【台高】台高珠玉の渓 堂倉谷本谷遡行

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シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

【台高】台高珠玉の渓 堂倉谷本谷遡行

投稿記事 by シュークリーム »

奥七つ釜
奥七つ釜
たろーさん主催の鈴ハイ沢行で堂倉谷へ行くという。昨夏にたろーさんに連れて行ってもらったばかりだが、あの素晴らしい沢行は何度経験しても楽しい。今回も同行させてもらうことにした。

メンバーは5人。たろーさんとなおちゃんは固定メンバー。ふみふみさんは明るくて気配りの人。みんなの雰囲気を安らげてくれる貴重なメンバーだ。細い体からは想像もできないほどの持久力の持ち主。じろーさんは今年加入の新メンバーだが、身体能力は抜群で、経験を積むとすごい山屋になりそうだ。いずれも40代、私だけ60代で飛びぬけて高齢なんだけど、どこまでついて行けるかねえ。

【 日 付 】2014年7月26日(土)〜27日(日)
【 山 域 】台高・大台ケ原周辺
【メンバー】たろー,ふみふみ,なお,じろー,シュークリーム
【 天 候 】26日:晴れ 27日:晴れ一時雨
【 ルート 】
26日:大台ケ原駐車場 7:25 --- 8:05 日出ヶ岳 --- 9:35 堂倉避難小屋 --- 10:30 堂倉滝 --- 12:50 10m斜滝 --- 14:15 奥七ツ釜 --- 15:30 林道 --- 16:00? 泊地
27日:泊地 7:50 --- 10:20 幅広12m滝 --- 11:00 2段25m滝 --- 11:35 溝状3段15m滝 --- 12:00 昼食 --- 13:55 正木ヶ原 --- 14:30大台ケ原駐車場

26日(1日目)

家でザックの重量を量ると12キロだった。これに共同装備の食材とガチャを入れると合計で14~15キロにはなる。これまでの沢泊行では最も重い。これで初日の泳ぎをクリアできるかどうかなあ。

朝4時に家を出発。飛ばしに飛ばし集合場所の大台ケ原駐車場に6時半に着いちゃった。朝からむちゃくちゃ暑い。上はスキンメッシュだけにしているのだが、それでも歩いていると汗が噴き出てくる。なおちゃんは朝から疲れたような顔をしている。寝不足による熱中症気味だったようだ。8時、日出ヶ岳着。ここまでは山ガールがいっぱい。最近は女性はすべてカラフルなタイツに山スカートのいでたちで、山も華やかになったもんだねえ。

堂倉避難小屋の前で休んでいると、今日初めて沢グループに会う。このグループとはこのあと二日間相前後して遡行することになる。男性3人組で、後でわかったのだが、大阪労山の人と、リーダーは渓遊会のまんまさんだった。まんまさんの名前は渓遊会のブログでいつも拝見しているのだが、会うのは初めて。やっぱ沢慣れしている感じだねえ。
堂倉滝
堂倉滝
堂倉滝の前で沢装束を整える。このあと一旦登り返すのだが、下りで疲れた足にこの登り返しがきつい。入渓する前から疲れ果てている。モノレールのレールをまたいで急斜面を下り、落ち口に達する。落ち口から上流を見ると奥の方に雄大な30m滝が見える。やっぱ、この雄大さは鈴鹿の渓にはないもんだねえ。
7m斜滝と30m滝(奥)
7m斜滝と30m滝(奥)
前衛の7m滝を右から越え、30m滝は左岸を巻く。最初の泳ぎ、最後尾のじろーさんが突然引き返しちゃった。大きなザックが頭にかぶさって顔が水面に着いたままになっちゃた見たい。そういえば、私もいつもより頭が上に上がらない。ザックが重くてなかなか前に進まないし。こんなんで歩き抜けられるんかねえ。

バランスを崩して倒れ、前にあった岩にしたたかに頭を打ち付けてしまう。あちゃー、やっちゃった。やっぱ荷物が重くてバランスがとりにくいみたい。ヘルメットがなければ頭がい骨骨折か陥没を起こすくらいの衝撃だったが、ヘルメットのおかげで無傷で済んだ。ヘルメットのおかげで命拾いだ。

10m斜瀑は流れの右側を登るのだが、上部に行くに従って傾斜がきつくなり、しかもぬめっているので意外に難しい。ここはなおちゃんがロープを引いて登り、後続はブルージックで登る事になる。さすがになおちゃんは無難に登り切ったが、2番手のふみふみさんがすべって宙づり状態になったみたい(私は見ていなかったけど)。確保しておいてよかったねえ。
10m斜滝
10m斜滝
途中の斜滝、何の変哲もない斜面なのだが、たろーさんがいきなり落ちてきた。何だろうと思って登っていくと、あるところでいきなり滑り出す。先に登っていたなおちゃんにスリングを出してくれるよう頼むと手を差し出してきた。なおちゃんの手を握りたくないわけじゃないんだけど、今はスリングの方が有難いねえ。スリングのおかげで登る事が出来た。そのあとじろーさんが見事にスリップ。スリングを出していなければ下まで落ちているところだった。

なんやかんやで大岩をすり抜けながら奥七ツ釜に到着。ここは釜に飛び込むのがお作法だ。まずはトップでたろーさん。私も冥土の土産に飛び込ませてもらう。3番目がなおちゃん。釜の上でスリップし、いつものなおちゃんらしくなく、こわごわ飛び込む。


奥七ツ釜を過ぎるとあとは泊地まで歩くだけだ。ナメ帯を越え、堰堤の手前から林道に上がる。重荷に疲れた足に林道までの急斜面がきつい。みんなについて行けません。やっぱ年の差だろうか。あとは林道をテクテク歩き、地池谷出会いの雰囲気のいいところを泊地にする。

今日は初めてのツエルト泊だ。たろーさんがツエルトの張り方を教えてくれる。なるほどこんな風にして張るわけね。ずいぶん勉強になった。たろーさん、いつもながらありがとさんでした。あとはお楽しみの焚火だ。
楽しいたき火
楽しいたき火
いつもは単独なので.たき火の前でもくもくとお酒を飲み,食べていつの間にか寝てしまうというパターンなのだが,今回は5人メンバーなのでにぎやかだ.たろーさんおすすめのご飯袋でご飯も炊いてもらう.いつもは面倒なのでご飯なしで過ごしてしまうのだが,炊きたてのご飯はやはりおいしい.

持ってきたブランデーをご飯が炊ける前からちびちびやっていたら,いつの間にか酔っぱらってしまって,たき火の横で寝てしまう.ツエルトに戻り顔だけ出して寝ていたら,星がとてもきれいだった.ちなみに今回,シュラフカバー,SOL Escape Bivvy(ビバーク用寝袋),サーモライトリアクターを重ねて使ったら全く寒くなかった.この中ではシュラフカバーが最も重いので,次回からはシュラフカバーなしでもいいかと思った.サーモライトリアクターは山日和さんのおすすめの通り,暖かくて優れものだった.泊り沢では威力を発揮しそうだ.

ツエルトも必要ないと思った.雨さえ降っていなければシートだけ敷いて野天で眠ればいいし,雨のときはツエルトよりもタープの方がずっとましだろう.今度,実践してみる事にする.

27日(2日目)

5時起床.夜中に一度目が覚めただけで熟睡できた.ジローさんはよく眠れなかったようだ.テントの3人はまだ眠っている.単独だとすぐに朝食の準備を始めるところだが,まだ時間がありそうなのでのんびりツエルトの片付けを行う.朝食はたろーさんが準備してくれたうどん.朝の食欲のないときはこのような汁物が食べやすくていい.ありがとうございました.美味しゅうございましたm(__)m

のんびりと8時前に出発.林道を歩き入渓するが,しばらくで堰堤に出くわしまた林道に戻る.しばらくはゴーロ歩き.シャクナゲ谷を右に見送ったあたりからようやく滝が出始める.右に直角に折れた所の小廊下を抜けるとその上が最初のアトラクション幅広12m滝だ.いつものようになおちゃんがトップで登っていく.追いついてきたまんまさんが「危なげないスムーズな登りだ」と感心している.なにせ鈴ハイが誇るクールビューティーのなおちゃんだ.ここは全員無難に切り抜けた
幅広12m滝
幅広12m滝


続いて今日の核心2段25m滝.下段はクラックを利用して登れば見た目ほど難しくはない.上段は左側ルンゼを登って最後に草つきを回り込むようにして落ち口に戻るが,この草つきの部分がちょっといやらしい.皆,フリーで無難にクリアしていったが,私はせっかくなのでロープを出してもらう.
核心の25m滝
核心の25m滝
このあと,このコースの核心部の連瀑帯になり,ほぼ右岸を上っていくが,一カ所ふみふみさんの足が止まる.確かに明確なスタンスがなく,一枚岩のわずかな凹凸とフリクションをたよりに登る部分なので,怖いだろう.幸い岩が乾いていたので何事もなく通過できたが,濡れていると嫌らしいかもしれない.
ふみふみさん,火照った身体を冷やす
ふみふみさん,火照った身体を冷やす
連瀑帯を抜けたところで昼食.あとは大台ケ原まで源頭部を抜けるだけだ.と言っても私にとっては源頭部からの登りが一番の核心部.たろーさんが堂倉山近くから抜ける一番楽なコースを選んでくれたのだが,それでもみんなから取り残される.正木ヶ原で記念写真を撮り,駐車地に戻る.後始末しているところで土砂降りになる.これが昨日でなくてよかった.

たろーさん,同行していただいたメンバー,二日間ありがとうございました.特にたろーさんは最も重い荷物を背負いながら,リーダーとしてメンバーのサポートもしながらの二日間で大変だったと思います.楽しい二日間でしたが,課題も多い沢行でした.最大の課題は荷物の軽量化.泊り沢ではもっともっと荷物を軽量化する必要があると感じました.特に私のように小柄で高齢の人間は荷物の軽量化が必須であると感じた次第.まだまだ進化途上のシュークリームです.
最後に編集したユーザー シュークリーム [ 2014年8月06日(水) 04:42 ], 累計 1 回
                         @シュークリーム@
zipp
記事: 1165
登録日時: 2011年3月09日(水) 22:49

Re: 【台高】台高珠玉の渓 堂倉谷本谷遡行

投稿記事 by zipp »


 シュークリさん、こんばんは。
 あらら、また鈴ハイ企画にのって、外出権獲得ですか(^^;。
昨年に引き継ぎ、堂倉谷ですね。

メンバーは5人。たろーさんとなおちゃんは固定メンバー。ふみふみさんは明るくて気配りの人。みんなの雰囲気を安らげてくれる貴重なメンバーだ。細い体からは想像もできないほどの持久力の持ち主。じろーさんは今年加入の新メンバーだが、身体能力は抜群で、経験を積むとすごい山屋になりそうだ。いずれも40代、私だけ60代で飛びぬけて高齢なんだけど、どこまでついて行けるかねえ。
 鈴ハイは、若いメンバーが続々入って来ているようですね~。

落ち口から上流を見ると奥の方に雄大な30m滝が見える。やっぱ、この雄大さは鈴鹿の渓にはないもんだねえ。
 わたしはなかなか、堂倉谷には行けません。いいなぁ。

大きなザックが頭にかぶさって顔が水面に着いたままになっちゃた見たい。
雨蓋を後ろにひっぱとかないとね。

バランスを崩して倒れ、前にあった岩にしたたかに頭を打ち付けてしまう。あちゃー、やっちゃった。やっぱ荷物が重くてバランスがとりにくいみたい。ヘルメットがなければ頭がい骨骨折か陥没を起こすくらいの衝撃だったが、ヘルメットのおかげで無傷で済んだ。ヘルメットのおかげで命拾いだ。
 おぉ、ヤバいじゃん!このことはお家の方には内緒ね(^^;。

先に登っていたなおちゃんにスリングを出してくれるよう頼むと手を差し出してきた。なおちゃんの手を握りたくないわけじゃないんだけど、今はスリングの方が有難いねえ。スリングのおかげで登る事が出来た。
 ははは、どういう態勢で手を出されたのか知りませんが、スリングの方がありがたいですねぇ(^^)。
ただ、おじいさんにはつひいたわりの手をだしちゃうのでしょうね :mrgreen:

あとは林道をテクテク歩き、地池谷出会いの雰囲気のいいところを泊地にする。
 今回の泊場は、前回と違ってここでしたか。

ちなみに今回,ツエルトカバー,SOL Escape Bivvy(ビバーク用寝袋),サーモライトリアクターを重ねて使ったら全く寒くなかった.この中ではツエルトカバーが最も重いので,次回からはツエルトカバーなしでもいいかと思った.
 ツエルトカバーって?
なんだろう?単なるツエルトのこと?


ツエルトも必要ないと思った.雨さえ降っていなければシートだけ敷いて野天で眠ればいいし,雨のときはツエルトよりもタープの方がずっとましだろう.
 夜梅雨があるので、やっぱタープは欲しいね。
先週の芦浜キャンプで、バスタブ付のカヤとタープで泊っている人がいた。
底なしのカヤだと虫の進入があるけど、これならクリアできるね、こんなのもあったんだ。
http://webshop.wild1.co.jp/products/det ... t_id=10807

最大の課題は荷物の軽量化.泊り沢ではもっともっと荷物を軽量化する必要があると感じました.特に私のように小柄で高齢の人間は荷物の軽量化が必須であると感じた次第.まだまだ進化途上のシュークリームです.
 まぁ、単独ならば自分ペースで歩けるから、それほど深刻な問題でもないんじゃないかなぁ。若い人たちのペースに合わせようと思うからじゃないのかなぁ。

 わたしはもう少し大杉谷の下部で遊ばないと、堂倉谷は行けつけそうもないよ。それに大杉谷方向になかなか足が向かないので、堂倉谷に入るのは、いつになるやら・・・(^^;。

[attachment=0]ZIPP0063_640.jpg[/attachment]
添付ファイル
イワタバコ。
イワタバコ。
   zipp
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【台高】台高珠玉の渓 堂倉谷本谷遡行

投稿記事 by 宮指路 »

シュークリームさん、こんにちは
今日は北海道に居まして飛行機待ちの間にレスしています。

いずれも40代、私だけ60代で飛びぬけて高齢なんだけど、どこまでついて行けるかねえ。



当会の沢常連メンバー3人衆はリーダーが35くらい、新人の平リンが30、沢新人の中では私だけシニアです。その他のメンバーの平均年齢は40~50台くらいになります。

堂倉避難小屋の前で休んでいると、今日初めて沢グループに会う。このグループとはこのあと二日間相前後して遡行することになる。男性3人組で、後でわかったのだが、大阪労山の人と、リーダーは渓遊会のまんまさんだった。まんまさんの名前は渓遊会のブログでいつも拝見しているのだが、会うのは初めて。やっぱ沢慣れしている感じだねえ。


今年の2月にモッカ谷の翌日に行った横山岳でカメラを落として届けてくださった方が渓遊会のNさんでしたが偶然沢で会っても分からないだろうなぁ~

堂倉滝の前で沢装束を整える。このあと一旦登り返すのだが、下りで疲れた足にこの登り返しがきつい。入渓する前から疲れ果てている。

足の速いシュークリームさんでも付いて行けませんか

バランスを崩して倒れ、前にあった岩にしたたかに頭を打ち付けてしまう。あちゃー、やっちゃった。やっぱ荷物が重くてバランスがとりにくいみたい。ヘルメットがなければ頭がい骨骨折か陥没を起こすくらいの衝撃だったが、ヘルメットのおかげで無傷で済んだ。ヘルメットのおかげで命拾いだ。

ヘルメットも安くないから私なら前に転んだらヘルメットをガードしちゃうかな~。でも命には変えられません。
今のヘルメットは衝撃吸収型なので一回何かにぶつけたら買い換えた方が良いと聞きました。


途中の斜滝、何の変哲もない斜面なのだが、たろーさんがいきなり落ちてきた。何だろうと思って登っていくと、あるところでいきなり滑り出す。先に登っていたなおちゃんにスリングを出してくれるよう頼むと手を差し出してきた。なおちゃんの手を握りたくないわけじゃないんだけど、今はスリングの方が有難いねえ。

若い娘もシュークリームさんの手なら安心して握れますよ、きっと

なんやかんやで大岩をすり抜けながら奥七ツ釜に到着。ここは釜に飛び込むのがお作法だ。まずはトップでたろーさん。私も冥土の土産に飛び込ませてもらう。3番目がなおちゃん。釜の上でスリップし、いつものなおちゃんらしくなく、こわごわ飛び込む。

メガネをしているとどうしても思い切って飛び込めませんね


奥七ツ釜を過ぎるとあとは泊地まで歩くだけだ。ナメ帯を越え、堰堤の手前から林道に上がる。重荷に疲れた足に林道までの急斜面がきつい。みんなについて行けません。やっぱ年の差だろうか。

下半身が冷えると余計に足や腰に来るような気がします。私は下半身の冷え対策でネオプレーンのタイツを穿くようにしました。効果抜群です。

いつもは単独なので.たき火の前でもくもくとお酒を飲み,食べていつの間にか寝てしまうというパターンなのだが,今回は5人メンバーなのでにぎやかだ.たろーさんおすすめのご飯袋でご飯も炊いてもらう.いつもは面倒なのでご飯なしで過ごしてしまうのだが,炊きたてのご飯はやはりおいしい.

内のリーダーは飯盒でご飯を炊きます。小学生の時のサマーキャンプ以来でしたがおいしかったです

ちなみに今回,ツエルトカバー,SOL Escape Bivvy(ビバーク用寝袋),サーモライトリアクターを重ねて使ったら全く寒くなかった.この中ではツエルトカバーが最も重いので,次回からはツエルトカバーなしでもいいかと思った.サーモライトリアクターは山日和さんのおすすめの通り,暖かくて優れものだった.泊り沢では威力を発揮しそうだ.

これだけ持って行けばさすがに重たくなりますね~。軽量で寒いのを堪えるか重たくても装備を揃えるか悩ましい選択ですね~。

5時起床.夜中に一度目が覚めただけで熟睡できた.ジローさんはよく眠れなかったようだ.テントの3人はまだ眠っている.

軽装で寒かった人も居たんでしょうか? 

単独だとすぐに朝食の準備を始めるところだが,まだ時間がありそうなのでのんびりツエルトの片付けを行う.朝食はたろーさんが準備してくれたうどん.朝の食欲のないときはこのような汁物が食べやすくていい.ありがとうございました.美味しゅうございました

沢では暖かいラーメンもいけそうですね

続いて今日の核心2段25m滝.下段はクラックを利用して登れば見た目ほど難しくはない.上段は左側ルンゼを登って最後に草つきを回り込むようにして落ち口に戻るが,この草つきの部分がちょっといやらしい.皆,フリーで無難にクリアしていったが,私はせっかくなのでロープを出してもらう.

シュークリームさんはザイル訓練ですか?そういうのも大切ですね

楽しい二日間でしたが,課題も多い沢行でした.最大の課題は荷物の軽量化.泊り沢ではもっともっと荷物を軽量化する必要があると感じました.特に私のように小柄で高齢の人間は荷物の軽量化が必須であると感じた次第

私は沢泊するなら上はライトダウンを着て、シュラフカバーだけにしようと思いますが下は何をひいたら良いのやら

                                   宮指路
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】台高珠玉の渓 堂倉谷本谷遡行

投稿記事 by シュークリーム »

zippさん,こんばんは.
っていうか,日本は真夜中ですよね


 あらら、また鈴ハイ企画にのって、外出権獲得ですか(^^;。
昨年に引き継ぎ、堂倉谷ですね。


孫誕生騒動では山へも行かずに家族サービスしましたので,今はフリーパスです :D

 鈴ハイは、若いメンバーが続々入って来ているようですね~。

新入会員が増えましたね.たろーさんも毎週沢企画を立ち上げて,だんだんたろー鈴ハイになりつつあります.

 わたしはなかなか、堂倉谷には行けません。いいなぁ。

びいちゃんと一緒だったら行けるような気もするけど

雨蓋を後ろにひっぱとかないとね。

大きい荷物のときはラッコ泳ぎの方がいいかも知れませんね

 ははは、どういう態勢で手を出されたのか知りませんが、スリングの方がありがたいですねぇ(^^)。
ただ、おじいさんにはつひいたわりの手をだしちゃうのでしょうね :mrgreen:


やっぱ,いたわられているんですかねえ(^^;)

 今回の泊場は、前回と違ってここでしたか。

それにしてもすごい記憶力ですねえ.去年の私のテン場まで覚えているなんて.

 ツエルトカバーって?
なんだろう?単なるツエルトのこと?


シュラフカバーの間違いでした.ぼけてます.

 夜梅雨があるので、やっぱタープは欲しいね。

そうなんですか.雨さえ降らなければ野天でいいかと思っていました.

先週の芦浜キャンプで、バスタブ付のカヤとタープで泊っている人がいた。
底なしのカヤだと虫の進入があるけど、これならクリアできるね、こんなのもあったんだ。


ふ〜ん,そうなんだ.あとでチェックしてみます.

 まぁ、単独ならば自分ペースで歩けるから、それほど深刻な問題でもないんじゃないかなぁ。若い人たちのペースに合わせようと思うからじゃないのかなぁ

確かに単独なら自分のペースで歩けるので疲れないんですけど.このレベルの沢で単独は怖いしなあ.

 わたしはもう少し大杉谷の下部で遊ばないと、堂倉谷は行けつけそうもないよ。それに大杉谷方向になかなか足が向かないので、堂倉谷に入るのは、いつになるやら・・・(^^;。

大杉谷も登山道が開通して人が多くなったでしょうからねえ.zippさんは行きにくくなったでしょうね.
添付ファイル
こういう写真公開していいんだろうか?
こういう写真公開していいんだろうか?
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】台高珠玉の渓 堂倉谷本谷遡行

投稿記事 by シュークリーム »

宮指路さん,こんばんは.

今日は北海道に居まして飛行機待ちの間にレスしています。

そうなんですか.宮指路さんも活動範囲が広いですねえ.

当会の沢常連メンバー3人衆はリーダーが35くらい、新人の平リンが30、沢新人の中では私だけシニアです。その他のメンバーの平均年齢は40~50台くらいになります。

皆さんまだ若いんですね.

足の速いシュークリームさんでも付いて行けませんか

登りはいつもゆっくりなので,とてもついていけません.

ヘルメットも安くないから私なら前に転んだらヘルメットをガードしちゃうかな~。でも命には変えられません。
今のヘルメットは衝撃吸収型なので一回何かにぶつけたら買い換えた方が良いと聞きました。


みたいですけどねえ.でも高いからなあ.

若い娘もシュークリームさんの手なら安心して握れますよ、きっと

まだ危険だと思ってもらいたい気もするけど.

メガネをしているとどうしても思い切って飛び込めませんね

そうでしょうねえ

下半身が冷えると余計に足や腰に来るような気がします。私は下半身の冷え対策でネオプレーンのタイツを穿くようにしました。効果抜群です。

ふ〜ん,そうなんだ.私も今度試してみようかな.

内のリーダーは飯盒でご飯を炊きます。小学生の時のサマーキャンプ以来でしたがおいしかったです

やっぱ,ちゃんと炊いた方が美味しいのは美味しいんですけどねえ.

これだけ持って行けばさすがに重たくなりますね~。軽量で寒いのを堪えるか重たくても装備を揃えるか悩ましい選択ですね~。

ロープや共同の食材なんかで重くなりました.私のロープは結局使いませんでした

軽装で寒かった人も居たんでしょうか? 

シュラフカバーだけの人は寒かったみたいですね.

沢では暖かいラーメンもいけそうですね

そうですね.朝は汁ものがいいです.

シュークリームさんはザイル訓練ですか?そういうのも大切ですね

安全第一ですから.

私は沢泊するなら上はライトダウンを着て、シュラフカバーだけにしようと思いますが下は何をひいたら良いのやら

私はエアーマットを使っていますけど.
添付ファイル
夜はワインを飲みながらわいわいやっています
夜はワインを飲みながらわいわいやっています
                         @シュークリーム@
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【台高】台高珠玉の渓 堂倉谷本谷遡行

投稿記事 by 宮指路 »

シュークリームさん、こんばんは

再来週、黒蔵谷ではなく堂倉谷に行くことになりました。
我々も沢泊になりますが夜中の虫対策はどうしましたか?


                                          宮指路
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】台高珠玉の渓 堂倉谷本谷遡行

投稿記事 by シュークリーム »

宮指路さん,こんばんは.
堂倉谷ですかあ,いいですねえ.楽しんできてください.
私は何も虫対策はしていきませんでしたが,皆さん防虫スプレーを持ってきていました.いるのはブヨとアブですが,夜中にはいなくなりますので,気にはなりませんでした.肌の露出をしないようにすればそれほど気になりません.
一番気になったのは,源頭部から稜線に上がるまでで,身体の回りにブヨの柱が立っていましたので,防虫スプレーは持っていかれた方が良いかと思います.ちなみにヒルは見ませんでした.
                         @シュークリーム@
宮指路
記事: 1008
登録日時: 2011年2月27日(日) 21:13

Re: 【台高】台高珠玉の渓 堂倉谷本谷遡行

投稿記事 by 宮指路 »

シュークリームさん、追加質問です。

泳ぎは何回くらいありましたか?

沢泊の時、エアーマットは持って行きましたか?


                                    宮指路
アバター
山日和
記事: 3585
登録日時: 2011年2月20日(日) 10:12
お住まい: 大阪府箕面市

Re: 【台高】台高珠玉の渓 堂倉谷本谷遡行

投稿記事 by 山日和 »

シュークリさん、こんにちは。ワケあって山に行けない山日和です。(^^ゞ

堂倉谷、いいですね~。本流遡行の醍醐味が味わえるスケールの大きな谷です。

私が初めて遡行したのは30年前。林道に出合ったところで1泊し、翌日小雨模様でモチの上がらない中、本流が流木でふさがれている
のを見てさらにモチ低下。石楠花谷へエスケープしたのが間違いの始まりで、遡行図も何もない中3度の大高巻きを強いられて時間が
過ぎるばかり。青息吐息で山頂部へ出たのは真っ暗になった19時過ぎでした。しかしどのあたりに出たのかまったく分からず迷っている
と、向こうに1頭のシカが。そのシカの方へ歩いてみると登山道がありました。まさにシカのお導き。忘れられない思い出です。
その12年後に洞吹さんと再訪するつもりでしたが、2日目が天候悪化の兆しだったので、上半部の日帰りに変更。林道から入渓しました。
しかし途中で支流から高巻きするつもりがどんどん追い上げられてそのまま尾根へ。堂倉山近くの稜線に出たのはまたもやすっかり暗く
なった頃。どうも私に取ってこの谷は、闇上(闇下ではない^^;)が必須のようです。 :mrgreen:

最近は小粒な谷しか行けてないのでうらやましい限りです。 :D

                          山日和
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】台高珠玉の渓 堂倉谷本谷遡行

投稿記事 by シュークリーム »

泳ぎは何回くらいありましたか?

1日目は4,5回,二日目は泳ぎなしです.
大きな荷物だったので,ザックが上にかぶさってきて苦労しました.ラッコ泳ぎの方が良かったかも.たろーさんは最も重い荷物を背負いながらちゃんと泳いでいました.さすがにもと水泳部.
いずれも長い泳ぎではありません.


沢泊の時、エアーマットは持って行きましたか?

持っていきました.私は泊まりでは常にエアマットです.
皆さん大きなマットを持ってきてましたけど,エアマットは軽くて,かさばらないのでいいと思うんですけどねえ.
                         @シュークリーム@
シュークリーム
記事: 2065
登録日時: 2012年2月26日(日) 17:35
お住まい: 三重県津市

Re: 【台高】台高珠玉の渓 堂倉谷本谷遡行

投稿記事 by シュークリーム »

山日和さん,こんばんは.

シュークリさん、こんにちは。ワケあって山に行けない山日和です。(^^ゞ

はあ,どんなわけなんでしょう.私のように孫誕生みたいなおめでたい事だといいんですけど.

堂倉谷、いいですね~。本流遡行の醍醐味が味わえるスケールの大きな谷です。

明るく美しくていい谷です.今度行くときはもっとのんびり歩きたいなあ.

私が初めて遡行したのは30年前。林道に出合ったところで1泊し、翌日小雨模様でモチの上がらない中、本流が流木でふさがれている
のを見てさらにモチ低下。石楠花谷へエスケープしたのが間違いの始まりで、遡行図も何もない中3度の大高巻きを強いられて時間が
過ぎるばかり。青息吐息で山頂部へ出たのは真っ暗になった19時過ぎでした。しかしどのあたりに出たのかまったく分からず迷っている
と、向こうに1頭のシカが。そのシカの方へ歩いてみると登山道がありました。まさにシカのお導き。忘れられない思い出です。


私もよく鹿道を利用させてもらっています.鹿は一番楽なコース取りをよく知っていますね.

その12年後に洞吹さんと再訪するつもりでしたが、2日目が天候悪化の兆しだったので、上半部の日帰りに変更。林道から入渓しました。
しかし途中で支流から高巻きするつもりがどんどん追い上げられてそのまま尾根へ。堂倉山近くの稜線に出たのはまたもやすっかり暗く
なった頃。どうも私に取ってこの谷は、闇上(闇下ではない^^;)が必須のようです。 :mrgreen:


本谷で高巻きするようなところはなかったと思うんだけど.たいがいそのまま直登できるところばかりなんですけどねえ.
もしかして右に直角に曲がるところを直進して支谷に入り込んでしまったのかな?


最近は小粒な谷しか行けてないのでうらやましい限りです。 :D

はい,人にうらやましがられるところへ行けて幸せでした :D
おそらくこれが私の今年の沢納めになりそうです.


                         
                         @シュークリーム@
返信する