそって歩く。奥の大和ダムまで巡視路が続いており焼山谷の起点となる六丁峠につながっている。赤い柵から入り大和谷左岸の鎖・ロープ・梯子で整備された道を進み、峠に上りはじめのあたりから今は使われていないモノレールが出てきて、六丁峠まで続いていた。このあたりはヒル地帯なのでヒルノックをふりかけて歩いたが、1匹も見かけなかった。
大和谷ダムへの巡視路は峠を越え下っていくが、モノレールにそって焼山谷左岸尾根を上っていく。以前は構造物があったコンクリートの土台の残る所をすぎ架線場跡手前から谷側にトラバースする道がありテープが続いている。山抜けを越え進んでいくと窯跡も出てきた。三滝土場までの林道は、帝室林野局が昭和13年にトラック道に改装するまでは薪炭搬出用簡易軌道だったのでこのころの物だろう。
テープ道が谷に下りると目の前に深い釜を持つ10m滝が2つ連なっている。左岸を巻くと、ヤブの中にテープが残っておりトチの大木までつながっていた。テープ道は谷に下りるまでは歩かれているが、トチの大木の渡渉地点までの巻き道はまったく歩かれていないようだ。トチの大木は大きく枝を広げ存在感を示している。谷の上部は伐採されているために池木屋山東尾根の枯れ木地帯まできれいに見渡せた。
[attachment=4]IMG_8473.jpg[/attachment]
テープ道は、エアリアマップ2008年度版に画かれている六丁峠から焼山谷のトチの大木にトラバースしていく道のようだ。架線が通りワイヤーがいくつも残されている。当初、炭焼き道としてつけられ、伐採時には林業関係者の仕事道として使われた道が登山道になったようだ。
ここからエアリアの破線道は焼山ノ尾P1062のコルに向けて下流側にトラバースしながら上っていくが、ここは道が崩壊していて使えない。モノレールが左岸尾根P982から下りてきてトチの大木を巻いて右岸の焼山ノ尾に上っているので、モノレールぞいに上ることにした。
最初からヤブ漕ぎを強いられる。モノレールはすぐに終わり、代わりに架線が出てくる。架線が尾根を越える地点や滑車で方向を変える場所などはハゲていて見晴らしがよく国見山の大きな山容が目に飛び込んでくる。滑車でワイヤーを引っ張っているハゲからは対岸の崩落地が見え、鉄製階段の残骸が落ちているのでここを旧登山道は通っていたのかもしれない。嵓を2か所越える。木が生えているので怖さを感じないが、落ちればヤバイ所だ。尾根が安定しだした所に架線のワイヤー跡の残るモミの大木があらわれる。
[attachment=3]IMG_8483.jpg[/attachment]
すぐに赤テープが出てきて、人の歩いている道に合流した。P1130から南東に延びている尾根にのったようだ。ここからは、歩きやすい道になりP1130にも下降のテープが巻かれていた。今回はトチの大木から架線の岩尾根を上ったが、とても人に勧められるルートではない。旧登山道が崩壊しているので、トチの大木の下流部から南東尾根にとりつくのが安全かもしれない。それも上りの場合で、下る場合はスムーズに下りられた報告を見たことが無いので止めた方がいいだろう。
焼山ノ尾はテープもついていて歩かれている感じがするが、本当はどうなんだろう。尾根が広がってくるとブナやミズナラの大木が下草の生えた豊かな森から顔を出している。東尾根に合流し桧塚が見渡せると池木屋山はすぐそこだ。
[attachment=2]IMG_8493.jpg[/attachment]
山頂で一服して東尾根を下る。枯れ木地帯からは焼山谷とその奥に鎮座する国見山が青空の下に見える。やっぱり山は晴れがいい。焼山谷のトチの大木も見えており、その大きさがわかる。
[attachment=1]IMG_8503.jpg[/attachment]
東尾根P1332から焼山谷左岸尾根に入る。ヤブっぽいところもあるので、できるだけマーキングをひろいながら歩く。今日上った岩尾根がよく見える。P982でモノレールが尾根を越えて来ていたので追っていくとヤブの中、それでも歩いていくと岸壁の見える尾根に出た。岸壁上の岩のやせ尾根は枯れ木が落ちているところもあり注意がいる。ここも木が生えているので怖さは感じないが落ちればアウトの場所だ。小屋が崩れ落ちた架線場跡をすぎると朝来た道に合流した。
[attachment=0]IMG_8525.jpg[/attachment]
帰りに不動尊にお参りをして、今日の無事を感謝した。
【台高】大和谷から池木屋山 焼山ノ尾・焼山谷左岸尾根周回
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Re: 【台高】大和谷から池木屋山 焼山ノ尾・焼山谷左岸尾根周回
わりばしさん、こんばんは。
久々にいい天気なので、かねてから行こうと思っていた宮川大和谷支流の焼山谷を周回することにした。
大和谷林道のマイクロバス手前の駐車場に停めた。
この三連休は、いい天気でしたね~。
3月末に大和谷から残雪の池木屋山に入ろうとしたら、大和谷林道に入ったところで通行止めゲート。その後も何度か覗いたんですが、
ゲートはそのままだったけど…。いまはもうゲートは退かれてました?
木原林業さんの放置マイクロバスから先は、林道の崩壊でしたか?
このあたりはヒル地帯なのでヒルノックをふりかけて歩いたが、1匹も見かけなかった。
この峠には、塩が置かれてるほど、ヒル地帯です。ラッキーでしたね!
以前は構造物があったコンクリートの土台の残る所をすぎ架線場跡手前から谷側にトラバースする道がありテープが続いている。
ここへは随分入ってないけど、そんなのあったかなぁ?
ここは、御料林じゃないでしょ。
トチの大木は大きく枝を広げ存在感を示している。谷の上部は伐採されているために池木屋山東尾根の枯れ木地帯まできれいに見渡せた。
ここも、大杉国見山南面と同じく、伐採プラス火事山なんでしょう。焼き山谷というぐらいだから。
ここからエアリアの破線道は焼山ノ尾P1062のコルに向けて下流側にトラバースしながら上っていくが、ここは道が崩壊していて使えない。モノレールが左岸尾根P982から下りてきてトチの大木を巻いて右岸の焼山ノ尾に上っているので、モノレールぞいに上ることにした。
エアリアの破線道自体が間違ってると思うよ。両岸ともモノレール道沿いが正しいと思う。
1062のコルからその破線道を探ったけど、そんなものは無く酷いトラバースとなりました(^^;;。
最初からヤブ漕ぎを強いられる。モノレールはすぐに終わり、代わりに架線が出てくる。
よく、このモノレールのヤブに突っ込みましたねぇ!
わたしが見た当時でも、ここを冬でも突っ込む気にはなれなかった。衣服が破けたりしませんでした(^^;。
すぐに赤テープが出てきて、人の歩いている道に合流した。P1130から南東に延びている尾根にのったようだ。
この焼き山尾は、大和谷までテープ道があるみたい。
1062前のコル先にもテープがあったし、大和谷沿いにも1062の南西尾根から降りるらしきテープがありました。
旧登山道が崩壊しているので、トチの大木の下流部から南東尾根にとりつくのが安全かもしれない。
これもあり得ません(^^;。もっと焼山谷の上流から取り付くのがいいかもね。
焼山ノ尾はテープもついていて歩かれている感じがするが、本当はどうなんだろう。尾根が広がってくるとブナやミズナラの大木が下草の生えた豊かな森から顔を出している。東尾根に合流し桧塚が見渡せると池木屋山はすぐそこだ。
東尾根P1332から焼山谷左岸尾根に入る。ヤブっぽいところもあるので、できるだけマーキングをひろいながら歩く。
ここもマーキングが付けられましたか。
この尾根を下山する方が焼き山尾を下山するより安心です。
ここも木が生えているので怖さは感じないが落ちればアウトの場所だ。
なかなかの場所です(^^)。
帰りに不動尊にお参りをして、今日の無事を感謝した。
大和谷左岸の水滴る不動尊、いったいいつの時代のものなのでしょうね?
お疲れさまでした(^^)。
[attachment=0]ZIPP0507_800.jpg[/attachment]
zipp
Re: 【台高】大和谷から池木屋山 焼山ノ尾・焼山谷左岸尾根周回
おはようございます、zippさん。
久々にいい天気なので、かねてから行こうと思っていた宮川大和谷支流の焼山谷を周回することにした。
大和谷林道のマイクロバス手前の駐車場に停めた。
3月末に大和谷から残雪の池木屋山に入ろうとしたら、大和谷林道に入ったところで通行止めゲート。その後も何度か覗いたんですが、
ゲートはそのままだったけど…。いまはもうゲートは退かれてました?
木原林業さんの放置マイクロバスから先は、林道の崩壊でしたか?
小木森谷の場合と同じです。
マイクロバスの先に大岩が落ちていて、軽自動車だと通過できるのでしょうが、私はパスしました。
以前は構造物があったコンクリートの土台の残る所をすぎ架線場跡手前から谷側にトラバースする道がありテープが続いている。
ここへは随分入ってないけど、そんなのあったかなぁ?
ここは、御料林じゃないでしょ。
今は、架線場に上る道よりトラバース道の方がテープは多いです。
山抜けにはトラロープも張られています。
トチの大木は大きく枝を広げ存在感を示している。谷の上部は伐採されているために池木屋山東尾根の枯れ木地帯まできれいに見渡せた。
ここも、大杉国見山南面と同じく、伐採プラス火事山なんでしょう。焼き山谷というぐらいだから。
そうなんでしょうね。
ここからエアリアの破線道は焼山ノ尾P1062のコルに向けて下流側にトラバースしながら上っていくが、ここは道が崩壊していて使えない。モノレールが左岸尾根P982から下りてきてトチの大木を巻いて右岸の焼山ノ尾に上っているので、モノレールぞいに上ることにした。
エアリアの破線道自体が間違ってると思うよ。両岸ともモノレール道沿いが正しいと思う。
1062のコルからその破線道を探ったけど、そんなものは無く酷いトラバースとなりました(^^;;。
皆さん苦労されているみたいで、どこから下りるのが安全なんでしょうね。
最初からヤブ漕ぎを強いられる。モノレールはすぐに終わり、代わりに架線が出てくる。
よく、このモノレールのヤブに突っ込みましたねぇ!
わたしが見た当時でも、ここを冬でも突っ込む気にはなれなかった。衣服が破けたりしませんでした(^^;。
沢服なら破れていたでしょうね。
この日は、山用ズボンに上がワークマンでしたから大丈夫でした。
すぐに赤テープが出てきて、人の歩いている道に合流した。P1130から南東に延びている尾根にのったようだ。
この焼き山尾は、大和谷までテープ道があるみたい。
1062前のコル先にもテープがあったし、大和谷沿いにも1062の南西尾根から降りるらしきテープがありました。
このあたりまで下るしかないようですね。
旧登山道が崩壊しているので、トチの大木の下流部から南東尾根にとりつくのが安全かもしれない。
これもあり得ません(^^;。もっと焼山谷の上流から取り付くのがいいかもね。
トチの大木のもっと下流か上流ってことですね。
東尾根P1332から焼山谷左岸尾根に入る。ヤブっぽいところもあるので、できるだけマーキングをひろいながら歩く。
ここもマーキングが付けられましたか。
この尾根を下山する方が焼き山尾を下山するより安心です。
りんご畑さんのもあるようです。
ヤブを避けるのには最適です。
左岸尾根の方が安心でしょうね。
ここも木が生えているので怖さは感じないが落ちればアウトの場所だ。
なかなかの場所です(^^)。
枯れ木の根のすきまの土が落ちて谷が見えてたり、見た目以上にヤバそうです。
帰りに不動尊にお参りをして、今日の無事を感謝した。
大和谷左岸の水滴る不動尊、いったいいつの時代のものなのでしょうね?
お疲れさまでした(^^)。
古そうには思わなかったけれど、参る人はいるみたいでした。
久々にいい天気なので、かねてから行こうと思っていた宮川大和谷支流の焼山谷を周回することにした。
大和谷林道のマイクロバス手前の駐車場に停めた。
3月末に大和谷から残雪の池木屋山に入ろうとしたら、大和谷林道に入ったところで通行止めゲート。その後も何度か覗いたんですが、
ゲートはそのままだったけど…。いまはもうゲートは退かれてました?
木原林業さんの放置マイクロバスから先は、林道の崩壊でしたか?
小木森谷の場合と同じです。
マイクロバスの先に大岩が落ちていて、軽自動車だと通過できるのでしょうが、私はパスしました。
以前は構造物があったコンクリートの土台の残る所をすぎ架線場跡手前から谷側にトラバースする道がありテープが続いている。
ここへは随分入ってないけど、そんなのあったかなぁ?
ここは、御料林じゃないでしょ。
今は、架線場に上る道よりトラバース道の方がテープは多いです。
山抜けにはトラロープも張られています。
トチの大木は大きく枝を広げ存在感を示している。谷の上部は伐採されているために池木屋山東尾根の枯れ木地帯まできれいに見渡せた。
ここも、大杉国見山南面と同じく、伐採プラス火事山なんでしょう。焼き山谷というぐらいだから。
そうなんでしょうね。
ここからエアリアの破線道は焼山ノ尾P1062のコルに向けて下流側にトラバースしながら上っていくが、ここは道が崩壊していて使えない。モノレールが左岸尾根P982から下りてきてトチの大木を巻いて右岸の焼山ノ尾に上っているので、モノレールぞいに上ることにした。
エアリアの破線道自体が間違ってると思うよ。両岸ともモノレール道沿いが正しいと思う。
1062のコルからその破線道を探ったけど、そんなものは無く酷いトラバースとなりました(^^;;。
皆さん苦労されているみたいで、どこから下りるのが安全なんでしょうね。
最初からヤブ漕ぎを強いられる。モノレールはすぐに終わり、代わりに架線が出てくる。
よく、このモノレールのヤブに突っ込みましたねぇ!
わたしが見た当時でも、ここを冬でも突っ込む気にはなれなかった。衣服が破けたりしませんでした(^^;。
沢服なら破れていたでしょうね。
この日は、山用ズボンに上がワークマンでしたから大丈夫でした。
すぐに赤テープが出てきて、人の歩いている道に合流した。P1130から南東に延びている尾根にのったようだ。
この焼き山尾は、大和谷までテープ道があるみたい。
1062前のコル先にもテープがあったし、大和谷沿いにも1062の南西尾根から降りるらしきテープがありました。
このあたりまで下るしかないようですね。
旧登山道が崩壊しているので、トチの大木の下流部から南東尾根にとりつくのが安全かもしれない。
これもあり得ません(^^;。もっと焼山谷の上流から取り付くのがいいかもね。
トチの大木のもっと下流か上流ってことですね。
東尾根P1332から焼山谷左岸尾根に入る。ヤブっぽいところもあるので、できるだけマーキングをひろいながら歩く。
ここもマーキングが付けられましたか。
この尾根を下山する方が焼き山尾を下山するより安心です。
りんご畑さんのもあるようです。
ヤブを避けるのには最適です。
左岸尾根の方が安心でしょうね。
ここも木が生えているので怖さは感じないが落ちればアウトの場所だ。
なかなかの場所です(^^)。
枯れ木の根のすきまの土が落ちて谷が見えてたり、見た目以上にヤバそうです。
帰りに不動尊にお参りをして、今日の無事を感謝した。
大和谷左岸の水滴る不動尊、いったいいつの時代のものなのでしょうね?
お疲れさまでした(^^)。
古そうには思わなかったけれど、参る人はいるみたいでした。